【進撃の巨人】ガビは死亡する?サシャを殺した理由は?ファルコとの関係や最後を解説

『進撃の巨人』に登場するガビ・ブラウンは死亡する?サシャを殺した理由は?ファルコとの関係や最後を解説していきます。『マーレ編』の主要人物として登場したガビは天真爛漫で明るい戦士候補生の少女ですが、調査兵団として長年活躍してきたサシャを殺した事でその存在感を高めました。メインキャラが多く死亡していく中で、ガビは最後まで生き残ったのでしょうか?今回はガビの作中での活躍を最後までネタバレし、ファルコとの関係も徹底検証です。

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目次

  1. ガビとは?
  2. ガビは死亡する?嫌いと言われる理由は?
  3. ガビとファルコやサシャとの関係
  4. ガビと関係するその他キャラ一覧
  5. ガビの名言や名セリフ
  6. ガビのアニメ声優
  7. ガビに関する感想や評価
  8. ガビの死亡まとめ

ガビとは?

ガビ・ブラウンの最後や死亡したのかという事についてネタバレしていく前に、彼女のプロフィールを紹介していきます。『マーレ編』で主要人物となっていたガビの基本情報が分かるようになっておりますので、事前に読んでおく事で後述のメインのまとめがより一層楽しめます。また、『進撃の巨人』の作品概要やあらすじも解説していきますので、ぜひご覧になってみて下さい!

進撃の巨人の作品情報

進撃の巨人の概要

『進撃の巨人』は圧倒的な存在である巨人と人間との絶望的な戦いを描くダーク・ファンタジー漫画です。原作は諫山創(いさやまはじめ)で、『別冊少年マガジン』にて2009年から2021年まで連載されていました。原作が人気となってきた事でアニメやゲーム、フィギュアなど様々なジャンルにメディアミックスされていきましたが、特に人気を誇るテレビアニメ版はシーズン4まで制作されるほどの反響を呼んでいます。

進撃の巨人のあらすじ

壁の外の世界に憧れを抱いている少年エレン・イェーガーは、調査兵団になって巨人と戦う事を決意します。そんなエレンを母カルラが心配する中で、50mの高さを誇るウォール・マリアを超える超大型巨人が現れて100年間保ってきた平和が突如打ち砕かれてしまいます。押し寄せてきた巨人達から人々は逃げ惑いましたが、そんな中でカルラが巨人に食い殺されてしまった事で、エレンはこの世の巨人を駆逐する事を決意するのでした。

ガビ・ブラウンのプロフィール

ガビ・ブラウンはマーレ国レベリオ収容区に住んでいるマーレ陸軍所属の戦士候補生の少女です。誕生日は4月14日、身長138センチ、体重30キロとなっています。ファルコの発言によって年齢は12歳であると考えられます。エルディア人の血を引いている事からマーレ人に蔑まれる事も多くありますが、マーレ軍である事に誇りを持っており、マーレ国の教育を受けている事からパラディ島の人間を『悪魔の末裔』と呼んで憎悪しています。

従兄であり憧れの存在であるライナー・ブラウンが持つ『鎧の巨人』を継承する事を望んでおり、普段の軍での成績やスラバ要塞攻略戦での活躍によって継承が確実とされてきました。性格は男勝りで大胆不敵かつ天真爛漫で、頑固でもある事からよほどの事が無い限り自分の意見を曲げる事はありません。ルックスは後ろ結びの髪型が良く似合う美少女で、ファルコからも好意を寄せられていますが、恋には鈍感で本人は気付いていません。

自分が優秀である事やかわいい顔立ちをしている事を恥ずかしげもなく周囲に語る癖もあり、仲間から呆れられる事も少なくありませんが、本人は気にしていない様子です。プライベートでは美味しいものを食べている時にはかわいい笑顔を見せるなど普通の少女に見えますが、戦闘では自分の国以外の敵国には強い憎悪を向ける優秀な兵士となり、特に狙撃能力に関しては歴戦の兵士顔負けの腕前を誇っています。

繊細な標準能力を必要とする対巨人用ライフルにて巨人や人間を仕留めただけでなく、発射された雷槍を打ち抜くなど作中最強クラスの狙撃能力です。また、自分が少女である事を利用して戦いを有利に進めるなどの状況判断力や横領力も備えています。作中ではガビという名前に違和感を覚えられる事もありましたが、由来は受胎告知の天使であるガブリエルで、男女関係なく付けられる名前となっています。

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season

ガビは死亡する?嫌いと言われる理由は?

マーレ国に忠誠を誓う戦士候補生であるガビ・ブラウンですが、本当に死亡したのでしょうか?兵士である事から常に命の危険に晒されているガビですが、『進撃の巨人』の作中から死亡説の真相を解き明かします。また、そんなガビは『進撃の巨人』のファンから嫌われる事が多いようです。天真爛漫な性格でかわいいルックスである事から一見ファンが多そうなガビがなぜ嫌われているのかという理由についてもここで解説していきます。

ガビは死亡する?

『進撃の巨人』はエルヴィンやハンジなど多くのメインキャラが死亡していきましたが、ガビ・ブラウンは死亡せずに最後まで生き残りました。兵士としての誇りを持ち、自ら危険な現場に乗り込む事が多かったガビですが、ファルコをはじめとする仲間の助けもあり、死亡する事はありませんでした。エレンが始祖の巨人の力を使って地鳴らしを行い、エルディア国以外の人々を全滅させようとした時にも、阻止作戦にガビは参加します。

最後のエレンとの戦いに参加したユミルの民はほとんどが無垢の巨人に変えられてしまいますが、この時にはガビも巨人となってしまい、絶体絶命となってしまいます。このシーンがガビを含めて仲間達の最大のピンチだったと言っても過言ではありませんでしたが、ミカサがエレンの首を切って倒した事で、この世から巨人の存在が消えて、全員人間に戻る事が出来ました。もちろんガビも人間に戻り、平和な世界を生きる事になります。

ガビが嫌いと言われる理由

ガビが嫌われる大きな理由の1つとして、反パラディ島の思想に完全に染まっている事が挙げられます。マーレ国に住んでいる時はもちろんの事、パラディ島にやってきてしばらく生活をしていく中でもこの考えが変わる事はしばらくありませんでした。パラディ島で生きていく中で、ファルコは少しずつ人々の温かさに触れて考えが変わっていきますが、ガビの反パラディ島思想は非常に強く根付いており、人々を悪魔と信じて疑いません。

『マーレ編』ではファルコとガビの視線で物語が進行していきますが、それまで読者はずっとパラディ島で巨人の脅威に晒されている人々の目線で物語を見てきました。そんな読者達からすると、今まで味方側だった人々を一貫して悪魔呼ばわりし続けるガビの言動を見ていていい気持ちにならないのは当然の事です。もちろんマーレ思想はそういうものである事からガビだけの責任とは言い難いですが、あまりの頑固さが鼻についたようです。

また、ずっと一緒にいたファルコが柔軟すぎる性格をしていた事も、対比される事となってガビの好感度が下がる結果につながっています。しかし、最終的にガビはパラディ島には普通の人間が生活しているだけで悪魔などいないという事に気が付き、考え方を改めて反省していました。ガビが嫌われる原因となったマーレの思想ですが、物心ついた時から刷り込まれてきた考えは簡単には拭い去る事が出来ない事を表しています。

また、ガビが嫌われる原因となった最大の理由はサシャを殺した事と言えるでしょう。『進撃の巨人』の物語の序盤から登場し、食べる事が大好きで仲間だけでなく読者にも癒しを与えてくれたサシャを、ガビはあっけなく殺害してしまいました。戦争中の敵を殺したと言えば間違った事をしていないガビですが、みんなの癒し系アイドルのサシャを殺したという事実は揺るがず、多くのファンに非難される結果となっています。

サシャを殺害した事によって作中でも多くの人物に嫌われる事になったガビは、恨まれるようになって考え方が少しずつ変わっていくようになっていきました。さらに、ガビの嫌われる理由は根本的に性格が嫌いという意見もあるようです。ガビは自分の優秀さやかわいさを口に出して発言します。このような言動の人物は現実世界でも少しウザく感じてしまいますが、ガビはキャラには特に嫌われておらず、読者に嫌われる結果となりました。

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ガビとファルコやサシャとの関係

最後まで死亡せずに生き残った事が分かったガビ・ブラウンですが、ここからはファルコやサシャとの関係をネタバレしていきます。ファンから嫌われる原因にもなったサシャの殺害ですが、ガビはなぜサシャを殺さなけらばならなかったのでしょうか?また、常にセットとして扱われる事が多いガビとファルコの関係とはどういったものなのか、『進撃の巨人』の作中での出来事と共にまとめていきます。

ガビがサシャを殺した理由

ガビ・ブラウンがサシャを殺すきっかけとなったのは、エレンが計画したレベリオ襲撃事件でした。エレンはマーレの実質的な統治者であるヴィリー・タイバーが世界各国の代表者達の前でパラディ島への宣戦布告宣言をしている最中に巨人化して街中をパニックに陥れます。大混乱となったレベリオでは調査兵団とマーレ軍による戦いとなり、巨人となったエレンと戦槌の巨人による派手な戦闘も始まりました。

多くの死者を出す戦いとなりましたが、この戦いの中でガビの仲間の戦士候補生であるウドとゾフィアも死亡してしまいます。さらにマーレ人でありながらもガビと仲が良かった門兵も調査兵団に銃で撃たれた事で死亡してしまった事で、ガビは親しかった多くの人々を失う事となりました。そしてエレンが戦槌の巨人の能力を奪い、戦いも終盤となって調査兵団は飛行船で帰還する事にします。

しかし、ガビは仲間を殺された復讐心とパラディ島の悪魔に対する憎悪で満たされた状態となっており、調査兵団の立体起動装置を使って自分を心配してついてきたファルコと共に飛行船へと乗り込みました。飛行船の中に辿り着いたガビは頭に血が上っており、ファルコが制止するのも聞かずにライフルを発砲します。その発砲先にいたのがサシャで、最後に『肉』という彼女らしい言葉を遺して死亡してしまいました。

この時にガビは特にサシャを狙ったというわけでは無かったようで、敵であり復讐の対象である調査兵団であれば誰でも良かったようです。その為サシャが死亡したのは偶然で、サシャでなければ他の誰かが死亡していた事になります。今まで過酷な戦いを生き残ってきたサシャでしたが、あまりにあっけない最後となってしまいました。もちろん復讐を果たしたいガビには彼女の正義がありましたが、多くのファンが悲しむ結果となりました。

ガビがボコボコにされた理由

調査兵団の飛行船に飛び乗ったガビ・ブラウンでしたが、サシャを殺した事でパラディ島でファルコと共に独房に入れられてしまいます。ガビは機転を利かせてファルコと共に独房から逃げ出しますが、行くところが無かったところでカヤという少女と出会い、名前を偽ってカヤの住むサシャの家族の家でしばらく暮らす事になったのでした。カヤは巨人からサシャに救われた過去があり、それがきっかけでサシャの実家で暮らしていたのです。

サシャの実家で牧場経営を手伝いながらしばらく生活をしていたガビとファルコでしたが、ある日にマーレ人の捕虜であるニコロがシェフを務めるレストランにサシャの家族と共に招待される事となりました。カヤはマーレ人であるニコロとガビなら話が合うと考え、ガビにニコロのいる調理室に行くように促します。そして、ガビはマーレ人であるニコロにサシャを撃ち殺した事を嬉々として報告するのでした。

それを聞いたニコロはガビをボコボコにします。ニコロは捕虜として捕まっているマーレ人なのでエルディア人の事を嫌っていましたが、それでも自分の作った料理を誰よりも美味しく食べてくれるサシャに好意を抱いていました。半殺しの状態となったガビの事を引きずりながらサシャの家族の元に行ったニコロは、サシャを殺した犯人がガビである事を告げます。すると全員が仇を見る目つきでガビの事を睨みつけるのでした。

ニコロはガビを殺そうとしますが、それよりも前にカヤがナイフをガビに振り下ろそうとします。結局は命拾いしたガビでしたが、何もしていないパラディ島の人間に対してなぜマーレ人は敵対心を向けるのかという疑問をカヤにぶつけられ、何も答えられませんでした。事態が落ち着くと、ニコロは子供を殺そうとしてしまった事を反省します。そして、ガビもマーレ人の考えとは本当に正しいのかという事を疑問に思うようになるのでした。

ガビのその後の活躍や最後

活躍①シガンシナ区での戦い

ガビはレストランにて、調査兵団の仲間達と共に居合わせたミカサによってその場から連れ出されました。ガビはサシャを殺したのは自分だから、ファルコの事は見逃してほしいという旨をアルミンに伝えますが、アルミンはもちろんガビを殺すつもりなどありません。そして、ガビはファルコと共にアルミンとミカサとの会話を終えたエレンについていき、シガンシナ区に連行される事になるのでした。

シガンシナ区で牢に入れられたガビでしたが、この時には考え方が変わり始めていました。サシャの両親は娘であるサシャを殺したガビの事を許します。ガビはこの事や大切に思う人の死を悲しむ人々の姿を見た事で、パラディ島には悪魔などおらずに普通の人間しかいない事に気が付きました。そしてシガンシナ区では始祖の巨人を阻止するために鎧の巨人・顎の巨人・車力の巨人がエレンの進撃の巨人と戦いを繰り広げる事になります。

どくろの画像

王家の血を引いているジークと接触する事で始祖の巨人の力を発動しようとするエレンが率いるイェーガー派とそれを阻止しようとするライナーをはじめとするマーレ軍による戦いとなりますが、ファルコはレストランにてジークの脊髄液の入ったワインを摂取してしまっていました。ファルコは自分が無垢の巨人になってしまう前に、ガビに自分の気持ちを伝えます。ガビはその告白を受けた事で初めてファルコの気持ちに気が付くのでした。

そしてガビはファルコの巨人化を防ぐ為、そして始祖の巨人の力の発動を止める為にエレンの元に向かいます。しかし、もはやエレンとジークは接触寸前となっており、もう少しで始祖の巨人の力が発動してしまう状態です。さらにジークは叫びを発動した事でワインを飲んだ人間全てを無垢の巨人に変えてしまい、ファルコも例外ではありませんでした。さらに、巨人化の爆風によってファルコの兄であるコルトも死亡してしまいます。

どくろの画像

ガビはコルトが遺してくれた対巨人用ライフルを使って、ジークの元に駆け寄ろうとしているエレンの首を撃ち抜く事に成功しました。しかし、エレンは死亡する直前にジークと接触し、さらに始祖ユミルの説得に成功した事で始祖の巨人の力による地鳴らしを発動してしまいます。一方で、ファルコはポルコを捕食する事で顎の巨人の力を継承して人間の姿に戻る事が出来ました。

しかし、コニーが無垢の巨人となってしまっている自分の母親を元に戻す為にファルコの事を連れ去ってしまいます。ガビはアルミンと共にそれを阻止するためにコニーを追いかけました。その道中で、ガビは無垢の巨人に襲われているカヤを助け出し、自分の本当の名前を伝えたうえで和解を果たします。そして、アルミンの身を挺した説得によってコニーもファルコを犠牲にする事を思いとどまるのでした。

活躍②「地鳴らし」阻止の仲間に加わる

エレンによる地鳴らしはエルディア国以外の世界を滅ぼそうとしていました。調査兵団はそれを阻止するために立ち上がり、さらにライナーやアニーといったマーレ側の人間もガビやファルコと共に仲間に加わります。そんな中で、みんなで食事をとっていた際にライナーが訓練兵時代にマルコの事を無垢の巨人に食い殺させたという事実が判明し、それを知ったジャンがライナーの事をボコボコにします。

抵抗しないライナーでしたが、ガビは身を挺してライナーを庇い、これまでのパラディ島のエルディア人に対する敵対意識を謝罪し、頭を下げながら故郷を救う事に協力してくれるように頼みました。一行はその後に移動手段を得る為に港へとやって来ましたが、そこでイェーガー派との戦闘となります。ガビはその際、イェーガー派の指揮を執っていたフロックをライフルで撃ち落として勝利に貢献していました。

活躍③最終決戦へ

港を出港しようとしていた一行でしたが、このままのペースだとガビ・ブラウンやファルコの故郷であるレベリオ区が地鳴らしに飲み込まれてしまう事が分かり落胆します。その後、飛行艇を使って何とか間に合う計算となりますが、ピークがガビとファルコを戦闘に参加させない為にアニと共に船に置いていく事を決めます。しかし、ファルコの顎の巨人は空を飛ぶ事が出来る事が判明し、3人は最終決戦に向けて飛び立つのでした。

ファルコに乗ってエレンの元までやってきたガビとアニでしたが、最後の戦いは歴代の九つの巨人が現れた事で死闘となります。ガビやジャンなどが無垢の巨人に変えられていく中でミカサがエレンの首を切り裂いた事で地鳴らしは止まり、巨人の力もこの世から消え去った事でガビも元の人間の姿へと戻りました。みんなが勝利を喜ぶ中で、ファルコはガビの元気な姿を見た事で泣きながら抱きつくのでした。

ガビとファルコの関係

ファルコはマーレ陸軍所属の戦士候補生で、ガビ・ブラウンの幼馴染です。ガビに好意を抱いていますが、周囲がその気持ちに気付いている中で恋愛に鈍感なガビ本人にだけは気付かれていません。成績優秀のガビはマーレ軍の主力である鎧の巨人の継承第一候補となっていましたが、ファルコは兵士としての成績が悪かった事から鎧の巨人はおろか他の巨人の候補からも外れていました。

しかし、九つの巨人を継承した者は寿命が残りおよそ13年となってしまう為、ガビに長生きしてほしかったファルコはガビを超える成績を収めて鎧の巨人を継承する事を決意します。しかし、この時もガビには気持ちは伝わっていませんでした。最終的にはファルコがパラディ島にてファルコが告白した事によってガビに想いが伝わり、ガビもはっきりとした返事はしていないながらもファルコを意識するようになっていきました。

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ガビと関係するその他キャラ一覧

キャラ一覧①ライナー・ブラウン

ライナー・ブラウンはエレンと同期となる第104期訓練兵団を次席で卒業した兵士で、104期の中ではリーダー的存在となっていました。しかし、実はマーレ軍からベルトルトとアニと共にパラディ島に始祖の巨人を奪うためにやってきた鎧の巨人の正体である事が明らかになります。マーレ側の人間として任務にあたってはいますが、104期の仲間達と生活を共にしていく中で信頼関係で結ばれていき、葛藤していきました。

最終的には自分の任務を遂行する事にし、パラディ島を後にしてマーレに戻って行きました。ガビにとっては従兄で憧れの存在でもあり、ライナーの鎧の巨人を継承する事を目標としています。ガビはパラディ島の潜入調査を終えて戻ってきたライナーが変わってしまった事を心配していましたが、それは悪魔達に酷い目に遭わされたからだと感じていました。しかしガビ自身もパラディ島での経験でライナーの気持ちを理解する事になります。

キャラ一覧②コルト・グライス

コルト・グライスはファルコの兄で、戦士候補生の中ではリーダー格となっています。ガビは鎧の巨人の継承がほぼ確定していますが、コルトはジークから獣の巨人を継承する事が内定していました。『マーレ編』はマーレ陸軍によるスラバ要塞攻略戦から幕を開けますが、その際にガビは命をかけて装甲列車を無力化した事で勝利に貢献します。その夜、コルトは酔っぱらいながらガビの雄姿を讃えていました。

コルトはガビとファルコを大切に思っており、助けるためにパラディ島へとやって来ますが、ファルコが無垢の巨人になった際の爆風に巻き込まれた事で死亡しました。自分が死亡する事が分かっていながらもファルコの事を最後まで抱きしめ続けており、弟を本当に愛していた事がうかがえるシーンとなっています。

キャラ一覧③カヤ

カヤは過去に無垢の巨人によって目の前で母親を食い殺されており、その場をサシャによって救われました。その後はサシャの家族と共に暮らすようになりましたが、しばらく生活していく中でファルコと共にやってきたガビと出会いました。カヤはサシャのように優しくて勇敢な女性になりたいと考えており、パラディ島の人間を悪魔と罵るガビに対しても優しく接し続けました。

しかしレストランでの一軒でガビがサシャを殺したという事が判明すると、ガビに後ろからナイフで襲い掛かっており、今までの優しい表情から一変して鬼のような形相を浮かべていました。カヤはその後もしばらく殺意が収まりませんでしたが、無垢の巨人に襲われているところをガビに救われ、話し合った事で和解を果たします。ガビは最後に自分の本名はミアではなくガビであると伝えますが、カヤはミアの方が可愛いと言っていました。

キャラ一覧④ウド・ゾフィア

ウドとゾフィアはガビと同期の戦士候補生で、ファルコも一緒にいつも4人で行動していました。とても仲が良い親友同士でもありましたが、ウドは進撃の巨人となったエレンによってレベリオ区が大混乱となり、逃げ惑う人々に全身を踏みつけられた事で死亡します。ゾフィアはエレンが飛ばした瓦礫に直撃した事で死亡しました。2人の死による復讐心が、ガビが調査兵団の飛行船に侵入するきっかけとなっています。

キャラ一覧⑤テオ・マガト

テオ・マガトはマーレの戦士隊の戦士長で、ジークなどの戦士達やガビをはじめとする戦士候補生を束ねる存在でもあります。生粋のマーレ人であり、威圧的な態度をとる事もありますが、実際は他のマーレ人と比べて差別意識は薄く、ガビやファルコなどを大切に思っています。冷徹な判断を下す事も少なくありませんが、最後にイェーガー派を食い止めるために自爆する寸前、戦士候補生が普通の幸せを掴める事を願っていました。

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ガビの名言や名セリフ

ガビの名言①「私は負けない…」

私は負けない 私が収容区からみんなを解放する

スラバ要塞攻略戦にて、ガビがファルコやウド、ゾフィアに対して発言した名言です。鎧の巨人を継承してマーレに住む善良なエルディア人を解放するために戦うというガビの強い覚悟が伝わります。少女ではありますが、戦士としての自覚を持っているガビと、まだ子供の心が抜け切れていない他の仲間達との違いが明確に分かるシーンです。自分の為ではなく、マーレに住むエルディア人を救いたいという気持ちが伝わります。

ガビの名言②「悪魔なんていなかった…」

悪魔なんていなかった…この島には…人間がいるだけ やっと…ライナーの気持ちが分かった…

ガビがパラディ島の人々と関わっていった中でやっと今までの反パラディ島の考えを改めた時にファルコに対して発言した名言です。カヤとの出会いや、娘を殺したにもかかわらず自分を許してくれたサシャの家族を見た事で考えが変わっていったガビは、パラディ島の人間はマーレの人間達と何も変わらない事に気が付きます。悲しみや罪悪感、そして反省する気持ちを持ったガビの成長を感じ取れるシーンです。

ガビの名言③「そしたらお父さんやお母さんが…」

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そしたらお父さんやお母さんが… レベリオのみんなが消えてなくなることになりました… …ごめんなさい すごく… 図々しいことはわかってますが… みなさんの助けが必要です… どうか… 私達に力を貸して下さい!

エレンの地鳴らしを止める為に調査兵団やマーレ側の人間が立ちあがりますが、みんなで夕食をとっている時にマルコの死の真相を知ったジャンがライナーに殴りかかりますが、そんな中でガビが止めに入り、この名言を発言します。もはやパラディ島の人間を悪魔などとは思っておらず、昔の反パラディ島の考えを捨てて今までにない下手に出た態度をとっており、周囲の人物達も驚きを隠せない様子でした。

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ガビのアニメ声優

佐倉綾音のプロフィール

アニメ版『進撃の巨人』でガビ・ブラウンの声を担当した声優は佐倉綾音です。東京都出身で1994年1月29日生まれの2022年5月現在28歳で、身長157センチ、血液型B型、事務所は『青二プロダクション』に所属しています。中学時代から『劇団東俳』に所属して子役として活動しており、その時のボイストレーナーに声の仕事を勧められた事が声優となったきっかけだという事です。

佐倉綾音の主な出演作品や演じたキャラ

ガビ・ブラウンの声優を務めた佐倉綾音は、アニメ『五等分の花嫁』のヒロインの1人・中野四葉の担当声優として有名です。中野四葉は中野家の四女で、ショートヘアーに大きなリボンがトレードマークとなっています。五つ子の中では主人公である上杉風太郎に初めから友好的に接していた唯一の存在です。運動神経が非常に良く、所属していない運動部から助っ人を頼まれる事が多くあります。

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ガビに関する感想や評価

『進撃の巨人』が最終回を迎えても、最後までガビ・ブラウンを好きになる事が出来なかったというファンの感想があります。やはりパラディ島においても周りの意見を聞き入れず、人々を悪魔として扱っていた態度が大きかったようで、考えを改めてからも最後まで好きになる事が出来なかったというファンは少なくありません。また、やはりサシャのファンからは最後まで好きになってもらえないパターンが多かったようです。

『進撃の巨人』のガビ・ブラウンが嫌いだというファンも少なくない中で、ガビが好きになっていったというファンの感想があります。ガビはパラディ島での様々な出来事を経て偏見が無くなり、自分の考えを反省するようになりました。そしてファルコから告白されたシーンでは赤面して照れており、非常にかわいいシーンとなっています。これらの事でガビに対しての印象が変わり、好きになったというファンも多くいます。

ガビ・ブラウンの主人公力が強いというファンの感想があります。『進撃の巨人』は『マーレ編』に入ると、今までのメインキャラ達は影を潜めてガビとファルコの目線で物語が進んでいきますが、特にガビが主体となっています。ファルコは柔軟に対応する少年であった事に対してガビは周りを受け入れずに突っ走るタイプで、『進撃の巨人』の『マーレ編』はこの対比する2人の絡みが楽しみの1つと言っても過言ではありません。

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ガビの死亡まとめ

『進撃の巨人』に登場するガビ・ブラウンが死亡したのかという事についてや最後、作中での活躍シーンなどをネタバレしてきましたが、最後まで死亡する事無く生き残り、地鳴らしの最終決戦でも勝利に貢献していた事が分かりました。サシャを殺したという事実やその頑固で自由過ぎる性格からファンからは嫌われる事も少なくありませんが、ガビの存在によって盛り上がった回も間違いなく多く存在しています。

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