【ドラゴンボール】全種類のドラゴンボールまとめ！現れる龍や願いの数・製作者も紹介

国民的漫画「ドラゴンボール」に登場する重要アイテムであるドラゴンボールは、7つ集める事で願いが叶うとされており、孫悟空が旅に出るきっかけとなったアイテムでもあります。今回はそんなドラゴンボールについて、ドラゴンボールの種類や叶えられる願いの数など詳しくご紹介していきます。

「ドラゴンボール」は鳥山明先生による少年漫画です。「ドラゴンボール」は「週刊少年ジャンプ」で1984年から1995年にかけて連載され、テレビアニメも1986年から11年間に渡って「ドラゴンボール」シリーズが放送され、原作連載終了後も新作映画が公開されるなど世界中で愛されている作品となっています。そんな「ドラゴンボール」は全世界シリーズ累計発行部数が2億6000万部突破するなど日本を代表する作品となっています。

「ドラゴンボール」のあらすじをご紹介していきます。尻尾の生えた少年・孫悟空は山奥で「じっちゃん」と呼ぶ養親と過ごしていましたが、じっちゃん亡き後は形見の玉を大切にしていました。そんなある日、ブルマという少女から、形見の玉が「ドラゴンボール」で、「7つ集めると願いが叶う」という話を聞きました。そしてブルマと悟空は、この出会いをきっかけに「ドラゴンボール」を探す旅に出る事になりました。

「ドラゴンボール」に登場する重要アイテム・ドラゴンボールは、7つ集める事で神龍が現れ願いを叶えてくれるというものでした。そんなドラゴンボールは、地球で作られたものや、ナメック星で作られたものなど様々な種類がある事が分かっています。そこで次は、「ドラゴンボール」に登場するアイテム・ドラゴンボールについて、種類を一覧でご紹介し、それぞれの叶えられる願いの数や製作者についてご紹介していきます。

ドラゴンボールの種類一覧1つ目は「地球のドラゴンボール」です。地球のドラゴンボールは、2種類がありました。まず初めに作中に登場したのは、先代の神が製作したもので、叶えられる願いは1つと言われています。呼び出される龍は神龍で、これは神の付き人であるMr.ポポが作った龍の模型に神が命を吹き込んだ事で生まれました。この地球のドラゴンボールは、悟空がじっちゃんの形見として持っていた事が分かっています。

そしてもう1つの地球のドラゴンボールは、ピッコロ大魔王と神が再融合した事で消滅してしまったドラゴンボールが、セルという強敵を前に「必要不可欠」と判断され、再び製作されたものです。この地球のドラゴンボールを製作したのはデンデという新しい神でした。デンデの製作したドラゴンボールは、3つの願いを叶える事ができますが、一度に多数の人を蘇生させた場合は叶えられる願いは2つになるなどルールがありました。

ドラゴンボールの種類一覧2つ目は「ナメック星のドラゴンボール」です。ナメック星のドラゴンボールは、地球のドラゴンボールも含め、全ての本元と言われています。そんなナメック星のドラゴンボールは、地球のドラゴンボールに比べてとても大きく、その呼び名も「願い玉」と明かされています。そんなナメック星のドラゴンボールを製作したのは、ナメック星の最長老で、ナメック星の村の長老達がそれぞれ1つずつ持っています。

その為、地球のドラゴンボールのように各地を探し回る事はありませんが、ナメック星のドラゴンボールが欲しい時は長老に力比べや知恵比べを挑まなければなりません。そんなナメック星のドラゴンボールで呼び出される神龍はポルンガで、ナメック星の言葉でないと呼び出されない神龍ですが、地球の言葉を話す神龍です。そんなナメック星のドラゴンボールで叶えられる願いの数は3つとなっています。

ドラゴンボールの種類一覧3つ目は「超ドラゴンボール」です。「超ドラゴンボール」は「ドラゴンボール超」で登場しました。これまで地球のドラゴンボールも含め、ドラゴンボールの本元はナメック星のドラゴンボールであるとされてきましたが、超ドラゴンボールの登場によって「ナメック星のドラゴンボールは超ドラゴンボールから作られた」という新しい設定が付け加えられたと言われています。

地球やナメック星のドラゴンボールの本元となった超ドラゴンボールは、惑星程の大きさで叶えられる願いも無制限というまさに「スーパードラゴンボール」と呼ばれるに相応しい設定となっています。そんな超ドラゴンボールは、龍神ザラマによって制作され、叶えられる願いの数は1つとなっています。そして呼び出される神龍は、「超神龍」で、「願いを叶えてちょんまげ」という神の言葉によって神龍を呼び出しています。

ドラゴンボールの種類一覧4つ目は「究極のドラゴンボール」です。「ドラゴンボールGT」に登場する究極のドラゴンボールは、ピッコロと分離する前の神様が製作したドラゴンボールで、赤い神龍を呼び出します。そんな究極のドラゴンボールでは1つの願いを叶える事ができ、地球のドラゴンボールなどとは違い中の星が黒い事が分かっています。そんな究極のドラゴンボールは別名を「ダークドラゴンボール」と呼ばれていました。

そんな究極のドラゴンボールは、一度使用すると全宇宙に散らばり、一年以内に再び見つけ出さないと使用された星が爆発するという究極の設定がされていました。さらに、究極のドラゴンボールは一度使用したらマイナスエネルギーが溜まるとされ、本来であれば100年かけて浄化しなければならないようで、結果として「ドラゴンボールGT」ではマイナスエネルギーが噴出し7体の邪悪龍を生み出してしまう事態となりました。

「ドラゴンボール」に登場するドラゴンボールというアイテムは、7つ集める事で神龍を呼び出す事ができます。この神龍が、願いを叶えてくれるのですが、ドラゴンボールの種類によって呼び出される神龍は違っていました。そこで次は神龍の種類について詳しくご紹介していきます。

ドラゴンボールの神龍一覧1体目は「神龍（シェンロン）」です。神龍（シェンロン）は地球の神様が作ったドラゴンボールによって呼び出されます。神龍（シェンロン）が叶えられる願いの数は1つだけで、過去に叶えた願いは叶える事ができません。その為、死んだ人を生き返らせる為には、その対象者を含め別の言い回しで願いを考えなければならず、作中では願いを考えるのに苦戦する様子も描かれました。

基本的に神龍（シェンロン）は願いを叶えると1年間石になってしまう設定がありましたが、作中ではエピソードによっては1年以内にも神龍（シェンロン）を呼び出す事ができるようです。そんな神龍（シェンロン）ですが、後に神様がデンデに変わった際には、願いを最大で3つまで叶える事ができるようになりました。しかし一度にたくさんの人を蘇生するには力を多く消費する為、その場合は叶えられる願いは2つに減少するようです。

ドラゴンボールの神龍一覧2体目は「ポルンガ」です。ポルンガはナメック星のドラゴンボールに呼び出される神龍です。ポルンガはナメック語でしか呼び出す事ができず、ポルンガの叶えられる願いは3つとなっています。神龍（シェンロン）と違いポルンガは同じ人間を何度も生き返らす事ができますが、生き返らせる人数は1人ずつでした。しかし作中で後に生き返らせる人数も複数選べるようにアップデートされていました。

ポルンガは蘇生したい者の体が消滅していたり、魔人ブウの力でお菓子などに変えられている状態でも、完璧な状態で蘇生する事ができます。しかし神龍（シェンロン）と同じように、寿命で亡くなっていた場合は蘇生する事はできないようです。そしてポルンガも願いを叶えた後は石になりますが、ナメック星の1年が公転周期で130日と短い事から、地球で換算すると4ヶ月で次の願いを叶える事ができるようになるようです。

「ドラゴンボール」に登場する最重要アイテム・ドラゴンボールは星の数によって名前が分けられています。この呼び方が、中国語が取り入れられていると言われていました。そこで次はドラゴンボールの7つの玉について、名前ごとに一覧でご紹介していきます。

七つの玉の名前一覧1つ目は「一星球」です。一星球は「イーシンチュウ」と読みます。「イー」は中国語で「1」を指し、「星」は「シン」、「球」は「チォウ」と中国語では言うそうで、「一星球」は中国語で「イーシンチュウ」となるようです。

七つの玉の名前一覧2つ目は「二星球」です。二星球は「アルシンチュウ」や「リャンシンチュウ」と読みます。中国語で「2」を表すのは「アー」ですが、数を数える際の「2」は「リャン」である事から、「二星球」は「アルシンチュウ」や「リャンシンチュウ」と読まれているそうです。

七つの玉の名前一覧3つ目は「三星球」です。三星球は「サンシンチュウ」と読みます。一星球や二星球と同じように、中国語で「3」を表す「サン」と「星」を表す「シン」、「球」を表す「チォウ」で「サンシンチュウ」となっていました。

七つの玉の名前一覧4つ目は「四星球」です。四星球は「スーシンチュウ」と読みます。「シンチュウ」に関しては前述した玉の名前と同様になっており、そこに中国語の「4」を表す「スー」をつけて「スーシンチュウ」となっていました。

そしてこの「四星球」は、孫悟空にとって育ての親である「じっちゃん（孫悟飯）」の形見としても大切にされているドラゴンボールです。ブルマから形見がドラゴンボールと聞き、旅に出る事になった孫悟空ですが、その後も「四星球」は別格なようで、息子の孫悟飯の帽子に飾りとしてつけていたり、邪悪龍・一星龍が他のドラゴンボールを取り込もうとした際にも、孫悟空は「四星球」を奪い返していました。

七つの玉の名前一覧5つ目は「五星球」です。五星球は「ウーシンチュウ」と読みます。五星球を表す「ウーシンチュウ」は前述してきた玉の名前の通り、中国語で「5」を表す「ウー」を組み合わせて「ウーシンチュウ」と読んでいました。

七つの玉の名前一覧6つ目は「六星球」です。六星球は「リュウシンチュウ」と読みます。中国語で「6」は「リィゥ」と発音します。その為、六星球は「リュウシンチュウ」という発音になるようです。

七つの玉の名前一覧7つ目は「七星球」です。七星球は「チーシンチュウ」と読まれています。前述したきた球と同様に、七星球も中国語で「7」を表している「チー」と「シンチュウ」を組み合わせており、結果として「チーシンチュウ」となっています。

前述したように「究極のドラゴンボール」は、一度使用したら100年かけて浄化しなければマイナスエネルギーが溜まってしまう仕組みになっており、結果的に「ドラゴンボールGT」でマイナスエネルギーは噴出してしまいました。この時、7体の邪悪龍が生み出されており、それぞれのドラゴンボールや願いなどから生まれてしまった邪悪龍を一体ずつ倒して浄化する物語となりました。そこで次はそんな邪悪龍についてご紹介します。

邪悪龍一覧1体目は「一星龍」です。一星龍は邪悪龍の中でも最強と言われています。一星龍は浄化されたドラゴンボールを飲み込み吸収する事で、マイナスエネルギーを充填するだけでなく、他の邪悪龍の能力も使用してしまう強者です。そんな一星龍は、「フリーザによって殺された者を生き返らせる」という願いによって生まれており、最後は宇宙中から集められた元気玉に敗れ浄化されました。

邪悪龍一覧2体目は「二星龍」です。二星龍は悟空が過去にした「ウパの父を生き返らせたい」という願いから生まれた邪悪龍で、見た目に反してその能力は強く、体から放出するマイナスエネルギーで相手を弱体化させてしまいます。そんな二星龍は、清浄な水を使用して復活を遂げた悟空によって浄化されました。

邪悪龍一覧3体目は「三星龍」です。三星龍は「魔人ブウに関連する記憶を地球の人から消す」という願いによって生まれました。四星龍の兄である三星龍は、氷を使用した攻撃を得意としており、邪悪龍の名に相応しい「勝てばいい」という非道な考えを持っており、女子どもにも容赦しない邪悪龍です。

邪悪龍一覧4体目は「四星龍」です。四星龍は三星龍の弟で、熱を使用した攻撃を得意とします。ピッコロ大魔王が若返った際の願いによって生まれた四星龍は、邪悪龍の中では常識人で、悟空が兄の攻撃によって目を潰された際には目薬を渡し、「治ったら戦おう」と武人らしい振る舞いをしました。そんな四星龍は一星龍の手によって浄化されてしまい、再びマイナスエネルギーが充填された際には一星龍を攻撃していました。

四星龍が生まれたドラゴンボール「四星球」は孫悟空にとってじっちゃんの形見となっており、とても大切なものです。その為、邪悪龍の中で四星龍だけは孫悟空の味方になる事もあり、邪悪龍となっても「四星球」は特別な扱いをされていました。これは脚本家の前川淳さんが、ドラゴンボールを邪悪龍として敵に設定はしたものの、「四星球」だけはただの邪悪な球として描きたくなかった為であると明かしていました。

邪悪龍一覧5体目は「五星龍」です。五星龍は「ラディッツに殺された者を生き返らせる」という願いによって生まれた邪悪龍です。そんな五星龍は体を電気スライムで巨大化する能力を持っていましたが、結果巨大化し過ぎてしまい、雨に打たれて自滅するという敵にも同情される最後となりました。

邪悪龍一覧6体目は「六星龍」です。六星龍はウーロンの「ギャルのパンティ」によって生まれた邪悪龍で、地元の村人からは乙姫様として崇められる存在でした。そんな六星龍は、自身が生まれたきっかけの願いを恥ずかしいと思っており、他人に明かしたがらない様子が描かれていました。

邪悪龍一覧7体目は「七星龍」です。七星龍は「ベジータが天下一武道会の中で殺してしまった者を生き返らせる」という願いから生まれました。七星球自体が七星龍であるとされ、その本来の姿は非常に小さい為、戦う際には他者に取り憑く事でその力を引き出していました。最後は取り憑く事に失敗し悟空に浄化されました。

こちらは「ドラゴンボール」に登場するポルンガが記憶よりも軽い感じだった事に驚いたという投稿です。「ドラゴンボール」に登場するポルンガはナメック星の最長老が世代交代し、ポルンガも性格が少し変わったと言われています。その為、神龍のポルンガですが「オッケー」という軽い返事をする事もあるようです。

「ドラゴンボール」に登場する神龍は重々しい雰囲気を纏う存在で、人の命さえ手の上で転がしてしまう存在でした。その為、会話をする際にも厳格な対応を求められる事が多いようです。そんな神龍ですが、中にはフランクな様子の神龍もいるようで、ポルンガも例外ではなかったようですが、世代交代に伴うキャラクター設定の変更で、ポルンガは親しみやすい性格へ変更されていました。

こちらはナメック星のドラゴンボールで神龍を呼び出すときに「いでよポルンガ」と呼びかける事に対しての投稿です。ドラゴンボールはそのルールに様々な改変が加えられる事が多く、ナメック星のドラゴンボールも例外ではなく呼び出し方などが変更されていました。中には神の言語でなければ呼び出す事ができないなど、難しい条件があるドラゴンボールですが、ポルンガの呼び出しは非常に簡単なものへと変更されていました。

こちらも「ドラゴンボール」に登場するドラゴンボールが、様々な理由でルール変更や改変されている事に対し、「ご都合主義」と考えている方の投稿です。ドラゴンボールは作中で死亡者を生き返らせるアイテムとして重宝されました。その為、生き返らせたい人間などの数を考慮し、ドラゴンボールのルールは都合よく変更されているようです。

「ドラゴンボール」に登場する重要アイテム・ドラゴンボールの種類に関するまとめはいかがだったでしょうか？ドラゴンボールは、戦いによって命を落とした戦士や惑星を修復するのに非常に重要なアイテムとなっていました。そしてそんなドラゴンボールには種類があり、種類によって呼び出される神龍や叶えられる願いの数などが違っていました。そんな「ドラゴンボール」は連載終了後もファンから愛される人気作品となっています。