2021年06月03日公開
2021年06月03日更新
終末のワルキューレが面白い!あらすじ・感想やおすすめの理由をネタバレ解説
「終末のワルキューレ」は面白いという評価、感想があります。人類の終末を回避するため、神々の代表と人類の代表が戦う「終末のワルキューレ」は、2021年6月からNetflixでアニメが配信される人気作品です。今回は「終末のワルキューレ」のあらすじやネタバレを紹介するほか、「終末のワルキューレ」が面白いと評価される理由について紹介します。「終末のワルキューレ」のネタバレが含まれるので、その点だけは注意してください。
目次
終末のワルキューレが面白い
終末のワルキューレの原作情報
終末のワルキューレは「月刊コミックゼノン」の2018年1月号から連載されている漫画作品で、梅村真也さんが原作、フクイタクミさんが構成、アジチカさんが作画を担当しています。「このマンガがすごい!2019オトコ編」の第5位や 「全国書店員が選んだおすすめコミック2019一般部門」第5位などの受賞歴があり、面白い漫画として評価されている作品です。
また、2019年1月からスピンオフの「終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝」の連載がスタート、こちらも面白いと評価されている作品です。
終末のワルキューレのアニメ情報
面白い作品として評価されている終末のワルキューレですが、2021年6月からアニメの配信が決定しました。アニメ「終末のワルキューレ」を配信するのはNetflixで、全世界同時配信となるようです。また、OPはマキシマムザホルモンの「KAMIGAMI-神噛-」、EDは島爺の「不可避」になります。アニメ「終末のワルキューレ」はNetflix独占配信となるようなので、地上波やほかの配信サイトで視聴できない確率が高いようです。
終末のワルキューレのあらすじネタバレ
1巻あらすじネタバレ
ここからは終末のワルキューレのあらすじネタバレを紹介します。世界の神々が1000年に1回集まり「人類存亡会議」をおこないます。この会議において、進歩がみられない人類に対して「人類は見限るべき」という議案が提出され、多くの神々はこの議案に賛成しました。このまま人類に終末が与えられるかと思ったときに、戦乙女(ワルキューレ)の長姉であるブリュンヒルデが議案に待ったをかけました。
待ったをかけた理由は、戦乙女であるブリュンヒルデが人類とのつながりが強いためです。その結果、すぐに人類に終末を与えるのではなく「神VS人類最終闘争(ラグナロク)」がおこなわれることになりました。ラグナロクでは、神々側・人類側それぞれが13人ずつ代表を選出し全13戦で決着がつけられます。
ラグナロク1回戦の代表は、人類側が呂布奉先、神々側がトールです。呂布奉先は三国志時代の武将で、終末のワルキューレだけではなくさまざまな作品で猛将として描かれている人物です、トールは北欧神話で最強といわれる戦神で「雷の狂戦士」の異名をもちます。終末のワルキューレ1巻では2人のバトルの序盤が描かれました。
2巻あらすじネタバレ
終末のワルキューレ2巻のあらすじネタバレを紹介します。2巻では呂布奉先とトールのバトルの中盤から描かれます。トールは巨大な戦槌であるミョルニルをつかい、「覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)」を呂布に放ちます。これはトールが過去に66体の巨人を撃破したときに使った技だったという理由で、神々はトールの勝利を確信します。
呂布はこの技を受けたときに両膝をついてしまい勝負が決したかと思われました。しかし、そこに現れたのは呂布の愛馬である赤兎馬です。赤兎馬に騎乗した呂布はトールに対して渾身の攻撃をします。それをトールが最強の一撃で迎え撃ち激突、結果は呂布の腕が吹き飛ばされトールの勝利になります、敗北した呂布ですが、戦いですべてを出し切れたという思いでトールに自ら向かいとどめを刺されました。
神々側の勝利ではじまったラグナロク、第2回戦の人類側の代表はアダム、神々側の代表はゼウスです。神々側はもともとはシヴァが出場する予定でしたが、出番を待ちきれないという理由でゼウスが登場しました。アダムは聖書に登場する人物で、「全人類の父」といわれています。ゼウスはギリシャ神話の最高神で「G・F・O・C(ゴッドファーザー・オブ・コスモス」という異名をもちます。
2人の戦いは壮絶な殴り合いでスタート、攻撃をするゼウスに対してアダムは「神虚視(かみうつし)」でゼウスの技を模倣して対応、アダムはゼウスにカウンター攻撃をかけて成功させました。
3巻あらすじネタバレ
終末のワルキューレ3巻のあらすじネタバレを紹介します。3巻はアダムとゼウスの戦いの続きが描かれます。アダムのカウンターをもろにくらったゼウス、ここで勝負が決したかと思われます。しかし、神々の中でも最強の一角であるゼウスは立ち上がり、その体がどんどん圧縮していきます。圧縮したゼウスは最終形態「阿陀磨須(アダマス)」へ変貌、強力な攻撃をアダムに浴びせます。
アダムは「神虚視」を駆使してゼウスの殴打に対抗しますが、あまりにも早すぎるゼウスの攻撃を模倣しすぎて体が悲鳴を上げます。その結果アダムは失明してしまいました。それでもお互いが身を削って殴り合いを続け、ついにはゼウスが膝をついてしまいます。しかし、勝利は人類側ではなく神々側のゼウス。その理由は、殴り合いの途中でアダムが死亡していたためです。
神々が2連勝して迎えた第3回戦、人類側の代表は宮本武蔵と巌流島で戦った剣豪の佐々木小次郎です。神々側の代表はゼウスの兄のポセイドン。3巻は2人の登場で終わりです。
4巻あらすじネタバレ
終末のワルキューレ4巻のあらすじネタバレを紹介します。ポセイドンはその強さから神々にも恐れられているキャラクターで、ブリュンヒルデは誰を出場させるか悩みます。このときに名乗り出たのは「史上最強の敗者」の佐々木小次郎でした。3戦目の戦いは2戦目とは違い、序盤は静かな進行をみせます。それは、佐々木小次郎は脳内でシミュレーションをしてから動くという戦闘スタイルのためです。
佐々木小次郎は意を決してポセイドンに渾身の一撃を見舞います。しかし、その一撃をもってしてもポセイドンの前髪に触れる程度。その後、神の域にまで達する速度で佐々木小次郎が攻撃しますが、ポセイドンはそんな佐々木小次郎の予測を上回る攻撃を繰り出し、戦乙女フリストが変化した刀の備前長光三尺余寸をへし折ります。このまま勝負が決まるかと思いましたが、佐々木小次郎は2本の刀を手にしてポセイドンに対峙します。
5巻あらすじネタバレ
終末のワルキューレ5巻のあらすじネタバレを紹介します。二刀流となった佐々木小次郎はポセイドンと死闘を繰り広げます。その姿を客席で見ているかつてのライバル宮本武蔵は「彼こそが天下無双」と語ります。それでもなお佐々木小次郎の予測を上回る攻撃を繰り出すポセイドン、佐々木小次郎は負けを覚悟しました。しかし、佐々木小次郎はかつて戦ってきた自分を信じてくれる剣豪たちの思いを受けて奮起します。
佐々木小次郎はついに神相手であっても完璧に先読みする「萬手無双」に開眼してポセイドンの腕を斬り落とし勝利しました。これで人類側が1勝を返して1-2になります。つづいて登場する第4回戦のメンバーは、「完勝した上で人類救済を申し出る」という神々の代表のヘラクレス、そして人類代表はかつてロンドンの街を恐怖に陥れた殺人鬼ジャック・ザ・リッパーです。
6巻あらすじネタバレ
終末のワルキューレ6巻のあらすじネタバレを紹介します。第4回戦はジャック・ザ・リッパーが希望する19世紀ごろのロンドンの街並みを再現した舞台をヘラクレスが快諾しました。ジャック・ザ・リッパーはナイフでヘラクレスに猛攻を仕掛け、それをヘラクレスが真っ向から受け止めます。そしてヘラクレスは「十二の災禍と罪過」という必殺技でジャック・ザ・リッパーを追い詰めていきます。
追い詰められていたかに見えたジャック・ザ・リッパー、やけくそのような反撃をします。その結果、ヘラクレスの片腕が切断、ここまですべてジャック・ザ・リッパーの計算でした。
7巻あらすじネタバレ
終末のワルキューレ7巻のあらすじネタバレを紹介します。ジャック・ザ・リッパーの神器はナイフではなく手袋であったことが判明、その手袋で触れたものがすべて彼の武器になります。この状況を創り出すためナイフによる攻撃をしていました。絶望的な状況におかれるヘラクレスですが、人類のため、そしてゆがんだジャック・ザ・リッパーを苦しみから解放するために持っている力をすべて使って奮闘します。
しかし、最後は手袋により神器となったジャック・ザ・リッパーの手刀がヘラクレスを切断、ジャック・ザ・リッパーの勝利が決まります。しかし、ヘラクレスは最後まで絶望することはありませんでした。勝負には勝ったジャック・ザ・リッパーは、ヘラクレスを絶望に染めることができずに自身の負けだと感じます。
8巻あらすじネタバレ
終末のワルキューレ8巻のあらすじネタバレを紹介します。8巻では第5回戦に登場するメンバーが発表されます。神々側はインド最強の破壊神であるシヴァが登場。対する人類側は最強の力士といわれる雷電為右衛門が登場します。今回の舞台は土俵のような場所で、雷電為右衛門は本来相撲ではつかってはいけない飛び蹴りやパンチを繰り出します。それに対してシヴァは4本の腕で対応、真っ向からの格闘戦が繰り広げられます。
そのころ場外では神々側のロキが釈迦に対して裏切り者ではないかと疑います。そしてロキと七福神は釈迦と一色触発の緊張状態になりました。そこに佐々木小次郎や沖田総司と近藤勇が乱入、より緊張感が高まります。
終末のワルキューレの面白い魅力やおすすめの理由
面白い魅力①神と人類によるタイマン勝負
ここからは終末のワルキューレの面白い魅力やおすすめの理由を紹介します。面白いと評価される理由のひとつめは人類と神々のタイマン勝負という点です。超常的な権能をもつ神々に対して人類はタイマンでは不利かと思われますが、戦乙女の神器錬成やそれぞれの偉人の能力によりその差が埋まります。その結果、熱い戦いが毎回繰り広げられています。
また、タイマン勝負というルールのためどちらかが不利な状況になったとしても、ほかの神や偉人が介入することはありません。純粋に2人の熱い戦いが楽しめるということが、終末のワルキューレが面白いと評価される理由です。
面白い魅力②有名な武人や偉人が登場する
面白いと評価される理由ふたつめが、有名な武人や偉人が登場することです。人類側であれば呂布奉先・佐々木小次郎・レオニダス王・シモヘイヘといった古今東西問わない武人・軍人が登場します。そして、ノストラダムス、二コラ・テスラ、グレゴリー・ラスプーチンといった武人ではない偉人たちがどんな戦いをするのだろうと期待する感想が少なくありません。
神々側についても日本・インド・中国・北欧・ギリシャといったさまざまな地域の神々が登場します。そして、神々側も一枚岩ではなく人類側に裏切った釈迦などがいます。そんな魅力的なキャラクターたちが、オリジナルの技で戦うところが面白いと評価されているようです。
面白い魅力③登場人物たちの過去
続いて紹介する面白いと評価される理由は、登場人物の過去が描かれている点です。タイマンバトル中にそれぞれのキャラクターの回想シーンが描かれることが多い終末のワルキューレ、それによりキャラクターたちへより感情移入できるという感想があります。また、それぞれのキャラクターが強い理由が回想シーンにより説得力が増すといわれています。
終末のワルキューレの出場者一覧
終末のワルキューレの神の出場者
- ゼウス(ギリシャ神話の最高神)
- 釈迦(仏教の開祖)
- ロキ(北欧神話の狡知の神)
- アポロン(ギリシャ神話の神・ゼウスの息子)
- ポセイドン(ギリシャ神話の神・ゼウスの兄)
- スサノヲノミコト(日本神話の神)
- ヘラクレス(ギリシャ神話の半神半人)
- トール(北欧神話の戦神)
- 毘沙門天(七福神の一柱)
- アヌビス(エジプト神話の冥界の神)
- オーディン(北欧神話の最高神)
- ベルゼブブ(旧約聖書のハエの王)
- シヴァ(インド神話の破壊と創造の神)
終末のワルキューレの人類の出場者
- 始皇帝(秦を建国した「はじまりの王」)
- レオニダス王(古代ギリシャのスパルタの王)
- 二コラ・テスラ(天才肌の発明家)
- 佐々木小次郎(巌流島の戦いで知られる剣豪)
- ジャック・ザ・リッパー(19世紀のイギリスの殺人鬼)
- アダム(聖書に登場する最初の人類)
- 雷伝為衛門(江戸時代の最強の力士)
- 沖田総司(新選組の一番隊組長)
- グレゴリー・ラスプーチン(怪僧の異名をもつ帝政ロシア時代の祈祷僧)
- ミシェル・ノストラダムス(医者・ノストラダムスの大予言で知られる)
- 呂布奉先(三国志時代の猛将)
- シモ・ヘイへ(白い死神の異名をもつスナイパー)
- 坂田金時(昔話「金太郎」の主人公)
終末のワルキューレに関する感想や評価
終末のワルキューレがすごく面白い!
— らい@DD(GG)🔥🦁🔥 (@emVMgdk3iDrJZjs) November 10, 2020
かっこいいと面白い以外の感想が見つからない!
これから楽しみすぎる😆
シモ・ヘイヘどんな感じやろ🤤 pic.twitter.com/n2ZMvoKjFA
「終末のワルキューレは楽しい以外の感想はない」という感想がたくさんありました。そして、これまで登場したキャラクターだけではなく、シモ・ヘイへのように未登場キャラクターを楽しみにしている感想があります。
まだ全然読めてなくてそこまで感想言えないけど終末のワルキューレ面白いな!!!アニメ化楽しみ!!!!
— 霰 (@_Ararechannn) January 5, 2021
終末のワルキューレが面白いという感想をもつ方のなかに、2021年6月から配信されるアニメ「終末のワルキューレ」を楽しみにしている方がたくさんいました。また、アニメのOPを歌うマキシマムザホルモンやEDを歌う島爺さんに注目している方がいます。
終末のワルキューレが面白い。
— ハム子 (@osak0) May 30, 2021
アダムとゼウスも良かったし佐々木小次郎とポセイドンも良かった。
どっちが勝つが最後の最後までわからんくてハラハラドキドキする( ˇωˇ )
終末のワルキューレが面白いという感想を抱く理由として、バトルの勝者が最後まで分からないというものがあります。また、それぞれのバトルごとに面白い、熱いといった感想がありました。
終末のワルキューレの面白い魅力まとめ
終末のワルキューレの面白い魅力や評価される理由、感想といったことを紹介しました。アニメの配信が待ち遠しいという感想が多い終末のワルキューレ、原作もまだまだ盛り上がっています。まだ終末のワルキューレを読んだことがない方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?