【ワンピース】月の古代都市ビルカはエネルの故郷?王子説や扉絵の伏線を考察

ワンピースの月の古代都市ビルカとは、扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」に登場した、かつて月に存在したと言われる古代都市で、月に遺された壁画から空島との関係が考察されています。以下では、ワンピースの謎の1つである古代都市ビルカの概要や、エネルの故郷説やビルカの王子説、扉絵に張られた伏線や、地球の古代兵器と思われる絵が刻まれた壁画の謎を考察を交えながら紹介します。

【ワンピース】月の古代都市ビルカはエネルの故郷?王子説や扉絵の伏線を考察のイメージ

目次

  1. ワンピースとは?
  2. ワンピースの月の古代都市ビルカはエネルの故郷?
  3. ワンピースの月の古代都市ビルカの王子はエネルだった?
  4. ワンピースの月の古代都市ビルカに関する扉絵の伏線を考察
  5. ワンピースの月の古代都市ビルカに関する感想や評価
  6. ワンピースの月の古代都市ビルカまとめ

ワンピースとは?

ワンピースの月の古代都市ビルカとは、扉絵に登場した壁画によればかつて月に存在したと言われる古代都市であり、かつてビルカと呼ばれる住民がいたものの、資源不足をきっかけに地球に降り立ったことが判明しています。以下では、エネルの故郷と考察される古代都市ビルカの概要や、エネルとの関係、ワンピースの扉絵シリーズで描かれた壁画の謎を考察を交えながら紹介します。

ワンピースの概要

「ワンピース」とは、漫画家・尾田栄一郎先生の代表作であり、1997年から2020年5月現在まで「週刊少年ジャンプ」にて連載が継続されている、同誌の看板作品です。物語は、未来の海賊王を目指す、モンキー・D・ルフィとその仲間たちの船旅を主軸に、仲間との友情や、バトル、ギャグシーン、感動のエピソードを壮大な世界観で描いた、少年漫画の王道を行く海洋冒険ロマンです。

女性や大人世代を含め幅広いファン層で知られる漫画「ワンピース」は、2020年4月時点で、計96巻の単行本を刊行しています。同時に、ワンピース人気は、これまでの日本の漫画の累計発行部数を次々と更新し、単行本・95巻が刊行された2019年12月には、国内累計発行部数3億9000万部に達し、日本の漫画で最高記録を樹立しました。

ワンピースのあらすじ

未来の海賊王を目指すモンキー・D・ルフィは、後の麦わら一味となる仲間と共に偉大なる航路(グランドライン)の船旅に出ます。グランドラインには、ライバルとなる海賊や彼らをけん制する海軍がひしめき合い、彼らとのバトルや友情、大切な人との別れを経た麦わら一味の旅は、後半の海・新世界へ突入し、ワノ国に辿り着きます。

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ワンピースの月の古代都市ビルカはエネルの故郷?

ワンピースの月の古代都市ビルカとは、エネルの扉絵シリーズで判明した月の都市の名前であり、扉絵タイトルによると、都市の住民は、資源不足で青い星へ飛び立ったことが判明しています。以下では、月という単語から、Dの一族との関係も匂わせる、月の古代都市ビルカとは何か、現時点で判明している情報や、エネルの故郷・ビルカとの関連を考察を交えながら紹介します。

古代都市ビルカとは?

ワンピースに登場する古代都市ビルカとは、単行本・49巻・472話の扉絵のタイトル名で判明した、かつて月に存在したと言われる古代都市の名称です。扉絵では、月に到達したエネルが壁画を見つめるシーンにて、古代都市ビルカは月の都市として紹介され、月の資源不足を理由に、月の住民が青色の星、つまり地球へ飛びたったことが説明されています。

古代都市ビルカはエネルの故郷?

ワンピース・空島編で登場したエネルとは、スカイピアを支配する唯一神で、「神(ゴッド)・エネル」の通称を持つゴロゴロの実の能力者です。エネルは、かつて空島に存在したビルカの出身であり、ワンピース・新世界編から8年前に、エネルのゴロゴロの実の能力で破壊されてしまったことが判明しています。空島編では、ビルカは遥か南東の空にあったと説明されています。

古代都市ビルカの場所を考察・イメージ画像

エネルの故郷・ビルカは、古代都市ビルカと名前こと同じであるものの、現時点では、両者の関係性は不明とされています。一方、空島に存在したビルカには、「限りない大地(フェアリーバース)」と呼ばれる聖なる土地の存在が伝承されており、その場所こそが、月の古代都市・ビルカを示す伏線ではないかと考察されています。

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ワンピースの月の古代都市ビルカの王子はエネルだった?

現在も、その詳細が不明とされている月の古代都市ビルカですが、エネルの故郷・ビルカと名前が一致することや、エネルの尊大な性格・ゴロゴロの実の能力・ビルカの伝承「限りない大地(フェアリーヴァ―ス)」から、エネルは、古代都市ビルカの王子ではないかと考察されます。以下では、月の古代都市ビルカの王子がエネルではないか、と考察される理由を紹介します。

考察①エネルの尊大な性格

エネルが月の古代都市ビルカの王子と考察される理由の1つ目に、エネルの性格が挙げられます。天竜人は勿論、一部の王族や貴族のように、ワンピース世界では、身分が高い人物ほど尊大な態度を取る傾向が多く見られます。そして、自ら「神(ゴッド)・エネル」と呼び、スカイピアの唯一神として君臨するエネルも、ワンピース屈指の尊大な性格の持ち主です。

エネルの故郷は、かつて空島に存在したビルカと判明していますが、エネルの外見に注目すると、空島の人々のような翼がなく、代わりに雷太鼓が付いています。空島編にて、翼が無いキャラクターと言えば、スカイピアの現神ガン・フォールが挙げられます。このことから、エネルの出自は、ビルカの神または王族やそれらと同様の身分だった可能性が高いと考察されます。

王族だったと考察されるエネルの出自・イメージ画像

そして、エネルの故郷・ビルカは、神または王族が支配する君主制国家だった場合、エネルは、ビルカの王子として何不自由なく育てられ、恵まれた環境が現在の尊大な性格を作り上げてしまったと考察されます。

考察②エネルのゴロゴロの実

エネルの正体が月の古代都市・ビルカの王子だった場合、王族としての権力に加えて、相応の実力が伴ってから、空島を恐怖で支配することが可能となります。そこで注目されるのが、エネルの悪魔の実・ゴロゴロの実です。雷を操る能力を秘めたゴロゴロの実は、ロギア系最強と言われる悪魔の実であり、パラミシア系・ゾオン系と比較しても、悪魔の実の首位を争う強さを持っています。

ゴロゴロの実の威力は、雷1つ落としただけで、島を破壊することができると言われ、かつて空島に存在したビルカは、エネルによって全滅させられたと、ワンピースで説明されています。一方、エネルがゴロゴロの実を入手した経緯は、エネルの過去とと共にいまだ詳細が明かされておらず、ワンピース・新世界編でも、エネルの過去は謎とされています。

一方、悪魔の実の中で最強に分類されるゴロゴロの実を入手できたことは、エネルの出自を示す伏線とも考えられ、エネルの過去を知る手がかりとなるでしょう。ワンピース・空島編では、雷人間として圧倒的な強さを見せつけ、スカイピアを恐怖で支配してきたエネルでしたが、ゴムゴムの実の能力者であるモンキー・D・ルフィの登場で、彼の状況は一変します。

悪魔の実の能力でゴム人間となったルフィの体は、電気を通さない体質のため、エネルの雷攻撃・防御を無効化にする特性を持っています。これまで負け知らず状態だったエネルにとって、ルフィの登場はエネルのこれまでの常識を覆す結果につながり、一方的に攻撃を受けることしかできないエネルは、ルフィに敗北しました。

考察③エネルの野望は限りない大地に辿り着くこと

ゴムゴムの実の知られざる特性を目の当たりにしたエネルは、ルフィに敗北後も懲りることなく、自身の野望へと突き進みました。エネルの野望とは、「限りない大地(フェアリーヴァ―ス)」に辿り着き、神の国を築くことでした。限りない大地は(フェアリーヴァ―ス)を求め続けるエネルは、自身の能力である雷を動力とする方舟・マキシムを作らせていました。

そして、ルフィとの戦いに敗れたエネルは、方舟・マキシムに乗りこみ、自身の野望を叶えるべく、月へと旅立っていきました。エネルのその後の動向は、ワンピースの扉絵シリーズで描かれ、エネルが目指す限りない大地(フェアリーバース)の正体は月で、彼がそれらを目指すことに執着した理由は、かつて月に存在した巨大王国の復活させるためと考察されます。

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ワンピースの月の古代都市ビルカに関する扉絵の伏線を考察

方舟・マキシムに乗り込んだエネルのその後は、ワンピースの扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」で描かれました。そして、エネルの扉絵には、古代都市ビルカに関する伏線が張られていると指摘され、空島と月の古代都市との関係や、古代兵器に関する壁画が描かれています。以下では、ワンピースの扉絵シリーズに張られた古代都市・ビルカに関する伏線を考察しました。

重要な扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」

空島編終盤で、方舟・マキシムで月へ旅立ったエネルでしたが、その後の動向は、ワンピースの扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」で断片的に描かれました。扉絵シリーズ付では、月へ到着してから、エネル軍団を結成するまでの道のりが描かれ、各扉絵にはタイトルが付けられています。そして、タイトルと扉絵と合わせて着目すると、月の古代都市ビルカに関する伏線がいくつか指摘されます。

扉絵から判明した事実

各扉絵には月に関する重要ワードを順番が隠されており、スぺ―シー中尉はツミキ博士のロボット、カラクリ島はぺガパンクの故郷であり、ツミキ博士の出身地、翼を持った月の人はビルカ民の先祖、青色の星は地球を示した伏線と考察されます。そして、月の住民が青色の星に降り立った理由は、月の資源枯渇が原因とされ、それらを求めて地球に訪れたことが判明しています。

扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」は、エネルの故郷・ビルカの先祖は、かつて月に暮らしていたことや、ロボット開発のツミキ博士が月の都市やカラクリ島とも関係があること、資源不足で地球の「空島」に降り立ったことを示す伏線だと考察されます。また、月の住民の服装や外見は、地球の空島の住民と酷似しており、空島と月の関係を示す伏線でしょう。

扉絵から浮上した謎

月に到達したエネルの動向を描いた扉絵シリーズでは、ビルカの民の知られざるルーツや、月に存在した古代都市を示す伏線が登場した中、エネルが見つける壁画には、地球の古代兵器と思われる絵が指摘されます。ワンピース・48巻470話の扉絵では、壁画に月の民が移住に使ったと思われるスペースシップのような舟の他に、古代兵器・プルトンの伏線と思われる大砲のような絵が、舟の左下に描かれています。

次に登場したワンピース・49巻472話の扉絵では、海王類と思われる2匹の頭上に鎖が描かれており、それらも、その正体が判明した古代兵器・ポセイドンを示した伏線だと指摘されます。その壁画の様子は、何やら大きな方舟を引っ張っているような場面を表現しているでしょう。

扉絵の壁画の考察・イメージ画像

そして、いまだ詳細不明の古代兵器・ウラヌスに関する伏線も、エネルの壁画から指摘されます。ウラヌスは、プルトンの頭上の舟の先頭に立つ月の住民が持つ杖ではないかと考察されます。月の住民の杖は、先端が球状のものとなっており、ナミの天候棒を彷彿させます。

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ワンピースの月の古代都市ビルカに関する感想や評価

月の古代都市ビルカに関する感想や評価・イメージ画像

ワンピースの扉絵に登場した月の古代都市ビルカに関する情報は、ワノ国編に突入した現在もその詳細は明かされていない一方で、エネルの再登場と共にその謎の解明が期待されています。以下では、ワンピースの月の古代都市ビルカに関する感想や評価を紹介します。

感想1:強さとカッコよさを兼ね備えたキャラ

ワンピース初期のキャラクターでありながら、2020年現在も根強い人気を誇るエネルは、ルフィがこれまでに戦ったキャラクターの中で上位にランクインする最強キャラでもあります。「恐怖こそが神」の通り、雷を駆使した圧倒的な強さは、読者にもエネルに対する恐怖を植え付けると同時に、ルフィとのバトルシーンの期待も高まり、目が離せない怒涛の展開だったでしょう。

感想2:エネルの再登場を望む

ルフィへの敗北を機に、ワンピース本編から退場したエネルでしたが、その人気は、ワンピース・ワノ国編に突入した現在も衰えることなく、ファンからエネルの再登場が期待されています。扉絵シリーズでは、月の古代都市ビルカに関する伏線が張られており、エネルの再登場時には、古代都市ビルカの解明も同時に注目されています。

感想3:エネルの誕生日を祝福

エネルの誕生日は、ゴロゴロの実にちなんで5月6日に設定されています。SNSでは、エネルの誕生日を祝福するメッセージと同時に、一部地域で雷が鳴り響いているとの投稿も指摘されます。2020年5月6日は、一部の地域で天気が悪く、雷が発生していました。一方、ワンピースファンの間では、エネルが喜びのあまり雷を落としているのではと、SNS上でささやかれました。

感想4:忘れられないエネルの顔

「神(ゴッド)・エネル」の如く、圧倒的な強さと雷技を見せつけ、麦わら一味を追い詰めていったエネルでしたが、ルフィに電気が通じないことを知り驚愕する場面は、ワンピースファンも驚かせた名シーンに数えられます。自身の攻撃がルフィに全く効かないことに焦るエネルの変顔は、これまでに見せたことのない表情であり、多くのインパクトを与えました。

『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ワンピースの月の古代都市ビルカまとめ

ワンピースの月の古代都市ビルカの概要や、エネルのビルカの王子説、扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」で描かれた壁画の謎などを考察を交えながら紹介しました。古代都市ビルカとは何か、現時点では情報量の少なさから様々な考察が飛び交っていますが、ワノ国編が連載されている現在も、エネルの再登場と共にその全貌が注目されています。

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