【進撃の巨人】リヴァイが車椅子になった理由は?最終回で涙を流した意味も考察

進撃の巨人の最終回付近にてリヴァイが車椅子になっていたのに驚いたという声も多くなっています。何故リヴァイは車椅子になってしまったのでしょうか?今回は進撃の巨人のリヴァイについて、最終回付近で何故車椅子になったのかの理由をファンの考察も踏まえてまとめて紹介しつつ、最終回で涙を流した理由などをファンが考察した結果など、車椅子のリヴァイと共にいたガビなどについてまとめて紹介していきます。

【進撃の巨人】リヴァイが車椅子になった理由は?最終回で涙を流した意味も考察のイメージ

目次

  1. リヴァイとは?
  2. リヴァイが車椅子生活になった理由は?最終回の涙の意味も考察
  3. リヴァイの目的を考察
  4. リヴァイとジークの戦いをネタバレ
  5. リヴァイやファルコと共にマーレで暮らすガビとは?
  6. リヴァイに関する感想や評価
  7. リヴァイの車椅子まとめ

リヴァイとは?

進撃の巨人でも高い人気を獲得したキャラクターがリヴァイです。今回はそんなリヴァイについてまとめて紹介していきます。

進撃の巨人の作品情報

進撃の巨人の概要

進撃の巨人は2009年から2021年まで講談社の発行する別冊少年マガジンにて諫山創先生が連載していたセカイ系ダークファンタジー作品です。圧倒的な力を持つ巨人とそれに抗う人間の戦いを描いた作品で、巨人を含む様々な謎が多く、それらを考察するファンから高い人気を獲得していきました。深い世界観なども相まって様々なスピンオフ作品なども展開された作品になっています。

人気と共に評価も高い作品であり「第35回講談社漫画賞少年部門受賞」「ハーベイ賞海外漫画賞受賞」「第1回SUGOI JAPAN Awardマンガ部門グランプリ」など国内外の漫画賞を受賞している他、各種評論家なども進撃の巨人について触れる機会が多くなっています。メディアミックス展開も積極的に行われ、近年の作品にしては珍しく期間は空けつつも最終回までアニメ化されている他、映画化、ゲーム化なども行われています。

進撃の巨人のあらすじ

ウォール・マリア南端のシガンシナ区に住む少年エレン・イェーガーは壁の外に憧れを持ち調査兵団に入る事を希望していました。エレンが10歳になった頃、突如現れた超大型巨人により壁が破壊され、エレンは目の前で母親を巨人に捕食されるなどの経験をする事になります。巨人の駆逐を誓ったエレンは巨人を倒す力を手に入れるべく自らの意志で第104期訓練兵団に入団する事を決めるのでした。

リヴァイのプロフィール

リヴァイは調査兵団の兵士長を務めるキャラクターで、1人で1個師団(約4000人)に相当するほどの戦力を持っているとも言われており、主人公であり巨人の力を持つ事が判明したエレンの上官兼監視役を担当する事になりました。見た目は三白眼とツーブロックが特徴的な髪型、そして男性としては非常に小柄な体型が特徴となっています。また好物として紅茶が上げられており、作中でも度々飲んでいます。

スピンオフなども含めると過去もしっかりと描かれているキャラクターであり、調査兵団に入る経緯なども判明しているキャラクターになっています。また進撃の巨人作中ではファミリーネームが長らく不明でしたが、エピソードの中でアッカーマンの血を引いている事が明らかになりました。その他判明しているプロフィールとしては身長が160cmで体重が65kg、年齢は30代前半で誕生日は12月25日という事が明らかになっています。

ちなみに身長に関しては本人もそれなりに気にしているようで、物語が進んで部下になっていた第104期の面々が成長して身長が伸び、自身の身長を追い越していく事に対して複雑な感情を示すシーンが見られていたりします。進撃の巨人の主人公ではありませんがその人気の高さから外部作品での登場も多く、まさに進撃の巨人を代表するキャラクターになっています。

リヴァイの戦闘能力

リヴァイの戦闘能力は調査兵団の中でも常軌を逸するレベルで高く、他の兵士が1体の無垢の巨人にすら苦戦するのに対し、リヴァイは単独で同時に複数の無垢の巨人を複数倒す事ができる他、女型の巨人の硬化速度を上回る速さで切り刻む程に高い身体能力とスピードを誇っています。それらの身体能力に加えて判断力も高く不意打ちを仕掛けてきたような相手であっても常に最善手を打てるだけの冷静さを持ち合わせています。

また超硬質ブレードを信頼しており、他のキャラクターが雷槍などに持ち替えた後も超硬質ブレードを多用する戦術を好んでいます。対巨人戦はもちろん対人戦にも精通しており、マントで銃撃を受け流したり、複数人を相手に圧倒したりしています。別に剣以外の武器を使えないわけではなく、むしろ作者の諫山創先生曰く、武器なら何でも使う事ができるとしています。

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season

リヴァイが車椅子生活になった理由は?最終回の涙の意味も考察

考察①リヴァイは最後まで生き残る?

リヴァイは「人類最強の男」と言われるなど死亡フラグが多数見えるキャラクターであった事からいつか死亡するのではないかと考察されていました。しかし結論だけ記載しておくと、リヴァイは最終回時点でもしっかり生き残っています。常に最前線で戦ってきたキャラクターだけに流石に全く怪我をしないという事はなく、特にジークとの戦いでは片目を失ったり指を数本失うなど大怪我をしたりはしています。

考察②リヴァイの最終回での涙の意味

リヴァイは例え仲間を失ったとしてもそこまで感情を爆発させるタイプではないキャラクターですが、そんなリヴァイが涙を流したのが最終回です。エレンを倒し世界から巨人の力を消滅させる事に成功したリヴァイ達、そんなリヴァイの前にそれまでの戦いで命を落とした調査兵団メンバーの面々が姿を見せるのです。その中にはエルヴィンやハンジ、ペトラなどもいました。

そんなエルヴィン達にリヴァイは「見ていてくれたか?」と語りかけます。エルヴィン達が返事をする事はありませんでしたが、代わりに行ったのが「心臓を捧げよ」の姿勢でした。それを見た「心臓に捧げよ」ポーズを取りつつ、リヴァイは思わず涙を流してしまったのでした。リヴァイにとってもこの涙はそれまで抱え続けていた大きな目的をやり遂げ戦いが終わった事を実感したシーンとも言えます。

考察③リヴァイが車椅子生活になった理由

その後それぞれの日常を描くシーンでリヴァイがコニーに車椅子を押されているシーンが描かれており、リヴァイは最終決戦の後、車椅子生活になってしまっているのが明らかになっています。その理由について当初ファンの間では巨人の力が消滅した事で元々は巨人科学の副産物であるアッカーマンの力も無くなり、これまでの戦いの反動で身体が動かなくなったのではないかと考察されていました。

しかし同じくアッカーマンの力を持っていたミカサが辛そうな様子もなく普通に生活している様子であった事、また車椅子に乗るリヴァイのシーンの前後のコニーのセリフから最終回前の最終決戦において、エレンに操られた超大型巨人の攻撃で気を失ったコニーを助けた際に巨人に左足をかみ砕かれたのが理由だと考察されています。

考察④リヴァイの指は復活した?

進撃の巨人第133話「罪人達」の本誌掲載の際に、その時点で既に失われていたリヴァイの指が復活したとして話題になりました。その少し前にはエミルが登場したシーンもあったのでそこで治されたのではないかとする声もありました。

その後のシーンでも治っているシーンはなく、今回紹介している最終回の車椅子に乗ってるシーンでも手は無くなっています。最終的にコミックスでは問題のシーンも修正されておりこれは作画ミスだったと考察されています。

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リヴァイの目的を考察

リヴァイの目的①ジークを殺す

リヴァイは調査兵団として戦ってきて、その中で数々の仲間を失っています。その中でも特に大きな存在だったのがエルヴィン団長です。リヴァイはウォール・マリア最終奪還作戦にてエルヴィンに夢を諦めさせて死ぬ代わりに獣の巨人を仕留める約束をしています。エルヴィン団長は作戦を見事に遂行して死亡しますが、リヴァイはすんでのところでジークを取り逃がしてしまうのです。

リヴァイにはそのエルヴィンとの約束した思い、そしてそれまでの約束を果たしてきて唯一果たしてない約束になっている事が強く残っており、エルヴィンが死亡して以降ジークに執着心を見せるようになります。その爆発によって指を失っても身体がボロボロになっても戦い続けています。最終的にジークにトドメを刺したのはリヴァイなのでこの目的は達したと言えます。

リヴァイの目的②巨人のいない世界の実現

リヴァイを含む調査兵団は巨人のいない世界を実現するべく戦ってきました。しかし旧リヴァイ班やハンジなどリヴァイと関係の深かったキャラクター達もリヴァイに先を託して逝ってしまいます。彼らの命に報いる為にもリヴァイは巨人のいない世界の実現の為に自身の身体を顧みずに戦う事になるのでした。

リヴァイは一見すると無愛想で粗暴な言動をしていますが、その行動目的はエルヴィンや他の調査兵団のメンバーなど他者の為に戦う事が目的になっているのが大きな特徴となっておりそれがまたリヴァイが人気を集める理由にもなっています。

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リヴァイとジークの戦いをネタバレ

ネタバレ①ジークの自爆

リヴァイは1対1の戦闘ではジークを圧倒します。しかしジークは死の直前に自爆攻撃を仕掛け、リヴァイは巨人の中でも最高硬度を誇る鎧の巨人の防御力をも砕く雷槍の爆発を諸に受けてしまう事になるのです。咄嗟にブレードを盾にした事でダメージを最小限にしたリヴァイですが、そのダメージは偶然近くにいて応急処置をしたハンジ曰く「人畜無害の死にぞこない」と言わしめる程にボロボロで自分1人では何も出来ない状態にまでなりました。

この時リヴァイにしては珍しく目的やそれまでの感情もあってか怒りや焦りの感情が強く出ており、裏を返せば冷静さを欠いており、このジークの自爆攻撃を思考に入ってなかった理由になっているとされており、その冷静さを欠いたリヴァイの様子はリヴァイはここで死亡する事になるのではないかと考察するファンも多くいた程でした。

ネタバレ②最終決戦へ

ハンジに助けられたリヴァイはその後ミカサやアルミンらに合流する事になりますが、当然動ける状態ではありませんでした。しばらく寝て休んでいたリヴァイですが、最終決戦の地であるスラトア要塞に向かう飛行艇で再び動き始めます。この時点ではエルヴィン団長に誓ったジークの殺害という目的も巨人のいない世界を作るという目的も果たしていない事からただ寝ている事はできなかったのです。

なんとか動き出した時のリヴァイは飛空艇の廊下の手すりにもたれかかりなんとか動いてるような状態で、まさに満身創痍な状態でした。それでもエレンを止める為、それ以上に使命感に突き動かされるように動く事になります。

ネタバレ③左脚を損傷するリヴァイ

その後最終決戦までになんとか立体機動を操作できるまでには回復したリヴァイですが、まともな戦闘は行えない状態のまま最終決戦に望む事になります。自身ではまともに動けないリヴァイですが歴戦の兵士として最前線でミカサ達を導く司令塔として指揮を取ります。

しかし超大型巨人の攻撃を受けてコニーが気絶すると助けに飛び出し、助ける事には成功しますが左脚をかみ砕かれてしまう事になるのでした。この行動がリヴァイが最終回にて車椅子で生活する事になった理由になっているとされています。

ネタバレ④ジークの首をとるリヴァイ

これまでもなんとか最前線に立っている状態だったリヴァイですが、左脚を失った事で戦闘をする事は絶望的になります。そんな状況でもなんとかジークの首を取る事を狙おうと思考を巡らせるリヴァイですが、簡単には糸口は掴めません。苛立ちすら覚える中でアルミンが「道」の世界にてジークを説得、地鳴らしを止める為に自らが死ぬ事を決意します。

一部の巨人達がアルミン達に協力するようになり「道」での繋がりを知らないリヴァイ達が困惑する中、ジークもリヴァイの前に姿を表します。晴れやかな表情でリヴァイに呼びかけるジークにリヴァイもあっけに取られますが、頭で理解する前に身体が動きました。最小限の動きでジークの首をはね飛ばし目的の1つであったジーク殺害を果たす事に成功するのでした。

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リヴァイやファルコと共にマーレで暮らすガビとは?

ガビのプロフィール

最終回にてリヴァイと共にマーレで暮らしているガビは大陸に留まったエルディア人の血を引く「マーレの戦士」の候補生です。ライナーの従妹であり、ライナーの持つ鎧の巨人の継承最有力候補者です。正確な年齢は不明ながら作中のキャラクターの発言から現在は12歳であるとされています。その他判明しているプロフィールとしては誕生日は4月14日、身長は138cmで体重は30kgだという事が明らかになっています。

軍人としては特に狙撃能力が高く、転がりつつ発砲して相手に致命傷を負わせたり、対人ライフルで巨人や人間にしっかり命中させていたりします。1度は無垢の巨人にされたガビですが、その後無事に人間に戻っています。

ガビの性格

そんなガビは普段は天真爛漫で大胆不敵な性格をしています。ただそこは収容区で生まれ育った事、「マーレの戦士」の候補者である事から、そのトレーニングや戦場での活躍を当たり前のように家族に語ると言った異常性も持ち合わせています。また使命感も強く、収容区の解放を強く考えています。ただ軍人としての意識が強い為か、恋愛面に関してはかなり鈍感だったりします。

またマーレでの教育を最も体現しているキャラクターでもあり、バラディ島のエルディア人=悪魔という思想や、マーレの敵対国家に対して激しい敵意を持ち合わせ、それを隠すべき場面でも隠せないシーンも多くなっています。しかしこれらの思考はパラディ島での経験を経て変化しており、ライナーの変化を理解するなどもしています。

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リヴァイに関する感想や評価

ここからは既に進撃の巨人を視聴した人のリヴァイに関しての感想などをネタバレありで紹介していきます。最終回で描かれた最終決戦後のエピソードで車椅子生活になったリヴァイですが、むしろ進撃の巨人作中で序盤から最終盤まで最も長く最前線に立ち続けたキャラクターであったにも関わらず、最後まで死ぬ事なく生き残っただけでも凄いという声が多くなっています。

特にリヴァイの場合、今回も紹介したように最終回に至るまでに何度も死亡フラグと言われる程の状況に陥っておりまた最終決戦で負ったダメージから見ても最終決戦後に死亡していてもおかしくなかったという声もあります。リヴァイ自身もそれを痛感していた事も、最終回の涙の理由なのではないかとする声も見られる程になっています。

今回紹介したようにリヴァイが車椅子生活になった理由はコニーを守った際に負った負傷が原因だと考察されていますが、ファンの間で考察された「アッカーマンの力が無くなったから」という理由も最もらしいとしてファンからも納得感があるとされています。むしろアッカーマンの力が無くなった影響らしい要素が他になかった事からそういう要素があっても良かったのではないかともされています。

同時にリヴァイが車椅子生活になる事もしっかり伏線があった事に驚いたという声も多くなっています。元よりボロボロではあったものの、それでも生き残り続けていただけに、特に最終盤はリヴァイが死ぬイメージが湧かなかったという声もありました。そのため、死にもせず、かといって戦いのダメージが残っている事が分かりやすい車椅子生活というのがリヴァイに最も似合う結末だったという声も多くなっています。

今回紹介した車椅子になった理由や涙を流した理由ですが、進撃の巨人は元々伏線の多い作品だけにそれ以上の理由があるのではないかとする考察も見られます。特に涙を流したシーンはリヴァイの体勢も特徴的だっただけに巨大樹の森で捕らえられた際の女型の巨人の再現シーンなのではないかとするシーンや車椅子のシーンがユミルの再現なのではないかと考察する声もあります。

いずれにしてもあのリヴァイが涙を流した事で最終回という補正を抜きにしても感動したという声も多くなっています。無念の内に亡くなった者も多い進撃の巨人において、生き残るだけに限らず、しっかりと目的を達成した事による達成感や安堵感などそれまで感情をほとんど見せなかったリヴァイの涙だからこそ思わずもらい泣きしてしまったという声も見られます。

いずれにしても進撃の巨人は死亡キャラクターの多い作品だったという事も相まって車椅子生活になったとはいえ生き残っただけに自暴自棄にならずに幸せに生活して欲しいという声も多くなっています。同時にリヴァイの場合、使命感が強いキャラクターだけに車椅子になったとしても精力的に活動してそうという声も見られます。

実際に車椅子に乗っているシーンは旅行をしているようにも見えるという声もあり、世界中を視察しているのではないかなど既に物語の中で果たした目的に変わる新たな目的を見つけて活動しているのではないかという声も見られる結果になっています。

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リヴァイの車椅子まとめ

いかがでしたか?進撃の巨人は伏線の非常に多い漫画であり、最終回のリヴァイの車椅子や涙など一見するだけではその理由が分からなかったとする声が多い要素になっています。ただ車椅子になる事や涙を流した事を知った上で読み返すと分かるようになっているのが進撃の巨人の凄さでもあるという声が見られる結果になっています。

特にリヴァイの涙シーンは進撃の巨人が最終回である事を象徴する感動的なシーンだったとする声も見られる程の名シーンになっています。車椅子生活になったとはいえ、無事に生きているのは間違いないのでまだ進撃の巨人を視聴していない人はリヴァイの最後にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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