【呪術廻戦】黒沐死(くろうるし)はゴキブリの特級呪霊!術式や領域展開を考察

黒沐死(くろうるし)とは漫画呪術廻戦に登場するキャラクターの1人です。漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)とはゴキブリの形をした特級呪霊であり、仙台コロニーの「死滅回游」の参加者として描かれています。特級呪霊の黒沐死(くろうるし)はゴキブリに関する術式を使うことが出来、乙骨憂太を追い込むほどの強さを持っています。本記事ではそんな漫画呪術廻戦に登場する特級呪霊の黒沐死(くろうるし)について術式や乙骨憂太との戦いなどをご紹介していきます。

【呪術廻戦】黒沐死(くろうるし)はゴキブリの特級呪霊!術式や領域展開を考察のイメージ

目次

  1. 黒沐死(くろうるし)はゴキブリの特級呪霊
  2. 黒沐死(くろうるし)の術式や領域展開
  3. 黒沐死(くろうるし)の呪具や単為生殖
  4. 黒沐死(くろうるし)の登場回をネタバレ
  5. 黒沐死(くろうるし)の最後の死亡シーンや場所
  6. 黒沐死(くろうるし)の三竦みの相性
  7. 黒沐死(くろうるし)に関する感想や評価
  8. 黒沐死(くろうるし)まとめ

黒沐死(くろうるし)はゴキブリの特級呪霊

呪術廻戦の作品情報

2022年4月現在、「週刊少年ジャンプ」で絶賛連載中の漫画呪術廻戦。漫画呪術廻戦は2022年4月現在「死滅回游」を舞台としたストーリーが描かれており、現代の呪術師と過去の呪術師の熱い戦いが描かれています。そんな漫画呪術廻戦の「死滅回游」には黒沐死(くろうるし)というキャラクターが参加者として登場しています。「死滅回游」の参加者の1人・黒沐死(くろうるし)とはゴキブリの姿をした特級呪霊のキャラクターです。

黒沐死(くろうるし)は元々羂索が「呪霊操術」で支配していた特級呪霊であり、ゴキブリを操る術式の使い手となっています。その強さは乙骨憂太をあと一歩まで追い詰めるほどとなっており、さすが特級呪霊といえます。そんな黒沐死(くろうるし)は作中で乙骨憂太の「反転術式」を受け、呆気ない最後を遂げてしまいました。本記事ではそんな特級呪霊の黒沐死(くろうるし)について術式や乙骨憂太との戦いなどをご紹介していきます。

呪術廻戦の概要

では黒沐死(くろうるし)の術式や乙骨憂太との戦いなどをご紹介する前に、黒沐死(くろうるし)が登場する呪術廻戦の原作情報やアニメの情報についてあらすじを交えながらご紹介していきます。黒沐死(くろうるし)が登場する呪術廻戦とは2018年から2022年4月現在にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されている漫画作品です。漫画呪術廻戦は芥見下々という漫画家が手掛けており、「呪術」と略されてファンに呼ばれています。

芥見下々が手掛ける漫画呪術廻戦は呪術師と呪霊の壮絶な戦いを描いたダーク・ファンタジー作品となっており、2022年4月現在までに合計19巻のコミックスが発売されています。そんな漫画呪術廻戦はかっこいいキャラクター達や考察しがいのあるストーリー、かっこいい技などが理由となり、累計発行部数が6500万部を超えるほど高い人気を博しています。この人気から漫画呪術廻戦はこれまでアニメ化や映画化などが行われています。

呪術廻戦のあらすじ

時は2018年6月の宮城県仙台市。漫画呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁は生まれた時から異常なほどの身体能力を持ち、平穏な高校生活を送っていました。そんなある日、虎杖悠仁の学校で呪霊が大発生してしまいます。それを伏黒恵から聞いた虎杖悠仁は学校へ行き、呪霊と戦うために「宿儺の指」という呪物を喰らいます。これにより虎杖悠仁は特級呪物「両面宿儺」の力を身に宿し、呪術師の世界に足を踏み入れることになるのでした。

黒沐死(くろうるし)の正体はゴキブリの特級呪霊?

本記事で術式や乙骨憂太との戦いなどをご紹介する黒沐死(くろうるし)とは漫画呪術廻戦に登場するキャラクターの1人です。漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)は「死滅回游」に参加した特級呪霊のキャラクターであり、ゴキブリそっくりの見た目と巨体が特徴となっています。ゴキブリの特級呪霊である黒沐死(くろうるし)は漫画呪術廻戦の第173話で初登場し、その気持ち悪い見た目で多数の読者に強い印象を与えました。

元々黒沐死(くろうるし)は漫画呪術廻戦の黒幕・羂索が「呪霊操術」で支配していた特級呪霊であり、その支配から外れて「死滅回游」に参加しました。「死滅回游」において黒沐死(くろうるし)は仙台コロニーのプレイヤーとなっており、54点のポイントを保有していたことが判明しています。漫画呪術廻戦で初登場した際に黒沐死(くろうるし)は登録済みの特級呪霊と記載されていたので、16体登録されている特級呪霊の1体になります。

ゴキブリという虫は食べることが何よりも大好きな昆虫です。そのためゴキブリの特級呪霊である黒沐死(くろうるし)は無限の食欲を持っており、常に鉄の味(人間の血)を求めて活動しています。無限の食欲を持つ黒沐死(くろうるし)は特級呪霊ともあって非常に強く、術式と魔剣を駆使して乙骨憂太を追い込む姿を見せています。そんな黒沐死(くろうるし)は作中で初登場した際、休眠状態となって活動を完全に停止していました。

しかし黒沐死(くろうるし)はドルゥヴ・ラクダワラの死で目を覚まし、無限の食欲を解放させます。目を覚ました黒沐死(くろうるし)はゴキブリを使って一般人を襲い、乙骨憂太と対峙します。当初黒沐死(くろうるし)は乙骨憂太を圧倒するものの、乙骨憂太の「反転術式」に敗れ、バラバラになって死亡しました。しかし黒沐死(くろうるし)は子に魂を移して復活し、乙骨憂太・烏鷺享子・石流龍の「領域展開」を妨害しました。

『呪術廻戦』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

黒沐死(くろうるし)の術式や領域展開

黒沐死(くろうるし)の術式は「土虫蠕定」

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)の術式や「領域展開」についてご紹介していきます。漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)は元々羂索が「呪霊操術」で支配していたゴキブリの特級呪霊であるため、他の特級呪霊と同じく術式を使うことが出来ます。漫画呪術廻戦の作中でゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)は「土中蠕定(どちゅうぜんじょう)」と呼ばれる術式を乙骨憂太に使用しています。

黒沐死(くろうるし)が漫画呪術廻戦の作中で使用した「土中蠕定」とは巨大な袋を持つ虫を召喚し、相手にぶつける術式です。この術式「土中蠕定」で呼び出した袋を持つ虫は特に戦闘機能を持っていません。しかし術式「土中蠕定」の虫は卵をぶつけ、敵の視界を妨害する能力を持っています。漫画呪術廻戦の作中で黒沐死(くろうるし)は大量のゴキブリを呼び出しながら「土中蠕定」を使い、乙骨憂太の視界を一瞬だけ奪うことに成功しました。

そんな術式「土中蠕定」以外に黒沐死(くろうるし)は異常なほどの俊敏さとしぶとさを持ち、簡単に倒される相手ではありません。また黒沐死(くろうるし)は単為生殖の機能も持っており、たった1人で無限に自分自身を作ることが可能となっています。なので黒沐死(くろうるし)は1度倒されても、子供を自分として無限に蘇ることが出来ます。そんな黒沐死(くろうるし)は作中で「土中蠕定」を使い、乙骨憂太に卵を受け付けます。

その後黒沐死(くろうるし)は魔剣を使い、乙骨憂太を殺す寸前まで追い詰めました。しかし黒沐死(くろうるし)は油断したところを乙骨憂太に「反転術式」を流し込まれ、死亡してしまいます。この時黒沐死(くろうるし)は死亡したものだと思われました。しかし黒沐死(くろうるし)は単為生殖で復活し、烏鷺享子の片腕を引きちぎりました。これらの活躍を見ると、黒沐死(くろうるし)は特級呪霊の名に恥じない呪霊といえます。

黒沐死(くろうるし)の領域展開はある?

漫画呪術廻戦に登場する特級呪霊は基本、呪術師と同じく「領域展開」を使うことが出来ます。例えば虎杖悠仁の見に宿る呪霊の王・両面宿儺は「伏魔御厨子(ふくまみづし)」という「猟奇展開」を持っています。両面宿儺の「伏魔御厨子」は逃げ道を与える縛りを作り、半径約200mもの範囲に必中の攻撃を与える最強の「領域展開」です。漫画呪術廻戦の作中で両面宿儺は伏黒恵と重面春太との戦いに乱入し、「伏魔御厨子」を使用しました。

そんな両面宿儺の他に特級呪霊の真人も「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」という必中の「無為転変」を行う「領域展開」を使うことが出来ます。また特級呪霊の漏瑚は火山の内部を作り出す「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」という「領域展開」を持っており、陀艮は南国の「生得領域」を展開する「蕩蘊平線(たううんへいせん)」を使うことが出来ます。さらに特級呪霊の花御も「朶頤光海(だいこうかい)」という「領域展開」を作中で見せてます。

このように、漫画呪術廻戦に登場する特級呪霊は「領域展開」を使えることが当たり前になっています。(漫画呪術廻戦0の折本里香と化身玉藻前を除く)。なので漫画呪術廻戦の「死滅回游」で初登場したゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)は「領域展開」を使えても全くおかしくありません。ではゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)は特級呪霊の両面宿儺や真人、漏瑚のように「領域展開」を使うことが出来るのでしょうか。

残念ながら黒沐死(くろうるし)は「領域展開」を使わないまま乙骨憂太に殺されてしまいました。また復活してからも黒沐死(くろうるし)は「領域展開」を使っておらず、そのまま消滅しました。黒沐死(くろうるし)はゴキブリの特級呪霊なので、知能がほとんどありません。なので黒沐死(くろうるし)は「領域展開」を使えないと考えられます。もし仮に使えたとすると、おそらくゴキブリの世界を作る「領域展開」になったことでしょう。

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黒沐死(くろうるし)の呪具や単為生殖

黒沐死(くろうるし)の爛生刀

ではここからは漫画呪術廻戦に登場するゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)の呪具や単為生殖の能力についてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)や術式「土中蠕定」やゴキブリ特有の俊敏さとしぶとさを持った恐るべき特級呪霊です。これらの能力に加え、ゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)は「爛生刀(らんしょうとう)」と呼ばれる魔剣の呪具を持っています。

黒沐死(くろうるし)が持っている「爛生刀」とは漫画呪術廻戦の第174話で初めて描かれた呪具であり、生と死が交雑している魔剣と説明されています。生と死が交雑するといわれている「爛生刀」は魔剣と称されるだけあり、目玉のようなものが付いた非常に禍々しい見た目をしています。作中で黒沐死(くろうるし)は「爛生刀」を使い、乙骨憂太に卵を植え付けました。その卵からはゴキブリの幼虫が飛び出し、乙骨憂太の肩を破壊しました。

残念ながら、「爛生刀」の分かっている能力は卵を相手に植え付けることだけです。おそらく「爛生刀」は卵を相手に植え付け、繁殖しながら敵を殺す魔剣の呪具なのでしょう。もしそうであれば、生と死が交雑している魔剣という説明に納得が出来ます。そんな「爛生刀」を黒沐死(くろうるし)に喰らった乙骨憂太は肩からゴキブリが誕生し、痛さで苦しみます。この苦しみの中で乙骨憂太は腹部に「爛生刀」が直撃し、倒れ込んでしまいます。

それを見ていた烏鷺享子や石流龍は乙骨憂太の負けと考えました。しかし乙骨憂太は自身を捕食しようとする黒沐死(くろうるし)に噛みつき、「反転術式」で勝利を飾ります。その際「爛生刀」は黒沐死(くろうるし)と一緒に消えてしまいました。ちなみに「爛生刀」はゴキブリの卵の「卵鞘(らんしょう)」を意味していると考えられます。この意味が正しければ、「爛生刀」の能力はゴキブリの黒沐死(くろうるし)専用の呪具といえるでしょう。

黒沐死は単為生殖を行なう?

上述で少しご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場するゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)は単為生殖の能力を持っています。単為生殖とは異性同士の生殖活動を行わず、雌だけで子孫を増やすことを指す言葉です。黒沐死(くろうるし)は人間を喰らってエネルギ-を溜め、喰らった人間の数だけ単為生殖で子孫を増やしています。そのため黒沐死(くろうるし)は大量のゴキブリを保有しており、自由自在に操ることが出来ます。

基本ゴキブリは有性生殖であるため、雄と雌がいます。しかしゴキブリは雄がいなくなると単為生殖の昆虫に変化し、雌だけで生き残ることが可能となっています。ただゴキブリの単為生殖には大きな欠点があり、有性生殖より優秀な子孫が残しにくいといわれています。このことからゴキブリは基本有性生殖で子孫を増やしています。なので家に発生したゴキブリを全滅したい場合は、ゴキブリの雌を全滅させる以外方法がありません。

おそらくこのゴキブリの習性から黒沐死(くろうるし)は単為生殖の能力を持っているのでしょう。ゴキブリと同じ能力を持つ黒沐死(くろうるし)は特級呪霊であるため、子孫全てに呪力を宿しています。なので呪力を宿したゴキブリは黒沐死(くろうるし)の命令通りに動き、大軍で人間を即ざに白骨化することが可能となっています。さらに、黒沐死(くろうるし)の子孫となるゴキブリは非常に恐ろしい能力を所持しています。

その能力とは黒沐死(くろうるし)の復活です。前述の通り、子孫のゴキブリは黒沐死(くろうるし)の呪力を宿しています。なので黒沐死(くろうるし)は例え死亡したとしても、子孫をそのまま黒沐死(くろうるし)として復活することが出来ます。漫画呪術廻戦の作中で黒沐死(くろうるし)は乙骨憂太に一度殺されました。しかし黒沐死(くろうるし)は単為生殖と自身の呪力を使い、子孫の身体で完全に復活しました。

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黒沐死(くろうるし)の登場回をネタバレ

黒沐死の登場回①173話

ではここからはゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)が登場した漫画呪術廻戦の第173話と第174話のあらすじについてネタバレ紹介していきます。漫画呪術廻戦の173話で伏黒恵は全身にレシートを纏ったレジィ・スターと戦い、勝利を飾ります。その後伏黒恵は麗美を追いかけるものの、「クソ姉貴」と呟きながら力尽きてしまいます。すると倒れ込んだ伏黒恵の前に天使の来栖華が現れ、東京第1コロニーの戦いは一旦終わりました。

東京第1コロニーの戦いが一旦幕を閉じた後、漫画呪術廻戦の物語は仙台コロニーの「死滅回游」に移ります。仙台コロニーの「死滅回游」は倭国大乱の生き残り・ドルゥヴ・ラクダワラや大砲の使い手・石流龍、元藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の隊長・烏鷺享子といった実力者達がしのぎを削っていました。この時、ゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)は初登場します。黒沐死(くろうるし)は登場した当初、休眠状態にありました。

黒沐死(くろうるし)の休眠の理由はドルゥヴ・ラクダワラが理由です。倭国大乱の生き残りであるドルゥヴ・ラクダワラは2つの自立型式神の使い手であり、自由自在に自らの領域を広げる能力を持っていました。上述でご紹介した通り、黒沐死(くろうるし)は驚異的な繁殖能力を駆使して数で敵と戦う特級呪霊です。しかしドルゥヴ・ラクダワラのように領域を広げられると、黒沐死(くろうるし)は物量での攻撃を無効化されます。

そのため黒沐死(くろうるし)は休眠状態に入り、ドルゥヴ・ラクダワラ・石流龍・烏鷺享子の三竦みの崩壊をじっと待っていました。そんな中、黒沐死(くろうるし)にとって喜ばしい事件が起こります。その事件とはドルゥヴ・ラクダワラの死です。ドルゥヴ・ラクダワラは0巻の主人公・乙骨憂太に襲撃され、一瞬で死亡してしまいました。ドルゥヴ・ラクダワラの死により、黒沐死(くろうるし)は活動を始めることになるのでした。

黒沐死の登場回②174話

漫画呪術廻戦の173話でドルゥヴ・ラクダワラを瞬殺した乙骨憂太。乙骨憂太の活躍を見ていた石流龍や烏鷺享子はその実力を測りながら黒沐死(くろうるし)の復活を予感します。一方その頃、ドルゥヴ・ラクダワラを殺した乙骨憂太は仙台コロニーの一般人を救助していました。しかし突然大量のゴキブリが発生し、1人の男性が即死してしまいます。これに乙骨憂太はリカに協力を要請し、呪力を纏った刀で大量のゴキブリを殺します。

この時石流龍と烏鷺享子は乙骨憂太の底知れない呪力の総量に驚愕します。すると石流龍と烏鷺享子の予想通り、乙骨憂太の前に黒沐死(くろうるし)が姿を現しました。黒沐死(くろうるし)は休眠状態の際、何も口にしていませんでした。そのため黒沐死(くろうるし)は非常に強い飢餓状態にありました。飢餓状態によって黒沐死(くろうるし)は無限の食欲が一層増しており、食事の邪魔をする乙骨憂太を標的に定めます。

一方乙骨憂太はコロニーの外に出てしまうの危険視し、刀を構えて黒沐死(くろうるし)を排除しようとします。この時乙骨憂太は先生の五条悟を思い出し、羂索を自分の手で殺すと強く決意しました。羂索は死んだはずの夏油傑を乗っ取り、渋谷事変と「死滅回游」の原因を作った黒幕です。元々五条悟は過去に親友の夏油傑を傷付けていました。もし五条悟が偽夏油の羂索を倒すと、もう1度親友を傷付けることになってしまいます。

そうなれば、五条悟は心に大きな傷が残ってしまいます。そのため乙骨憂太は羂索を自分の手で殺すと決意したのでした。羂索を倒すと決意した乙骨憂太は呪具の日本刀を構え、黒沐死(くろうるし)に立ちはだかります。これに黒沐死(くろうるし)は生と死が交雑している魔剣「爛生刀」を出し、敵意を剥き出しにしました。そしてゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)と特級呪術師・乙骨憂太は激突することになるのでした。

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黒沐死(くろうるし)の最後の死亡シーンや場所

黒沐死は乙骨の反転術式により死亡

ではここからは漫画呪術廻戦に登場するゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)の死亡シーンや乙骨憂太と戦った場所の聖地についてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、漫画呪術廻戦の第174話で黒沐死(くろうるし)と乙骨憂太は激突します。戦いの幕が上がった時、黒沐死(くろうるし)は「爛生刀」で乙骨憂太に襲いかかります。この攻撃を乙骨憂太は巧みに躱し、黒沐死(くろうるし)の右腕を刀で切り落としました。

さらに乙骨憂太は打撃技で黒沐死(くろうるし)を投げ飛ばし、刀で一刀両断にしようとします。しかし黒沐死(くろうるし)が自らの腕で刀を止めたため、乙骨憂太は止めを刺すことが出来ませんでした。乙骨憂太の攻撃を受け止めた黒沐死(くろうるし)は大量のゴキブリを出し、一気に距離を離します。それを見ていた乙骨憂太は石流龍と烏鷺享子の監視を察知し、黒沐死(くろうるし)に「反転術式」を使うべきでないと考えます。

すると黒沐死(くろうるし)は何故邪魔をするのか乙骨憂太に問いながら「瞎い瞎い瞎い」と呟き、術式「土中蠕定」を発動します。さらに黒沐死(くろうるし)は大量のゴキブリも呼び出し、乙骨憂太を翻弄します。これを受けた乙骨憂太は「土中蠕定」の卵を切ってしまい、目が遮られてしまいます。その隙を突いて黒沐死(くろうるし)は「爛生刀」を乙骨憂太にぶつけます。この時乙骨憂太は「爛生刀」から発出した卵を肩に埋め込まれました。

これにより乙骨憂太は肩からゴキブリの子供が飛び出し、痛さで思考が止まってしまいます。また同時に乙骨憂太は黒沐死(くろうるし)の「爛生刀」が腹部に直撃し、戦闘不能になりました。遠くで観察する石流龍と烏鷺享子は乙骨憂太の敗北だと考えます。黒沐死(くろうるし)も自分の勝利だと考え、そのまま乙骨憂太を食べようとしました。しかしその瞬間乙骨憂太は黒沐死(くろうるし)の口に噛みつき、「反転術式」を流し込みます。

黒沐死(くろうるし)は特級といっても呪霊であることに変わりがないため、流し込まれた「反転術式」で即死してしまいました。まさかの逆転勝利に石流龍と烏鷺享子は乙骨憂太の実力を高く評価します。その後乙骨憂太は石流龍と烏鷺享子の2人と激戦を繰り広げ、3人同時に「領域展開」を発動します。この乙骨憂太・石流龍・烏鷺享子の3人の「領域展開」は非常にかっこいいシーンとなっており、多数のファンを大いに魅了させました。

しかし「領域展開」の瞬間、3人の間に黒沐死(くろうるし)が乱入します。黒沐死(くろうるし)は子供に呪力を宿したことで復活しており、「領域展開」を阻止しました。「領域展開」を阻止した黒沐死(くろうるし)は烏鷺享子を狙い、彼女の腕を引きちぎります。しかし黒沐死(くろうるし)は石流龍の「グラニテブラスト」で身体半分を消され、乙骨憂太に顔を吹き飛ばされます。これにより黒沐死(くろうるし)は完全に死亡しました。

黒沐死が乙骨と戦っていた場所

漫画呪術廻戦はアニメと共に日本各地の場所を舞台としており、聖地巡礼が流行っています。例えば漫画呪術廻戦の渋谷事変編は東京の渋谷周辺を舞台としており、五条悟と呪術高専の1年生が初めて会った場所は原宿が聖地となっています。では漫画呪術廻戦の「死滅回游」で黒沐死(くろうるし)と乙骨憂太が戦った場所はどこなのでしょうか。黒沐死(くろうるし)と乙骨憂太は「死滅回游」の仙台コロニーで激戦を繰り広げました。

なので仙台のどこかであることに間違いありません。残念ながら黒沐死(くろうるし)と乙骨憂太が戦った場所の聖地は詳しく判明していません。しかし仙台の中で「ユアテックスタジアム仙台」の七北田川側が黒沐死(くろうるし)と乙骨憂太の戦闘場所と酷似しています。なので「ユアテックスタジアム仙台」の七北田川側が2人の戦闘場所の聖地と考えられています。もしご興味あるのなら、是非一度聖地巡礼でチェックしてみて下さい。

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黒沐死(くろうるし)の三竦みの相性

黒沐死とドルゥヴ・ラクダワラの相性

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)・ドルゥヴ・ラクダワラ・烏鷺享子の三竦みの相性についてご紹介していきます。漫画呪術廻戦に登場するドルゥヴ・ラクダワラとは倭国大乱の時代の呪術師であり、3つに分かれた髭と上半身裸の姿が特徴となっています。ドルゥヴ・ラクダワラは過去に倭国大乱で列島をたった1人で制圧したといわれており、当初仙台コロニーの最強の呪術師として描かれていました。

しかしドルゥヴ・ラクダワラは乙骨憂太に瞬殺され、特に活躍しないまま退場してしまいました。そんなドルゥヴ・ラクダワラは2つの自立型式神で領域を広げ、自身の独壇場を作り上げるといった能力を持っています。一方黒沐死(くろうるし)は数で押し切る特級呪霊であるため、広範囲に領域を広げるドルゥヴ・ラクダワラを苦手としています。そのため黒沐死(くろうるし)は休眠し、ドルゥヴ・ラクダワラとの戦いを避けていました。

黒沐死と烏鷺亨子の相性

漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)とは「死滅回游」の仙台コロニーの女性プレイヤーであり、逆立った長い髪の毛と全裸姿が特徴となっています。仙台コロニーのプレイヤーの1人である烏鷺享子は元々藤氏(藤原氏)直属の暗殺部隊「日月星進隊」の隊長を務めており、過去に自身を殺そうとした藤原氏に強い恨みを持っています。過去の呪術師である烏鷺享子は「空」を操る術式を持ち、自由に空間を操ることが出来ます。

「空」を操る術式を持った烏鷺享子は「空間」を「面」とし、周囲の空間をカーテンのように湾曲して戦います。空間を湾曲することで烏鷺享子は相手の攻撃を無効化することが出来、一方的な攻撃が可能となっています。また飛行能力や「領域展開」も持っており、烏鷺享子は藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の隊長に恥じないキャラクターです。しかし烏鷺享子は1対1の戦いに特化しているため、集団で戦う敵に対して無力となってしまいます。

そのため大量のゴキブリを使って数で戦う黒沐死(くろうるし)にとって烏鷺享子は非常に相性が良い敵です。一方烏鷺享子は苦手な黒沐死(くろうるし)を危険視しており、黒沐死(くろうるし)が一度死亡してから乙骨憂太に遅いかかりました。そんな烏鷺享子は漫画呪術廻戦の作中で乙骨憂太が藤原の人間だと気付き、異常なほどの敵意を見せます。その後烏鷺享子は乙骨憂太と石流龍の2人を相手にし、「領域展開」を発動しました。

しかし烏鷺享子は自身の子孫を使って復活した黒沐死(くろうるし)に奇襲を受けます。「領域展開」の失敗で烏鷺享子は術式が使えず、黒沐死(くろうるし)に片腕を引きちぎられてしまいます。そして烏鷺享子は黒沐死(くろうるし)と共に石流龍の「グラニテブラスト」の直撃を受け、戦闘不能となってしまいました。その後黒沐死(くろうるし)は乙骨憂太に一瞬で顔を吹き飛ばされ、そのまま祓われることになりました。

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黒沐死(くろうるし)に関する感想や評価

漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)に関する感想では黒沐死(くろうるし)がキモいといった感想が多く寄せられていました。漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)は虫の中で一番嫌悪感を抱くゴキブリの姿をした特級呪霊です。さらに黒沐死(くろうるし)は大量のゴキブリを使うことで、気持ち悪さを際立たせています。そのため黒沐死(くろうるし)は多数の漫画呪術廻戦ファンに気持ち悪いといわれています。

漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)に関する感想では復活後に瞬殺された最後を笑う感想も多く寄せられていました。漫画呪術廻戦の作中で黒沐死(くろうるし)は一度乙骨憂太の「反転術式」で死亡します。その後黒沐死(くろうるし)は復活し、乙骨憂太達の「領域展開」を邪魔しました。しかし復活した黒沐死(くろうるし)は乙骨憂太の手で一瞬で祓われてしまったので、多数の読者にネタ扱いされることになりました。

漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)に関する感想では黒沐死(くろうるし)の復活を予想する感想も多く寄せられていました。確かに黒沐死(くろうるし)は乙骨憂太の手で完全に祓われました。しかし黒沐死(くろうるし)は子孫がいる限り、無限に復活することが出来ます。実際作中で1度単為生殖によって復活していました。なので黒沐死(くろうるし)は今後もう1度復活し、再登場する可能性があります。

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黒沐死(くろうるし)まとめ

本記事では漫画呪術廻戦に登場する黒沐死(くろうるし)について術式や乙骨憂太との戦いなどをご紹介しました。確かに黒沐死(くろうるし)は単為生殖で無限に子孫を増やし、何度も復活出来る厄介な特級呪霊です。しかし黒沐死(くろうるし)は他の特級呪霊のように「領域展開」を使っておらず、乙骨憂太に瞬殺されてしまいました。なので特級呪霊の中で黒沐死(くろうるし)は最弱ともいえる特級呪霊といえるでしょう。

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