【スライム倒して300年】登場人物を一覧で紹介！アズサに関係する主要キャラまとめ

スライム倒して300年は2016年から「小説家になろう」にて森田季節先生が連載していたライトノベルです。元々は趣味として連載していた作品ですが、瞬く間に人気を獲得し2017年には書籍化が行われ、更に人気を高めていきました。書籍化後はスピンオフ作品も含めて展開され、さらにはコミカライズやアニメ化も行われるなどメディアミックス展開も行われている作品です。

前世で過労死した主人公相沢梓は不老不死の魔女梓・アイザワとして異世界に転生。スローライフを満喫する生活を300年送る中、生活費を稼ぐ為に日課にしていたスライムの経験値がたまり続け、気づいたらレベル99の最強の魔女になっていました。このことが広まった事で「高原の魔女」として知られる事になった事でそれまでのスローライフが一転、様々な問題が降り掛かってくる事になります。

スライム倒して300年の主人公がアズサです。転生の際に17歳の見た目で転生した不老不死の魔女で、実に300年の時を生きていますが不死者である事を理由に人との交流は最低限にしていました。レベルこそ99になっていますが元々生活に必要以上には魔法を学んで来なかった為、そこまで多くの魔法を使えるわけではありませんが、その反面使える魔法はそのステータスによって高威力広範囲に及ぶ事も多いです。

家族が増えて騒がしくなった後もスローライフを送りたいという思いは残っており、必要のない場面では正体を明かそうとはせず、また偽名を名乗ったりして正体を隠す場面も多い登場人物になっています。元々転生者という事で誕生日が分からず誕生日は5月17日と後付で決めています。

アズサのスローライフをぶち壊した最初のキャラクターであり、ドラゴンと人間の姿を使い分ける事ができるのがライカです。普段は13歳くらいの少女の姿をしていますが、元々はアズサの住むナンテール州で最強のドラゴンと呼ばれて高慢になっていた所をアズサにあっさり負けた事で弟子入りを志願し身の回りの世話をする条件で弟子となりました。

アズサに負けて以降は本来の愚直で真面目な性格に戻り、働きすぎるキライからアズサから諭される場面もあります。制服姿が良く似合い、ウェイトレスを始めとしたそれらの格好は周囲のキャラクター、お客さんから「尊い」と崇められています。料理を得意としており、高原の家に住む中では1番の料理上手なかわいいキャラクターでもあります。

スライムの精霊姉妹の姉として登場するのがファルファです。妹のシャルシャと共にそれまでアズサが倒してきたスライムの思いによって誕生しました。人間の姿は10歳くらいの少女で、青い髪が特徴的なキャラクターになっています。明るく好奇心旺盛な性格をしており、人間の見た目相応に幼い一面も持ち合わせています。反面数学や理系は得意で時にアズサ達も驚く知識を持ち合わせています。

スライム倒して300年作中では1度寝違えが原因でスライムに戻ってしまった事があり、その際には髪の色と同じく薄い青色の見た目になっていました。

スライムの精霊姉妹の妹として登場するのがシャルシャです。スライムの思いを重く受け止め、アズサに復讐するべく、破邪の魔法高原の魔女を開発してアズサの前に現れました。対アズサに特化しすぎた為にライカによって一撃でやられてしまい、復讐を果たせなくなった事、アズサからの提案もあり、2人してアズサに娘として引き取られる事になります。

人間の姿は10歳の緑髪が特徴な幼女で、物静かな性格と文系を得意とするなど姉とは違った面を持ち合わせています。またスライム倒して300年作中では姉のファルファと違いスライムの姿に戻った事はありませんがOPの演出上では髪色と同じライムグリーン色のスライムになるシーンがあります。

登場人物の中でも屈指のナイスバディを持つ金髪エルフがハルカラです。調薬師として有名で「ハルカラ製薬」の社長をしていました。目玉商品である栄養酒は高い人気を誇りましたが、ベルゼブブが倒れたという話を聞いてエルフ達から里を追い出される事になってしまいました。ハルカラ本人は戦う力を持たない為、助けを求める形でアズサの元を訪れます。

結果的にベルゼブブから追われているというのは勘違いだった事が分かるも、自身を追い出したエルフの里に戻るのを嫌いそのままアズサの家で共に暮らすようになります。経済的には自立しているものの、トラブルメーカーであり、かつ自分では基本的に解決する術を持たないという今回まとめて紹介する登場人物の中でも様々な意味で厄介なキャラクターになっています。

主要な登場人物の中で唯一高原の家で共に暮らしているわけではないのがベルゼブブです。通称ハエの王とも言われる上級の魔族で魔族の国の農相もしており、普段は魔族の国に住んでいます。元々はハルカラの作る栄養酒を飲んで過労で倒れた事、その後魔族には毒であると噂が流れた為に追っているような形でしたが、その後、アズサ達と友好関係を築いて以降度々アズサ達の元を訪ねています。

アズサの事は良きライバルと思っている一方で、アズサからは頼れる姉のように考えられています。元来の世話好きな性格も相まってファルファやシャルシャ、ハルカラの薬で一時小さくなったアズサなどの幼い子供を好んでおり、まとめて面倒を見る事から彼女たちにとっては叔母のような存在になっています。ちなみにベルゼブブは今回紹介する登場人物まとめ一覧の中でも圧倒的に長寿で年齢は約3000歳です。

レッドドラゴンと対立関係にあるブルードラゴンの娘がフラットルテです。ライカの姉の結婚式を潰す為にブルードラゴンの仲間と共に乗り込んできましたがライカの付添で参加していたアズサに撃退され、他のブルードラゴン達もベルゼブブに取り押さえられる事になります。その後、アズサに両ドラゴン間での不戦条約を結ばされてしまう事になりました。

これを魔王ペコラが魔族達が集まる式典で行った事、ペコラの余興としてアズサがブルードラゴンの角をなでた事でフラットルテはアズサに服従する事になりました。アズサに服従してからは極端な思考でアズサに驚かれますが、アズサの許しを得て普段は比較的自由にしています。ライカとは違い人間の姿の時も尻尾はそのままなのが特徴です。またライカとはなにかと競っており、不戦条約を破らない程度に争いを続けています。

元は地縛霊だった少女がロザリーです。ハルカラが購入した工場に工場が立つ前にあった家に200年前に住んでいた娘で、両親に遊郭に売られそうになっていた事に気づいて悲観して自殺した事で以降地縛霊となりました。アズサとベルゼブブの力で自由に動き回れるようになった後、高原の家で共に暮らすようになります。

幽霊になって長い為独特の価値観を築いており、壁のすり抜けやポルターガイストなどを引き起こす事もできます。ロザリーはこれらを用いて高原の家で他の登場人物と変わらず生活しており、高原の家では交代制で行っている家事にも基本的に参加しています。その一方で幽霊である為着替えられないなどといった事もありましたがそちらもアズサが魔法で解決し特別な時は着替えるようになりました。

ペコラは現在の魔族の国を治める魔王の少女です。前魔王の娘として1000年以上の間を生きています。魔王になってからはおよそ200年程が経過しています。このような経緯から特に魔王になってからは対等に話せる相手がおらず、アズサと戦って負ける事で対等に接するように求めました。小説が好きでいたずら好きな一面も持ち合わせており、アズサやベルゼブブを筆頭とした部下を振り回すような一面も持ち合わせています。

ベルゼブブの秘書官補佐という立場で登場するリヴァイアサンがヴァーニアです。ベルゼブブにはベルゼブブが大臣になった頃から仕え続けています。ノリが軽くお調子者で秘書としてはポンコツです。ただ料理の事になると目の色が代わり、非常に熱心に取り組む他、ベルゼブブの無茶振りにも応えてみせるような素質も持ち合わせています。

ヴァーニアと同じくベルゼブブの秘書官をしているのがリヴァイアサンのファートラです。秘書官としては非常に優秀でかつ今回の登場人物まとめ一覧で紹介するキャラクターの中で飛び抜けて真面目な性格をしています。

スライム倒して300年作中では結果的に珍しくなっている魔女ですが、アズサ以外の魔女としてしっかりとエピソード付きで登場するのがエノです。魔女になって150年鳴かず飛ばずで状況を変える為に「高原の魔女」を語って活動していた所を噂を聞きつけたアズサに見つかる事になりました。話を聞いたアズサは鳴かず飛ばずだったのは魔女のイメージとちやほやされたいという本人の願望によるものであった事が明らかになります。

アズサの提案でエノが作り出した「マンドラゴラ錠」を売り出す事になり、結果的にそれが大ヒットする事になり「洞窟の魔女」の二つ名で呼ばれるようになりました。

人間の姿になる事ができるスライムとして登場したのがブッスラーです。知能が高く、鍛錬によって人の姿になる事ができたスライムで、アズサ達とは寝違えによってスライムになってしまったファルファの治療法を求めてきた形で出会う事になりました。元々は強さを追求している性格をしていましたが、お金が大切である事を知った結果お金の亡者になってしまっています。

アズサ達がスライムになったファルファを治す過程で出会ったのがマースラです。知能を持ち魔法を扱えるスライムであり、魔法によって人の姿を取る事ができるようになりました。その方法から自分では役に立てないからとアズサ達にブッスラーを紹介しています。ちなみにブッスラーが自らが名乗っていた名前であるのに対し、マースラはアズサが命名した名前です。

ウサギの獣人にして吟遊詩人をしているのがククです。音楽活動ではスキファノイアの名義で活動していましたが、いわゆるデスメタル系の吟遊詩人であり、スライム倒して300年の世界ではデスメタル自体が不人気のジャンルである事も相まって売れない吟遊詩人でした。売れなすぎて食料にも困る程で偶然ライブを見ていたアズサ達に助けられる事になります。

アズサ達と出会った当初は潮時だとして吟遊詩人を辞めるつもりでいましたがアズサの説得と音楽系に詳しいフラットルテの説得を受けて、本名のククとしてフォークソング吟遊詩人として変貌。その楽曲を高原の家に遊びに来たベルゼブブが聞いた事で音楽祭に招待され結果的に売れる事ができました。

アニメスライム倒して300年にて主人公アズサ役を担当したのが悠木碧さんです。元々は子役として芸能界デビューを果たし、学業優先で休業中あった2003年に「キノの旅」にて声優の仕事を受けた事で声優として活動していくようになります。これまでには「魔法少女まどかマギカ」の鹿目まどか役、「君の名は。」の名取早耶香役、「戦姫絶唱シンフォギア」の立花響役などを担当しています。

アニメスライム倒して300年にて登場人物の1人ライカ役の声優を担当したのが本渡楓さんです。2015年に声優デビューしデビューした年に「かみさまみならいヒミツのここたま」の主人公四葉こころ役を射止めた事で名が知られるようになりました。これまでには「転生したらスライムだった件」のティア役、「うらら迷路帖」の巽紺役、「亜人ちゃんは語りたい」の小鳥遊ひかり役などを演じています。

アニメスライム倒して300年にて登場人物の1人ファルファ役の声優を担当したのが千本木彩花さんです。2013年に現役高校生ながらも声優デビューを果たし、以降は声優として活動しています。これまでには「帰宅部活動記録」の九重クレア役、「甲鉄城のカバネリ」の無名役、「転生したらスライムだった件」のシュナ役、「りゅうおうのおしごと」の供御飯万智役などを担当しています。

アニメスライム倒して300年にて登場人物の1人シャルシャ役の声優を担当したのが田中美海さんです。2014年に声優デビューし2017年には第11回声優アワード新人女優賞を獲得するなど活躍しています。これまでには「暗殺教室」の岡野ひなた役、「賭ケグルイ」の早乙女芽亜里役、「邪神ちゃんドロップキック'」のランラン役などを担当しています。

アニメスライム倒して300年にて登場人物の1人ハルカラ役を担当したのが原田彩楓さんです。2015年に声優デビューした声優さんでデビューより先にアイドルマスターシンデレラガールズの三船美優役のCVだと発表された事で話題になりました。これまでには「うらら迷路帖」の千矢役、「アホガール」の隅野さやか役、「アサルトリリィ」の江川樟美役などを担当しています。

その後の登場人物の登場の仕方を決めたと言っても過言ではないのがライカの初登場シーンです。ライカは最初はドラゴンとしてアズサの元を訪れましたが、アズサに敗れると翌日戦いの中で壊してしまった家を直す為に人間の姿でアズサの元に現れます。人外の姿で登場してから人型の姿で登場するというこの形はかわいい容姿が際立つ事もあってかこのライカ以降も度々行われる事になります。

ファルファのかわいいシーンといえば初登場シーンです。アズサの前に現れて邂逅一番「ママ」呼びをした事でアズサ本人はもちろん読者も驚かせました。それ以外にもシャルシャと共にアズサに親愛のキスをするシーンなどかわいいシーンが多いと言われています。

シャルシャは当初アズサを襲撃する形で登場しました。そんなシャルシャがアズサの説得を受けて納得し初めて「母さん」と呼んだシーンは非常にかわいいと言われています。シャルシャもこれまでそのように呼ぶ相手がいなかった事から照れており、その事も含めてアズサの心を射抜く事になりました。このかわいいシーンはアズサがそれ以降ファルファとシャルシャを本当に自分の子供のように可愛がる要因になっているともされています。

ハルカラはおっちょこちょいなトラブルメーカーですが、アズサに対しても特別な感情を抱いているかのような描写が非常に多いです。自身の身体もあってか性的に迫るようなシーンもあるほどでその度にアズサに拒否されています。しかもそれをナチュラルにやってしまうのがハルカラがかわいいと言われる要因になっています。

ベルゼブブのかわいいシーンと言えば普段の尊大な口調が抜ける時です。主にファルファやシャルシャに相対した時に登場しますが、そんなベルゼブブが最高にかわいいと言われるのが「喫茶魔女の家」の時の事です。アズサ達の想像を越えた来客に四苦八苦していた所にベルゼブブが客としてやってきます。アズサが手伝ってくれるように頼むと口では文句をいいながらもノリノリで自前で制服に着替えて手伝いだすのでした。

ロザリーは幽霊になった事とその経緯から本人も「グレた」と発言しているように普段の口調は多少荒っぽいですが、自身を救ってくれたアズサのことを慕っておりそれらの様子がかわいいと言われる事が多いです。普段着替える事ができないだけにアズサがわざわざ魔法を作ってロザリーを着替えさせる事で登場した普段とは違う衣装のシーンなども新鮮でかわいいと言われる事が多いです。

小説の影響で今回まとめて紹介した登場人物の中でもとりわけ百合属性の強いペコラは、魔王という立場も利用して様々な形で「そういった展開」に持ち込もうとするのがかわいいとされています。自分から要求しておいてアズサが折れて実際に行おうとした際には照れるシーンなどもかわいいと言われています。

ここからは既にスライム倒して300年を視聴した人の感想をまとめて紹介していきます。スライム倒して300年は様々なタイプの女の子が登場する作品である一方で物語としてはどちらかといえば1話完結型に近く、飛ばせる間の話はどんどん飛ばしていく為、テンポよく見る事ができるという声が多いです。

そんな形式の為ストーリーを楽しむというよりも登場人物のかわいさや反応などを見て楽しむ作品として見たという声が多くなっており、結果的にそれぞれの登場人物にファンがつくような作品になっているとされています。

アニメスライム倒して300年にてそれぞれの登場人物を担当した声優に関しても総じて評価が高く、それぞれの登場人物の魅力がより引き出されたという感想がまとめられている事が多いです。主要な登場人物はもちろん、登場の比較的少ない登場人物においても実力のある声優が多く、そういった意味でも楽しめるという感想がまとめられています。

スライム倒して300年の登場人物は今回まとめて紹介したように様々な種族や立場として登場しており、とてもキャラクターが立っているとされるキャラクターが多い作品です。ストーリーもテンポがいい為見やすいという声が多く、それぞれのエピソードでそれぞれの登場人物の魅力が引き出されるようになっているのが良いという声も多い作品になっています。

まだスライム倒して300年を視聴していない人は登場人物の魅力に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？