オトメン(乙男)の漫画あらすじをネタバレ紹介!実写ドラマ版のキャストは?

「オトメン(乙男)」は菅野文が描く少女漫画作品で、白泉社の別冊「花とゆめ」に掲載されていた漫画作品です。主人公が男であるにもかかわらず、少女漫画や可愛いものが好きという乙女チックな男の子のオトメン(乙男)であり、逆に男勝りのヒロイン都塚りょうとの恋模様を描いたラブコメ作品です。「オトメン(乙男)」はテレビドラマ化もされている作品であるため、今回は「オトメン(乙男)」についてあらすじやドラマ版のキャストなどをネタバレも交えながらご紹介していきます。

オトメン(乙男)の漫画あらすじをネタバレ紹介!実写ドラマ版のキャストは?のイメージ

目次

  1. オトメン(乙男)の漫画あらすじやキャストを紹介!
  2. オトメン(乙男)とは?
  3. オトメン(乙男)の主要登場人物を紹介!
  4. オトメン(乙男)の漫画あらすじをネタバレ
  5. オトメン(乙男)の実写ドラマ版のキャストは?
  6. オトメン(乙男)の実写ドラマ版主題歌は誰が歌う?
  7. オトメン(乙男)を観た感想は?
  8. オトメン(乙男)の漫画あらすじやキャストまとめ

オトメン(乙男)の漫画あらすじやキャストを紹介!

皆さんは「オトメン(乙男)」という作品をご存じでしょうか?「オトメン(乙男)」はもともと少女漫画で2009年にはテレビドラマ化もされた大人気漫画作品です。主人公は男であるにもかかわらず、少女漫画や可愛いものが好きで家事全般を得意としている乙女のような男の子、オトメン(乙男)である正宗飛鳥です。逆にヒロインは男勝りの女の子である都塚りょうというこで、二人のラブコメを描いた作品となっています。

オトメン(乙男) - フジテレビ

オトメン(乙男)とは?

「オトメン(乙男)」は漫画家である菅野文によって描かれた少女漫画作品で、白泉社の別冊「花とゆめ」に2006年5月号から2013年1月号まで掲載されていました。単行本は全部で18巻あります。そもそもオトメン(乙男)とは乙女的な趣味や嗜好を持っている男子として作中で描かれています。「オトメン(乙男)」では主人公である正宗飛鳥をはじめとして、様々なオトメン(乙男)が登場します。

正宗飛鳥は見た目がかっこいいイケメンの青年で、空手や柔道といった武術も嗜んでいます。ただ一方で、可愛いものが好きで、裁縫や料理といった家事全般が得意なオトメン(乙男)という裏の顔があります。「オトメン(乙男)」の作中に登場する少女漫画「らぶちっく」という少女漫画が好きで、「らぶじっく」の主人公であるアスカという女の子キャラクターに深く共感することもあり、思考も乙女らしい一面があります。

飛鳥以外にも有明大和や多武峰一といったオトメン(乙男)が存在します。有明大和は銀百合学園高校の1年生で、飛鳥の後輩にあたります。見た目は美少年というよりはもはや美少女に等しく、初対面の人間にはほとんど女の子に間違えられるオトメン(乙男)です。また、少女漫画的展開を妄想してしまう妄想癖があり、思考が乙女のようなところがある妄想系のオトメン(乙男)となっています。

多武峰一も他校に通うオトメン(乙男)の一人で、飛鳥とは剣道の大会で知り合いました。飛鳥が出場するようになる前までは、全国大会で常に優勝するほどの実力者でした。しかし、剣道の大会で飛鳥に負けて優勝を逃して以来、一方的に飛鳥のことをライバル視しています。一も普段は剣道に精を出す運動青年ですが、メイクが趣味という裏の顔があり、メイクアップアーティストになる夢を持っているオトメン(乙男)です。

オトメン(乙男)の主要登場人物を紹介!

「オトメン(乙男)」では乙女チックな好みや性格、特徴を持ったキャラクターが数多く登場します。また、男の子が乙女のような特徴があるのに対して、ヒロインは逆に男らしい特徴があったりもします。今回は「オトメン(乙男)」に登場するキャラクターについて、それぞれの性格や特徴などを作中でのあらすじやネタバレ等も交えながらご紹介していきます。

恋するオトメン(乙男)な主人公の正宗飛鳥

「オトメン(乙男)」の主人公であり、オトメン(乙男)の代表格ともいえる登場人物が正宗飛鳥です。銀百合学園高校の2年生で剣道部では全国制覇を果たす実力を持った主将を務めています。剣道だけでなく柔道では初段、空手は2段の腕を持ち、武術に長けている人物です。見た目も非常にかっこよくて学園内の女子生徒に人気があり、学校内では男らしい人間の代表格であるという風に評価されています。

学校内では男の中の男という評価を受けている通り、普段は男らしく振舞っている飛鳥ではありますが、本来は料理や裁縫といった家事全般が得意で、少女漫画や可愛いものが好きといった乙女チックな特徴・趣味を持っているオトメン(乙男)です。愛読書は「武士道」や「論語」といったものも読みますが、少女漫画の「らぶちっく」という作品は主人公の名前が同じこともあって深く共感するほど好きな漫画です。

可愛らしい一面を持っている飛鳥ですが、学校はもちろん家でもオトメン(乙男)であることを隠しています。その原因は飛鳥の母親である浄美にあります。ネタバレになりますが、正宗家では飛鳥の父親が「本当は女になりたかったんだ」という言葉を残して家を出て行った過去があり、それが浄美のトラウマになっています。そのことを知っている飛鳥はオトメン(乙男)であることを隠すようになりました。

そのため、飛鳥も母親の期待や想いに応えられるように、当時持っていた可愛らしい小物や少女漫画といったオトメン(乙男)であることを証明するものを捨てたことがあります。飛鳥の性格もストイックで、普段は男気のある性格になっていきました。しかし、都塚りょうに一目ぼれしてからは可愛い小物や少女漫画を買いたくなってしまうような衝動が抑えられなくなり、オトメン(乙男)である自分に悩みを持ってしまいます。

かわいいのに男らしいヒロインの都塚りょう

都塚りょうは「オトメン(乙男)」のヒロインで、身長160㎝、退場45㎏、スリーサイズは上から80、57、79とスタイルもよく見た目も可愛い美少女です。主人公である飛鳥と同じ銀百合学園高校に通う生徒の一人です。一方で可愛らしい見た目に反して、正義感が強くまじめな性格をしており、ネタバレになりますが「オトメン(乙男)」の冒頭ではカツアゲをしている不良に挑んでいく勇敢さを見せるほどでした。

趣味や性格も男らしいところがあり、ネタバレすると父親から格闘技を教わっているせいか並の男子相手なら負けることがない力強さと、雑巾がけなどの体力仕事を難なくこなす体力を持ち合わせています。日曜大工などの手作業も得意であるため不器用ではなさそうですが、料理や裁縫といった女性らしい特技は壊滅的といってもいいレベルでできません。豪快な姿や特徴で男らしい雰囲気を持ったキャラクターです。

りょうの家庭環境をネタバレすると、母親が幼いころに亡くなっており、父親と二人で暮らす父子家庭でした。父親も料理や裁縫といった家事は得意ではなかったため、りょうも家事全般は苦手なところがあります。りょうの父親は警察官で絵にかいたような日本男児を彷彿とさせるような特徴があります。最初はオトメン(乙男)の飛鳥にいい印象を持っていませんでしたが、飛鳥のことを知るにつれて認めるようになっていきます。

オトメン(乙男)飛鳥の恋を見守る橘充太

橘充太は「オトメン(乙男)」の登場人物の一人で、銀百合学園高校2年生の飛鳥のクラスメイトです。飛鳥のことをオトメン(乙男)と命名した張本人で、飛鳥が隠している乙女趣味や性格などオトメン(乙男)であることを知っている存在です。女癖が悪いという特徴があり、最初は飛鳥が好きになったりょうのことを狙うようなことを示唆していましたが、飛鳥がりょうに告白するようにけしかけるために演技をしたというだけでした。

女癖が悪い性格からか、「オトメン(乙男)」の序盤では飛鳥は充太のことを避けているような節がありましたが、物語が進むにつれて普通に交流するようになっていきます。充太は飛鳥とりょうの仲が進展することを願っており、二人のことを見守っている存在です。飛鳥とりょうの二人を応援しているかと思いきや、充太が二人の仲を進展させようとするのには裏がありました。

橘充太の裏の顔をネタバレすると、充太は幸花ジュエルという名前で漫画を描いている漫画家だったのです。さらに充太こと幸花ジュエルは、飛鳥が好んで読んでいる少女漫画雑誌「花とまめ」に連載されている「らぶちっく」の原作者だったのです。充太の家庭環境をネタバレすると、両親が長期間の国外旅行に出ており、漫画の印税で10人もの妹を養っているという苦労人間でした。

美少女にしか見えない妄想系オトメン(乙男)有明大和

「オトメン(乙男)」の登場人物の一人で、銀百合学園高校の1年生です。見た目はかわいらしい女の子にしか見えない姿をしており、初対面の人からは女性に間違えられてしまうようなオトメン(乙男)です。初登場時も女の子と勘違いした男たちからナンパされているところを、主人公の飛鳥に助けてもらいました。それ以来、飛鳥の男らしい行動や性格に心を打たれて、一方的に師匠と呼んで慕っています。

大和は飛鳥が学校で振舞っているような男らしい人間になりたいという願望があるようで、助けられたのちに飛鳥に弟子入りを希望してきました。そのため、飛鳥の学校での姿を自分の理想の男性像に設定しており、理想と現実の自分とのギャップに気づいてないところがあります。また、妄想が激しいところがあり、好きな女の子との妄想が少女漫画のような展開になってしまう妄想系のオトメン(乙男)という立ち位置になっています。

剣道だけでなくメイクも得意なオトメン(乙男)多武峰一

多武峰一(とうのみねはじめ)は「オトメン(乙男)」の登場人物の一人で、飛鳥たちとは違う金原高校という学校の2年生です。主人公である飛鳥とは剣道の大会で知り合いました。一は幼いころから剣道をやっている剣道少年で、飛鳥が大会に出場するようになる前までは全国大会で毎回優勝するほどの腕前の持ち主でした。しかし、飛鳥が剣道の大会で初めて負けてからは、一方的に飛鳥のことをライバル視しています。

飛鳥との戦績は3勝4敗で負け越しており、元の性格が負けず嫌いなところもあるため余計に飛鳥のことを敵対視しています。そんな一も表では剣道少年ですが、裏の顔があるオトメン(乙男)の一人です。一はメイクアップアーティストになるという将来の夢を持っており、実際のメイクの腕もすでにプロ級の技術を持っているというメイクが趣味のオトメン(乙男)なのです。

さらに一はメイクの技術だけではなく、ヘアメイクや裁縫の腕も非常に高いため、メイク・ヘアメイク・ドレスアップのすべてを一人でこなすことができる高度な技術を持ったオトメン(乙男)なのです。メイクを仕事にしたいと考えている一方で、実業家の父親には会社を継ぐように言われてもいます。また、初めて飛鳥に負けたときにメイクの趣味について反対されたこともあり、オトメン(乙男)であることに悩みを抱えていました。

メイクの趣味を続けることをとがめられ、将来や父親の会社を継ぐことを望まれた一はメイク趣味を捨てようとしたことがありますが、彼もまた捨てきることができませんでした。そんな時に、飛鳥が乙女趣味オトメン(乙男)あることを知り、物語が進むにつれて同じような悩みを持つ飛鳥に心を許していくようになっていきます。多武峰一は素直になれない性格でツンデレなところがあるオトメン(乙男)です。

オトメン(乙男)の漫画あらすじをネタバレ

「オトメン(乙男)」のあらすじとしては、学校では男らしく振舞いつつも実は少女漫画や可愛いものが好きな乙女趣味のオトメン(乙男)である主人公の正宗飛鳥と、見た目は可愛い美少女だけど性格や雰囲気は男らしいところがある都塚りょうの純愛ラブコメディになっています。今回は漫画版の「オトメン(乙男)」について、物語のあらすじをネタバレを交えながらご紹介していきます。

オトメン(乙男)飛鳥とりょうのラブコメ

「オトメン(乙男)」の始まりのあらすじをネタバレすると、主人公である飛鳥正宗がヒロインの都塚りょうに一目ぼれするところから始まります。飛鳥正宗は銀百合学園高校2年の男子高校生で、剣道部の主将を務めています。剣道部では立場だけでなく実力も兼ね備えていて、全国大会では優勝した経験があるほどの腕の持ち主です。剣道だけでなく空手や柔道といったほかの武術にも長けている強い男の子です。

腕っぷしだけでなく、学校では男気がある男の中の男と周りから評されるような人物です。見た目もかっこいい男の子で、同年代の女子たちから人気があるほどです。しかし、普段は男らしいところしか見せない飛鳥ですが、同級生はもちろん親にも隠している秘密がありました。その秘密とは、飛鳥が実は暗い場所や怪談話などが苦手で、少女漫画や可愛いものが好きという乙女のような素顔を持つオトメン(乙男)だということです。

飛鳥は幼いころから可愛らしいものが好きなオトメン(乙男)でした。しかし、飛鳥の父は「本当は女になりたかった」という言葉を残して家を去ったことがあります。その経験がトラウマとなっている母親浄美は飛鳥には父親のような男にはなってほしくないと思い、男らしい人間に成長するように育ててきました。飛鳥も母である浄美の望みをかなえるべく、乙女趣味に関するものは捨てて男らしくなろうと努力したのです。

その結果、学校では男らしい人間に見えるようにふるまえるようになりましたが、本心としては乙女趣味を捨てきることができずにオトメン(乙男)であることに悩みを抱えていました。オトメン(乙男)である本性を抱えて生活していた飛鳥ですが、ある日カツアゲしようとしていた不良に立ち向かおうとする都塚りょうを止めるために助けに入ります。その時、飛鳥はりょうに一目ぼれしてしまったのです。

りょうに一目ぼれしてしまった飛鳥は恋をした胸のときめきから、少女漫画や可愛らしいものを買ったり、ぬいぐるみやお弁当を作ったりしてしまうオトメン(乙男)らしい衝動を抑えることができなくなってしまいます。そんな様子を陰から見ていた同じクラスで同級生の橘充太は、飛鳥がりょうに恋をしたことに気づきます。充太は飛鳥が告白するようにけしかけるために、りょうを狙おうとしているかのように見せました。

充太がりょうを狙っていると勘違いした飛鳥は、二人の仲が進展するのではないかと焦り、二人っきりでいるところに割って入っていきます。しかし、二人はただ裁縫の課題をしていただけで、特別なことは特にしていませんでした。さらに、都塚りょうが裁縫がものすごく苦手な不器用な女の子だということが判明します。飛鳥は持ち前の裁縫スキルを活かして、りょうの手伝いを軽々とこなすのでした。

その後、裁縫の課題を手伝ってくれた飛鳥たちにお弁当を振舞ってくれたりょうでしたが、料理も全くできない家事が大の苦手な女の子だということが判明します。飛鳥はそのことを知って、りょうのためにお弁当を作ってくるようになりました。ただし、飛鳥は自分が裁縫が料理が得意で少女漫画などが好きなオトメン(乙男)であることを知られたくないため、裏の顔を隠したままりょうに接していました。

充太は飛鳥が少女漫画や可愛いものが好きなオトメン(乙男)であることを知っており、飛鳥とりょうの仲を進展させたいと思っていました。そこで告白するようにけしかけるも、オトメン(乙男)であることを知られるのが怖い飛鳥は告白できずにいました。そんな飛鳥に充太は好きな人に隠し事をしないほうがいいとアドバイスして背中を押します。

充太の策略により、飛鳥とりょうはお互いに呼び出されたと勘違いして夜の校舎に集まります。暗いところが苦手な飛鳥は怖がりながらもりょうの手を引こうとしますが、それに気づいたりょうが逆に手を取って校舎を出ようとします。その時、初めてりょうと飛鳥が出会った時の不良たちが、飛鳥の秘密を知って襲い掛かってきます。飛鳥はとっさにりょうを守ろうとしますが、りょうは華麗な蹴りで不良を撃退してしまいました。

りょうは警察官で厳格な父親から武術を叩き込まれており、男らしい人間にあこがれている女の子だったのです。そして、飛鳥の秘密を知っても引いたりすることなく、守りたくなる人だといって飛鳥のことを受け入れます。飛鳥は自分がオトメン(乙男)であることをりょうに受け入れてもらえたため、彼女の前ではオトメン(乙男)であることを隠さないことを決めたのでした。

このような形で、一見男らしく振舞ってはいるものの中身は乙女趣味のオトメン(乙男)である正宗飛鳥と見た目は美少女だけれども、家事全般が壊滅的に苦手で空手などの運動ができるかっこよくてちょっと男勝りな女の子都塚りょうとの進みそうで進まない純愛ラブコメディが展開されていきます。

さらに物語が進むにつれて、見た目は美少女にしか見えないような容姿で妄想癖があるオトメン(乙男)の有明大和や、飛鳥を一方的にライバル視している他校の剣道部員でメイク趣味があるオトメン(乙男)の多武峰一といったいろんなタイプのオトメン(乙男)が多数登場します。物語全体としてはギャグ路線がちょっと強くて面白い作品となっていますが、ジェンダーについても考えさせられるようなところもあります。

オトメン(乙男)の実写ドラマ版のキャストは?

「オトメン(乙男)」は売り上げが累計部数350万部を超えている大人気漫画作品で、2009年には「オトメン(乙男)~夏~」と「オトメン(乙男)~秋~」という二部に分けてドラマ化しています。ここではドラマ版の「オトメン(乙男)」の登場人物を演じるキャストについて、ドラマ版「オトメン(乙男)」のあらすじのネタバレ等も交えながらご紹介していきます。

岡田将生(正宗飛鳥役)

ドラマ版「オトメン(乙男)」の主人公である正宗飛鳥役を務めるキャストは俳優の岡田将生です。ドラマ版の「オトメン(乙男)」では、岡田将生演じる飛鳥が剣道の大会で次々と敵を倒して全国優勝を果たすところから始まります。あらすじをネタバレすると、原作と同じように不良に挑んでいく都塚りょうの間に割って入って助けたのをきっかけに飛鳥は恋に落ちてしまいます。

その後、学校の帰り道で少年が母親にぬいぐるみを捨てられている光景を見て、自分の過去がフラッシュバックします。父親が出て行ったことがショックで飛鳥を男らしい人間になるように教育された結果、自分も乙女趣味にかかわるものを封印した過去と重ねたのでした。飛鳥はたまらず捨てられた人形を拾って、人形を直して可愛くすることから、オトメン(乙男)だということがわかるという流れになっています。

夏帆(都塚りょう役)

ドラマ版「オトメン(乙男)」のヒロインである都塚りょう役を演じるキャストは女優の夏帆です。原作と同じく、カツアゲされようとしている少年を助けるために不良に挑んでいくところを飛鳥に助けられました。ドラマ版「オトメン(乙男)」のあらすじをネタバレすると、そのあとりょうは銀百合学園高校の飛鳥と同じクラスに転校生として転校してくることになります。

佐野和真(橘充太役)

ドラマ版「オトメン(乙男)」の橘充太役を演じるキャストは俳優の佐野和真です。ドラマ版「オトメン(乙男)」のあらすじをネタバレすると、1話で充太は帰り道にぬいぐるみを拾った飛鳥を見つけ、後をつけることで飛鳥がオトメン(乙男)であるという秘密を知ります。2話のあらすじのネタバレになりますが、飛鳥の秘密を知った充太は、飛鳥をモデルにした少女漫画「らぶちっく」を描いていました。

瀬戸康史(有明大和役)

ドラマ版「オトメン(乙男)」で美少女にしか見えないオトメン(乙男)有明大和役を演じるキャストは俳優の瀬戸康史です。ドラマ版「オトメン(乙男)」のあらすじをネタバレすると、飛鳥が全国大会で優勝するのを喜ぶ観客の一人として登場し、はしゃぐあまりに不良にジュースをこぼして絡まれることになります。そこをりょうと飛鳥に助けられ、飛鳥に弟子入りを希望するという流れになっています。

木村了(多武峰一役)

ドラマ版「オトメン(乙男)」でメイク趣味を持っているオトメン(乙男)多武峰一役を演じるキャストは俳優の木村了です。ドラマ版「オトメン(乙男)」のあらすじをネタバレすると、一は金原高校の不良の中に混じって登場します。後に銀百合学園高校の剣道部に転校生として入部してきます。

オトメン(乙男)の実写ドラマ版主題歌は誰が歌う?

ドラマ版「オトメン(乙男)」では現実世界のかっこいい俳優たちがキャストを演じて面白い作品となっていますが、ドラマといえばキャストの演技だけでなくドラマ主題歌にも注目が集まることが多いのではないでしょうか。ここではドラマ版「オトメン(乙男)」の主題歌についてご紹介していきます。

主題歌を歌うのは柴咲コウ

実写ドラマ「オトメン(乙男)」の主題歌は柴咲コウが歌う「ラバソー~lover soul~」です。歌詞は恋にかかわるものになっていますが、曲調はロックとなっています。今回の曲ではボーカルだけでなく、作詞も柴咲コウが担当しました。柴咲コウによると、女性が男性から言われてみたい言葉や気持ち、恋する男女の想いなどを混ぜ合わせたイメージで歌詞を考えたそうです。

柴咲コウといえばバラードを歌うイメージが強い方も多いのではないでしょうか。しかし、プライベートではロックのコンサートにも行くこともあるほどのロック好きな一面もあるようです。今回の柴咲コウが歌うロック調の主題歌「ラバソー~lover soul~」はファンの方々に新たな一面を見せるきっかけにもなったのではないでしょうか。

オトメン(乙男)を観た感想は?

「オトメン(乙男)」は原作漫画の売り上げが累計部数350万部を超えた大人気作品ですが、ドラマ版「オトメン(乙男)」も言っての評価を受けている人気ドラマです。ここでは「オトメン(乙男)」についてドラマ視聴者や原作漫画読者の感想をあらすじのネタバレ等も交えながらご紹介していきます。

個性的なオトメン(乙男)たち

「オトメン(乙男)」の見どころといえば、一番は個性的なオトメン(乙男)たちが数多く登場することでしょう。裁縫や料理といった家事全般が得意で、少女漫画やぬいぐるみといった可愛いものが好きな主人公の正宗飛鳥をはじめ、見た目が美少女にしか見えない妄想系の有明大和、プライドが高く素直になれない性格でメイク趣味の多武峰一など個性的で愛らしい男の子が多数登場します。

かっこいいのに可愛いという大きなギャップを持つ登場人物たちに、萌える読者も少なくありません。また、ラブコメ作品の中でもコメディ色が強い作品なため、読んでて可愛いのに面白いという特徴があります。少女漫画が好きな方はもちろん、あまり読まないという方でも楽しめる作品の一つといってもいいのではないでしょうか。

ただし「オトメン(乙男)」の魅力はそれだけではありません。基本はコメディ感が強い「オトメン(乙男)」ですが、その一方で自分の好きな趣味や特技を隠して生活することに、少なからず悩みや不安を抱えるキャラが多いのです。乙女趣味ではなくても、同じように自分の本心を隠して生活する人も少なくないでしょうから、登場人物たちに感情移入する人も多いのではないでしょうか。

さらに主人公の飛鳥やヒロインのりょうをはじめ、登場するオトメン(乙男)たちは物語が進むにつれて、自身の悩みに向き合っていきます。そのため、飛鳥たちが時がたつにつれて成長していく姿も見ることができ、読者は夢や自分に向き合う飛鳥たちの姿に心打たれる人も多いようです。題材も10代の子たちが現実で体験しうる内容もあり、さらに共感するファンもいることでしょう。

「オトメン(乙男)」では乙女趣味を持ったオトメン(乙男)や、格闘技を嗜み男らしい性格を持ち合わせたヒロインが登場する作品です。「オトメン(乙男)」の作中では男らしさとは、女らしさとは何かというジェンダーについて考えさせられるようなシーンもあります。それに限らず、自分の好きなものや本心を出せることの大事さなども感じられる作品となっています。

ドラマ版「オトメン(乙男)」はギャグ多め

「オトメン(乙男)」はもともと原作漫画でもコメディ色が強い作品でした。そのせいかドラマ版「オトメン(乙男)」でもギャグ要素が強い作品に仕上がった印象を持った視聴者が多かったようです。また、登場人物のキャストに柳原可奈子やハライチといったお笑い芸人が起用されています。キャストが芸人なのもあってか、お笑いを見ているようなギャグ感が強い作品に感じた方がおおかったようです。

主役のキャスト岡田将生ははまり役

ドラマ版「オトメン(乙男)」で主人公の正宗飛鳥役を演じたキャストは岡田将生でした。もともと岡田将生はイケメン俳優として女性ファンから人気がある人物です。そのため、少女漫画の主人公の実写版としてふさわしい見た目だったのではないでしょうか。演技力もあり、乙女趣味を持つオトメン(乙男)らしさを上手に表現できていたため、はまり役だったと感じた視聴者も多かったようです。

オトメン(乙男)の漫画あらすじやキャストまとめ

いかがだったでしょうか?今回は「オトメン(乙男)」について漫画のあらすじやドラマのキャストなどをネタバレも交えてご紹介してきました。「オトメン(乙男)」のおおまかなあらすじは漫画版でもドラマ版でも飛鳥とりょうの恋愛が中心になっています。ただし、登場人物が乙女趣味を持った個性豊かなオトメン(乙男)たちが多いせいか、コメディ色が強い作品となっています。

主人公とヒロインの立場が逆転しているものの、王道の少女漫画らしさはあらすじの中に組み込まれているため、少女漫画が好きな方にはおすすめの作品です。また、オトメン(乙男)たちも家事全般が得意で可愛いものが好きな飛鳥や見た目が美少女の大和、メイクが得意な一と多種多様で面白さがあふれる作品です。普通の少女漫画をあまり読まない方でも楽しめる作品になっているといわれています。

ドラマ版「オトメン(乙男)」ではイケメン俳優として人気がある岡田将生や瀬戸康史といった俳優がキャストを演じており、見所が多い作品です。細かいあらすじが漫画版と異なる点もあるため、どこが違うのかを確認しながら見ても面白いかもしれません。ドラマ版ではキャストに芸人も起用しているせいか、コメディ色が強いとの感想も多いので、お笑い好きの方は一度ご覧になってはいかがでしょうか。

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