金色のガッシュベル!! の名言集！泣ける名シーンもランキングで紹介

魔界の王様を決める、魔物の子・100人による壮絶な戦いを描いた「金色のガッシュベル!!」は、魔物と人間のタッグによるバトルはもちろん、パートナーとの友情や絆・成長、心をテーマにした壮大なストーリーや、心に響く名言の登場が魅力です。以下では、漫画「金色のガッシュベル!!」から、涙を流さずにはいられない、感動の名言や名セリフ・名シーンをランキング形式で紹介します。

アニメ化もされた漫画「金色のガッシュベル!!」は、2001年～2008年にかけて「週刊少年サンデー」で連載された雷句誠先生のバトルアクション作品で、単行本・全33巻で構成されています。2022年3月からは、最終回のその後の世界を描いた「金色のガッシュ!!2」の電子版配信が開始され、前作「金色のガッシュベル!!」への注目も集まっています。

魔界では、1000年に一度開催される王様を決める戦い・神の試練が始まり、王様候補に選ばれた魔物の子・100人が人間界へ転送されます。主人公・ガッシュは、日本に暮らす中学生・高嶺清麿とタッグを組み、王様の座を狙うライバルとの熾烈なバトルを経験しながら、ガッシュは優しい王様になる夢を見いだし、優勝を目指して戦い抜きます。

以下では、漫画「金色のガッシュベル!!」から、泣ける感動の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP10～4を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

金色のガッシュベル!!の泣ける感動の名言や名シーンランキング第10位は、身の危険を省みず、愛する人を守るために敵に立ち向かうウォンレイの男気あふれる名セリフです。迫りくる強敵から逃げ惑う中、ウォンレイだけはその場に残り、壁を背にして敵を迎え討ちます。ウォンレイの決死の行動は、愛するパートナー・リィエンを守るためであり、人間・魔物の種を越えた深い愛情を感じさせる名言です。

金色のガッシュベル!!の泣ける感動の名言や名シーンランキング第9位は、登校を再開した清麿に心もとない言葉を浴びせる不良のクラスメイトに対する、ガッシュの怒りの名セリフです。頭脳明晰ゆえに、周囲から嫉妬やいじめを受けていた清麿は、不登校生活を余儀なくされていました。しかし、ガッシュとの出会いが清麿の心境に変化を与え、学校に通うことを決意します。

しかし、学校では相変わらず、清麿への侮辱が飛び交うも、物陰に隠れていたガッシュの怒りの言葉が響き渡ります。相手が誰であろうと決して屈せず、大切な友達を守るためなら、どこまでも立ち向かうガッシュの意志の強さがうかがえる名シーンです。

金色のガッシュベル!!の泣ける感動の名言や名シーンランキング第8位は、最強の力を入れて暴走するキャンチョメに対して、本当の強さは何かを教える、パルコ・フォルゴレの名セリフです。明るくおおらかなスーパースターのフォルゴレですが、俳優になる前は地元で恐れられていた不良だった頃があり、強さというものを勘違いしていた当時の自分を、ライオンと評していました。

本当の強さとは、小鳥を牙に乗せるカバのように、普段は自分の力を誇示せず、ここぞという時に発揮するものだと悟り、現在のフォルゴレが出来上がりました。また、カバはフォルゴレが大好きな動物であり、カバさんのように強さと優しさを兼ね備えた姿は、まさに「無敵のフォルゴレ」でしょう。

金色のガッシュベル!!の泣ける感動の名言や名シーンランキング第7位は、王を決める戦いも終盤に近づき、クリアノートの野望を食い止めるべく、立ち向かうガッシュへエールを送るダニーの名セリフです。クリアノートは、王の特権を利用して、自分も含めた魔物の種の絶滅を目論んでおり、魔物の運命を守るべく、勝ち残った魔物たちよる対クリアノート戦が勃発します。

強敵・クリアノートを前に仲間たちが次々と倒されていき、味方はガッシュ・ブラゴのみとなりました。2人がかりでクリアノートに挑むも全く歯が立たず、2人の敗北が濃厚と思われた矢先、王を決める戦いに敗れ、魔界に帰っていった魔物の意志がガッシュへ集まり、ダニーの術を受け回復を遂げました。ガッシュと仲間との絆の深さは、対クリアノートを制する原動力となり、人間界と魔界の窮地が救われました。

金色のガッシュベル!!の泣ける感動の名言や名シーンランキング第6位は、王になる夢を捨ててまで、自分の仕事を全うしたダニーの成長が垣間見える名セリフです。パートナー・ゴルドーから「若造（ボーイ）」と呼ばれていたダニーでしたが、ある日、魔本を燃やしてしまうことを覚悟で、シェミラ像を守り抜くことに成功します。

結果、魔本は燃えてしまうも、ダニーの決死の行動を目の当たりにしたゴルドーは、彼を1人前と認め、別れ際に「我が息子ダニー」と呼び、彼の雄姿を讃えました。ダニーの涙は、王になれなかった悔し涙ではなく、1人前だと認められた喜びや、大切なことを気づかせてくれたゴルドーへの感謝の意味が込められているでしょう。

金色のガッシュベル!!の泣ける感動の名言や名シーンランキング第5位は、力づくで人間を支配しようとするブラゴに対抗して、人間が持つ強い意志で立ち向かうシェリーの覚悟の名セリフです。劇中では、ガッシュ・清麿の最大のライバルとして立ちふさがるブラゴペアでしたが、出会ったばかりの2人の関係は最悪であり、人間を軟弱な存在と考えるブラゴは、シェリーに対しても力づくで服従させようと試みます。

人間のパートナーを失った魔物は、王の戦いに参加できないルールがあり、シェリーは死ぬことを覚悟で、自らの首にナイフを突き立て、ブラゴに立ち向かいます。シェリーの意志の強さは、力だけを求めてきたブラゴに大きな影響を与え、自己中心的で粗暴だったブラゴを精神的に成長させました。

金色のガッシュベル!!の泣ける感動の名言や名シーンランキング第4位は、ブラゴとの戦いに苦戦するガッシュを守るべく、命がけで魔本を守り抜こうとする清麿の強さが見える名セリフです。ブラゴ・シェリーペアから、自らの正体や魔界の王を決める戦いを知ったガッシュでしたが、今のガッシュには、ブラゴと戦えるほどの強さはなく、敗北は目に見えていました。

王を決める戦いを制するべく、他の魔物の本を燃やしてきたブラゴペアは、ガッシュの魔本を燃やそうと試みるも、清麿は決して本を手放そうとせず、ブラゴの攻撃から本を守ります。ガッシュが魔物であろうと、清麿にとっては自分の人生を変えてくれた大切な友達でした。また、2人の深い絆は、ブラゴ・シェリーペアの心にも刺さり、両者は再戦を約束して別れました。

以下では、「金色のガッシュベル!!」を語る上で欠かせない、泣ける感動の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP3を、あらすじネタバレ紹介します。

金色のガッシュベル!!の泣ける感動の名言や名シーンランキング第3位は、ガッシュが優しい王様を目指すきっかけとなったココの名セリフです。王様を決める戦い・神の試練に選ばれた魔物の中には、ココのように争いを好まない穏やかな子もおり、ココは呪文を唱えられると、自らの意思とは関係なく、交戦的な態度に変貌する特徴を持っていました。

また、魔本は自らの手で燃やすことはできず、ココはガッシュ・清麿に本を燃やして欲しいとお願いし、優しい王様の誕生を願って魔界へ帰っていきました。このシーンは、「金色のガッシュベル!!」を語る上で欠かせない名場面であり、本当の強さとは、真の王様とは何かを考えさせられる、奥深い名言でもあります。

金色のガッシュベル!!の泣ける感動の名言や名シーンランキング第2位は、喧嘩に明け暮れていたチンピラだったバリーの成長を認めるグスタフの名セリフです。ガッシュとの戦いを通じて、精神的な成長を見せたバリーでしたが、最終的には王を決める戦いに脱落し、魔界へ帰ることになりました。そんなバリーに対し、パートナーのグスタフは、道を間違えた王を殴ってやれる男だと評し、彼の成長を讃えました。

金色のガッシュベル!!の泣ける感動の名言や名シーンランキング第1位は、王を決める最終決戦に敗れながらも、別れ際にシェリーへ感謝の言葉を送ったブラゴの名セリフです。王を決める戦いの優勝候補とされたブラゴは、力だけが強さの全てだと考え、シェリーに対しても反抗的な態度を取っていました。しかし、シェリーから放たれた人間の意志の強さは、ブラゴの力のあり方を改めさせ、精神的に成長していきます。

以下の名言は、感情を表に出すことのないブラゴが、はじめて自分の気持ちを吐露したセリフであり、シェリーへの思いが垣間見えます。また、1000年に一度行われる魔界の王を決める戦い・神の試練は、100人の魔物による壮絶な戦いだけでなく、パートナーとなった人間との交流を通じて、それぞれが様々なことを学ぶための期間だったとも言われ、その成果はブラゴの名言からも感じ取れるでしょう。

「金色のガッシュベル!!」はアニメ版も高い人気を誇り、原作漫画の最終回までを描いたリメイク版の制作を望む声も相次いでいます。以下では、「金色のガッシュベル!!」のアニメ声優を紹介します。

ガッシュのアニメ声優・大谷育江さんは、1965年生まれ、東京都出身の声優・女優で、1986年にアニメ「めぞん一刻」でデビューしました。ポケモン・ピカチュウの声で世界的に知られる声優・大谷育江さんの主な出演作品は、アニメ「ワンピース」トニートニー・チョッパー役、「名探偵コナン」円谷光彦役、「コボちゃん」コボちゃん役、「おジャ魔女どれみ」ハナちゃん役等です。

高嶺清麿のアニメ声優・櫻井孝宏さんは、1974年生まれ、愛知県出身の声優・ナレーター・ラジオパーソナリティで、声優養成所を経て、1996年にアニメ「爆走兄弟レッツ＆ゴー!!」でデビューを果たします。声優・櫻井孝宏さんの主な出演作品は、アニメ「デジモンアドベンチャー」テントモン役、「ゲートキーパーズ」浮矢瞬役、「PEACE MAKER 鐵」山﨑丞役等です。

水野鈴芽のアニメ声優・秋谷智子さんは、1976年生まれ、千葉県出身の声優で、1999年に、アニメ「おジャ魔女どれみ」のメインキャラ・藤原はづき役でデビューしました。声優・秋谷智子さんの主な出演作品は、アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」みやび役、「夢喰いメリー」光凪由衣役等です。

ティオのアニメ声優・釘宮理恵さんは、1979年大阪府生まれ、熊本県出身の声優・歌手で、1998年にゲーム「étude prologue」佐伯悠見役でデビューしました。少年役にも定評のある声優・釘宮理恵さんの主な出演作品は、アニメ「ハヤテのごとく!」三千院ナギ役、「鋼の錬金術師」アルフォンス・エルリック役、「ドキドキ!プリキュア」円亜久里（キュアエース）役等です。

大海恵のアニメ声優・前田愛さんは、1975年生まれ、兵庫県出身の声優・歌手で、1996年から活動を行っています。声優・前田愛さんの主な出演作品は、アニメ「Yes!プリキュア5」水無月かれん（キュアアクア）役、「デジモンアドベンチャー」太刀川ミミ役、「はたらキッズ マイハム組」寿ミズキ役、「ぬらりひょんの孫」花開院ゆら役等です。

キャンチョメのアニメ声優・菊池正美さんは、1960年生まれ、長野県出身の声優で、1983年に「聖戦士ダンバイン」で声優デビューを果たしました。アニメ「ちびまる子ちゃん」の花輪くん役で知られる声優・菊池正美さんの主な出演作品は、アニメ「機動戦士ガンダムZZ」イーノ・アッバーブ役、「機甲戦記ドラグナー」ケーン・ワカバ役等です。

以下では、少年漫画とは思えない奥深い名言や、感動の名シーンにあふれた、「金色のガッシュベル!!」に関する感想や評価を紹介します。

魔物と人間がタッグを組んで戦うバトル形式は、他作品では真似できない「金色のガッシュベル!!」独自の設定であり、キャラごとに様々な特性を用いた術・技が魅力です。また、バトルシーン以外でも、パートナーとの関係やそれぞれの成長・少年漫画とは思えない心に響く名言など、キャラごとに見所があることも、「金色のガッシュ」の特徴でしょう。

バトル漫画でありながら、読者の涙を誘う感動のエピソードが支持される漫画「金色のガッシュベル!!」と言えば、心に響く名言・名シーンの多さも魅力にあげられ、人生で大切なことを訴える登場キャラの熱いセリフが人気に拍車をかけています。「心」をテーマに、友とは、強さとは、優しさとは何かを考えさせられる、人生の教訓にしたいメッセージは、名言として語り継がれています。

2022年3月に待望の続編シリーズが開始された「金色のガッシュベル!!2」は、ガッシュが魔界の王様に即位したその後を舞台とし、前作に登場したキャラの再登場が期待されています。一方で、ガッシュが王様になるまでを描いた前作「金色のガッシュベル!!」も根強い人気を誇っており、何度読み返しても面白いとの声や、続編と比べながら読み返すのも良いとの感想も寄せられています。

漫画「金色のガッシュベル!!」から、泣ける感動の名言・名シーンランキングや、アニメ声優等を紹介しました。ギャグシーンの多さや派手なバトルシーンが目を引く「金色のガッシュベル!!」は、王様を決める戦いに参加する魔物たちの成長にも焦点が当てられ、少年漫画とは思えない感動の名言の数々も、作品の根強い人気に拍車をかけています。