ガッシュの呪文の強さを一覧で解説!感動の名言も【金色のガッシュベル】

雷句誠原作『金色のガッシュベル』は天才中学生の清磨と魔界の王を決める戦いに参加している魔物の子であるガッシュが力を合わせて王位を目指し、その中で登場するキャラクターたちとの友情やそれぞれの成長を描いたファンタージーバトル物語です。笑いも交えながら展開するあらすじと観る側の心を揺さぶる数々の名言が魅力となっています。この度は『金色のガッシュベル』にある呪文の強さを一覧で解説していきます。また、ガッシュの呪文以外にも劇中で感動を呼んだ名言をランキング形式の一覧で紹介しているので必見です!

ガッシュの呪文の強さを一覧で解説!感動の名言も【金色のガッシュベル】のイメージ

目次

  1. 金色のガッシュベルとは?
  2. ガッシュの呪文の強さ一覧
  3. ガッシュの呪文の強さで最強は?
  4. 金色のガッシュベルの名言ランキングTOP20~11
  5. 金色のガッシュベルの名言ランキングTOP10~4
  6. 金色のガッシュベルの名言ランキングTOP3
  7. ガッシュの呪文に関する感想や評価は?
  8. ガッシュの呪文の強さまとめ

金色のガッシュベルとは?

金色のガッシュベルの作品情報

≪漫画アニメ『金色のガッシュベル』作品詳細情報≫

  • ジャンル:ファンタジー/バトルロイヤル
  • 原作:雷句誠
  • 出版社:小学館/講談社
  • 掲載誌:週刊少年サンデー
  • 発表号:2001年6号-2008年4・5合併号
  • 巻数:全33巻(単行本)/全16巻(文庫版)
  • 話数:全323話+特別篇
  • アニメ放送局:フジテレビ他
  • アニメ放送期間:2003年4月6日-2006年3月26日
  • アニメ話数:全150話

金色のガッシュベルの概要

2001年から「週刊少年サンデー」で連載された雷句誠原作の『金色のガッシュベル』は、天才中学生の主人公の高嶺清麿と魔界で優しい王になると志す魔物の子・ガッシュが出会い、他の魔物とそのパートナーとバトル繰り広げながら友情を育み、各々が成長していくファンタージーバトル物語です。

作中には読者の心を打つ数々の名言が魅力となっています。『金色のガッシュベル』は2002年第48回小学館漫画賞を受賞し、アニメ化やゲーム化などもされるほど人気のある作品です。

金色のガッシュベルのあらすじ

マサチューセッツ工科大学の論文も難なく理解してしまうほどの頭脳を持つモチノキ第二中学校に通う中学2年生の高嶺清麿は、周囲から嫉妬の眼を向けれらクラスに馴染めず、登校拒否を繰り返し塞ぎ込んでいました。ある日、イギリスで清磨の父親・清太郎に助けられ、その恩返しに日本に来たという謎の少年、ガッシュ・ベルと出会います。ガッシュは記憶喪失で、手掛かりとなる所持品は謎の言語で記された赤い本だけでした。

清磨は手にした本の文字を読み上げるとガッシュは電撃を放ちます。ガッシュの力を危険視する清磨でしたが、その力で銀行強盗を撃退するとそれをきっかけにガッシュと打ち解けていきます。ガッシュが現れてからの清磨の周囲には変化が見られ、学校での友人関係も改善されていきます。そんな中、ガッシュと清磨の目の前にガッシュの赤い本と似た本を持つ人物たちが現れます。

そして、ガッシュは千年に一度行われる魔界の王を決めるための戦いに参加している100人の魔物の子うちの1人だと明らかになります。ガッシュは様々な魔物の子とバトルする中で魔界の「やさしい王様」になることを決意し、清磨と共に王位を目指すのです。

金色のガッシュベルの魔物や呪文とは?

金色のガッシュベルの魔物

魔界では千年に一度、新たな王を決めるための戦いが行われます。魔王の候補者は魔界の有力者によって魔物の子が100人選ばれ、魔物の本を持たされて人間界に降り立ちます。人間界で魔物の子は本が理解できるパートナーを見つけ出し、そのパートナーと共に最後の1人になるまで他の魔物と闘い続け、魔王となれる勝者を決めます。

金色のガッシュベルの魔物の本

人間界に送られた魔物の子か1人1冊所有している本で、魔物の子が使用できる呪文が記されています。呪文を読み解き使用することが出来るのはパートナーだけで、使用できる呪文は魔物やパートナーの心の成長や変化によって変わっていきます。魔界の王の戦いでの勝敗は、魔物の本が完全に燃えた方が負けとなります。

魔物の本は、実際に火を着けて燃やすか、魔物の呪文によって破損すると発火し、一度発火した本は水に入れても火を消すことは出来ません。負けた魔物の子は魔界へ強制送還されます。

金色のガッシュベルの呪文とパートナー

魔物の子が使用できる呪文はそれぞれ個人の素質や心の在り方によって左右されます。呪文の種類は様々で、攻撃や防御呪文の他に肉体強化や再生、回復、幻覚を見せるなどあります。争いごとが嫌いで心が優しい魔物の子は呪文の発動と共に好戦的な性格に豹変するケースも見られます。呪文の使用にはパートナーの心の力が必要で、同じ呪文を唱えてもパートナーの心の状態や気力によっても威力が変わります。

強力な呪文や強いパワーを込めての呪文の連続使用は出来ず、唱えても呪文は働きません。新しい呪文が出現するタイミングは、魔物の子の繊細な心が成長に反応して増えていきます。

ガッシュの呪文の強さ一覧

『金色のガッシュベル』の呪文の強さの段階を一覧にして紹介していきます。ガッシュの力を発動させる呪文にはどのようなものがあるのでしょうか?早速、『金色のガッシュベル』の呪文の強さの一覧を覗いてみましょう!

呪文の強さ一覧①第一の呪文「ザケル」

『金色のガッシュベル』の呪文の強さの一覧を紹介していきます。一番最初にガッシュが攻撃をした第一の呪文「ザケル」です。ガッシュの口から散発的に電撃を放つ呪文です。

他の魔物が使用する呪文よりも威力の弱いとされていましたが、戦いをするごとに強さを増していき、ゼオン編後半から以前とはけた違いの電撃威力でスギナや心優しいコルルの魔本を燃やしました。リオウ戦以降は更に呪文の電撃威力を増すほか、強烈な閃光を帯びるようにもなり、目くらましとしての効果も加わりました。

呪文の強さ一覧②第二の呪文「ラシルド」

第二の呪文「ラシルド」は、電撃を纏った地上から4mほどの巨大な盾を出現させる呪文です。相手の攻撃を電撃に変えて跳ね返します。しかし、強力な呪文は跳ね返すことが出来ず、度々ラシルドが破壊される場面が見られます。

後に紹介する「ザクルゼム」という呪文と掛け合わせて強化することができ、最終決戦の魔物を滅ぼそうとする魔物・クリアノートとの戦いでは、ザグルゼムを2.3回使用することでクリアの攻撃を跳ね返します。この呪文で氷の術を使用するレイコムに勝利します。

呪文の強さ一覧③第三の呪文「ジケルド」

第三の呪文「ジケルド」は、光球を前方に発射し、相手の体を磁力体質に変化させます。術を放って相手に辿り着くまでの速度は非常に遅いですが、相手が触れなくても効果を発揮し、相手を近くの金属に引き寄せたり、体に金属を付着させたりして動きを封じます。ガッシュの術の中でも特殊な分類の術です。この呪文でピエロのような容姿でオネエ言葉を話すフェインを倒していますが、あまり作中では見られない呪文です。

呪文の強さ一覧④第四の呪文「バオウ・ザケルガ」

第四の呪文「バオウ・ザケルガ」はガッシュが父親から受け継いだ術で、魔界の中でも知る人ぞ知る有名な最強の術です。バオウは溜め込まれた負の力を喰らって強化しており、元々バオウを支配していたガッシュの父は老衰のためバオウの制御が難しくなり、このままでは魔界を滅ぼしてしまうと案じて生まれたばかりのガッシュにバオウを託します。

最強と言われる「バオウ・ザケルガ」の呪文は作中での登場が割と早く、ガッシュと清磨は使いこなすのに苦戦していました。登場初期は術を繰り出しますが、相手のバリーを倒しきれなかったりとあまり強い印象ではありませんでした。しかし、ガッシュの双子の兄・ゼオンとの戦いでガッシュが覚醒したことでバオウ・ザケルガの真の威力が発揮されます。

その威力は他の魔物が放つ術とは桁違いで超巨大な魔物のファウードを焼き払ったほどでした。清磨も当初は術を繰り出すたびに疲弊していましたが、その姿も見られなくなり強くなっていく様が分かります。

呪文の強さ一覧⑤第五の呪文「ザケルガ」

第五の呪文「ザケルガ」は、雷の力を1点に集めて一直線に伸びる電撃を放つザケルの変化形で、貫通力に秀でていますが、威力・スピードは若干ザケルよりある程度で、ザケルガ単体の攻撃で魔物に決定的なダメージを与えられたことは殆どありませんでした。そのため、ザグルゼム習得後は併用して術を繰り出す場面が多々見られます。リオウ戦以降はザケルガ単体での威力が大幅に上がっています。

呪文の強さ一覧⑥第六の呪文「ラウザルク」

ガッシュ自身に落雷させて力を溜め込み、精神面以外の全ての身体能力を30秒ほど強化する呪文が第六の呪文「ラウザルク」です。「ラウザルク」を使用しているときには他の術を使用することは出来ません。この呪文を取得して肉弾戦でも優位に立てるようになりますが、次第に使用しても相手に通用しなくなっていきました。リオウ戦以降は自力で術の解除をする描写があることから強化などの変化があったと伺えます。

呪文の強さ一覧⑦第七の呪文「ザクルゼム」

ガッシュ自身に溜まった雷の力を玉にして前方に発射し、相手に命中させて電撃の力を相手に蓄えることが出来る術が第七の呪文「ザクルゼム」です。直後に別の技を繰り出せば倍以上のダメージを相手に与えることができ、別の呪文と併用して使用される、応用が利く呪文です。

非力な呪文が多いガッシュは相手にダメージを与えることが難しい場面が多く、巨大魔物のデモルトとのバトルではガッシュの術があまりにも微弱過ぎて勝機が感じられませんでしが、ザクルゼムが使用できるようになり状況が一変します。ガッシュが覚醒する前まではバオウ・ザケルガとよく併用して術が繰り出されていました。

呪文の強さ一覧⑧第八の呪文「ガンレイズ・ザケル」

第八の呪文「ガンレイズ・ザケル」はザケルの連射型です。通常のザケルよりも威力は若干低下するようです。基本的に全ての術に共通していますが、術を繰り出している最中はガッシュは気絶しているためパートナーの清磨がガッシュを抱き、ガッシュの目の前に出現した太鼓のような砲台を操作して小ぶりな電撃を連発します。

呪文の強さ一覧⑨第九の呪文「テオザケル」

ガッシュの手のひら、または口から巨大な電撃を放つ第九の呪文「テオザケル」は、ザケルの雷撃の力や攻撃範囲を比較できないほど上回る強力な術で、『金色のガッシュベル』の終盤ではガッシュの主力となった術です。上画像のようにパワーアップした悪魔のような容姿の魔物・ロデュウに大きなダメージを与えた技でもあります。

呪文の強さ一覧⑩第十の呪文「バオウ・クロウ・ディスグルグ」

第十の呪文「バオウ・クロウ・ディスグルグ」は、巨大なバオウの腕のみを出現させ、ガッシュの意志のままに操ることができ、バオウの爪で相手を一気に引き裂きます。ガッシュが気絶しないで繰り出すことが出来る数少ない術の1つです。威力の高い呪文と想定されていますが、ガッシュより格上のゼオンとクリアにはコテンパンにやられる描写があり、強い呪文の印象は薄いようです。

呪文の強さ一覧⑪第十一の呪文「マーズ・ジケルドン」

第十一の呪文「マーズ・ジケルドン」はガッシュの口から放たれた巨大な磁力の塊で相手の術を弾き、強力な「ディオガ級」の呪文をも弾き飛ばすことが可能です。また、角度を計算して放つことで相手の術の軌道を捻じ曲げることが出来ます。巨兵魔物のファウードの力で身体能力を上げたロデュウでもマーズ・ジケルドンから逃れることは出来なかったため、かなり強力な呪文であることが伺えます。

呪文の強さ一覧⑫第十二の呪文「エクセレス・ザケルガ」

第十二の呪文「エクセレス・ザケルガ」は『X』の形をした巨大な電撃を放ち、その威力はザケル、ザケルガと比較できないほど非常に強力な破壊力があります。最終戦でクリアにある程度のダメージを与えることが出来た呪文です。

呪文の強さ一覧⑬第十三の呪文「ジオウ・レンズ・ザケルガ」

ガッシュは口から蛇のような形姿の電撃を放ち、清磨が気絶したガッシュの目の役割を果たしながら、数え切らないほどの標的に電撃を当てたり、1つの強力な電撃にするなど、あらゆる高度な支持を与えて様々な攻撃を繰り出します。ガッシュが放った第十三の呪文「ジオウ・レンズ・ザケルガ」は、魔物のクリアが放った最強シン級クラスの術を相殺するほどの強力な呪文です。

ガッシュの呪文の強さで最強は?

最強の呪文は「シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ」

魔界の王の戦いに敗れて魂となった他の魔物たちはガッシュがクリアノートと戦う姿をみており、邪な思いを秘めたクリアノートを倒すために魔物たちがガッシュに力を貸したことで「シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ」が使用可能になり原作の中で一番最強の術です。ガッシュのバオウが更に巨大な竜の姿に変貌して目の前の敵を喰い尽くします。

「シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ」はラストで登場

「シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ」は「滅亡の魔物の子」クリアノートの完全体との最終決戦に終止符を打った最強の術です。ガッシュンの魔本と魔界の子供たちの力で発動させた「シン」の力と融合したバオウ・ザケルガは、巨大なクリアの完全体本体を口内に収めるほどの圧倒的な大きさと力を見せます。

「シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ」にはクリアの攻撃は全く効かず、クリアの体とパートナーのヴィノーを守るバリアを喰い破ります。バオウ・ザケルガの本来の性質「悪を喰らい尽くす」効果でクリアノートの力や記憶を奪いますが、命まで奪うことはありませんでした。

Thumb金色のガッシュのアニメと漫画の最終回は違う?その理由・名シーンまとめ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

金色のガッシュベルの名言ランキングTOP20~11

20位「心を持つ人間を力だけで…」

魔物の子ブラゴは魔界の王になるために弱い人間と組んで戦っていくルールに辟易しており、パートナーの人間は自分に服従させればいいと考えて人間のことを見下していました。パートナーであるシェリーが人の居ないところで戦闘の特訓をしようと言い出したことにをじれったさを覚えたブラゴは「関係のない人間なんてどうでもいい」と発言をしシェリーを自分に服従させるために執事を人質にとり脅します。

そんなブラゴに対して怒った上画像のシェリーの名言です。「人の心は服従で動かせるものではない、人間を甘く見るな」と自身の咽喉に刃を突き立て死ねばブラゴは魔界の王の戦いに参加できなくなるので逆にブラゴを脅したシーンです。シェリーの気迫が感じられ、ここからブラゴも少しずつ改心していき成長を見せる最初の場面です。

19位「今まで、ありがとう…」

孫を手術で亡くしたなぞなぞ博士は、魔界から来たキッドを実の孫の様に溺愛していました。キッドもそんななぞなぞ博士を頼り慕っており、キッドは魔界の王になること、なぞなぞ博士はそんなキッドの晴れ舞台を祝うことを夢見ていました。

しかし、なぞなぞ博士は志半ばで強敵に重傷を負わされてしまい立ち上がることが出来ません。「最早やこれまでか」と思われた時、キッドの魔本が光だし、なぞなぞ博士とキッドは最後の呪文を繰り出す感動的な名シーンとなっています。キッドのなぞなぞ博士に向けた思いの名言が涙を誘います。

18位「私、人を傷つける術だけじゃなく…」

最も魔界の王に近い存在と言われていた魔物の子・クリアは、強大な消滅の力を持つ魔物で、王になって全ての魔物を消し、自らの死を望む破滅の化身でした。そのクリアとの戦闘で勝つための手段が見い出せなくなった時、宇宙のあらゆる場所でも生命を包み守ってくれる優しい光を放つ「シン・ライフォジオ」という術がコルルに目覚めます。

人間界での戦いでは実力を発揮できずに魔界に戻ったコルルでしたが、最終決戦でコルルの中に眠っていた才能が開花した時のコルルの名言です。「人を傷つけたくない」というコルルの優しさがありありと伝わってくるセリフです。

17位「今度は……オレ達が…」

破滅の化身・クリアとの最終決戦でガッシュと清磨は力を使い果たし、身も心もボロボロで気力だけで諦めずに立ち向かっていました。そんな時、清磨が持っている魔本が光だし、かつて戦ったダニーが使用した回復の呪文が現れ清磨は呪文を唱えます。ガッシュと清磨が成す術がなくても最後まで挑もうとする姿に、魔界に帰った魔物の子たちが「今度は……オレ達が、お前を助ける番だ……」とガッシュの魔本に力を宿します。

そして、皆の力を借りてガッシュはクリアを倒すのです。落ちこぼれと言われていたガッシュですが、「優しい王」を目指して多くの魔物の子と戦い様々な出会いや別れを経験をし、皆に認められる王へ成長を遂げます。ガッシュがこれまで積み重ねてきたことは間違いではなかったと読者の心も熱くさせ、涙する読者もいたのではないでしょうか?

16位「強く…生きろ…」

強大な力を得るためにガッシュの双子の兄ゼオンの配下についたロデュウは、ゼオンの命令で戦わされていることに反発してゼオンに戦いを挑みます。しかし、ロデュウは強大な力を得るのと引き換えにゼオンに逆らえないようにされていた為、ゼオン自ら手を下さずとも攻撃するロデュウは自滅していきます。ロデュウのパートナーのチーターは必死に止めますが、それでも突撃を止めません。

ついにゼオンに敗北したロデュウは魔界へ帰還する前に目の傷が原因で心を閉ざしたチーターに上画像の名言を残します。自分の体を張ってチーターを励ますメッセージを残すロデュウのチーターへの熱い思いが感じられる感動的な名シーンです。

15位「運命や障害に立ち…」

魔本を手にする少女・リィエンは、ウォンレイのパートナーです。リィエンは父親の手によってウォンレイと引き離されてしまいます。リィエンはガッシュと清磨の力を借りてウォンレイが捕らえられている妖岩島へと向かい、そこには魔物・ザバスとそのパートナーが待ち受けていました。ガッシュと清磨ペアはザバスペアに太刀打ちできません。

リィエンは何度も立ち向かおうとしますが、ウォンレイは愛するリィエンを戦いに巻き込みたくないと牢獄の中で葛藤しながらも戦う姿勢を見せません。そんなウォンレイに清磨は「運命や障害に立ち向かわないで何が王だっ!!!」と叱責する名言を放ちます。目が覚めたウォンレイはリィエンを守るために戦うことを決意します。ウォンレイが葛藤しながら信念を貫き通し、決意する姿が心に残ったという人が多くランキング入りです。

14位「さ、もう一ふんばりだぜ…」

強敵クリアとの最終決戦で絶望的な力の差で体はボロボロで成す術がないガッシュでしたが、魔界を滅ぼそうとしているクリアを止めるために挑み続けます。そのガッシュの姿を見た魔物の子の1人、ダニーはガッシュに自身の回復の術を使用できるようにして助けます。

呪文を使用して回復したガッシュの背後には「さ、もう一ふんばりだぜ…ガッシュ…」と力強く名言をいう魂のダニーの姿がありました。ガッシュは1人じゃない、応援してくれている魔物が大勢いることに気付きます。かつて共に戦ってきた仲間たちとガッシュの絆が感じられる感動の名シーンとなっています。

13位「強くなれ!!… そうすれば…」

上画像の名言は人間を弱いと見下していたブラゴの名言です。人間という下等生物がどうなろうと知ったことかと傍若無人な振る舞いを見せていたブラゴですが、悪質な地上げ屋に家を壊されそうになった親子を救い、その子供に「強くなれ」といいます。パートナーのシェリーも驚くほど、ブラゴは人間界で確実に成長していることが分かる名言でランキング入りしています。

12位「私の命にかえても…」

魔物を嫌うシェリーの当初の目的は魔物のゾフィスに催眠術に掛けられて強制的にパートナーとされた親友のココを救うことにありました。それを達成するにはブラゴの協力がなければ救うことは不可能で、シェリーはブラゴと共に出会った魔物たちを蹴散らし、ブラゴは度重なる戦闘で何度もシェリーを救います。そしてついにゾフィスと遭遇し戦いで勝利します。

ゾフィスからココを救うことが出来たシェリーですが、優しいココが催眠術で操られていたとしても今まで加担してきた悪事にココが耐えられないとしたシェリーは、ゾフィスにココの記憶を消すように要求します。戦闘不能状態のゾフィスでしたが、それを断固拒否します。どうにも出来ないシェリーを尻目にブラゴはゾフィスを脅迫して説得し、ココの記憶を消すことに応じさせます。

何度もブラゴに助けられたシェリーはココの無事を確認すると、今度は恩返しでブラゴの為に戦うと決意した時の上画像の名言です。シェリーがブラゴに対しての思いを入れ替えた瞬間で、シェリーとブラゴの絆を感じさせるシーンでランキング入りしています。

11位「魔界にやさしい王様がいてくれたら…」

人間界に送られた魔物の子の全てが王を目指して好戦的であるかというとそうではありません。コルルの様に心優しい魔物も大勢いるのです。意識操作までされて王を決めるための争いに参加しなければならないことが苦痛だったコルルが魔界に強制帰還される前の最後のセリフが上画像の名言です。

優しい王様がいてくれたら争うこともなかったのかもしれないとコルルの願いのようなセリフでもあります。ガッシュが「優しい王様になる」と決意するきっかけとなった名言です。

金色のガッシュベルの名言ランキングTOP10~4

10位「若造(ボーイ)がついて...」

ガッシュと打ち解けた魔物ダニーは、パートナーのゴルドーから若造と言われ「ダニーボーイ」と呼ばれていましたが、ダニーはその呼び方が不満で仕方がありませんでした。しかし、ゴルドーは一切気にせず呼び方を変えようとはしません。

ある日、ダニーはガッシュと重要文化財の「シェミラ像」を運送するゴルドーのボディーガードを務めますが、送り届ける直前で横転したトレーラーのタンクが運送する車に降りかかるのを1人受け止めゴルドーたちを逃がします。

そして、シェミラ像を守るために自分の魔本が燃えるのも顧みずガッシュにタンクを破壊するように言います。シェミラ像を無傷で守り抜くことが出来たダニーは魔本の焼失と同時に消えかけます。その際に初めてゴルドーから「ボーイ」が付いていない「ダニー」と呼ばれて涙するのです。少し切ないシーンでランキング10位です。

9位「お前は…」

ガッシュに王の素質を見い出していた魔物のバリーとそのパートナーのグスタフは、ただ王になりたいチンピラな魔物でした。しかし、ガッシュと戦いを始め様々な困難な戦いを経て成長を見せます。ガッシュに再会したバリーは、ガッシュが絶体絶命のピンチを迎える中、身を挺してガッシュを庇い、説教をして殴り飛ばします。

バリーは魔界の王の戦いには敗れましたが、いつか王になった者が道を間違えた時、それを正すことが出来る「王を殴ってやれる男になった」とグスタフに褒められると人間界からいなくなります。王になれない悔しさもあるようですが、ただのチンピラから自分を犠牲にして王を導ける男へと成長を遂げたバリーに感動する人が多く、9位にランキング入りしています。

8位「私はあなたの…」

魔物のパピプリオとそのパートナーのルーパーは母と子のような絆で結ばれていました。戦闘でボロボロになったルーパーをみたパピプリオは降伏しようとしますが、ルーパーはパピプリオを叱責し、守るのは当然であると上画像の名言をいいます。お互いを思い合う母と子の美しい関係が印象的なシーンとなっています。

7位「お前がパートナーで…」

ひたすら強い力を求めて強い王になると戦い続けていたブラゴが、ずっと支えてくれていたパートナーのシェリーとの別れ際に上画像の感謝の言葉を残します。シェリーと出会った当初は人間を下等生物と蔑んでいたブラゴでしたが、人間界でシェリーと共に戦い様々な出会いや困難を経験して大きな変化を見せます。最後にはシェリーに感謝まで伝えるようになったブラゴの成長が心に沁みる名シーンとなっています。

6位「私の後ろには…」

上画像は魔物でありながらパートナーのリィエンと愛し合うウォンレイの男気溢れるかっこいい名言となっています。例え勝ち目がなかったとしてもいずれ迫ってくる相手なのであれば、呪文が使用できない状況でも1人で立ち向かい愛する人を守ろうとするウォンレイの姿がグッとくるシーンです。

5位「チェリッシュはオレの…」

魔界でチェリッシュと家族同然の様に育ってきたテッドは、チェリッシュを自身の唯一の光だと言い、チェリッシュがいたから大人を恨み続けて真っ黒になってしまった自分も上を向いてこられたと、楽しそうに未来を語るチェリッシュに支えられてきたと語ります。チェリッシュの為なら体がバラバラになっても構わない「チェリッシュはオレの一番大切な奴だ!!!」という男の中の男を感じさせるテッドの戦闘シーンで読者の心を揺さぶります。

4位「ガッシュ!!!おまえはオレの…」

記憶喪失のガッシュは強敵であるブラゴと対峙した際に自分が魔物で魔界の王を決める戦いに参加していると記憶を取り戻します。ブラゴはそんなガッシュの魔本を渡すように迫りますが、清磨は魔本を離そうとはしません。

攻撃を受け続ける清磨にガッシュは「このままでは清磨が死んでしまう」と魔本を奪おうとしますが、清磨は上記の名言を叫びガッシュに戦うことを促すのです。以前にガッシュが清磨を心の目で見て「友」と呼んだように清磨もガッシュを「友」と呼ぶ、出会って間もない2人の間に熱い友情が交わされた名シーンとなっています。

金色のガッシュベルの名言ランキングTOP3

3位「私はいつだってカバさん…」

普段はタフガイで鉄のフォルゴレといってお道化て見せるスーパースターのフォルゴレは、チンピラ時代に周囲を気の向くままに巻き込み、鍛え上げた肉体と腕力を誇示する孤独な日々を過ごしていました。テレビでカバの歯に小鳥がとまる映像を見たフォルゴレは、百獣の王ライオンではなくて、カバになりたいと思うようになり、戯けたピエロに徹します。

フォルゴレは弱いと周囲から常に馬鹿にされる魔物のキャンチョメが秘める強大な力の覚醒を目の当たりにし、その力を顕示しようとするキャンチョメに上記画像の名言を放ち、身を挺して「力を誇示するだけの奴はただかっこ悪いだけ」と諭します。キャンチョメの姿はかつてのチンピラだった自身の姿と重なり、キャンチョメに自分と同じ孤独を味わって欲しくないとする、道化のフォルゴレの素顔が見られるシーンでランキング3位です。

2位「これ以上私の友達を侮辱してみろ…」

清磨に友達がいないことを知ったガッシュは、清磨に友達を作ると学校にまでついて行きます。そして「ヒーローになって学校の人気者になる」という作戦にガッシュはやる気満々でした。ガッシュを鬱陶しく思っていた清磨は、学校の屋上でカツアゲがされている情報をガッシュにすると1人で屋上に向かわせます。ガッシュはカツアゲの現場に遭遇し止めに入りますが、清磨は一向に現れる気配がありません。

清磨は影でこっそり様子を眺めていました。ガッシュは清磨が絶対に助けに来ると信じて疑いません。カツアゲをしている金山は「清磨は自分のことしか考えてない奴で助けに来るわけがない、天才が嫉妬されてクラスでも嫌われている」と侮辱します。黙って聞いていたガッシュはついに怒りを爆発させ上画像の名言を放ちます。真っすぐに相手を見つめて言い切るガッシュの熱い気迫が感じられるシーンで第2位にランキング入りです。

1位「家族一緒に暮らせるのだ…」

双子の兄弟、ゼオンとガッシュがお互いに本気で全力でぶつかり合い、ゼオンの抱えていた誤解も解けて双方の気持ちを確かめ合って和解するシーンでの上画像のガッシュの名言がランキング第1位となっています。ゼオンから強い恨みを買っていたガッシュですが、ようやく魔界で家族として一緒に暮らせるというガッシュの喜びも感じられるセリフとなっています。

ガッシュの呪文に関する感想や評価は?

『金色のガッシュベル』の作品についてや呪文に関する感想や評価を紹介していきます!どのような感想や評価が上がっているのでしょうか?早速、ガッシュについての感想や評価をみていきましょう!

ガッシュの呪文に関する感想の中には、登場する呪文を全て暗記しているというファンが多く、その中でもどの呪文が好きかという話題でSNS上では盛り上がっていたようです。ガッシュに出た来る呪文のセンスがいいという評価の声も上がっています。

『金色のガッシュベル』の魅力は可愛らしいキャラクターたちにあるようです。見た目の可愛さだけでなく、中身の可愛さも魅力で1人1人個性的でどこか憎めないキャラクターたちばかりで好評のようです。

『プラチナエンド』のあらすじでの感想では魔物の子たちが未来に向かって懸命に生きる姿に感動するという読者が多いようです。そして、人間界に下りた魔物の子たちは様々な出会いや別れ、困難なことを経験して成長していく姿が魅力的で生きる意味とその輝きを教えてくれる、最高に良い物語だと評されているようです。

戦闘シーンはカッコよく、別れのシーンでは涙なしでは見られないものがあり、また、ギャグで笑いを誘うシーンも多々あって面白い作品との感想の声も多数上がっています。子供向け漫画のようなところもありますが、大人になって見返すと当時気づかなかったことが見えてきたり、再発見があって面白いという声も上がっているようです。

ガッシュの呪文の強さまとめ

ここまで『金色のガッシュベル』の呪文の強さを一覧で解説し、物語の感動の名言をランキング形式でまとめて紹介してきました。『金色のガッシュベル』には可愛いからかっこいいまでの幅広い個性的な魔物キャラが登場します。唱えられる呪文も多彩で、演出も文句がつけられないほど良く、物語のボリュームもちょうどいいと評されています。

主要魔物のガッシュの全てを信じ抜く姿は心打たれるものがあり、ロールモデルとしている読者も中にはいたようです。魔物にしても人間にしてもそれぞれの成長が見られる場面は美しく、涙を誘います。大人になってから見てもその感動が止むことはなく、何度でも楽しめる作品のようです。バトルものやギャグ漫画が好きな方にもおすすめといえる作品となっているので、興味のある方は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ