【王様ランキング】ベビンはボッス王国四天王の蛇使い！ボッジの味方？強さ・能力を考察

「王様ランキング」のベビンとは、ボッス王国四天王の1人で、第二王子・ダイダの剣術指南役も務めています。蛇使いでもあり、諜報の役割も担っています。いつもニヤニヤとした笑みを浮かべた悪人顔で、腹の底が見えづらい人物です。

ボッジのことも評価していますが、主人であるダイダのことを第一に考えています。手話も習得しており、ボッジと会話する際に使っていました。ベビンは立場上、ボッジの敵かに思われていましたが、のちに味方だったことが判明します。

「王様ランキング」とは、マンガハックで連載されている漫画作品です。次にくるマンガ大賞2018では、Webマンガ部門にノミネートされました。「王様ランキング」の作者の十日草輔は、本作において漫画家デビューを果たしました。

コミックス最新刊の「王様ランキング」12巻は2021年12月に発売され、シリーズ累計発行部数は150万部を記録しています。WIT STUDIOが制作に携わったアニメ「王様ランキング」は、2021年10月15日に2クールで放送がスタートしました。

生まれつき喋ることができず耳も聞こえないボッス王国の第一王子・ボッジは、子供用の剣すら扱えないほど非力だったこともあり、周囲から「ダメ王子」と評されバカにされていました。そんな逆境にもめげず、将来強くて立派な王様になるという目標を掲げ、努力を重ねていました。絶滅した暗殺集団・影一族の生き残りであるカゲは、ボッジの人柄に触れ、この先何があっても彼の味方でいようと決めるのでした。

「王様ランキング」に登場するベビンは、ボッス王国四天王の1人です。武器には、刀身がゆらゆらと波打つ蛇行剣を使用していました。その他にも、クナイのような形状の小型ナイフも使っています。剣の腕は並の強さですが、持ち前の頭の良さを生かし、鉄も切れる必殺技を編み出しています。色黒で目の下にはクマがあり、目つきが鋭い悪人面で、何を考えているかわからない人物でした。

ベビンは、第二王子・ダイダの教育係でもあり、彼のことを第一に考えています。武術の他にも、王としてのあり方なども教えています。ボッジのことも評価していますが、ダイダが王にふさわしいという考えは一貫していました。立場上、悪役かに思われていましたが、ボッジの味方として活躍してくれます。蛇使いであり、多数の蛇を従え、諜報の役も担っています。蛇に対しても道具として扱うのではなく、深い愛情を注いでいます。

「王様ランキング」のミツマタとは、真ん中の首が欠損した3つ頭の大蛇です。城の兵士にいじめられていたところを、べビンに救われ住処を与えられました。ミツマタは、べビンに深い恩義を感じるようになり、忠義を尽くすようになります。ベビンが生死に関わる大怪我をした時も、自分の住処に匿い助けています。

ベビンもミツマタのことを大切に思っており、争い事でミツマタをはじめとした蛇たちが傷つけられることを忌避しています。べビンと出会う前、ミツマタはボッジに助けられており、彼にも恩義を感じていました。ボッジに読唇術や攻撃を避ける術を教えたのもミツマタです。ダイダの教育係を務めるベビンは、ダイダを王にしたいと考えているため、それを面白く思っていませんでした。

「王様ランキング」のベビンは、目つきが悪い悪役顔の男性です。見た目に加え、次期国王の座をボッジと争う第二王子・ダイダの教育係をしています。ボッジの友達であるカゲを幽閉したり、ダイダの命令でアピスを暗殺しようとしたりなど、当初は味方ではなく悪役と思われていました。しかし、物語が進むにつれ、べビンはボッジの味方であると発覚していきます。

べビンはカゲを捕らえた後、彼は旅に出たから二度と会えないとボッジに伝えます。ベビンの言葉を不審に思ったボッジは、ベビンに支えるミツマタの元へやってきます。ミツマタは、恩義があるからベビンのことは裏切れず、ボッジに詳細な情報を伝えることができないといいます。

しかし、カゲは無事であり、ベビンとカゲはとある取引をしたのだということだけボッジに教え、安心させてあげました。ベビンは、命を狙われているボッジの護衛をカゲに頼んでいました。ベビンがカゲに護衛を頼んだおかげで、ボッジの命は救われることになります。

「王様ランキング」のべビンは、ボッジは王の器ではないと考えていましたが、それなりに評価していました。さらに、ボッジを助けることは、結果的にダイダを守ることにつながると推測していました。カゲにボッジの護衛を頼んだことに加え、師匠であるデスパーに推薦状を書きました。べビンの推薦状のおかげでボッジはデスパーと出会い、才能を開花させ強敵とも戦える強さを手に入れます。

べビンからデスパーへの推薦状を託されたカゲでしたが、きちんと名前を覚えていなかった上、推薦状にも目を通していませんでした。そのため、当初はデスパーではなく、兄のデスハーに誤って推薦状を渡してしまいます。デスハーは、ボッジの強さを見るため騎士隊長と対戦させますが、非力さを理由に見込みがないから諦めるよう諭します。

さらに、デスハーは推薦状を読んで気分を害し、ボッジとカゲを城からつまみ出します。その後、親切な騎士隊長は、推薦状受取人の相手は、デスパーであると教えてあげます。騎士隊長の気遣いにより、ボッジとカゲは無事デスパーの家に辿り着き弟子入りを果たします。

「王様ランキング」のベビンは、第二王子・ダイダの教育係であり、ダイダのことを第一に考えています。蛇を使って監視の目を張り巡らせ、ダイダを鏡から守ろうとしていました。ボッジを助けることは、将来的にダイダを守ることにもなると考えていました。そこで、命を狙われているボッジの護衛をカゲに頼んでいます。べビンは、ボッジのことは評価しているとはいえ、ダイダを王にしたいという願いは一貫していました。

「王様ランキング」のべビンは、ボッス王国四天王の1人であり、刀身が蛇のようにゆらゆらとした形状の蛇行剣という武器を使用しています。剣術の腕は並みの強さですが、鉄を切れる必殺技を自ら編み出しています。この必殺技により、ボッス王国四天王の1人にまで上り詰めました。過去には、同じくボッス王国四天王の1人であり、ボッスの護衛を務めていたアピスにもこの必殺技を使って勝利しました。

「王様ランキング」のボッス王は、次期国王にボッジを指名して亡くなりました。しかし、ボッジは王の器ではないと考えたヒリング王妃は、遺言書をなかったことにし、重鎮たちを数名集め会議を開きます。ボッジとダイダ、どちらか王にふさわしいか多数決をとった結果、ダイダが王に決まります。ボッジに投票したことがバレたアピスは、ダイダの反感を買い護衛をクビにされます。

ことはそれだけでは収まらず、ダイダはべビンにアピス暗殺の命令を下します。アピスは、暗殺にやってきたべビンと一対一で戦い、勝利します。この時、べビンは腹部に重傷を負い、その場に倒れます。この勝負から、べビンはしばらく登場せず、死亡説が浮上しました。しかし、ミツマタがすぐべビンを救出し、自分の住処に匿ったため、一命を取り留めました。

過去のベビンは、突出した特技や強さを持たない平凡な兵士でした。ある時、ミツマタに、コーチングの才能に秀でたデスパーの存在を知らされます。興味を持ったベビンは強さを求めて、ボッス王国を旅立ち、冥府にいるデスパーに弟子入りしました。べビンの太刀筋をみた冥府の騎士隊長は、実力は中の上と評価します。しかし、デスパーはべビンの可能性を見出し、蛇行剣を渡しています。

「王様ランキング」のべビンは、目つきが悪く目の下にクマがある悪人面をしています。それに加え、いつもニヤニヤとした笑みを浮かべており、腹の底が読めません。べビンがいつもニヤけている理由は、デスパーの教えにありました。

デスパーは、笑うと良いことがある、悲壮感を漂わせるのは良くないから、無理にでも笑顔でいるようにとべビンにアドバイスしています。デスパーのアドバイスを受け、ベビンは常に笑顔でいることを心がけるようになりました。

デスパーに出会う前のべビンは、いくら挑もうとも圧倒的な強さを持つアピスには勝てませんでした。味方のミツマタの情報からデスパーに弟子入りし、蛇行剣を渡され、鉄を切る必殺技を生み出します。この必殺技により、べビンはアピスに勝利できるようになり、王国四天王にまで上り詰めました。その後、ボッス王は次期国王にボッジを指名して亡くなります。

しかし、重鎮たちの会議で次期国王はダイダに決まります。王の座についたダイダは、自分に投票しなかったアピスの暗殺をベビンに命じました。ベビンとアピス、一対一の対決は、アピスが勝利します。ベビンはこの時腹部に大怪我を負い、死亡説が浮上しました。

アニメ「王様ランキング」でベビン役を演じた声優は、上田燿司です。上田燿司は、兵庫県出身1971年8月7日生まれ、芸能事務所・アミュレートに所属しています。以前は、上田陽司という芸名で活動していましたが、2008年4月に今の名前に改名しています。妻は、同じく声優として活動する永島由子です。アニメの他に洋画や海外ドラマの吹き替えの仕事も多くこなしており、担当俳優にエイダン・ギレンがいます。

アニメ「王様ランキング」ベビン役の声優・上田燿司の代表的な出演作品・演じたキャラは、「おそ松さん」デカパン役、「いなり、こんこん、恋いろは。」伏見燈日役、「〈物語〉シリーズ」クチナワ役、「ジョジョの奇妙な冒険」ロバート・E・O・スピードワゴン役、「ジュエルペットシリーズ」コール役、「PJベリーのもぐもぐむにゃむにゃ」タマネギ先生役、「ACCA13区監察課」オウル役などがあります。

「王様ランキング」のベビンは、第二王子・ダイダの教育係を務めています。ダイダを第一に考え行動しており、次期国王の投票でもダイダに票を入れていました。ダイダが王に就任した後、ミランジョの策略により、ボッスに体を乗っ取られてしまします。今後、「王様ランキング」作中でベビンがどう動くのか気になるという「王様ランキング」ファンの感想もありました。

アニメ「王様ランキング」でベビン役を演じた声優は、アミュレートに所属する上田燿司でした。上田燿司がアニメ「王様ランキング」ベビン役に抜擢されたことを喜ぶ声や、演技を賞賛する「王様ランキング」ファンの感想もありました。

「王様ランキング」のベビンは、ボッス王国の四天王の1人の蛇使いです。ミツマタをはじめとした蛇を道具としてでなく、愛情を持って接しており、味方の蛇たちが戦いで傷つくことを嫌がっています。アニメ「王様ランキング」第2クールのオープニング映像では、ミツマタの頭を撫でる描写があり、この映像が好きという「王様ランキング」ファンの感想もありました。

「王様ランキング」のベビンは、目つきが悪くいつもニヤけた笑みを浮かべる悪役顔の男性です。笑顔の理由は師匠のデスパーから笑った方がいいというアドバイスを受けたからでした。ベビンは見た目とは裏腹に義理堅く優しい性格で、ミツマタをはじめとした蛇たちからも慕われており、ボッジの味方にもなってくれました。「王様ランキング」ベビンの優しさに感動する「王様ランキング」ファンの感想もありました。

「王様ランキング」ボッス王国四天王の1人である蛇使いのベビンのプロフィールや「王様ランキング」作中での活躍、ベビンの強さ、アニメ「王様ランキング」ベビン役の声優などについて紹介してきました。武器に刀身がゆらゆらと波打つ蛇行剣を使っており、鉄を打ち砕く必殺技を使うことができます。

当初は、ボッジと次期国王の座を争うダイダの教育係であり、カゲを捕らえるなどしたことで悪役と思われていました。しかし、実際はボッジを助けてくれる心強い味方でした。今後の「王様ランキング」作中での活躍にも注目が集まっています。