【ワンピース】ゴムゴムの実が護送されていた理由は？世界政府やジョイボーイとの関係は？

ゴムゴムの実が護送されていた理由について考察していく前に、『ワンピース』の作品概要についてまとめていきます!もはや世界的に大人気で、日本が誇る漫画作品となっている『ワンピース』ですが、ここでもう一度おさらいです。さらに、今回のメインであるゴムゴムの実とはいったいどんな特徴のある悪魔の実なのかも、ここで詳しくまとめていきます。

『ワンピース』は、尾田栄一郎による漫画作品です。『週刊少年ジャンプ』にて1997年から連載が開始され、2022年2月現在、単行本は101巻にまで達しています。全世界累計発行部数は4億9000万部にまで達しており、『最も多く発行された単一作家のコミックシリーズ』としてギネス世界記録にまで認定されているという日本が誇る漫画作品です。また、57巻以降は初版を300万部以上発行しており、現在まで継続しています。

1999年からはアニメ化もされており、20年以上放送され続けているロングランアニメ作品となっています。アニメ作品は基本的には原作に忠実にストーリーが進行していきますが、残虐なシーンはカットされ、多少のセリフの変更点もあります。劇場版は今までに14作品が製作され、2022年8月には15作目となる『ワンピース・フィルム・レッド』が公開予定です。

『イーストブルー(東の海)』にあるフーシャ村に住んでいるモンキー・D・ルフィは海賊に憧れる少年です。村に滞在している海賊・シャンクスと仲良くなったルフィは、シャンクスの海賊団が手に入れた『悪魔の実』の1つ・ゴムゴムの実を食べた事で一生泳げない身体を持つゴム人間となってしまいます。そんなある日、シャンクスが酒場にいると山賊が現れ、今時海賊をやっているシャンクスを小馬鹿にして頭から酒を浴びせてきました。

山賊が去っていくと、シャンクスも仲間達も大笑いしますが、ルフィだけは悔しがり、その場を去って行ってしまいます。その後、ルフィは山賊に啖呵を切った事で海に投げ込まれてしまい、巨大魚に食われそうになってしまいますが、シャンクスが自分の片腕を犠牲にして助けてくれます。しばらくして村を去る事になったシャンクスはルフィに自分の麦わら帽子を預け、将来立派な海賊になったらまた再会する事を誓い合うのでした。

ゴムゴムの実とは『悪魔の実』の1つで、『超人(パラミシア)系』に分類されています。色は紫で、丸い形をしており、唐草のような模様がある事が見た目の特徴です。元々は『ワンピース』の1話にてシャンクス率いる『赤髪海賊団』が所有していたものでしたが、食いしん坊のルフィが食べてしまいました。この時にルフィは『まずかった』と発言していますが、それでも1つ丸ごと食べきってしまっています。

『悪魔の実』の特徴として、食べた者に人知を超える特殊な能力を与えるが二度と泳げない身体になってしまうというものがありますが、ルフィもこの例外ではなく泳げない身体となってしまいました。ゴムゴムの実を食べると全身がゴムのような性質を持つようになり、打撃や関節技、銃撃などの攻撃を一切受け付けなくなります。また、高いところから落下しても、身体が一時的に変形するだけでダメージを受ける事はありません。

ゴムである為、絶縁体の性質も持っており、雷などの電撃も受け付けなくなります。実際のゴムは電気を全く通さないというわけではありませんが、ゴムは電気を通さないという概念によるものだと考察されています。弱点は斬撃や槍のような鋭利な刃物で、剣士などの敵と出くわした場合は防御する事が出来ません。また、他の『悪魔の実』と同様に、『武装色の覇気』や『海楼石』の武器などの攻撃も防御出来ずに受けてしまいます。

心臓もまたゴムなため、ルフィは普通なら心臓が破裂してしまう程に血液の流れを上げて爆発的なスピードによって技を進化させる『ギア2』をあみ出しました。さらに骨に空気を入れて膨らませ、巨人族のようなダイナミックな攻撃を繰り出せる『ギア3』や、『武装色の覇気』で硬化させた腕に空気を入れて筋肉を風船のように膨らませた『ギア4』などがあり、ゴムの性質を活かしきれば多種多様な戦術を繰り出すことが出来ます。

ここからは、なぜゴムゴムの実が護送されていたのかその理由を考察していきます。主人公であるルフィが食べたものと言えど、普通の『悪魔の実』と考えられていたゴムゴムの実は、本当に重要なものなのでしょうか?『ワンピース』の物語が進むにつれて強力な『悪魔の実』が続々登場していく中で、ゴムゴムの実はジョイボーイと関係があり、世界政府が重要視するとんでもないものだという事が分かってきました。

フーズ・フーは現在『百獣海賊団』に所属しており、真打ちである『飛び六胞』の1人となっていますが、過去に『世界政府直下暗躍諜報機関』であるCP9に所属していました。そんなフーズ・フーが、CP9に所属していた12年前に、ゴムゴムの実を世界政府の船で護送していた事が『ワンピース』の1017話で明らかになっています。そしてフーズ・フーは、ゴムゴムの実を護送中にゴムゴムの実を奪われたと発言していました。

フーズ・フーはゴムゴムの実が誰によって奪われたのかは発言していませんでしたが、『ワンピース』の1話で、『赤髪海賊団』が敵船から奪ったという事が確認できるので、『赤髪海賊団』がフーズ・フーの乗っている世界政府の船から奪ったのだと考察出来ます。CP9は一般には知られていない機関なので、世界政府がフーズ・フーのいるCP9を一緒に船に乗せていた事からも、ゴムゴムの実が重要なものである事が考察出来ます。

しかし、フーズ・フーはCP9に属していたにも関わらず、捕まって監獄にいた過去があり、脱獄してから自分の海賊団を作り、その後『百獣海賊団』に所属となりました。『ワンピース』の作中でジンベエも言っていましたが、世界政府側であるはずのフーズ・フーがなぜ監獄に入れられていたのかという謎も残ります。この理由は、フーズ・フーがシャンクスと繋がっていて、護送中のゴムゴムの実の強奪に手を貸したと考察出来ます。

その後、世界政府からシャンクス側につこうとしたフーズ・フーでしたが、何かしらのトラブルがあり、裏切った罰として監獄に入れられていた可能性があります。または、世界政府の船でゴムゴムの実を護送していたにも関わらず、ゴムゴムの実を奪われてしまった責任を取らされて監獄に入れられたという事も考察出来ますが、ロブ・ルッチなどは罪に問われず、フーズ・フーだけが監獄に入れられるというのも考えにくいです。

ゴムゴムの実の前任者は、海賊王・ゴールド・ロジャーや伝説の海賊・ロックス、そしてジョイボーイなど、『ワンピース』ファンの間で様々な考察がされてきましたが、ジョイボーイが一番有力な説として考察されています。ジョイボーイとは歴史の本文である『ポーネグリフ』に名を刻み、ゴールド・ロジャーをラフテルへ導いた人物で、『空白の100年』の時代に生きていた人物だとされています。

今までは、50億ベリーで取引されるほどの価値があるオペオペの実などとは違い、なぜか特に重要視されてこなかったゴムゴムの実ですが、もしもジョイボーイの能力の再来というのであれば、世界政府がフーズ・フー率いるCP9に護送させてでも守りたかった理由に納得がいきます。もしジョイボーイがゴムゴムの実の前任者だとしたら、ゴムゴムの実は『空白の百年』にも関係あるものだと考察出来ます。

また、マリージョアの麦わら帽子の持ち主がジョイボーイなのではないかという考察もありますが、もしもその考察が真実だとして、ゴムゴムの実の前任者がジョイボーイだとしたら、世界政府がゴムゴムの実を護送していた事にもうなずけます。『ワンピース』の作中ではシルエットのみが描かれているジョイボーイですが、なぜかその姿はルフィと酷似しており、さらに手足がゴムのようにしなやかに動いているようにも見えます。

この事から、ゴムゴムの実の前任者はジョイボーイだという考察がファンの間で広まる結果となりました。また、作中でカイドウがルフィに発言した『ジョイボーイにはなれなかったか』という言葉を考察すると、ジョイボーイとは特定の人物の名前なのではなく、称号のようなものなのではないかとも考えられます。だとすると、ルフィがジョイボーイと呼ばれる日が来ると考察でき、さらに世界政府に誰よりも危険視されるはずです。

『悪魔の実』の中でも、自分の身体をゴムの性質に変化させるという単純な能力を与えるゴムゴムの実は、今まで作中で重要視された事はありませんでした。一方でトラファルガー・ローの食べたオペオペの実は、歴史上で食べたものが次々と難病の患者を治していって伝説にまでなった人物もいるほどで、さらに才能のある者は命と引き換えに相手に不老不死を与える事も出来るという優れものである為、世界政府も目をつけていました。

今回のメインであるゴムゴムの実も、フーズ・フーの在籍しているCP9を一緒に乗せてまで護送していた事を考えると、オペオペの実の価値と同等、もしくはそれ以上の価値があると考察出来ます。しかし、なぜ今までゴムゴムの実は作中でそこまで語られてこなかったのかは、ごく一部の者しか知らなかった事と、描写されなかっただけという事になります。実際は知っている者達の間で重要視されてきました。

1つの考察に、ゴムゴムの実は古代兵器を作動させることが出来るというものがあります。古代兵器は世界政府が固く使用を禁じているもので、その1つである『ポセイドン』はしらほしだという事が作中で判明しました。そして、ジョイボーイは古代兵器ポセイドンを正しく導く者だと考えられています。その為、ジョイボーイがゴムゴムの実の能力者だったとしたら、ゴムゴムの実は古代兵器を使う為に必要なものだったと考察出来ます。

そして世界政府が過去に護送してでも守りたかった理由についても納得できます。そもそも、なぜ世界政府が古代兵器を恐れているかの理由についてですが、それは古代兵器が世界を滅ぼす力を持つためだと言われているからです。しらほしのポセイドンは海王類を自由に動かす事が出来る事は分かっていますが、他に分かっている2つの古代兵器であるウラヌスとプルトンについては詳しくは分かっていません。

しかし、プルトンに関しては作中でクロコダイルが一発撃てば島一つ吹き飛ぶと発言しており、さらにアイスバーグも昔にウォーターセブンで作られた戦艦であると言っていた為、船のような形をしていて『バスターコール』の力を連続で放てるほどの力を持っていると考察出来ます。もしもゴムゴムの実が古代兵器を操る事が出来るとしたら、世界政府が驚異の古代兵器を手中に収めたかったという事になります。

フーズ・フーがCP9に在籍していた12年前、世界政府の船でゴムゴムの実を護送していた事で、物語にとって重要なものである事が分かったゴムゴムの実ですが、そもそもいったいどこに運ばれていたのでしょうか?『ワンピース』の作中では未だ明らかになっていませんが、様々な伏線から考察していきます!

『悪魔の実』は、能力者が死ぬと同じ実が世界のどこかに出てくると言われています。出てくる場所はランダムで決まるようなので、特定する事が出来ません。しかし、そんな『悪魔の実』について、スパンダムが気になるセリフを発言していました。スパンダムとは世界政府に所属しており、かつてはCP9の司令長官だった男で、現在はCP‐0のメンバーとなっています。

『ウォーターセブン編』にて、スパンダムがCP9のメンバーで、まだ悪魔の実の能力者では無かったカクとカリファに悪魔の実を食べるように指示するシーンがあります。この時に同じくCP9のジャブラが『よく2つも手に入ったな!』と発言していましたが、これに対してスパンダムは『色んなコネがあんのさ』と述べていました。スパンダムは五老星に古代兵器の件を任されるほどの立ち位置にいるなど、かなり力を持っていました。

世界政府が世界中の悪魔の実を集めて管理しているとしたら、CP9の長官という立場にいるスパンダムも、部下の戦闘力をアップさせるために『悪魔の実』を融通してもらう事も出来たと考察出来ます。このコネが世界政府のトップに君臨する五老星だとしたら、『悪魔の実』は五老星の元に集められているのかもしれません。

『悪魔の実』はイム様の元へ集められている可能性が高く、ゴムゴムの実もイム様の元へ護送されたのではないかと考察出来ます。世界政府のトップに君臨する五老星の、さらに上の立場に位置するイム様ですが、世界政府がゴムゴムの実の真実を知っていたとしたら、当然イム様も知っている事になります。世界政府がゴムゴムの実を重要視しているのは、イム様の意思だと考えられ、イム様の元へ護送されたと考えるのが自然となります。

また、本当にイム様の元へゴムゴムの実が護送されていたのだとしたら、五老星はイム様にゴムゴムの実を渡さないためにわざとシャンクスに頼んで船を襲わせたという説もあります。シャンクスは五老星と繋がっているというのは作中で語られた事実なので、有力な考察です。その説からすると、ゴムゴムの実はイム様の元に届かなければよい話なので、ルフィが食べてもシャンクス的には問題なかったという事になります。

『悪魔の実』には、覚醒という上のステップがあります。しかし、覚醒するのは稀で、どのようなトリガーが必要かは謎に包まれている状態です。覚醒した『悪魔の実』の能力者はより強力な力を得ますが、イトイトの実の能力者であるドフラミンゴは周りの物も糸に変えるというように、自分以外のものへ影響する能力を得ていました。まだ覚醒には至っていませんが、ゴムゴムの実は覚醒するとどんな能力を得るのでしょうか?

『ワンピース』の1037話の五老星の会話によって、ゴムゴムの実は本当の名前ではなかった事が明かされました。世界政府はゴムゴムの実の真の名前を歴史から抹消するために違う名前を付け、数百年にわたって隠し続けていたという事でした。ゴムゴムの実は五老星にとっても伝説的なものとなっており、数百年の間覚醒する事は無く、また覚醒する事はあり得ないと発言しています。

ゴムゴムの実の本当の名前は世界政府にとってかなり都合が悪く、ゴムゴムの実という別の名前を与えた事で能力も分からないようにしたと考察出来ます。そのため、ゴムゴムの実のゴム人間になるという特徴はおまけのようなものだという事になります。まだ原作では本当の名前は明かされていませんが、ネット上ではゴムゴムの実の正式名称は語呂的に『GoMoonGoMoon(月に行く月に行く)』なのではないかという考察がありました。

つまり、ゴムゴムの実は月に行くことが出来る能力という事です。なぜこの考察が広まったのかというと、ルフィも含めた『Dの一族』は、月と関係が深いとされているからとなっています。また、ルフィのバックによく使われる擬音『ドーン』も、『Dawn(夜明け)』を意味していると考察されており、太陽と密接な関係にある月を意識したものであるとファンの間では考えられています。

普通の人間が月に行ってしまえば、宇宙空間の圧力で身体がはじけ飛んでしまいそうですが、ゴム人間であれば月に行くことも可能です。月にはすでにエネルが住んでいますが、もしルフィが月に行ったとなると、またエネルとの激闘も期待できるかもしれません。もしゴムゴムの実が『月に行く』能力だとすると、ゴムの手を月までそのまま伸ばして月に行くなんて単純な方法を使う可能性も出てきます。

また、ゴムゴムの実はニカニカの実ではないかという考察もかなり有力となっています。なぜかいうと、フーズ・フーによって『太陽の神ニカ』の名前が明かされましたが、人々を笑顔にさせて苦悩から救ってくれる存在だったという事で、人々を笑顔にさせるルフィの特徴と類似しているからです。ルフィは今まで助けた人々を笑顔にしてきましたが、もしかするとゴムゴムの実の真の能力だったかもしれません。

世界政府にとってニカの名前は伏せておきたいものなので、ニカニカの実という真実の名前を隠す事で、真の能力と共に『太陽の神ニカ』を隠そうとしたのではないでしょうか。そこで世界政府は、ニカの身体的な特徴であったゴムのような身体をとって、ゴムゴムの実という名前に決めたのではないかという考察が広まっています。

ゴムゴムの実が覚醒すると、現段階のルフィの最強形態である『ギア4』の上をいく、『ギア5』や『ギア6』が登場するのではないかという考察もあります。しかし、同じ『超人(パラミシア)系』の能力者であるドフラミンゴが周囲のものに影響を与える能力を得た事から考えると、周囲のものをゴム化させる能力を得るという考えが一番自然となります。ただ、ストーリー的にはただ強くなるだけの能力というのも考えずらいです。

そこで出てくるのが『消しゴム説』から出てきたケシケシの実説です。なぜケシケシの実が有力説として出てきたのかと言うと、『空白の100年』に関係しています。世界政府は『空白の100年』についての研究を禁じていますが、『空白の100年』はジョイボーイやロジャーと関係が深いものとなっています。ケシケシの実で100年もの歳月を消しており、また元に戻せるとしたら、世界政府がゴムゴムの実を欲しがる理由も納得です。

また、覚醒すると伸ばす能力を得るという考察もありますが、なぜ伸ばす能力かというと、実はゴムゴムの実が伸ばす事が出来るのは身体だけではなく、聴力や視力もだという考えからです。もし伸ばす事が出来たとしたら、海王類の声や万物の声も聞く事が出来ます。そして、もしもゴムゴムの実が空間や時間も伸ばす事が出来れば、ルフィがタイムスリップして過去の大物に会うなんてこともあるかもしれません。

さらに寿命を延ばすなんて事も出来たとしたら、不老不死をもたらすオペオペの実のように世界政府が欲しがる理由にもうなずけます。もしかすると五老星の寿命を延ばしたのはゴムゴムの実の覚醒した能力なのではないかという考察もあります。もし寿命を延ばす事が出来たとしたら、イワンコフの能力で取られたルフィの寿命10年も取り返す事が出来るので、かなり有益な能力です。

ローやキッドも覚醒を果たしているようでしたが、実力があるにも関わらずなぜかルフィはまだ覚醒していません。おそらくルフィは、鬼ヶ島でのカイドウとの戦いで覚醒すると考えられます。なぜかという理由は、ルフィと四皇の間にはまだまだ力の差があり、ビックマムと同じ程度の力とされているカイドウを倒すには、覚醒の力が不可欠であると考えられるからです。

もしカイドウとの戦いで覚醒する事が出来れば、ケシケシの能力で相手の攻撃をなかった事にするというチート的な力を得ます。そしてノビノビの能力だとしたら、空間や時間を伸縮させてカイドウと同じ、もしくはそれ以上のスピードを得る事も可能です。または、カイドウの一番厄介な武器である『八斎戒』をゴム化して、威力を減らすという事も考えられます。

ここからは、シャンクスとゴムゴムの実に関する伏線を考察していきます。『ワンピース』の1話にて、フーシャ村に滞在していたシャンクスですが、なぜフーシャ村にいたのでしょうか?そしてなぜゴムゴムの実を護送している船から奪って所有していたのかを徹底的に検証していきます。

第1話にてシャンクスはフーシャ村を拠点にして1年以上滞在していると発言していました。シャンクスはそもそも新世界にいたものと考えられますが、なぜイーストブルーにまで戻ってきたのでしょうか?目的は1つがゴムゴムの実かと考えられますが、ルフィがゴムゴムの実を食べたのは12年前です。だとするとシャンクスがフーシャ村に来たのは13年前となりますが護送する情報を得てからイーストブルーに来たとは考えにくくなります。

もしかするとシャンクスは別の理由があってフーシャ村に滞在しており、滞在期間中に護送の情報が入った為、ゴムゴムの実を得たのかもしれません。だとすると、シャンクスは別の理由でフーシャ村に滞在していた事になりますが、その理由については後述で考察します。

シャンクスがイーストブルーを旅していた理由は、ロジャーの息子であるエースを探していたのではないかという有力な説があります。その説の理由は、シャンクスはロジャーから麦わら帽子を預かりましたが、ロジャーの息子に親の形見となる麦わら帽子を届けたかったからだと考察出来ます。おそらくその目的の途中で護送中のゴムゴムの実を手に入れる事になりますが、最大の目的はエースに会う事だったのです。

作中でもシャンクスが言っている通り、あと2・3回の航海でエースを見つける事が出来なければ、拠点を他に移そうと考えていました。しかし、そんな中ルフィがゴムゴムの実を食べてしまうという流れになったと考えられます。のちに、シャンクスはエースと出会いますが、ルフィの兄貴と名乗るエースが、ロジャーの息子だったという事に気づけたのかは謎となっています。

アニメ『ワンピース』でルフィの声を担当している声優は、田中真弓です。東京都出身で1955年1月15日生まれの2022年現在67歳で、本名は阿部真弓、事務所は『青二プロダクション』となっています。学生の時に目立ちたがり屋だったのをきっかけに演技に打ち込むようになり、舞台女優を目指していきました。しかし、劇団に応募し続けるも、小柄で顔も小さいから舞台映えしないという理由から断られ続けたという事です。

諦め続けずにチャレンジし続け、『テアトル・エコー』に合格した事で女優としての活動を開始し、その後声優としてもデビューを果たしました。本人は現在でも女優業が本業だと語っていますが、独特な少年役向けの声質によって、アニメ作品への出演が非常に多くなっています。

田中真弓の代表作として『ドラゴンボール』があり、クリリンの声を担当しています。クリリンは幼少時代から悟空と共に過ごしてきた仲間で物語には欠かせないキャラです。田中真弓は『ドラゴンボールZ』の時はまだ新人だった為、ベテランの声優達に囲まれて緊張していたと『ドラゴンボール改』のインタビューにて語っていました。またその時に、クリリンがどれだけ悟空の事が好きだったのかを理解するようになったと述べています。

フーズ・フーが護送していたゴムゴムの実を、実はシャンクスではなく他の誰かが奪い、それをシャンクスが奪ったと考えるファンがいます。確かに、普通に考えれば海賊がわざわざ世界政府の船から強奪行為を行うというのも考えづらく、さらにフーズ・フーのように強い人物と戦わなければならなかったと考えるとなおさらです。真実は謎となっていますが、これからの『ワンピース』の展開に期待となっています。

なぜゴムゴムの実が最強なのかという理由を考察しているファンがいます。『悪魔の実』は2つ以上食べると身体が木っ端微塵に吹き飛ぶと言われていますが、ゴム人間はその衝撃に耐える事が出来る為、複数食べる事が出来るというものです。その考察が正しいとしたら、いくつもの『悪魔の実』を食べた上に、今後覚醒も果たし、誰も勝てないほどの力を得ます。

ゴムゴムの実の覚醒が早く見たいというファンの感想があります。しかし、やはり覚醒するとどんな能力になるのかは難しい問題の為、ツイッター上ではファンが論争を繰り広げています。『悪魔の実』が覚醒している登場人物が多い中、なぜルフィがまだ覚醒していないのかという理由についても今後注目です。

ゴムゴムの実が覚醒すると、『消しゴム』の能力をえるというのは、かなり有力な説となっています。もしもゴムゴムの実の前任者がジョイボーイで、過去に歴史を消し去ってしまっていたとしたら、物語も面白い展開となっていきます。また、物体も能力も消し去る事が出来るとしたら、かなり最強に近い『悪魔の実』となり、ルフィはかなりのパワーアップを果たす事でしょう。

なぜゴムゴムの実がフーズ・フーによって護送されていたのかという理由と、世界政府やジョイボーイとの関連性もまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?身体がゴムのゴム人間になるというのはおまけ的なものであり、本当の名前と能力があるという事が分かったファン達は今後の展開に期待しています。今回のゴムゴムの実についての考察を見た後にも一度、『ワンピース』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか?