【東京卍リベンジャーズ】乾青宗(イヌピー)がかっこいい!強さやココとの関係は?

『東京卍リベンジャーズ』に登場する乾青宗(イヌピー)はご存じでしょうか?イヌピーは『東京卍リベンジャーズ』9巻71話「Same old same old」にて初登場した十一代目「黒龍」副総長で、かっこいい戦闘シーンこそあまり描かれていないものの、髪型や性格などかっこいい魅力に溢れた人物でした。そこで当記事ではイヌピーのかっこいい魅力を一覧形式で紹介します。さらに『東京卍リベンジャーズ』で描かれたイヌピーの活躍シーンを元にどの程度の強さがあるのかを解説しつつ、ココとの関係を紹介しています。

【東京卍リベンジャーズ】乾青宗(イヌピー)がかっこいい!強さやココとの関係は?のイメージ

目次

  1. イヌピーとは?
  2. イヌピーがかっこいい!魅力を紹介
  3. イヌピーの強さ
  4. イヌピーの過去や九井(ココ)との関係
  5. イヌピーの目的
  6. イヌピーの名言や名セリフ
  7. イヌピーに関する感想や評価
  8. イヌピーのかっこいい魅力まとめ

イヌピーとは?

『東京卍リベンジャーズ』9巻71話「Same old same old」にて初登場した乾青宗(イヌピー)は、財を築く能力に長けたココと常に一緒にいる様子が印象的な人物でした。彼は戦闘シーンこそあまり描かれていないものの、どうやら千冬とタイマンを張る場合を想定した際に余裕のある態度を取っていることからある程度の強さはあるようです。そこでここからは、イヌピーのかっこいい魅力や強さ、ココとの関係を解説します。

東京卍リベンジャーズの作品情報

東京卍リベンジャーズの概要

それではまず『東京卍リベンジャーズ』の作品情報から見ていきましょう。『東京卍リベンジャーズ』とは、2017年3月から週刊少年マガジンにて連載中のSF・アクション漫画です。本作は2021年に『東京リベンジャーズ』のタイトルでテレビアニメ化、実写映画化、舞台化がおこなわれた作品で、主人公のタケミチがタイムリープ能力を使って中学時代に戻り、暴走族チームで成り上がる姿が描かれています。

暴走族チームで成り上がる姿を描いたヤンキー漫画の要素に加えて、あらゆる事件の陰で糸を引いている人物が描かれたサスペンス漫画の要素が合わさった作風が特徴です。

東京卍リベンジャーズのあらすじ

『東京卍リベンジャーズ』のあらすじは犯罪組織「東京卍會」が主人公・タケミチの元恋人であるヒナを殺害した時から始まります。さらにタケミチも翌日には何者かによって電車に突き落とされてしまいます。ところがなぜか生きており、中学時代に戻っていました。中学時代は地元の一大暴走族だった東京卍會に袋叩きにされたことで、トラウマを抱いていた時代です。そしてタケミチはタイムリープする前の東京卍會による事件を思い出し…

乾青宗(イヌピー)のプロフィール

  • 名前:乾青宗(通称イヌピー)
  • 生年月日:1989年10月18日
  • 身長体重:身長177cm、体重64㎏
  • 血液型:B型
  • 所属:十代目「黒龍」特攻隊長→十一代目「黒龍」副総長

乾青宗(イヌピー)は『東京卍リベンジャーズ』9巻71話「Same old same old」で初登場した人物です。2017年現代の東京卍會で最高幹部の1人として登場しており、その後タケミチがタイムリープ能力で中学時代に戻った際に黒龍のメンバーだったことが判明しています。

イヌピーのバイク

  • 名前:RZ350
  • 排気量:64x54mm 347cc
  • 2ストエンジンオイルタンク容量: 1.60
  • エンジン始動方式: キックスターター式
  • 点火プラグ標準搭載・型式: B8ES
  • エンジン潤滑方式: 分離給油(2スト)

イヌピーのバイクは1981年に発売されたRZ350です。RZ350は爆発的なヒットを叩き出したRZ250に続いて登場したバイクで、基本スペックは全長2080mm、全幅740mm、全高1085mm、車両重量162kg、排気量347ccとなっています。また国内では「ナナハンキラー」、海外では「ポケットロケット」などと呼ばれており、大排気量車を追い回すことのできるモデルとして認知されているようです。

TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式サイト

イヌピーがかっこいい!魅力を紹介

未来の犯罪集団「東京卍會」で最高幹部の1人として登場したイヌピーは、のちにタケミチの姿が黒龍の初代総長である真一郎の面影と重なったという理由で黒龍の副総長となりました。彼の戦闘シーンでは不意打ちを仕掛けたりしているためかっこいい姿を見ることができませんが、彼の場合は性格やファッションセンスなどに魅力が溢れています。そこでここからは、イヌピーのかっこいい魅力を一覧形式で紹介していきます。

かっこいい魅力①素直な性格

『東京卍リベンジャーズ』で描かれた乾青宗(イヌピー)のかっこいい魅力の1つは「素直な性格」です。イヌピーは小学生の頃から眠そうな顔をしており、憧れの初代黒龍を再興しようと決意した後もあてを探していなかったなど細かいことを気にする様子はありませんでした。

そしていざ八代目総長の黒川イザナ率いる黒龍に入ったものの、ゆすりや強盗、薬物など組織ぐるみでの犯罪に流されて悪事に手を染めています。結局十代目総長の太寿率いる黒龍に加入するも、太寿の弟・八戒とのいざこざによって黒龍が壊滅してしまいました。

最終的に黒龍を引き継ぐ形で総長になりますが、黒龍の初代総長である真一郎の面影と重なるタケミチをスカウトし、彼に命をも預けてしまいます。自身の直観と気まぐれの流れに流されたイヌピーでしたが、とうとうココが彼の元から離れて天竺に入ってしまいました。そしてココと戦った時もココの話を聞かずに自分の言いたいことを主張するなど素直で気ままなイヌピーらしい姿を見せています。

かっこいい魅力②オシャレな髪型

『東京卍リベンジャーズ』で描かれた乾青宗(イヌピー)のかっこいい魅力の1つは「オシャレな髪型」です。作中で描かれたイヌピーの髪型は全部で4通りあります。

1つ目が少年院出所時のロングヘアスタイル、2つ目が黒龍時代の後頭部を刈り上げと外ハネを合わせたショートヘアスタイル、3つ目が後頭部の髪を伸ばしたロングヘアスタイル、4つ目が幹部として活動する未来のショートヘアスタイルの4つです。どの髪型もかっこいいのでぜひチェックしてみてください。

かっこいい魅力③笑顔

『東京卍リベンジャーズ』で描かれた乾青宗(イヌピー)のかっこいい魅力の1つは「笑顔」です。敵として現れたことによって日常生活が描かれなかったとも言えますが、イヌピーは主要人物の中でも特に笑顔が少ない人物で、登場シーンを見ると目が据わっている印象を抱くかもしれません。そんなイヌピーの少ない笑顔が見れるのは、タケミチに黒龍の初代総長である真一郎のことを話したシーンです。

笑顔が少ないというギャップも合わさってそのシーンで見せたふわっとした笑顔が非常に魅力的でした。他にココとの別れのシーンでも少し微笑んでいるようにも見えたり、『東京卍リベンジャーズ』237話にてタケミチに付いていくと決めたイヌピーに対してココが「いい奴を選んだな」といったことを思い出して笑ったりするシーンを見ることができます。

かっこいい魅力④ハイヒールを履いている

『東京卍リベンジャーズ』で描かれた乾青宗(イヌピー)のかっこいい魅力の1つは「前衛的なファッションセンス」です。『東京卍リベンジャーズ』12巻105話「No one can match」の冒頭ではイヌピーが少年院から出所した姿が描かれています。

公正して少年院から出たはずが、既に特攻服を着てやる気をアピールしている姿にも驚きですが、それすらも印象に残らない「ハイヒールを履く」という変わったファッションを披露していました。そもそもイヌピーは身長177cmもあるため、ハイヒールを履くとかなり長身になります。ではなぜイヌピーはハイヒールを履いているのか?どうやら、作者の和久井氏によれば「中学生当時、不良の間で流行っていたファッション」だからなのだそうです。

かっこいい魅力⑤黒川イザナとの関係

『東京卍リベンジャーズ』で描かれた乾青宗(イヌピー)のかっこいい魅力の1つは「黒川イザナとの関係」です。先にイヌピーは黒龍の8代目総長である黒川イザナの下についていたことに触れていますが、実はイザナから能力を買われたことによって、イヌピーは彼の側近を務めていました。

そしてイザナは黒龍を率いて殺人や賭博、強盗などの犯罪行為をおこなっていたため、そんな彼の側近を務めていたイヌピーもまた多くの悪事に手を染めていたはずです。イヌピーは当時について「最悪だった」と語っており、初代の志は残っていなかったに違いありません。その後、イヌピーは少年院に入る形で黒龍を抜けています。

かっこいい魅力⑥着地を決めるシーン

『東京卍リベンジャーズ』で描かれた乾青宗(イヌピー)のかっこいい魅力の1つは「着地を決めるシーン」です。関東事変後はでヒナとタケミチを狙っていた黒幕、稀咲鉄太が死亡したことで中学時代が終わり、高校時代の様子が描かれるようになりました。

そのため、関東事変から2年近くたった頃に18歳を迎えたイヌピーが登場しています。イヌピーは六波羅単代の総代である寺野南(てらのさうす)にバイクから放り投げられながらも華麗に着地しかっこいい姿を見せていました。さらにイヌピーが憧れた初代黒龍のメンバーも続々登場していくので、今後の展開ではイヌピーの大活躍に期待できるはずです。

かっこいい魅力⑦未来ではドラケンと一緒にバイク屋を営む

『東京卍リベンジャーズ』で描かれた乾青宗(イヌピー)のかっこいい魅力の1つは「ドラケンと一緒にバイク屋を営む姿」です。イヌピーは12年後の未来でドラケンとともに『D&D MOTOR CYCLE SHOP』という名前のバイク屋を営んでいます。関東事変後にイヌピーとドラケンがバイク屋を運営し始めたことが209話で判明していました。

そしてネット上では店名に記されている「D&D」という名の由来は2パターンの候補があがっています。Doraken&Dragon(ドラケン&ドラゴン)とDragon&Dog(ドラゴン&ドッグ)です。

どちらかと言えば、後からイヌピーがドラケンのバイク店の運営者になったことを考慮すればDoraken&Dragon(ドラケン&ドラゴン)の方が有力と言えます。ただし、もう1つの候補であるDragon&Dog(ドラゴン&ドッグ)もドラケンとイヌピーが二人で10年以上も運営していることを考慮すればこの線もありかもしれません。

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イヌピーの強さ

イヌピーの強さ①八戒を脅す

イヌピーが初登場した『東京卍リベンジャーズ』9巻71話「Same old same old」では、東京卍會の弐番隊副隊長である柴八戒にナイフを突きつけて脅しているシーンが描かれていました。

八戒は類まれな喧嘩センスを持つ黒龍の元総長である柴太寿の弟ですが、太寿から暴行を受け続けてきたことによって気が弱かったものの、タケミチと行動を共にするうちに相手に立ち向かう勇気を身に着けるようになった人物です。そんな八戒に対してイヌピーはナイフを突きつけることで恐怖心を見事に植え付けており、周囲の人間を驚かせていました。また同時にイヌピーの苛烈さが強く印象付けられています。

イヌピーの強さ②三ツ谷を襲う

イヌピーの1対1でタイマンを張るシーンは描かれていませんが、八戒に対してナイフを突きつけて脅したように卑劣な強さを表すシーンが度々見受けられます。そのシーンの1つとなっているのが、三ツ谷を背後から鉄パイプで殴ったシーンです。

聖夜決戦では東京卍會の参番隊隊長である三ツ谷と黒龍の十代目総長である太寿が一対一の勝負を繰り広げていました。しかしその途中で三ツ谷の背後にイヌピーが現れ、鉄パイプで三ツ谷の後頭部を殴りつけます。ナイフで脅す行為もそうですが誰もが躊躇う行為を平然とやって見せるのがイヌピーの強さと言えるのかもしれません。

イヌピーの強さ③千冬を一目置く

イヌピーの強さを測る上で重要な要素が、東京卍會の壱番隊副隊長である千冬を一目置くほどの自信を見せている点です。武器を使用して卑劣な行為をおこなうシーンが目立つイヌピーですが、どうやら彼はタイマンにも自信があるようで、黒龍の十代目総長である太寿に出会うまでは負け知らずだったと言われています。さらに千冬を前にして「ピンピンしてる時にやってみたかった」と語っていることから強さに自信を持っているのが窺えます。

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イヌピーの過去や九井(ココ)との関係

黒龍の特攻隊長として登場したイヌピーですが、彼は常にココと行動を共にしていました。そしてイヌピーとココの過去は『東京卍リベンジャーズ』18巻第158話「Untamed heart」にて明らかになっており、18巻ではランドセルを背負ったイヌピーとココの姿が描かれています。どうやらイヌピーとココは幼馴染だったようで、絶対的な絆を築いていました。

ネタバレ①九井との約束

ココは特攻隊長であるイヌピーに付き従うなど忠誠心を見せていた一方で、黒龍の総長である柴太寿には忠誠心を抱いていませんでした。聖夜決戦後に太寿が黒龍を離れることになった際はイヌピーが彼の代わりに十代目総長の座を引き継ぐのですが、ココは「オレはオマエについていく」と言ってイヌピーの下につくと同時にあっさりと太寿に別れを告げています。

このシーンから分かる通りココには特に目的といったものがありません。ただし、ココには数少ない行動基準としてイヌピーと交わしたとある約束があります。

ネタバレ②姉の赤音がいた

イヌピーとココが交わした約束の真意には、イヌピーの5歳上の姉である乾赤音が関係していました。イヌピーとココは幼馴染だったため常に一緒に行動を取っていましたが、そこにイヌピーの姉である赤音が加わったことで3人でよく一緒にいた姿が描かれるようになっています。しかしそんな関係が不幸な事故によって崩れることとなります。イヌピーの住む家が全焼してしまう事件が起きてしまったのです。

ネタバレ③火事で顔にやけどを負う

火事によって被害を受けたのは家だけではありませんでした。家に住むイヌピーと赤音も火事の被害を受けており、イヌピーが顔の左半分の大きな火傷、赤音が全身火傷を負ってしまいます。最終的にイヌピーの顔左半分に大きな火傷跡が残り、赤音が全身火傷の影響で死亡してしまいました。

実はココは死亡してしまった赤音に恋心を抱いており、全身火傷を負って入院していた赤音の見舞いを頻繁におこなっていました。さらにココは彼女を一生守ると約束していたのですが、結局約束を守れなかったため、その代わりに同じ顔と言われるほど似ているイヌピーに赤音の面影を重ねるようになっていくのです。

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イヌピーの目的

ここまでイヌピーのかっこいい魅力や強さ、過去、九井(ココ)との関係を見ていきましたが、果たして彼は何を目的に行動を起こしているのでしょうか?彼は黒龍の総長が八代目、九代目、十代目と代が変わったとしても黒龍に所属していますが、その経歴から黒龍を率いている総長に対して忠誠心を抱いているわけではないことが分かります。ではここから、イヌピーの目的が明らかになる東卍傘下になった経緯を見ていきましょう。

イヌピーが東卍傘下になった経緯

ネタバレ①タケミチとの敵対関係

まず初めにイヌピーが東卍傘下になった経緯として、タケミチと敵対関係になるまでの展開をネタバレします。火事によって家と家族を同時に失ったイヌピーが、唯一心の支えにしていたのがかつて憧れを抱いていた初代黒龍と、東京卍會によって壊滅した九代目総長以降の黒龍の存在です。

そしてイヌピーは十代目総長の柴太寿が率いる黒龍の特攻隊長として、東京卍會の壱番隊隊長である花垣武道の前に立ち塞がりました。イヌピーを含めた黒龍の隊員たちを引き連れて、東京卍會所属の弟・柴八戒を強制的に黒龍に加入させようとした太寿でしたが、タケミチが八戒を守るために太寿に抵抗しています。

ネタバレ②聖夜決戦に参加する

次にイヌピーが東卍傘下になった経緯として、聖夜決戦に参加するまでの展開をネタバレします。のちに聖夜決戦と呼ばれる戦いは、クリスマスに教会を訪れていた柴太寿に対して、ナイフを持った八戒が襲撃を仕掛けたことがきっかけで始まりました。その後八戒を止めようとするタケミチと千冬、三ツ谷が参戦。当初は太寿が1人でタケミチたちの相手をしていましたが、イヌピーが黒龍の特攻隊長として奇襲を仕掛ける形で遅れて参戦します。

また参戦時にイヌピーが鉄パイプで三ツ谷を殴って昏倒させたため、タケミチたちは窮地に追いやられてしまいます。しかし、偶々教会に向かう三ツ谷のバイクコールを聞いていたマイキーとドラケンが乱入。イヌピーは頼みの綱である黒龍総長の太寿をサポートしながら奮闘していましたが、最終的にマイキーの圧倒的な強さに敵わず敗北してしまいます。敗戦後のイヌピーは太寿に別れを告げて黒龍から離れることとなりました。

ネタバレ③黒龍総長を引き継ぐ

次にイヌピーが東卍傘下になった経緯として、黒龍総長を引き継ぐまでの展開をネタバレします。弟の八戒に対しておこなった今までの所業を悔やんだ黒龍総長の太寿は、総長の座から降りて黒龍を離れることにしました。それによって黒龍を引き継ぐ形で十一代目総長に就任したイヌピー。

その後、イヌピーの決定により黒龍が東京卍會の傘下に降りますが、結局自分についてきたメンバーは丸井一(ココ)だけとなりました。そこでイヌピーはマイキーと相談し、結果的に「東京卍會に降るならタケミチの下につきたい」という希望の元に、黒龍としてイヌピーとココが東京卍會壱隊の隊員になります。

ネタバレ④ムーチョにスパイではないかと疑われる

次にイヌピーが東卍傘下になった経緯として、ムーチョからスパイとして疑われるまでの展開をネタバレします。イヌピー率いる黒龍が東京卍會壱番隊隊長の下につくことになった一方で、聖夜決戦後にタケミチたちを裏切ったことがバレてしまった稀咲鉄太が東京卍會から除名されることとなりました。そこで、稀咲は黒川イザナが率いる横浜天竺に入隊し、天竺と東京卍會を争わせる計画を企てます。

しかしその計画の影響によってイヌピーはあらぬ疑いをかけられてしまうのでした。稀咲の東京卍會からの除名と、イヌピー率いる黒龍が加入するタイミングが一致したことで、イヌピーは東京卍會伍番隊隊長であるムーチョに天竺のスパイではないかと疑問視されてしまいます。またイヌピーがかつて八代目黒龍の総長を務めていた黒川イザナの側近だったということも疑いを深める大きな要因となりました。

ネタバレ⑤東卍を裏切っていたのはムーチョ

次にイヌピーが東卍傘下になった経緯として、ムーチョが東卍を裏切るまでの展開をネタバレします。黒龍を率いているイヌピーと黒龍を部下にしたタケミチの二人を東京卍會の裏切り者だと疑っていたムーチョでしたが、最終的に東京卍會を裏切っていたのはムーチョ自身だったと明かされます。

ムーチョは黒川イザナと同様にS62世代の1人であり、その世代で構成された天竺で再出発を切ろうと考えていたのです。そして九井(ココ)の財を築く能力を天竺で利用したいと考えるイザナは、ムーチョにココを奪うように指示を出します。ココは当初こそ抵抗したものの、結局イヌピーを人質に取られたことが原因で大人しく天竺に加入することにしました。

一方、ココのためなら死んでもいいと考えていたイヌピーは、ココを奪い返すのに必要なタケミチの力を借るため、涙を流しながら「自分の命を預ける」と懇願します。さらにイヌピーはタケミチに黒龍を継いで欲しいと伝えました。ちなみにイヌピーが東京卍會の傘下に降る意思を見せた際、マイキーは彼に対して「オマエが十一代目総長になるのか?」と尋ねていますが、それを否定しています。

同時にタケミチを指名しており、彼は太寿に立ち向かっているタケミチの姿に初代黒龍の面影を見たと語っていました。そして黒龍を継ぐことをタケミチが了承したことで、十一代目総長のタケミチが率いる黒龍が誕生し、イヌピーは東京卍會壱番隊隊長兼十一代目黒龍総長という肩書きを手に入れたタケミチの下についたため十一代目黒龍副総長となっています

イヌピーの目的は黒龍の再建

イヌピーは黒龍の特攻隊長として初登場した時から終始に黒龍に強いこだわりを見せていましたが、それがイヌピーの行動目的に関係しています。その目的というのが初代黒龍の再建です。なぜなら、イヌピーは初代黒龍に並々ならぬ憧れを抱いており、初代黒龍の総長である真一郎がイヌピーのヒーローでもあったからです。

実は、イヌピーは黒龍を引退した後にバイク屋を営んで生活していた、黒龍の元総長である真一郎のバイク屋に足を運んでいました。また真一郎のバイク屋は不良たちの集いの場となっていたため、当然足を運んでいたイヌピーも彼らを間近で見ることとなりますが、その時にイヌピーは「ギラついててかっこよかった」という感想を抱いたようです。

そんな感想を抱くような不良たちが敬意を抱く真一郎の前では礼儀正しかったようで、その事実から真一郎が不良みんなから憧れを抱かれているのが窺えます。それがイヌピーにヒーローのような印象を抱く要因となっていました。

またイヌピーは初代の先輩たちの大人になっても昔やったバカなことを話題にして笑い合っている姿を見ていたため、そんな仲間たちにも憧れを持っていました。それこそが黒龍にこだわる理由であり、輝きに満ちた初代黒龍を再興したいと考えたのです。

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イヌピーの名言や名セリフ

イヌピーの名言①「オレは花垣に命を預けた…」

『東京卍リベンジャーズ』で描かれた乾青宗(イヌピー)の名言や名セリフの1つに「オレは花垣に命を預けた…」から続く一言があります。イヌピーの意思によって黒龍がタケミチ率いる東京卍會壱番隊の下についた後、天竺の思惑によってイヌピーの相棒であるココが天竺に引き抜かれてしまいました。

オレは花垣に命を預けた。黒龍もだ…天竺に行く気はねぇ

そしてココはイヌピーを勧誘しますが、ココのためなら死ねるとまで言ったイヌピーが上記の名言を放って拒否します。自分の中で曲げられない信念を押し通したイヌピーでしたが、その時が幼馴染として常に行動を共にしてきた親友との明確な決別シーンと言えるのではないでしょうか。

イヌピーの名言②「今までありがとな…」

『東京卍リベンジャーズ』で描かれた乾青宗(イヌピー)の名言や名セリフの1つに「今まで…」から続く一言があります。この名言は『東京リベンジャーズ』186話にて描かれたエマの葬儀後に残されています。エマの葬儀が終わった後にイノピーの元を訪れたココ。

今までありがとな

ココが「オレはオレの道をゆく」「じゃあな」と言ったのに対してイノピーがこの名言を放ちます。互いに目を覚まさせることができなかったものの、後腐れなくケジメを付けるような雰囲気のあるシーンとなっていました。

イヌピーの名言③「だからいい加減テメェも認めろよ…」

『東京卍リベンジャーズ』で描かれた乾青宗(イヌピー)の名言や名セリフの1つに「だからいい加減テメェも認めろよ…」から続く一言があります。これまで黒龍再興のために八・九・十代目総長に従って悪事に手を染めてきたイヌピーでしたが、今までそれが成功したことはありませんでした。

認めるよ…オレが黒龍を腐らせた…‼だからいい加減テメェも認めろよ。オレは赤音じゃねぇ青宗だ‼

ただ従うだけで流れに流されたイヌピーは、遂にココから再興どころか腐敗させる一方だったという現実を突きつけられてしまいます。それに対してイヌピーは否定することはありませんでしたが、その代わりにココに対して上記のセリフを放って現実を突きつけました。ずっと互いに抱いてきた双方の間違いを突きつけ合った親友同士のやり取りは感動的です。

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イヌピーに関する感想や評価

感想や評価:イヌピーの黒龍総長としての強さが気になる

ここでは『東京卍リベンジャーズ』に登場する乾青宗(イヌピー)の強さに関する感想があがっています。やはりイヌピーが黒龍の総長を務めているという事実はある程度の強さを持っていると認識されるようです。

感想や評価:イヌピーとココの関係が好き

ここでは『東京卍リベンジャーズ』に登場する乾青宗(イヌピー)とココに関する感想があがっています。イヌピーとココの関係を応援する方が多いようです。過去の回想シーンではイヌピーとココの関係性が明らかになっているので気になる方はぜひチェックしてみてください。

感想や評価:イヌピーとココの強さは?

ここでは『東京卍リベンジャーズ』に登場する乾青宗(イヌピー)とココの強さに関する感想があがっています。どうやらこの方はココよりもイヌピーの強さが勝っていると認識しているようです。やはりココが頭脳担当という印象が強いからなのでしょうか?気になる方はココとの関係性や東京卍會の壱番隊隊長であるタケミチの下についたシーンを参考にしてみると良いかもしれません。

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イヌピーのかっこいい魅力まとめ

  • 素直な性格
  • オシャレな髪型
  • 笑顔
  • ハイヒールを履いている
  • 黒川イザナとの関係
  • 着地を決めるシーン
  • 未来ではドラケンと一緒にバイク屋を営む

『東京卍リベンジャーズ』に登場する乾青宗(イヌピー)のかっこいい魅力や強さ、ココとの関係を紹介してきましたがいかがでしたか?『東京卍リベンジャーズ』9巻71話「Same old same old」で初登場した乾青宗(イヌピー)は、戦闘シーンこそあまり見られないもののオシャレな髪型や素直な性格などかっこいい魅力に溢れた人物でした。

そしてイヌピーの過去や目的を知る上で重要な存在がココです。詳しくはイヌピーの5歳上の姉赤音と、イヌピー、ココの関係性。今回はイヌピーと赤音の約束、そしてその約束とイヌピーとの関係性など簡単に紹介しましたが、気になる方はココについても注目してみると良いかもしれません。また、イヌピーのかっこいい魅力をまとめた一覧も紹介しているので漫画やアニメをご覧になる際はぜひ参考にしてください。

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