【ログ・ホライズン】カナミは放蕩者の茶会の元リーダー！シロエとの関係や声優は？

橙乃ままれによるSF・ファンタジー小説「ログ・ホライズン」。この記事ではログ・ホライズンに登場するかわいいカナミにスポットを当てていきますが、その前にまずはログ・ホライズンの作品情報からお届けします。最初にログ・ホライズンの概要、そして簡単なあらすじへと続きます。

ログ・ホライズンとは、橙乃ままれのSF・ファンタジー小説で、2010年4月に小説投稿サイト「小説家になろう」にて発表されました。その後、Web版ログ・ホライズンをもとに書籍化され、2011年3月KADOKAWAのエンターブレインから第1巻が発行されました。書籍版ログ・ホライズンは12巻まで刊行され、シリーズ累計発行部数は2015年9月時点ですが160万部を超えています。

また小説ログ・ホライズンは、ハラカズヒロによる漫画化や石平信司によるアニメ化がされています。漫画では既刊1巻と「ログ・ホライズン カナミ、ゴー！イースト！」など4本のスピンオフ作品が制作されています。テレビアニメはこれまでに第3シリーズまで制作されNHKEテレで放送されました。（2013年第1シリーズ25話、2014年第2シリーズ25話、2021年第3シリーズ12話）

世界中に愛好家を持つ人気MMORPG「エルダー・テイル」で、ある時異変が発生。ログインしていた数十万人の参加者が異世界に取り込まれてしまいます。その中に本作主人公の城鐘恵がいました。彼女は自身のゲームキャラクター・シロエとなり冒険者の街アキバに現れます。法も秩序も存在しない異世界に戸惑うシロエでしたが、気を取り直し異世界の住人たちとの共存や元いた世界への帰還の道を探っていきます。

ここからは本記事のメインテーマであるかわいいカナミの話題に入っていきます。最初はプロフィールからです。

カナミは青い瞳と三つ編みにした長髪が特徴のかわいい女性で、イメージカラーは橙、年齢は23歳のシロエよりも年上のようです。職業は武闘家で、闘う時には指が露出した格闘技用のグローブをはめています。このグローブは「巨人殺しの籠手（こて）」と呼ばれており、巨人族との対戦で強烈なパンチを繰り出します。また、料理を得意としていることから副業で料理人をしています。

カナミは、ガサツな性格で人の迷惑は気にせず思った通りに行動します。物事を深く考えずに即行動に移すタイプの人間です。そのため周りの人間、例えば友人のシロエはカナミに振り回されていました。

そんなかわいいカナミですが、誰にでも平等に分け隔てなく接したり面倒見の良い姉御肌の一面も持っていました。迷惑をかけられても憎めない、それどころか周囲に慕われる人物のようです。

ログ・ホライズンのカナミは、強豪ひしめく「エルダー・テイル」の中でも伝説となっているプレイヤーたちの集団「放蕩者の茶会」のメンバーでした。しかもその茶会を仕切るリーダーだったのです。現在は格闘家の肩書を持つかわいいカナミですが、この頃の職業は「盗剣士」でアニメの回想シーンでは槍を使って闘うシーンが描かれています。

「放蕩者の茶会」のトップであるカナミのプレイヤーとしてのセンスやスキルは相当なもので、「口伝」という特殊な技術を編み出しています。また、従来は弱い攻撃を連続して仕掛けていたのですが、弱い攻撃をすべて強力な攻撃に置換できるようになりました。これにより、武闘家でありながら一段上のステージにいる「暗殺者」並みの破壊力を獲得していきました。

ちなみに、この「放蕩者の茶会」は全盛期には27名の強豪プレイヤーが在籍し、多くの大規模戦闘で勝利を挙げています。ところが、リーダ・カナミが都合でゲームを離れざるを得なくなり、あえなく解散してしまいました。

ここからは、ログ・ホライズンの主人公シロエとカナミとの関係性やそれが手に取るようにわかる名言について考察していきます。かわいいカナミとシロエの関係や名言とはどのようなものなのでしょうか？

カナミと主人公シロエは、ともに伝説のプレイヤー集団「放蕩者の茶会」のメンバーです。しかもカナミはそのパーティのリーダー、そしてシロエはカナミを支える参謀役を務めていました。2人は公私ともに親しい間柄のようで、会話の中でプライベートの話題が出ることも想像に難くありません。

テレビアニメ・ログ・ホライズン2期のラストシーンのこと。カナミはかわいい娘がいることをシロエに報告しようとします。カナミはシロエの自分に対する思いを知っていて、娘がいる自分とは付き合えないことを暗に伝えようとしたのかも知れません。

ところが、シロエはカナミにかわいい娘がいることや、そればかりか娘の年齢まで知っていることが明らかになりました。理由までは触れられていませんでしたが、放蕩者の茶会のメンバーなどから聞いていたのでしょうか？

二人三脚で放蕩者の茶会を守り立てていたかわいいカナミとシロエ。実はゲームだけでなく現実世界でも面識があったようなのです。2人は「かまぼこ工場の見学」というオフ会を主催し共に運営していました。

このオフ会には放蕩者の茶会の元メンバー・葉瀬川直継も参加していました。元メンバーを交えてオフ会を開くくらいですから、リアル世界でもカナミとシロエは仲が良かったようです。前述のように、シロエはかわいいとはいえ23歳になるカナミよりも年下です。2人は男女の関係というより姉とかわいい弟のような関係だったのかも知れません。

青い瞳と美しい長い髪、そしてスタイルの良さから異世界でも一際目を引く存在のカナミ。リアル世界でもカナミは美人でかわいい女性だったのでしょうか？

現実世界でもカナミはかなりの美人でかわいい女性だそうです。そんなカナミと親しく接するシロエですから、2人に恋人説が出ても不思議ではないでしょう。

ログ・ホライズンのカナミとシロエの関係考察の最後に、カナエがシロエを信頼していることが分かる名言を紹介します。どのような名言が飛び出すのでしょうか？

放蕩者の茶会ではリーダーと補佐役の2人。奇想天外な発想で無茶なことを言うのがカナミ、そしてそれを何とか叶えてあげるのがシロエの役割となっています。アニメの中で、カナミは次のような名言を残しています。

たった15文字の短い名言でした。しかしこの短い言葉の中で、カナミがシロエをいかに頼りにしているかがよくわかる名言と言えるのではないでしょうか？この名言を放った後、カナミは新たなクエストを公表します。それは、娘にこの異世界を見せてあげたいというもの。はたしてシロエは、名言どおりにその難題を実現することができるのでしょうか？

アニメ「ログ・ホライズン」でカナミの声を演じた声優を紹介します。以下に、カナミの声を担当したアニメ声優、井上麻里奈のプロフィールを紹介します。

• 名前：井上麻里奈（いのうえ・まりな）
• 性別：性
• 出生地：東京都武蔵野市
• 生年月日：1985年1月20日
• 年齢：37歳（2022年1月末現在）
• 身長：162cm
• 職業：声優、ナレーター
• 事務所：ボイス&ハート⇒シグマ・セブン⇒青二プロダクション

井上麻里奈が声優の道を志したのは大学生の時だと言います。女子高校では演劇部に所属し男役を演じていた井上。ところが、進学した学習院大学は男女共学であり、男役を演じる機会がなくなってしまいます。どうしても男役がやりたい彼女は、悩んだ末に男役も可能な声優をめざすことになりました。

ソニーミュージック系のオーディションでグランプリを受賞したのをきっかけに、2004年OVA作品「コゼットの肖像」でヒロイン役を獲得し声優デビューを果たします。2007年には、テレビアニメ「月面兎兵器ミーナ」でアニメ初主演を飾りました。

極めてクリアな声質が特徴の声優・井上麻里奈。低域から高域まで自在に声を操れる彼女は、幼い女の子から若い女性まで演じ分けています。また、声優になった動機である少年役を演じることも数多くあります。

次に、アニメ「ログ・ホライズン」でカナミ役を演じた声優・井上麻里奈の数多い出演作の中からアニメの主な出演作品を紹介します。

• スマイルプリキュア!（緑川なお/キュアマーチ）
• 魔法科高校の劣等生（渡辺摩利）
• 進撃の巨人（アルミン・アルレルト）
• 天元突破グレンラガン（ヨーコ・リットナー）
• 終物語（老倉育）
• 3月のライオン（幸田香子）
• 境界のRINNE（真宮桜）
• 図書館戦争（笠原郁）
• 僕のヒーローアカデミア（八百万百）
• 呪術廻戦（禪院真依）

ここからはカナミが主人公のスピンオフ作品「カナミ、ゴー！イースト！」について紹介していきます。「カナミ、ゴー！イースト！」とは、コウによる漫画作品でKADOKAWAの女性向け月刊漫画雑誌B's-LOG COMICにて2015年33号から2016年47号まで連載されました。また、単行本は原作小説同様にKADOKAWAのエンターブレインより刊行されています（全2巻）。

日本に向かうカナミは、原作小説ログ・ホライズンで中国のサーバーまで到達します。カナミ、ゴー！イースト！では、カナミのその後の活躍が描かれます。カナミ、ゴー！イースト！は、第1話からレベル100のプレイヤーを登場させるなど、インパクト大の展開で読者の心を鷲掴みにすると評判のようです。

続いて、小説ログ・ホライズンのスピンオフ作品「カナミ、ゴー！イースト！！」の簡単なあらすじを解説します。

「大災害」以降荒れ果てた北米サーバー管理地域を脱出した「暗殺者」のレオナルド。中国のアオルソイまで飛ばされると廃墟の街に閉じ込められ身動きが取れなくなっていました。そこへ現れたのは、日本への旅の途中で中国サーバーに立ち寄ったカナミたち一行3人でした。カナミは立ち往生しているレオナルドを仲間に引き入れ、さらに元「放蕩者の茶会」メンバーのトリックスターKRも加わっての大冒険が始まります。

ここで、ログ・ホライズンの家族について解説しておきましょう。実は、ログ・ホライズンのカナミのプライベートについて詳しい情報は明らかになっていません。

その限られた情報の中ですが、カナミには3歳の娘がいることが判明しています。縦横無尽に飛び回るカナミが子持ちであるという事実は、ファンの間では衝撃を持って受け止められたようです。

3歳の娘がいることが判明したログ・ホライズンのカナミ。次にファンが知りたくなるのは、娘の父親、つまりカナミの夫の情報ではないでしょうか？ところが、ログ・ホライズン本編にカナミの夫の登場シーンはありません。ただ、カナミは夫の都合で海外に移住しなければならなくなり、ゲームの世界から姿を消したという情報だけです。

この事実からカナミの夫像について考察してみましょう。海外移住ということで真っ先に頭に浮かぶのが、勤務する会社などでの海外赴任・転勤です。海外赴任で思いつくのは、世界を股にかける商社マンやIT企業のシステムエンジニアなどでしょうか？あるいはゲーム「エルダー・テイル」の製作関係者かも知れません。ゲーム構築にあたり製作者とプレイヤーが知り合う機会はあり得ることでしょう。

あるいは、カナミの夫もカナミ同様にゲームプレイヤーかも知れません。カナミは、夫の赴任先ローマでの生活が落ち着いてきたのでゲーム「エルダー・テイル」に別アカウントで復帰を果たします。その時大災害に巻き込まれたのですが、夫はログインしておらず無事だったのかも知れません。もしそうなら、ログ・ホライズンの今後の展開でカナミの夫が登場する日が訪れるかも知れません。

ここからは、ログ・ホライズンのカナミと関係の深いキャラクターを紹介していきます。最初はカナミを主人公とした「カナミ、ゴー！イースト！」にも登場するレオナルドからです。

レオナルドは、ゲーム「エルダー・テイル」歴5年になるレベル90のプレーヤーです。北米サーバー管理地域・ウェンの大地では「冒険者」として活躍します。憧れのヒーローに似せたカエルのような外見が特徴で、カナミは彼を揶揄して「けろナルド」と呼んでいました。

リアル世界ではアメリカ・ニューヨーク在住のシステムエンジニアで、ゲームでもニューヨークによく似たビッグアップルをホームタウンとして活躍しました。ところが大災害の影響から中国サーバーの廃墟に飛ばされ身動きが取れなくなったところをカナミ一行に発見されます。

その後、レオナルドはカナミに同行し日本サーバーをめざすことになります。カナミらとの道中、カナミの発動するスキルに触発されパラレル・プロットなどのコンボを案出しました。

職業は回復系の施療神官（クレリック）と戦司祭（ウォープリースト）というコッペリア。「カナミ、ゴー！イースト！」に登場した、藍色のショートヘアのとても小柄な女性です。重装備もできる施療神官に就いていますが、普段から金属製のメイド服を着用しているため戦闘時に着替える必要はありません。

無言で機械的に敵を殴り続ける動作やたどたどしい喋り方など見る者に常人ではないという印象を与えていましたが、彼女の正体はRMT業者が使っていたロボットでした。

こちらも「カナミ、ゴー！イースト！」でカナミと共に旅をするエリアス＝ハックブレード。北欧サーバーの「赤枝の騎士団」に在籍するレベル100の英雄です。世界的に名の通ったNPC（ノン・プレイヤー・キャラクター）なのですが、その事実が後にエリアスに重くのしかかります。

大災害の後、自分がNPCであることを知り、ショックから自分の殻に閉じこもって眠りについていました。そんなエリアスを眠りから目覚めさせたカナミを恩人として崇めています。

職業は守護戦士で狂戦士の副業を持つクラスティ。彼もまたカナミ、ゴー！イースト！に登場します。戦闘系ギルド「D.D.D」でクラスティはギルドマスターを務めていました。守護戦士でありながら、防御はせずに両手斧を使った攻めの戦闘スタイルが特徴です。

武器の両手斧「鮮血の魔人斧（デモンアックス）」はゲーム「エルダー・テイル」の中でも最強の破壊力とHP吸収能力を持っています。また、見えないところにいるゲームメンバーのステータスを脳内にイメージする口伝「空を征く瞳（ヒュペリオーン・アイ）」や「追憶の断裁（ムネモシュネ・タブー）といった能力を有しています。

「カナミ、ゴー！イースト！」では、日本への旅を続けるカナミたち一行に合流する放蕩者の茶会の元メンバーのKR。頭の後ろで束ねている緑の長髪と肩から羽織ったローブが特徴の青年です。

KRはモンスターを思いのままに操る召喚術師なのですが、2本の杖を使い自ら接近戦を仕掛ける変わり種でもあります。「放蕩者の茶会」時代には、団員が自分一人だけというギルドを立ち上げ「KRひとり団」と名付けて活動していました。

また、非常時の備えとして全長25mもある巨大モンスター、ガーネット・ドラゴンと従者契約を結んでいました。緊急時には契約を解除してドラゴンを自由にし、本来の能力を発揮させて敵を粉砕しようと目論んでいました。

ここまでログ・ホライズンのカナミ特集をお届けしてきましたが、最後にカナミに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するログ・ホライズンのカナミに関する感想・評価は、カナミをアグレッシブなリーダーと評価するツイートからです。そして、アニメでカナミ役の井上麻里奈の声を聞いて感動したと言います。姉御肌のカナミということですが、声優でキャラクターの性格までわかるのでしょうか？

続いて紹介するログ・ホライズンのカナミに関する感想・評価は、カナミを見てFF14（ファイナルファンタジー14）に登場する伝説の戦士を思い出したというツイートからです。MMORPGゲームにハマっている方のようで、チェインクロニクルとログ・ホライズンのコラボが行われていることが影響しているのかも知れません。

最後に紹介するカナミに関する感想・評価は、「ログ・ホライズン9 カナミ、ゴー！イースト！」を読んだ方のツイートからです。独断専行なカナミに巻き込まれては迷惑でしかありません、影響の及ばないところで彼女のやることを見ている分にはとても楽しいのでしょう。

本記事では、シロエを信頼していることが分かる名言と題してカナミの名言を紹介しましたが、このツイートもまさに名言と言えるのではないでしょうか？

ここまで、ログ・ホライズンのカナミにスポットを当て、プロフィールから主人公シロエとの関係やその関係がわかるカナミの名言、そしてアニメ声優の情報や彼女が主役を務める「カナミ、ゴー！イースト！」の話題まで情報盛り沢山でお届けしてきました。いかがでしたでしょうか？

傍若無人な言動で周囲を引っ掻き回すカナミですが、放蕩者の茶会では強豪プレイヤー27名を率いるなどカリスマ性も兼ね備えているようでした。主人公シロエとの関係も良好なようで、それがカナミの名言によく表れていると言われています。そんなカナミの参戦により、ログ・ホライズンの今後の展開が一層楽しみになってきたのではないでしょうか？