【王様ランキング】ドーマスの強さと裏切りの理由は？ボッジ暗殺や腕切断の経緯をネタバレ

王様ランキングに登場するドーマスとは、王様ランキングの主人公・ボッジ王子の剣術指南役にして、忠臣だったキャラクターです。王様ランキングのドーマスは登場時は主人公のボッジを守り抜く身近なキャラクターでしたが、ストーリーが進行するとボッジを裏切ってしまうのです。ここでは、王様ランキングのドーマスについて、ボッジに対する裏切りの真相や、腕を切断してしまった経緯など、詳しくネタバレして紹介していきます。

王様ランキングのドーマスに関して、詳しい情報を掘り下げていく前に、ドーマスが登場する王様ランキングの作品情報を紹介します。王様ランキングは、漫画投稿サイト「マンガハック」にて連載されている作品です。作者は日本の漫画家・十日草輔です。王様ランキングは2017年からウェブ漫画の形式で毎週土曜に更新されています。王様ランキングは単行本化もされており、KADOKAWAのビームコミックスより刊行されています。

王様ランキングはメジャーな漫画雑誌に連載されているような作品ではないにも関わらず、その面白いストーリーと魅力的な登場人物が人気を集め、単行本の累計発行部数は150万部を突破する勢いとなっています。また、2021年の10月にはテレビアニメ化もされており、今とても人気のある漫画作品です。

王様ランキングのあらすじを紹介していきます。王様ランキングの主人公・ボッジは、ボッス王国の王子です。第一王子であるボッジは、立派な王になることを夢見ていましたが、ボッジは父親ボッス王にはとても似ておらず、非力でした。また、耳が聞こえないボッジは、周りの人々から哀れみの目で見られていました。そんなボッジでしたが、親友となるカゲと出会い、自分の運命を変えていく事となります。

王様ランキングに登場するドーマスのプロフィールを紹介していきます。ドーマスは、王様ランキングの主人公・ボッジ王子の剣術の師匠です。ドーマスは若かりし頃、ボッジの父・ボッスの強さに憧れ、ボッス王国にやってきました。その頃のボッス王国には猛者たちがたくさんいましたが、その中でもドーマスは抜きんでた剣の才能を持っていました。

ドーマスはすぐに頭角を現し、「ソードマスター」の称号も得ることとなります。ボッス王の臣下の中でも、強い信頼を寄せられることとなったドーマスは、ボッス王の息子・ボッジの剣術指南役を命じられています。また、ボッス王国の忠臣の中でも、特に中心となるボッス王国四天王の一角でもあります。

王様ランキングに登場するドーマスの性格や強さを紹介していきます。ドーマスはまだ10代の頃にボッス王国を訪れ、猛者たちの中で剣術を極めています。野心に満ちた青年で、やる気も自信もある性格をしています。また、ボッス王に憧れて王国にやってきた為、ボッス王やその息子のボッジに対して強い忠誠心も持っている人物です。

王様ランキングに登場するドーマスの強さを紹介します。ドーマスはまだ若いころから、ボッス王に憧れて剣術の道を究めようとしていました。元々剣術の才能に恵まれていたドーマスは、すぐにその強さを周りに示していきます。ドーマスの強さはボッス王の目にもとまり、ボッス王国の忠臣となっていきます。ソードマスターという名誉も、ドーマスの強さを考えれば誰もが納得する称号だったのです。

剣術の才能にも恵まれ、申し分ない強さでソードマスターの称号も獲得したドーマス。野心家でやる気に満ちていたドーマスは、ボッス王国の四天王ともなり、順風満帆な人生を歩んでいました。そんなドーマスはボッジ王子の剣術指南役に命じられますが、ドーマスのこの性格と強さのせいで、元々ひ弱なボッジ王子を上手く教えられず、悩んでしまう事になります。

王様ランキングに登場するドーマスの裏切りについて、ボッジ王子暗殺の経緯などを紹介していきます。ドーマスはボッス王に憧れてボッス王国にやってきたとお伝えしましたが、ドーマスはボッス王の強さに憧れていたため、ボッス王のように「力の剣」を究めていました。正統派で王道の剣なのですが、これはボッス王やドーマスのように、腕っぷしが強く恵まれた体躯の人物に向いているスタイルです。

ドーマスは剣術のセンスも優れている凄腕の剣士でしたが、「敵の剣をすべて受け止める」という王道のスタイルと良しとしていました。この部分が、ボッジ王子の素質と真逆となっており、ドーマスはボッジ王子の剣術指南に行き詰ってしまうのです。

王様ランキングのドーマス自身は、国内に敵がいないほどの凄腕の剣士であり、ソードマスターの称号も得ています。そんな彼の腕を評価して、ボッス王は息子・ボッジ王子の師匠を任せたのでした。ドーマスはやる気満々でボッジ王子の稽古をつけ始めましたが、ボッジ王子はドーマスの予想以上に非力だったのです。剣術指南以前に、一番軽い剣すらも満足に持てないボッジ王子。

ボッス王からボッジ王子の剣術指南役を命じられた時は、その光栄に感激していたドーマス。しかし、ボッジ王子に稽古をつけていく内に、どうすればボッジ王子をたくましく強く出来るのか、分からなくなっていくのでした。その後、ドーマスはボッジ王子の師匠でありながら、ボッジを強くすることは諦めてしまいます。

ボッス王からボッジ王子の剣術指南役に任命され、喜んでいたドーマス。しかし、ボッジ王子のあまりの非力さに徐々にやる気を失います。その後、ドーマスはいつしか「自分の剣でボッジ王子を敵から守ればよい」と考えるようになっていきます。そんなドーマスでしたが、ボッジ王子の弟・ダイダ王子と剣を交える機会がありました。ダイダ王子はボッジ王子とは違い、父親から強い王の素質を十分に受け継いでいました。

まだ子供のダイダ王子でしたが、その鬼気迫る力強い打ち込みと腕っぷしに、ドーマスは思わず感動してしまいます。ダイダ王子こそ、ドーマスの思い描く強い王だと感じ入ったドーマスは、ダイダを鍛えたいと思ってしまうのでした。

王様ランキングのストーリーが進むと、ボッス王が死去してしまいます。そこで、次の王を決める事となります。ボッス王は、死の間際次の王にボッジ王子を指名して亡くなりました。ボッス王の遺言に従いボッジ王子が王になると思われましたが、ダイダ王子の母親ヒリング王妃は、非力なボッジ王子を王にする事に反対します。

そこで、ボッス王国の忠臣たちで、次の王を選ぶ多数決が取られます。結果はダイダ王子多数となりました。元々ダイダ王子を推していた母親のヒリング王妃や、ダイダ王子側の部下がダイダ王子へ投票するのははっきりしていましたが、この場面でドーマスはボッジ王子を裏切りダイダ王子へ票を入れてしまったのです。

時期王を決める決議のその後、ドーマスはダイダ王子から呼び出されます。ダイダ王子はドーマスがボッジ王子を裏切りダイダ王子へ投票したと知り、ドーマスを𠮟りつけました。兄ボッジ王子の師匠でありながら、時期王にボッジ王子を選ばなかったドーマスの裏切りを攻め、ダイダ王子はドーマスに「ボッジ王子暗殺」を命じるのでした。

ボッジ王子を暗殺すれば、失った信用を取り戻せると言われたドーマスは、ボッジ王子と共に旅に出ます。世の中を見たいというボッジ王子の希望を叶えるべく、ヒリング王妃は護衛にドーマスと兵士ホクロをつけて送り出したのです。この旅の道中、ドーマスはボッジ王子を地獄への大穴に突き落としてしまいました。

ドーマスがボッジ王子を殺してしまったと知ったホクロは怒り狂います。ホクロは、ボッジ王子の非力さを知りながらも、ボッジ王子の優しく素直な人格を慕っていたのでした。ホクロはボッジ王子を守れなかった自分を責め、自分では敵うわけがないドーマスに剣を向けるのでした。

王様ランキングのドーマスの腕切断の経緯やその後をネタバレしていきます。まず、ドーマスはボッジ王子を裏切り暗殺したその後、片腕を切り落としてしまいます。ボッジ王子を暗殺したドーマスに切りかかったホクロの剣を、腕で受け止めたのでした。ホクロの剣はドーマスの腕を落とせるほどのものではありませんでしたが、ドーマスはホクロを気絶させた後、自分で腕を切り落とします。

ボッジ王子暗殺のその後、ホクロは王国へ戻って本当の事を告発すると言います。ホクロは王国へ戻りボッジ王子が死亡したと告げますが、怒り狂ったヒリング王妃に死刑にされそうになります。ドーマスはそんなホクロが放っておけず、助けに駆け付けます。ドーマスは、ダイダ王子の体に乗り移ったボッス王に捕まってしまい、国から追放されます。そこで、ボッス王はドーマスに密命を伝えるのでした。

その後、ボッス王国はミランジョの連れてきた強力な魔物に襲われていました。冥府で修行して強くなったボッジ王子は、ヒリング王妃たちを助ける為に駆け付けます。ボッジ王子は倒した魔物を冥府へ届けようと門の前にやってきますが、ここでドーマスはボッジ王子と再会します。ドーマスはボッジ王子を暗殺した事を後悔しており、泣きながら謝りました。

ボッス王国が魔物に攻撃されて混乱を極める中、王国に戻ったドーマスはボッジ王子と再会します。その後、ボッジ王子とボッス王の戦いにまで発展していきます。一度はボッジ王子を裏切り暗殺までしてしまったドーマスでしたが、この戦いでははっきりと「ボッジ王子につく」と明言します。

他の四天王もボッジ王子につきました。ドーマスが四天王に復帰したかははっきり描写されていませんでしたが、ボッジ王子への裏切りを後悔したドーマスは、今度は必ずボッジ王子を守ると誓うのでした。

王様ランキングの第一部では、ボッス王国に平和が戻るところでストーリーが終わります。この時点でドーマスは死亡していませんでした。その後ドーマスは自分の過ちを反省し、ボッジ王子を守るために更に強くなろうと修行に励んでしました。

王様ランキングのドーマスの声を担当した声優情報を紹介していきます。王様ランキングのドーマスの担当声優は、江口拓也です。江口拓也は、1987年5月22日生まれ、茨城県出身の日本の男性声優です。生まれは東京都世田谷区です。歌手としても活動している人物で、81プロデュースに所属して活動しています。

王様ランキングでドーマスを演じた江口拓也の主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。江口拓也は、東のエデンの大杉智、機動戦士ガンダムAGEのアセム・アスノ、俺物語!!の剛田猛男、虹色デイズの松永智也、バキシリーズの花山薫、転生したらスライムだった件のソウエイ、SPY×FAMILYのロイド・フォージャーなどの声も担当しています。

王様ランキングのドーマスに関する感想や評価を紹介していきます。ドーマスに関しての感想では「かっこいい」という感想がたくさん見られました。ドーマスはルックスもストレートにかっこいいのですが、意外と迷いがあるなど、心理描写も複雑で様々なかっこよさがあるキャラクターだと人気を呼んでいます。

王様ランキングのドーマスに関しては、ボッジ王子暗殺のシーンが衝撃的すぎるという感想も見られています。ドーマスは人気のあるキャラクターでしたが、主人公・ボッジ王子を暗殺してしまうという驚きの展開となっています。

王様ランキングのドーマスは、ボッジ王子を暗殺してしまいますが、この事をとても後悔していました。その後、ドーマスはホクロと共に王国へ戻るのですが、この後のドーマスの心理描写がとても良いと評価されています。

ここでは、王様ランキングのドーマスに関しての情報をまとめています。王様ランキングのドーマスは、ソードマスターの称号も得るボッス王国の忠臣でしたが、ボッジ王子を裏切り暗殺してしまいます。その後、ケジメとして腕を切り落としたドーマスは、心を入れ替えてボッジ王子を守ると決意しています。是非、王様ランキングをチェックして、重要キャラクター・ドーマスにも注目してみてください。