【終末のワルキューレ】スルーズの神器錬成や雷電との関係は?シヴァ戦で死亡?

『終末のワルキューレ』に登場するスルーズはご存じでしょうか?『終末のワルキューレ』で描かれたラグナログの5回戦にて、神器錬成したスルーズと雷電為右衛門が登場していました。ネット上では、そんなスルーズについて「イイ女」「惚れてしまう」などと高く評価されているようです。そこで、当記事ではスルーズと雷電の関係性を交えつつ、『終末のワルキューレ』で描かれたシヴァ戦にてスルーズが最後に死亡したのかを考察していきます。

【終末のワルキューレ】スルーズの神器錬成や雷電との関係は?シヴァ戦で死亡?のイメージ

目次

  1. 終末のワルキューレのスルーズとは?雷電との関係も紹介
  2. 終末のワルキューレのスルーズの神器錬成や雷電・シヴァの戦いをネタバレ
  3. 終末のワルキューレのスルーズは死亡した?最後を考察
  4. 終末のワルキューレのスルーズの性格や能力
  5. 終末のワルキューレのスルーズに関する感想や評価
  6. 終末のワルキューレのスルーズまとめ

終末のワルキューレのスルーズとは?雷電との関係も紹介

スルーズは終末のワルキューレにて描かれたラグナログの第5回戦で雷電と共に登場しています。ここからは、スルーズがシヴァ戦にて最後に死亡したのかどうかを中心に解説。それではまず、『終末のワルキューレ』の作品情報からご覧ください。

終末のワルキューレの作品情報

終末のワルキューレの概要

『終末のワルキューレ』とは、月刊コミックゼノンにて2018年1月号より連載中のバトル漫画です。神々が開く「人類存亡会議」の決議にて人類史上最強の英傑たちを選出して神々と戦う様を描いた作品で、連載開始直後から話題となった結果、2021年12月時点では累計発行部数が1000万部を突破しています。また、2021年にはアニメ化と舞台化がおこなわれました。

終末のワルキューレのあらすじ

ここでは『終末のワルキューレ』のあらすじを簡単にまとめていきます。人類の誕生から700万年が経過した頃、神々は1000年に1度開かれる「人類存亡会議」にて人類に終末を与える決議をおこないました。しかし、それに待ったをかけた戦乙女の長姉であるブリュンヒルデによって神VS人類最終闘争の開催が決定。こうして神器錬成で神器と化した戦乙女を伴う13人の最強の人類と神々との戦いが始まりました。

終末のワルキューレのスルーズとは?

『終末のワルキューレ』に登場するスルーズとは、戦乙女(ヴァルキリー)の三女です。1000年に1度開かれる「人類存亡会議」にて開催が決定した神VS人類最終闘争(ラグナログ)の第5回戦で雷電為右衛門と共にシヴァと戦い、最後まで雷電に付き従っていました。

スルーズの神話

『終末のワルキューレ』のスルーズは北欧神話の物語に登場しており、北欧の神々の国「アースガルズ」に住んでいると伝えられています。

そして、スルーズの両親は父・雷神トールと母アース女神のシフとなっており、雷神トールは『終末のワルキューレ』にて第1回戦の神代表として登場しているのですが、その雷神トールと親子関係にあるのかどうかは不明です。また、北欧神話のスルーズには両親がそれぞれ違うもののウルとモージ、マグニという名前の兄弟もいました。

スルーズの名前の意味

北欧神話に登場するスルーズは『終末のワルキューレ』と同様に戦乙女として名前も登場しています。スルーズの名前はグリームニルの歌詞に記載されていますが、スノッリ・ストゥルルソンの『散文のエッダ』の第二部「詩語法」ではトールの娘として記載されていません。

つまり、スルーズが雷神トールの娘であり戦乙女でもあったという存在ではなく別人だった可能性があるわけです。また雷神トールの領地の名前が「スルーズヴァンガル」と語られているため、そもそもスルーズの名前が人ではなく土地名だった可能性もあります。このようにスルーズの名前は多く登場しており、さまざまな意味が存在していました。そして、『終末のワルキューレ』のスルーズの名前の意味は「強き者」となっています。

スルーズと雷電の関係

『終末のワルキューレ』のスルーズはラグナログの第5回戦にて雷電と共にシヴァと戦ったとお伝えしましたが、スルーズと雷電の関係はどのようなものなのでしょうか?本来、戦乙女であるスルーズと人類代表である雷電の関係は協力し合う関係ですが、二人の場合は非常に親密な雰囲気があります。まずスルーズと雷電が出会ったのはラグナログの第4試合が終了した後でのことでした。

そして、スルーズと雷電が出会うきっかけを生んだのが戦乙女の長姉・ブリュンヒルデです。第5回戦に出場する人類代表の控室にやってきたブリュンヒルデは、部屋の奥で複数の女性たちと寝そべっていた人類史上最強の力士と言われる雷電為右衛門を発見します。雷電はブリュンヒルデに神器錬成をしてくれるのかと質問しますが、ブリュンヒルデはそれに対して雷電に最も相応しき戦乙女がいると言います。その戦乙女こそがスルーズでした。

ブリュンヒルデがスルーズの名前を呼んだと同時に、雷電よりも背が高く体格の良いスルーズが登場し、スルーズは雷電に向かって相方になると宣言します。そして、スルーズは雷電に向かって「自分みたいな化物のような女が組むことになりがかりしたか」と言いながら豪快に笑いますが、雷電はむしろとても良いと喜びを露わにしました。

さらに雷電はスルーズを抱きしめ、大きい女性が大好きだと言います。スルーズはそれを冗談だと受け取ったためそこまでにしておけと注意するのですが、雷電はそれでもなお抱きついて自分はいつでも本気だと真顔で発言します。スルーズはそれに対して雷電を馬鹿と言いながら気丈に振舞っていましたが、完全に乙女の顔になっていました。

アニメ『終末のワルキューレ』公式サイト

終末のワルキューレのスルーズの神器錬成や雷電・シヴァの戦いをネタバレ

それでは早速、『終末のワルキューレ』の第5回戦にて描かれたスルーズの神器錬成や人類代表の雷電為右衛門と神代表のシヴァとの戦いをネタバレしていきます。

ネタバレ①戦いの始まり

『終末のワルキューレ』の第5回戦、闘技場には人類代表側のゲートから神器錬成したスルーズや雷電が、神代表側のゲートからシヴァがそれぞれ登場しました。シヴァは試合の順番がお預けになっていたことで鬱憤が溜まっていたのか、対峙した雷電に向かってぶっ壊してやると宣言し、一方、雷電は相撲における試合前の塩まきの儀式をおこないます。

こうして始まったスルーズ&雷電VSシヴァ戦は、雷電が身を低く構えてからシヴァに突撃する形で幕が上がりました。雷電はシヴァへと突撃したと同時に飛び蹴りをし、それがシヴァの顔面に炸裂します。まさかの相撲ではない初手に呆然とする観客たち。

一方、シヴァは脳を揺らされてぐらつきながらも体勢を立て直し、雷電の攻撃が期待通り自分に届いたことで待った甲斐があったと余裕の態度を見せます。そこで、雷電はすかさず攻撃を仕掛けますが、シヴァに4本の腕でガードされてしまいます。さらにシヴァは雷電を巴投げで投げ飛ばしますが、雷電はそれを空中で回転して回避しました。

ネタバレ②スルーズの神器錬成

シヴァの攻撃を数回受けたことで彼の強さを体感した雷電は強敵だと理解したため、幼少の頃から筋肉が異常に発達する体質を利用した力を解放することにします。雷電は暴走した筋肉の圧によって骨を折ることがたびたびあったため、百閉という筋肉を作り上げることによって肉体の均衡を保っていたのでした。

つまり、筋肉を解放すると肉体が暴走してしまうのです。しかし、スルーズとの出会いによって筋肉を解放することができるようになった雷電はスルーズの神器錬成「超筋外骨締廻」によって肉体を自在にコントロールすることに成功します。スルーズとの連携により全力攻撃をシヴァに放った雷電は、見事シヴァの腕を握りつぶしました。

ネタバレ③シヴァの本気に苦戦

スルーズとの連携によって腕を握りつぶされたシヴァは突然踊り始めます。そして、その踊りに対してシヴァを応援する神々が拍子を取り始めました。どうやらシヴァが見せた踊りはシヴァが本気を出す際にする行為のようで、踊った直後に独特のリズムで雷電に攻撃していきます。シヴァの凄まじい速さと間の狂いによって攻撃を受け続ける雷電。

雷電は攻撃を受け続けることによって倒れることすらもままならない状態でした。そこで、雷電は腕を筋肉の盾にしてその攻撃を防御するのですが、その時にシヴァが体を燃焼させて燃え盛る蹴りを放つ必殺技「虎爪炎舞」を放ったため、それを受けた雷電の体と顔が焼け焦げてしまいます。あまりにも一方的な戦いにより、観客の誰もが雷電の劣勢を確信する中、雷電を支えていたスルーズだけは違いました。

ネタバレ④渾身の技・八咫烏

シヴァの攻撃を受け続けて劣勢に立たされた雷電は、今まで自分が封じていた4つの禁じ手の1つである、全身の筋肉を振り絞って張り手を放つ渾身の技「八咫烏」使うことを決意します。スルーズに呼び掛けた後に構えを取った雷電。一方、それを見たシヴァは必殺技を受け止めようと身構えます。しかし、シヴァは予想外にも強烈な雷電の一撃によって吹き飛ばされ、さらに2本の腕も失ってしまうのでした。

ネタバレ⑤最後まで戦う決意

渾身の技「八咫烏」によってシヴァの腕を吹き飛ばすことに成功したスルーズと雷電。それを見た観客たちはスルーズと雷電の勝利を確信しましたが、その直後に雷電の体に異変が生じてしまいます。全身から血が噴き出してきたのです。実は、禁じ手として封じていた必殺技「八咫烏」は筋肉を超速移動させるため、全身に多大な負荷が掛かってしまう大技でした。

雷電の体に異変が生じたのは、その大技に体が耐え切れずに崩壊が始まったからです。血が噴き出して苦しみ始めた雷電を見て心配するスルーズでしたが、雷電はスルーズに対して全身全霊をかけて取れる相撲は最高だと発言し、スルーズにもっと筋肉を動かしてくれと懇願するのでした。

しかし、スルーズは雷電の体の調子を理解していたため、雷電に本当に体が破壊されてしまうと忠告。スルーズの忠告を聞いてもなお、雷電は本気でシヴァと相撲が取れることに歓喜していたため、力士として命を懸けて全力でシヴァと勝負をしたいとスルーズに笑顔で言います。雷電の思いを理解したスルーズは涙を流しながらも最後まで雷電と共に戦う覚悟を決めたのでした。

最後まで全力で戦うことを決めたスルーズと雷電。対峙するシヴァも満身創痍でしたが、仲間の思いを受けたことによって印度神界の頂点に君臨する以上は負けられないと覚悟を決め、心臓を刺激して全身を燃焼させる秘技「輪廻舞踊(ターンダヴァ)」を使用した上で雷電に近づきます。しかし、雷電は全身を燃焼させた状態で攻撃を繰り出すシヴァの一撃を受け続けてもなお攻撃を止めませんでした。

それよって雷電とシヴァの命の削り合いが延々と繰り返され、雷電は傷つきながらも力士たちの声援から力を貰って耐え続けます。そして、雷電が遂に必殺技「八咫烏」の一撃を食らわせるための準備をし始めました。対するシヴァは最後の一撃を真正面から迎え撃つ態勢になったため、雷電の八咫烏とシヴァの大切炎舞がぶつかり合うことに。

雷電はシヴァの蹴りによって腕を燃やされた上で斬り裂かれ、崩れそうになりながらもなんとか耐えきりました。そして、雷電はシヴァに全力を出して満足のいく相撲が取れたと笑いながら感謝の言葉を述べ、最後にスルーズに神器錬成を解くように言います。

しかし、スルーズは一度惚れた男と一生遂げると決めていると言い返してそれを拒否しました。それを聞いた雷電はスルーズに向かっていい女だと褒めます。そんな雷電とスルーズのやり取りを見ていたシヴァは、最後に雷電へと大した男だと敬意を表し、雷電に向かって蹴りを放ちました。その瞬間、雷電の首が落下。こうして第5回戦は雷電が死亡する形で神代表シヴァの勝利で幕を閉じるのでした。

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終末のワルキューレのスルーズは死亡した?最後を考察

『終末のワルキューレ』で描かれた第5回戦の終盤、スルーズは雷電に本当に体が破壊されてしまうと忠告しながらも、彼の思いを理解したことで最後まで戦う覚悟を決めていました。そして、第5回戦は雷電が死亡する形で神代表シヴァの勝利に終わりますが、果たしてスルーズの最後は雷電と共に死亡したのでしょうか?ここからは、『終末のワルキューレ』のスルーズが死亡するのかどうかを考察していきます。

ネタバレ①スルーズの涙

まず、『終末のワルキューレ』のスルーズは筋肉に負荷をかけ続けたことにより体が崩壊してしまった雷電を見て、馬鹿呼ばわりして涙を流していました。しかし、スルーズは気を取り直して雷電に向かって最後まで付き合うことを決意しています。

ネタバレ②スルーズは敗北した雷電と共に消滅

最後まで雷電に付き合うことを決意したスルーズに対して、雷電は八咫烏の一撃に失敗したことで敗北を悟り、スルーズに別れの時間が来たと言いました。そして、先にネタバレした通り、スルーズは雷電が頼んだ神器錬成の解除を拒否しています。

その後、スルーズは肉体が消滅した後の雷電の肉体の欠片を抱えながら静かに目を閉じ、スルーズはその場から姿を消しました。実はスルーズは敗北した雷電と共に運命を共にする覚悟を決めているため、雷電と同様に死亡しています。雷電がスルーズに対して神器錬成を解除するように言ったのもスルーズを死亡させないためでした。

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終末のワルキューレのスルーズの性格や能力

ネタバレ①スルーズの性格

『終末のワルキューレの』のスルーズは明るく豪快でありながらも、乙女のような恥じらいを持つ性格をしています。戦乙女の長姉であるブリュンヒルデに呼ばれて雷電の元にやって来た時も控え室の柱を破壊した上で笑うなど陽気な雰囲気を纏っていました。

その行動により細かいことは気にしない一面を持つのが窺えます。雷電との会話では強気で乱暴な言葉遣いをしているものの、時折見せる雷電の言葉に対する恥じらいには非常にギャップを感じることでしょう。雷電と同様に純粋で情の深いキャラがスルーズという女性です。

ネタバレ②スルーズの能力や強さ

『終末のワルキューレ』のスルーズが使う能力・神器錬成は「超筋我外骨締廻」です。この神器錬成は雷電の制御不能な筋肉を抑えた上でコントロールできるようにする役割を持っています。雷電はスルーズの神器錬成によって自在にコントロールできるようになった筋肉を使い全力の力を発揮しており、作中では神器錬成によって筋肉を変化させていく雷電の姿が描かれていました。

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終末のワルキューレのスルーズに関する感想や評価

感想や評価:スルーズがイイ女で惚れてしまう

『終末のワルキューレ』に登場するスルーズの魅力に関する感想があがっています。こちらでは終末のワルキューレのスルーズが「イイ女」と評価されており、見た目もかわいいと感じているようです。他の感想ではスルーズのことをお姉様と呼ぶような方もいるようなので、スルーズは姉御肌のキャラであることが窺えます。

感想や評価:誰もがスルーズと雷電のカップルが好きになるはず

『終末のワルキューレ』に登場するスルーズと雷電に関する感想があがっています。こちらでは終末のワルキューレのスルーズと雷電の関係性が高く評価されているようです。スルーズ&雷電のカップルがおすすめされているので、スルーズと雷電の関係性にも注目してみると良いかもしれません。

感想や評価:スルーズが良い女過ぎる

『終末のワルキューレ』に登場するスルーズの魅力に関する感想があがっています。こちらでは終末のワルキューレのスルーズが「良い女すぎる」と高く評価されているようです。やはりスルーズと雷電の関係性によってスルーズの評価があったのでしょうか?

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終末のワルキューレのスルーズまとめ

『終末のワルキューレ』に登場するスルーズの神器錬成や雷電との関係、そして最後にシヴァ戦で死亡したのかを解説してきましたがいかがでしたか?

最後に死亡してしまった終末のワルキューレのスルーズは当初、背が高く豪快かつ屈強過ぎる女戦士にしか見えませんでしたが、雷電と共に戦ううちに素敵で魅力的な戦乙女だったことが明らかになっていきました。これを機にぜひ『終末のワルキューレ』をご覧になった際はスルーズの活躍に注目してみてください。

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