【鬼滅の刃】善逸のじいちゃん（桑島慈悟郎）の声優は千葉繁！出演作や代表キャラは？

『鬼滅の刃』にて善逸の師匠として登場したじいちゃんこと桑島慈悟郎。ネット上ではじいちゃんについて、じいちゃんと善逸の感動エピソードやじいちゃんの名言「ひとつのことを極め抜け」が取り上げられています。そこで、ここからは『鬼滅の刃』に登場する善逸のじいちゃんを演じた声優・千葉繁さんについてまとめていきます。それではまず、『鬼滅の刃』の作品情報からご覧ください。

『鬼滅の刃』とは、週刊少年ジャンプにて2016年2月15日から2020年5月18日まで連載された漫画を原作としたテレビアニメです。鬼と化した妹を元に戻すべく鬼たちと戦う主人公の姿を描いた作品となっています。2021年2月時点で単行本の累計発行部数が1億5000万部を突破するという人気の高さによって、2019年にufotable制作でテレビアニメ化されました。

ここでは『鬼滅の刃』漫画1巻～6巻、「竈門炭治郎  立志編」のあらすじを簡単にまとめていきます。亡き父親・竈門炭十郎の跡を継いで炭焼きをしていた竈門炭治郎はある日、街へと炭を売りに出かけた帰りに家族が惨殺され亡骸となっているのを目撃してしまいます。家族はみな鬼に襲われてしまったのです。そんな中、唯一息をしていたのが妹の竈門禰󠄀豆子でした。しかし、禰󠄀豆子は鬼と化してしまい…

『鬼滅の刃』に登場する桑島慈悟郎(くわじまじごろう)とは、本作の主要キャラである善逸の師匠です。アニメでは本名で呼ばれず「善逸の師匠」とだけ記されていましたが、単行本17巻にて「桑島慈悟郎」という本名が判明しています。見た目は左目の下にある大きな傷跡と右足の義足が特徴。雷の呼吸を極めた元鳴柱で、引退後は善逸の育成に励みながら桃農場を営んでいました。

本作の主要キャラである善逸の師匠・桑島慈悟郎(くわじまじごろう)。アニメ『鬼滅の刃』にてじいちゃんこと桑島慈悟郎を演じた声優は千葉繁さんです。ここからは千葉繁さんのプロオフィールを始め代表作や演じたキャラを見ていきましょう。

アニメ『鬼滅の刃』にて善逸のじいちゃん(桑島慈悟郎)の声を担当した声優事務所「81プロデュース」所属の千葉繁(ちばしげる)さんは、アニメ『ドカベン(野球部員A役)』にてデビューを果たした声優です。プロフィールはそれぞれ生年月日が1954年2月4日(68歳)、出身地が熊本県菊池市、愛称が千葉先生、ちばしーとなっています。声優活動をスタートして以降はアニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーションのジャンルを中心に活動中です。

デビュー後は1984年にアニメ『北斗の拳』のジョーカーなどの悪役を演じ、1985年にはアニメ『ハイスクール!奇面組』で初めて主人公を演じています。2022年現在は声優としての名を確立しており、2017年1月9日にはテレビ朝日にて放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第20位に選ばれていました。

声優・千葉繁さんの代表作の一つに、1999年10月20日よりフジテレビ系列で放送されているアニメ『ONE PIECE』があります。本作はフジテレビ系列において『ちびまる子ちゃん』や『サザエさん』といったアニメ番組に次ぐ長寿作品で、2021年には放送1000話に到達しました。

そんなアニメ『ONE PIECE』にて千葉繁さんが演じたキャラは、元王下七武海のバギーです。本編登場時はバギー海賊団の船長を務めていましたが、その後海賊派遣会社「バギーズデリバリー」の座長についています。異名は「道化のバギー」、「千両道化のバギー」です。ピエロのような顔立ちが特徴的で、性格は卑怯かつ残忍な一方でのノリが良く間抜けな側面も持ち合わせていました。

声優・千葉繁さんの代表作の一つに、フジテレビ系列にて1992年10月10日から1995年1月7日まで放送されたアニメ『幽遊白書』があります。本作は平均視聴率が17.6%、最高視聴率が24.7%を記録した大人気作品です。

そんなアニメ『幽遊白書』にて千葉繁さんが演じたキャラは、浦飯チームのムードメーカーである桑原和真(くわばらかずま)です。人一倍仲間思いで情に脆い性格をしているため、多くの不良仲間たちから慕われています。また、幽助に幾度とも喧嘩を売るもその度に負けていますが、それでも挑戦を続けるなど熱くなりやすく喧嘩っ早いところもありました。

声優・千葉繁さんの代表作の一つに、1996年1月7日から1998年3月29日まで放送されたアニメ『ゲゲゲの鬼太郎(第4シリーズ)』があります。本作は水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』を原作とする妖怪アニメ作品で、第4シリーズは第3シリーズとは異なりクールな作風に努めているようです。

そんなアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』にて千葉繁さんが演じたキャラは、人間と妖怪の間に生まれた半妖怪・ねずみ男です。主人公・鬼太郎の友人で、「ビビビのネズミ男」という異名を持っています。非常に不潔なところがありますが、本人はそれを気にしておらず、逆に口臭と放屁を武器にしていました。また狡猾な性格をしており、金や保身のためなら平気で鬼太郎を裏切る時があります。

声優・千葉繁さんの代表作の一つに、鳥山明の漫画を原作としたアニメ『ドラゴンボール改』があります。アニメは1期と2期が放送されており、それぞれ2009年4月5日から2011年3月27日まで「サイヤ人編～人造人間・セル編(第1期)」が、2014年4月6日～2015年6月28日まで「魔人ブウ編(第2期)」が放送されました。

そんなアニメ『ドラゴンボール改』にて千葉繁さんが演じたキャラは、主人公・孫悟空の育ての親である孫悟飯(そんごはん)です。悟空からは「じいちゃん」と呼ばれており、見た目通り温厚で優しい性格をしています。物語開始時点では既に故人となっていたため、当初は悟空の口伝によって人物像が思い浮かべられていましたが、のちに悟飯と悟空が再会することになっていました。

声優・千葉繁さんの代表作の一つに、読売テレビ・日本テレビ系列にて1996年1月8日より放送されているアニメ『名探偵コナン』があります。日本テレビ系列において最長寿作品(30分レギュラーアニメ番組として)で、2022年現在も放送され続けています。

そんなアニメ『名探偵コナン』にて千葉繁さんが演じたキャラは、「あの方」と呼ばれる烏丸蓮耶の側近・脇田兼則です。黒の組織のNo.2であり、幹部陣の中でも別格の存在でした。彼の性格はバーボン曰く「とてもせっかち」とのこと。また、組織のメンバーに対しては丁寧でありながらもどこか威圧的で、慇懃無礼な口調を思わせる会話をしています。

ここまでじいちゃんこと桑島慈悟郎(くわじまじごろう)のプロフィールや声優・千葉繁さんについてまとめてきましたが、やはりじいちゃんと言えば善逸との関係性が魅力の一つとなっています。そこで、ここからは死亡理由を交えながらじいちゃんがいつ死亡したのかを解説していきます。

結論から言うと、善逸のじいちゃんは善逸が悲鳴嶼行冥の柱訓練を受けている時に亡くなっています。善逸のじいちゃんの死はスズメのチュン太郎が持ってきた手紙によって明らかになりました。その手紙にはじいちゃんの死の知らせと共に、善逸を静かな怒りによってしばらく喋らせなくするほどの死因が書かれており、そんな善逸の様子を見ていた炭治郎たちも「別人のようだ」という感想を述べています。

死因と共にじいちゃんが亡くなったのを知った善逸は、自分でやるべきこと、そしてそのためにやらなければならないことをはっきりと自覚しました。その後善逸は柱訓練にて雷の呼吸を極めていきます。では、善逸のじいちゃんの死因に関係する善逸のやるべきこととは何なのでしょうか？それは善逸の兄弟子である獪岳(がいがく)に対してケジメを付けることです。

獪岳は善逸のじいちゃんから、臆病で泣いてばかりの善逸と同等に扱われることに不満を持っていました。そのタイミングで上弦の鬼である黒死牟と遭遇していますが、獪岳は戦わずして鬼になることを受け入れて鬼となります。じいちゃんはその事実を後から知ることとなります。

その後、じいちゃんは強い正義感や鬼殺隊の隊律によって切腹してしまいました。実際はどのような内容が書かれていたのか不明ですが、おそらく善逸が読んだじいちゃんの死を知らせる手紙にはこの死亡に至る経緯が記載されていたのでしょう。こうして、善逸は無限城にて獪岳と対峙した際に雷の呼吸で獪岳を打ちのめすこととなりました。

じいちゃん(桑島慈悟郎)と善逸の関係は師弟関係です。女に騙されて借金まみれになった善逸をじいちゃんが救ったのが二人の出会いのきっかけとなっており、じいちゃんはその後善逸を雷の呼吸の育手として育てていくことにします。しかし、善逸は臆病な性格をしていたためすぐに逃げ出す癖がありました。そんな善逸を皆すぐに見捨ててしまうのですが、じいちゃんだけは違いました。

じいちゃんは善逸の本気を出すと強いという特性に気付いていたのです。じいちゃんは何度も何度も逃げ出す善逸を引き留めて訓練を施します。善逸もそんなじいちゃんのことが好きだったため、めげずに訓練を続け、さらには自主練もするようになります。善逸は桑島慈悟郎のことを「じいちゃん」と呼んでいるように、師弟関係でありながらも、家族のいない善逸にとって本当のじいちゃんだったのかもしれません。

本当の親子のような関係を築いていた善逸とじいちゃん(桑島慈悟郎)ですが、二人に関する感動的なエピソードとしておすすめなのが、善逸が獪岳と戦い勝利したシーンです。善逸は獪岳との戦いで深手を負ったため、戦闘後に走馬灯のようなものを見ます。じいちゃんはそのタイミングで登場しました。

じいちゃんの姿を確認した善逸は、合わせる顔がなかったのかじいちゃんに謝ります。しかし、じいちゃんは謝る善逸に「お前は儂の誇りじゃ」と涙ながらに言いました。善逸が大きく成長した姿を見ることができなかったじいちゃんですが、最後に善逸の成長を感じ取ってそれを認めるという一つの区切りとなっているため善逸とじいちゃんの最後のシーンは要チェックです。

アニメ『鬼滅の刃』に登場する善逸のじいちゃん(桑島慈悟郎)の魅力に関する感想や評価があがっています。こちらではじいちゃんの師として凄いところが列挙されているので、その内容を参考しつつ善逸とじいちゃんが関わるシーンをチェックしてみると良いかもしれません。

アニメ『鬼滅の刃』に登場する善逸のじいちゃん(桑島慈悟郎)と善逸に関する感想や評価があがっています。こちらではギャップのある善逸と名言を残したじいちゃんが高く評価されているようです。特にじいちゃんが放った「ひとつのことを極め抜け」というセリフは多くの方に取り上げられているので、名言が心に響いた方は胸に留め置いておくといいでしょう。

アニメ『鬼滅の刃』に登場する善逸のじいちゃん(桑島慈悟郎)の声に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は善逸のじいちゃんの声を担当したのが声優・千葉繁さんだと知って驚いているようです。やはり、さまざまな人気キャラを演じている千葉繁さんがキャラの声を担当するということに特別感を感じるのでしょうか？

アニメ『鬼滅の刃』に登場する善逸のじいちゃん(桑島慈悟郎)の声優・千葉繁さんについて、出演作や代表キャラをまとめてきましたがいかがでしたか？これを機に善逸のじいちゃん(桑島慈悟郎)の声を担当した声優・千葉繁さんの出演作や演じたキャラにも目を向けて頂けると幸いです。