【鬼滅の刃】獪岳と悲鳴嶼行冥の関係とは?二人の因縁・過去をネタバレ

鬼滅の刃で傲慢な性格の獪岳と心優しい悲鳴嶼行冥の関係とは?寺の子供だった?と注目が集まっています。二人の因縁・過去のネタバレに衝撃を受けてしまった人も多かったようです。善逸の兄弟子として登場したり、無限城での決戦において上弦の陸として登場したりしている獪岳は、実は過去に悲鳴嶼行冥と一緒に暮らしていた寺の子供だったことが明らかとなりました。そこで、鬼滅の刃で桃が好きな獪岳と炊き込みご飯が好きな悲鳴嶼行冥の関係とは?寺の子供だった?二人の因縁・過去をネタバレしていきます。

【鬼滅の刃】獪岳と悲鳴嶼行冥の関係とは?二人の因縁・過去をネタバレのイメージ

目次

  1. 獪岳と悲鳴嶼行冥とは?
  2. 獪岳と悲鳴嶼の関係や過去をネタバレ
  3. 獪岳がクズと言われる理由
  4. 獪岳は善逸との戦いで死亡した?
  5. 悲鳴嶼の死亡シーン
  6. 獪岳と悲鳴嶼の強さ
  7. 獪岳と悲鳴嶼に関する感想や評価
  8. 獪岳と悲鳴嶼の関係まとめ

獪岳と悲鳴嶼行冥とは?

鬼滅の刃の無限城で上弦の陸として登場した獪岳は、善逸の兄弟子となっています。一見、岩柱となっている悲鳴嶼行冥とは何の関係もないように見えますが、傲慢で意地悪な性格を持っている獪岳は、幼少期身寄りがなかったらしくお寺で生活していたことが明らかとなりました。幼少期に両親を失ってしまった悲鳴嶼行冥も寺育ちとなっているため、もしかすると寺に鬼を手招きした子供が獪岳では?と囁かれるようになったのです。

過去に寺の子供だったことが判明した獪岳は、鬼を寺に手招きしたことで多くの寺の子供たちを死に追いやってしまいました。鬼から子供たちを守ろうとした悲鳴嶼行冥も殺人犯として処刑されそうになってしまいます。そのため、二人には因縁があったのです。そこで、鬼滅の刃でかつて鬼殺隊だった獪岳と岩柱の悲鳴嶼行冥の関係とは?寺の子供だった?過去の二人の因縁や死亡シーン、強さなども紹介します。

鬼滅の刃の作品情報

鬼滅の刃の概要

作家性と小中学生でも理解しやすい内容が魅力となっている「鬼滅の刃(きめつのやいば)」は、子供から大人まで楽しむことができるメディアミックスとして人気を集めています。過去で連載最初から最後まで高い人気が続く人気作品は多かったものの、鬼滅の刃は右肩上がりでどんどん人気アップしていく異例な作品として話題となりました。大正時代が舞台の鬼滅の刃は、人間と鬼との戦いが描かれているダーク・ファンタジーです。

1億5000万部(2021年2月)の累計発行部数を記録している鬼滅の刃は、単行本において全205話、全23巻によって刊行されました。オリコン年間コミックランキング2019で第1位となった鬼滅の刃は、週刊少年ジャンプ(2016年11号~2020年24号)によって連載されています。2019年4月から放送されたテレビアニメも大人気となっている鬼滅の刃は、福岡県出身の漫画家である吾峠呼世晴さんによって描かれました。

鬼滅の刃のあらすじ

陽だまりのような温かい心を持っている竈門炭治郎は家族を大切にする心優しい少年となっています。病弱だった父の代わりに家族を支えてきた炭治郎は、貧しいながらも笑顔が絶えない楽しい日々を家族と過ごしていました。しかし、街へ炭を売りに行き帰宅した炭治郎は家中が血だらけの状態で家族が死亡している姿を見てしまいます。たった一人生き残った妹を助けるために炭治郎は鬼殺隊となり活動するようになりました。

獪岳のプロフィール

鬼滅の刃で臆病で泣き虫の我妻善逸の回想シーンで登場している獪岳は、雷の呼吸の使い手であり元柱となっている桑島慈悟郎の弟子として描かれていました。善逸の兄弟子として登場した獪岳は、岩柱となっている盲目の悲鳴嶼行冥とは寺時代からの因縁の関係となっていたようです。過去に寺で身寄りのない子供たちと一緒に暮らしていた悲鳴嶼行冥は、ある子供によって処刑されそうになります。その子供が獪岳だったのです。

  • 名前:獪岳(かいがく)
  • 体重:64kg
  • 身長:167kg
  • 初登場:アニメ版17話(善逸の兄弟子名義)、原作漫画4巻の第34話
  • 趣味:博打
  • 性別:男性
  • CV(声優):細谷佳正
  • 公式人気投票第2回:21位(865票)
  • 役割:鬼殺隊の剣士→上弦の陸

登場当初桃を食べながら善逸に意地悪をしていた獪岳は、当初名前が明らかになっていなかったため多くの人が桃先輩と呼ぶようになりました。真面目で努力家となっている獪岳は、師匠の桑島慈悟郎を「先生」と呼んで熱心に修業をしていました。しかし、すぐに泣き出して逃亡する善逸を師匠の桑島慈悟郎が自分と同等に接するため許せなかったようです。かなり傲慢な性格の獪岳は、善逸をいじめ追い出そうとしていました。

悲鳴嶼行冥のプロフィール

鬼滅の刃で盲目でありながら最強と言われてる悲鳴嶼行冥は、幼少期に両親を亡くしてしまいます。母親は出産の時に死亡し、父親は流行り病で亡くなっていたのです。身寄りがなくなってしまった悲鳴嶼行冥は寺に預けられるようになります。盲目だった悲鳴嶼行冥は、自分と同じように身寄りがない子供たちを預かるようになり、寺で家族のように暮らすようになりました。そこには、最終的に鬼になった獪岳の姿もあったのです。

  • 名前:悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
  • 身長:220㎝
  • 体重:130kg
  • 誕生日:8月23日
  • 年齢:27歳
  • 階級:柱(岩柱)
  • 出身地:東京府靑梅日の出山
  • CV(声優):杉田智和
  • 好きなもの:炊き込みご飯

過去に寺の子供として悲鳴嶼行冥と一緒に暮らしていた獪岳は、盗みを働いたため他の寺の子供たちに追い出されてしまいます。追い出された獪岳が外で鬼と出会ってしまったことで悲劇が起こりました。寺にやってきた鬼と戦った悲鳴嶼行冥は周囲から寺の子供を殺した犯人と誤解され処刑されそうになってしまったのです。その時に命を救ってくれたお館様のおかげでその後は厳しい修業をして岩柱として活躍するようになります。

「鬼滅の刃」公式ポータルサイト

獪岳と悲鳴嶼の関係や過去をネタバレ

鬼滅の刃で最終的に上弦の陸として登場した獪岳は、かつては悲鳴嶼行冥と同様に鬼殺隊のメンバーの一人として鬼と戦っていました。しかし、鬼との戦いにおいてビビッてしまった獪岳は、鬼殺隊のメンバーでありながら命乞いをして鬼となってしまいます。鬼に命乞いをして自分の命を繋ぐことができた獪岳は、過去においても同じように鬼に命乞いをして仲間の命を引き替えにして助かったという経緯を持っていました。

我妻善逸の回想シーンで桑島慈悟郎の弟子として登場している獪岳は、孤児としてフラフラしていたところを善逸と同じように桑島慈悟郎に助けられたことで雷の呼吸の使い手となりました。それ以前の孤児だった獪岳は、寺で暮らしていたことがあり、その寺が悲鳴嶼行冥が住職をしていた寺だったのです。寺の子供たちの命を鬼に引き渡して逃げたのが獪岳でした。そこで、獪岳と悲鳴嶼の関係や過去をネタバレしていきます。

ネタバレ①獪岳は悲鳴嶼行冥の寺の子供だった

鬼滅の刃で傲慢な性格の獪岳は、盲目でありながら最強の悲鳴嶼行冥が守っていた寺の子供だったことが明らかとなりました。原作漫画の16巻135話では、身寄りがない子供たちと悲鳴嶼行冥らが寺で慎ましく暮らしている姿が描かれています。最終的に上弦の陸となってしまった獪岳は、鬼になる前は元柱となっている桑島慈悟郎の弟子であり、雷の呼吸の使い手となっていました。そのため、かつては鬼殺隊の隊士でもあったのです。

複雑な過去を持っている獪岳は、桑島慈悟郎の弟子になる前は身寄りがなかったため寺で過ごしていました。孤児だった獪岳は、寺において悲鳴嶼行冥や他の子供たちと一緒に暮らしていたのです。寺で暮らしていた獪岳は、寺の大切なお金を盗んでしまいます。そのことが他の子供たちにバレてしまいました。寺の子供たちに責められた獪岳は、夜に寺を追い出されてしまったのです。

行く当てもなく彷徨っていた獪岳は、鬼に遭遇してしまいました。盲目となっていた悲鳴嶼行冥に寺の子供たちは、獪岳が寝ていると嘘をついたためその場に獪岳がいないことに気付くことができなかったのです。身寄りがなかった獪岳は、どんなことをしても生き延びることが大切だと考えていました。そのため、鬼に遭遇した獪岳は、寺の子供たちの命と引き換えに自分は助かる道を選んだのです。これによって大きな悲劇が起きました。

ネタバレ②お寺に鬼を侵入させた少年は獪岳だった

鬼滅の刃で寺の金を盗んでしまった獪岳は、寺の子供たちに責められ追い出されてしまいます。夜は鬼が出る恐ろしい時間帯です。その事を知っていながら寺の子供たちは、盗みを働いた獪岳を外へ出してしまったのです。外を彷徨い歩いていた獪岳は、鬼と偶然遭遇して食べられそうになりますが、自分を追い出した寺の子供たちの命を差し出したのです。寺にはもっと多くの子供たちがいると鬼に伝え案内しました。

幼少期から身寄りがなく寺に預けられてしまった獪岳は、どのような状況でも生き抜いていれば最終的に勝つことができると信じていたようです。そのため、自分が生き延びることができるのであれば、他の何を犠牲にしても全く問題ないと思っていました。悲鳴嶼行冥が守っていた寺が存在していた地域は夜になると鬼が出ると言い伝えられています。そのため、夜になると必ず藤の花のお香を焚いていました。

藤のお香によって寺は鬼から守られていたのです。しかし、自分の命と寺で生活している子供や悲鳴嶼行冥を引き替えにした獪岳は、いつもは焚かれているはずのお香を消してしまいます。お香を消してしまった獪岳は、鬼を寺の中へ招き入れました。そのため、沙代という一人の子供以外七人は殺されてしまったのです。盲目の悲鳴嶼行冥は必死に鬼と戦いたった一人自分の背中に隠れた沙代を守ったのです。

ネタバレ③悲鳴嶼は殺人の罪で投獄される

鬼滅の刃で最終的に上弦の陸となってしまった獪岳が過去に悲鳴嶼行冥が住職をしていたお寺で生活をしていたという事実は、鬼滅の刃の原作漫画17巻のおまけのページにおいて描かれていました。当時から盲目だった悲鳴嶼行冥は、幼少期の自分同様に身寄りのない子供たちを引き取って家族のように暮らしていました。しかし、寺のお金を盗んだことで子供たちに責められて追い出されてしまったことで鬼を手招きしてしまいます。

当時、住職として子供たちの面倒を見ていた悲鳴嶼行冥は、寺を襲ってきた鬼から自分の背中に隠れたたった一人の沙代を守るために必死て戦いました。喧嘩もしたことがなかった悲鳴嶼行冥でしたが、振り上げた拳によって鬼をボコボコに叩きのめしてしまったのです。住職として穏やかな日々を送っていた悲鳴嶼行冥も鬼との戦いによって、自分の中にこのような力があることを知ることになりました。

自分の後ろへ隠れるように言い放ったものの散り散りに逃げていった寺の子供たちは鬼によって即座に殺されてしまっていたのです。朝になると周囲の住人たちが寺にやってきました。そのため、血だらけになった子供たちの姿を見た人々は何が起こったのかと目を覆って座り込んでいる女の子(沙代)に事情を聞きました。その女の子(沙代)の発言によって身体中血だらけになっていた悲鳴嶼は殺人の罪で投獄されることになったのです。

ネタバレ④沙代のセリフの意味

鬼滅の刃で過去に寺で暮らしていた獪岳の手招きによって鬼が寺を襲ってくるという事件が起きてしまいます。盲目だった悲鳴嶼行冥は、子供たちを守ろうと自分の背後に隠れるように言い放ちました。しかし、その瞬間に沙代以外の子供たちは悲鳴嶼行冥の側から離れて逃げ出してしまいます。そのため、鬼によって即座に殺されてしまったのです。残された悲鳴嶼行冥は、沙代だけは守り抜くと心に決めて鬼と戦いました。

鬼と素手で戦った悲鳴嶼行冥は、かなり強く朝まで無我夢中で鬼の頭を殴り続け倒すことができたようです。朝になって騒ぎを聞きつけた周囲の住人が集まってくると、そこには子供たちの死体だけが転がっていました。鬼は太陽の光によって消えてしまうため、犯人である鬼の姿は残っていなかったのです。人々が何があったのかと沙代に尋ねると彼女は目を覆ったまま上記画像のセリフをいい放ちました。

沙代のセリフによって人々は目の前で血だらけになっている悲鳴嶼行冥を犯人だと判断してしまったのです。盲目だった悲鳴嶼行冥も倒したはずの鬼が姿を消していた事実を知ることができなかったため、沙代のセリフによって死刑を言い渡され投獄されてしまったと大きなショックを受けてしまいます。守ったはずの少女に裏切られたと思い心が歪んでしまったようです。これによって独善的な価値観が作られていきました。

ネタバレ⑤死刑囚だった悲鳴嶼を救った人物

鬼滅の刃で寺を襲ってきた鬼と必死に戦った悲鳴嶼行冥でしたが、幼い少女沙代のセリフによって死刑囚にされてしまいます。死刑囚として投獄されてしまった悲鳴嶼行冥は、なす術もなく呆然となってしまいました。これまでの人生、何一つ悪いことをせず、むしろ身寄りのない子供たちを守り育ててきたため、この世に神の存在があるのだろうかと絶望してしまったのです。

無実の罪に問われてしまった悲鳴嶼行冥は、ある人物との出会いによって死刑囚から逃れることができました。鬼の事件を扱い鬼殺隊を組織していたお館様(産屋敷家当主:産屋敷耀哉)は死刑の執行を待つばかりとなっていた悲鳴嶼行冥のところへ訪れ、悲鳴嶼行冥が犯人でないことを見抜きます。産屋敷耀哉の鋭い観察眼によって解放されることになった悲鳴嶼行冥は、産屋敷耀哉が組織している鬼殺隊のメンバーになりました。

自分の命を繋ぐために寺の子供たちや育ての親である悲鳴嶼行冥の命を差し出した獪岳は、寺に鬼を手招きするとさっさと姿を消してしまったようです。お館様(産屋敷耀哉)のおかげで死刑の執行を免れることができた悲鳴嶼行冥は、その後必死に修業して最終的に岩柱となることができました。過去に心に大きな傷を負ってしまった悲鳴嶼行冥は、それ以来子供に対して無知だからこそ残酷だと考えるようになってしまったのです。

Thumb【鬼滅の刃】鳴女の死亡シーンを考察!過去やかわいそうと言われる最後をネタバレ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

獪岳がクズと言われる理由

鬼滅の刃で過去に悲鳴嶼行冥が住職をしていた寺で身寄りのない子供としてお世話になっていた獪岳は、作中でかなりのクズっぷりを披露していました。我妻善逸の回想シーンで登場した獪岳は、桃を食べながら泣き虫で気弱な善逸を罵り、師匠の元からいなくなるように言い放っていました。さらに、悲鳴嶼行冥との関係にも注目が集まっている獪岳は、かつて仲間を鬼に売ったのです。そこで、獪岳がクズと言われる理由を紹介します。

クズと言われる理由①初登場

鬼滅の刃の原作漫画4巻第34話で初登場した獪岳は、弟弟子である我妻善逸の回想シーンにおいてかなりのクズっぷりを披露していました。アニメにおいての獪岳の初登場は第17話となっています。テレビアニメ・那田蜘蛛山編において兄蜘蛛と戦うことになった我妻善逸の回想シーンにおいて登場していました。桃を食べながら善逸を罵る獪岳は、当初は名前が明らかとなっていなかったため「桃先輩」と呼ばれるようになります。

悲鳴嶼行冥との関係や過去にも注目が集まっている獪岳は、初登場から臆病ですぐに泣き出して修業を放り投げてしまう善逸をいびる兄弟子として登場していました。食べている桃を投げたり、師匠の元から出ていけと暴言を吐いたり、かなりのクズとして認識されてしまうキャラクターとなっています。かわいい要素が満載の善逸ファンを敵に回してしまうキャラとなっていました。

クズと言われる理由②獪岳と善逸の関係

鬼滅の刃で女に騙されてお金を取られた上にボコボコにされてしまった我妻善逸を道で見かけて助けたのが、元柱となっている桑島慈悟郎でした。雷の呼吸の使い手となっている桑島慈悟郎は、自分の後継者となる人物を探していました。そのため、泣き虫で臆病な性格の我妻善逸を助けた際にも弟子として迎え入れたのです。行く当てもなく無一文になってしまった我妻善逸も助けてくれたことに恩義を感じて桑島慈悟郎の弟子となりました。

女好きでヘタレ問題児となっている我妻善逸は、師匠である桑島慈悟郎の後をついて行くとそこにはすでに弟子となって修業をしている獪岳の姿がありました。努力家で真面目な性格の獪岳も善逸同様に身寄りがない子供でしたが、師匠である桑島慈悟郎との出会いによって鬼殺隊のメンバーになるために修業を積んでいたのです。剣士として優秀だった獪岳は一つの型を残して全てマスターしていました。

過去や悲鳴嶼行冥との関係にも注目が集まっている獪岳は、善逸の兄弟子となったのです。二人は師匠である桑島慈悟郎の家に寝泊まりしながら修業を積むことになりました。兄弟弟子となった二人でしたが、兄弟子の獪岳がすぐに泣いて逃げ出す落ちこぼれの善逸を嫌っていびるため、二人の仲は険悪となっていきます。優秀な獪岳に劣等感を感じていた善逸ですが、強さに対しては純粋に憧れていたようです。

クズと言われる理由③傲慢な性格

鬼滅の刃で弟弟子である我妻善逸の回想シーンにおいて登場した獪岳は、傲慢で非常に自尊心が強い人物となっていました。自分を高く評価して欲しい、認めてほしい願望が強いため、すぐに泣いたり、怯えたりする善逸を足手まといだと感じていたのです。しかし、師匠である桑島慈悟郎は、鬼殺隊のメンバーに全然ふさわしくない善逸に対しても熱心に諦めず指導していたため、かなりイライラを募らせていきました。

自分本位の考えを持っている獪岳は、弟弟子として善逸を師匠が連れて来た時から気に入らなかったようです。承認欲求が強い獪岳は、自分よりもかなり劣っている善逸と対等に扱われることにプライドが許さなかったのです。そのため、度々善逸を呼び出しては悪口を言い放っていびり倒していました。師匠である桑島慈悟郎の前では努力家で素直な性格を披露していますが、影では弟弟子をいびるクズっぷりを発揮していたのです。

かつて悲鳴嶼行冥の寺の子供として登場していた獪岳は、寺の子供たちとの関係もあまりよくありませんでした。身寄りのない子供たちが集まっていた寺のお金を盗んでしまった獪岳は、自分勝手な行動が多かったため寺から追い出されてしまいます。偶然鬼に遭遇してしまった獪岳は、自分の命が助かるために寺の子供たちの命を差し出したのです。幼少期から弱い者を踏みつけて生きる性格を持っていました。

クズと言われる理由④鬼になった理由

鬼滅の刃で桑島慈悟郎の一番弟子となっている獪岳は、雷の呼吸の使い手となっています。雷の呼吸においては一つの型を除いて全てマスターすることができた優秀な人物となっていました。しかし、ヘタレで問題児の善逸がマスターすることができた壱ノ型だけマスターすることができなかったのです。逆に弟弟子の善逸は壱の型しかマスターすることができませんでした。そのため、師匠は雷の呼吸は二人で一つと考えていたようです。

対応力があり器用な性格の獪岳は、優秀で真面目であるためどうしても壱の型をマスターできなかったのです。しかし、剣士として優秀な獪岳は、最終選別において生き残り鬼殺隊のメンバーとなりました。鬼殺隊のメンバーとなって活動するようになった獪岳は、任務に向かった際に運悪く上弦の壱である黒死牟と遭遇してしまいます。圧倒的なオーラを放っている黒死牟を前にした獪岳は、絶対に勝てないと感じました。

生きていれば絶対に勝ち組になることができるという信念を持っていた獪岳は、敵対している相手を目の前にして即座に土下座して命乞いをしたのです。鬼殺隊のメンバーでありながら命乞いをする獪岳に同情した黒死牟は鬼になる提案をします。命が惜しかった獪岳は、黒死牟の血を飲み即座に鬼となりました。生きてさえいれば必ず勝てると自分に言い聞かせて、師匠や仲間たちを裏切り鬼になる道を選んだのです。

Thumb【鬼滅の刃】竈門家(炭治郎)の家系図を紹介!家族や子孫・先祖の名前を一覧で紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

獪岳は善逸との戦いで死亡した?

鬼滅の刃で過去に悲鳴嶼行冥が世話していた寺の子供だったことが明らかとなった獪岳は、幼少期から生き抜くことだけに執着していました。自分が生き延びるためであれば、命を救ってくれた人物であっても平気で裏切ることができたのです。両親がいなかったため生き抜くためにそのようになっていました。そこで、自分勝手な考えを披露している獪岳は弟弟子である善逸との戦いで死亡した?についてネタバレしていきます。

ネタバレ①獪岳は善逸に敗れ死亡する

鬼滅の刃で鬼を倒すという任務を遂行する鬼殺隊のメンバーとなることができた獪岳は、初任務で鬼になってしまいます。過去に寺の子供として悲鳴嶼行冥と共に生活したことがある獪岳は、自分の命を守るためであれば、恩を感じている師匠であっても育ての親であっても簡単に裏切ることができる人物となっていました。人を裏切ったりお金を盗んだりして自分だけが生き延びる道を常に選んできたのが獪岳だったのです。

身寄りがない子供だった獪岳は承認欲求が強く、傲慢な性格を持っていました。そのため、人間でありながら鬼のような生き方をしてきたのです。圧倒的な強さの鬼を目の前にした際には自分を強く導いてくれた師匠や仲間を裏切って鬼となってしまいます。自分が育てた弟子が鬼となってしまったことで、責任を感じた桑島慈悟郎は切腹してしまいました。そのため、じいちゃん(師匠)を慕っていた善逸は絶対に許さなかったのです。

無限城において上弦の陸として登場した獪岳に対して怒りを真っすぐにぶつけていました。別人のように覚醒した善逸は、壱の型以外全てマスターした兄弟子であり鬼となった獪岳の全ての攻撃を受けてしまいます。瀕死の重傷を負った善逸は、最終的に漆ノ型・火雷神というオリジナルの技を編み出して獪岳を倒してしまいました。壱ノ型を磨き上げ独自の型によって兄弟子である獪岳を倒し、じいちゃんの無念を晴らしたのです。

ネタバレ②愈史郎が獪岳にかけた言葉

鬼滅の刃で雷の呼吸の壱の型以外の攻撃を全て受けてしまった善逸は、身体がボロボロになり瀕死の状態となってしまいます。しかし、師匠であるじいちゃんを死に追いやった獪岳だけは決して許せなかったため、自分の命にかえても必ず倒すと決めていたようです。師匠の思いを背負って戦った善逸は、壱の型を極めたことでオリジナルの型を編み出すことができました。

最終的に相討ちのような形となった善逸が助かったのは、仲間となっている愈史郎の存在があったからです。しかし、仲間や師匠、育ての親だった悲鳴嶼を裏切り続けてきた獪岳は次第に身体が崩壊して奈落の底へ落ちていきました。その際には善逸を助けにきた愈史郎は上記の画像のように言い放っています。自分本位で利己主義だった獪岳は最後独りで寂しく死ぬ運命をたどったのです。

Thumb【鬼滅の刃】我妻善逸の過去は捨て子?借金の理由や桑島慈悟郎・獪岳との関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

悲鳴嶼の死亡シーン

ネタバレ①悲鳴嶼は無惨との戦いで死亡する

鬼滅の刃で柱で最強と言われている悲鳴嶼行冥は数々の戦いを乗り越えて、最終的に鬼の頭となっている鬼舞辻無惨のところに辿り着きました。仲間たちが必死に戦っているところに登場した悲鳴嶼行冥は満身創痍の状態となっていましたが、珠世の薬によって一時的に回復し無惨と戦います。しかし、地割れ攻撃を放たれた悲鳴嶼行冥は左足を失ってしまいました。致命傷を負った悲鳴嶼行冥ですが、夜明けまで何度でも立ち上がりました。

死力を尽くして戦っていた悲鳴嶼行冥の味方をするかのように、ついに太陽が顔を出し始めたのです。太陽の光を浴びた無惨は必死に逃げようとします。しかし、お館様のためにも絶対に無惨を倒すと決めていた悲鳴嶼行冥は、最後の力を振り絞って無惨を逃がさないように鎖で引き留めます。最終的に無惨を倒すことができた悲鳴嶼行冥は、安心して息を引き取ることができました。

ネタバレ②死にゆく悲鳴嶼の前に現れる子供たち

鬼滅の刃で鬼舞辻無惨を倒すことができた死にゆく悲鳴嶼の前に現れたのは、かつて寺で一緒に暮らしていた子供たちでした。その子供たちは当時の真実を語ったのです。子供たちが鬼がきた際にさっと散り散りになったのは、目が見えない悲鳴嶼を信用していなかったからではなく、助けるために、武器を取りに行ったり助けを呼びに行こうとしていたりしたのでした。真実を知った悲鳴嶼は安らかに子供たちの元へ向かいました。

Thumb【鬼滅の刃】チュン太郎の本名は?鎹雀になった理由やアニメ声優も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

獪岳と悲鳴嶼の強さ

ネタバレ①獪岳の強さ

鬼滅の刃で桑島慈悟郎の一番弟子となっている獪岳は、真面目で熱心に修業に打ち込むことができる人物となっています。自分本位で承認欲求が強い人物となっていますが、雷の呼吸において壱の型以外は全てマスターすることができた優秀な剣士となっていました。しかし、真面目過ぎる性格であるため壱の型はマスターすることができなかったのです。自分以外は誰も信用することができない弱さを持っていました。

ネタバレ②悲鳴嶼の強さ

鬼滅の刃で柱の中で最強と言われている悲鳴嶼行冥は身体能力が高い人物となっています。人間時代から怪力を持っていた悲鳴嶼行冥は素手で鬼を倒した過去を持っています。巨大な武器を自在に操ることができる上に、連係プレーも得意としていたのです。大きな身体を持っていながら俊敏に動くことができる悲鳴嶼行冥は単独ではもちろん、仲間と連携して相手の力を引き出して戦うこともできる人物でした。

Thumb【鬼滅の刃】お館様の「珠世さんによろしく」の意味とは?二人は面識があった? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

獪岳と悲鳴嶼に関する感想や評価

鬼滅の刃で仲間との関係を築くことができない獪岳は、師匠であるじいちゃんや寺で一緒に過ごした悲鳴嶼行冥からの愛情を受け取ることができない人物となっていました。そのため、心優しい二人と関係を築くことができなかった致命的にあわなかった獪岳に対して悲しいと感想を寄せている人もいました。身寄りがない子供だった獪岳は、一緒に暮らしていた子供たちとの関係も築けなかったために孤独だったようです。

鬼滅の刃で過去に寺で子供の面倒を見ていた悲鳴嶼行冥と一緒に暮らしていたのが獪岳だと知って驚いた人は多かったようです。最終的に鬼になってしまった獪岳が弟弟子である善逸と関係が悪いことは描かれていたため認識している人は多かったですが、まさか、悲鳴嶼行冥とも関係があったとは思っていなかったようです。昔の関係がわかってマーっとなったと感想を寄せている人もいました。

鬼滅の刃の17巻を読んで寺の子供たちが獪岳を追い出さなければクズにならなかったと思うと感想を寄せている人もいました。悲鳴嶼行冥に頭を撫でられていた際の獪岳がめっちゃ笑顔だったため、絶対に悲鳴嶼行冥が迎えに来ると信じていたのでは?と思ったという人もいました。しかし、子供たちが嘘をついたため迎えに行くことができず悲劇が起こり、やり切れないと感じている人もいたようです。

Thumb【鬼滅の刃】進撃の巨人と同じ声優は?どちらにも出演したキャストを一覧で紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

獪岳と悲鳴嶼の関係まとめ

鬼滅の刃で過去に寺で子供たちと貧乏でありながらも楽しく暮らしていた悲鳴嶼行冥と鬼となってしまった獪岳が因縁の関係だったことが明らかとなりました。また、善逸と兄弟弟子の関係だったこともしっかりと描かれています。幼少期に身寄りがなかった獪岳が寺で一緒に暮らしていた人物が悲鳴嶼行冥だったのです。獪岳が寺の金を盗み、寺に鬼を招き入れたことで全ての不幸が始まってしまいました。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ