【魔入りました！入間くん】ウァラク・クララがかわいい！羽や使い魔・父親も調査

ウァラク・クララのかわいい魅力を紹介していく前に、まずは彼女のプロフィールをまとめていきます。性格や家系能力もここで解説しますので、ウァラク・クララについて詳しくなれる内容となっております。また、ウァラク・クララの登場する『魔入りました！入間くん』の作品概要についても紹介しますので、ぜひご覧になってみて下さい！

『魔入りました！入間くん』は西修(にしおさむ)による漫画作品です。『週刊少年チャンピオン』にて2017年から連載が開始され、2022年3月現在も連載中となっています。単行本は25巻までが刊行されており、累計発行部数は800万部を突破するほどの人気作品となりました。2019年からはアニメ化も果たしており、シーズン1が全23話、2021年に放送されたシーズン2が全21話となっています。

14歳の少年・鈴木入間はアホな両親に悪魔に売られた事で大悪魔サリバンの孫として迎えられる事になりました。そして、魔界で生活する事になった入間は人間である事を隠しながら悪魔学校バビルスに通う事になります。目立たないようにする事を意識する入間でしたが、ひょんな事から自分を慕うようになったアスモデウス・アリスやウァラク・クララと『オトモダチ』になり、学校でも屈指の目立つ存在となっていくのでした。

ウァラク・クララは魔界学校バビルスに通う女子悪魔で、主人公・鈴木入間の同級生です。身長153センチ、体重は羽と尻尾を除いて50キロ、誕生日は5月5日となっています。一人称は『私』で、入間からは『クララ』、アリスからは『ウァラク』もしくは『あほクララ』と呼ばれています。所属している師団(バトラ)は入間やアリスと同じく魔具研究師団です。位階(クラス)はギメル(3)でしたが、途中からダレス(4)に上がりました。

ウァラク・クララは天真爛漫な生活をしており、周りの常識にとらわれない自由な発言をするためにバビルスの生徒からは不思議ちゃんとして認識されています。あまりにエキセントリックな性格から当初は友達がおらず、自分の能力を目当てにした人物しか周りに残っていませんでしたが、見返り無しで自分と遊んでくれる入間の優しさによって『オトモダチ』となりました。

常に非常に元気であり、自由に発言して自由に動くことから等身大よりもディフォルメされて描かれる事の方がはるかに多く、ヒロインの1人でありながらギャグキャラとしての活躍が多くなっています。自身が所属している問題児クラス(アブノーマルクラス)では仲の良い悪魔が多く、時には女子会を開くほどですが、あまりに柔軟な発想による発言から何を言っているのか理解してもらえない事も少なくありません。

『魔入りました！入間くん』に登場する悪魔達は、それぞれ家系魔術という独自の能力を使う事が出来ますが、ウァラク・クララは『呼び出し(トイトイ)』という能力を使う事が出来ます。『呼び出し(トイトイ)』は一度見たものなら何でも取り出せるという能力で、ウァラク・クララはポケットの中から取り出します。物語の序盤でのウァラク・クララはこの能力でジュースやお菓子を取り出して、見返りに遊んでもらう事が多くありました。

最初は入間もお菓子やジュースをもらって遊んでいましたが、途中から拒否して見返り無しで遊びたいと言った事から、2人が『オトモダチ』となるきっかけになりました。この能力によって武器や魔具を自由に取り出せるため、事件を解決に導く事がありますが、バビルスにある売店からは万引きと勘違いされる事があり、ブラックリストにも載るはめになってしまったので、買えるものは買うという考えに至っています。

また、バビルス1年生後期の位階昇級試験である『収穫祭』が行われた時には、相手を自分の着ぐるみの中に取り込んで一緒に遊ぶ事で魔力を吸い取るという『クララのおもちゃ箱』という幻術能力も会得しました。この能力を受けた悪魔からするとかなり強力な効果を発揮しますが、クララ本人には悪意はなく、能力は楽しい事にしか使わないという無意識の中での考えがあるため、クララの天真爛漫さを表しています。

能力や性格など、ウァラク・クララとはどんな人物なのかが少しずつ分かってきましたが、ここからは使い魔や羽の秘密、父親について解説していきます。悪魔には必ず羽が存在していますが、ウァラク・クララは羽を常に隠しているため、どんな羽なのかが謎に包まれています。また、バビルスに入学した生徒は自分の能力や性格に応じた使い魔を獲得しますが、天真爛漫少女ウァラク・クララはいったいどんな使い魔を扱うのでしょうか？

ウァラク・クララは『魔入りました！入間くん』の作中において、一度も羽を見せていません。人間である入間とは違い、悪魔には必ず羽が存在しているので、ウァラク・クララにも羽があるはずです。しかし、ウァラク・クララは1年生の時に行われた女子会でも自身の羽について話したがっていませんでした。さらに、段階を決める飛行レースの時も羽を使っておらず、ゴールまでアリスの背中に乗っており、自身で飛ぶ事はしていません。

なぜここまで頑なに羽を出さないのかという事で1つの考察があります。ウァラク・クララの苗字である『ウァラク』についてですが、ソロモンの使役する72体の悪魔『ソロモン72柱』の1体であるウァラクが名前の由来となっています。そしてこのウァラクという悪魔は、他の悪魔と違って唯一天使の羽を持っているという事がドイツの書物『ミュンヘン降霊術手引書』に記されています。

悪魔にとっては天使の羽を持つという事はあまり良い事ではないのではない事から、ウァラク・クララは自身の羽を出さないのではという考察がされています。身体をタイヤのようにして高速で移動したり、学校に通う時も羽を使わないで歩いている理由も、こういった側面があるからなのかもしれません。

クララは大家族で、母親のマミー、長男で弟のウララ、次男のコンちー、三男のキー坊、四男のシンシン、妹のランランと一緒に暮らしています。しかし、家族から『ダディ』と呼ばれているクララの父親は各地を旅している冒険家の為、家にはいません。母親や弟妹は師団披露やお泊り会などで何度も登場を果たしていますが、2022年3月現在までの『魔入りました！入間くん』では、クララの父親はいまだ未登場となっています。

バビルスの生徒は入学直後に使い魔召喚試験を行い、教師たちは召喚した使い魔によって位階を決める参考としています。そして、アリスやサブロなどが強力な使い魔を召喚している中、クララが召喚した使い魔は緑色の珍獣のような魔物・ファルファルでした。見た目はクララが靴として常に履いているコナーとマーフによく似ており、良く言えばかわいい見た目ですが、悪く言えばどこか間の抜けた顔をしています。

使い魔学担当の新任教師であるバルス・ロビンはクララの使い魔を見た瞬間感動しており、珍しい使い魔だという事でした。しかし、悪魔は使い魔を使役するため服従させることが重要となっていますが、クララとファルファルは主従関係が逆転しており、クララがファルファルの為にダッシュであんパンを買ってくるなど、学校の先輩後輩のような関係となっています。

ウァラク・クララの羽や使い魔などの詳細が分かってきましたが、ここからはメインである彼女のかわいい魅力についてを紹介していきます。メインヒロインの1人であり、常に入間と一緒に行動しているクララは登場回数も多く、かわいい魅力が満載です。

クララは誘惑学担当教師であるライムに魅力度を図られた際に、赤ん坊でも最低3％という数値であるにも関わらず2％という数値を叩き出しました。そして、入間がアメリと読書会を頻繁に行うようになった事で、クララは嫉妬心を感じ、自分の魅力を上げようと奮闘します。しかしクララのそのままの魅力を素敵に思う入間に対して恋心を自覚するようになったクララは、いつか自分の本当の魅力で入間をメロメロにする事を誓うのでした。

普段はディフォルメされている事が多いクララですが、このセリフを言った時には等身大で描かれており、非常にかわいいシーンとなっています。ちなみに、クララは恋心を抱いた事で魅力度が10％に上がっていました。

クララをはじめとするアブノーマルクラスの女子たちは、生徒会長であるアメリを加えて女子会を開きます。そしてシャンプーの話などをする中、話は恋バナへと発展しました。クララは躊躇無く入間の事が好きだと言いますが、他の女子に結婚についてを聞かれます。するとクララは、入間となら結婚しても良いという事を手を覆い隠して照れた表情で発言し、同じく入間の事が好きなアメリを驚愕させていました。

普段は何も考えていないような天真爛漫の笑顔が特徴のクララですが、この時は普通の恋する女の子の表情をしており、非常にかわいいシーンです。ちなみにアメリも、入間との結婚生活を妄想して照れていました。

入間が遊園地での六指衆(むさしのしゅう)の計画を阻止した事で有名になり、記者たちが家に殺到した事で帰れなくなってしまった時がありました。この時に入間とアリスはクララの家に泊まる事になりますが、2人はなかなか寝付けません。しかし、クララが子守歌を歌いながら入間とアリスを膝枕すると2人は一瞬のうちに眠ってしまいました。普段子供のようなクララがこの時は母親のような表情をしており、非常にかわいいシーンです。

『魔入りました！入間くん』の101話にて、ライム先生はクララにはやはり誘惑学の才能がないのではないかという考えに至ります。しかし、クララがライム先生に抱きつくと、無垢だからこその色気に気付き、考えを改めるようになりました。『びっくりした？』と得意げな表情を浮かべるクララがかわいいシーンです。

『魔入りました！入間くん』の108話にて、クララが自分の着ぐるみの中に入間を取り込んで驚かせるシーンがあります。狭い場所に入間と2人きりになって、いたずらな表情を浮かべながらも少し照れている表情が非常にかわいいシーンとなりました。

『魔入りました！入間くん』の109話にて、クララが入間に誰よりも好きな事を告げるシーンがあります。『クララのおもちゃ箱』によって入間を子供の姿にして一緒に遊びますが、子供の入間はクララに好きだと告げます。クララはそれに対して『一番大好きだよ』と返しており、これによって入間の魔力を吸い取ったクララは食料を手に入れていました。

クララは収穫祭にて、オロバス・ココの家系魔術『幻燈(トラウマ)』によって幻覚を見せられます。クララが見た幻覚は、自分にひどい事を言う入間の姿でした。しかし、幻覚となっていた物体を入間が矢で打ち抜いた事で幻覚は消え去ります。クララはその後に本当の入間と再会しますが、安心した事で涙を流していました。

アニメ版『魔入りました！入間くん』で、ウァラク・クララの声を担当した声優は朝井彩加です。静岡県出身で1992年5月11日生まれの2022年3月現在29歳で、血液型A型、身長160センチ、事務所は『インテンション』に所属しています。『魔入りました！入間くん』ではクララだけでなく、父以外のウァラク一家全員の声を担当しています。

朝井彩加は2015年から放送されたアニメ『響け！ユーフォニアム』のメインキャラの1人・加藤葉月の担当声優です。加藤葉月は中学時代はテニス部に所属するスポーツ少女でしたが、高校入学を機に吹奏楽部へ入部しました。担当楽器はチューバで、明るい性格をしていて体力もあります。

クララが大好きだというファンの感想があります。無邪気で破天荒な性格をしていますが、入間やアリスに母親のような表情を見せる時もあり、様々な顔を持つところがクララの大きな魅力となっています。

クララの子守歌が良いというファンの感想があります。クララが入間とアリスを眠らせる為に膝枕をして子守歌を歌う場面がありますが、クララが今までに見せた事の無い母性を見せた事で話題となり、屈指の名シーンとなりました。

クララとアリスは入間の事が大好きで、いつも喧嘩をしていますが、この掛け合いが好きだというファンの感想がありました。2人の掛け合いはもはや定番となっており、ほのぼのするやり取りである為ファンから人気となっています。

ウァラク・クララについてまとめてきましたが、魅力溢れるかわいい女の子である事が分かります。ギャグキャラとしての役割も担っていますが、回が進んでいくごとにヒロインとしての魅力を増していきました。今回のウァラク・クララのまとめを読んだ後にもう一度、『魔入りました！入間くん』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか？