【ブラックラグーン】バラライカの声優は小山茉美！他の出演作や演じたキャラは？

本記事ではアニメ「ブラックラグーン」でバラライカの声を演じた声優・小山茉美を紹介していきます。小山茉美のプロフィール・経歴や、過去に演じたキャラクターの情報をまとめていきます。その他には、ブラックラグーンに登場したバラライカの過去などもまとめていきます。

バラライカの声優・過去・かっこいい魅力を知る前に、まずは「ブラックラグーン」の基本情報を紹介していきます。ブラックラグーンは2001年から連載されている漫画で、2006年にアニメが放送されていました。原作者の「広江礼威」は神奈川県出身の漫画家で、1993年から漫画家活動を行っています。漫画家になる前にはゲーム会社で働いており、退社後に同人作家の活動をスタートしたようです。

ブラックラグーンの主人公は岡島緑郎/ロックです。ロックは日本で生まれ育った普通のサラリーマンでしたが、海外出張中に「ラグーン商会」という海賊に拉致され、会社が身代金取引に応じなかった事でラグーン商会のメンバーと行動を共にする事になります。作中には傭兵・殺し屋・マフィアが登場しており、アウトローなキャラクターたちの激しい戦いが描かれています。

ブラックラグーンに登場したバラライカは「ホテル・モスクワ」の大幹部です。ホテル・モスクワは世界的なロシアンマフィアで、バラライカはタイ支部の指揮を執っています。ブルーグレイの瞳が特徴的な美女ですが、顔には過去に負った大きな傷跡が残っています。普段はキャリアウーマンのような口調をしていますが、戦闘中や激怒した時には軍人らしい口調に変化しています。

ここからはアニメ「ブラックラグーン」でバラライカの声を演じた声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に演じたキャラクターをまとめていきます。まずは声優の経歴や海外支援に関する情報を紹介していきます。

アニメ「ブラックラグーン」でバラライカの声を演じたのは声優の小山茉美です。小山茉美は愛知県出身で、1974年から声優活動を行っている人物です。1歳の時に父親を亡くしており、母親は保育士の資格を取りながら2人の兄妹を育てたようです。小山茉美の2022年3月時点の所属事務所は「青二プロダクション」で、本名は「古居真美」です。

小学生時代の小山茉美は近所の博物館に通い詰めており、そこで全50巻の「少年少女世界文学全集」を読破したようです。その時から「表現する世界」に強い興味を抱いており、高校卒業後に劇団シアター・ウィークエンドに所属しています。そのため小山茉美は声優よりも先に舞台女優でデビューしており、1990年にはニューヨーク市立大学ハンター校に短期留学しています。

声優で有名な小山茉美ですが、1975年には「キヨコは泣くもんか」というドラマでテレビデビューしているようです。声優としてはデビュー作品のアニメ「一休さん」で桔梗屋弥生を演じて知名度を上げており、当時はアイドル声優のような人気を誇っていたようです。小山茉美の代表作品の1つである「Dr.スランプアラレちゃん」は出演前からファンだったようで、オーディションに参加して則巻アラレ役に選ばれた事を明かしています。

小山茉美はアニメ「ブラックラグーン」のバラライカのような力強い声が印象的な声優です。ですが桔梗屋弥生・則巻アラレのような可愛い声のキャラクターも演じているため、それが演技力が高いと言われている理由のようです。またハイトーンの則巻アラレの声を作るにはボイストレーニングを行う必要があるようです。

小山茉美は趣味に「旅」を挙げており、これまでに35ヶ国を訪れた事があるようです。またネパールで出会った2歳と3歳の女の子を支援しており、女の子たちは小山茉美の支援を受けて短期大学を卒業した事が分かっています。自身が母子家庭で育っているため、子供たちと自分の境遇を重ねた部分があるのかもしれません。

内海賢二はアニメ「Dr.スランプアラレちゃん」で則巻センベエを演じた声優で、2013年にがん性腹膜炎で亡くなっています。告別式に出席した小山茉美は「則巻アラレの声」で弔辞を読んでおり、最後に「ばいちゃ」というセリフで締めくくったようです。また則巻アラレは則巻センベエを「博士」と呼んでいるため、弔辞でも内海賢二の事を博士と呼んでいたようです。

内海賢二は1963年から2013年まで声優活動を行っていた人物で、生前には「サイボーグ009」「北斗の拳」などの作品に出演していました。声優になる前にはラジオドラマ・朗読の仕事をしており、広告代理店の友人の紹介でアニメに出演する事になったようです。小山茉美とは「ドラゴンボール」「ドラえもんのび太の宇宙開拓史」でも共演しているようです。

アニメ声優として有名な小山茉美ですが、「ポツンと一軒家」「報道ステーション」などの番組ではナレーションを担当しているようです。また則巻アラレの声でCMに出演する事も多いようです。小山茉美はアニメ声優としても現役で活躍しているため、近年では「ポプテピピック」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「キングダム」などに出演しています。

小山茉美は「Dr.スランプアラレちゃん」「ドラゴンボール」の原作者・鳥山明と面識があるようで、過去には鳥山明やアニメスタッフとピクニックに行っているようです。また則巻アラレ役が決まった事に対しては「オーディションでとんでもない声を出したら採用され、その声を持続するのに苦労した」「アラレは私の分身」と答えているため、則巻アラレ役が小山茉美の人生の転機になっているようです。

プロフィール・経歴を知った後は、声優・小山茉美が過去に演じたキャラクターを一覧で紹介していきます。キャラクターのプロフィールやアニメが放送されていた時期を一覧でまとめていきます。小山茉美はワンピースのビッグマム役でも知られているようです。

小山茉美はアニメ「Dr.スランプアラレちゃん」で「則巻アラレ」というキャラクターを演じています。則巻アラレは本作の主人公で、則巻センベエが作ったアンドロイドです。天真爛漫で明るい性格をしており、誰とでもすぐに友達になっている姿が描かれています。強度の近視のため眼鏡を掛けており、人間には見えない死者の魂が見える事が分かっています。

則巻アラレは凄まじい戦闘能力を持つキャラクターで、本気の攻撃で傷一つ付かない事にベジータが驚いていました。またサイヤ人すらを凌駕する怪力を持っているため、パンチ一発で地球が割れています。そんな則巻アラレが登場した本作は1980年から1984年まで連載されていた漫画が原作で、1981年と1997年にアニメが放送されていました。

小山茉美はアニメ「名探偵コナン」で「ベルモット」というキャラクターを演じています。ベルモットは黒の組織のメンバーで、表の世界では「クリス・ヴィンヤード」という名前の女優をしています。変装の名人のため「千の顔を持つ魔女」と呼ばれており、車のサイドミラーを見ながら後方を撃ち抜く銃の腕前も見せています。ボスの烏丸蓮耶に特別扱いされているため、他のメンバーを見下している事が分かっています。

ベルモットはアカデミー賞を受賞している人気女優で、経歴的に40歳を超えていますが、20歳から容姿がまったく変わっていないようです。また本編が始まる1年前に工藤新一と出会っており、その時に命を救われた事で「工藤新一と毛利蘭を組織の活動に巻き込みたくない」という考えを持つようになります。そんなベルモットが登場した本作は1994年から連載されている漫画が原作で、1996年からアニメの放送がスタートしています。

小山茉美はアニメ「魔法のプリンセスミンキーモモ」で「ミンキーモモ」というキャラクターを演じています。ミンキーモモは本作の主人公で、夢の国「フェナリナーサ」のプリンセスです。好奇心旺盛な性格をしており、変身魔法で様々な職業のプロフェッショナルの18歳に変身しています。そんなミンキーモモが登場した本作は1982年・1991年に放送されており、2代目は声優の林原めぐみが声を演じています。

小山茉美はアニメ「ドラゴンボール」で「ランチ」というキャラクターを演じています。ランチは二重人格の少女で、大人しい性格・凶暴な性格の二面性を持つキャラクターです。銀行強盗をして逃げている時に孫悟空と出会っており、そのまま亀仙人のカメハウスを訪れています。レッドリボン軍との戦いで活躍していましたが、第23回天下一武道会以降の登場が無くなっています。

1986年までの小山茉美は「則巻アラレ」「ミンキーモモ」「あんみつ姫」という可愛い声のキャラクターを演じていましたが、ランチ役で苛烈な女性キャラクターを演じています。またランチは穏やかな一面もあるため、ランチ役が小山茉美の演技力が最大限に活かされているキャラクターと言われています。

小山茉美はアニメ「ワンピース」で「ビッグマム」というキャラクターを演じています。ビッグマムは「ビッグマム海賊団」の船長で、本名は「シャーロット・リンリン」です。豪快で男勝りな性格をしており、気に入らない者は家族でも粛清する冷酷な顔を持っていますが、10歳以下の相手には温厚になる姿が描かれています。ビッグマムは無限の食欲を持っているため、食べたいお菓子がないと癇癪を起こして暴れてしまいます。

小山茉美が演じたビッグマムは子供の時から巨人族並みの巨体を持っていた怪物で、膨大な被害を出した事で国外追放された事が分かっています。作中では政略結婚でジェルマの力を奪おうとしていましたが、サンジを助けに来た麦わらの一味に邪魔されています。そんなビッグマムが登場した本作は1997年から連載されている漫画が原作で、1999年からアニメの放送がスタートしています。

小山茉美が演じた則巻アラレ・ベルモット・ビッグマムについて知った後は、結婚に関する情報を紹介していきます。小山茉美は過去に有名声優と結婚していたようです。

小山茉美は1976年に声優の古谷徹と結婚していますが、1983年に離婚しています。小山茉美と古谷徹は同じ「青二プロダクション」に所属しているため、声優の中でも距離が近い関係だったようです。また年齢は1歳違いのため、昭和の時代からアニメを盛り上げている人気声優という共通点もあります。

小山茉美と結婚していた古谷徹は神奈川県出身で、1963年から声優活動を行っている人物です。母親はアナウンサー・歌手志望だったようで、母親に夢を託される形で幼少期に劇団に入団したようです。10歳の時に「ローマに咲いた恋」で声優デビューしており、「巨人の星」「機動戦士ガンダム」「ドラゴンボール」などに出演した事で大ブレイクしています。

離婚している小山茉美と古谷徹ですが、現在も良好な関係が続いているようです。また小山茉美と古谷徹はこれまでに「ドラゴンボール」「美少女戦士セーラームーン」「うる星やつら」などのアニメで共演しています。小山茉美と古谷徹はデビューしてすぐに人気が出た声優のため、声優としてのキャリアも似ているようです。

古谷徹はアニメ「名探偵コナン」で安室透というキャラクターを演じています。安室透は女性ファンから絶大な人気を誇るキャラクターのため、古谷徹は安室透役で再ブレイクしているようです。また名探偵コナンで共演している小山茉美と古谷徹は元夫婦のため、それが「ベルモットと安室透は夫婦」という説が浮上した理由のようです。

小山茉美と古谷徹には子供がいないと言われています。ですがプライベートを公表する義務はないため、公表していないだけで子供が存在している可能性もあります。また古谷徹は1985年に元声優の間嶋里美と再婚しており、間嶋里美との間には子供が誕生しているようです。

小山茉美のプロフィール・結婚情報や則巻アラレ・ベルモット・ビッグマムについて知った後は、「ブラックラグーン」に登場したバラライカを紹介していきます。バラライカの性格・過去やロックとの関係性をまとめていきます。バラライカは読者・視聴者の人気が高いキャラクターのようです。

ブラックラグーンのバラライカは苛烈・冷酷・サバサバしているキャラクターです。普段は話しやすい雰囲気がありますが、戦闘モードに入ると性格が一変するため、敵を殲滅するまで止まらない姿が描かれています。ヒロインのレヴィからは「バラライカの姉御」と呼ばれており、出会った時からロックを目にかけていたため、物語途中に日本人との交渉でロックを通訳にしています。

ホテル・モスクワの大幹部で登場したバラライカですが、かつては旧ソ連の軍人だった事が分かっています。その時のバラライカの階級は「大尉」で、戦闘中に難民キャンプの子供を助けた事で作戦が露呈し、その責任を取らされて部隊ごと軍籍を剥奪されています。ですが軍人時代から強いカリスマ性を持っていたため、現在も軍人時代の部下たちがバラライカを支えているようです。

前述したように、バラライカはロックに目をかけており、「日本人にしておくには勿体ない」「いい悪党になれる」と言っています。またロックが所属しているラグーン商会とも良好な関係ですが、ラグーン商会はバラライカの事を「地上で最もおっかない上位3位の女」と言っています。小説版のバラライカは何かしらの競技でオリンピックを目指していましたが、旧ソ連がオリンピックをボイコットした事で夢は叶わなかったようです。

バラライカは過去の戦いで拷問を受けており、顔だけでなく全身に火傷の跡が残っている事が分かっています。そのため友好ではない相手からは「フライフェイス」と呼ばれています。また旧ソ連の特権階級層やKGB出身者を嫌っているため、ホテル・モスクワの幹部から出身者を追い落としています。そんな怖さを持つバラライカですが、ブラックラグーンのおまけ漫画ではいじられ役になっているようです。

小山茉美のプロフィール・結婚情報や則巻アラレ・ベルモット・ビッグマムについて知った後は、「ブラックラグーン」に登場したバラライカに関する感想を紹介していきます。本記事で紹介したバラライカの声優・小山茉美に関する感想などもまとめていきます。

ブラックラグーンのバラライカは苛烈・男勝りな性格をしており、部下から強い信頼を寄せられる強いカリスマ性を持っているため、読者・視聴者から「バラライカはかっこいい」という感想が挙がっているようです。また顔には大きな傷跡が残っていますが、それでもバラライカはスタイル抜群の美人という感想も挙がっているようです。

美人キャラクターのバラライカですが、作中では邪魔者を容赦なく排除する冷酷無比な姿が描かれています。そんなバラライカに意見するロックの胆力が凄すぎるという感想や、コメディ要素が強いストーリーのバラライカが可愛いという感想も挙がっているようです。

ホテル・モスクワの大幹部で登場したバラライカですが、過去には旧ソ連の軍人をしていた事が分かっています。そのため「バラライカの過去エピソードを詳しく見たい」という感想が挙がっているようです。またブラックラグーンは魅力的なキャラクターが多すぎるという感想も挙がっているようです。

かっこいい女性キャラクターという印象が強い小山茉美ですが、則巻アラレ・ビッグマムなどのキャラクターも演じているため、演技の幅が広いという感想が挙がっているようです。また小山茉美が演じたキャラクターはバラライカが一番好きという感想もアニメファンから挙がっているようです。

ワンピースのビッグマムは藤田淑子が声を演じていましたが、物語途中に小山茉美に交代しているようです。声優が変わると違和感が出る事が多いですが、小山茉美の声もビッグマムのイメージと合っているという感想が挙がっているようです。また小山茉美はかっこいい女性キャラクターのイメージが強いため、ビッグマムもかっこいいキャラクターになったという感想も挙がっているようです。

本記事では声優・小山茉美が演じたバラライカ・則巻アラレ・ベルモット・ビッグマムを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ブラックラグーンのバラライカは冷酷無慈悲なキャラクターですが、仲間が殺された時には激怒していたため、仲間想いな部分もかっこいいと言われているようです。そんなバラライカが登場した本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。