【転スラ】アゲーラはカレラ配下の苦労人！強さ・正体やハクロウとの関係は？

今回は「転生したらスライムだった件（転スラ）」のアゲーラのプロフィールや、カレラ・エスプリとの関係を紹介し、アゲーラの強さや能力を考察していきます。さらに、アゲーラの正体や性格、ハクロウとの関係もネタバレで考察し、作中でのアゲーラの活躍についてもみていきます。まず、ここでは「転スラ」の作品情報をみていきます。

「転生したらスライムだった件（転スラ）」は伏瀬先生によって、2013年から2015年にかけてWebサイト「小説家になろう」にて連載されていたライトノベルです。漫画版やスピンオフ漫画、ゲーム化作品も発表されており、テレビアニメも2018年～2021年にTOKYO MXなどで放送されていました。さらに、スピンオフ漫画を原作とした「転生したらスライムだった件 転スラ日記」も2021年に同局などで放送されていました。

サラリーマンの三条悟は通り魔から部下を庇って刺され、気が付くと見知らぬ洞窟でスライムになっていました。異世界転生した彼は相手の能力を奪えるスキル「捕食者」などの便利な能力を多く習得しており、親しくなったドラゴンのピンチを救うために同意のもと捕食。それにより、三条悟は圧倒的な力と新たな名前「リムル」を手に入れました。その後、彼は仲間と共に人間と魔物が共存できる国をつくるために奮闘していきます。

「転生したらスライムだった件（転スラ）」のアゲーラは「原初の黄」と呼ばれるカレラの従者であり、暴君の師匠でもある男の悪魔です。そして、金色のまだら模様が入った白髪に長く白いひげ、鋭い眼光、異国風の装束が特徴的なキャラで、種族は侯爵級の悪魔公、魔法ではなく刀を使用して戦います。

「転スラ」のアゲーラはカレラと同僚のエスプリによく振り回されている苦労人です。アゲーラは「原初の黄」であるカレラの従者であり、暴虐の限りを尽くす彼女の師匠として、彼女を諫める立場にあります。実際、カレラは放置しておくと世界を崩壊させかねない危険な存在です。

そんなカレラには彼女を諫める存在が必要となりますが、同僚のエスプリはとことんカレラのことを甘やかし、彼女の行いを絶賛しています。そのため、アゲーラが1人でカレラの暴虐を止める役割を担っており、カレラを甘やかすエスプリのことをアゲーラは恨めしく思っています。

「転スラ」のアゲーラの究極贈与「刀身変化」とは、自らの身体を刀に変化させる能力です。それは刀と化したアゲーラの使用者に対し、アゲーラのレベルの分を上乗せする強力な能力であり、使用者が幹部人や悪魔となれば、圧倒的な強さを発揮できるようになります。

「転スラ」のアゲーラの剣技について、悪魔であるにもかかわらず、魔法が使えない彼は「真・気闘法」というアーツを使用します。そして、アゲーラの「真・気闘法」を使用した剣技は、ハクロウが使用する「気闘法」の強化版となっています。

「転スラ」のアゲーラの正体について、アゲーラはハクロウの祖父・荒木白夜が転生した姿です。転生したときに荒木白夜だった頃の前世の記憶を失っていたアゲーラでしたが、シエルから究極贈与をされ、刀と化したときにおぼろげながら荒木白夜だった頃の前世を思い出しました。さらに、悪魔にもかかわらず、魔法を使うことができず、刀を使用した近接戦を得意としています。

アゲーラはそもそも人間だったことから、悪魔にしては非常に珍しいことに礼儀やマナーを重んじており、思慮深さも兼ね備えています。そして、戦場でも流儀を重んじるあまり、相手から先制攻撃を仕掛けられてしまうほどです。ただ、アゲーラもハクロウと同じく無類の戦闘好きであり、戦場での流儀は重んじるものの、いざとなれば人一倍好戦的となる一面があります。

カレラの従者として、アゲーラもリムルの配下に入り、地下迷宮攻防戦では地上部隊の殲滅に加わりました。そして、撤退の判断を下した東の帝国の本部に乗り込み、撤退は許可しないと伝えたアゲーラは、1時間の猶予を経て、戦うことを約束をさせました。その後、陣営に戻ったアゲーラは1時間経たないうちから攻撃しようとするカレラを必死で制止します。

しかし、東の帝国が約束を破り、先制攻撃を行ってきたため、カレラの怒りがアゲーラに向きそうになります。エスプリのフォローもあり、なんとかカレラの怒りを約束を破った東の帝国に向かせることができました。

さらに、アゲーラもカレラと同様に約束を破られて憤慨していました。そこで、アゲーラはカレラに対してリムルの「ド派手な魔法で、帝国軍の度肝を抜いてやってくれ」という言葉を再度伝えます。その言葉により、カレラは核撃魔法に全力を注ぎ、戦場にいた東の帝国の軍人たちを一瞬で殲滅してしまいました。

アゲーラはドワルゴン東部の防衛戦にも派遣され、ハクロウとガゼルが破られたことで、近藤の前に立ちます。実はアゲーラは300年間、刀だけで無敗を誇った悪魔であり、近藤も彼の剣技に懐かしさを感じていました。しかし、この戦いでは近藤との直接戦闘に発展せず、近藤はアゲーラに仕事の時間だと言ってその場を後にしました。その後、リムルによって門が召喚されたことで、カレラが覚醒進化します。

その結果、従者のアゲーラもその祝福を受けて成長し、魔王種を凌ぐほどの実力を有する悪魔公に進化。爵位も侯爵級に昇格しました。それから、飛空船突入組に選出されたアゲーラは八門竪陣に参戦します。そして、エスプリやゾンダとともに四騎士最弱のガルシアと対峙。リムルやカレラたちを散々バカにするガルシアでしたが、実はガルシアは序列五位の聖人であり、その力は本物でアゲーラ単独の攻撃は効かないことが判明します。

そこで、アゲーラは戦況をコントロールし、カレラたちからプレッシャーをかけられたエスプリが自ら、アゲーラに協力を申し出るように仕向けます。そして、シエルから究極贈与「刀身変化」を授けられたアゲーラは自身の身体を刀に変化させ、自らエスプリが使用する刀となりました。さらに、その刀にはアゲーラ自身のレベルも上乗せされる効果があり、威力の増した「八華閃」により、エスプリは見事ガルシアを撃破しました。

また、刀と化したことでアゲーラは前世の記憶をおぼろげながら思い出します。アゲーラの正体は剣の極意に到達するために人生を修行に捧げ、ハクロウにも剣の指導をした荒木白夜という人物でした。そもそも荒木白夜の流派は朧心命流でしたが、心命は魔物にはふさわしくないとして、朧流と称して伝えていました。その後、扉を出たアゲーラは次の扉を開く資格を得ます。そして、カレラと一緒に近藤の部屋を目指しました。

深淵解放編以降、アゲーラは「刀身変化」により刀となります。そして、カレラの武器として戦うようになりました。その後、天使との戦闘が予期され、アゲーラは援軍としてドワルゴンに派遣されます。そして、ドワルゴン滞在中は自身の正体を明かし、ガゼルの修行をつけて過ごすのでした。

こちらは「転スラ」のアゲーラに関するツイートです。カレラやアゲーラなど悪魔キャラが好きだという感想となっています。

こちらも「転スラ」のアゲーラに関するツイートです。カレラとアゲーラのやり取りが面白いと評価されています。

こちらも「転スラ」のアゲーラに関するツイートです。カレラとアゲーラの絡みが良いという感想で、特に近藤戦が最高だと評価されています。

いかがでしたか？「転生したらスライムだった件（転スラ）」のアゲーラの強さや能力、正体などを考察し、その活躍をネタバレでみてきました。そして、アゲーラはカレラの従者であり師匠の男の悪魔で、カレラの暴虐を阻止するために奮闘する苦労人であること。カレラを甘やかすエスプリのことを恨めしく思っており、リムルからもらった究極贈与「刀身変化」により、自らの身体を刀に変化させられることなどが分かりました。

さらに、その正体はハクロウの祖父・荒木白夜で、彼の剣技「真・気闘法」はハクロウの「気闘法」の強化版であること。アゲーラは悪魔にしては礼儀を重んじる性格ですが、意外と好戦的な一面があり、帝国侵攻編や深淵解放編などで活躍したことなどが分かりました。皆さんもぜひ「転スラ」のアゲーラの活躍に注目してみてください！