【ワンピース】ルナーリア族とはどんな種族?特徴や月との関係・絶滅した理由を考察

「ワンピース」に登場する百獣海賊団のキングはルナーリア族の生き残りとされていますが、どんな種族なのでしょうか?今回は「ワンピース」のルナーリア族とはどんな種族なのか?その特徴や語源、「月」との関係、絶滅した理由などを考察していきます。さらに、ルナーリア族に関する謎を考察し、世界政府や空島ビルカの言い伝えにある「神」とのそれぞれの関係についてみていきます。また、ルナーリア族のキングはどんなキャラなのかを紹介し、ルナーリア族ではないかと噂されているキャラについてもみていきます。

【ワンピース】ルナーリア族とはどんな種族?特徴や月との関係・絶滅した理由を考察のイメージ

目次

  1. ルナーリア族が登場するワンピースとは?
  2. ルナーリア族とはどんな種族?特徴や月との関係は?
  3. ルナーリア族が絶滅した理由
  4. ルナーリア族の謎を考察
  5. ルナーリア族のキャラ
  6. ルナーリア族の可能性があるキャラ
  7. ルナーリア族に関する感想や評価
  8. ルナーリア族まとめ

ルナーリア族が登場するワンピースとは?

ワンピースの概要

「ONE PIECE(ワンピース)」は尾田栄一郎先生によって、1997年から「週刊少年ジャンプ」で連載中のバトル・ファンタジー漫画です。コミックは102巻(2022年5月現在)まで刊行されています。さらに、累計発行部部数(2021年7月現在)は国内では4億部、全世界では4億9000万部以上となっている、国内のみならず世界中で大人気を博している漫画でもあります。

また、テレビアニメ「ONE PIECE」はフジテレビ系列で1999年から放送が続いており、2021年11月にはとうとう1000話を突破しました。さらに、劇場版アニメの第15作目で最新作となる「ONE PIECE FILM RED」も、2022年8月6日に公開予定となっています。今回はそんな「ワンピース」に登場するルナーリア族とはどんな種族かについて、その特徴や月との関係、絶滅した理由や謎などを考察していきます。

ワンピースのあらすじ

ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を求め、海賊たちが覇権を争う大航海時代の真っ只中、東の海(イーストブルー)のモンキー・D・ルフィという少年は偶然、ゴムゴムの実を口にしてゴム人間となる代わりにカナヅチになります。その後、海で溺れていたルフィを助けた海賊の赤髪のシャンクスは村を発つ際、彼に自身の麦わら帽子を渡し、再会を約束。10年後、ルフィは海賊王になる夢とシャンクスとの再会のため、船出するのでした。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ルナーリア族とはどんな種族?特徴や月との関係は?

ここまで「ワンピース」の概要やあらすじをみてきました。次に「ワンピース」に登場するルナーリア族とはどんな種族なのでしょうか?ここではルナーリア族の特徴や語源・意味、そして「月」との関係について考察していきます。

ルナーリア族の特徴

「ワンピース」のキングはルナーリア族の生き残りであることが判明しています。ルナーリア族の生き残りであるキングの身体的な特徴をみていくと、背中には大きな黒い翼を持ち、背部からは発火能力によって炎が燃え上がっています。また、背中に翼を持つキャラとして、背中に白い翼を持った空島のスカイピアやシャンディアの人々が思い出されますが、空島の人々の翼は装飾品であることが公式で明かされています。

一方、キングは翼を「バサッ」と音を立てて自ら動かし、その翼によって飛行していることから、装飾品ではなく自前の翼だろうと考えられています。さらに、それまでずっと黒ずくめの衣装でひた隠しにされていたキングの素顔と素肌がゾロとの戦いの中で明らかになり、白髪に褐色の肌という特徴的な容姿をしていることが分かりました。また、ゾロはキングとの対戦中にルナーリア族であるキングの身体のある法則に気づきます。

それはキングの背中の炎が燃えているときは驚異的に防御力が上がり、ゾロの刀でも傷をつけられないほど硬い皮膚になること。逆に、背中の炎が消えているときは防御力が落ちる一方で、その分、スピード面が向上することです。ゾロも背中の炎が燃えているときに攻撃した際は「無駄骨」と発言していました。

そのことから、ルナーリア族の特徴としては、大きな黒い翼、白髪、褐色の肌、発火能力、背中の炎によって身体能力を変化させることができることなどが挙げられています。また、ルナーリア族は「自然界のあらゆる環境下で生存できる」種族とされています。しかし、それほどの身体能力を持ちながら、ルナーリア族は「絶滅したはず」の種族とされており、その理由は不明となっています。

さらに、大昔にはルナーリア族が「神」と呼ばれていたそうです。そして、彼らはかつて赤い土の大陸(レッドライン)の上(現在は天竜人が暮らす聖地マリージョアが存在)にあった「神の国」に住んでいたとも言われています。加えて、ルナーリア族はその名前から「月」と関係がありそうだとも考えられており、満月を見ることでスーロン化するミンク族との繋がりも予想されています。

「ルナーリア」の語源と意味

月のイメージ画像

「ワンピース」ファンの間では「ルナーリア族」の語源や意味について「月」と関連があるのではないかと予想されています。例えばイタリア語で「ルナーリア(Lunaria)」はムーンストーンを意味し、それは和名では「月長石」となります。そして「月の石」から「月の意志」そして「Dの意志」を意味するのではないかという説も浮上しています。

また「ルナ-リア(Luna-rear)」では直訳すると「月の裏側」や「影の月」という意味を持ち、海外の公式翻訳で記述されている「ルナリアン(Lunarian)」という単語は直訳すると「月人」となるそうです。さらに、ラテン語の「ルナリア(Lunaria)」では「月のような」を意味するそうです。

ルナーリア族は月から来た?

短期集中表紙連載(扉絵連載)シリーズの第9弾「エネルのスペース大作戦」では、エネルが月の古代都市ビルカで発見した壁画が描かれました。それによると、太古の昔、月の古代都市ビルカには翼を持った「月の人」が住んでいましたが、資源不足が原因で青色の星へ向かったようです。

さらに、月の壁画に描かれた翼の形状や衣装、装飾品から、現在、空島で暮らす人々こそ、月から青色の星に移住した「月の人」たちの子孫なのではないかと予想されています。

その壁画に描かれた衣装はシャンディアの人々によく似ており、頭の装飾品はスカイピアの人々のものとそっくりです。そして、シャンディアの人々、スカイピアの人々、他にも空島出身者の背中にある翼とよく似たものが、月の壁画に描かれている人物の背中にもあります。そのことから、ファンの間ではシャンディアやスカイピアの人々は「月の人」たちの子孫なのではないかと考察されるようになったようです。

しかし、その「月の人」たちも皆が同じ場所に住み着いたのではなく、それぞれ降り立った場所で国家を築いたと考えられています。例えば、エネルの故郷である空島ビルカ(月にあった古代都市と同じ名前)や、ルフィたちが訪れた空島スカイピアなど、空島で国家を築いた者。一方、地上に降り立ち、ジャヤに「黄金都市シャンドラ」という国家を築いた者などです。

ただ、現在の「ワンピース」の時間軸で400年前、現在のシャンディアの祖先が突き上げる海流(ノックアップストリーム)によって、ジャヤの半分が空島まで突き上げられたので、黄金都市シャンドラこと現在のシャンディアたちの住まいは空島にあります。

そこで、もしかしたらルナーリア族も太古の昔、月に住んでいた「月の人」の子孫であり、空島でも地上でもなく、レッドラインに降り立って、神の国を作ったのではないかという説も浮上しています。そして、もしその考察の通りなら、空島の人々とルナーリア族は同じ「月の人」を先祖に持つことになると考えられています。

Thumb【ワンピース】キングはルナーリア族の生き残り?素顔や太陽の神ニカとの関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ルナーリア族が絶滅した理由

ここまで「ワンピース」の概要やあらすじを紹介し、ルナーリア族の特徴や語源・意味、「月」との関係について考察してきました。そして、ルナーリア族には大きな黒い翼や白髪、褐色の肌、発火能力、驚異的な身体能力などの特徴があること。その由来は「月」に関係していると考えられ、月から来た種族であるという説が浮上していることなどが分かりました。次にルナーリア族が絶滅した理由について考察していきます。

絶滅した理由①自然に絶滅した?

ルナーリア族のキャラは現在のところ、キングしか登場しておらず、ルナーリア族自体は「絶滅したはず」の種族と認識されています。そもそも大昔には「神」と呼ばれ、レッドラインの上にあったとされる「神の国」に住んでいたルナーリア族。「自然界のあらゆる環境下で生存できる」とされ、発火能力などの特異な能力や、自爆してもまったく傷一つないなどの頑丈な身体を有する彼らが、なぜ絶滅したのでしょうか?

その理由に関して、クイーンは「そんな事っ!歴史に聞きやがれ!」と言葉を濁していました。そこで、ファンの間で自然に絶滅した説と誰かに滅ぼされた説の2通りが予想されています。まず、ここではルナーリア族が絶滅した理由の考察として、自然に絶滅した説をみていきます。

生物が絶滅する要因の1つとして自然環境の変化が挙げられますが、「自然界のあらゆる環境下で生存できる」とされるルナーリア族が環境に適応できずに絶滅することは考えにくいと推察されています。ただ、疫病の流行などの病気が要因である可能性も予想されており、どんな環境でも生存できるからといって、どんな病原体にも打ち勝てるかどうかは別問題と考えられています。

そして、もし病気が原因で自然に絶滅した場合、その病気はルナーリア族だけがかかる病気だったのではないかという説も浮上。仮にルナーリア族が月から青色の星に移住してきた種族だった場合、もとから青色の星に住んでいた人類や動物には無害でも、移住してきたルナーリア族にとっては致命的な何らかの病原体があり、それによって彼らが滅びた可能性も考えられています。

絶滅した理由②誰かに滅ぼされた?

次に、かつて「神」と呼ばれたとされるルナーリア族が絶滅した理由の考察として、誰かに滅ぼされた説をみていきます。「神」と呼ばれ「自然界のあらゆる環境下で生存できる」種族であるルナーリア族。そんな生命力が強く、頑丈な彼らを人為的に絶滅にまで追い込むのなら、それができるのは普通の人間ではない可能性が高いと考えられています。

そして、もしルナーリア族が誰かによって滅ぼされたとすれば、それは空白の100年や世界政府、Dの一族やジョイボーイなど、数々の「ワンピース」世界の謎と深い関連がある可能性が高いと推察されています。

Thumb【ワンピース】エネルが見た月の壁画の意味とは?古代兵器の伏線も考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ルナーリア族の謎を考察

月のイメージ画像

ここまで「ワンピース」の概要やあらすじを紹介し、ルナーリア族の特徴や語源・意味、「月」との関係について考察してきました。さらに、ルナーリア族が絶滅した理由について考察していきます。そして、ルナーリア族が絶滅した理由として、自然に絶滅した説と誰かに滅ぼされた説の2通りが考えられていることが分かりました。次に「ワンピース」の世界のルナーリア族に関する謎を考察していきます。

考察①ルナーリア族と世界政府の関係

ルナーリア族と世界政府の関係についてみていくと、ルナーリア族特有の「黒い翼」「白髪」「褐色の肌」という特徴を持つ者を発見した場合、その情報を世界政府に知らせただけで1億ベリーが与えられると言われています。

一般的な海賊などの賞金首の場合、本人を捕まえる必要があります。しかし、ルナーリア族の場合、本人を捕まえなくても、目撃情報を知らせただけ破格の賞金がもらえます。そのことから、ファンの間ではいかに世界政府がルナーリア族を脅威とみているかがうかがえると言われており、ルナーリア族と世界政府の関係が空白の100年の謎に迫る、重要な鍵を握っているのではないかとも予想されています。

考察②ビルカに伝わる「神」こそがルナーリア族?

エネルの故郷である空島ビルカでは「そこ(月)」に神が存在する、という言い伝えがあり、以下のようにエネルは語っています。そして、ルフィに敗北した後、エネルは月へと向かいました。その様子は扉絵連載シリーズ「エネルのスペース大作戦」でも描かれています。

そうだ私には還るべき場所がある
私の生まれた空島では”神”はそこに存在するものとされている
”限りない大地”フェアリーヴァースと人は呼ぶ
そこは・・・見渡す限りの果てしない大地が広がっているのだ
それこそ私が求める”夢の世界”
私にこそ ふさわしい大地!!

ここで、エネルが語った言い伝えの「そこ」とは月のことでしたが、もしかしたら「そこ」に存在する「神」とはルナーリア族のことを指しているないかと考察されています。さらに、エネルの「見渡す限りの果てしない大地」という発言から、月ではなく赤い土の大陸(レッドライン)を連想する人もいるようです。「赤い土の大陸(レッドライン)」とは「ワンピース」の世界の地球をぐるりと一周囲んでいる真っ赤な大地のことです。

それは偉大なる航路(グランドライン)と直角で交わり、海上から見上げると「絶壁」と感じるほど高くそびえ立ちっています。そのため、それを越えるのは物理的にも、軍事的にも容易ではありません。そして、もしルナーリア族が月から移住してきた種族だとすれば、彼らが青色の星に降り立つ際、神である自分たちが住むのにふさわしい「見渡す限りの果てしない大地」、レッドラインを選んだのではないかという予想もされています。

Thumb【ワンピース】月の古代都市ビルカはエネルの故郷?王子説や扉絵の伏線を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ルナーリア族のキャラ

ここまで「ワンピース」の概要やあらすじを紹介し、ルナーリア族の特徴や語源・意味、「月」との関係について考察してきました。さらに、ルナーリア族が絶滅した理由や謎について考察し、ルナーリア族と世界政府との関係や空島ビルカの言い伝えにある「神」との関係などをみてきました。次に、ルナーリア族の生き残りであるキングとはどんなキャラクターなのかや、その強さ・能力、性格などを紹介していきます。

キングはルナーリア族

「ワンピース」に登場するキングとは、百獣海賊団の最高幹部「大看板」の筆頭です。そして、百獣海賊団の最古参メンバーであるキングは総督のカイドウの右腕かつ相棒のような存在でもあり、絶大な信頼を寄せられています。

さらに、ビッグマムが治める万国(トットランド)ではあらゆる種族が暮らしていますが、キングはその万国に存在しない3種族のうちの1つで、かつて「神」と呼ばれたとされるルナーリア族の生き残りです。そんなキングのプロフィールをみていくと年齢は47歳、誕生日は12月1日、身長は613㎝、血液型はS型、懸賞金は13億9000万ベリーで「火災のキング」の異名を持ち、本名は「アルベル」です。

また、キングはいつもは黒づくめの衣装を纏っていますが、ネット上ではその素顔がかなりイケメンだと話題になっています。そして、褐色の肌を持ち、左目付近には月桂樹らしきタトゥーを入れており、白髪をハーフアップにまとめているなど、特徴的な容姿をしています。

キングの強さや能力

「ワンピース」のキングはルナーリア族であるだけでなく、動物(ゾオン)系悪魔の実である「リュウリュウの実」の古代種モデル「プテラノドン」の能力者でもあります。

さらに、キングは剣士ではないそうですが、絡繰刀のような巨大な日本刀を武器としており、ルナーリア族としての発火能力により、刀に炎を纏わせて戦うことも可能です。このように、ルナーリア族としての身体能力に加え、悪魔の実の能力や刀でも戦い、百獣海賊団のNo.2として、相当な強さを発揮して戦います。

キングの性格

「ワンピース」のキングの性格は厳格、そして冷静沈着な性格です。ただ、キングは素顔を見られるのを非常に嫌っており、ゾロにマスクを破損させられた際には敵・味方関係なく、周囲に攻撃してしまうほど激怒していました。そのことから、いつもは冷静沈着なキングですが、自身の正体に関わる素顔や素肌が晒される事態には非常に敏感になっていることがうかがえます。

さらに、威圧感のあるオーラや貫禄を放つキングですが、カイドウに対して強い忠誠心を持っており、カイドウからも絶対的な信頼を寄せられています。そのため、勝手にカイドウの名前で部下を招集しても咎められることなく、正当な理由でカイドウを納得させるなど、百獣海賊団の中でもカイドウの相棒のような立ち位置です。

その上、キングは百獣海賊団の最高幹部・大看板の筆頭として統率力も高く、普段は仲の悪い百獣海賊団の幹部・飛び六胞に対し、指示を出して結束させるシーンも描かれています。また、キングの回想シーンからカイドウとの出会いも判明しています。カイドウと一緒に捕らわれていた世界政府の施設から脱走したキング。カイドウとは彼が百獣海賊団を結成する前から共に行動しており、百獣海賊団の最古参メンバーとなっています。

そして、その強さをカイドウに見出された彼は「キング」と名乗るように言われます。そして、外の世界に出てもルナーリア族として、世界政府や賞金狙いの者たちから狙われるキングですが、カイドウに「おれの陰にいろ!誰にも渡さねェ!」「お前は今日からおれの右腕だ!」と言われたことで、カイドウに忠誠を誓ったようです。

その証拠にゾロに「カイドウさんこそ、海賊王になる男」と言い放ったり、カイドウとの回想シーンではキングがカイドウに対して「おれの命はあんたに貰ったもんだ」「あんたは最強でいろ」と発言したりしています。さらに、ゾロに倒される瞬間、カイドウの名前を口にしており、いかにカイドウを慕っているかがうかがえると言われています。このように、彼のカイドウに対する忠誠心の強さがうかがえるシーンが随所で描かれています。

Thumb【ワンピース】怪僧ウルージの強さは四皇クラス?悪魔の実の能力や懸賞金を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ルナーリア族の可能性があるキャラ

ここまで「ワンピース」の概要やあらすじを紹介し、ルナーリア族の特徴や語源・意味、「月」との関係について考察してきました。さらに、ルナーリア族が絶滅した理由や謎について考察し、ルナーリア族と世界政府との関係や空島ビルカの言い伝えにある「神」との関係などをみてきました。また、ルナーリア族の生き残りであるキングとはどんなキャラクターなのかや、その強さ・能力、性格などを紹介してきました。

そして、キングはルナーリア族であるだけでなく、能力者でもあり、戦闘ではルナーリア族としての能力と悪魔の実の能力、刀を駆使した戦いを展開し、百獣海賊団のNo.2にふさわしい強さを発揮すること。普段は厳格で冷静沈着な性格で、カイドウへの忠誠心が強いことなどが分かりました。次に、ルナーリア族の可能性があると考察されているキャラとは?その特徴やそう言われる理由を考察していきます。

ウルージ

「ワンピース」のルナーリア族の可能性があると考察されているキャラ、1人目はウルージです。ウルージはシャボンディ諸島に集結した11人の超新星(スーパールーキー)のうちの1人で、船長として破戒僧海賊団を率いています。そして、2年後には最悪の世代の1人に数えられており、異名は「怪僧ウルージ」。登場回数自体はそれほど多くありませんが、その独特の存在感から密かに人気を集めています。

また、ウルージは筋骨隆々の巨体に丸刈り頭、蓄えられた髭などのいかつい見た目をしていますが、空島出身であるためか、その背中には白い翼があります。本来、空島出身者の翼はルナーリア族と違って装飾品ですが、ウルージの場合、戦闘で巨大化(悪魔の実の名称は不明ながら、ダメージを受けることで巨大化・パワーアップする能力を有する)した際に、背中の翼も一緒に大きくなっているように見えると言われています。

装飾品なら巨大化しても一緒に大きくなることはないだろうということで、ルナーリア族と同様にウルージの翼も直接生えているのではないかと考えられています。また、ウルージの背中の翼の形状が、スカイピアやシャンディアの人々よりもキングのものと似ていること。キングと同じく体にタトゥーを入れていることなども、そのように言われる理由として挙げられています。

さらに、新世界編にて、ビッグマムを怒らせ、船を沈められたはずのウルージですが、その後、無事に空島まで辿り着いていることから、ウルージの翼は飛行可能なのではないかと予想されています。そのため、ウルージもルナーリア族なのではないかという説が浮上しています。

ソラ

「ワンピース」のルナーリア族の可能性があると考察されているキャラ、2人目はソラです。ソラはヴィンスモーク・ジャッジの妻で、レイジュ、イチジ、ニジ、サンジ、ヨジの母親です。

ソラもルナーリア族説が出ているキャラの1人で、ソラにも子どもたちにも羽は生えていませんが、サンジが生身の身体で数々の激戦を乗り越えられたこと。サンジが体に炎を纏わせることができることなどから、母親であるソラがルナーリア族の血筋だからではないかと考察されています。

マゼラン

「ワンピース」のルナーリア族の可能性があると考察されているキャラ、3人目はマゼランです。マゼランは海底監獄インペルダウンの元署長で、現在は副署長を務めています。キングの衣装とよく似たものを着用しており、背中に黒い翼を持つことから、マゼランもルナーリア族なのではないかという説が浮上したようです。

ただ、マゼランの衣装は元インペルダウン看守長で、現在は黒ひげ海賊団の2番船船長をしている雨のシリュウとも似ていると言われています。そのため、キングがインペルダウンと何らかの関係がある、またはインペルダウンの看守たちとルナーリア族に何らかの関係があるのではないかと予想されています。

サンジ

「ワンピース」のルナーリア族の可能性があると考察されているキャラ、4人目はサンジです。麦わらの一味のコックで「黒足のサンジ」の異名を持ちます。ゾウ編にて登場当時からずっと謎だった苗字が明らかになり、実は北の海のジェルマ王国の王子で、本名が「ヴィンスモーク・サンジ」であることが明らかとなりました。

また、兄弟に関して、レイジュは姉ですが、イチジ、ニジ、ヨンジとは四つ子の兄弟で、サンジ以外の兄弟は皆、父親のジャッジが施した血統因子による改造(外骨格の発現など)が成功しています。そして、サンジは悪魔の実の能力者でもなく、生身の人間で蹴り技に特化した戦闘スタイルで戦い、必殺技では足に炎を纏わせています。さらに、新世界編では見聞色の覇気と武装色の覇気を纏えるようになりました。

そして、ホールケーキアイランド編ではニジからジェルマの科学が詰まった「レイドスーツ」を受け取ったサンジ。ワノ国編ではその黒色のレイドスーツを着用し、透過能力を手に入れました。しかし、その影響からか、クイーン戦では他の兄弟たちのように外骨格を発現。身体が頑丈になり、筋力がアップしたことで、防御力と移動スピードが飛躍的に向上しました。

また、ジェルマ66の科学に異様な執着を見せるクイーンが、サンジの燃える足を見て「機械か?」と質問したシーンでサンジは他の兄弟たちと違い、自分だけは生身の人間であることを主張。そこでクイーンが「人が燃えるか!」「ルナーリア族じゃあるめェし!」と反論していました。しかし、サンジは足技をするときだけでなく、スリラーバーク編や魚人島編などの戦闘では全身から炎を出しています。

そこで、サンジも発火能力を持つルナーリア族ではないかという説が浮上。サンジの父親のジャッジは世界政府に加盟していたジェルマ王国の国王なので、母親のソラがルナーリア族の血筋なのではないかという考察がされるようになりました。

その一方で、ジャッジが若い頃、ベガパンクやクイーンのいた研究チーム「MADS」に所属していたこと。さらに、キングが過去に世界政府に捕らわれていたことなどから、もしかしたらサンジには改造の段階でルナーリア族の血統因子が組み込まれているのではないかという説も浮上しているようです。

Thumb【ワンピース】ソラがサンジの母親の名前?海の戦士ソラとの関係や伏線をネタバレ考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ルナーリア族に関する感想や評価

月のイメージ画像

ここまで「ワンピース」の概要やあらすじを紹介し、ルナーリア族の特徴や語源・意味、「月」との関係について考察してきました。さらに、ルナーリア族が絶滅した理由や謎について考察し、ルナーリア族と世界政府との関係や空島ビルカの言い伝えにある「神」との関係などをみてきました。

また、キングのプロフィールや強さ・能力、性格などを紹介し、ルナーリア族の可能性があると考察されているキャラ、ウルージやソラ、マゼランやサンジについてみてきました。次に、ルナーリア族に関する感想や評価を紹介していきます。

こちらは「ワンピース」のルナーリア族に関するツイートです。炎を纏えるサンジに関して、ルナーリア族の血統因子が入っているという説があり、その仕組みなどに関心があるという感想となっています。

こちらも「ワンピース」のルナーリア族に関するツイートで「ルナーリア」族の語源と月の関係についても様々な考察がされているようです。

こちらも「ワンピース」のルナーリア族に関するツイートです。ルナーリア族は月と太陽という真逆の意味を持つと予想されており、Dの一族とも密接な関係がありそうという感想となっています。

Thumb【ワンピース】ドクドクの実の能力は最強?監獄署長マゼランの強さや技を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ルナーリア族まとめ

いかがでしたか?「ワンピース」のルナーリア族とはどんな種族なのか?その特徴や月との関係、絶滅した理由などを考察してきました。そして、ルナーリア族とはかつて「神」と呼ばれ、神の国に住んでいたとされる種族であること。大きな黒い翼に白髪、褐色の肌という特徴的な容姿をしており、キングはその生き残りであること。名前の由来は「月」に関係しているようで、月から来た種族と予想されていることなどが分かりました。

さらに、自然界のあらゆる環境下で生存できる彼らが絶滅した理由について、自然に絶滅した説と誰かに滅ぼされた説の2通りが考えられていることなどが分かりました。また、ルナーリア族に関する謎について、世界政府や空島ビルカの言い伝えにある「神」との関係をそれぞれ考察し、キングやルナーリア族疑惑のあるキャラについても紹介してきました。皆さんもぜひ「ワンピース」のルナーリア族に注目してみてください!

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ