【金色のガッシュベル!!】フォルゴレの名言・名セリフ集？かっこいいシーンまとめ

「金色のガッシュベル!!」の主要キャラ・フォルゴレは、世界的映画スターとして活躍するキャンチョメのパートナーであり、高貴なる魂と認め合った友・キャンチョメへ向けたセリフの数々は、名言として支持されています。以下では、「金色のガッシュベル!!」から、パルコ・フォルゴレのかっこいい名言や名セリフ・名シーンや、パートナーのキャンチョメとの関係などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

アニメ化もされた「金色のガッシュベル!!」は、2001年～2008年にかけて「週刊少年サンデー」で連載された雷句誠先生の大ヒットバトルアクション漫画です。魔界の王様候補に選ばれた魔物の子と、彼らのパートナーとなった人間との絆や迫力あるバトルシーンが人気を呼び、第48回・小学館漫画賞を受賞しました。

漫画「金色のガッシュベル!!」は、2021年に連載20周年を迎え、2022年3月からは、最終回のその後の出来事を描いた続編「金色のガッシュ!!2」の電子版配信が開始されました。また、「金色のガッシュベル!!」は、2003年～2006年にかけてアニメ放送も行われ、第139話～最終回150話までは、アニメオリジナルのストーリーが展開されました。

1000年に一度訪れる、魔界の王を決める戦い・神の試練が始まり、王様候補に選ばれた魔物の子・100人は、それぞれの魔本を解読できるパートナーを求め、人間界に向かいます。その1人・ガッシュは、高嶺清麿とタッグを組み、新たな仲間との出会いやライバルとの戦いを経て絆を深めていきます。やがて2人は、ガッシュの優しい王様になる夢を実現させるべく、強力なライバル魔物との壮絶なバトルを繰り広げます。

キャチョメのパートナーで、本名：パルコ・ヴォルゴレ、「絶世の美男子」を自称する世界的映画スターです。行く先々で大勢の女性に囲まれるなど絶大な人気を誇るものの、過剰なスキンシップや奇行・愚行が玉にキズであり、清麿の怒りを買うこともしばしばあります。また、多忙な生活を送りながらも、あらゆる人々への活動を惜しまない優しさ・サービス精神も兼ね備え、その人柄はキャンチョメから尊敬されています。

登場初期は、ギャグキャラクターの印象が強かったフォルゴレでしたが、ガッシュのザケルを食らっても起き上がるタフガイさや、キャンチョメのためならどこまでも戦える強さ・優しさを兼ね備えた、かっこいいキャラとしても支持されています。以下では、「金色のガッシュベル!!」から、フォルゴレのかっこいい魅力がつまった、フォルゴレの名言・名セリフや名シーンを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

フォルゴレの名言や名シーンの1つ目は、フォルゴレの強くて優しい性格がもっとも現れた、かっこいい名セリフです。カバは、暴力に明け暮れていた不良時代のフォルゴレを変えるきっかけを作った動物であり、カバの牙に小鳥が乗る様子は、荒れていたフォルゴレの心に突き刺さりました。そして、カバのように、例え不格好でも、他人に受け入れられる人間になりたいとの思いから、暴力と決別し、俳優の道に突き進みました。

フォルゴレのかっこいい名言の2つ目は、フォルゴレの知られざる過去が語られた名セリフです。劇中では、ギャグキャラクターのイメージが強いフォルゴレですが、少年時代は、手がつけられない不良少年だったことが語られ、その時の自分もライオンに例えていました。彼の凶暴さは、故郷の田舎町でも知れ渡り、誰も彼に近づかないばかりか、両親から家を追い出される仕打ちを受けました。

フォルゴレは、当時の自分を「バカなライオン」と評しており、強さとかっこよさを勘違いしていたと振り返っています。本当の強さ・かっこよさとは何かを考えさせられる、フォルゴレの奥深い名言でしょう。

フォルゴレの3つ目の名言・名シーンは、キャンチョメを守るためなら、命がけで戦えると豪語するフォルゴレのかっこいい名セリフです。強い動物と言えば、ライオンのイメージが強く、かつてのフォルゴレもライオンのような強さに憧れ、荒れた不良少年になりました。しかし、カバさんとの出会いが、フォルゴレの価値観を変え、見た目は弱そうなカバさんでも、いざという時には、ライオンを倒すほどの強さを発揮することを知ります。

子供を守るカバさんのように、自分はキャンチョメを守るためなら、どんな苦境に立たされても決して諦めない、フォルゴレのキャンチョメへの愛情の深さが感じられるかっこいい名言です。

フォルゴレのかっこいい名言や名シーンの4つ目は、フォルゴレがカバに憧れる理由が垣間見える名セリフです。ライオンもカバも、強靭な牙が特徴であり、特にライオンにとっての牙は、強さの象徴でもありました。しかし、ライオンは、その牙を武器に他の動物を威嚇し、百獣の王として恐れられおり、かつて、ハードな見た目と暴力で自分を強く見せていた不良時代のフォルゴレと似ています。

一方、カバも巨大な牙や強靭なアゴを持ち、子供に危険が迫ればとてつもない強さを見せつけます。時には、ライオンも倒せるような凶暴さを見せるカバですが、普段はおとなしい生き物であり、小鳥が牙にとまっても気にしない、おおらかな姿を見せています。ライオンの牙に小鳥は止まらないように、とがっていた頃の自分には人は寄ってこなかった、人生の教訓にしたいメッセージ性の強い名言・名セリフでしょう。

フォルゴレのかっこいい名言・名シーンの5つ目は、フォルゴレを語るうえで欠かせない「鉄のフォルゴレ」のテーマソングです。登場初期は、数々の奇行・愚行が清麿の怒りを買い、その都度「ザケル」を受けていたフォルゴレでしたが、「鉄のフォルゴレ」が流れるとすぐさま起き上がり、キャンチョメと共に自身のテーマソングを熱唱するなど、人間離れした頑丈な肉体を披露しています。

フォルゴレの強靭さはバトルシーンでも発揮され、通常の人間であればダメージだけでは済まされない攻撃呪文を受けても、持ち前のタフさで起き上がっています。キャンチョメからも無敵と憧れられるフォルゴレは、劇中屈指のタフガイであり、フォルゴレ＝雷のような強さと、牙に小鳥を乗せるカバさんのような優しさを兼ね備えた、最強キャラクターでしょう。

キャンチョメとは、王様候補に選ばれた1人で、パートナー・フォルゴレに憧れる、アヒルのくちばしのような口が特徴の魔物の子です。以下では、「金色のガッシュベル!!」から、フォルゴレとの絆の深さを感じさせる、キャンチョメの名言や名セリフ・名シーンを、あらすじネタバレと共に紹介します。

キャンチョメの1つ目の名言・名シーンは、臆病で弱虫な自分から卒業するため、勇気を振り絞るキャンチョメのかっこいい名セリフです。劇中最強の呪文が使えるキャラとしても注目されるキャンチョメですが、登場初期は、パートナーのフォルゴレがいないと何もできない弱虫であり、ガッシュとは対照的なキャラクター性が目立ちました。

しかし、人間界に来て大きく成長したガッシュの姿は、キャンチョメにも多くの影響を与え、王様になったら魔界をいい世界にすることを目指し、強くなることを願います。以下の名言からは、精神的にも強く成長するために、目の前の困難に立ち向かうと奮闘するキャンチョメの勇ましさが感じられるでしょう。

キャンチョメの名言や名シーンの2つ目は、苦戦を強いられる対ファウード戦にて、己の使命を見いだすキャンチョメの名セリフです。人間界を救うために、ファウードとの戦いに挑むガッシュ達でしたが、戦いは想像以上に厳しく、ガッシュの仲間たちも次々と倒れていきました。キャンチョメも、ガッシュ達と対ファウード戦に挑み、そこには臆病だったキャンチョメの姿はありませんでした。

キャンチョメの名言や名シーンの3つ目は、敵として戦ったゴームの優しい気持ちを見抜き、友達になることを提案する、キャンチョメの優しさにあふれた名セリフです。神の試練が終盤に近づいた頃、魔物と自身の消滅を目論むクリアノートが台頭し、新たな脅威がガッシュ達に降りかかります。クリアノートの脅威は、ミラノで修行中のキャンチョメにもふりかかり、クリアノートの協力者・ゴームと対峙します。

当初は、魔界の未来を守るために敵意を顕わにして戦っていたキャンチョメでしたが、フォルゴレの説得を受けて我に返り、ゴームと和解します。そして、魔界に戻ったら友達になることを約束し、ゴームの魔本を燃やす前に、シン・ポルクで花畑の幻影を見せました。

キャンチョメの名言や名シーンの4つ目は、パートナー・フォルゴレへの尊敬を憧れを吐露するキャンチョメの名セリフです。強さと優しさを兼ね備えたフォルゴレに憧れ、自分もフォルゴレのようなヒーローになりたい、キャンチョメのフォルゴレへの思いや、彼らの絆の深さが感じられる名セリフでしょう。

キャンチョメの名言や名シーンの5つ目は、臆病で弱虫な自分を変えたいと強く願うキャンチョメの名セリフです。魔界時代は、ガッシュと同じく落ちこぼれだったキャンチョメは、人間界に来ても臆病さや弱虫な性格を克服できず、フォルゴレがそばにいないと何もできない自分に嫌気を差し、フォルゴレのように強くなりたいと願うようになりました。

以下の名言・名セリフからは、これまでの弱い自分を変えるために、どんなに辛い戦いも決して諦めない、キャンチョメの奮闘や決意が感じられるかっこいい名言でしょう。

フォルゴレは、アニメ版でも高い人気を誇っており、圧倒的な存在感とギャグシーンで多くの笑いと感動を誘いました。以下では、「金色のガッシュベル!!」から、パルコ・フォルゴレのアニメ声優・高橋広樹さんのプロフィールや、主な出演作品や演じたキャラを紹介します。

フォルゴレのアニメ声優・高橋広樹さんは、1974年生まれ、東京都出身の声優・歌手・俳優で、専門学校進学を経て、1994年にアニメ「マクロス7」の金龍役で声優デビューを果たしました。2000年以降は、海外作品の日本語吹き替えも行っており、韓流ドラマを中心に出演しています。

声優・高橋広樹さんの主な出演作品は、アニメ「ハンター・ハンター（1999年版）」ヒソカ役、「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」スタースクリーム役、「遊戯王」城之内克也役などです。海外作品では、映画「ワイルド・スピードシリーズ」のポール・ウォーカーや、韓国俳優のイ・ミンホ、キム・レウォンの担当声優を務めています。

以下では、「金色のガッシュベル!!」から、キャンチョメのパートナー・フォルゴレの名言に関する感想や評価を紹介します。

「金色のガッシュベル!!」のフォルゴレと言えば、ギャグキャラのイメージが強いものの、パートナー・キャンチョメとの絆の深さや、キャンチョメのためなら命懸けで戦う姿など、強さと優しさを兼ね備えたキャラクター性が支持されています。また、ファンからは、マンガ史に残るイケメンとも評されており、外見だけでなく、内面のかっこよさが目を引く、本当の意味でのかっこいいキャラクターでしょう。

ガッシュ達の心強い仲間でもあるフォルゴレ・キャンチョメペアのエピソードは、「金色のガッシュベル!!」にて欠かせない要素となっています。特に初期では、ギャグパートでの登場が目立ち、2人が登場しただけで思わず笑いがこみあげてきそうな親しみあるキャラクター性や、やや過激とも捉えられるコミカルな言動が、「金色のガッシュベル!!」を面白くしています。

「金色のガッシュベル!!」では、フォルゴレの知られざる過去にも触れられており、ライオンのごとく暴力に明け暮れた不良時代から、カバさんのような人間になりたいと思うきっかけが語られました。フォルゴレの過去のエピソードはファンの心をわし掴みにし、ライオンから牙に小鳥を乗せるカバさんになったと、フォルゴレの人柄を称賛する声も寄せられています。

「金色のガッシュベル!!」のパルコ・フォルゴレのかっこいい名言や名セリフ・名シーンや、パートナー・キャチョメの名言・名セリフなどを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。例え不格好でも、牙に小鳥を乗せるようなカバさんになりたいと願うフォルゴレの思いからは、本当の強さ・かっこよさは何かを考えらせられ、キャンチョメへ送ったセリフの数々は、人生の教訓にしたいメッセージ性も感じられるでしょう。