【転スラ】ディアブロの配下・眷属は何人？選ぶ基準や各キャラの能力まとめ

ディアブロは『転生したらスライムだった件』（転スラ）の主人公リムル＝テンペストに仕える悪魔族。リムルの配下になったのは物語がだいぶ進んでからですが、その実力はリムルの配下の中で最強とも言われています。ここでは、そんなディアブロの配下・部下・眷属について紹介。最強と言われるディアブロの強さ・能力や彼の作中での活躍についても見ていきます。まずは「転スラ」の基本情報から押さえておきましょう。

『転生したらスライムだった件』は、伏瀬による「なろう系」小説作品。略称は「転スラ」です。元々は小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていましたが、2014年からWEB小説をプロットとして改訂した書籍版が刊行されるようになりました。2018年10月にテレビアニメ化され、その他にも様々なメディアミックスが展開されています。

通り魔に刺されて死亡したサラリーマンの三上悟は、異世界でスライムに生まれ変わりました。悟は出会った暴風竜ヴェルドラから「リムル」という名前を与えられ、スライムのリムル＝テンペストとして異世界で生きていくことになります。やがて彼の周囲には様々な魔物たちが集うようになり、リムルは仲間たちとともに魔物の国を建国します。

ディアブロは、とある事件の際にリムルに召喚された悪魔族。リムルに忠誠を誓い、リムルが建国したジュラ・テンペスト連邦国、通称「魔国連邦（テンペスト）」に所属しています。数多くいるリムルの配下の中でディアブロは最強だと言われていますがそれもそのはず。

ディアブロの正体は、魔王ギィ・クリムゾンと同格の「原初の悪魔」の1柱だったのです。リムルから名を与えられる前は「原初の黒（ノワール）」と呼ばれ、自由気ままに生きていました。

ディアブロは気まぐれで冷酷な性格。また悪魔らしく狡猾でもあります。一方で、悪魔でありながら強さに執着していないという面もあり、個性豊かな原初の悪魔たちの中でも特に変わり者とされています。

ディアブロにとってリムルは召喚主であり、唯一絶対の主です。実はディアブロはリムルに召喚される前からリムルのことを知っており、喚ばれるその日を今か今かと待っていました。そんなエピソードからもわかりますが、ディアブロはリムルのことが大好き。

古き魔王の1柱であるギィですら冷たくあしらうことができるのに、リムルの言動には度々振り回されています。世界でも最強クラスの存在であるディアブロを一喜一憂させることができるのは、リムルくらいでしょう。

リムルの傍から離れなくてはならない仕事を厭うた彼は、リムルの許可を得て自分の配下・部下を勧誘することを決めました。そうして連れてきたのが、自分と同じ原初の悪魔たち3柱。彼女たちはそれぞれ200体の配下を抱えていました。さらにディアブロが気に入って連れてきたある悪魔が100体の配下を持っていたため、ディアブロは700以上の悪魔族を部下にしたことになります。

部下を選ぶ基準ですが、国を滅ぼしたり外交だったりでリムルの傍を離れるのが嫌なため、そういうことを任せられる、使える者を基準に選んでいるようです。また、原初の悪魔は自らに連なる直径の眷属を造ることができます。ディアブロは滅多に眷属を造らないので、現状ディアブロの眷属として確認できているのは片手で数えられる程度の数です。

「転スラ」のディアブロの配下や部下・眷属の名前や能力一覧その1、テスタロッサ。テスタロッサは原初の悪魔の1柱で「原初の白（ブラン）」と呼ばれていました。ディアブロとは本来同格なのですが、交渉の末一時的に彼に協力することを決意。ディアブロが心酔しているリムルに興味を持ったこともあり、ディアブロの部下としてリムルの元にやってきます。

そこでディアブロ同様リムルに惚れ込んでしまった彼女は当初の予定を変更し、自らの意志でリムルに忠誠を誓いました。テスタロッサとともに連れてこられた「原初の紫（ヴィオレ）」「原初の黄（ジョーヌ）」もリムルに忠誠を誓い、彼女たちはリムルから「テスタロッサ」「ウルティマ」「カレラ」という名前をもらっています。テスタロッサは元素魔法、暗黒魔法を使うことができ、究極能力「死界之王（ベリアル）を有しています。

「転スラ」のディアブロの配下や部下・眷属の名前や能力一覧その2、ラーゼン。ラーゼンは元々、魔国連邦に攻撃を仕掛けてきたファルムス王国の王宮魔術師長でした。彼は異世界からの召喚者ショウゴの体を乗っ取り、若い体でディアブロとの戦闘を繰り広げるのですが全く歯が立たず、ディアブロが原初の悪魔であることに気づきます。

ディアブロの危険性を正確に把握したラーゼンはディアブロに歯向かうことをやめ、ディアブロの配下の末席に加えてほしいと申し出ます。ディアブロはそれを許可し、ラーゼンはディアブロの配下になりました。ラーゼンは世界的に有名な魔法使いであるため、様々な高等魔法を扱うことができます。特に「憑依転生（ポゼッション）」という魔法を得意としており、この力で体を乗り換えていくことで生きながらえてきました。

「転スラ」のディアブロの配下や部下・眷属の名前や能力一覧その3、ガドラ。ガドラは魔国連邦に侵攻してきた東の帝国の大魔法使いで、ラーゼンの師匠です。ガドラは帝国を裏切って魔国連邦側につくことになりました。

ガドラはディアブロに認められれば彼の眷属にしてもらえることになっており、その約束通り、後にディアブロの力で黒の眷属の悪魔に転生させられ、ディアブロの配下兼弟子となっています。ガドラは「輪廻転生（リインカーネーション）」という能力を使うことができ、この能力を使って長い時間を生きてきました。ガドラの師であるため当然ですが、他にも様々な高等魔法を扱うことができます。

「転スラ」のディアブロの配下や部下・眷属の名前や能力一覧その4、ヴェノム。ヴェノムはテスタロッサたちと一緒に連れてこられた悪魔族の1体。全く歯が立たないにも関わらず何度もディアブロに立ち向かったところディアブロから気に入られ、100人の配下とともにディアブロの軍門に下りました。

実はリムルと同じ異世界転生者。リムルと違い、前世の記憶は少ししか残っていないようです。異世界に転生・召喚された者はユニークスキルを持っていることはほとんどなのですが、ヴェノムも「分割者」「統合者」「再生者」という3つのユニークスキルを持っています。

「転スラ」のディアブロの強さや能力その1、リムルの配下の中で最強？原初の悪魔であるディアブロは、元々規格外の強さを持っていました。それがリムルに召喚されて受肉し、名付けまでされたことでさらに飛躍。その実力は、リムルの配下の中で最強だと言われています。

魔物の世界は力・強さが物を言います。ディアブロは幹部の中では割と遅くリムルの配下になりましたが、その力が圧倒的だったため、あっという間にリムルの側近の1人となりました。

「転スラ」のディアブロの強さや能力その2、究極能力「誘惑之王」。ディアブロは究極能力「誘惑之王（アザゼル）」を所持しています。「誘惑之王」が内包している能力は「思考加速」「万能感知」「魔王覇気」「時空間操作」「多次元結界」「森羅万象」「懲罰支配」「魅了支配」「誘惑世界」。この究極能力は、リムルが持つ究極能力にも匹敵する最強スキルです。このスキルが、ディアブロの最強レベルの実力を支えています。

「転スラ」のディアブロの強さや能力その3、物理攻撃無効耐性。ディアブロは最強レベルの攻撃力を誇っていますが、防御力もかなりのものです。殴るや刺すといった物理攻撃は当然効かず、また状態異常無効、精神攻撃無効、自然影響無効など、ありとあらゆる攻撃無効能力を有しています。並の攻撃ではディアブロに傷一つつけることはできないと思って間違いないでしょう。

「転スラ」のディアブロの強さや能力その4、ラーゼン戦で圧勝。リムルに召喚されてすぐ、ディアブロはファルムス王国の守護者ラーゼンと戦いました。転スラの世界には「基本的に精霊は悪魔に強い」という常識があるため、ラーゼンは上位精霊を召喚してディアブロにぶつけます。しかしディアブロは圧倒的な強さでそれを退けました。

「転スラ」のディアブロの強さや能力その5、カリオンにも勝利。WEB版での話ですが、ディアブロは魔国連邦で行われた武闘大会で元魔王のカリオンと戦い勝利したことがあります。覚醒魔王ではなかったとはいえ、魔王は魔王。にも関わらずあっさりと勝利してしまうあたり、流石は配下最強です。

「転スラ」のディアブロの強さや能力その6、ギィには負けた？ディアブロと魔王ギィは、同じ原初の悪魔。ディアブロはかつてギィと戦い引き分けたことがあります。とはいえ、強さ的にはギィのほうが上だと考えられています。というのも、ギィとディアブロには力を求める意識に差があったからです。

ギィは力を求め覚醒魔王に至りましたが、ディアブロはあくまで戦いを楽しみ、ギィのように強さに執着しませんでした。後にディアブロもリムルの力で覚醒魔王化していますが、ギィのほうが覚醒魔王として生きてきた時間が長いため、そう簡単に追い抜くことはできないでしょう。

死んだ仲間を復活させるため魔王になることを決意したリムル。彼は魔王化のために必要な魂を得るためファルムス王国の兵士たちを殺害し、その際に余った大量の死体を供物として上位悪魔たちを召喚しました。そこで登場したのがディアブロです。

ディアブロはラーゼンと戦って彼を捕らえ、リムルから命じられた任務を遂行しました。ディアブロはリムルに自分も配下の末席に加えてほしいと申し出て、正式に仲間になります。このときに「ディアブロ」という名前をもらいました。

リムルからファルムス王国の攻略を一任されていたディアブロ。計画は順調に進んでいたように思われたのですが、大司教レイヒムが殺害され、その罪がディアブロになすりつけられてしまいます。後にディアブロは「七曜の老師」という者たちが裏で糸を引いていたことを知り、これをリムルに報告。リムルの許可を得て、現れた七曜の老師たち3名を殺害しました。

全てが七曜の老師たちの企みでディアブロが無実であったことはその場にいた記者たちによって広められることになり、さらにファルムスの新王エドワルドはディアブロに怯え彼の言うままヨウムに王の座を明け渡すことを宣言。ディアブロはリムルから命じられたファルムス王国攻略を成功させます。

リムルの魔王就任と魔国連邦建国を改めて宣言するイベント「魔都開国祭」が始まりました。ディアブロは魔都開国祭で行われる武闘大会の審判をリムルから任され、これをこなします。その後、商人たちとの金銭面でのトラブルが発生するのですが、この際にもディアブロは記者たちを上手く動かして、リムルの望む結果をもたらしています。

東の帝国の魔国連邦への侵攻が始まり、リムルの配下たちはそれぞれ戦いに出ることになりました。ディアブロもリムルから帝国軍の最高司令官を始末してほしいと言われ、侵攻作戦の最高責任者カリギュオのもとに向かいました。ディアブロは本気を出すことなく、カリギュオと周囲にいた大量の帝国軍兵士たちを殺害します。

WEB版で言うところの「天魔大戦編」の序章に当たる「野望終焉編」では、リムルが天使たちの戦いに備えて魔王たちのもとに援軍を派遣することになり、ディアブロは魔王レオンの領土である黄金郷エルドラドへ派遣されます。その後、襲撃してきた天使の1人「始原の一柱」ザラリオと戦いました。ディアブロはザラリオを軽くあしらってしまいます。

アニメ『転生したらスライムだった件』でディアブロの声を担当したのは、声優・ナレーター・ラジオパーソナリティの櫻井孝宏です。櫻井孝宏は1974年6月13日生まれで、血液型はA型。愛知県出身で、所属事務所はインテンションです。

櫻井孝宏の主な出演作品は『金色のガッシュベル!!』（高嶺清麿）、『今日からマ王！』（渋谷有利）、『BLEACH』（吉良イヅル）、『コードギアス反逆のルルーシュ』（枢木スザク）、『D.Gray-man』（神田ユウ）、『ダイヤのA』（御幸一也）、『鬼滅の刃』（冨岡義勇）、『呪術廻戦』（夏油傑）などです。

リムルの配下の中で最強と言われるほどの実力があり、しかもかっこいいディアブロは「転スラ」ファンの間で特に人気のあるキャラクターの1人です。ディアブロがアニメ「転スラ」に登場した際は、多くのファンが歓喜しました。

冷酷な悪魔であるディアブロですが、主であるリムルの前では可愛い一面も見せます。リムルに褒められたくてソワソワしたり、逆に暴走して叱られてしまったり。ただ強くてかっこいいだけではないところが、ディアブロの魅力の1つです。

強くてかっこいいのに、リムルが絡むと途端に残念なイケメンになるディアブロ。しかし彼のそんなところが好きだという人は少なくありません。「転スラ」を見る際は、ディアブロのギャップにも注目してみてください。

『転生したらスライムだった件』（転スラ）の配下・部下・眷属についてや、ディアブロの強さ・能力について見てきましたが、いかがでしたでしょうか？ディアブロの配下・部下には強者が多く、そんな者たちを集めることができたディアブロは相当な強さを持っていることがわかります。ディアブロは今後も活躍の場があるはずなので、彼とその配下たちの動向に注目してみてください。