ドンケツ第2章のあらすじをネタバレ!人気極道漫画の続編の内容は?

極道漫画の決定版とも言われる「ドンケツ2章」のあらすじをネタバレ解説します!北九州を舞台にした漫画家たーしによる人気極道漫画「ドンケツ」。2019年に連載を終了しましたが、ファンの熱い要望に応え続編となるドンケツ2章の連載が始まりました。ロケマサをはじめドンケツを沸かせた人気キャラが紙面狭しと大暴れするようです。この記事では「ドンケツ2章」の気になる内容をネタバレで解説、さらには初めての方のために主要キャラの解説や読者の感想も交えてお届けします!

ドンケツ第2章のあらすじをネタバレ!人気極道漫画の続編の内容は?のイメージ

目次

  1. ドンケツ第2章は人気極道漫画の続編
  2. ドンケツ第2章のあらすじネタバレ
  3. ドンケツ第2章の登場人物一覧
  4. ドンケツ外伝とは?あらすじを紹介
  5. ドンケツ第2章に関する感想や評価
  6. ドンケツ第2章ネタバレまとめ

ドンケツ第2章は人気極道漫画の続編

ドンケツ第2章の概要

「ドンケツ2章」は、たーしによる北九州を舞台にした人気極道漫画「ドンケツ」の続編です。少年画報社ヤングキングにてドンケツ第1部が2011年10号から2019年2号まで連載された後、続編のドンケツ2章へ引き継がれ現在も連載中です。単行本は、ドンケツ第1部が全28巻、ドンケツ2章は2021年12月現在7巻まで刊行されています。

また、2013年には同じ作者による「ドンケツ外伝」がヤングキングGIRIとヤングキングBLACKに単発で掲載された後、ヤングキングBULL2019年3月号より毎号掲載となり現在も連載中です。さらに、染春によるスピンオフ作品「ビリケツ」がヤングキングBULLにて2020年7月号より2021年7月号まで連載されました。

ドンケツ第2章の作者

次に、漫画ドンケツ2章の作者を紹介します。ドンケツおよびその続編となるドンケツ2章を描いたのは、日本の漫画家たーしです。

たーしの本名や年齢は明かされていませんが、福岡県北九州市門司区生まれの男性ということがわかっています。24歳の時に描いた作品「KUZU」が1998年第38回ちばてつや賞準大賞を受賞し注目を集めました。

たーしの漫画家デビューは、週刊ヤングマガジン2002年11号に掲載された「アーサーGARAGE」で、その後2005年45号まで連載されました。(単行本全5巻)。デビューまでに漫画家のアシスタントに就くなどいわゆる下積み経験はなく、マンガ入門書を参考に独学で漫画を勉強したそうです。

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ドンケツ第2章のあらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

ここからは、ドンケツの続編ドンケツ2章の各巻のあらすじをネタバレで解説していきます。月輪組と野江谷派、はぐれ者による三つ巴の戦いから3年が経過した世界の話です。

三つ巴の戦いは街に大きな変化をもたらしました。警察は暴力団一掃キャンペーンを張り、徹底取り締まりにより街にはヤクザの姿が見えなくなりました。しかしヤクザがいなくなったわけではありません。彼らは一般市民の中に紛れ込んでいました。それと同時に組織に属さない無頼漢や海外からやって来たチンピラなど様々な悪党が街に潜んでいました。

そんな混沌とした街に、次代の極道のあり方を希求してロケマサこと本作ドンケツ2章の主人公・沢田政寿が動き出します。ロケマサが所属する月輪組は侠客を標榜する伝統的なヤクザ組織です。秩序もなく悪事を働くチンピラの台頭を見過ごすことはできません。そこで幹部会では、目に付いたチンピラを1人ずつ片づけていくことが全会一致で決定されました。

2巻あらすじネタバレ

前巻終盤では1人の大男が登場しました。その大男は、オヤジに会うために千葉からやって来たといいます。男の名前は「早野実」、ロケマサの実の息子でした。街を闊歩する実は、手始めに目に付くチンピラに喧嘩を売り己の力を見せつけます。

そこに、不穏な空気を感じ取ってやって来たロケマサが現れます。息子との久しぶりの対面でしたが、すぐさまロケマサは戦闘状態に入ります。挨拶を交わすことなく息子を殴り倒しました。

その後もロケマサの息子への殴打は止まりません。たまりかねた実が「待った」を掛けます。今日は本調子ではないと説明し、改めて対戦したいとオヤジに伝える実。ようやく拳を収めたロケマサは子分の内村タツオに送ってやれと言い、親子の対決は幕となりました。

3巻あらすじネタバレ

チャカシンこと山倉慎之助は、暗躍していた元月輪組の別所定利を捕らえて情報を聞き出します。別所によると現役のヤクザは警察の締め付けが厳しいので動けず、元ヤクザたちが街で幅を利かせているとのこと。また、組は人員を大幅に減らして、闇の別働部隊を組織して活動しているようでした。

一方、月輪組では五代目月輪会会長・宮本吉隆と月輪会系華月組の組長・村松が博多の今後について話をしていました。博多に自分の部隊を送ると提案する村松に対して、宮本は時期尚早、弧月組に任せておこうと告げます。二代目孤月組組長の渡瀬は宮本の依頼を二つ返事で承諾します。

弧月組組長・渡瀬の家では、村松や金田、チャカシンが今後のやり方を話し合っていました。まず別所を使って博多の幹部おびき寄せ、そこから九州を取り仕切る元締めにまで辿り着くまでの算段を立てます。

4巻あらすじネタバレ

別所はいろんなヤツの幹部・上杉と接触し拉致しようとしますが失敗、逆に拘束されてしまいます。いろんなヤツのアジトへ拉致された別所は、鉄パイプで上杉を殴り殺しますが、最後は銃殺されてしまいます。

しかし別所の機転で山城の正体が判明します。山城こそ九州全体の元締めでした。ところが、山城が捕えていたシュウが隠し持っていた銃で山城を撃ち殺してしまいます。山城が殺されたという情報は「いろんなヤツ」の間を駆け巡り、頭の耳にも入りました。そのいろんなヤツの頭とは旧十五夜組実行部隊のリーダー・杉田丈二でした。

頭の丈二を叱責する謎の男が現れます。丈二が北九州にこだわるあまり博多攻略の計画が上手くいっていないというのです。サングラスを掛けたその男は、丈二の背後にいる黒幕でした。博多攻略を急ぐ丈二と孤月組との抗争が勃発します。

5巻あらすじネタバレ

孤月組は「いろんなヤツ」の情報収集を急ぎます。実行部隊を増やしてローラー作戦で博多一帯のヤクザを殲滅しようとしていました。

ロケマサは、仲間と「いろんなヤツ」のアジトを突撃します。ロケマサは相手に反撃の隙を与えず殴りつけ、金田もまたショットガンで殴りまくります。倒した敵には薬を使って情報を吐かせます。

渡瀬は金田から3日後に杉田丈二が大きな取引を控えていることを聞きます。「いろんなヤツ」を匿っているのが博多の新顔組織・能古組ということも。ロケマサらは能古組の組長を拉致して、匿っている「いろんなヤツ」の引き渡しを要求。ロケマサは「いろんなヤツ」のリーダー・ミツを射殺します。そのころ東京では杉田丈二が博多の手下から連絡がないことに動揺していました。

6巻あらすじネタバレ

東京から北九州に送り込まれてきた「いろんなヤツ」4人組。幹部のゴウをリーダーに弧月組の本部に乗り込み、何とロケットランチャーを弧月組事務所に打ち込みました。事が終わると4人は東京へと戻りました。「いろんなヤツ」の宣戦布告に月輪組幹部は戦々恐々とします。

東京では杉田丈二がゴウらの報告を満足そうに聞いていました。そんな杉田に組織の黒幕は、博多から撤退したら次は北陸・東方だと指示します。

月輪組組長・宮本や村松は、手下に丈二を探し出すよう指示します。ロケマサは、東京にいる相場桃次郎から「いろんなヤツ」の頭が杉田丈二で3年前の復讐をしているとの情報を得て弧月組幹部と村松に伝えます。

7巻あらすじネタバレ

ロケマサはタカオら子分と共に杉田丈二に攻撃を仕掛けます。チャカシンは武器を仕入れに行きます。その後小倉駅に着いたロケマサは天豪会直参の城光組本部へ向かいます。しかし、目当てのゲンコはすでに金沢に発った後でした。ゲンコは半グレ一掃を目論んでいました。ゲンコの後を追い金沢へ向かうロケマサ。

金沢に着いたゲンコとマサは天豪会直参河北組本部へと移動します。北陸で暗躍する「いろんなヤツ」に危機感を覚えている組長の板野が出迎えます。ゲンコは早速本題を切り出し、北陸で気勢を上げている男について尋ねます。その男の名前は、天豪会劔組幹部・柳田長治でした。

Thumbドンケツが面白い!主人公ロケマサの魅力や漫画のあらすじ・感想を一挙に紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ドンケツ第2章の登場人物一覧

沢田政寿(ロケマサ)

ここからは、ドンケツの続編ドンケツ2章の主な登場人物を一覧で紹介していきます。最初は主人公のロケマサこと沢田政寿からです。

ロケマサは、五代目月輪会直参二代目孤月組の組員です。泣く子も黙る強面(こわもて)に筋骨隆々たる体躯の中年男(ドンケツ登場時点で45歳)。喧嘩が3度の飯より好きで、しかも恐ろしく強いことは自他ともに認めるところです。

宮本吉隆

月輪組の五代目会長に君臨する宮本吉隆。冷酷さだけではなく人を惹きつけるカリスマ性を持ち、彼に心酔して集まった男たちが周りを固めています。

安部山敦

五代目月輪会の執行部で、本家若頭直参氷輪組の組長を務める安部山敦。大柄な身体で腕力も強いのですが、脳みそまで筋肉でできたバカと揶揄されるなど組織の統率力には疑問符がついています。

野口剛

五代目月輪会では執行部および風紀委員長を務める月光組組長で、掟の番人の異名を持っています。規律に厳しく掟破りの常習犯、ロケマサには手を焼いています。

白川貴明

五代目月輪会の執行部直参月白組で組長を務めています。こちらも規律や上下関係を重視しており、親分にも喰ってかかるロケマサを嫌っているようです。

青浜潤二

青浜潤二は、五代目月輪会で総務会長を務め、また直参の風月組組長でもあります。かつて月輪組が宮本会長の逮捕により分裂した時、野江谷を中心に幹部の半分が月輪組を抜けましたが、青浜は白川と共に月輪組に留まりました。弦月組の佐久間によるとロケマサを気に入っているということでした。

ドンケツ外伝とは?あらすじを紹介

ドンケツ外伝1話のあらすじ

ここからは、「ドンケツ外伝」のあらすじを解説していきます。ドンケツ外伝は、ドンケツや続編のドンケツ2章では描かれなかったエピソード満載の漫画と言われています。

物語の舞台は今から25年ほど前の北九州、若かりし頃のロケマサが描かれます。当時ロケマサは弱冠18歳、弧月組に入ったばかりの荒くれ者です。腕っぷしの強さはに右に出る者がいないくらいで、兄貴分とぶつかることも日常茶飯事。上下関係を重んじるヤクザの世界でロケマサは浮いた存在でした。ロケマサが兄貴分と揉め事を起こすと、決まって間に立ってくれたのが教育係のツトムでした。

ところが、組に入って3年経ったある日のこと、ロケマサは大失態を演じてしまいます。組の金を博打につぎ込み全額すってしまったのです。組長の渡瀬をはじめ上層部は激怒、しかしロケマサは開き直ります。そこへ兄貴分のツトムが現れます。彼は50万円の現金と血で濡れた布の包みを差し出すと土下座、いい加減な教育をした自分の責任だと謝りました。布の包みには、エンコ詰め(切り落とす)した小指が入っていました。

その後、ツトムは娘の誕生を機に極道の世界から足を洗い、カタギになりました。そして不治の病に罹り、まだ若くしてこの世を去ります。葬儀に参列した後、ロケマサは『後にも先にも心から兄貴と呼べるのはあんただけ』と心の中で呟きこうべを垂れました。

ドンケツ外伝2話のあらすじ

ドンケツ外伝2話は、孤月組組員のチャカシンこと山倉慎之助のエピソードです。チャカシンとは、キレるとすぐに拳銃(チャカ)を発砲するところから付いたあだ名です。同じ弧月組の組員・岩木史郎が、今度捕まったら10年は刑務所暮らしだと忠告。ところが、チャカシンは刑務所で死ぬのは極道にとって本望とうそぶきます。

ある日のこと、組の事務所で岩木と南原竜一がチャカシンの噂話をしていました。それによると、岩木が買ってきたクリームパンをチャカシンがおいしそうに頬張っていたとのこと。チャカシンは厄介者だがどこか憎めないところがあると2人は笑いました。

後日チャカシンは、岩木がクリームパンを買ったパン屋に出かけます。そして、店員の娘性に「ネェちゃん、クリームパンくんないや」と注文します。振り返った娘は、クリームパンはすでに売れきれたことを告げます。残念そうなチャカシンを見て、自分が取り置きしていたクリームパンを差し出します。店を出るとクリームパンを頬張り明日も来ようと決めるチャカシンでした。

翌日パン屋を訪れたチャカシン。クリームパンをすべて買いたいと言い店員を困らせます。他のお客様が買えなくなるから4個までと店員は釘を刺します。その日以降、チャカシンはクリームパン4個を買うためパン屋に通うようになりました。その様子を見ていた岩木が茶化すと、チャカシンは照れくさそうに「お前殺すぞ」とぼそっと言います。以前なら激昂するところです。チャカシンの意外な一面が披露されていました。

ドンケツ第2章に関する感想や評価

感想・評価①これからが楽しみ!

ここまでドンケツの続編ドンケツ2章のあらすじをネタバレで解説してきましたが、最後にドンケツ2章に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するドンケツ2章に関する感想・評価は、ドンケツ同様にドンケツ2章も面白いというツイートからです。ロケマサやチャカシンも健在で、これからの展開を楽しみにしているようでした。

感想・評価②男の喧嘩に集中できる!

続いて紹介するドンケツ2章に関する感想・評価は、ドンケツ2章はヤクザ漫画なのに女性がひどい目に遭わないから良いという方です。その結果男の喧嘩に全集中して読めるそうです。

感想・評価③外伝もおすすめ!

次に紹介する感想・評価は、ドンケツ外伝もおすすめという方のツイートからです。外伝では本編にはない情報が得られるので、本編をより面白く読めるようです。

感想・評価④メンタルが救われる!

最後に紹介するドンケツ2章に関する感想・評価は、悩みを抱える人へのアドバイスをしているツイートからです。ドンケツやドンケツ2章を読むことで心が救われると説いていました。

ドンケツ第2章ネタバレまとめ

ここまで、人気キャラ・ロケマサが活躍する極道漫画の続編ドンケツ2章のネタバレあらすじを中心に、読者の感想も交えてお届けしてきました。いかがでしたでしょうか?

ドンケツの続編であるドンケツ2章では、おなじみのキャラの登場がファンのテンションを上げてくれることでしょう。また、初めて読む方にとっても存分に楽しめるクオリティーになっているようです。任侠ものが好きな方には必読の漫画と言えるのではないでしょうか?

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