【ワンピース】お菊は最後死亡する？カン十郎に胸を刺された？死亡フラグを考察

ワンピースに登場したお菊はカイドウとオロチを打倒するため、黒髪のストレートロングヘアーと赤い口紅、そして花柄が描かれた黄色の着物姿とうしろ髪を結び、袖を襷で絞って動きやすい装いをした剣士の姿を分けていました。そして、ネット上ではそんなお菊の死亡フラグに注目されているようです。そこで、ここからはお菊のプロフィールや死亡フラグについて紹介していきます。それではまずワンピースの作品情報から見ていきましょう。

『ONE PIECE(ワンピース)』とは、週刊少年ジャンプにて連載中の漫画家・尾田栄一郎による少年漫画です。略称は「ワンピ」。夢への冒険と仲間たちとの友情といったテーマを全面に掲げ、感動エピソードをメインとする物語となっており、1997年から2022年2月現在までにわたって描かれた深く練り込まれた緻密な設定の物語も特徴です。

国内累計発行部数は2021年7月時点で4億部を突破し、第57巻以降の単行本においては初版300万部発行を継続するなど大人気を博しています。また、2015年6月15日には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されました。なお、海外でのコミックス累計発行部数は9000万部、全世界累計発行部数は4億9000万部を突破しています。

今回ご紹介する『ワンピース』のお菊はワノ国編(90巻～)にて登場しています。ワノ国は百獣海賊団を率いる四皇カイドウと黒炭オロチが支配する鎖国国家です。当初、ワノ国へと上陸したルフィたちは自分たちの存在をカイドウ側に知られないため、騒動を起こすつもりはありませんでした。

しかし、ルフィがお玉という少女を百獣海賊団から守ったことで騒ぎの中心となってしまいます。追われる身となったルフィは、騒ぎを聞きつけたゾロとロー、錦えもんと再会。そして、ルフィは光月家家臣の錦えもんが主君であった光月おでんの遺志を継ぐため、カイドウとオロチを討つ計画を立てていたのを知り…

• 本名：菊の丞
• 異名：残雪の菊の丞
• 誕生日：9月9日(22歳)
• 星座：おとめ座
• 身長：287cm
• 所属：赤鞘九人男
• 覇気：武装色、見聞色
• 一人称：拙者

『ワンピース』に登場するお菊とは、お鶴が働くお茶屋の看板娘です。黒髪のストレートロングヘアーと赤い口紅が印象的な人物ですが、ゾロから「お前、デカいな」と言われたように287cmとルフィやゾロの身長を遥かに凌ぐ身長があります。また、花柄が描かれた黄色の着物姿と非常に物腰柔らかな態度によりか弱い印象を受けますが、それは猫を被っているだけで実際はゾロに実力を認められるほどの剣術の持ち主でした。

一人称が「拙者」と古風な丁寧語を用いるお菊は、非常に物腰柔らかで心優しい性格をしています。余所者であるルフィやゾロに対しても初対面でありながら親身になって接する様子が描かれており、おこぼれ町ではそんな性格と姿勢によってお茶屋の女将であるお鶴やお玉から慕われています。

お菊は一見すると黒髪のロングヘアーと赤い口紅をした美女であり、その容姿もワノ国の横綱である浦島に惚れられて常々求婚を迫られるなど周囲から女性だと思われているのですが、実は体は男、心は女のトランジェンダーでした。お菊の性別が明らかとなったのは、お菊がワノ国一の美青年剣士"残雪の菊の丞"と同じ仮面を被っていたシーンです。その後、ルフィがお菊に「男なのか！？」と尋ねると「心は女です」と答えています。

ワノ国一の美青年剣士"残雪の菊の丞"であるお菊は、とある理由により正体を隠しておこぼれ町に潜伏していました。しかし、ルフィたちがカイドウと敵対したため、光月おでんに仕えていた家臣として共にカイドウと戦うこととなります。その後、カイドウ率いる百獣海賊団のメンバーと対峙したお菊は、最後に死亡フラグが立っていました。では、お菊は最後に死亡するのか？お菊の死亡をフラグを考察していきます。

まずお菊は美青年剣士"残雪の菊の丞"として、カイドウに挑んだ際に腕を斬り落とされています。カイドウの攻撃が速すぎたことにより、いつの間にか斬り落とされていたといった感じだったため、斬り落とされたお菊自身も驚いている様子でした。

その後、お菊の腕が斬り落とされたことに気付いたイゾウが、患部を縛った後に錦えもんの狐火で患部を焼いています。迅速な応急手当によって出血多量による死を回避したため、この時点でお菊が死亡する可能性はまだ低いと言えるでしょう。

お菊の死亡フラグが明確に立ったシーンが、お菊がカン十郎に胸を刺された時です。お菊は鬼ヶ島に入る直前で「拙者が斬る」と言ってカン十郎にとどめを刺そうとしていました。一方、カン十郎は錦えもんやお菊たちの主君である光月おでんの姿に化けてお菊たちの前に現れました。

その後、カン十郎はお菊に攻撃を加えようとしますが、お菊はおでんではなくカン十郎だと分かっていても剣を止めてしまい、そのまま防げずにカン十郎の剣がお菊の胸を貫いてしまいます。お菊は最後に胸を貫かれたことによって死亡したかに思われましたが、実はその後、1030話にてまだ生きていることが判明しました。

ただし、最後に息をしていることが分かっただけであって、死亡を回避した様子ではありませんでした。仮にお菊が死亡を回避できたとすればそれは治療が間に合った場合の話です。ウソップが治療を施しているようですが、ウソップに医療の知識はなく応急処置程度の知識しかありません。ただし、完全に治療できないとしても応急処置が間に合えば命を繋げることができるため、ウソップの治療次第で死亡を回避できると考えられます。

お菊は残雪の菊の丞としてカイドウに挑んだものの腕を斬り落とされ、その後カン十郎と対峙した際に胸を貫かれて致命傷を負うなどあまり活躍していないようですが、果たしてお菊の強さは一体どの程度なのでしょうか？ここからは、お菊の必殺技や強さについて具体的に解説していきます。

お菊の必殺技は鎌型の斬撃を複数飛ばす「残雪鎌」です。カイドウに必殺技を繰り出しているのですが、実際に効果があったかは不明。また、剣士としての姿を始めて見せたのはルフィとゾロ、そしてお菊の3人がお玉を救うために「博羅町」へと向かった時で、その後お菊が一刀流の剣士であることが明らかになっています。

お菊が剣士としての姿となった際はうしろ髪を結び、袖を襷で絞って動きやすい装いしています。そして、一刀流の剣士であるお菊は士族という肩書を主張して自分に迫る浦島の髷を斬り落とした妙技を披露していますが、その時の剣術を見る限り高い技量を有していることが窺い知れます。また、四皇カイドウが率いる百獣海賊団の配下を相手に蹴散らすなど、その強さはゾロも認めていました。

これまでお菊は最後に死亡する？ということで死亡フラグを考察しつつ、お菊の必殺技と強さを紹介してきましたが、残雪の菊の丞としての剣士の姿はお鶴が働くお茶屋の看板娘の時とは雰囲気が大きく異なっていました。そこで気になるのがお菊の正体や過去です。ここからは、ワンピースで描かれたお菊の正体や過去、兄の存在、カン十郎との関係を紹介していきますのでぜひご覧ください。

これまで簡単にお菊が「残雪の菊の丞」の異名を持つ美青年剣士だということをお伝えしていましたが、実はお菊はかつて光月おでんに仕えていた「赤鞘9人男」の1人でした。残雪の菊の丞の異名は、剣で斬られた者が春まで残る雪のように苦しめ続けることから名付けられています。そして、お菊がおこぼれ町に潜伏し始めたのは、トキの能力によってモモの助や錦えもんたちと共に20年後のワノ国に飛ばされた時からです。

この時、お菊と共にワノ国に飛ばされたのは処刑されたおでんと深い繋がりのあるモモの助や錦えもん、雷ぞう、錦えもんの4人でした。その後お菊たちはおでんを処刑してワノ国の独裁者となった四皇カイドウと黒炭オロチを討伐するために行動を開始します。お菊はカイドウ＆オロチ討伐計画のためにワノ国に残留し、一人で国の情勢を探ることになったため、錦えもんの妻である女将お鶴が運営する茶屋に雇ってもらうこととなりました。

赤鞘9人男の1人としておでんに仕えていたお菊は、舞踊の名門「花柳流」の家元に生まれています。その生まれに伴い幼少期から舞踊の稽古を受けていたお菊でしたが、ある日父が罪人として裁きを受けたことにより一家が崩落してしまいます。その後、お菊は兄と共に孤児となり、路上で舞踊を披露して得た金銭で日々を生き抜いていくこととなりました。

そんなある日、お菊は「鈴後」の郷で花の都を追放されたおでんと出会います。おでんは路上芸をしながら細々と暮らしていたお菊におでんを振る舞い、飢えから救ったことで、それ以来お菊は兄と共におでんの家来として勝手についていくようになりました。こうしてお菊はその後もおでんの家臣として仕え、立派な武士に成長していきます。

ところが、おでんが旅に出ている途中でカイドウとオロチによるワノ国の支配が強まっていきます。お菊はそんな中でもおでんの家臣として立派に務めを果たし、遂におでんが帰還しカイドウに反逆した際も、赤鞘9人男の1人として参戦しました。最後は戦いに敗れておでんが処刑されることとなってしまいます。そして、最後におでんがお菊たちに「ワノ国を開国せよ」と伝え、その遺志を託されたお菊たちは20年後のワノ国に飛ぶこととなりました。

実は、お菊と共におでんの家臣となった兄は白ひげ海賊団16番隊隊長であるイゾウです。先にお菊がおでんの旅についていかずワノ国に残ったとお伝えしましたが、お菊とは違って兄・イゾウは白ひげ海賊団の船に乗ったおでんを追いかけて乗船していました。そして最後に白ひげ海賊団の船を降りたおでんですが、イゾウはおでんについていきませんでした。その後、お菊とイゾウはワノ国討ち入りのためにワノ国を訪れて再会を果たしています。

最後にお菊の正体と過去をカン十郎との関係性を元に考察していきます。カン十郎はカイドウとオロチを討つことによってワノ国を開国しようとする、おでんの遺志を継ぐ者・赤鞘9人男の1人でした。ワノ国に入る前から錦えもんたちと行動を共にしてきたカン十郎でしたが、カイドウ討伐計画のために鬼ヶ島へと侵入した際に自らオロチの内通者であることを告げて「黒炭」であることを明かします。

その後、裏切り者となったカン十郎はお菊たちの前に立ち塞がります。一方、お菊たちはたとえカン十郎が裏切り者だとしても、彼はおでんの死を分かち合った仲間であり、共におでんの遺志を継いでワノ国を開国しようと奔走した仲間でもあったことに変わりはありません。

これはお菊だけでなく錦えもんたちも同じ気持ちを抱いていることでしょう。いくら裏切りが発覚し怒りに震えているとはいえ、最後にカン十郎が倒れた時に涙を流していることからも最後の最後までカン十郎のことをかけがえのない仲間だと思っていたことが分かります。

非常に物腰柔らかで心優しい性格をしているお菊は、初対面の相手を親身になって接する姿勢によってお茶屋の女将・お鶴やお玉から慕われていました。さらにワノ国一の美青年剣士"残雪の菊の丞"として、四皇カイドウに挑むなど剣士の実力もあるようです。ではそんな可愛い一面とかっこいい一面を併せ持つお菊の声を担当した声優は誰なのでしょうか？ここからは、アニメ『ワンピース』でお菊を演じた声優を紹介していきます。

アニメ『ワンピース』でお菊を演じたアニメ声優は、神奈川県横浜市出身の声優・伊瀬茉莉也(いせまりや)です。伊瀬茉莉也は1988年9月25日生まれ(33歳)の声優・女優で、現在は声優・タレント事務所「アクロス エンタテインメント」に所属しています。声優として活動する際は主にアニメ、ゲーム、吹き替えのジャンルを担当。

デビュー作は2004年に放送されたテレビアニメ『愛してるぜベイベ★★』で、2004年から声優活動をスタートしています。2004年に声優活動をスタートした直後に『yes!プリキュア5』のキュアレモネード役と『ルパン三世-セブンデイズラプソディ』のゲストヒロイン役を務め、さらに声優になるきっかけとなった『HUNTER×HUNTER』のキルア・ゾルディック役を演じています。

伊瀬茉莉也の主な出演作品として挙げられるのが、1999年10月16日から2001年3月31日までの間で放送されたテレビアニメ『HUNTER×HUNTER』です。HUNTER×HUNTERとは、冨樫義博による同名タイトルの漫画を原作としたアニメで、全62話でテレビ放送が終了しています。

その後、続編がOVA化されたことによりヨークシンシティー完結編を描いた第1期『HUNTER×HUNTER』とグリードアイランド編を描いた第2期『HUNTER×HUNTER GREED ISLAND』、『HUNTER×HUNTER G・I Final』が展開されています。そして、伊瀬茉莉也が出演したHUNTER×HUNTERはテレビアニメ化作品の第2作にあたり、その登場キャラのキルア＝ゾルディックを演じています。

伊瀬茉莉也が演じたキルア＝ゾルディックとは、伝説の暗殺一家ゾルディック家の一員です。短い銀髪と切れ長の目、筋肉質な体格が特徴的な少年で、主人公ゴンの相棒のような存在でした。直情的でひらめき型のゴンとは対照的に冷静沈着で頭の回転が早いため、年若いながらも達観した考え方を持っています。

それでは最後に死亡フラグや必殺技・強さ、正体、過去と紹介してきたワンピースのお菊に関する感想や評価を見ていきましょう。感想では主にお菊の死亡フラグやカン十郎がお菊を殺害する伏線に関する感想が取り上げられていました。

こちらでは『ワンピース』に登場するお菊の死亡フラグに関する感想があがっています。どうやら、侍が刀を折られた時点で死亡フラグと認識しているようです。その認識に伴いお菊が刀を折られたことで死亡フラグと言われており、その後どうなるのかと気にされているのが分かります。片腕の負傷であればローに治してもらえると考えられているようなので、死亡フラグを回避できるのか、その後の動向にも要チェック。

こちらでも『ワンピース』に登場するお菊の死亡フラグに関する感想があがっています。この感想では文章のニュアンスからお菊とイヌアラシの死亡フラグに対して残念に思っているのが窺えます。また、本人の気持ちやアシュラが爆発した後にお菊の表情が男の顔になった様子などにも注目されているので、お菊のカン十郎に対する心境について考えてみると新たな発見がありそうです。

こちらでは『ワンピース』に登場するお菊とカン十郎に関する感想があがっています。どうやら、ワンピースの916話が「9(カン)1(十)6(郎)」であり、浦島が「お菊をバラバラにしねえと」と発言していることから、裏切り者であるカン十郎がお菊を殺すという死亡フラグが立てられているのではないかと考察されているようです。

確かに感想の通り話数とキャラのセリフから死亡フラグが立てられていれば驚くことでしょう。他にもお菊の死亡フラグがないか考察してみるのも良いかもしれません。

『ワンピース』のお菊は最後に死亡するのか？ということで、お菊の死亡フラグやその後を紹介してきましたがいかがでしたか？「残雪の菊の丞」の異名を持つ美青年剣士・お菊は、おでんが託した「ワノ国の開国」を果たすために20年前のワノ国から未来へと飛び、その後モモの助や錦えもん、カン十郎、雷ぞうと共にカイドウ＆オロチ討伐の計画を進めていました。

そして、偶然にもルフィ一行と遭遇したことにより計画が成功する可能性が高まったと思いきや、最後の最後でカン十郎が裏切り者としてお菊の前に立ち塞がり、戦闘の末に胸を刺されて死亡フラグが立ってしまいます。

その後、お菊は死亡フラグを回避できるのかと多くの方が気になっていたことでしょう。お菊は死亡フラグを回避できるのか、それについて考察した結果、死亡を回避できる可能性は高いと考えられます。今後、お菊は最終決戦で活躍できるのか、死亡フラグを回避できるのか？これからもワンピースにお菊が登場するのか注目しておきましょう。