【ワールドトリガー】ボーダー本部について考察！場所や基地内の施設について調査

「ワールドトリガー（ワートリ）」は異世界からやって来た侵略者・ネイバー（近界民）と、その脅威から街を守る防衛組織「ボーダー」及び、そこの隊員たちの戦いが描かれたSFアクション漫画です。週刊少年ジャンプ（WJ）にて、2013年2月から2018年11月まで連載され、その後、移籍したジャンプスクエア（SQ）にて、2018年12月から現在（2022年2月時点）も連載中です。

テレビアニメはテレビ朝日系列などで、2014年10月から2022年1月までの期間に、1stシーズンから3rdシーズンまで放送されており、2021年11月～12月にかけては舞台「ワールドトリガー the Stage」も公演されていました。また、ゲーム化やWebラジオ化、ヴォイスコミック化もされている大ヒット作です。

三門市に突如開いた門（ゲート）からネイバー（近界民）という怪物たちが出現します。地上の武器が通用しないその怪物たちの侵攻に成す術もなく怯える市民たちでしたが、界境防衛機関を名乗る「ボーダー」の隊員たちがその怪物たちを一掃。防衛体制を整えたことで、三門市に日常が戻ります。それから約4年後、ネイバーを自称する謎の少年・空閑遊真が三門市にやって来て、三雲修と出会ったところから、物語が動き出すのでした。

「ワールドトリガー」の世界に登場するボーダーとは、28万人の市民が暮らす三門市をネイバー（近界民）の脅威から守るために結成された民間組織で、界境防衛機関として機能しています。そもそもボーダーは約4年半前、第一次近界民侵攻がきっかけで、三門市に拠点を置き、そして公で活動するようになりました。

そして、ボーダー本部とは、ボーダー本部の組織または基地そのものを指しています。さらに、ボーダーは本部以外にも6つの支部を持ち、様々な活動をしているようですが、その中でもボーダー本部はボーダーの要として重要な役割を担っています。

ボーダー本部の建物は第一次近界民侵攻後、短期間で建てられたものですが、エレベーターで最低でも40階まであるとされています。さらに、本部基地は三門市の警戒区域の中心部に立地しており、三門市のどこにいてもその姿が見えるほど大きな建物となっています。そして、建物自体は箱のような形をしていますが、中央にはくり抜かれたような場所があり、遠征艇の発着場となっているようです。

三門市のどこにいてもその姿が見えるほど大きな建物のボーダー本部の基地の中には、様々な施設が存在しています。会議室や司令室はもちろん、食堂や大きなロビーもあり、C級のための対近界民戦闘用訓練室や、戦闘訓練を行うのに十分な大きさのフロアも複数存在しています。

さらに、スナイパー訓練室やC級ランク戦で使うロビーやランク戦ブース、中央には順位が表示されるディスプレイも完備。指示や作戦会議などを行うこともでき、C級ランクの訓練に適した施設が数多く存在していることが分かります。

ボーダー本部の巨大な基地の中には数多くの施設があることが分かりましたが、外壁にも工夫が施されています。ボーダー本部の外壁や骨組みなどの基本構造、砲台はすべてトリオンでつくられています。そのため、敵襲の際にも、基地内に貯蔵しているトリオンが尽きるまで、ボーダー本部の修復や砲撃を行うことが可能です。

ボーダー本部は警戒区域の中心部に立地しており、当然、警戒区域内なので一般人の立ち入りは禁止されています。ただ、ボーダー本部には一般の職員も働いています。そのため、ボーダー本部の入り口の場所は警戒区域との境界のギリギリの場所に存在し、隊員や職員たちはその入り口から地下通路を通り、ボーダー本部に向かうとされています。

大規模侵攻とは、再び三門市に無数の門（ゲート）が開き、近界の国の1つで軍事大国である「アフトクラトル」が、こちら側の世界に侵攻してきたことで始まった事件です。ボーダー本部も各隊に指示を出し、アフトクラトルを迎撃します。各地でボーダーの隊員と、アフトクラトルの近界民が激突する中、アフトクラトルの中でも特に粗暴なことで知られるエネドラが、ボーダー本部を襲撃します。

強敵を求めて単独行動していたエネドラは、独断でボーダー本部を襲撃しました。これに対し、諏訪隊の隊長・諏訪洸太郎や、彼が率いる諏訪隊、風間隊や忍田真史本部長が連携攻撃で応戦しますが、敗北。その後、エネドラは通信室にいた6人を殺害し、ボーダー本部内で暴れ回りました。

三門市では英雄扱いされているボーダー本部ですが、市民には非公表でネイバーフッド遠征に赴いています。三門市の市民にとって、自分たちが暮らす三門市が「こちら側の世界」だとすれば、ネイバーは「あちら側の世界」です。当然「あちら側の世界」の住民も人間ですが、そのことを知らない三門市の住民から見れば、ネイバーは異世界の化物という認識です。

そのため、ボーダー本部は市民には非公表でネイバーフッド遠征に赴いており、情報漏洩しないのもボーダー本部の情報統制が優秀だからだと言われています。そして、もしかしたら、隊員でさえも知らない秘密が他にも多く存在しているのではないかと噂されているほどです。

城戸司令派とは、ボーダー内部の最大派閥で「近界民は絶対許さない」という強硬排除のスタンスをとっています。そして、城戸司令派は遠征に積極的に参加する姿勢をみせていることから、近界民に対する考え方とは関係なく、遠征目的でこの派閥に属している隊員もいるようです。そんな城戸司令派の主な隊員は太刀川隊や風間隊、二宮隊、冬島隊、三輪隊、S級隊員の天羽月彦などです。

忍田本部長派とは、街の平和第一主義であり、ネイバー排除というよりも、専守防衛に重きを置いています。ボーダー内の3分の1の隊員がこの派閥に所属しており、主な隊員は諏訪隊や嵐山隊、柿崎隊、東隊の隊長である東春秋などです。

玉狛支部派とは、近界民にも良い者がいるから仲良くしようという、ボーダー内では少数の友好派です。異端な派閥とされ、主な隊員は玉狛第一や玉狛第二、元S級隊員の迅悠一や、C級隊員の夏目出穂などです。

このように、ボーダー内には主に3つの派閥が存在していますが、いずれも「近界民の侵攻から三門市を守る」という目的が共通しているため、黒トリガー争奪戦など以外では目立った派閥争いは見られません。さらに、影浦隊や加古隊などはいずれの派閥にも属していません。

こちらは「ワールドトリガー（ワートリ）」のボーダー本部に関するツイートです。ボーダー本部の大きさや高さがどれくらいなのか気になるという感想となっています。

こちらも「ワールドトリガー（ワートリ）」のボーダー本部に関するツイートです。ボーダー本部が40階だと知り、驚いたという感想で、巨大な建物だと感じたそうです。

こちらも「ワールドトリガー（ワートリ）」のボーダー本部に関するツイートです。ボーダー本部内の施設が気になるそうで、見取り図を見てみたいという感想となっています。

いかがでしたか？「ワールドトリガー（ワートリ）」のボーダー本部について、場所や大きさ、基地内の施設などを紹介し、ボーダーの派閥を考察してきました。そして、ボーダー本部は警戒区域の中心部に立地する巨大な建物で、内部には様々な施設が多数あること。外壁や骨組みなどの基本構造、砲台はすべてトリオンでつくられ、基地内にはトリオンが貯蔵されていることなどが分かりました。

さらに、一般人は立ち入り禁止の警戒区域内にあるため、ボーダー本部の入り口は警戒区域との境界のギリギリのところにあるとされていること。大規模侵攻時には狙われたこと。ボーダー内には城戸司令派、忍田本部長派、玉狛支部派の主な3つの派閥が存在していることなども分かりました。皆さんもぜひ「ワールドトリガー（ワートリ）」のボーダー本部の施設や活躍に注目してみてください！