【ドラゴンボール】セリパの戦闘力・強さを考察！バーダックとの関係や最後は？

『ドラゴンボール』のセリパの強さや戦闘力、最後は死亡したのかを解説していく前に、セリパのプロフィールを紹介していきます。かわいいセリパの基本情報が分かる内容となっておりますので、事前に読んでおく事で後述のメインのまとめがより一層楽しめます。また、セリパの登場する『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦』の作品概要やあらすじも紹介していきますので、ぜひご覧になってみて下さい！

『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦』は、アニメ『ドラゴンボールZ』のテレビスペシャルで1990年10月17日に放送されました。時系列的には『ドラゴンボール』の本編が始まる以前の物語を描いており、悟空の父・バーダックが主人公として登場します。『ドラゴンボール』の原作にないアニメオリジナルストーリーとなっており、サイヤ人の故郷である惑星ベジータがなぜ破壊されたのかを知る事が出来る内容となっています。

サイヤ人・バーダックは一味を引き連れてカナッサ星を攻めていました。大猿化して一夜にしてカナッサ星の侵略を完了したバーダック達が雑談していると、カナッサ星人の生き残りが未来を見る事の出来る幻の拳をバーダックに浴びせます。未来の場面を見たバーダックは、フリーザによってサイヤ人が滅ぼされる事を知り、仲間に呼びかけますが誰も信じません。かくして、バーダックはたったひとりでフリーザ軍に立ち向かうのでした。

セリパは惑星ベジータ出身のサイヤ人で、ショートヘアーの黒髪に切れ長の目が特徴の女性です。肩パッドの無い旧式の戦闘服を身に着けており、アンダースーツはピンク色で合わせるという着こなしをしています。サイヤ人の女性は全体の1割しか生まれないという事もあり貴重な存在で、劇中で登場するサイヤ人もほとんどが男性となっています。また、基本的に強気な性格であるサイヤ人の女性の例にもれず、乱暴な口調が目立ちます。

バーダックチームの紅一点で、カナッサ星を攻めている時には仲間達と共に大猿となって惑星を破壊していました。サイヤ人の名前はカカロットが『キャロット』、バーダックが英語で『ごぼう』であるなど、野菜に関するものからとられていますが、セリパの名前の由来は『パセリ』となっています。

サイヤ人には珍しい女性戦士であるセリパですが、ここからはその強さや戦闘力を考察していきます。バーダックチームの一員としてカナッサ星を難なく攻めていた事から、男性のサイヤ人に負けず劣らずの強さを持っている事がうかがえますが、果たしてその戦闘力はどれほどのものなのでしょうか？

セリパの戦闘力は、カードダスの表記によると2000だという事が分かっています。悟空の兄であるラディッツの戦闘力が1500だったので、男性サイヤ人に引けを取らない強さを持っている事が分かります。バーダックとトーマの戦闘力は5000なので、戦闘力4000のナッパよりも強い事から、バーダックチームのレベルの高さがうかがえます。セリパはバーダックチームのツートップには敵わないものの、十分な戦闘力を有しています。

サイヤ人の本領を発揮するのは大猿化した時ですが、セリパももちろん大猿化する事が出来ます。サイヤ人が大猿化すると戦闘力が10倍となるため、2000の戦闘力であるセリパは2万にまで増大します。2万の戦闘力を持つ巨大な大猿が暴れまわれば通常の星なら壊滅してしまうほどとなっているので、セリパは女性であるとはいえ、戦闘民族サイヤ人である事が改めて分かります。

バーダックチームの紅一点であるセリパですが、リーダーであるバーダックとはどのような関係性だったのでしょうか？セリパが登場した当時はサイヤ人の女性というのは彼女しかおらず、『ドラゴンボール』ファンの中には悟空の母親なのではないかという考察をしていた方も少なくありませんでした。また、フリーザの策略によって結局は死亡してしまったセリパですが、その最後はどのようなものだったのでしょうか？

セリパはバーダックの妻なのではないかとささやかれていた事もありましたが、2014年に鳥山明による漫画作品『銀河パトロールジャコ』に掲載されたおまけ漫画『ドラゴンボールマイナス』にてバーダックの妻であるギネが登場した事で、考察は打ち砕かれました。その為、バーダックとセリパの関係は一緒に惑星を侵略する純粋なチームメイトである事が分かります。

ただし、バーダックチームは仲間意識が厚く、カナッサ星を侵略した後には生まれたばかりのバーダックの子供の話題で雑談をしていました。セリパもバーダックに対して子供に会いに行くように促していましたが、自分の子供でありながら興味のなさそうなバーダックに少し呆れた様子を見せています。これらの事から、セリパはバーダックを信頼はしていますが、あくまで仲間であってそれ以上の感情は無いという事が分かります。

セリパは仲間達と共に惑星ミートを侵略しに向かいます。この時にバーダックはカナッサ星人によって脳にダメージを負っていたため、惑星ミート侵略は不参加でした。バーダック以外のバーダックチームは惑星ミートを攻めている最中に、フリーザの命令でやってきたドドリアと手下達の手によって全員死亡します。戦闘シーンは描かれていないため、誰がどのような手段で死亡したかという細かいことは分かっていません。

後から遅れてきたバーダックは仲間が死亡している壮絶な場面を見て怒りに震えますが、かろうじて息があったトーマと最後に会話をしてフリーザ軍に戦いを挑む決意をします。パンブーキンやトテッポは白目を向いて死亡していましたが、セリパは女性という事もあってかうつ伏せの状態で死亡していました。

『ドラゴンボール』のセリパの声を担当した声優は三田ゆう子です。東京都出身で1954年8月14日生まれの2022年4月現在67歳で、血液型A型、身長153センチ、事務所は『青二プロダクション』に所属しています。セクシーな声質が特徴で、多くの大人の女性を演じてきていますが、少女や少年もこなせるため幅広い演技力を持っています。現在は朗読劇団『ひまわりの樹』を主宰してボランティア活動を行っています。

三田ゆう子は1986年から放送されたアニメ『めぞん一刻』の六本木朱美の担当声優として知られています。六本木朱美は主人公である五代の住む一刻館の6号室に住んでおり、常にセクシーで露出の高い服を着た美女です。大酒飲みでスナックで働いていますが、プライベートでも一刻館の住人達と共に酒を飲みながらどんちゃん騒ぎしています。五代と響子の恋愛を応援しており、背中を押す一言を述べるなど姉御肌な一面も持っています。

『ドラゴンボール』のセリパがかわいいというファンの感想があります。珍しい女性サイヤ人というだけでもポイントが高いですが、何といっても切れ長の目とボーイッシュな髪型が大きな魅力です。昨今はパンやブラなどといった混血の女性サイヤ人も増えてきましたが、セリパがその中でも一番かわいいサイヤ人だという『ドラゴンボール』ファンの意見は少なくありません。

バーダックとセリパが夫婦だったら嬉しかったという『ドラゴンボール』ファンの感想は非常に多くあります。ギネが登場した事で、バーダックとセリパの夫婦説は完全に消えてなくなりましたが、歴戦の戦士であるバーダックと女性戦士であるセリパはお似合いのカップルで、多くの『ドラゴンボール』ファンが夫婦なのではないかと予想していました。

『ドラゴンボール』のセリパの戦闘シーンが少なくて残念だというファンの感想があります。セリパの戦闘シーンは、『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦』の冒頭で大猿化してカナッサ星を攻めている場面しかなく、ドドリアによって死亡した時も戦闘シーンは描かれていませんでした。セリパの戦闘シーンは、数多く存在している『ドラゴンボール』のゲーム作品にて見る事が出来るため、セリパファンの方にはおススメです。

『ドラゴンボール』のセリパの戦闘力や強さ、最後についてまとめてきましたが、女性でありながらラディッツよりも高い戦闘力を持ち、最後はドドリアたちによって死亡した事が分かりました。今回のセリパについての記事を読んだ後にもう一度、『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦』を観てみるというのはいかがでしょうか？