【転スラ】ヤムザはクレイマンの五本指の中指！氷結魔剣士としての強さや最後は？

転スラこと転生したらスライムだった件の作中で魔王クレイマンの五本指の筆頭を務めているヤムザ。転スラに登場するヤムザはA+ランクの強さを持った強力な魔人であり、ユーラザニアへの侵攻で初めて姿を見せました。作中でヤムザはクレイマンによってカリュブディスと化し、最終的に死亡して最後を遂げてしまいました。本記事ではそんなクレイマンの五本指の1人・ヤムザについて強さや死亡した最後などをまとめてご紹介します。

ではクレイマンの五本指の1人・ヤムザの強さや死亡した最後などをご紹介する前に、ヤムザが登場する転スラこと転生したらスライムだった件の作品情報と物語の簡単なあらすじについてご紹介していきます。ヤムザが登場する転生したらスライムだった件とは伏瀬が描くライトノベル作品であり、｢転スラ｣という略称で呼ばれています。転スラこと転生したらスライムだった件は元々、2013年の2月に｢小説家になろう｣でスタートしました。

その後転スラは｢小説家になろう｣の作品に加筆と修正を加えて2014年の5月に書籍化され、2022年1月現在までに合計19巻の書籍が刊行されています。また転スラは書籍化の他に、漫画化や2期に渡るテレビアニメ化なども行われています。そんな転スラこと転生したらスライムだった件はシリーズの累計発行部数が2700万部を超えるほど非常に高い人気を博しており、｢このライトノベルがすごい！｣で何度も上位にランクインしてます。

時は現代の日本。転スラの主人公であるサラリーマンの三上悟は突然通り魔に刺され、最後を遂げてしまいます。しかし死亡したはずの三上悟はスライムの姿で異世界の洞窟に転生してしまいます。身体がスライムとなった三上悟はスライムライフを思う存分満喫し、洞窟の中で暴風龍ヴェルドラという巨大なドラゴンと出会います。そしてスライムの三上悟はヴェルドラからリムルという名前を貰い、世界を統べる王になっていくのでした。

本記事で強さや死亡した最後などをご紹介するヤムザとは転スラこと転生したらスライムだった件に登場するキャラクターの1人です。転スラこと転生したらスライムだった件に登場するヤムザは魔王クレイマンの幹部・五本指の筆頭を務めているキャラクターであり、黒色と白色で分かれた2色の髪の毛と口を隠したマスクが特徴となっています。筆頭を務める五本指の中でヤムザは中指にあたり、魔王クレイマンに忠誠を誓っています。

しかしヤムザは心の中で大きな野心を抱いており、権力を振りかざすためにクレイマンを利用しています。なのでヤムザの魔王クレイマンに対する忠誠心は完全な偽物です。性格は卑怯と残忍さを掛け合わせた極悪人であり、どんな相手に対しても容赦がありません。そんなヤムザは転スラの作中で獣王国ユーラザニア侵攻軍の指揮官を務めるものの、アルビスによって敗北し、クレイマンに利用されて死亡する最後を遂げてしまいました。

ではここからは転スラこと転生したらスライムだった件に登場するヤムザの強さや能力についてご紹介していきます。転スラこと転生したらスライムだった件に登場するヤムザは氷結系の魔法の使い手であり、無詠唱で元素魔法｢水氷大魔嵐｣を使用出来る実力を持っています。またヤムザは氷結系の魔法の他に、剣術の才能も兼ね備えています。その剣術の強さは超一流といわれており、圧倒的な速度で目の前の敵を蹴散らしてしまいます。

さらにヤムザは分身体を作り出す魔法道具｢鏡身の腕輪｣も所持しています。この強さからヤムザは転スラこと転生したらスライムだった件の作中で｢氷結魔剣士｣とあだ名されています。魔王クレイマンの五本指の中では一番強さを持つキャラクターとされており、五本指の筆頭に相応しいといえるでしょう。しかし転スラの全キャラの中でヤムザはそこまで強いとはいえず、主人公のリムルや仕えている魔王クレイマンなどには敵いません。

｢氷結魔剣士｣とあだ名され、魔王クレイマンの五本指の中で最強の強さを持っているヤムザ。そんなヤムザは転スラこと転生したらスライムだった件の作中で獣王国ユーラザニアに侵攻します。獣王国ユーラザニアに侵攻したヤムザはクレイマン軍の総大将となり、3万人もの魔人を率いていました。ヤムザが率いていた3万人の魔人は八割がBランクであり、残りがA－ランクです。またその中のゲルミュッドはAランクの強さがありました。

ヤムザが3万人の魔人を率いて獣王国ユーラザニアに侵攻したのは転スラの序盤です。なのでBランクとA－ランクで構成されたヤムザは非常に驚異的な戦力となっていました。しかし獣王国ユーラザニア侵攻の際、リムルの配下はヤムザの軍より遥かに強くなっていました。なのでヤムザの軍はリムルの配下であるベニマルの軍に奇襲され、散々に打ち破られてしまいます。その後ヤムザの軍は解体され、最終的にゲルドの配下となりました。

ではここからは転スラこと転生したらスライムだった件に登場するヤムザの活躍や死亡した最後についてご紹介していきます。転スラこと転生したらスライムだった件の作中で｢魔王達の宴（ワルプルギス）｣が開かれた際、魔王クレイマンはヤムザに軍を任せて獣王国ユーラザニアに侵攻します。獣王国ユーラザニアに侵攻を計画したクレイマンは覚醒進化を企てており、カリオンにミュウランが殺されたことを理由として戦争を始めます。

この時五本指の筆頭・ヤムザは魔王クレイマン軍の総大将として初登場を飾りました。上述でご紹介した通り、転スラに登場するヤムザは卑怯で残忍な性格をした極悪人です。そのためヤムザは共に獣王国ユーラザニアへ侵攻する仲間のミッドレイを雑用係とします。さらにヤムザは自身に文句を言うヘルメスに怒り、ヘルメスの左腕を切り落としました。その後ヤムザは竜の都で食料を獲得し、獣王国ユーラザニアに進軍を開始しました。

軍を率い、獣王国ユーラザニアに侵攻した魔王クレイマンの五本指・ヤムザ。しかしヤムザの軍は進軍途中にテンペスト軍を率いるベニマルから奇襲を受けてしまいます。ベニマル率いるテンペスト軍は非常に強く、ヤムザの軍が壊滅状態になってしまいます。この報せを受けたヤムザは援軍を呼ぶと嘘をつき、その場から1人逃げだそうとしました。しかしヤムザは獣王国ユーラザニアの三獣士の筆頭・アルビスに攻撃を受けてしまいます。

三獣士筆頭のアルビスはヤムザを遙かに超える強さを持っていました。そのためヤムザはアルビスに苦戦を強いられます。そこでヤムザは奥の手の｢鏡身の腕輪｣を使い、逆転を図ろうとします。しかしアルビスが二段階変身とエクストラスキル｢天蛇眼｣を使い、ヤムザは呆気なく敗北してしまいました。勝ち目がないことを悟ったヤムザは降伏を考えます。しかしヤムザは魔王クレイマンによって予想外な最後を遂げることになるのでした。

転スラこと転生したらスライムだった件の作中でアルビスに敗北し、降伏しようとしたヤムザ。するとその瞬間、ヤムザは謎の宝珠の犠牲になってしまいます。実は魔王クレイマンはヤムザを心から信用しておらず、操ることが出来る宝珠を彼に埋め込んでいたのです。この宝珠の発動によりヤムザは魔王クレイマンに操られてしまいます。そして魔王クレイマンに操られたヤムザとその分身体はカリュブディスへと姿を変えてしまいました。

ヤムザが姿を変えたカリュブディスとはかつて天空を支配していた伝説の精神生命体であり、恐ろしい災厄級の存在といわれています。カリュブディスとなったヤムザは不完全であるものの、その圧倒的な力で戦場全てを混乱させます。するとテンペスト軍を率いるベニマルが現れ、黒炎を纏う刀でカリュブディスを一刀両断にします。ベニマルの攻撃によってカリュブディスとなったヤムザは完全に死亡し、最後を遂げることになりました。

ではここからはヤムザ以外の魔王クレイマンの五本指のメンバーについてご紹介していきます。まずご紹介する示指のアダルマンとは元々西方聖教会の枢機卿だった死霊王（ワイトキング）のキャラクターです。示指のアダルマンは昔カザリームに支配され、千年間防御の要として傀儡国ジスターヴに束縛されています。そんな示指のアダルマンは転スラの作中でシュナに敗北し、彼女の神聖魔法によって千年ぶりに自由を取り戻しました。

2人目にご紹介する母指の九頭獣とはキツネの姿をした妖狐のキャラクターです。母指の九頭獣は300年間生きている幼い妖狐であり、20年前の妖魔郷殲滅作戦で故郷を失ったことによって魔王クレイマンの配下となりました。転スラのランガとの戦いで母指の九頭獣は助けを求め、リムルの力で魔王クレイマンの呪縛を解除して貰います。その後母指の九頭獣はリムルの配下となり、最終的に幻獣王の称号を冠するクマラに成長しました。

3人目にご紹介する薬指のミュウランとは300年間生きている魔女のキャラクターです。元々薬指のミュウランは魔王クレイマンの秘術｢支配の心臓｣で永遠の寿命と若さを手に入れ、彼の配下となりました。転スラの作中で薬指のミュウランは魔王クレイマンの命令を受け、スパイとして魔国連邦に入ります。しかし薬指のミュウランはヨウムが好きになったことで改心し、自身の正体を明かすことを決めます。

そして薬指のミュウランはリムルに正体を明かし、そのまま殺されて死亡しました。しかし薬指のミュウランはすぐに復活し、魔王クレイマンの呪縛から解放されます。その後薬指のミュウランはファルメナス王国の王となったヨウムと結婚し、｢ミュウ・ファルメナス｣と名乗るようになりました。

4人目にご紹介する小指のビローネとは鳥の姿をした魔人のキャラクターです。小指のビローネは他の五本指のメンバーと違って魔王クレイマンに強い忠誠を誓っており、敵の偵察を担当しています。転スラの作中で小指のビローネは魔王クレイマンの命令を受け、戦争中の魔国連邦とファルムス王国の偵察を行います。しかし小指のビローネは偵察中にディアブロに察知され、ラーゼンの核撃魔法で死亡するという呆気ない最後を遂げました。

アニメ転スラでヤムザを演じた声優は日本の男性声優である広瀬裕也です。広瀬裕也とは1996年の4月9日に千葉県で生まれた声優であり、2022年1月現在アーツビジョンに所属しながら活動しています。元々広瀬裕也は2013年のアニメ｢帰宅部活動記録｣に出演し、声優デビューを飾りました。その後広瀬裕也は2018年にアニメ｢SSSS.GRIDMAN｣の主人公・響裕太を演じて一躍ブレイクし、多数の人気作品に出演するようになりました。

• 2015年のアニメ｢ガンバレー部NEXT！｣：石川祐希役
• 2016年のアニメ｢はんだくん｣：相沢順一役
• 2017年のアニメ｢幼女戦記｣：バルハルム役
• 2018年のアニメ｢SSSS.GRIDMAN｣：響裕太役
• 2019年のアニメ｢戦×恋｣：亜久津拓真役
• 2020年のアニメ｢とある科学の超電磁砲T｣：誉望万化役
• 2021年のアニメ｢東京リベンジャーズ｣：山本タクヤ役

転スラこと転生したらスライムだった件に登場するヤムザに関する感想ではヤムザの見た目が好きといった感想が多く寄せられていました。転スラに登場するヤムザは卑怯で残忍な性格をした極悪人のキャラクターです。しかしヤムザはその性格から考えられないほど容姿がかっこいいキャラクターとなっています。そのためヤムザは容姿だけ転スラファンに高い人気を博しています。

転スラこと転生したらスライムだった件に登場するヤムザに関する感想ではヤムザがクズといった感想も多く寄せられていました。確かにヤムザは容姿が非常にかっこいいキャラクターです。しかしヤムザは卑怯で残忍な性格をしており、どんな外道な行為も平気で行います。なので性格も含めたヤムザは転スラファンにあまり好かれていません。

転スラこと転生したらスライムだった件に登場するヤムザに関する感想ではヤムザが雑魚といった感想も多く寄せられていました。転スラに登場するヤムザは魔王クレイマンの五本指で最強といわれており、｢氷結魔剣士｣という異名を持っています。しかしヤムザはアルビスに圧倒され、ベニマルの手で呆気ない最後を遂げてしまいました。この戦績を見ると、ヤムザの強さは転スラの中で最底辺といえます。

本記事では転スラこと転生したらスライムだった件に登場するヤムザについて強さや死亡した最後などをご紹介しました。転スラの作中でヤムザは魔王クレイマンに利用され、不完全なカリュブディスとなって死亡します。これだけを見るとヤムザは可哀想なキャラクターです。しかしヤムザは死亡するまで散々悪事を働いてきました。なのでヤムザの呆気ない最後は因果応報といっていいでしょう。