【ワールドトリガー】閉鎖環境試験とは?試験のルール・課題や結果を解説

ワールドトリガー(ワートリ)にて次回の大規模遠征に向けて行われる事になった遠征選抜試験において行われるのが閉鎖環境試験です。そのルールや環境が宇宙兄弟の第3次試験との類似点などから様々な考察が行われています。今回はワールドトリガー(ワートリ)の閉鎖環境試験について、ルールや課題の結果についてまとめて紹介しつつ、宇宙兄弟で行われたグリーンカードなどの情報までまとめて紹介していきます。

【ワールドトリガー】閉鎖環境試験とは?試験のルール・課題や結果を解説のイメージ

目次

  1. 閉鎖環境試験が話題のワールドトリガーとは?
  2. 閉鎖環境試験とは?試験のルール・課題は?
  3. 閉鎖環境試験の結果を解説
  4. 閉鎖環境試験の特別課題をネタバレ
  5. 閉鎖環境試験と似ている宇宙兄弟の3次審査
  6. 閉鎖環境試験に関する感想や評価
  7. 閉鎖環境試験まとめ

閉鎖環境試験が話題のワールドトリガーとは?

ワールドトリガー(ワートリ)の概要

閉鎖環境試験が話題を集めるワールドトリガー(通称ワートリ)は葦原大介先生が2013年から週刊少年ジャンプにて連載されているサイエンス・ファンタジーのバトル漫画です。精巧に練られた世界観とその魅せ方の巧みさが高い人気を集めた作品で、連載の早い段階から週刊少年ジャンプ編集部にも推される作品の1つになりました。

作者の葦原大介先生の体調不良もあって2016年から2018年に長期休載をした後、連載を月刊誌である「ジャンプスクエア」に移籍して連載を再開、長期休載があったにも関わらず高い人気を維持し続け、アニメ化を筆頭にメディアミックス展開も継続して行われている作品になっています。

ワールドトリガー(ワートリ)のあらすじ

大規模侵攻から4年半、それぞれの思いを胸に玉狛支部でチームを組んだ三雲修、空閑遊真、雨取千佳の3人、遠征部隊を目指し途中でネイバーであるヒュースをチームに加えながら上層部から出された課題であるB級ランク戦2位以上の条件を達成して、遠征部隊に参加する権利を得ます。そしてB級部隊の隊員をメインに行われる事になったのが遠征選抜試験で、その試験の第1試験として行われる事になったのが今回紹介する閉鎖環境試験です。

ワールドトリガー | 東映アニメーション

閉鎖環境試験とは?試験のルール・課題は?

閉鎖環境試験とは?

閉鎖環境試験とはワールドトリガー(ワートリ)において、遠征選抜試験の第1試験として行われた試験で、遠征艇内の環境を想定した1週間もかける試験です。遠征に行く際には必須となる遠征艇での生活などに対する適正を見る試験になっています。同時に普段の部隊とシャッフルして行う事でほぼプライバシーのないとも言える生活に耐えられるかの適正なども見る試験になっています。

閉鎖環境試験のルール

改めてワールドトリガー(ワートリ)で行われている閉鎖環境試験のルールを説明すると、試験参加者はほぼ全ての物がトリオンで動く試験専用の空間に入り、1週間の間課題をこなしながら生活していくというものになります。大きなルールとしては、普段組んでいる部隊とは違う試験用の臨時部隊でこの施設の中に入る事で、慣れ親しんだメンバーとは違うメンバーで過ごす必要があるという事にあります。

閉鎖環境試験で与えられる課題

閉鎖環境試験で与えられる課題としては大きく分けて4つの種類があり、400問ある問題に全て回答する「共通課題」、1000問ある問題を手分けして可能な限り回答する「分担課題」、不定期に出題される「特別課題」、部隊対抗で行う「戦闘シミュレーション演習」の4つがあります。これらを1週間以内にクリアする必要があり、試験期間中は基本的にこれらの課題に挑んでいる時間が長くなります。

閉鎖環境試験の施設内の設備

閉鎖環境試験の施設内の設備には生活に必要な最低限の設備が揃っており、キッチンに食料庫、洗面所にシャワーにトイレ、そしてベッドが4つとなっております。臨時部隊は基本的に4人部隊に加えてオペレーターもこの試験に参加しますが、オペレーター用には別途部屋が用意されておりそこで寝る事になっています。

閉鎖環境試験の共通課題と分担課題

課題の中でも特に長い時間挑む事になる共通課題と分担課題は共通課題がそれぞれ1人400問で全員で2000問で試験終了までに全部解答する必要があるのに対し、分担課題が全員で1000問でどれを誰が解答するかは自由な上に最悪試験終了までに可能な限り答える必要があるなどの違いがあります。また問題の内容にも差があり、共通課題が比較的簡単な問題が多いのに対し、分担課題は比較的難しめな問題が多くなっています。

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閉鎖環境試験の結果を解説

閉鎖環境試験の結果①初日

初日の結果に関しては内訳までは全部の部隊がわかっているわけではありませんがそれぞれのチームのトータル点数は明らかにされています。上から水上9番隊、小寺6番隊、村上10番隊、二宮8番隊、来馬5番隊、柿崎3番隊、北添4番隊、王子2番隊、歌川1番隊、若村11番隊、そして最下位が諏訪7番隊の順になっています。1位から最下位までおおよそ700ポイントもの差がついており初日から比較的それぞれの部隊の傾向が出た結果になっています。

実際この順位はおおよそBBFにて公開されていた学校の成績がそのまま出た結果になっているともされています。1位になった水上9番隊は荒船、照屋、今が成績上位である事、成績がまだ明かされていない水上も進学校に行けるだけの頭の良さがありながら普通校に行っているというエピソードがあり、同じく成績は不明の樫尾は進学校付属中の生徒会長を務めているなど成績が良い事は明らかになっています。

閉鎖環境試験の結果②2日目

2日目からは戦闘シミュレーションが始まった事もあり順位の変動も行われています。上位陣は順当に数字を伸ばし3位までは変わりませんが4位に初日11位で最下位だった諏訪隊が食い込みます。これは初日に三雲修がトリオン切れを起こして答えられなかった事、水上9番隊以外の部隊が初日と比較してそれぞれのポイントが伸び悩んだ事が理由になっています。

閉鎖環境試験の結果③2日目合計

1日目と2日目の合計を見ると、王子2番隊、歌川1番隊、諏訪7番隊がそれぞれ順位を1つ上げているのに対し、北添4番隊と若村11番隊が順位を落とす結果になっています。ただ6位の柿崎3番隊から10位の諏訪7番隊までのポイント差はわずかに30ptしかなく、3日目以降大きく変動する可能性も高い結果になっています。

また初日にも1位だった水上9番隊は2日目も大きくスコアを伸ばし2位の小寺6番隊に対して900ptも差をつける程に圧倒しています。これは「共通課題」と「分担課題」でのスコアの他、2日目から行われる事になった戦闘シミュレーションの結果も大きく作用しています。戦闘シミュレーションでも水上9番隊は全勝して380点を獲得しているのに対し、小寺6番隊は250点となっているのが大きな要因の1つになっています。

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閉鎖環境試験の特別課題をネタバレ

ネタバレ①特別課題その1の内容

不定期に行われる特別課題、その1では「遠征選抜試験が部隊をシャッフルで行われる理由を答えよ」というものでした。それぞれの部隊で話し合いが行われ提出する事になりますが、その中でも特筆すべき解答をしていたのが北添4番隊に配属されたオペレーターの染井でした。「将来のB級養成の為のデータを取る実験」であるという解答には上層部も声を上げる程でした。

ネタバレ②特別課題その2の内容

続く特別課題その2では「B級ランク戦が三つ巴、四つ巴で行われている理由を考えろ」というものでした。その1と違い「全員で考えろ」という指定がない事に気づいた部隊はそれぞれに代表を出して解答させるという方法を取ります。この課題では役割分担をどう処理したかと分担を決めるまでの時間、そしてどこに言及した解答をしているかで点数配分が決められていました。

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閉鎖環境試験と似ている宇宙兄弟の3次審査

宇宙兄弟とは?

宇宙兄弟は2008年から講談社の漫画雑誌「モーニング」で連載されている宇宙を題材にした漫画で、宇宙飛行士になになろうと誓いあった兄弟の奮闘を描く漫画です。人気と共に評価も高い作品で2011年には小学館漫画賞、講談社漫画賞をそれぞれ受賞するなどしている作品です。

3次審査が始まるまでの流れ

主人公のムッタは2次試験終了後、ヒビトに呼ばれてヒューストンに滞在する事になります。ここで巷を騒がせていた強盗を偶然にも捕まえる事になった事でムッタは有名になり、その評判もあって第2次試験を突破する事になります。3次試験開始前には15名の候補者を集められ、試験会場までのバス移動の間、隣り合った人と10分話すのを自分以外の14人と繰り返し、宇宙飛行士に向いていると感じた人をアンケートに答えるという事も行われました。

3次審査のルール

3次試験ではそれぞれの手首にバンドを付け試験の間、様々なものが管制に見られる事になります。また閉鎖環境ボックスの外に出る事も許されず、1人でも出た場合は全員が失格になるというルールも付随されていました。このあたりの課題は基本的にワールドトリガー(ワートリ)での閉鎖環境試験と同様の内容になっています。ただしもちろん違いもあり、宇宙兄弟でのこの3次試験は期間が2週間と長めになるなどしています。

3次審査の課題

宇宙兄弟の3次試験では最終的な課題において「5人の中から2人だけ宇宙飛行士にふさわしい者を選ぶ」という物がありました。それ以外にも抗議文の文章を作成するもの、単純作業のような課題なども出され、それぞれのストレス値が測られる事になります。

3次審査のグリーンカード

類似点が多い宇宙兄弟の3次試験とワールドトリガー(ワートリ)の閉鎖環境試験ですが、2022年4月時点でワールドトリガー(ワートリ)にない要素となっているのがグリーンカードです。グリーンカードとは別名秘密司令とも呼ばれ、誰にも気づかれないように行う必要がある個人専用の司令です。当たり前ですが誰かが行っている行為になるのでチームワークの保持能力及びストレスに対しての耐性などが測られるものになっています。

実際に宇宙兄弟作中でのグリーンカードでは「時計が壊された状態で見つかる」「深夜にアラームが鳴らされ続ける」「食料の米がばら撒かれる」などといったグリーンカードが出されています。

3次審査の試験期間中の食料

また3次試験での食料も微妙ながらにワールドトリガー(ワートリ)とは異なっており、食料は2週間分しっかり用意されています。ただし追加の配給はない状態になっており、また献立や食事当番については特に指示がないのでそれぞれの班が自由に決める事になります。

ワールドトリガーにグリーンカードは出る?

環境やルールが非常に似ているワールドトリガーの閉鎖環境試験と宇宙兄弟の第3次試験なので宇宙兄弟におけるグリーンカードのような存在が出るのではないかと考察されています。ただワールドトリガーの場合、指令は基本的に臨時隊長のPCに届けられそれ以外のメンバーに共有される形ですが、それぞれが使っているPC自体は本部が用意したものなのでそれぞれに個別に連絡があっても不思議ではないとする声も見られます。

両試験はそれぞれに「閉鎖された環境に対してのストレス耐性試験」も含まれているので宇宙兄弟のグリーンカードのような特定の誰かだけに下る指令はもってこいであるとする考察も多く、それによってさらに新たな一面が見られる可能性があるのではないかとする声も見られます。

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閉鎖環境試験に関する感想や評価

ここからは既にワールドトリガー(ワートリ)を視聴した人の閉鎖環境試験についての感想をネタバレアリで紹介していきます。それまでのワールドトリガー(ワートリ)はB級ランク戦をメインにどちらかといえば戦いに主眼を置いたエピソードが多かったのに対し、閉鎖環境試験は会話がメインになる事からこれまで見えなかった一面が見れるのが良いという声も多くなっています。

特別課題でチームシャッフルの意味を問われた際にも読者の間では、普段絡ませにくいキャラクターを絡ませる為という声も見られた程で、元々険悪な関係が謳われていたキャラクター同士以外にも意外と相性の良いやりとりが見られるのも面白いという声も見られる結果になっています。

特に戦闘時にはキャラクターが変わる可能性を示唆されていたキャラクターの日常がそれぞれ描けているのが良いという声も多く、イメージが変わったという声が上がるキャラクターも多くなっています。同時に今後これまで見せなかった一面が見える事もあるのではないかという考察もされる結果になっています。

ワールドトリガー(ワートリ)と共に宇宙兄弟も読んだ事がある人からは閉鎖環境試験が宇宙兄弟の3次試験に酷似している事に触れると共に、宇宙兄弟のグリーンカードのような存在がいつ出るのかが気になるという声も大きくなっています。ワールドトリガー(ワートリ)では司令はリーダーを通して通達される為、リーダーが何かしらの行動に出る事もあるのではないかとする声も見られる結果になっています。

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閉鎖環境試験まとめ

ワールドトリガー(ワートリ)の閉鎖環境試験は遠征選抜試験の中で行われる遠征艇内の環境を再現して行われる試験で、宇宙兄弟の3次試験にも似た試験になっています。これまでの戦いメインのエピソードでは描きにくいそれぞれのキャラクターの日常的な部分が見られて嬉しいという声も多い反面、両方の作品を読んでいる人には宇宙兄弟にあったグリーンカードのような存在がいつ出てくるのか楽しみという声も見られる結果になっています。

2022年4月現在ワールドトリガーの閉鎖環境試験はまだ前半戦も終わっていない段階であり、かつ多少なりともキャラクター同士の衝突なども見られる事から今後の展開が楽しみという声も多くなっている他、臨時隊長を通して隊員に司令が飛ぶ方式から臨時隊長に対してグリーンカードのようなものが出るのではないかという声もあるので、今後の展開にも注目してみてはいかがでしょうか?

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