【鬼滅の刃】鳴女の過去が公式ファンブックで判明?人間時代の悲惨な出来事とは?

『鬼滅の刃』で舞辻無惨の側近を務める女の鬼である鳴女。そんな鳴女は公式ファンブックにて人間時代の悲しい過去が明かされ、話題を集めています。公式ファンブックで明かされた鳴女の人間時代の過去とは一体どのようなものなのでしょうか?また、鳴女の死亡シーンとは一体どのようなものだったのでしょうか?今回は、公式ファンブックで明かされた『鬼滅の刃』・鳴女の人間時代の出来事や善逸との関係、哀れな死亡シーンについて調査してみましょう。

【鬼滅の刃】鳴女の過去が公式ファンブックで判明?人間時代の悲惨な出来事とは?のイメージ

目次

  1. 鳴女とは?
  2. 鳴女の過去が公式ファンブックで判明?人間時代をネタバレ
  3. 鳴女の能力は?無惨のお気に入り?
  4. 鳴女の活躍をネタバレ
  5. 鳴女の最後や死亡シーン
  6. 鳴女と他キャラの関係を考察
  7. 鳴女に関する感想や評価
  8. 鳴女の過去まとめ

鳴女とは?

謎多きキャラクターとして注目されていましたが、公式ファンブックで人間時代の過去などが明かされ、再注目されている『鬼滅の刃』・鳴女。そんな『鬼滅の刃』の鳴女とは一体どのようなキャラクターなのでしょうか?まずは、公式ファンブックでの人間時代の過去が話題になっている『鬼滅の刃』の鳴女のプロフィールや鳴女が登場する『鬼滅の刃』の作品情報についてチェックしてみましょう。

鬼滅の刃の作品情報

鬼滅の刃の概要

『鬼滅の刃』は、2016年11号から2020年24号まで週刊少年ジャンプにて連載された吾峠呼世晴による漫画です。そんな『鬼滅の刃』は第70回(2013年4月期)JUMPトレジャー新人漫画賞(審査員:篠原健太)の佳作を受賞した『過狩り狩り』をベースとした作品で『週刊少年ジャンプ』2016年11号から2020年24号まで連載されました。『鬼滅の刃』のシリーズ累計発行部数は1億2000万部(電子版含む)を突破しています。

『オリコン年間コミックランキング 2019』では期間内の売上が1205.8万部を記録し第1位に輝いています。2019年4月〜9月にはアニメ化され、2020年10月には『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が公開されました。そして映画公開から73日目となる12月27日には観客動員数2404万人、興行収入324億円を突破し、『千と千尋の神隠し』を超えて日本歴代興行収入ランキングで歴代1位となりました。

鬼滅の刃のあらすじ

舞台は大正時代。主人公・竈門炭治郎は、亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えていました。しかし、ある日、家族が鬼に惨殺されてしまい唯一生き残った妹・竈門禰󠄀豆子も鬼にされてしまいます。炭治郎は、そんな家族を殺した『鬼』と呼ばれる敵や、鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦います。

鳴女のプロフィール

鳴女(なきめ)は、人を鬼に変える血を持つ鬼の始祖である鬼舞辻無惨の側近を務める女の鬼ですが、登場当初は人間時代の名前や身長・体重なども不明であった、謎多きキャラクターです。そんな鳴女の見た目は、長い黒髪で顔の半分を隠しています。また、髪の毛の下は不気味な一つ目で上弦の肆の印が刻まれています。十二鬼月の鬼達からは「琵琶女」「琵琶の君」などと呼ばれています。

鳴女の性格

鳴女の性格についてですが、公式ファンブックによると生粋の仕事人であるらしく、その為、基本的に必要以上の会話はしません。非常に無口な性格の鳴女は、堕姫・妓夫太郎兄妹の敗死に、上弦の壱から伍らが無限城に召集された際も質問に短く答える程度であくまで必要な会話しかしませんでした。また、無限城内で喧嘩する上弦の鬼たちに対して内心「はやく帰ってくれないかな…」と思っていたようです。

アニメ「鬼滅の刃」公式ポータルサイト

鳴女の過去が公式ファンブックで判明?人間時代をネタバレ

登場当初は過去やプロフィールなども殆ど明かされておらず、謎が多いキャラクターとされていた『鬼滅の刃』・鳴女。そんな鳴女の過去や人間時代の出来事について公式ファンブックで明かされたようです。公式ファンブックで明かされた鳴女の人間時代の過去は一体どのような過去だったのでしょうか?お次は、公式ファンブックにて明かされた『鬼滅の刃』・鳴女の過去や人間時代についてチェックしてみましょう。

ネタバレ①結婚していた

『鬼滅の刃』・鳴女の過去が公式ファンブックで判明?人間時代の過去をネタバレ1つめは、『結婚していた』です。人間時代の鳴女は結婚していました。しかし、とても貧乏な暮らしをしていたようで、子供はいた様子がなく、自分たちの食い扶持を稼ぐので精一杯な生活を送っているのでした。

ネタバレ②琵琶弾きの仕事をしていた

『鬼滅の刃』・鳴女の過去が公式ファンブックで判明?人間時代の過去をネタバレ2つめは、『琵琶弾きの仕事をしていた』です。鬼となった鳴女は常に携えた琵琶をかき鳴らしていますが、人間時代の鳴女も琵琶弾きの仕事をしていたようです。しかし、無名の琵琶弾きだったため、貧しかったようです。

ネタバレ③博打好きだった夫

『鬼滅の刃』・鳴女の過去が公式ファンブックで判明?人間時代の過去をネタバレ3つめは、『博打好きだった夫』です。無名の琵琶弾きである鳴女ですが結婚していたということで、鳴女にも支えてくれる夫がいたのではないかと思われていました。しかし、残念なことに鳴女の夫は博打好きなダメ男でした。博打狂いの夫は鳴女が稼いだお金もすぐに博打にあててしまいます。

ネタバレ④夫を金槌で殴り殺す

『鬼滅の刃』・鳴女の過去が公式ファンブックで判明?人間時代の過去をネタバレ4つめは、『夫を金槌で殴り殺す』です。博打狂いの夫と貧しいながらも暮らしていた鳴女。ある日、鳴女の夫は博打のお金を調達するため、たった一着しかない鳴女の演奏用の着物を売ってしまい、そのお金で博打をしてしまいます。きっとこれまでも積もる不満はあったのでしょう。

しかし、たった一着しかない鳴女の演奏用の着物を売られてしまったことで鳴女は怒り狂い、夫を金槌で殴り殺してしまいます。夫を殴り殺しても立派な着物が手に入るわけではなく、演奏用の着物が返ってくるわけでもありません。夫を殺した後も仕事があった鳴女はそのままボロボロの普段着で客の前に出ます。

ボロボロの普段着で客の前に出たものですから、客からは嫌な顔や好奇の目で見られていました。そんな中、鳴女は夫を殺してしまった後、強張って震える手で演奏していました。すると、その音色を称賛されました。無名の琵琶弾きだった鳴女は、夫を殺してしまったという精神状態の中、やっと音色を称賛されたことで異常な方向に向かってしまいます。

鳴女は、夫を殺した手で琵琶を弾いたら賞賛されたため、「これからも人を殺してから琵琶を演奏しよう」という思考に向かってしまいます。その後、鳴女は仕事の前に人を殺すようになっていきます。実際、人を殺した後に演奏すると客からも賞賛され、琵琶奏者としての評価を上げていきました。

ネタバレ⑤鬼舞辻無惨との出会い

『鬼滅の刃』・鳴女の過去が公式ファンブックで判明?人間時代の過去をネタバレ5つめは、『鬼舞辻無惨との出会い』です。夫を殺してから琵琶演奏すると客にその音色を称賛され、その後も仕事の前に人を殺すようになっていき、琵琶奏者としての評価を上げていった鳴女。ある時、鳴女はいつものように仕事の前に人を殺そうとします。

そのターゲットとなったのが鬼舞辻無惨でした。鬼舞辻無惨を殺そうとした鳴女は、当然ながら返り討ちにあってしまいます。しかしそこで逆に鬼舞辻無惨に気に入られ、鳴女は鬼にされてしまいました。その後は鬼舞辻無惨の側近の鬼として、生きていくようになります。

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鳴女の能力は?無惨のお気に入り?

公式ファンブックで明かされた鳴女の人間時代の過去についてはとても壮絶なものでしたが、鬼舞辻無惨と出会い、鬼舞辻無惨の側近を務めるようになった鳴女。そんな鳴女は鬼舞辻無惨のお気に入りとして側近を務めていますが、一体どのような能力を持っているのでしょうか?お次は、『鬼滅の刃』・鳴女の能力や血鬼術、公式ファンブックでの鬼舞辻無惨からの評価についてチェックしてみましょう。

鳴女の能力や血鬼術

鬼舞辻無惨の本拠地である『異空間・無限城』を作り出す主である鳴女。そんな鳴女の能力や血鬼術は、自在に壁や通路の配置などを操れるだけでなく、扉を作ることで任意の場所の空間を繋げることもできます。また、相手の足元に扉を作ることで任意の相手を自在に召喚したり逆に目的地へと送り込む事ができたり、城内の空間を自在に変転させる事も可能です。

鳴女は無惨のお気に入り?

鳴女は、鬼舞辻無惨の側近を務める女の鬼です。このことから鳴女は鬼舞辻無惨のお気に入りなのかとファンたちには思われているようでした。公式ファンブックによると、鬼舞辻無惨からの評価は「便利であるためお気に入り」とのことでした。鳴女は元々十二鬼月の一員ではありませんでしたが、探知探索の血鬼術を得意とし、その情報の正確さと利便性から鬼舞辻無惨に気に入られていたようです。

ちなみに、公式ファンブックにて明かされた鬼舞辻無惨の上弦の鬼に対する印象は、童磨に対しては「あんまり好きじゃない」、黒死牟に対しては「ビジネスパートナー」、猗窩座に対しては「忠実で真面目だからお気に入り」、半天狗に対しては「普通。」、玉壺に対しては「わりとお気に入り」、堕姫に対しては「頭悪い子供」、妓夫太郎に対しては「お気に入り。境遇と貪欲な性格を高く評価」としているようでした。

また、鬼舞辻無惨のお気に入りだった鳴女に対する印象は上記のファンブックだけではありません。本編の『鬼滅の刃』単行本16巻に収録されている134話でも鬼舞辻無惨は鳴女のことを評価している描写がありました。そのシーンというのが、上弦の肆となった鳴女が登場し、上弦の肆となったことで鬼としての力・能力がアップし、鳴女の血鬼術はさらに便利になりました。

鳴女の血鬼術で、鬼殺隊の位置を把握して産屋敷耀哉の屋敷を捜索した際、鬼舞辻無惨は「鳴女。お前は私が思った以上に成長した」「素晴らしい」と評価しています。鬼舞辻無惨は自分の部下たちに対してもかなりのパワハラをしており、人を褒めること自体がとても珍しいものです。そんな鬼舞辻無惨が「素晴らしい」と評価するというのですから、鳴女は鬼舞辻無惨にとってお気に入りであり、特別な存在だったのでしょう。

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鳴女の活躍をネタバレ

公式ファンブックで明かされた人間時代は残酷すぎるものだった『鬼滅の刃』・鳴女。そんな鳴女は舞辻無惨と出会い、鬼舞辻無惨の側近の鬼となりました。そんな鳴女は一体どのような活躍を見せたのでしょうか?お次は、『鬼滅の刃』・鳴女の活躍についてネタバレチェックしていきましょう。

鳴女の活躍①機能回復訓練編

『鬼滅の刃』・鳴女の活躍をネタバレ1つめは、『機能回復訓練編』です。機能回復訓練編は、『鬼滅の刃』単行本1巻〜7巻に収録された『竈門炭治郎・立志編』での、6巻〜7巻にて描かれています。先の戦いで重傷を負った竈門炭治郎たちが胡蝶しのぶが運営する蝶屋敷で治療を受けるエピソードです。

竈門炭治郎たちは神崎アオイや三人娘からサポートしてもらい、『全集中・常中』の会得を目指します。竈門炭治郎たちが訓練をしている一方で、下弦の伍が倒されたことで鬼舞辻無惨は業を煮やし、下弦の四鬼を役立たずと粛清し、最後の下弦『下壱』を強化して、竈門炭治郎への追手に放ちます。

そんな機能回復訓練編での鳴女は、無惨城でのパワハラ会議のため、参加者を招集します。このパワハラ会議での参加者は、下弦の壱・魘夢(えんむ)、下弦の弐・轆轤(ろくろ)、下弦の参・病葉(わくらば)、下弦の肆・零余子(むかご)、下弦の陸・釜鵺(かまぬえ)です。

鳴女は血鬼術を使って上記の参加者たちを集め、鬼舞辻無惨によるパワハラ会議が終了すると、気に入った1人である魘夢(えんむ)だけを残して総解体します。会議が終わると、鳴女は血鬼術を使って無限城の外に放出しました。

鳴女の活躍②遊郭編

『鬼滅の刃』・鳴女の活躍をネタバレ2つめは、『遊郭編』です。遊郭編は、『鬼滅の刃』単行本8巻〜11巻に収録された『上弦の陸』にて描かれています。こちらのエピソードは、無限列車の事件から四か月後、音柱・宇髄天元の嫁が遊郭・吉原への潜入捜査中に消息を絶ったため、竈門炭治郎たちが遊郭に潜入するエピソードです。

遊郭に潜入した竈門炭治郎たちたちは上弦の陸・堕姫と妓夫太郎と遭遇します。堕姫と妓夫太郎お互いの命を共有する兄妹鬼で、毒を操る妓夫太郎と堕姫の連携攻撃に、竈門炭治郎たちは全滅必至の負傷を負わされます。しかし、なんとか力を合わせて竈門炭治郎たちは百年目の勝利がもたらされました。

上弦の陸である堕姫と妓夫太郎が鬼殺隊に負けてしまい、鳴女は上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)、上弦の弐・童磨(どうま)、上弦の参・猗窩座(あかざ)、上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)、上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)を無限城に集めます。

鬼舞辻無惨は上弦の鬼たちと会議を行い、会議が終わると鬼舞辻無惨が無限城を退出し、童磨と猗窩座を中心に騒がしくなりましたが、鳴女は猗窩座と黒死牟を外に出し、玉壺と半天狗を同じ場所に出します。童磨は鳴女をデートに誘おうとしますが、誘いを言い切る前に鳴女は断り、童磨を外に出しました。

鳴女の活躍③柱稽古編

『鬼滅の刃』・鳴女の活躍をネタバレ3つめは、『柱稽古編』です。柱稽古編は、『鬼滅の刃』単行本15巻〜16巻に収録された『刀鍛冶編』にて描かれています。こちらのエピソードは、太陽を克服した禰󠄀豆子を巡って鬼舞辻無惨は鬼たちを退き、総力戦へと備えるものです。

そしてこちらでは上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)、上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)が敗北したことで、鳴女が上弦の肆に昇格します。鳴女の血気術を使って産屋敷邸を発見した鬼舞辻無惨は産屋敷邸を襲撃します。しかし柱が集結して攻撃指摘、鬼舞辻無惨に届く前に鳴女が術を使い、鬼殺隊対したちを無限白に取り込みました。

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鳴女の最後や死亡シーン

『鬼滅の刃』・鳴女の活躍についてわかったところで、次にチェックしていきたいのが鳴女の最後や死亡シーンについてです。鳴女の最後や死亡シーンは『鬼滅の刃』の中でも特に悲しい死亡シーンだと言われています。鳴女は一体どのような最後を迎え、悲しい死亡シーンを見せたのでしょうか?お次は、『鬼滅の刃』・鳴女の最後や死亡シーンについてチェックしていきましょう。
 

ネタバレ①血鬼術で鬼殺隊を翻弄する

『鬼滅の刃』・鳴女の最後や死亡シーンネタバレ1つめは、『血鬼術で鬼殺隊を翻弄する』です。鳴女は鬼術を使って、無限城に呼び込んだ鬼殺隊を分散させ、翻弄しました。バラバラにされてしまった鬼殺隊隊員たちが行き着いた場所は、それぞれ上弦の鬼が配置されていました。鬼殺隊隊員たちが上弦の鬼たちと戦っている際、鳴女は蛇柱・伊黒小芭内と恋柱・甘露寺蜜璃に発見され、対峙することになります。

ネタバレ②愈史郎に視覚を乗っ取られる

『鬼滅の刃』・鳴女の最後や死亡シーンネタバレ2つめは、『愈史郎に視覚を乗っ取られる』です。伊黒小芭内からは「煩わしさと厄介さは随一」と言われるほどの激戦となっていたのですが、鳴女が伊黒小芭内と伊黒小芭内・甘露寺蜜璃と戦っている間に現れたのが、視覚を操る術を持つ愈史郎です。

愈史郎は鳴女の視覚を乗っ取り、鳴女と鬼舞辻無惨に、伊黒小芭内と甘露寺蜜璃が戦いの末に死んだと思い込ませました。さらに、愈史郎に視覚を乗っ取られてしまった鳴女は血鬼術で無限城を操ることができなくなってしまいます。

ネタバレ③無惨がとった行動

『鬼滅の刃』・鳴女の最後や死亡シーンネタバレ3つめは、『無惨がとった行動』です。鬼舞辻無惨は、鳴女が愈史郎に乗っ取られてしまったことに気づきます。そこで鬼舞辻無惨は無限城を作り出し、操る主である鳴女を取り戻すため、愈史郎を殺害しようとするも伊黒小芭内と冨岡義勇に妨害されたことで失敗してしまいます。

愈史郎は鳴女の脳の主導権を取り戻すことに成功します。そうして、鳴女の能力を使用して動きを制限するために無惨の周りの床を落とし始めます。そこで鬼舞辻無惨はこれ以上制御するのは不可能だと感じ、遠隔操作で自壊の呪いを発動させ、鳴女の頭部を破壊しました。

忠実に鬼舞辻無惨に仕え、鬼舞辻無惨のお気に入りでもあった鳴女ですが、最後には鬼舞辻無惨によって死亡という悲しすぎる最後を迎えました。ちなみに、作中では鳴女が死亡したという明確な描写はありませんでした。

このことから読者の中には「鳴女は死亡していないのでは?」「鳴女死亡説あるけど生きててほしい…」という声も少なくありませんでした。確かに、鳴女が死亡したという明確な描写はなかったものの、鳴女に限らず、鬼は首を斬られると死亡します。このことから、鳴女も死亡している可能性が高いと考えられているようでした。

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鳴女と他キャラの関係を考察

悲しい最期を迎えて死亡してしまう、『鬼滅の刃』・鳴女。そんな鳴女は我妻善逸・伊黒小芭内などといった他キャラクターと、ある関係があると注目されているようです。鳴女と我妻善逸・伊黒小芭内など他キャラクターは一体どのような関係があるのでしょうか?お次は、『鬼滅の刃』・鳴女と我妻善逸・伊黒小芭内などの他キャラクターとの関係を考察してみましょう。

鳴女の正体は沙代?

考察①沙代の過去

『鬼滅の刃』・鳴女の正体や我妻善逸・伊黒小芭内の関係を考察1つめは、『沙代の過去』です。まず、沙代は、悲鳴嶼行冥が寺で世話していた身寄りのない子供たち9人のうちの1人の女の子です。そんな沙代の初登場は135話の悲鳴嶼行冥の回想パートで、寺に鬼がやって来た際の出来事についてでした。沙代にはとても重たく、悲しい過去があります。どのような過去かというと、悲鳴嶼行冥と関係しているようです。

沙代は悲鳴嶼行冥が寺で世話していた孤児でした。ある時、鬼に遭遇した孤児の一人が、自分が助かるためにと寺にいる人を鬼に喰わせる約束をしてしまいます。その結果、4人の子どもが鬼に殺され、残る子どもたちを悲鳴嶼行冥は守ろうとしていました。しかし、盲目である悲鳴嶼行冥はあてにならないと考えた他の子供達は逃げ出してしまい、沙代だけが残りました。

沙代を守ろうとした悲鳴嶼行冥は、夜が明けるまで必死で鬼の頭を殴り続けました。沙代は最後の1人の子として助けられました。しかし、夜が明けて駆けつけた人々に沙代は事件のショックでまともに話すことができなくなってしまったところ、「あの人は化け物。みんなあの人がみんな殺した」と証言し、夜が明けて鬼の姿も消えてしまったことから悲鳴嶼行冥は殺人の罪で死刑を言い渡されてしまいました。

しかし、『鬼滅の刃』単行本16巻のおまけスペースにて、作者・吾峠呼世晴は、14歳になった沙代は悲鳴嶼行冥のことを「あの人は化け物。みんなあの人がみんな殺した」と証言したようになってしまったことを後悔しており、今でも悲鳴嶼行冥に謝りたいと思っているとのことでした。

考察②沙代は生きているため鳴女ではない?

『鬼滅の刃』・鳴女の正体や我妻善逸・伊黒小芭内の関係を考察2つめは、『沙代は生きているため鳴女ではない?』です。沙代は死亡して鬼となり、鳴女が沙代ではないかという噂が一部読者の間で話題になっていましたが、前述したように、沙代は14歳になった現在も人間として生きています。

また、「あの人は化け物。みんなあの人がみんな殺した」と、鬼のことを言ったつもりがパニックになっていて悲鳴嶼行冥への冤罪を止められなかったことに後悔しているようです。このことから、沙代は人間として生きているため、鳴女になった説の可能性は低いと考えられています。

鳴女と伊黒の関係

『鬼滅の刃』・鳴女の正体や我妻善逸・伊黒小芭内の関係4つめは、『鳴女と伊黒小芭内の関係について』です。伊黒小芭内は、政府非公認組織・鬼殺隊の最上位剣士『柱』の1人です。水の呼吸から派生した『蛇の呼吸』を会得しており、『蛇柱』の二つ名も持っています。そんな伊黒小芭内は片目が弱視、左目が青緑・右目が黄というオッドアイです。身長は162センチ・体重は53キロと、他の柱達に比べて小柄な身体が特徴です。

伊黒小芭内は小柄な身体も併せて遺伝子疾患が影響と思われる先天的特質を複数抱えています。しかしそんな腕力の無さをカバーするほど高度な技を持っていたり、冷静な状況判断や分析力にも長けているため指揮官としての能力も高いです。そんな伊黒小芭内は下半身が蛇の女の鬼によって、口元を裂かれてしまった過去をもち、裂けてしまった口元の傷を隠すために包帯で口元を隠しています。

そんな鳴女と伊黒小芭内の関係についてですが、見た目が似ていることなどから、鳴女と伊黒小芭内はなんらかの関係があるのではないかと予想するファンもいたようです。では、どのような共通点があるのかというと、まず、鳴女と伊黒小芭内は黒髪ストレートという髪型の共通点があります。

また、鳴女と伊黒小芭内の帯の柄は太めな縦縞柄という共通点もあります。縦縞は古来より「島から来た」という意味で、異国から渡ってきた柄と言われているようです。伊黒小芭内の出身地の八丈島は流罪の流刑地で有名な場所らしく、読者の中では、鬼になった鳴女が島流しされてそこで伊黒小芭内を出産したのではないかと予想する方もいるようでした。しかし、このような鳴女と伊黒小芭内の関係の真相は分かっていません。

鳴女と善逸の関係

『鬼滅の刃』・鳴女の正体や我妻善逸・伊黒小芭内の関係4つめは、『鳴女と我妻善逸の関係について』です。我妻善逸は、鬼殺隊士の最終選別で生き残った『鬼滅の刃』主人公・竈門炭治郎の同期メンバーであり、雷の呼吸を使う鬼殺隊剣士です。我妻善逸は師に才を評価されるほどの実力を持っているのに、異常なほどのネガティブで、自分が強いはずがないという劣等感に縛られています。

その上、非常に臆病・消極的・後ろ向きで劣等感に縛られている性格です。我妻善逸は、ところかまわず涙と鼻水を撒き散らして「鬼が怖い」「死にたくない」と泣き喚く面があったり、鬼を前にすると全速力で逃げたりしてしまいます。そんな我妻善逸は、聴覚が非常に優れており、他人の感情を読み取ることもできます。

我妻善逸にも、伊黒小芭内と同様、鳴女との関係があると考える読者は非常に多いようです。まず、鳴女と我妻善逸は髪質が似ています。我妻善逸の特徴でもある髪の毛束感が、鳴女とそっくりです。また、鳴女と我妻善逸は弦楽器が得意という共通点もあります。鳴女は血鬼術として弦楽器の琵琶をよく弾いていますし、我妻善逸は遊郭編で、遊郭に潜入した際、弦楽器の三味線を「べべんべべん!」と弾き倒していました。

我妻善逸が三味線を弾いている際には遊女たちからも「うまいわね」「すごい迫力」などと評価されていたほどです。鳴女は血鬼術として琵琶を使っているのに加え、人間時代の過去にも琵琶弾きの仕事をしていたというほどです。

我妻善逸は三味線の他にも琴なども弾けるようで、弦楽器は得意なようです。もともと我妻善逸は耳が非常に良いので一度聴いたら弾けるということもあるようですが、絃楽器に慣れ親しんでいなかったり、センスや才能がないと、どれだけ耳がよくても一度で弾けることは難しいでしょう。このことから、人間時代の過去にも琵琶弾きの仕事をしていた鳴女と我妻善逸は親子なのではないかと予想する読者が増えたようです。

また、我妻善逸は捨て子であるようですが、出身地は東京府牛込区となっています。こちらは現在の新宿区の神楽坂に位置するようで、神楽坂は大正時代に花街として全盛を誇ったとされています。琵琶が得意な鳴女は遊郭・花街の出身だったのではないかと予想され、我妻善逸も鳴女も遊郭・花街の出身で、血縁関係があるのではないかと考える方もいるようでした。

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鳴女に関する感想や評価

公式ファンブックで明かされた人間時代の過去は壮絶で、鬼となった最期も虚しすぎる死亡をみせた鳴女。そんな鳴女に対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか?最後に、『鬼滅の刃』・鳴女に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『鬼滅の刃』・鳴女に対して、「久々に鬼滅読み返したけど本編ではあんまり目立たなかった鳴女。ファンブックで過去明かされた途端にとんでもない。ロックモンスターにファンの扱い変わったのほんとに笑うのじゃ」とツイートしています。本編ではあまり活躍の場を見せなかった鳴女ですが、ファンブックで明かされた過去はロックすぎると『鬼滅の刃』読者の間でかなりザワつきました。

こちらの方は『鬼滅の刃』・鳴女に対して、「ファンブック読み返してて思い出した。鳴女ちゃんの鬼になる経緯がわりと感慨深くて好きなんですよ。こういう芸術家好き。世間は許さないかもだけどね。」とツイートしています。人を殺して震える手で琵琶演奏していた鳴女に対して、世間は許さないかもだけどこういう芸術家好きだと評価する方もいたようで、鳴女の心情に寄り添ってくれる読者もいました。

こちらの方は『鬼滅の刃』・鳴女に対して、「そういえば、ファンブックの鳴女さんの情報いちばん、驚いた。鳴女さん、無惨に特攻したとか強すぎる……完全におもしれえ女枠では??鬼滅キャラのなかで、一番アグレッシブすぎて、強い気がしてならなかった。本編でもっと描写あってもよかったのでは……。」とツイートしています。鳴女は個性豊かな『鬼滅の刃』の中でも一番アグレッシブだったと評価し、本編でもっと見たかったという方もいました。

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鳴女の過去まとめ

『鬼滅の刃』・鳴女の過去まとめについてはいかがでしたか?鳴女は人間時代、琵琶弾きの仕事をしていましたが鬼舞辻無惨と出会ってからは鬼舞辻無惨の側近を務める鬼となりました。そんな鳴女は忠実に仕えていた鬼舞辻無惨の手によって死亡するという悲しい結末を迎えます。

貧しい生活をしながら博打好きの夫に人生を狂わされた人間時代も、鬼舞辻無惨の側近を務める鬼となった最期も、悲しい鳴女のエピソードは『鬼滅の刃』読者の間でも泣けると話題なので気になった方は是非一度チェックしてみてくださいね。

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