【鬼滅の刃】村田さんは最後死亡する？生き残る？初登場から最終決戦・その後を紹介

「鬼滅の刃」の村田さんとは、炭治郎たちの先輩にあたる鬼殺隊隊士です。さらさらの黒髪に、素朴な顔立ちの男性です。常識があり真面目な性格で、周囲に振り回される苦労人でもあります。アニメ「鬼滅の刃」で村田さん役を演じた声優は、宮田幸季です。

初登場時、鬼たちが徒党を組んで潜んでいるという那田蜘蛛山へ派遣されてやってきます。その後、仲間同士で殺し合いが始まります。茂みに身を隠しあたりの様子を伺っていた時に、炭治郎と伊之助に声をかけられ、状況を説明しました。

「鬼滅の刃」は、集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画であり、「鬼滅」の略称で知られています。作者は、「過狩り狩り」で第70回JUMPトレジャー新人漫画賞佳作を受賞した吾峠呼世晴です。コミックスは全23巻あり、累計発行部数は1億5000万部を記録しています。人気声優が多数起用されたテレビアニメ第1期「竈門炭治郎 立志編」は、2019年4月から9月に放送され話題となりました。

「竈門炭治郎 立志編」に続く物語である「無限列車編」は、長編アニメーション映画として2020年10月16日に公開されました。映画は大ヒットとなり、ジブリ作品「千と千尋の神隠し」の記録を抜いて日本歴代興行収入第1位となりました。映画公開後、新カットを追加したテレビアニメ版全7話も制作されました。テレビアニメ第2期「遊郭編」は、2021年12月5日から2022年2月13日に放送されました。

13歳の少年・竈門炭治郎は、雲取山で家族とともに暮らしていました。亡くなった父親の代わりに炭焼きの家業で家計を支えており、貧しいながらも幸せを感じていました。仕事のため家を留守にしたある日のこと、家族は外から侵入した鬼に殺されてしまいます。たった1人生き残った妹・禰󠄀豆子は、体内に鬼の血液が入り込んだことで鬼となります。炭治郎は、家族を殺した鬼への復讐と、妹を人間に戻す方法を探すべく旅に出ます。

「鬼滅の刃」の村田さんは、炭治郎たちの先輩にあたる鬼殺隊隊士です。アニメの声優は、宮田幸季です。登場時の階級は庚ですが、それ以降彼の階級に関する情報はありません。家族を鬼に殺されたため、鬼殺隊に入隊しました。誕生日や年齢、好物や出身地なども不明です。さらさらの黒髪短髪が特徴で、良識のある人物です。最終決戦にて、冨岡義勇と同時期に最終選別を受けていたことが判明しました。

公式パロディ「キメツ学園」では、高等部の2年であり、山椒組副委員長という設定でした。サッカー部に所属していますが、あまりモテないといいます。モブキャラですが人気があり、第2回人気投票では25位にランクインしています。2021年10月14日に発売されたアクションゲーム「ヒノカミ血風譚」では、使用可能キャラクターとなっています。

「鬼滅の刃」の村田さんは、常識があり真面目で責任感も強い性格です。公式が行った第2回人気投票では、25位にランクインするほどの人気があるモブキャラクターです。村田さんの下の名前を知りたいというファンの声も多く見られます。しかし、「鬼滅の刃」のファンブックにも、「村田」としか記載がなく、下の名前がわかりません。

村田さんは、キューティクルが整ったサラサラの黒髪を持ちます。普段から椿油をつけて手入れしているため、過酷な戦いの中でも美しさを保っていられるようです。手入れを怠らない理由は、過去に初恋の人から髪の毛を褒められたからでした。

「鬼滅の刃」の村田さんは、那田蜘蛛山編で初登場しました。その後、柱稽古に参加したり、最終決戦にも登場しました。ここでは、村田さんの本編登場シーンや、最後死亡したのか生き残ることができたのかなどを解説していきます。

「鬼滅の刃」の村田さんが初めて登場したのは、「那田蜘蛛山編」でした。鬼たちが徒党を組んで潜伏しているという那田蜘蛛山へ、同僚の隊士たちとともに派遣されます。しかし、入山して少しすると、母蜘蛛の糸によって隊士たちは操られ、殺し合いを始めます。村田さんは、母蜘蛛の糸から逃れ、茂みに身を潜めてあたりを警戒していました。そこへ、一足遅れて到着した炭治郎と伊之助に声をかけられます。

村田さんは、自分より階級が一番低い隊士がきたことにがっかりしていましたが、とりあえず状況を2人に説明します。炭治郎たちは、糸をつけられ隊士たちが操られていることに気づき、さらに糸を操っている母蜘蛛の居場所も突き止めます。しかし、母蜘蛛の場所に行こうにも、糸で操られている隊士たちが大勢いて、なかなか前に進むことができませんでした。

村田さんは、操られている隊士たちの相手を引き受け、2人を先に行かせます。村田さんのこの行動は、死亡フラグかに思われました。母蜘蛛を倒した後、炭治郎は十二鬼月の1人である累に遭遇しています。ここで、手柄欲しさに累に立ち向かったサイコロステーキ先輩は、あっさり殺されています。一方、村田さんはその後やってきた姉蜘蛛の血鬼術・溶解の繭の中に捕らわれてしまいます。

この繭の中の溶解液によって、人間の衣服や身体は溶かされます。助けにやってきた蟲柱の胡蝶しのぶによって、村田さんは繭の中から助け出されます。幸い無傷で生き残ることはできましたが、すでに溶解液で身につけていた衣服が溶けていました。

サイコロステーキ先輩と違い、先輩らしく振る舞い活躍した村田さんは、死亡せず生き残ることができました。しかし、全裸状態であり、胡蝶しのぶを前に少し気まずい表情を浮かべています。鬼殺隊の後処理などを行う部隊「隠」が到着するまでの間、村田さんは茂みの中で待っていました。

那田蜘蛛山での戦いが終わった後、村田さんは柱合会議に召喚されました。会議では、柱たちからここ最近の隊士が質が低下していることや、那田蜘蛛山で命令に背いた隊士がいたことなどの話を聞かされます。

精神的に疲れた村田さんは、蝶屋敷へ炭治郎の見舞いに訪れた際、柱合会議での愚痴をこぼし柱が怖いと発言しています。しかし、胡蝶しのぶがすぐそばにおり、会話を聞かれていました。ばつが悪くなった村田さんは、すぐにその場を後にしています。

刀鍛冶の里で、炭治郎、禰󠄀豆子、玄弥、甘露寺、時透たちは、玉壺と半天狗を倒します。それからというもの、鬼の活動が大人しくなり、忙しい柱にも時間ができます。そこで、柱自ら鬼殺隊隊士たちに稽古をつける柱稽古が行われることとなりました。隊士たちがそれぞれの柱の元を訪れて稽古をつけてもらい、合格したら次の柱の稽古場へと向かいます。先の戦いで療養していた炭治郎は、みんなより少し遅れて柱稽古に参加します。

稽古内容は、高速移動、柔軟、太刀筋矯正、打ち込み訓練、足腰鍛錬など、柱によってそれぞれ異なります。村田さんも、柱稽古に参加していました。岩柱・悲鳴嶼行冥の稽古を10日も受けており、一刻の間滝に打たれ続けることができるようになりました。そのため、次はようやく丸太の訓練に進むといいます。稽古の厳しさから立ち去る隊士も多い中、村田さんは挫折することなく稽古を続けていました。

産屋敷邸の場所を突き止めた無惨が襲撃にやってきます。敵襲の知らせを受けた鬼殺隊隊士たちが現場に駆けつけますが、鬼の巣窟である異空間無限城へと移動させられてしまいます。村田さんは、獪岳との戦いで大怪我を追った善逸の治療を、愈史郎に頼んでいます。愈史郎は、不機嫌そうな態度で村田さんを貶しています。周囲には、血鬼術は使えないものの下弦程度の力を持つ鬼たちがいました。

村田さんは、仲間とともに周りの鬼たちを倒して先へ進んでいます。そして、過酷な環境の中でも、善逸のことを励ましていました。戦いの中で仲間と逸れてしまい、傷が痛いと泣き喚く善逸に肩を貸したり、おんぶしてあげるなどしています。鳴女が死亡したことにより、異空間無限城は崩壊します。愈史郎は、鬼殺隊隊士と無惨を外へ出します。夜明けまでの間、無惨を足止めすることになります。

柱と無惨の戦いを影から見ていた村田さんは、家族の仇である無惨への復讐心に燃えていました。しかし、同期の冨岡義勇から、炭治郎を安全なところで手当てしてほしいと頼まれます。炭治郎を運び出した村田さんは、脈が弱っている炭治郎に心臓マッサージを施しました。しかし、炭治郎は息をしておらず、心臓の音も聞こえなくなり、焦ります。

そこへ、仲間の隊士がやってきて、瓦礫の下敷きになっている愈史郎を助けるのを手伝ってほしいといいます。村田さんは仲間とともに愈史郎を助け出し、炭治郎の治療を頼みます。何本も炭治郎に注射を打ち続ける愈史郎に、そんなにたくさん打っても大丈夫なのかと心配しています。愈史郎が炭治郎の治療をしている間、村田さんは炭治郎の手から、刀を放してあげようとしていました。

その後、治療の末脈が戻ってきた炭治郎に、必死に呼びかけています。炭治郎が復活し戦いに参加した後は、怪我人の手当てや、無惨と戦う隊士たちに血清を打って回っています。

「鬼滅の刃」の村田さんには、2回死亡フラグがありました。1回目の死亡フラグは、初登場した那田蜘蛛山編の時です。村田さんは、同僚の隊士とともに鬼が徒党を組んで潜んでいるという那田蜘蛛山へとやってきます。そこで、母蜘蛛の糸で隊士たちが操られ、殺し合いをさせられます。殺し合いから生き残ることができた村田さんは、茂みに身を潜め、あたりの様子を警戒しながら見ていました。

その後、一足遅れて炭治郎と伊之助が到着し、村田さんに声をかけます。当初、村田さんは階級が一番低い隊士が来たことにがっかりしていました。炭治郎と伊之助が母蜘蛛の居所を突き止めますが、行手には糸で操られた隊士たちがおり、簡単に通れそうにありませんでした。村田さんは、その場を引き受け、2人を先へ行かせます。

2回目の死亡フラグは、最終決戦の時です。鬼殺隊隊士は、下弦ほどの実力をもった鬼で溢れかえった異空間無限城に転生させられます。村田さんは、仲間の隊士たちと鬼を倒して活躍していました。その後、鳴女の死亡によって、異空間無限城が崩壊し、愈史郎の力によって全員外へ出されます。

村田さんは、家族の仇である無惨に怒りをあらわにし、刀を抜こうとしています。しかし、冨岡義勇に瀕死の炭治郎の救護を頼まれ、安全な場所に運び出しています。こうした役回りは、その後主要キャラを庇って死亡するケースも多くあるため、死亡説が流れました。村田さんは死亡フラグを回避し、最後まで生き残ることができました。

村田さんは、最後の戦いまで死亡せず生き残ることができました。「鬼滅の刃」最終話の舞台は現代であり、登場キャラクターの生まれ変わりや子孫が登場します。最終話には、村田さんの子孫も登場しました。村田さんの子孫は、炭彦達が通う高校の教師でした。

顔立ちは、村田さんとよく似ています。炭彦は、寝坊してパルクールで建物や車を飛び越えるなどする危険登校の常習者です。村田さんの子孫も炭彦の扱いに困っているようで、登校時間が終わる頃に炭彦が入らないよう急いで門を閉めようとしています。

鬼殺隊は、上から甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の10段階の階級が設けられています。那田蜘蛛山編で登場した時の村田さんの階級は、上から7番目の庚でした。しかし、それ以降の村田さんの階級は、どうなったのか不明です。

一方で、物語が進むにつれ主人公の炭治郎は、十二鬼月を倒していき、上から3番目の丙にまで昇格しています。炭治郎と比べると目立った活躍はないため、最後は階級を追い抜かれた可能性が高いです。しかし、その後村田さんは厳しい柱稽古に耐え抜き、最後まで生き残ることができました。それなりに実力があることは確かなので、階級が上がっている可能性もあります。

鬼殺隊に入る前、みんな全集中の呼吸を習得します。さまざまな全集中の呼吸がありますが、村田さんは炭治郎と同じ水の呼吸を使用します。全集中の呼吸を使うとき、その呼吸法に合わせたエフェクトが出ます。これは、実際に発生しているものではなく、見る人がそう感じるだけなのだと言います。村田さんの場合、薄すぎてエフェクトが見えないのだといいます。水の呼吸は、初心者にも易しいため、一番ポピュラーな呼吸法のようです。

鬼殺隊の入隊試験は、最終選別と呼ばれています。藤の花が咲き誇る藤襲山に、鬼たちが十数体生捕にされています。ここで、7日間生き残ることができれば合格となります。非常に過酷な試験であり、試験を受けた大勢が生き残ることができず死亡しています。村田さんは、錆兎と水柱の冨岡義勇と同期でした。

出世の差が著しいため、村田さんは冨岡義勇は自分のことを覚えてはいないだろうと思っていたようです。しかし、最後の戦いの時、冨岡義勇は近くにいた村田さんの名前を呼び、炭治郎の救助を頼みました。村田さんは、名前を覚えてもらっていたことに感涙しています。

「鬼滅の刃」の村田さんは、フルネームがわからない他、誕生日や出身地、年齢などの情報も明かされていません。最終選別を21歳の冨岡義勇と一緒に受けてはいますが、試験を受ける条件に年齢の縛りはないようなので、同い年とは限りません。公式パロディ「キメツ学園」では、高等部の2年であり、山椒組副委員長という設定でした。そのため、年齢は16歳か17歳と考察されます。

「鬼滅の刃」で村田さん役を演じた声優は、宮田幸季です。声優・宮田幸季は、神奈川県出身1972年10月9日生まれ、声優事務所・81プロデュースに所属しています。以前は、宮田始典という芸名で活動していました。「宮田っち」や「幸様」などの愛称で呼ばれています。声優デビュー作は、「いつかのメイン」雷少年役でした。1999年7月3日から12月25日に放送されたアニメ「仙界伝 封神演義」ナタク役で注目を集めます。

声優・宮田幸季主な出演作品に、「Free!」似鳥愛一郎役、「ブギーポップは笑わない」エコーズ役、「メガネブ!」鎌谷光希役、「AMNESIA」ウキョウ役、「キングダム」成蟜役、「バカとテストと召喚獣」土屋康太役、「ケロロ軍曹」アルジャナイノン役、「07-GHOST」ラブラドール役、「グイン・サーガ」シド役、「全力ウサギ」エイギョウ役、「風の少女エミリー」テディ・ケント役、「今日からマ王!」村田健役などがあります。

村田さんは、最後の決戦の時にも活躍しました。他の鬼殺隊隊士とともに異空間無限城に送られ、そこに潜んでいた鬼たちを倒しています。また、獪岳との戦いで大怪我をおった善逸の治療を愈史郎に頼みながら、周りの鬼たちと戦っています。その後、善逸をおんぶして先へ進んでいます。村田さんが善逸をおんぶしてあげたのは、善逸が無惨との戦いで戦力になる可能性を感じていたからではないかという感想もあります。

村田さんは、那田蜘蛛山編から登場したモブキャラクターです。その後、柱稽古などにも登場し、最後の戦いにも登場しました。最後の戦いでは、冨岡義勇に頼まれて炭治郎を安全な場所に運び出して手当てをしています。さらに、愈史郎やそのほかの仲間とともに、無惨と戦っていた隊士たちに血清を打ってまわるなど活躍しています。村田さんがいなければ、最後の戦いの結末は変わっていたのではないかという感想もあります。

初登場時の村田さんの階級は庚ですが、その後昇格したのかどうかは不明です。村田さんは、その後も過酷な柱稽古にも耐え抜き、最後まで死亡せず生き残ることができました。村田さんが最後まで生き残るとは思っていなかったという声もあります。

アニメ「鬼滅の刃」で村田さん役を演じた声優は、「ブギーポップは笑わない」エコーズ役や「風の少女エミリー」テディ・ケント役などで知られる声優・宮田幸季です。村田さん役の声優が良かったという感想もあります。

「鬼滅の刃」の登場キャラ・村田さんのプロフィール、アニメの声優、最後まで生き残るのかどうかなどを紹介してきました。村田さんは、炭治郎や冨岡義勇と同じ水の呼吸を使う隊士であり、階級は「庚」です。しかし、薄くてエフェクトが見えないといいます。さらさらのキューティクルの秘密は、椿油を塗って手入れしているからでした。アニメの声優は、宮田幸季です。那田蜘蛛山で初登場し、最後まで生き残ることができました。