【終末のワルキューレ】フリストは2つの性格を持つ戦乙女！小次郎との関係やその後は？

漫画終末のワルキューレのポセイドン戦で佐々木小次郎の神器となったフリスト。漫画終末のワルキューレに登場するフリストとは2つの性格を併せ持った戦乙女（ワルキューレ）の次女です。漫画終末のワルキューレで激闘の末ポセイドンが死亡し、佐々木小次郎とフリストは人類の初めての勝利を手にしました。本記事ではそんなフリストについて佐々木小次郎との関係や最後死亡したのか、ポセイドン戦のその後などをご紹介します。

ではフリストの佐々木小次郎との関係や死亡したのか、ポセイドン戦のその後などをご紹介する前に、フリストが登場する漫画終末のワルキューレの作品情報について簡単にまとめたのでご紹介していきます。フリストが登場する終末のワルキューレとは2017年から｢月刊コミックゼノン｣で連載されている漫画作品です。漫画終末のワルキューレの作者は梅村真也・フクイタクミ・アジチカの3人であり、｢終ワル｣という略称で呼ばれてます。

漫画終末のワルキューレは人類代表と神代表の激闘を描いたバトルダークファンタジー作品となっており、2022年2月現在までに合計13巻の単行本が刊行されています。そんな漫画終末のワルキューレは累計発行部数1000万部を記録するほど高い人気を博しており、これまで舞台化やアニメ化などのメディア展開が多数行われています。この人気から本作はアニメ2期の放送が決定しており、数多くのファンから注目を集め続けています。

漫画終末のワルキューレの世界で天界に住む神々は進歩の兆しがない人類に絶望してしまいます。そこで神は1000年に1度の｢人類存亡会議｣で人類の終末を決議することになりました。すると人類の味方である戦乙女（ワルキューレ）の長姉・ブリュンヒルデが現れ、｢人類存亡会議｣に反対して人類と神のタイマンを提案します。これにより、人類の存亡を懸けた神々と人類の英雄の戦い｢神VS人類最終闘争（ラグナロク）｣が始まるのでした。

本記事で佐々木小次郎との関係や最後死亡したのか、ポセイドン戦のその後などをご紹介するフリストとは漫画終末のワルキューレに登場するキャラクターの1人です。漫画終末のワルキューレに登場するフリストとは戦乙女（ワルキューレ）の次女であり、露出させた大きな胸と軍服のような服装が特徴となっています。戦乙女とは人類を神兵候補にして天界の危機に備える13人の｢魂の運び手｣であり、フリストもその一角を担っています。

フリストを含む戦乙女は｢神器錬成｣という特殊な能力を持っており、身体を神器という武器に変化させることが出来ます。この｢神器錬成｣と釈迦の｢一蓮托生｣を融合させることにより、人類は神を殺すことが可能となっています。漫画終末のワルキューレの作中でフリストは佐々木小次郎と組み、｢物干し竿｣という神器に｢神器錬成｣します。そして｢物干し竿｣となったフリストは佐々木小次郎と共に、神のポセイドンに立ち向かいました。

漫画終末のワルキューレに登場するフリストは非常に大人しい性格をしたキャラクターであり、いつもおどおどとした姿を見せています。しかしフリストは｢震える者｣と｢轟かす者｣という2つの意味を持った戦乙女となっており、非常に荒々しい性格を隠し持っています。漫画終末のワルキューレの作中で2つの性格を持つフリストは度々悪魔のような乱暴で荒々しい一面を見せており、戦乙女の末妹であるゲルを恐怖させてしまっています。

戦乙女は対象の人類と相性が良いほどより優れた｢神器錬成｣を行うことが出来ます。これは作中で｢一蓮托生｣と呼ばれており、絆がないと無敵の神を殺せません。佐々木小次郎は様々な剣士と戦ってきた過去から2つの性格を持つフリストと非常に相性が良く、｢神器錬成｣と｢神器再錬｣という2つのフリストの能力を使いこなしています。作中でフリストは佐々木小次郎が戦いやすい武器に変身し、ポセイドンに勝利を収めることが出来ました。

ではここからは漫画終末のワルキューレに登場するフリストのポセイドンとの戦いについてご紹介していきます。漫画終末のワルキューレの作中で人類は1回戦と2回戦に負けてしまいます。そして3回戦の相手が最強の神・ポセイドンと決まり、ブリュンヒルデやフリストは頭を抱えてしまいます。するとブリュンヒルデやフリストの前に佐々木小次郎が現れ、自分が3回戦で最強の神であるポセイドンと戦うと大きく宣言しました。

その後3回戦が始まり、佐々木小次郎はフリストが｢神器錬成｣した｢物干し竿｣こと備前長光三尺余寸を持ってポセイドンと対峙します。佐々木小次郎はポセイドンの力に圧倒されながらも、頭の中で敵の動きを完全にイメージします。これにより佐々木小次郎は神を上回る力を会得し、必殺の｢燕返し｣でポセイドンの前髪を斬り裂くことに成功しました。しかしポセイドンは本当の力を出し、佐々木小次郎を一気に追い込むことになるのでした。

相手の動きをイメージし、ポセイドンの前髪を斬った佐々木小次郎。この時佐々木小次郎はフリストの｢神器錬成｣に感動します。しかしポセイドンは驕る佐々木小次郎に激怒し、｢怒れる波濤｣や｢千手無双｣といった大技を放ちます。これに佐々木小次郎は苦戦を強いられるものの、ポセイドンの動きを読んで攻撃を避け続けます。しかしポセイドンは更に動きを速めて佐々木小次郎の腹を斬り、｢荒波に降る神雷｣という高速攻撃を放ちました。

神の圧倒的な力に佐々木小次郎は防戦一方となるものの、何とかポセイドンの動きを読み続けます。この時佐々木小次郎はポセイドンの隙を発見し、｢虎切｣という岩流の秘奥義を使います。しかし佐々木小次郎の｢虎切｣は最強のポセイドンに当たることがありませんでした。さらにフリストの｢物干し竿｣がポセイドンに折られてしまいます。フリストの神器を折られた佐々木小次郎は驚愕し、観客の誰もが人類の敗北を悟ってしまいました。

漫画終末のワルキューレの作中で｢物干し竿｣をポセイドンに折られた佐々木小次郎。これに佐々木小次郎は試合を一瞬諦めてしまいます。しかし佐々木小次郎は宮本武蔵との過去を思い出し、孤独を貫くポセイドンを馬鹿にしながら立ち上がります。そして佐々木小次郎は折れた｢物干し竿｣を持ち、フリストの｢神器再錬｣を発動します。フリストは2つの性格を持った戦乙女であるため、｢神器再錬｣によって｢物干し竿｣が2つの刀になります。

その後2つの刀を手に入れた佐々木小次郎は宮本武蔵の｢二天岩流｣を再現し、フリストを使いこなす姿にブリュンヒルデが歓喜します。｢二天岩流｣を再現した佐々木小次郎は過去に戦った剣士達の剣術を使い、ポセイドンの攻撃を完封し続けました。逆に佐々木小次郎は隙を突いて攻撃し、ポセイドンを傷だらけにしてしまいます。しかし血だらけとなったポセイドンは不敵な笑みを浮べ、更なる力を佐々木小次郎に披露するのでした。

漫画終末のワルキューレの作中で佐々木小次郎が優勢に立ったことにより、高いプライドを持つポセイドンは怒りの表情を浮べます。するとポセイドンは攻撃スピードをもっと速め、佐々木小次郎の肩を斬り裂きます。さらにポセイドンは｢千手無双｣と必殺技の｢四十日四十夜の大洪水｣を放ち、佐々木小次郎を追い詰めます。圧倒的な攻撃で佐々木小次郎は底がないポセイドンに恐怖し、神に勝つことが出来ないと諦めてしまいました。

その瞬間、佐々木小次郎の耳に宮本武蔵達の声援が入ります。声援を聞いた佐々木小次郎は奮起し、森羅万象を読む必殺技｢萬手無双｣を会得します。｢萬手無双｣の会得によって佐々木小次郎はポセイドンの動きを完璧に読み、ポセイドンの両腕を切り落とします。そしてポセイドンは身体を真っ二つにされ、死亡します。ポセイドンの死亡によって佐々木小次郎の勝利が決まり、人類は初めて神々に対して勝利を掴むことになりました。

ではここからは漫画終末のワルキューレに登場するフリストのポセイドン戦のその後や最後死亡したのかについてご紹介していきます。戦乙女は人類代表と｢一蓮托生｣の関係を結ぶことで｢神器錬成｣という神器に変身する能力を使うことが出来ます。｢神器錬成｣は人類でも本来無敵の神を殺すことが出来るようになる強力な能力です。しかし｢神器錬成｣は神器を使用する人間が死亡すると、戦乙女自身も死亡するという大きな代償があります。

上述でご紹介した通り、｢神器錬成｣は｢一蓮托生｣相手が死亡すると戦乙女も死亡する能力です。漫画終末のワルキューレの作中で佐々木小次郎はフリストと共に、ポセイドンに勝利しました。なのでフリストは最後まで死亡しませんでした。実際ポセイドン戦のその後、フリストは生きた姿を見せて佐々木小次郎を看病しました。一番の見せ場が終わったものの、おそらく生存したフリストは今後も登場し続けてくれることでしょう。

ではここからは漫画終末のワルキューレに登場するフリストの能力や強さについてご紹介していきます。戦乙女の次女であることからフリストは｢神器錬成｣を行うことが出来、作中で佐々木小次郎の備前長光三尺余寸｢物干し竿｣に変身しています。｢物干し竿｣とは史実の佐々木小次郎が使っていた刀であり、｢燕返し｣の刀として有名となっています。フリストの｢物干し竿｣は人間が作った物より切れ味が良く、佐々木小次郎を驚かせました。

上述でご紹介した通り、佐々木小次郎は漫画終末のワルキューレの作中でフリストの｢物干し竿｣が折れてしまいます。しかしその後、佐々木小次郎は折れた｢物干し竿｣を持って｢神器再錬｣を行い、2つの刀を生み出しました。フリストは2つの名を持つ戦乙女であるため、神器に2つの力を込めることが出来ます。佐々木小次郎はそのフリストの力を最大限発揮し、2本の刀に｢震える者｣と｢轟かす者｣の力を込めました。

さらに佐々木小次郎はかつての戦友達の声援を受け、森羅万象を読む｢萬手無双｣を編み出します。そして佐々木小次郎はフリストの2本の神器と｢萬手無双｣を駆使し、見事最強の神・ポセイドンに勝利を飾ることになりました。

ではここからは漫画終末のワルキューレのアニメでフリストを演じた声優についてご紹介していきます。アニメ終末のワルキューレでフリストを演じたのは小林ゆうです。アニメ終末のワルキューレでフリストを演じた小林ゆうとは1982年の2月5日に東京都で生まれたホーリーピーク所属の女性声優です。元々小林ゆうはモデルとして芸能界に入り、その中で芝居に興味を持って声優業を志すようになりました。

声優を志した小林ゆうは両親を説得し、2003年のラジオドラマ｢悪魔のミカタ｣で声優デビューを飾りました。その後小林ゆうは2004年にアニメ｢DAN DOH！！｣で初主演を務め、一躍ブレイクしました。そんな小林ゆうはハスキーボイスの持ち主として知られており、2022年2月現在までに少年のキャラクターや姉御肌なキャラクターなどを多数演じています。

• 2004年のアニメ｢DAN DOH！！｣：青葉弾道役
• 2006年のアニメ｢銀魂シリーズ｣：猿飛あやめ役
• 2007年のアニメ｢さよなら絶望先生シリーズ｣：木村カエレ役
• 2010年のアニメ｢生徒会役員共｣：横島ナルコ役
• 2013年のアニメ｢進撃の巨人シリーズ｣：サシャ・ブラウス役
• 2017年のアニメ｢ブラッククローバー｣：シャーロット・ローズレイ役
• 2019年のアニメ｢FGO絶対魔獣戦線バビロニア｣：エルキドゥ役

漫画終末のワルキューレに登場するフリストに関する感想ではフリストが好きといった感想が多く寄せられていました。漫画終末のワルキューレに登場するフリストは普段非常に大人しい綺麗なキャラクターです。しかしフリストは｢轟かす者｣という意味が込められており、少しでもテンションが上がると荒々しい一面を見せます。この2つの性格のギャップや綺麗な姿からフリストは漫画終末のワルキューレファンに人気を博しています。

漫画終末のワルキューレに登場するフリストに関する感想では佐々木小次郎との関係が好きといった感想も多く寄せられていました。漫画終末のワルキューレに登場するフリストと佐々木小次郎は非常に相性が良く、お互いの実力を認め合っています。そのため漫画終末のワルキューレの作中で2人は実力を最大限まで発揮し、ポセイドンに勝利を飾りました。そんな2人の関係は多数の漫画終末のワルキューレファンに愛されています。

漫画終末のワルキューレに登場するフリストに関する感想では神器に注目する感想も多く寄せられていました。漫画終末のワルキューレの作中でフリストは｢神器錬成｣で｢物干し竿｣になるものの、ポセイドンに折られてしまいます。しかしフリストは｢神器再錬｣で2つの刀に変貌し、佐々木小次郎と共にポセイドンを倒します。この佐々木小次郎が｢神器再錬｣を使うシーンは非常に熱く、漫画終末のワルキューレの見どころとなっています。

本記事では漫画終末のワルキューレに登場するフリストについて佐々木小次郎との関係や最後死亡したのか、ポセイドン戦のその後などをご紹介しました。確かにフリストは神器になる能力しかありません。しかしフリストがいなければ佐々木小次郎はポセイドンを倒せず、｢神器再錬｣を行うことでようやく勝利を飾りました。なので漫画終末のワルキューレの佐々木小次郎対ポセイドンの一番の立役者はフリストといえるでしょう。