【ドンケツ】キャラの強さランキング!登場人物の中で喧嘩最強なのはだれ?

漫画「ドンケツ」は、破天荒な主人公・ロケマサの活躍や、北九州市を舞台に己の極道をかけて戦う月輪会の抗争を描いた人気任侠漫画です。本文では、漫画「ドンケツ」から、ドンケツのキャラの強さランキングTOP10の一覧や、登場人物・キャラ一覧、ドンケツとワンピースの以外な共通点、圧倒的な強さから最強の男と称されるロケマサのモデルや名前の由来などを、一覧にまとめて紹介します。

【ドンケツ】キャラの強さランキング!登場人物の中で喧嘩最強なのはだれ?のイメージ

目次

  1. ドンケツとは?
  2. ドンケツの最強キャラの強さランキングTOP10~4
  3. ドンケツ最強キャラの強さランキングTOP3
  4. ドンケツの主要キャラ・登場人物一覧
  5. ドンケツとワンピースの似ている点
  6. ドンケツのロケマサのモデルや名前の意味
  7. ドンケツに関する感想や評価
  8. ドンケツの最強キャラの強さランキングまとめ

ドンケツとは?

漫画「ドンケツ」の紹介・イメージ画像

漫画「ドンケツ」は、福岡県北九州市に拠点を置くヤクザ・ロケマサの活躍や、彼が所属する月輪会の内部抗争を描い任侠漫画です。以下では、個性豊かなキャラの登場や、リアリティな展開が人気を集める漫画「ドンケツ」から、ドンケツの最強キャラの強さランキングTOP10の一覧や、登場人物・キャラ一覧、ドンケツとワンピースの似ている点、ドンケツの主人公・ロケマサのモデルや名前の由来などを一覧にて紹介します。

ドンケツの漫画の概要

たーし先生の漫画「ドンケツ」は、2011年から少年画報社の「ヤングキング」にて連載が開始された任侠漫画シリーズで、2019年からは続編「ドンケツ第2章」が連載されています。ドンケツの漫画シリーズには、登場人物たちの過去や以外な一面をオムニバス形式で描いた「ドンケツ外伝」や、染春先生によるスピンオフ作品「ビリケツ」が連載・刊行されています。

ドンケツのあらすじ

福岡県北九州市小倉に拠点を置く月輪会の武闘派組織・孤月組に所属する沢田政寿は、20年前、敵対する組織の事務所にロケットランチャーを撃ち込んだことから「ロケマサ」とあだ名され、持ち前の喧嘩強さを武器に暴れ回っていました。ロケマサの破天荒ぶりや強さは、組織の上層部も手を焼く一方、月輪会の乗っ取りを目論む不審な影が見え始め、ロケマサ達は裏切り者を成敗するべく、生死をかけた戦いに身を投じていきます。

ドンケツの最強キャラの強さランキングTOP10~4

ドンケツの最強キャラのランキング紹介・イメージ画像

漫画「ドンケツ」の登場人物の大半はいわゆるヤクザであるものの、喧嘩や抗争時には銃などの武器は使わず、己の肉体を武器に戦います。また、喧嘩が強いと評されるキャラは、腕力だけでなく、喧嘩のテクニックやスタミナ面でも優れており、「ドンケツ」にて数多くの名勝負を生み出しました。以下では、ドンケツの最強キャラの強さランキングTOP10~4を、あらすじネタバレを交えながら一覧にまとめて紹介します。

10位:ドム

ドムこと橋田ドミニクのイメージ画像

「ドンケツ」の最強キャラの強さランキング第10位は、旧十五夜組実行部隊のリーダー・杉田丈二の部下、ドムこと橋田ドミニクです。杉田からの要請を受けて東京から北九州に向かい、喧嘩で打ちのめし支配下においた地元の不良たちを率いて、月輪会の抗争を激化させます。「ドンケツ」では、月のはぐれ者として参戦する朔組の若頭・若林を殺害したことで、ロケマサ達の怒りを買いました。

喧嘩では大柄な体格を強みとし、暗殺も厭わない冷酷さを秘めています。一方、関東及び関西最強と評される強さを持つ速水・ゲンコからは「シロートのガキ」と評されており、ロケマサとの戦いでは手足が出ないまま敗北しています。

9位:南原竜一

孤月組員・南原竜一のイメージ画像

「ドンケツ」の最強キャラの強さランキング第9位は、月輪会・孤月組の組員の南原竜一です。武闘派ぞろいの孤月組に相応しく、外部にも喧嘩の強さが知られているキャラです。「ドンケツ」では、たった1人で月暈組5人を相手し、敵の急所を突くことで次々と倒していきました。5人全員を倒した直後、敵のピストルに打たれたため戦線離脱を余儀なくされましたが、孤月組の名に恥じない強さの持ち主でしょう。

8位:トシ兄ちゃん

「ドンケツ」の最強キャラの強さランキング第8位は、月輪会執行部・朔組の若頭兼組長代行の若林俊常です。ロケマサ・チャカシンとは組に入りたての頃からの付き合いで、年齢は彼らより少し先輩、2人からは親しみをこめて「トシ兄ちゃん」と呼ばれています。孤月組と同様、武闘派揃いの組織に属しており、若い頃は鬱陶しい上役に暴力を振るうなど、ロケマサ達との共通点も見られ、同時に彼らから喧嘩の強さも認められています。

「ドンケツ」では、月暈組との抗争にて裏方として従事し、暗殺部隊を担いました。最後は、ドムの罠にかかり致命傷を負うも、敵方2人を道連れにして力尽き、朔組としての強さを見せつけました。

7位:下柳一茂

「ドンケツ」の最強キャラの強さランキング第7位は、月輪会・月暈組の筆頭幹部で、月暈組の特攻隊長の異名を持つ下柳一茂です。月暈組随一の武闘派組員で、自分には喧嘩の才能しかないと豪語するほどの好戦的なキャラです。乗車中に爆弾を仕掛けられ、爆発に巻き込まれながらも一命を取り留めたタフな肉体の持ち主で、持ち前の剛腕とスタミナを武器に、孤月組の金田と激闘を繰り広げました。

「ドンケツ」では、対金田戦では逆転負けしてしまい、対ゲンコ戦では、両脚を折られ完敗するなど、噛ませキャラとして描かれるも、月暈組の暗躍時には、裏の実行部隊として活躍していたことや、自らの喧嘩の腕を自慢するなど、喧嘩の強さはそこそこ高いと推測されます。

6位:桃

「ドンケツ」の最強キャラの強さランキング第6位は、東京からの流れ者、ロケマサの舎弟・桃こと相場桃次郎です。筋骨隆々なロケマサ達とは対照的に細身な体型であるものの、喧嘩では、持ち前の身軽さで攻撃をかわしながら一撃を入れるなど、無駄のない動きが桃の強みでしょう。元は、東京の老舗組織・白鷺組に所属するも、組織の解体を受け、無双山一家・鷹十組に加入しました。

その後、白鷺組を潰した小田切・麻生が、月輪会・十五夜組にいることを突き止め、彼らへの復讐を成し遂げるべく北九州に向かい、ロケマサの舎弟となりました。「ドンケツ」の最終回では、自身の旅立ちを巡ってロケマサと対立、互角の戦いを繰り広げた末、旅立ちを許可されました。

5位:チャカシン

「ドンケツ」の最強キャラの強さランキング第5位は、ロケマサと並ぶ孤月組の荒らくれ者・チャカシンこと山倉慎之助です。体格は、ロケマサより一回り小さく、かつ細身であるものの、喧嘩の強さは孤月組ではロケマサに次ぐ実力者です。非常に短気で、怒るとすぐ発砲したがる危険人物であり、ロケマサ以上の負けん気と悪さを秘めたキャラクターです。

「ドンケツ」の抗争シーンでは、発砲シーンが他の登場人物・キャラに比べて非常に多く、「ドンケツ 外伝」では、その様子を悪魔に例えられています。「ドンケツ」では、何かと銃に頼ることが多いものの、素手での戦いの実力も相当高く、喧嘩でチャカシンに勝てるキャラはほとんどいないと言われています。

4位:金田寛乙

「ドンケツ」の最強キャラの強さランキング第4位は、孤月組の実質的なまとめ役を担う若頭・くの字のヒロトこと金田寛乙です。喧嘩が強い荒らくれ者で構成された孤月組の若頭らしく、喧嘩の実力はトップクラスで、金田自身も喧嘩好きで通っています。「ドンケツ」では、月暈組の特攻隊長・下柳一茂とタイマン勝負をしており、一時は苦戦を強いられるも、ロケマサの叱咤激励を受け、逆転勝利を果たしました。

ドンケツ最強キャラの強さランキングTOP3

ドンケツの最強キャラのランキングTOP3・イメージ画像

任侠ものならではの男気あふれるセリフ回しや、リアリティあふれる展開が人気を集める「ドンケツ」は、喧嘩自慢の登場人物・キャラクター同士のタイマン勝負も見どころの1つであり、息をつかせぬ緊迫した展開が読者の興味を惹き付けています。以下では、漫画「ドンケツ」を語るうえで欠かせない、ドンケツの最強キャラの強さランキングTOP3を、あらすじネタバレを交えながら一覧にて紹介します。

3位:速水

「ドンケツ」の最強キャラの強さランキング第3位は、関東最強の男、関東無双山一家・鷹十組本部長・速水邦光です。無双山一家を目指す敵の前には必ず速水が立ちふさがり、圧倒的な強さから無双山の門番とも評されています。ロケマサ・ゲンコに比べるとパワーは劣るものの、ガードやキレなど技巧面に重きを置いた喧嘩スタイルで、その強さはロケマサをギリギリにまで追い込むほどでした。

「ドンケツ」では、月輪会の内部抗争にも参戦しており、騒動の主謀者が小田切・麻生と知ると、桃の仇と東京のヤクザとして東京の悪を退治するべく、孤月組の客分としてロケマサ陣営に加わり、その強さを存分に発揮しました。

2位:ゲンコ

「ドンケツ」の最強キャラの強さランキング第2位は、関西最強の男、日本最大の組織・天豪会所属のゲンコこと平山元です。武闘派組織としても知られる天豪会の中でも、殺戮集団と称される城光組の若頭補佐を務め、日本一の喧嘩太郎を自称する喧嘩好きです。「ドンケツ」では、ロケマサに2度敗北したものの、喧嘩の実力は相当高く、ロケマサからも、若い頃の自分だったら負けていたかもしれないと言わしめた実力者です。

ロケマサとのタイマン勝負では、負け知らずのロケマサが苦戦を強いられるほどの強さ・タフさを秘めており、ゲンコの異名のごとく、喧嘩では力技に加え、鉄槌打ちなどの格闘技も披露しています。また、月輪会の内部抗争勃発時には、客分としてロケマサ陣営に加わり、速水と共に野江谷陣営の壊滅に尽力しました。

1位:ロケマサ

「ドンケツ」の最強キャラの強さランキング第1位は、驚異的な腕力とスタミナを誇る無敗の男・ロケマサこと沢田政寿です。強靭な肉体とアスリート級の体力に恵まれたロケマサの最大の強みは、年を経るごとに強さが増していく成長の高さにあり、最強キャラランキングTOP3に入った速水・ゲンコとのタイマン勝負でも、苦戦を強いられながらも、負けたことがありません。

また、ロケマサの強さは喧嘩だけでなくメンタル面でも見られ、敵対組織からの報復を省みず、敵の事務所にロケットランチャーを撃ち込むなど、度胸の良さも指摘されます。東日本最強の男・日本一の喧嘩太郎を倒したロケマサは、誰もが認めるドンケツ一番の強さの持ち主でしょう。

ドンケツの主要キャラ・登場人物一覧

ドンケツの主要キャラ・登場人物の紹介・イメージ画像

主人公・ロケマサをはじめ、個性豊かなキャラクターの登場も見どころの「ドンケツ」は、組織の上役も手を焼く破天荒なロケマサだけでなく、彼に憧れ子分となったタツオの成長や、ロケマサを取り巻く人々の人間ドラマも、「ドンケツ」の魅力に挙げられます。以下では、漫画「ドンケツ」から、ロケマサと深く関わる、ドンケツの主要キャラ・登場人物一覧を、あらすじネタバレを交えながら一覧にて紹介します。

沢田政寿(ロケマサ)

漫画「ドンケツ」シリーズの主人公で、月輪会・孤月組の組員、20年前に敵組織の事務所にロケットランチャーを撃ち込んだことから、ロケマサの通称で呼ばれています。博奕と恐喝をシノギとし、周囲に揉め事があれば、それにかこつけて大金を巻き上げるなど、ロケマサの傍若無人な振る舞いは、組織内外に影響を及ぼし、時には一般人も巻き込んでしまうこともあります。

自分勝手な性格に加えて喧嘩が強いことから、ロケマサの周囲ではトラブルが絶えない一方、人を惹きつける魅力に富んでおり、時には損得勘定抜きで行動に出て、他人を助けることもあります。また、古くからの知り合いや、子分の身内などに対しても、表には出さないものの大切な存在としてみており、若き日に兄貴と慕っていた加藤務の墓詣りに行くなど、人間味あふれる姿も垣間見せています。

外見は、上下黒で統一した服装と、金のアクセサリー、コブラ皮のベルトとエナメルの靴を着用、背中に「極」の刺青を彫っています。愛車はトヨタのセンチュリーで、自身の上役・渡瀬組長から譲り受けた一台で、荒い運転ながらも大切に乗っています。圧倒的な喧嘩の強さから、組内外から恐れられる一方、ゲームが苦手という以外な一面を秘めています。

内村タツオ

漫画「ドンケツ」の登場人物の1人で、ロケマサの子分です。初登場時は、フリーで活動するマリファナの密売人で、組織のなわばり内で密売していたところを月輪会・弦月組に捕まり、危ういところをロケマサに助け出されたことをきっかけに、彼の子分となります。ロケマサからは、はじめこそ相手にされなかったものの、母子家庭という不遇な環境や、兄貴と慕う加藤の面影をタツオに見いだし、子分にすることを許しました。

組織入り前は、ひ弱で卑屈な性格でしたが、ロケマサの下で鍛錬を積み重ね、かつて自分をいじめていた水川レオへの復讐を成し遂げるまでに成長しました。ロケマサに憧れを抱いており、理想の男像として慕っています。また、ゲームが得意で、ロケマサのゲームの下手ぶりを指摘しています。

時定卓也

漫画「ドンケツ」の登場人物の1人で、月輪会・弦月組の見習いからロケマサの子分となった異色の経歴の持ち主です。弦月組組長・小田の策略により、ロケマサの暗殺を目論むも、タツオからの妨害や暗殺に気が付いたロケマサからの反撃を受け、弦月組を脱退させられました。後に、ひょんなことから月輪会・十五夜組の争いに巻き込まれ、ロケマサの子分となりました。

年齢は、タツオと同学年で、その世代での不良界では有名な存在であり、喧嘩の腕もロケマサの子分の中で一番の強さです。趣味が読書という以外な一面を持っていたり、飲酒運転を拒否するなど常識的な考えも兼ね備えています。

水川レオ

漫画「ドンケツ」の登場人物で、月輪会・十五夜組を後ろ盾に持つ、チーム・ライオンの頭です。タツオ・時定と同学年かつその世代の有名な不良であり、仲間や敵対組織を意のままに操るためなら手段を選ばない冷酷な性格の持ち主です。過去にタツオのことをシメたことがあるものの、タツオがロケマサの子分となったことでパワーバランスが逆転し、手足が出ないままタツオに敗北しました。

この出来事をきっかけに十五夜組から消されそうになるも、タツオ・時定に助け出されたことや、相場桃次郎の登場を受け、ロケマサの子分となりました。また、子分3人の中で歌が一番上手く、美声であり、劇中にて「千の風になって」を披露しています。

渡瀬大志

漫画「ドンケツ」の登場人物で、五代目月輪会直参・二代目孤月組の組長です。武闘派揃いの組員を束ねる名親分であり、執行部からもその器量を認められる一方、ロケマサをはじめとする組員たちの不祥事が原因で上層部に昇進できずにいます。組織内では、上役と荒らくれ者の組員の板挟みにあい、気苦労が絶えないものの、誰よりも子分を大切に想い、時には彼らを守り、親分としての筋を通すなど頼れる人物です。

野江谷派による月輪会の内部抗争では、朔組・華月組と共に組織を抜け、月のはぐれ者の実力行使役として戦いに身を投じました。抗争の終結後は、宮本会長から復帰を望まれるも、孤月組を独立組織として運営させていくことを決意しました。

金田寛乙

漫画「ドンケツ」の登場人物で、年齢はロケマサより年下でありながら、孤月組の若頭を務めています。荒らくれ者の集まりである孤月組にて唯一の常識人で、渡瀬に代わって組のまとめ役を担っています。孤月組らしい喧嘩の実力も高い武闘派で、額の傷跡から「くの字のヒロト」とも呼ばれています。

「外伝」によると、幼少期に虐待を受けており、当時、孤月組の幹部だった渡瀬に助けられたこと、札付きの悪になってから渡瀬と再会し、孤月組に加入したことが語られています。また、金田の愛用のサングラスは、前の若頭・小林から譲り受けたもので、小林の引退後に孤月組の若頭に就任しました。

槙原行雄

漫画「ドンケツ」の登場人物で、渡瀬組長に心酔する孤月組の裏方です。ホームレスのような外見をし、組員に対して腰が低いものの、裏では情報収集や暗殺を担っており、孤月組に欠かせない人物です。特に、暗殺に関しては標的がいかなる人物であろうと、躊躇することはない冷酷非情さを持っており、時には渡瀬の命令以上のこともやってのけてしまうため、その点を渡瀬から注意されています。

野江谷派との抗争では、敵陣営の調査や暗殺を担うも、杉田丈二に怪しまれて身柄を拘束されたことを受け、自身の衰えと慢心さを痛感し、いつか孤月組に戻ることを約束し、渡瀬のもとを去っていきました。「外伝」では、伊藤久史という本名が明かされ、孤月組へ加入後に槙原という戸籍を与えられたことが言及されています。

加藤務

漫画「ドンケツ」の登場人物で、若き日のロケマサ・チャカシンの兄貴分です。本格登場は「ドンケツ 外伝」からで、組に入りたてのロケマサ達の教育係を担うだけでなく、何かと問題行動を起こす舎弟2人を庇い、自らの指を詰めて渡瀬組長に土下座するなど、ロケマサ達の良き理解者であり続けました。周囲からは、根性がなく喧嘩も弱かったものの、真っ直ぐな性格だったと評されています。

また、20代で不動産を営むなど商売の才能にも恵まれるも、後に天豪会を九州に引き入れてしまう間接的な原因となり、沢田政寿が「ロケマサ」と呼ばれるきっかけを作りました。娘の誕生を機にヤクザから足を洗ったものの、その直後に病気で亡くなりました。月命日には、ロケマサが墓参りに訪れており、ロケマサが人生で唯一「兄貴」と呼べる人物として語り継がれています。

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ドンケツとワンピースの似ている点

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任侠漫画である「ドンケツ」と、海賊を題材にした「ワンピース」は、作品のジャンルはもちろん、主人公や脇役キャラのキャラデザに至るまで、似ている点はないと思えるでしょう。しかし、ポイントごとに注目すると、両作品の以外な共通点を見いだすことができます。以下では、漫画「ドンケツ」と「ワンピース」の似ている点について、主人公・高みを目指している点・脇役のかっこよさの3つの視点から考察しました。

似ている点①主人公

あれくれ者のヤクザ・ロケマサと海賊団の船長・ルフィには、一見、共通点がないように見えますが、共に世間的に見れば悪の立場であることや、圧倒的な強さを秘めているなど、多くの共通点を見いだすことができます。例えば、自分の感情に素直なところやまっすぐな性格、人を惹きつける不思議な魅力、喧嘩の強さ、大切な人を守るためなら労力を惜しまないなど、主人公らしい面があげられます。

一方で、主人公らしからぬ面でも、ロケマサ・ルフィは多くの共通点を持ち、基本的に人の言うことは聞かない、自分の欲求に従って行動する、悪く言えば自分勝手・わがままと捉えかねない一面もあります。「ドンケツ」と「ワンピース」は、作品のジャンルこそ違うものの、己の正義を貫くべく戦い続ける主人公の姿や、キャラ設定を深堀すると、2人が似ているように感じられるでしょう。

似ている点②高みを目指している

ドンケツとワンピースの似ている点の2つ目は、主人公が目指す場所こそ違うものの、2人とも高みを目指して突き進んでいる点が挙げられます。「ドンケツ」のロケマサは、孤月組の平組員という設定で、ヤクザの世界では最下位、つまり一番下っ端に位置します。一方、「ワンピース」のルフィも、最初は無名の小さな海賊団の船長からはじまり、海賊王を目指すべく航海を続けています。

ロケマサ・ルフィが、それぞれの世界で戦い続ける理由は、自分の夢を叶えるため、自分が大切に想う者を守るためであり、時には命懸けで勝負に挑みます。どこまでも高みを目指す姿は、読者の共感を呼び、ひたむきな姿勢が、ロケマサ・ルフィの魅力を引き立てているでしょう。

似ている点③脇役がかっこいい

「ドンケツ」と「ワンピース」の似ている点の3つ目は、主人公を取り巻く脇役のかっこよさです。任侠ものの「ドンケツ」では、ロケマサの味方はもちろん、彼らに敵対する登場人物のかっこよさも魅力であり、それぞれのキャラに見どころを用意した展開や、己の信念を貫く名言・名セリフが注目を集めています。

脇役のかっこよさは「ワンピース」でも欠かせない要素であり、序盤では頼りなかった味方のクルーの成長ぶりや、女性キャラクター達の活躍、敵でありながらどこか憎めないキャラクターの登場が目を引きます。

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ドンケツのロケマサのモデルや名前の意味

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漫画「ドンケツ」のロケマサと言えば、任侠ものの主人公らしからぬ性格の悪さや、喧嘩が桁外れに強いイメージが挙げられる一方、どこか人を惹きつける不思議な魅力に富んでおり、ファンの人気を集めています。以下では、漫画「ドンケツ」から、ドンケツの主人公・ロケマサこと、沢田政寿のモデルの有無や、「ロケマサ」という名前の由来について、あらすじネタバレを交えながら一覧にまとめて紹介します。

ロケマサにモデルはいる?

漫画「ドンケツ」の主人公・沢田政寿ことロケマサには、モデルとなった人物はいないとされています。一方、作者のたーし先生は、ロケマサのキャラ作りに際し、従来の主人公像とは真逆のキャラクターを考え、現在のロケマサが誕生したことを明かしています。

ロケマサの名前の意味

「ロケマサ」という通称は、20年前にさかのぼり、関西最大の組織・天豪会を北九州から追い出すべく、彼らの事務所へロケットランチャーを放ったことから付けられたあだ名です。ロケマサとは、「ロケットランチャーのマサトシ」の略称であり、この出来事以降、組織内外から「ロケマサ」の通称で恐れられるようになりました。

一方、漫画のタイトル「ドンケツ」も最下位という意味があり、月輪会・孤月組の組員であるロケマサは、ヤクザの世界では下っ端であることを示しているでしょう。

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ドンケツに関する感想や評価

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2019年から連載が始まった「ドンケツ 第2章」では、組織の在り方が変わりつつある中、「いろんなヤツ」と呼ばれる新たな悪の脅威に立ち向かうロケマサや孤月組の活躍を描いており、ロケマサを上回る敵キャラの登場が期待されています。以下では、月輪会から独立したロケマサ達の動向や活躍が注目される、漫画「ドンケツ」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら、一覧にて紹介します。

感想1:ロケマサのようになりたい

漫画「ドンケツ」のロケマサは、主人公らしからぬ最悪な性格や、最強キャラ一覧のように喧嘩が強いことから厄介な人物である一方、大切な人を守るためなら命を惜しまない度胸・強さに憧れるとの声も見られます。また、漫画「ドンケツ」に関する感想の中には、ロケマサのようになりたい、ロケマサのような心身共にタフでありたいとの声も見られ、ロケマサの勇ましさ・男気も、ドンケツの人気に拍車をかけています。

感想2:ゲンコがかっこいい

ドンケツの最強キャラ一覧では、2位にランクインしたゲンコは、日本一の喧嘩太郎を自称する関西最強の男で、漫画「ドンケツ」では、ロケマサと2度にわたってタイマン勝負を繰り広げました。タイマンは、2度ともゲンコの敗北に終わりましたが、ロケマサとは良き喧嘩仲間となりました。月輪会の抗争時にはすぐさま応援に駆けつけ、孤月組の客分として参戦するなど、男気あふれる姿がかっこいいと評されています。

感想3:速水と桃次郎が好き

東京のヤクザとして名を馳せる速水と相場桃次郎は、最強キャラ一覧にランクインしたキャラでもあり、柔和な雰囲気を醸しながら、喧嘩の実力はロケマサと互角または彼に次ぐ強さを持っています。「ドンケツ」の登場人物の多くは、九州男子を絵に描いたような荒々しいキャラが目立つ一方、速水と桃次郎からは都会らしいスマートさやファッションセンスの良さがうかがえ、ファンの注目を集めています。

感想4:最強の男・3人の力関係が良い

「ドンケツ」の最強キャラと言えば、主人公・ロケマサはもちろん、彼と互角の戦いを繰り広げた速水・ゲンコの存在も外せません。「ドンケツ」では、2人ともロケマサの強さには一歩及びませんでしたが、ロケマサが所属する月輪会の危機となれば、喧嘩仲間として応援に駆けつけるなど、良好な関係を築き上げています。また、ドンケツの感想の中には、3人の力関が良いとの声も見られ、続編での再会や活躍も注目されています。

感想5:チャカシンが好き

個性豊かなキャラクターの登場が目を引く漫画「ドンケツ」にて、ロケマサと並ぶ荒らくれさや、事あるごとに銃を放つクレイジーさが目を引くキャカシンも、ファンの人気を集めています。頭に血が上りやすく、すぐに発砲したがる点が玉にキズのチャカシンですが、孤月組トップクラスの喧嘩の強さや、「ドンケツ 外伝」で語られた以外な一面など、魅力あふれるキャラクターとして注目されています。

感想6:槙原行雄のプロ意識の高さに惚れた

孤月組の裏方である槙原行雄は、敵対組織の情報収集から暗殺まで幅広く手掛ける、孤月組にとって欠かせない戦力であり、槙原の能力の高さは渡瀬組長からも認められており、暗殺者としてのプロ意識の高さがかっこいいとの感想も見られます。喧嘩の腕は、今回紹介した最強キャラ一覧のキャラ達には劣る一方、槙原を敵に回せば、ロケマサですら太刀打ちできないとも言われ、隠れた最強キャラとしても注目されています。

感想7:続編・第2章も面白い

「ドンケツ 第1章」では、ロケマサが所属する月輪会の内部抗争をメインとし、任侠ものらしいシリアスな展開が多く見られる一方、続編・第2章では、前作と比べてギャグパートが増え、キレのあるギャグが面白いとの感想や評価が寄せられています。任侠ものでありながら、思わずクスッと笑えるパートの多さも、漫画「ドンケツ」の魅力であり、コミカルさも取り入れた作風が、更なるファンを獲得しています。

感想8:「ドンケツ」のアニメ化をのぞむ

任侠ものでありながら、ギャグパートを取り入れたストーリー展開や、主人公・ロケマサを始め、個性豊かな登場人物たちの活躍が目を引く漫画「ドンケツ」は、これまで任侠ものに興味がなかった読者の注目を集め、男女問わず高い人気を誇っています。また、「ドンケツ」に関する感想や評価の中には、「ドンケツ」のアニメ化を望む声も見られ、ロケマサの名前の由来となった名シーンの再現が期待されています。

ドンケツの最強キャラの強さランキングまとめ

ドンケツの最強キャラの強さまとめ・イメージ画像

漫画「ドンケツ」から、ドンケツの最強キャラの強さランキングTOP10の一覧や、登場人物・キャラ一覧、ロケマサとワンピースの共通点やロケマサのモデル・由来などを、あらすじネタバレを交えながら一覧にて紹介しました。続編・第二章に突入した漫画「ドンケツ」では、いまだロケマサを上回る強さを持ったキャラが登場しておらず、速水・ゲンコに次ぐ最強キャラの登場や、ロケマサとの勝負に期待が寄せられています。

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