【薔薇王の葬列】アンは最後死亡する?リチャードとの出会いや結婚・子供についてネタバレ

イングランドの王位継承戦争「薔薇戦争」を描いた漫画薔薇王の葬列に登場するアン。漫画薔薇王の葬列に登場するアンとはウォリック伯の長女であり、かつてのイングランド王妃「アン・ネヴィル」を基にしています。作中でアンは親の政略結婚によってランカスター家のエドワードと結婚し、彼の死後に1人の子供を出産します。その後アンはかつての思い人であるリチャードと結婚するものの、結核によって死亡してしまいました。本記事ではそんなアンについてリチャードとの結婚や子供、死亡した最後などをネタバレ紹介します。

【薔薇王の葬列】アンは最後死亡する?リチャードとの出会いや結婚・子供についてネタバレのイメージ

目次

  1. 薔薇王の葬列のアンとは?
  2. 薔薇王の葬列のアンは最後死亡する?
  3. 薔薇王の葬列のアンとリチャードとの出会いや結婚・エドワードとの子供
  4. 薔薇王の葬列のリチャードとバッキンガムやヘンリー六世との関係
  5. 薔薇王の葬列のアンのアニメ声優
  6. 薔薇王の葬列のアンに関する感想や評価
  7. 薔薇王の葬列のアンまとめ

薔薇王の葬列のアンとは?

薔薇王の葬列の作品情報

漫画薔薇王の葬列の作中でエドワードとリチャードの2人の男性と結婚したアン。漫画薔薇王の葬列に登場するアンは非常に美しい容姿を持っているものの、親の政略結婚や戦の動乱によって病気で死亡した可哀想なキャラクターとなっています。その健気で可哀想な姿からアンは漫画薔薇王の葬列ファンに高い人気を博しています。本記事ではそんなアンについてリチャードとの結婚や子供、死亡した最後などをネタバレ紹介していきます。

薔薇王の葬列の概要

ではアンのリチャードとの結婚や子供、死亡した最後などをネタバレ紹介する前に、アンが登場する薔薇王の葬列の作品情報とストーリーのあらすじについてネタバレ紹介していきます。アンが登場する薔薇王の葬列とは菅野文が描く「月刊プリンセス」の歴史漫画作品です。菅野文が描く歴史漫画薔薇王の葬列は2013年の10月に漫画雑誌「月刊プリンセス」で連載がスタートした作品であり、2022年1月現在も「月刊プリンセス」で続いています。

漫画薔薇王の葬列は「ヘンリー六世」と「リチャード三世」というウィリアム・シェイクスピアの史劇を原作としており、実際にあったイングランドの王位継承戦争「薔薇戦争」が描かれています。そんな漫画薔薇王の葬列は2022年1月現在合計16巻の書籍が刊行されており、180万部を超える累計発行部数を記録するほど高い人気を博しています。この人気から漫画薔薇王の葬列は2022年の1月にアニメ化され、6月には舞台化が予定されてます。

薔薇王の葬列のあらすじ

時は中世イングランド。イングランドはフランスとの「百年戦争」で事実上の敗北を喫し、国内ばボロボロになってしまいます。さらに「百年戦争」終結後、イングランドは敗戦責任の押し付け合いで反乱が勃発します。そしてこの反乱の中で白薔薇を冠するヨーク家と赤薔薇を冠するランカスター家が台頭し、「薔薇戦争」が始まりました。漫画薔薇王の葬列はそんなヨーク家とランカスター家の王位を巡る戦いを描いた作品となっています。

アンのプロフィール

本記事でリチャードとの結婚や子供、死亡した最後などをネタバレ紹介するアンとは漫画薔薇王の葬列に登場する女性キャラクターの1人です。漫画薔薇王の葬列に登場するアンとは中世のイングランド王妃「アン・ネヴィル」を元ネタにしたキャラクターであり、美しい容姿と網目状に結んだ茶髪の後ろ髪が特徴となっています。美貌を持つアンは非常に大人しい性格をしているものの、貴族に必要不可欠な狩りや乗馬を特技としています。

元々アンは「キングメーカー」とあだ名されるネヴィル家のウォリック伯の長女として生まれ、両性具有の主人公・リチャードと相思相愛の関係になります。しかしアンは父親がヨーク家と決別してランカスター家に味方したため、ヘンリー六世の子供・エドワードと結婚します。その後エドワードが死去し、アンはリチャードと結婚することになりました。ちなみに史実のアンもエドワードとリチャードの2人と結婚したと記録されています。

TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイト

薔薇王の葬列のアンは最後死亡する?

アンの死因は結核

ではここからは漫画薔薇王の葬列に登場するアンの死亡した最後と子供についてネタバレ紹介していきます。漫画薔薇王の葬列の作中でアンと結婚したランカスター家のエドワードはランカスター家との戦いに敗れ、リチャードとジョージによって殺されてしまいます。エドワードの死亡で未亡人となったアンはエドワードという子供を産み、イザベル夫婦からの虐待を経てかつての思い人であるリチャードと結婚することになりました。

その後アンはリチャードがイングランドの王位を継承してイングランド王妃となるものの、彼の夫婦関係が上手くいくことがありませんでした。そんな中、アンは結核を患い、若くして死亡してしまいます。結核で死亡したアンは棺に入れられ、夫のリチャードから薔薇と十字架を送られることになりました。アンの基となった「アン・ネヴィル」は漫画と同じく結核で死亡したものの、当時リチャードの毒殺で死亡したと噂されていました。

アンはリチャードに息子のエドワードを廃嫡するよう依頼する

上述でネタバレ紹介した通り、漫画薔薇王の葬列に登場するアンはランカスター家のエドワードと結婚します。その後エドワードが死亡し、アンは夫と同じ名前のエドワードという子供を産みました。アンはエドワードの死亡で未亡人になった後、リチャードと結婚します。リチャードはイングランド王になったキャラクターです。そのためアンはイングランド王妃となり、その息子のエドワードは次期国王という重要な立ち位置にあります。

本来これは喜ばしいことです。しかしイングランド王国の王太子となったことでアンの子供・エドワードは政争から逃れられません。アンはこれを危惧し、結核で死亡する前に息子のエドワードを廃嫡するようリチャードに依頼しました。その後エドワードはリチャードの手で死んだことにされ、自由に生きることになりました。ちなみに史実のエドワードは「プリンス・オブ・ウェールズ」と呼ばれ、病気で王座に座ることなく死亡しました。

薔薇王の葬列のアンとリチャードとの出会いや結婚・エドワードとの子供

ネタバレ①アンはウォリック伯の長女として生まれる

ではここからは漫画薔薇王の葬列に登場するアンのリチャードと結婚した経緯についてネタバレ紹介していきます。上述のプロフィールでネタバレ紹介した通り、漫画薔薇王の葬列に登場するアンはウォリック伯の長女として生を受けます。ウォリック伯とは史実でも「キングメーカー」とあだ名される人物であり、ヨーク公リチャードの右腕的存在となっています。この父の立場からアンは幼い頃より政治の道具として生きることになりました。

ネタバレ②アンとリチャードの出会い

漫画薔薇王の葬列の作中で主人公のリチャードは父が遠征に出たため、ウォリック伯のネヴィル家に預けられます。この時まだ幼かったアンはリチャードと出会うことになりました。アンはリチャードと馬車やチェスを楽しみ、お互い恋心を抱きます。しかしアンは父がリチャードと政略結婚させようとしていることを知ります。それを知ったアンは政治の道具になることを嫌がり、「他の人と違う」と言ってリチャードを拒絶してしまいました。

ネタバレ③エドワードと結婚するアン

父に利用されることを嫌い、リチャードを拒絶したアン。その後アンの父親であるウォリック伯はイングランド王国のライバル・フランスと和睦しようとします。しかしヨーク家のエドワードが勝手に動き、ウォリック伯はフランスとの和睦に失敗してしまいました。これにウォリック伯は怒り、右腕を務めたヨーク家を見限ります。ヨーク家を見限ったウォリック伯は娘のアンをエドワードと結婚させ、ランカスター家に鞍替えしました。

政略結婚することになったアンはリチャードを好いていたため、ランカスター家のエドワードを愛することが出来ませんでした。一方エドワードは両性具有のリチャードを愛しており、アンの気持ちを見抜いて真実を告げます。その後アンとエドワードは友人として共に暮らすものの、子供を作ろうとしないことをマーガレットに指摘されて心安まることがありませんでした。しかし共に暮らす中でアンとエドワードは愛情を抱き始めました。

ネタバレ④エドワードの子供を出産するアン

エドワードを愛するようになったアンは1人の子供を身籠もります。しかしエドワードがヨーク家のリチャードとジョージに殺され(テュークスベリーの戦い)、アンは突如未亡人になってしまいます。未亡人となったアンは妹のイザベル夫婦に下働きとして引き取られ、毎日虐待される日々を送ることになりました。そんな中、アンは後に「プリンス・オブ・ウェールズ」と呼ばれるイングランド王国の王太子・エドワードを出産しました。

しかしアンは子供のエドワードを出産したものの、イザベル夫婦による苦しい生活が終わった訳ではありませんでした。その頃エドワード四世やその王妃はウォリック伯の莫大な財産をどうしようか考えていました。そこでエドワード四世とその王妃はある一計を思い付きます。それはリチャードとアンを結婚させ、その財産を手に入れるといった内容でした。これによりアンはかつての思い人であるリチャードと再会することになるのでした。

ネタバレ⑤リチャードとアンは結婚する

漫画薔薇王の葬列の作中でリチャードはかつて自身を拒絶したアンに不満を持っていたものの、王・エドワード四世の命令に従って彼女へ結婚を申し込みます。アンはその申し出を受け、リチャードと結婚します。しかしアンはリチャードに対して恋愛感情を持つことが出来ませんでした。一方のリチャードも両性具有の秘密を打ち明けられずにおり、夫婦関係は冷め切ってしまいます。さらにアンの子供・エドワードの問題もありました。

エドワードはヨーク家と敵対するランカスター家の血が入っています。リチャードはエドワードを自分の子供として受け入れたものの、周囲に血筋に関する悪い噂が流れ始めます。アンはリチャードに愛されたいという思いと周囲の噂に悩まされ、不治の病である結核を患います。そしてアンは幸せを手に入れることなく結核で死亡しました。その後夫のリチャードは薔薇を手向けてアンに別れを告げ、エドワードを自由の身にしました。

薔薇王の葬列のリチャードとバッキンガムやヘンリー六世との関係

ネタバレ①リチャードとバッキンガムの関係

漫画薔薇王の葬列に登場するバッキンガムとはヨーク家の味方に付いている公爵のキャラクターです。ヨーク家の味方であるバッキンガムはリチャードの両性具有の秘密を知っており、彼と肉体関係を持っています。肉体関係の中でバッキンガムは欲望のためにリチャードのキングメーカーを志し、リチャードが彼に依存してしまいます。しかしバッキンガムは絶対に叶わないリチャードへの恋に気が狂い、ヨーク家を裏切ってしまいました。

ネタバレ②リチャードとヘンリー六世の関係

漫画薔薇王の葬列に登場するヘンリー六世とはランカスター家の王様です。昔リチャードとヘンリー六世はお互いの素性を知らないまま親友同士となり、恋心に近い特別な感情を抱いていました。しかしリチャードは「薔薇戦争」の中でヘンリー六世の素性を知ります。そしてヘンリー六世はセシリーの讒言でリチャードを「悪魔の子」と思い、処刑されてしまいました。その後作中にヘンリー六世そっくりのティレルが現れることになりました。

薔薇王の葬列のアンのアニメ声優

鈴代紗弓のプロフィール

アニメ薔薇王の葬列でアンを演じたのは女性声優の鈴代紗弓です。アンを演じた鈴代紗弓とは1998年の2月4日に神奈川県で生まれた声優であり、アーツビジョンに所属しながら活動しています。元々鈴代紗弓は2018年にゲーム「アルテイルクロニクル」で声優デビューし、2017年に「ラブライブ!」でテレビアニメデビューしました。その後鈴代紗弓は2019年に「荒野のコトブキ飛行隊」で初主演を飾り、注目を集めることになりました。

鈴代紗弓の主な出演作品や演じたキャラ

  • 2018年のアニメ「ハイスコアガール」:大野晶役
  • 2019年のアニメ「荒野のコトブキ飛行隊」:キリエ役
  • 2019年のアニメ「ぼくたちは勉強ができない」:武元うるか役
  • 2020年のアニメ「モンスター娘のお医者さん」:イリィ役
  • 2020年のアニメ「とある科学の超電磁砲T」:弓箭猟虎役
  • 2021年のアニメ「精霊幻想記」:クリスティーナ=ベルトラム役
  • 2022年のアニメ「失格紋の最強賢者」:ルリイ=アーベントロート役

薔薇王の葬列のアンに関する感想や評価

漫画薔薇王の葬列に登場するアンに関する感想ではアンがかわいいといった感想が多く寄せられていました。漫画薔薇王の葬列に登場するアンは本来の歴史で絵が残っているほどの重要人物となっています。そのためか漫画薔薇王の葬列でアンは非常にかわいいキャラクターとして描かれています。このかわいい容姿からアンは漫画薔薇王の葬列ファンに高い人気を博しています。

漫画薔薇王の葬列に登場するアンに関する感想ではアンが可哀想といった感想も多く寄せられていました。アンは幼い頃から父の政治の道具とされ、半ば無理矢理ランカスター家のエドワードと結婚させられます。その後アンは思い人のリチャードと結婚するものの、幸せになることなく結核で死亡しました。そのためアンは多数の漫画薔薇王の葬列ファンに可哀想なキャラクターといわれています。

漫画薔薇王の葬列に登場するアンに関する感想では息子が生き延びて欲しいといった感想も寄せられていました。本記事でネタバレ紹介した通り、アンはエドワードの廃嫡をリチャードに依頼して死去します。その後エドワードは史実で死亡するものの、本作では死んだと偽って自由を手に入れます。アンの不幸すぎる人生を見ると、おそらく漫画薔薇王の葬列のエドワードは生き延びて幸せを手に入れるのではないでしょうか。

薔薇王の葬列のアンまとめ

本記事では漫画薔薇王の葬列に登場するアンについてリチャードとの結婚や子供、死亡した最後などをネタバレ紹介しました。確かにアンは最終的にかつての思い人のリチャードと結婚しました。しかしアンは最後まで幸せを手に入れることが出来ず、結核を患って死亡してしまいました。このことからアンは漫画薔薇王の葬列の中で特に可哀想なキャラクターといっても過言ではありません。

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