【魔王学院の不適合者】アイヴィスは特別講師の七魔皇老！融合魔法の強さと能力は？

魔王学院の不適合者の作中で大魔法教練の特別講師として初登場を飾ったアイヴィス・ネクロン。魔王学院の不適合者に登場するアイヴィス・ネクロンはアノスが作った七魔皇老の1人であり、｢融合魔法｣の使い手で知られてます。作中でアイヴィス・ネクロンはミーシャとサーシャの2人を利用し、アノスと対立することになりました。本記事ではそんな七魔皇老のアイヴィス・ネクロンについて魔法の能力や強さ、活躍などをご紹介します。

ではアイヴィス・ネクロンの魔法の能力や強さ、活躍などをご紹介する前に、アイヴィス・ネクロンが登場する魔王学院の不適合者の作品情報とストーリーのあらすじについてご紹介していきます。アイヴィス・ネクロンが登場する魔王学院の不適合者とは日本の小説家・秋が描くライトノベル作品です。秋が描く魔王学院の不適合者は2017年の4月に｢小説家になろう｣で始まった作品を原作としており、2018年の3月に書籍化されました。

｢小説家になろう｣原作の魔王学院の不適合者は未来に転生した魔王アノスの無双っぷりを描いた学園ファンタジー作品であり、2022年1月現在までに合計12巻の書籍が刊行されています。また書籍以外にも漫画化やテレビアニメ化などのメディア展開が行われています。その人気は非常に高く、180万部を超える累計発行部数を記録しています。しかし漫画版は作画のかやはるかが2021年に死去したため、連載が終わってしまいました。

時は2000年前の神話の時代。主人公アノス・ヴォルディゴードは最強の魔王として世界中に名を轟かせていました。しかしアノスは長く続く種族間の戦争に嫌気が差し、未来に転生することで戦争を終結に導きます。その後アノスは普通の人間の子供として2000年後の未来に転生しました。そして2000年後の未来に転生した魔王アノスは不適合者として魔王学院に入学し、圧倒的な強さで全ての理不尽を滅ぼし尽くすことになるのでした。

本記事で魔法の能力や強さ、作中での活躍などをご紹介するアイヴィス・ネクロンとは魔王学院の不適合者に登場するキャラクターの1人です。魔王学院の不適合者に登場するアイヴィス・ネクロンはアノスがかつて作った七魔皇老の1人であり、骸骨の風貌と黒いローブが特徴となっています。魔王学院において七魔皇老のアイヴィス・ネクロンは｢融合魔法｣という魔法の権威として知られており、大魔法教練の特別講師を担当しています。

アイヴィス・ネクロンにとって魔王学院の不適合者のメインヒロインであるサーシャ・ネクロンとミーシャ・ネクロンは直系の一族であり、アイヴィス・ネクロンの強さや魔法の才能が受け継がれています。しかしアイヴィス・ネクロンはアノスの記憶を全て無くしており、サーシャとミーシャをある目的のために利用しました。これによりアノスは魔王学院の不適合者の作中で七魔皇老のアイヴィス・ネクロンと対峙することになりました。

ではここからは魔王学院の不適合者に登場するアイヴィス・ネクロンの魔法の能力や強さについてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、魔王学院の不適合者に登場するアイヴィス・ネクロンは｢融合魔法｣という魔法の権威です。｢融合魔法｣とは2つの魔力を融合させながら別種の魔力を統合する魔法であり、自身の魔力を底上げする能力を持っています。アイヴィス・ネクロンはこの｢融合魔法｣を改良し、｢分離融合転生｣を作りました。

アイヴィス・ネクロンが生み出した｢分離融合転生｣は対象の者を分離させ、一定の時間が経ったら1つに融合させる魔法です。これは2人分の魔力を1人に持たせる魔法であり、圧倒的な強さを持つ魔族を作り出すことが出来ます。アイヴィス・ネクロンは｢分離融合転生｣をサーシャに使い、メインヒロインの1人・ミーシャを生み出します。そしてサーシャが15歳の時にミーシャと合体させ、魔王の転生先となる器を作り上げようとしました。

魔法｢分離融合転生｣を使い、サーシャからミーシャを生み出したアイヴィス・ネクロン。そんなアイヴィス・ネクロンは2000年前、アノスが血を使って誕生した七魔皇老の1人です。なので七魔皇老の1人であるアイヴィス・ネクロンはあり得ないほどの強大な魔力を持っており、ミーシャとサーシャが協力しても傷1つ付けることが出来ません。この強大な魔力と｢分離融合転生｣の能力を見ると、さすが七魔皇老の1人といっていいでしょう。

魔王学院の不適合者の作中で主人公のアノスは過去を変え、アイヴィス・ネクロンの野望を打ち砕こうとします。すると｢時の番神｣エウゴ・ラ・ラヴィアズが現れ、アイヴィス・ネクロンと融合します。｢時の番神｣エウゴ・ラ・ラヴィアズと融合したアイヴィス・ネクロンは時間を自由に操れるようになり、アノスの魔法を一瞬で無かったことにします。さらにアイヴィス・ネクロンは｢時神の大鎌｣を｢魔法具融合｣させ、不死身になります。

時間操作と不死身の能力を獲得したアイヴィス・ネクロンは最強の強さを持つ存在と化し、時間を止めてアノスを倒そうとしました。しかしアノスはチートともいえる強さで時間操作を打ち破り、｢時の番神｣ごとアイヴィス・ネクロンを破ります。これによりサーシャとミーシャの2人は救われることになりました。

ではここからは魔王学院の不適合者に登場するアイヴィス・ネクロンの活躍についてご紹介していきます。魔王学院の不適合者の作中でアイヴィス・ネクロンは魔王学院の大魔法教練の特別講師として初登場を飾ります。七魔皇老の1人であるアイヴィス・ネクロンは2000年前にアノスが自身の血で作り上げた存在です。なのでアノスは授業で出会ったアイヴィス・ネクロンに懐かしさを感じ、生徒達を完全無視して挨拶を行います。

しかしアイヴィス・ネクロンはアノスのことを一切覚えておらず、始祖に関係する人間なのかとアノスに問います。この反応にアノスは不自然さを感じ、｢時間操作｣の魔法を使ってアイヴィス・ネクロンに自分を思い出させようとしました。しかしアイヴィス・ネクロンの記憶の中には｢アヴォス・ディルヘヴィア｣という別名の魔王しかいませんでした。これによりアノスはアイヴィス・ネクロンが記憶を改竄されていることを知ります。

上述でご紹介した通り、七魔皇老の1人であるアイヴィス・ネクロンはアノスの子供的存在です。なぜならアノスは自身の血を分けてアイヴィス・ネクロンを作り上げたからです。またサーシャはアイヴィス・ネクロンの直系の皇族になります。なのでサーシャはアイヴィス・ネクロンの｢融合魔法｣を使用することが出来ます。このことからアイヴィス・ネクロンは魔王学院の不適合者の中で非常に重要な立ち位置にいるキャラといえます。

魔王学院の不適合者の作中でアイヴィス・ネクロンは｢時の番神｣エウゴ・ラ・ラヴィアズと融合し、過去を改変してサーシャとミーシャを救おうとするアノスを阻止しようとします。アイヴィス・ネクロンは心臓を刺したりや時間を止めたりし、アノスを窮地に追い詰めます。しかしアノスは最強の魔王であるため、アイヴィス・ネクロンの攻撃が一切通じていませんでした。結局アイヴィス・ネクロンは理滅剣を使ったアノスに敗れます。

アイヴィス・ネクロンを破ったアノスは過去を変え、サーシャとミーシャを本当の姉妹にします。そしてサーシャとミーシャは｢分離融合転生｣から救われることになりました。その後アイヴィス・ネクロンは失った記憶を取り戻し、黒猫の姿になってアノスの配下となります。黒猫となったアイヴィス・ネクロンは死を偽装し、偽の魔王やメルヘイスの調査を担当します。それ以降アイヴィス・ネクロンは黒猫の姿で登場するようになりました。

ではここからは魔王学院の不適合者の作中でアイヴィス・ネクロンが属する七魔皇老の概要とメンバーについてご紹介していきます。アイヴィス・ネクロンが属する七魔皇老とはアノスが2000年前に血を分けて作った魔族であり、最も始祖に近い存在といわれています。2000年前から存在したことから七魔皇老は絶大な権力を持っています。また七魔皇老の一族は｢皇族｣と称され、全ての魔族の中で一番の支配階級として扱われています。

2000年前にアノスが血を分けて作り上げた七魔皇老はその名の通り、7人の魔族で構成されています。その7人の魔族は始祖に最も近いため、簡単に顔を見せることがありません。ではそんな魔王学院の不適合者に登場する七魔皇老にはアイヴィス・ネクロン以外にどのようなキャラクターがいるのでしょうか。ここからは魔王学院の不適合者に登場するアイヴィス・ネクロン以外の七魔皇老のメンバーについて詳しく見ていきましょう。

まずご紹介する七魔皇老のメンバーはメルヘイス・ボランです。七魔皇老の1人メルヘイス・ボランは白髪と髭が特徴の老人であり、混血の味方｢統一派｣を裏で支援しています。アノス曰くメルヘイス・ボランは魔法と魔力に特化しており、神話の時代の最強の1人と評されています。メルヘイス・ボランはアノスのことを覚えており、彼との出会いに涙を流しました。しかし隷属の魔剣で洗脳され、アノスの理滅剣で助け出されました。

2人目にご紹介する七魔皇老のメンバーはガイオス・アンゼムです。ガイオス・アンゼムとは鬼のような赤黒い肌が特徴の七魔皇老であり、特別講師として魔王学院の特別教練に所属しています。ガイオス・アンゼムは｢極大魔剣グラジェシオン｣を所持しており、力で圧倒する戦い方を得意としています。当初ガイオス・アンゼムはアノスを忘れており、彼と対峙しました。しかしガイオス・アンゼムはアノスに敗れ、記憶の改竄が判明します。

3人目にご紹介する七魔皇老のメンバーはイドル・アンゼオです。イドル・アンゼオとは青い肌と長い黒髪が特徴の七魔皇老であり、｢炎の魔剣ゼス｣と｢氷の魔剣イデス｣の持ち主で知られています。その強さは魔王学院でトップクラスとなっており、魔王学院の特別教練に列席しています。魔王学院の不適合者の作中でイドル・アンゼオはアノスを陥れようとして勇者カノンのレイと戦います。しかし特に見せ場もなく簡単に敗北しました。

4人目にご紹介する七魔皇老のメンバーはメドイン・ガーサです。メドイン・ガーサとは他のメンバーと同じくアノスを忘れている七魔皇老であり、二本の角が特徴となってます。魔王学院の不適合者の作中でメドイン・ガーサはアヴォス・ディルヘヴィアと共に｢霊神人剣エヴァンスマナ｣を盗み、アゼシオンに宣戦布告します。しかしメドイン・ガーサはメルヘイス・ボランに負け、勇者カノンの根源をレイが回収して正気に戻りました。

5人目にご紹介する七魔皇老のメンバーはゾロ・アンガートです。ゾロ・アンガートとはアノスと敵対関係にある七魔皇老のメンバーであり、巨大な蝙蝠の翼が特徴となっています。魔王学院の不適合者の作中でゾロ・アンガートはメドイン・ガーサと協力し、｢霊神人剣エヴァンスマナ｣を盗みます。しかしゾロ・アンガートはメルヘイス・ボランに敗れ、目論みが失敗に終わってしまいました。

6人目にご紹介する七魔皇老のメンバーはエルドラ・ザイアです。エルドラ・ザイアとはアノスと敵対している七魔皇老のキャラクターであり、細い身体と赤い魔眼が特徴となっています。エルドラ・ザイアは作中でゾロ・アンガートと｢霊神人剣エヴァンスマナ｣を盗むものの、メルヘイス・ボランに敗北。その後エルドラ・ザイアはゾロ・アンガートと協力し、東のミッドヘイズ部隊の指揮を担当することになりました。

アニメ魔王学院の不適合者でアイヴィス・ネクロンを演じた声優は置鮎龍太郎です。置鮎龍太郎とは1989年にデビューしたベテラン声優であり、2022年1月現在青二プロダクションに所属しながら活動しています。元々置鮎龍太郎は1989年に｢ドラゴンクエスト｣で声優デビューを飾り、鵺野鳴介を演じた1996年のアニメ｢地獄先生ぬ～べ～｣で大ブレイクしました。その後置鮎龍太郎は2022年1月現在まで多数の人気キャラを演じています。

• 1994年のアニメ｢スラムダンク｣：三井寿役
• 1996年のアニメ｢地獄先生ぬ～べ～｣：鵺野鳴介役
• 1997年のアニメ｢名探偵コナン｣：沖矢昴役、綾小路文麿役
• 2001年のアニメ｢テニスの王子様｣：手塚国光役
• 2005年のアニメ｢BLEACH｣：朽木白哉役
• 2011年のアニメ｢Fate/Zero｣：バーサーカーことランスロット役
• 2020年のアニメ｢理系が恋に落ちたので証明してみた。｣：池田教授役

魔王学院の不適合者に登場するアイヴィス・ネクロンに関する感想ではアイヴィス・ネクロンが好きといった感想が多く寄せられていました。確かにアイヴィス・ネクロンは魔王学院の不適合者の敵キャラです。しかしアイヴィス・ネクロンは姿から喋り方まで全てがかっこいいキャラクターとなっており、魔王学院の不適合者ファンに高い人気を博しています。

魔王学院の不適合者に登場するアイヴィス・ネクロンに関する感想では猫のアイヴィス・ネクロンがかわいいといった感想も多く寄せられていました。アイヴィス・ネクロンはアノスとの戦いに敗北し、正気を取り戻して猫の姿に変身します。アイヴィス・ネクロンの猫の姿は元の姿から考えられないようなかわいい見た目をしており、多数の魔王学院の不適合者ファンに注目されています。

魔王学院の不適合者に登場するアイヴィス・ネクロンに関する感想ではアイヴィス・ネクロンが優秀といった感想も多く見受けられました。七魔皇老のメンバーは脇役同然の立場にあり、あまり功績を挙げていません。しかしアイヴィス・ネクロンは｢分離融合転生｣を使え、ミーシャとサーシャの2人をこの世に輩出しました。このことからアイヴィス・ネクロンは七魔皇老で一番優秀なキャラクターといっても過言ではありません。

本記事では魔王学院の不適合者に登場するアイヴィス・ネクロンについて魔法の能力や強さ、活躍などをご紹介しました。アイヴィス・ネクロンはアノスに呆気なく敗れ、猫の姿になってしまいました。しかし相手が悪かっただけであり、本来のアイヴィス・ネクロンは魔王学院で最強クラスの強さを持っています。なのでアイヴィス・ネクロンが気になる方は本記事をご参考に、本作でアイヴィス・ネクロンの活躍をチェックしてみて下さい。