【魔王学院の不適合者】サーシャの正体・能力は？妹のミーシャを拒絶する理由は？

魔王学院の不適合者の作中でメインヒロインの1人として登場するサーシャ・ネクロン。魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンとはネクロン家の第16代目にあたる魔王学院の生徒であり、ミーシャ・ネクロンと双子の姉妹の関係にあります。ネクロン家の生まれであることからサーシャ・ネクロンは｢破滅の魔女｣とあだ名されるほどの実力を持っており、｢破滅の魔眼｣と呼ばれる瞳に映ったものを自壊させる能力を有しています。

サーシャ・ネクロンは普段、妹のミーシャ・ネクロンを蔑んでおり、あまり良好な関係とはいえません。しかしそれはミーシャ・ネクロンの正体が関係しており、決して仲が悪い訳ではありません。魔王学院の不適合者の作中で主人公のアノスはミーシャ・ネクロンの正体を知り、サーシャ・ネクロンとミーシャ・ネクロンの姉妹を助けました。本記事ではそんなサーシャについて能力や正体、ミーシャとの関係などをネタバレ紹介します。

ではサーシャ・ネクロンの能力や正体、ミーシャ・ネクロンとの関係などをネタバレ紹介する前に、サーシャ・ネクロンが登場する魔王学院の不適合者の作品概要と物語のあらすじについてネタバレ紹介していきます。サーシャ・ネクロンが登場する魔王学院の不適合者とは2018年の3月に刊行された作家・秋のライトノベル作品です。魔王学院の不適合者は元々｢小説家になろう｣が原作であり、これまで合計12巻の書籍が刊行されています。

2018年の3月に刊行された魔王学院の不適合者は2018年の7月に漫画化され、2020年の7月にアニメ化されたことで一躍人気が爆発しました。残念ながら漫画版の魔王学院の不適合者は作者が死去したことで連載が休止しているものの、2021年12月現在までにシリーズの累計発行部数は180万部を突破しています。この非常に高い人気から魔王学院の不適合者はテレビアニメの2期の放送が決定し、数多くのファンから注目を集めています。

時は神話の時代。世界は人間・精霊・神が入り乱れる大戦争が起こっていました。この戦いに嫌気が差した魔王のアノス・ヴォルディゴードは自身の城に勇者と大精霊、創造神を呼び寄せます。各種族の代表を呼び寄せたアノスは自身の命を引き換えとして戦争を終わらせ、2000年後の世界に転生することを決めます。そして2000年後に転生したアノスが普通の家庭に生まれ落ち、魔王学院の不適合者の物語は始まることになるのでした。

本記事で能力や正体、ミーシャ・ネクロンとの関係などをネタバレ紹介するサーシャ・ネクロンとは魔王学院の不適合者に登場するキャラクターの1人です。魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンはメインヒロインの1人にあたるキャラクターであり、金髪のツインテールと碧眼が特徴となっています。サーシャ・ネクロンは七魔皇老の1人アイヴィス・ネクロンの一族にあたり、魔王学院で優等生の黒服を全身に着用しています。

アイヴィス・ネクロンの一族であるサーシャ・ネクロンはネクロン家の第16代目であり、魔眼の能力から｢破滅の魔女｣という異名で恐れられています。｢破滅の魔女｣とあだ名されるだけあってサーシャ・ネクロンは絶大なカリスマ性を持っており、多数の生徒達から慕われています。しかしサーシャ・ネクロンは妹のミーシャ・ネクロンをある理由から見下しており、妹と非常に親しくする実力者のアノスを強くライバル視しています。

ではここからは魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンの正体や能力についてネタバレ紹介していきます。上述でネタバレ紹介した通り、魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンはアイヴィス・ネクロンの直系の一族にあたるキャラクターです。アイヴィス・ネクロンとは七魔皇老の1人であり、皇族の代表というべき存在です。魔王学院の不適合者の舞台となる魔王学院は皇族を讃える皇族至上主義が強く根付いてます。

なのでアイヴィス・ネクロンの一族であるサーシャ・ネクロンは皇族の代表格として非常に高い地位にあります。その地位に加え、サーシャ・ネクロンは圧倒的な実力も兼ね備えています。特にサーシャ・ネクロンは魔眼の能力が非常に驚異的であり、その能力から｢破滅の魔女｣とあだ名されています。なので魔王学院で高い地位にあるのはおかしくありません。しかしいくら強い能力を持っても最強の魔王であるアノスには一切敵いません。

上述でネタバレ紹介した通り、魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンは｢破滅の魔女｣とあだ名されています。その理由はサーシャ・ネクロンの魔眼と正体が大きく関係しています。アノスは昔、自らの血を使って七魔皇老を作り上げました。なのでアイヴィス・ネクロンの直系であるサーシャ・ネクロンの正体はアノスの遠い親戚になります。正体がアノスの遠い親戚であるサーシャ・ネクロンは彼の魔眼を引き継いでいます。

その魔眼とは｢破滅の魔眼｣です。サーシャ・ネクロンが使う｢破滅の魔眼｣は目の周囲に魔方陣を作り、破滅因子を呼び起こして視界内の全てを自壊させる能力を持った恐ろしい魔眼です。この魔眼の能力からサーシャ・ネクロンは｢破滅の魔女｣とあだ名されているのです。しかしサーシャ・ネクロンは完全に制御出来ないことから感情が高ぶると無意識に魔眼を発動してしまうため、｢破滅の魔眼｣を使いこなすアノスの方が優れています。

魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンは｢破滅の魔眼｣の他に、圧倒的なカリスマ性という武器を持っています。由緒正しい皇族で高い実力を持つサーシャ・ネクロンは魔王学院で圧倒的なカリスマ性があり、多数の生徒達から慕われています。このカリスマ性がよく分かるエピソードが｢斑別対抗実技試験｣です。魔王学院の不適合者の作中でサーシャ・ネクロンはアノスに｢斑別対抗実技試験｣の相手に指名し、戦いを挑みます。

これは勝者が敗者を部下に出来るという条件がありました。当初サーシャ・ネクロンの斑はアノスに圧倒され、諦めかけてしまいます。この時サーシャ・ネクロンは圧倒的なカリスマ性を発揮し、成功率2割の｢極炎殲滅砲｣を班員達と共に放とうとします。しかしサーシャ・ネクロン達は｢極炎殲滅砲｣を簡単に破られ、アノスに負けてしまいます。そして敗北したサーシャ・ネクロンはツンデレぶりを発揮しながらアノスの下に降りました。

ではここからは魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンの妹サーシャ・ネクロンとの関係についてネタバレ紹介していきます。サーシャ・ネクロンは幼い頃、妹のサーシャ・ネクロンと非常に良好な関係を築いていました。しかしサーシャ・ネクロンはある日を境に｢魂を持たない魔法人形｣と呼んで妹のサーシャ・ネクロンを蔑むようになります。サーシャ・ネクロンが妹を蔑む理由はミーシャ・ネクロンの正体が関係しています。

昔、アイヴィス・ネクロンは最強の魔族を作るために｢分離融合転生｣をサーシャ・ネクロンに行います。｢分離融合転生｣にとってミーシャ・ネクロンはサーシャ・ネクロンの分身体として生まれることになりました。｢分離融合転生｣はサーシャ・ネクロンが15歳になった時、ミーシャ・ネクロンとの合体で最強の魔族を誕生させる魔法です。なので妹のミーシャ・ネクロンはサーシャ・ネクロンが15歳になると消滅する運命にありました。

サーシャ・ネクロンはこのことを知り、愛する妹のミーシャ・ネクロンを救う研究を行います。そしてサーシャ・ネクロンは｢主格交代｣という魔法を確立させ、ミーシャ・ネクロンを助ける希望を見出しました。｢主格交代｣とはサーシャ・ネクロンが自身を消し、ミーシャ・ネクロンにサーシャ・ネクロンの身体を渡す魔法です。しかし｢主格魔法｣にはミーシャ・ネクロンを拒絶する条件があり、サーシャ・ネクロンは妹を蔑んでいたのです。

ミーシャ・ネクロンを蔑み続けたサーシャ・ネクロンは15歳となり、｢主格交代｣が成功すると思われました。しかしミーシャ・ネクロンはいくら蔑まれようとも姉のサーシャ・ネクロンを愛し続けていました。このミーシャ・ネクロンの愛情からサーシャ・ネクロンの｢主格交代｣は失敗します。もしこのままにするとミーシャ・ネクロンはこの世から完全に消えてしまいます。すると主人公のアノスが2人を救うため、動き出すのでした。

サーシャ・ネクロンの｢主格交代｣の失敗でミーシャ・ネクロンが消えてしまう際、2人を救うために動き出したアノス。アノスは｢時間操作｣という魔法を使い、サーシャ・ネクロンとミーシャ・ネクロンの過去に戻ります。過去に戻ったアノスは時の番神のエウゴ・ラ・ラヴィアズと｢分離融合転生｣の元凶アイヴィス・ネクロンの2人と対峙します。これにアノスはチートクラスの能力を解放し、時の番神とアイヴィス・ネクロンを破ります。

エウゴ・ラ・ラヴィアズとアイヴィス・ネクロンを破ったアノスはサーシャ・ネクロンとミーシャ・ネクロンが本当の姉妹として生まれるよう過去を改変しました。これによって歴史が大きく変わり、ミーシャ・ネクロンは分身体でなくサーシャ・ネクロンの本当の妹として生を受けることになりました。そしてアノスが現代に帰還し、無事に生き残ったサーシャ・ネクロンとミーシャ・ネクロンの姉妹は涙を流して仲直りするのでした。

アノスの過去改変の後サーシャ・ネクロンとミーシャ・ネクロンはアノスの配下に加わります。その後妹のミーシャ・ネクロンはアノスに対してより一層強い恋愛感情を抱くようになりました。一方姉のサーシャ・ネクロンはアノスに恋をしながら強いライバル心を抱き、恋と魔法に精進していきます。ちなみにアニメ版の最終回ではサーシャ・ネクロンとミーシャ・ネクロンが｢分離融合転生｣を行い、最強のアイシャになる姿を見せています。

アニメ魔王学院の不適合者でサーシャ・ネクロンを演じたのは日本の女性声優である夏吉ゆうこです。夏吉ゆうことは2018年にデビューした女性声優であり、2021年12月現在賢プロダクションに所属しながら活動しています。2018年にデビューした夏吉ゆうこは2020年に｢SHOW BY ROCK！！｣でマシマヒメコを演じ、一躍ブレイクしました。その後夏吉ゆうこは2021年12月現在までに多数の作品で主要キャラを演じています。

• 2020年のアニメ｢SHOW BY ROCK！！｣：マシマヒメコ役
• 2020年のアニメ｢ギャルと恐竜｣：山田役
• 2020年のアニメ｢アサルトリリィBOUQUET｣：白井夢結役
• 2022年放送予定のアニメ｢賢者の弟子を名乗る賢者｣：エメラ役
• 2019年のゲーム｢東方キャノンボール｣：村紗水蜜役
• 2020年のゲーム｢サクラ革命～華咲く乙女たち～｣：神子浜あせび役

ではここからは魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンに関する感想についてネタバレ紹介していきます。まずサーシャ・ネクロンに関する感想で多く見受けられたのがサーシャ・ネクロンがかわいいといった感想です。魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンはツンデレの代表ともいえる非常にかわいいヒロインであり、魔王学院の不適合者ファンから高い人気を博し続けています。

魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンに関する感想ではサーシャ・ネクロンが強いといった感想も多く寄せられていました。アイヴィス・ネクロンの一族であるサーシャ・ネクロンは視界内を全て自壊させる｢破滅の魔眼｣を持っており、｢破滅の魔女｣というあだ名で恐れられています。しかし主人公のアノスがあまりにも強すぎるため、サーシャ・ネクロンの実力はあまり目立っていません。

魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンに関する感想ではミーシャ・ネクロンと仲直り出来て良かったといった感想も多く寄せられていました。当初、サーシャ・ネクロンは｢主格交代｣の条件からミーシャ・ネクロンを拒絶していました。しかしアノスの活躍でサーシャ・ネクロンとミーシャ・ネクロンは無事仲直りします。このサーシャ・ネクロンとミーシャ・ネクロンの仲直りシーンは多数のファンを感動させました。

本記事では魔王学院の不適合者に登場するサーシャ・ネクロンについて能力や正体、ミーシャ・ネクロンとの関係などをネタバレ紹介しました。アノスの活躍でミーシャ・ネクロンと仲直りしたサーシャ・ネクロンはアノスに対して恋心を抱くものの、未だ上手くいっていません。しかしサーシャ・ネクロンは諦めず、恋と魔法の両方に尽力しています。なので魔王学院の不適合者ファンの方は今後のサーシャ・ネクロンの活躍にご注目下さい。