【薔薇王の葬列】主人公リチャードの性別は？アンとの結婚や妊娠についてネタバレ

「薔薇王の葬列」に登場する主人公のリチャードは、妖艶な外見をした中性的なキャラクターです。そのあまりの美しさから、男女問わず惑わしてしまうリチャードですが、その性別は謎に包まれていました。そこで、まず初めにリチャードの登場する「薔薇王の葬列」について、作品情報やあらすじネタバレ、さらにリチャードのプロフィールについてもご紹介していきます。

「薔薇王の葬列」は菅野文先生原作の漫画作品です。原案とされているのが、ウィリアム・シェイクスピアの史劇である「ヘンリー六世」と「リチャード三世」である事が明かされています。「月刊プリンセス」にて2013年に連載が開始された「薔薇王の葬列」は、2022年2月号を以て連載が終了しています。2021年10月時点で単行本の累計発行部数は180万部を超え、テレビアニメ化や舞台化もされている人気作品となっています。

あらすじをネタバレ紹介していきます。「白薔薇」のヨーク家の三男・リチャードは、父が「赤薔薇」のランカスター家との争い「薔薇戦争」に勝利し、王位に就く事を切実に願っており、尽力していました。しかしそんな折に、リチャードは羊飼いのヘンリーと知り合い、次第に恋に落ちていきますが、ヘンリーの正体は現在の王である「ヘンリー六世」でした。こうして因縁の2人を取り巻く薔薇戦争が熾烈を極めていく事になりました。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードについてご紹介していきます。リチャードはヨーク公リチャードの三男として生まれました。兄弟は長男のエドワードと次男のジョージがいます。中性的な顔立ちのリチャードは、幼い頃は可愛らしい子どもでしたが、成長するにつれてミステリアスな雰囲気を持つようになり、戦場でも活躍する程武勇に優れています。そしてリチャードはオッドアイで、左目を常に隠すような髪型をしていました。

「薔薇王の葬列」の主人公・リチャードは中性的な顔立ちをしています。しかしその性別は謎に包まれていました。女性のような可愛らしさを見せる事もあれば、男性のように戦場で活躍する姿も見せています。次はそんな「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの性別と、リチャードが特殊な性別によって妊娠する事ができるのかをネタバレ紹介していきます。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの性別についてネタバレ紹介していきます。リチャードの性別は特殊なものでした。「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは「両性具有」という性別です。この「両性具有」という性別は、女性と男性のどちらの性別の特徴も持っているという性別です。その為「両性具有」という特殊な性別のリチャードは、女性の乳房に加えて、男性器も有していると明かされていました。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは「両性具有」という特殊な性別を持って生まれました。その為、実母からは「悪魔の子」と疎まれ、蔑まれて育ちました。そんなリチャードですが、リチャードの心は男性と女性のどちらの性別なのでしょうか？作品の中でリチャードはヨーク公の三男として育てられ、戦場にも出ています。その為、リチャードの心は「男性」としての意識が強いのではないかと言われていました。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは「両性具有」という特殊な性別で生まれ、ヨーク公の三男として育ちました。そんなリチャードですが、恋愛対象は女性と男性のどちらなのでしょうか？リチャードは作品の中でヘンリー六世に惹かれていきます。その後もヨーク派の貴族であるバッキンガム公爵とも恋に落ちています。しかしかと思えば、ウォリック伯の長女・アンにも心惹かれているので、恋愛対象は両方であると言われています。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは「両性具有」という特殊な性別で生まれました。そんなリチャードは女性として妊娠する事ができるのでしょうか？その答えは作中で明かされていました。アンと結婚していたリチャードですが、バッキンガム公爵とも恋人関係でした。そんな時に、リチャードの体に異変が起き、妊娠の可能性がある事を告げられました。アンとは女性同士の為、妊娠の相手はバッキンガム公爵と言われています。

結果的にリチャードの妊娠について明確な記載はないようですが、妊娠の可能性は示唆されました。そしてリチャードはこの妊娠疑惑によって、自身の中にある「母親」に対するコンプレックスが露呈し、バッキンガム公爵と対立してしまう事になりました。リチャードは王である事を望み、バッキンガム公爵はリチャードが好奇の目に晒される事を恐れ、駆け落ちする事を持ちかけますが、リチャードは要求を呑みませんでした。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは妊娠の可能性もある「両性具有」という特殊な性別で生まれました。そんなリチャードの「両性具有」という秘密は、ごく一部の人間しか知らされていないものでした。そこで、リチャードの秘密である「両性具有」を知っていたのは誰なのでしょうか？当初リチャードの秘密を知っているのは、両親であるヨーク公とセシリー、さらにリチャードの乳母と付き人のケイツビーのみでした。

実の兄弟であるエドワードとジョージでさえ、リチャードの秘密は知らされておらず、ヨーク家にとってリチャードの秘密はトップシークレットでした。しかし物語が進むにつれて、バッキンガム公爵もやがてリチャードの体の秘密を知ってしまいます。しかしバッキンガム公爵はリチャードの体について知ってしまった後も、リチャードを愛し、恋人関係へ発展していました。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードについて「両性具有」という特殊な性別で、バッキンガム公爵との間に妊娠疑惑もあるキャラクターでした。そんなリチャードですが、生涯で一度結婚を経験しています。その相手が、ウォリック伯の長女であるアンでした。そこで次はリチャードの結婚相手であるアンとの関係について詳しくご紹介していきます。

リチャードと結婚相手のアンの関係ネタバレ1つ目は「リチャードとアンの出会い」です。リチャードの父・ヨーク公がランカスター家を兵を率いて訪問した際に、リチャードも遅れてランカスター家へ向かいました。その道中にある森の中で出会ったのが、ウォリック伯の長女であるアンでした。森の中での出会いからしばらく経ち、リチャードがジョージと共にネヴィル家に預けられた際には、アンは陰からリチャードを見ていました。

やがてランカスター家の現王であるヘンリー六世はヨーク公に王権を譲る事を決意しました。王権を手に入れ、晴れて王となったヨーク公を祝う宴にはリチャードとアンも同席しました。宴の席でリチャードは空気が肌に合わず宴の席を立ちますが、アンはそんなリチャードを追いかけました。この頃にはアンはリチャードに惹かれ始めていたと言われており、ここでリチャードとアンの仲はより親密になっていきました。

リチャードと結婚相手のアンの関係ネタバレ2つ目は「アンと話しリチャードは心の平穏を感じる」です。リチャードは兄のジョージと共にネヴィル家に預けられて過ごした時がありました。その時、リチャードとアンは乗馬に出かけます。そこでアンはその他の両家の娘達のようにドレスや刺繍などを好むよりも、乗馬や剣技などで体を動かしたいと話し、そんなアンの様子に少しずつ癒されていく自分をリチャードは感じていきました。

リチャードと結婚相手のアンの関係ネタバレ3つ目は「アンはエドワードと結婚する」です。リチャードの兄・エドワード四世がエリザベスとの結婚を独断で進めた事で、ウォリック伯はエドワード四世と対立し、やがてウォリック伯はランカスター派へ寝返ってしまいました。

そこで、ウォリック伯はランカスター家の実権を握る王妃・マーガレットの協力を得る為に、自分の娘であるアンを差し出し、ランカスター家の王子・エドワードと結婚させてしまいました。そしてこの結婚はそれぞれ想い人がいるアンもエドワードも望まない悲しい結婚となりました。

リチャードと結婚相手のアンの関係ネタバレ4つ目は「夫を亡くすアン」です。やがてヨーク家とランカスター家の争いが始まりました。そこでウォリック伯はバッキンガム公爵によって殺されます。ウォリック伯の死後、アンは夫・エドワードの影武者になろうとしますが失敗に終わり、エドワードもヨーク家に囚われ殺されてしまいました。そしてアンは妹のイザベルによって「馬丁」という身分に落とされ、虐待をされる事になります。

リチャードと結婚相手のアンの関係ネタバレ5つ目は「リチャードとアンの結婚」です。夫のエドワードを亡くし、実の妹に蔑まれながら過ごすアンでしたが、転機が訪れました。ランカスター家との戦いで功績を挙げたリチャードに対し、エドワード四世が褒美としてアンとの結婚を勧めました。リチャードも兄・エドワードの提案に乗りアンにプロポーズをしますが、この頃にはアンに惹かれていたリチャードの気持ちは消えていました。

リチャードと結婚相手のアンの関係ネタバレ6つ目は「エドワードとの間にできた子供を出産するアン」です。晴れて夫婦となったアンとリチャードの元に、吉報が舞い込みます。それはアンの妊娠でした。しかしこのアンの妊娠した子どもは、亡くなった前夫のエドワードとの間にできた子どもであり、「両性具有」のリチャードとの間に生まれた子どもではありませんでした。

しかしリチャードは全てを承知した上でアンの出産を許可し、やがて生まれてきた子どもにエドワードと名付け、実の子どものように愛を注ぎました。エドワードもそんなリチャードに懐いており、どこから見ても幸せそうな家族を築いていきました。しかし最後までリチャードとアンの間に子どもができる事はなく、それどころかリチャード自身はバッキンガム公爵と恋愛関係に発展し妊娠疑惑が浮上するなど破天荒な行いをしていました。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードについてご紹介してきました。次はそんなリチャードをアニメ「薔薇王の葬列」で演じた声優・斎賀みつきさんについてご紹介していきます。声優の斎賀みつきさんは、1973年6月12日生まれの埼玉県出身で、1998年頃より声優として活躍されています。自身初となるメインキャラクターの抜擢は1999年の「ゾイド -ZOIDS-」のレイヴン役や、「小さな巨人 ミクロマン」のイザム役でした。

アニメ「薔薇王の葬列」で主人公・リチャード役を演じたのは、ベテラン人気声優の斎賀みつきさんでした。そこで次はそんな人気声優の斎賀みつきさんが、これまでに演じてきた主なキャラクターを、出演作品と合わせてご紹介していきます。

• ゾイド新世紀スラッシュゼロ（ジェミー・ヘメロス役）
• 王ドロボウJING（ジン役）
• ロックマンエグゼ（伊集院炎山役）
• ギルガメッシュ（ヴェルデンベルグ伯爵夫人役）
• 天元突破グレンラガン（ロシウ・アダイ役）
• 海月姫（鯉淵蔵之介役）
• イナズマイレブンGO（神童拓人役）
• 不滅のあなたへ（ハヤセ役）

こちらはアニメ「薔薇王の葬列」を視聴し「良かった」と感じた方の投稿です。アニメ「薔薇王の葬列」は、舞台化に寄り添った演出となっているようで、賛否両論があるようですが、「良かった」と感じる方も多いようです。

こちらは「薔薇王の葬列」がアニメ化によって作画の魅力が減少したという方の投稿です。「薔薇王の葬列」は原作の作画が美しい事でも高く評価されていました。作画が話題に上がっている作品だけに、アニメ化によって作画に手が加えられた事を低く評価する方も多いようです。

こちらもアニメ「薔薇王の葬列」が作画に関して低評価が多いという方の投稿です。圧倒的画力の原作である事から、ファンの期待値も高いようで、「アニメより原作を見て」というファンも少なくないようです。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードに関するまとめはいかがだったでしょうか？リチャードは「両性具有」という特殊な性別のキャラクターで、男性としても女性としても恋多きキャラクターでした。そんな魅力あふれるリチャードの物語に心を奪われるファンも多いようです。そんなリチャードが登場する「薔薇王の葬列」をご覧になった事がない方は、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか？