【鬼滅の刃】妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作は？担当キャラまとめ

妓夫太郎（ぎゅうたろう）は、『鬼滅の刃 遊郭編』に登場したキャラクター。妹の堕姫とともに、上弦の陸として竈門炭治郎たちの前に立ちはだかりました。独特の風貌と喋り方から、アニメ化される際はどの声優が選ばれるのだろうと注目されていた妓夫太郎。結果として、アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』では、逢坂良太が担当声優として選ばれています。

ここでは、妓夫太郎の声を担当した声優・逢坂良太について紹介。彼の主な出演作品・演じたキャラクターなどを一挙に見ていきます。逢坂良太について見ていく前に、まずはアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』と妓夫太郎の基本情報について押さえておきましょう。

テレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』は、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の続編。テレビアニメ『鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編』が第1期で、テレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』は第2期という扱いになります。アニメが放送されたのは2021年12月5日から2022年2月13日まで。フジテレビ系列・TOKYO MXにて放送されました。アニメーション制作はアニメ第1期、劇場版から引き続きufotableが担当しています。

『鬼滅の刃 遊郭編』は、漫画単行本の8・9・10・11巻の内容をアニメ化したもの。前作である『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』では炎柱・煉獄杏寿郎にスポットが当たっていましたが、『鬼滅の刃 遊郭編』では音柱・宇髄天元にスポットが当たっており、宇髄と炭治郎たちが協力して上弦の陸の兄妹に挑む、という内容になっています。

無限列車の事件で煉獄を亡くした炭治郎とその仲間たち。彼らは煉獄の意志を継いで戦い続けるべく、休養ののち修行や任務に励んでいました。そんなある日、炭治郎・善逸・伊之助が何かとお世話になっている蝶屋敷に音柱・宇髄天元が現れ、そこで働いている少女たちを無理やり連れて行こうとします。

どうやら彼は自分の目的のために女性隊士を探している様子。炭治郎たちは嫌がる少女たちを守るため、自分たちが宇髄についていくことを決意。そうして宇髄が炭治郎たちを連れていったのは、鬼が潜む遊郭でした。

妓夫太郎（ぎゅうたろう）は、鬼の始祖・鬼舞辻無惨配下の精鋭「十二鬼月」の1人。妹の堕姫と2人で上弦の陸として活動しています。身長や体重などのパーソナルデータは一切不明。体中に浮かぶ痣、ひどく細い胴、血走った目と鋭い歯が特徴的です。妓夫太郎は、普段は堕姫に融合して全てを彼女に一任しており、堕姫が対処できないことが起こった場合のみ表に出てくる様子。

上弦の鬼の中では一番弱い陸の座に就いていますが、その強さは相当なもので、113年間という長い時間、上弦の陸の地位を維持し続けてきました。同じ上弦の陸ですが、実力は堕姫よりもかなり上。彼こそが真の上弦の陸だとも言えます。性格は陰険で冷酷。自分と妹が地獄のような劣悪な環境で育ってきたため、幸せそうな相手を見ると憎悪の感情を抱きます。

妹・堕姫のことをとても大切にしており、僅かに残ったその人間らしさが弱点でもありました。彼は人間だった頃、遊郭に住む妓夫の1人でした。周囲から煙たがられ過酷な環境で生きており、そんな中生まれた美しい妹・梅の存在に救いを見出すようになります。しかしその梅が悲惨な目に遭い、自身も重傷を負う出来事が発生。その際、ある鬼から誘いを受け、妹と一緒に鬼となっています。

アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』で妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声を担当したのは、声優の逢坂良太です。声優・逢坂良太は1986年8月2日生まれで、血液型はO型。徳島県出身で、所属事務所はEARLY WINGです。声優になりたいと考え始めたのは高校生の頃。高校卒業後、声優を目指す友人たちと一緒に上京し、日本工学院八王子専門学校で演技を学びました。

専門学校を卒業したあとは声優養成所に通い、後にEARLY WING所属となっています。声優デビューをしたのは2010年のこと。2012年に声優として初主演を果たしました。以来、数々の作品で主要キャラクターの声優として活躍。第9回声優アワードでは新人男優賞を受賞しています。様々な役をこなしてきた声優ですが、1番得意なのは「高校生ぐらいの明るい男の子」の演技。尊敬している声優は石田彰だそうです。

声優のギャラは、ランクによってある程度決まっているようです。声優はまず、実力・経験などによってランク分けされます。最低ランクの「ランク15」だと、ギャラは固定で1本1万5000円。「ランク16」になると1万6000円、というふうに上がっていきます。竈門炭治郎役の花江夏樹が過去に「自分の声優ランクは一番下」と言っていたので、逢坂良太の声優ランクが1つ上の「ランク16」だと仮定してみましょう。

その場合、基本給1万6000円。30分作品1話に出演すると、諸々で2万8800円くらいになると考えられています。ただし、逢坂良太は数々の主役級を演じている人気声優であるため、ランクがもうちょっと上の可能性もあります。あくまで目安であると考えてください。

声優・逢坂良太は、2019年に声優の沼倉愛美と入籍したことを発表しています。沼倉愛美は『THE IDOLM@STER』（我那覇響）、『暗殺教室』（中村莉桜）、『Dr.STONE』（コハク）などに出演している声優です。2021年には沼倉愛美が第1子男児を出産。逢坂良太がパパになったことが明らかになりました。

妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその1、『赤髪の白雪姫』（ゼン・ウィスタリア・クラリネス）。『赤髪の白雪姫』は、あきづき空太による少女漫画作品。生まれつき林檎のような赤い髪を持つ少女・白雪は、タンバルン王国の王子の愛妾になるよう言われます。それを厭うた白雪は国を脱出。辿り着いた隣国クラリネス王国で、クラリネス王国の第2王子ゼン・ウィスタリア・クラリネスと出会います。

アニメ『赤髪の白雪姫』で、声優・逢坂良太はゼン・ウィスタリア・クラリネスの声を担当しました。ゼンはタンバルン王国から逃げてきた白雪と出会い、彼女の助けとなる存在。後に白雪と惹かれ合うようになります。国や国民を大切にしている良き王子で、多くの人に慕われています。以上、妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその1、『赤髪の白雪姫』（ゼン・ウィスタリア・クラリネス）でした。

妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその2、『暗殺教室』（磯貝悠馬）。『暗殺教室』は、松井優征による少年漫画作品。ある日、椚ヶ丘中学校の落ちこぼれを集めた3年E組のもとに謎の生物がやってきました。その生物は、来年の3月までに自分を殺せなければ地球を破壊すること、3年E組の担任になることを宣言します。3年E組の生徒たちは、地球を守るためこの生物を殺さなくてはならなくなります。

アニメ『暗殺教室』で、声優・逢坂良太は磯貝悠馬の声を担当しました。磯貝悠馬は3年E組所属の生徒で、出席番号は2番。クラスの学級委員を務めている、E組のまとめ役です。何でもこなせる優等生キャラなのですが、家が貧乏なため校則違反のアルバイトをしており、そのためE組に入れられました。以上、妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその2、『暗殺教室』（磯貝悠馬）でした。

妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその3、『ハイキュー!!』（赤葦京治）。『ハイキュー!!』は、古舘春一による少年漫画作品。小柄な少年・日向翔陽は、春高バレーのテレビ中継で地元・宮城県立烏野高校のエース「小さな巨人」の活躍を目撃。それがきっかけでバレーボールを始めました。烏野高校に入学した彼は、天才セッター・影山飛雄や仲間たちと共に、春高バレー出場を目指します。

アニメ『ハイキュー!!』で、声優・逢坂良太は赤葦京治の声を担当しました。赤葦京治は東京の強豪校・梟谷学園高校バレー部で副主将を務める少年。背番号は5で、ポジションはセッターです。感情の起伏が激しくプレーにムラのある主将兼エーススパイカー・木兎光太郎のお世話役のような存在です。以上、妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその3、『ハイキュー!!』（赤葦京治）でした。

妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその4、『東京リベンジャーズ』（橘直人）。『東京リベンジャーズ』は、和久井健による少年漫画作品。26歳のフリーター・花垣武道は、ある日ニュースでかつての恋人・橘日向が「東京卍會」という犯罪集団の抗争に巻き込まれ死亡したことを知りました。ひょんなことからタイムリープ能力に目覚めた彼は、恋人の死の運命を変えるため、過去に飛んで奮闘します。

アニメ『東京リベンジャーズ』で、声優・逢坂良太は橘直人の声を担当しました。橘直人は、武道の恋人であった女性・橘日向の弟。抗争に巻き込まれて姉と共に死亡しましたが、武道がタイムリープ能力を得たことにより助かりました。現代世界では警察官となって、過去に飛ぶ武道のサポートをしています。以上、妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその4、『東京リベンジャーズ』（橘直人）でした。

妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその5、『ぼくたちは勉強ができない』（唯我成幸）。『ぼくたちは勉強ができない』は、筒井大志による少年漫画作品。主人公は、大学進学の費用を全て学校側が負担する制度「特別VIP推薦」を狙う高校3年生・唯我成幸。彼は推薦の条件として「ある2人の生徒の教育係に就き、2人が志望する大学に合格させること」を学校側から提示されます。

アニメ『ぼくたちは勉強ができない』で、声優・逢坂良太は主人公・唯我成幸の声を担当しました。唯我成幸は努力家の秀才。彼は家族に楽をさせるため「特別VIP推薦」を狙っており、そのために文系大学を狙う理系の天才・緒方理珠、理系大学を狙う文系の天才・古橋文乃の教育係となります。以上、妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその5、『ぼくたちは勉強ができない』（唯我成幸）でした。

妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその6、『ダイヤのA』（沢村栄純）。『ダイヤのA』は、寺嶋裕二による少年漫画作品。東京にある野球の名門校・青道高校からスカウトを受けた投手・沢村栄純。彼は青道高校で天才捕手・御幸一也と出会ったことをきっかけに青道入りを決意。青道高校でエースとなるために努力を重ねながら、仲間と共に甲子園優勝を目指します。

アニメ『ダイヤのA』で、声優・逢坂良太は主人公・沢村栄純の声を担当しました。沢村栄純はスカウトを受けて青道高校に入学してきた少年。ポジションは投手です。元気いっぱいで騒がしいムードメーカー的存在。肩関節・手首が人並み外れて柔らかく、それを利用したムービング・ファストボールが武器です。以上、妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその6、『ダイヤのA』（沢村栄純）でした。

妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその7、『刀剣乱舞』（獅子王）。『刀剣乱舞』は、EXNOA（旧DMMゲームズ）とニトロプラスが制作した育成シュミレーションゲームを原作とする作品群。西暦2205年、歴史改変を目論む「歴史修正主義者」に対抗するため、審神者と呼ばれる者たちが刀剣の付喪神「刀剣男士」を様々な時代に送り込み、歴史を守るべく戦っていきます。

『刀剣乱舞』のタイトルがつく作品群で、声優・逢坂良太は刀剣男士の1振・獅子王の声を担当しました。獅子王は平安時代末期に打たれた太刀。かつての持ち主である源頼政を「じっちゃん」と呼んで慕っており、今でも度々彼のことを口に出すおじいちゃん子です。正義感に溢れた、勇ましい性格をしています。以上、妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその7、『刀剣乱舞』（獅子王）でした。

妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその8、『あんさんぶるスターズ！』（七種茨）。『あんさんぶるスターズ！』は、Happy Elementsカカリアスタジオが提供するスマートフォンゲーム。男子アイドル育成高校・私立夢ノ咲学院に入学してきたプレイヤーが、試験的に新設されたプロデュース科の生徒となり、様々な男子アイドルをプロデュースしていくという物語です。

『あんさんぶるスターズ！』のタイトルがつく作品群で、声優・逢坂良太は七種茨の声を担当しました。七種茨は、秀越学園に所属するライバルユニット「Adam」のメンバー。アイドルであり、学生実業家としての顔も持っています。軍人としての訓練を受けたことがあるため、未だに軍人気質です。以上、妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声優・逢坂良太の代表作や演じたキャラその8、『あんさんぶるスターズ！』（七種茨）でした。

妓夫太郎も多くの強力な鬼と同様、恐ろしい血鬼術を持っています。その血鬼術とは「血鎌」。自分の血を2振りの鎌に変化させるというものです。この血鬼術の恐ろしいところは、その刃に致死性の強い猛毒が潜んでいるというところ。少しでもかすってしまえばアウトなため、相手は容易に近づけなくなります。そもそも、鎌に毒が付与されていることは攻撃を受けないとわからないため、様々な意味でとても強力な血鬼術です。

妓夫太郎は血鬼術「血鎌」を軸にした技を複数持っています。「飛び血鎌」は、「血鎌」から血の斬撃を飛ばす技です。妓夫太郎の意志で軌道を変えられるうえにホーミング機能がついており、何かにぶつかって消えるまで延々と対象を追い続けます。

「跋弧跳梁」は「血鎌」を利用した防御技。血の斬撃で天蓋を作ることができ、さらに攻撃にも使うことができます。そして妓夫太郎の最強の技が「円斬旋回・飛び血鎌」。「飛び血鎌」を螺旋状にして広範囲に斬撃を放つ技です。

アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』で妓夫太郎（ぎゅうたろう）の妹・堕姫（だき）の声を担当した声優は、声優・ナレーター・女優の沢城みゆきです。声優・沢城みゆきは1985年6月2日生まれで、血液型はO型。長野県出身で、所属事務所は青二プロダクションです。ステイラックに所属している男性声優・沢城千春は、沢城みゆきの実弟です。声優・沢城みゆきが活動を始めたのは、1999年のこと。

『デ・ジ・キャラット』の新人声優オーディションに参加し、これがきっかけで演技経験がないまま声優デビューしました。声優としてテレビアニメ初主演を果たしたのは、2001年。可憐な少女の声から妖艶な大人の女性の声、少年の声など様々な声で演技ができる実力派声優。2017年にテレビで放送された『人気声優200人が本気で選んだ！声優総選挙！3時間SP』では、4位に選出されています。

アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』で妓夫太郎（ぎゅうたろう）の妹・堕姫（だき）の声を担当した声優・沢城みゆきの主な出演作品は『ローゼンメイデン』（真紅）、『ストライクウィッチーズ』（ペリーヌ・クロステルマン）、『デュラララ!!』（セルティ・ストゥルルソン）、『うたの☆プリンスさまっ♪』（七海春歌）、『HUNTER×HUNTER（第2作）』（クラピカ）、『ルパン三世』（峰不二子）など。

また『K』（淡島世理）、『ココロコネクト』（稲葉姫子）、『怪盗ジョーカー』（クイーン）、『ソードアート・オンライン』（シノン/朝田詩乃）、『ベイブレードバースト』（クリスティーナ・クロダ）、『ゲゲゲの鬼太郎（第6作）』（鬼太郎）、『ヲタクに恋は難しい』（小柳花子）、『陰陽百鬼物語』（八百比丘尼）、『ぐらぶるっ！』（カタリナ）、『戦乙女の食卓』（雷電芽衣）などにも出演しています。

妓夫太郎の声を担当した声優・逢坂良太は『ダイヤのA』の主人公・沢村栄純の声も担当しています。妓夫太郎はおどろおどろしいしゃがれ声で、沢村栄純は爽やかで元気いっぱいな声。とても同一人物が出している声とは思えない変わり具合に衝撃を受けた人は多かったようです。

妓夫太郎と堕姫の過去のエピソードは『鬼滅の刃』の中でも特に印象に残っているという人が多いエピソードです。妓夫太郎と堕姫の、竈門兄妹とはまた違う兄妹の絆の形に心を打たれた人は少なくありませんでした。作品を見る際は、妓夫太郎と堕姫、炭治郎と禰豆子の切ない違いにも注目してみてください。

『鬼滅の刃』には様々な鬼が登場しますが、妓夫太郎と堕姫の兄妹が鬼の中で一番好きだという人は多いです。妓夫太郎と堕姫が鬼でありながら、互いへの愛情という人間的な部分を残していたことが、魅力となっているのでしょう。

アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』で妓夫太郎（ぎゅうたろう）の声を担当した声優・逢坂良太について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？逢坂良太は様々なキャラクターの声を担当してきた人気声優です。妓夫太郎を演じた声優・逢坂良太の活躍を知りたい人は、ぜひ彼の他の出演作品にも触れてみてください。