トモダチゲームのストーリー考察!漫画のあらすじや駆け引き・裏切りをネタバレ

漫画「トモダチゲーム」は、仲良し5人の友情を信じてゲームクリアに挑む主人公・片切友一たちの奮闘や裏切り者の出現による信頼関係の崩壊、トモダチゲームに隠された秘密や黒幕に迫ったサスペンス作品です。本文では、漫画「トモダチゲーム」のあらすじネタバレや、駆け引き・裏切り者・黒幕の考察、登場人物・キャラのネタバレ、用語解説、作品に関する感想や評価を、ネタバレ考察しました。

トモダチゲームのストーリー考察!漫画のあらすじや駆け引き・裏切りをネタバレのイメージ

目次

  1. トモダチゲームとは?
  2. トモダチゲームのあらすじや駆け引き・黒幕や裏切り者をネタバレ考察
  3. トモダチゲームの主な登場人物・キャラ一覧
  4. トモダチゲームのその他の登場人物・キャラ一覧
  5. トモダチゲームの名言や名セリフ集
  6. トモダチゲームの用語をネタバレ解説
  7. トモダチゲームに関する感想や評価
  8. トモダチゲームの考察まとめ

トモダチゲームとは?

漫画「トモダチゲーム」のイメージ画像

漫画「トモダチゲーム」は、友達同士で挑む過酷なゲームや、それらを通じて暴かれる人間の本性や、トモダチゲームの黒幕に迫ったサスペンス作品です。以下では、漫画「トモダチゲーム」の単行本1巻~12巻までのあらすじネタバレ、ゲームの駆け引きや黒幕・裏切り者の考察、登場人物のネタバレ、「トモダチゲーム」の名言や用語、作品に関する感想や評価を、あらすじを交えながらネタバレ考察しました。

トモダチゲームの漫画の概要

漫画「トモダチゲーム」は、2014年から「別冊少年マガジン」で連載されているサスペンス作品で、単行本は、2021年12月時点で計19巻が刊行されています。2017年には、メディアミックスとして、テレビドラマ版と劇場版が公開され、2022年4月からアニメ版が日本テレビ等で放送予定です。

トモダチゲームのトリビア

トモダチゲームのトリビア紹介・イメージ画像

ゲームを通じて疑心暗鬼に陥っていく仲良しグループの崩壊や、ある目的のために仲間を窮地に立たせる裏切り者の出現、そして、トモダチゲームの黒幕など、先の読めないスリリングな展開が作品の見どころでしょう。以下では、「トモダチゲーム」にまつわるトリビアを紹介します。

トリビア①原作者の山口ミコトが佐藤友生の絵に一目ぼれした?

「トモダチゲーム」の漫画は、山口ミコト原作・佐藤友生作画によって制作され、山口先生が佐藤先生の絵に一目ぼれし、自分の印税を下げてまで作画を依頼しました。一方、佐藤先生は、一度は作画の依頼を断るものの、山口先生の熱烈な依頼を受け入れ、ネームを見ることなく引き受けました。

トリビア②美笠天智役の山田裕貴起用

「トモダチゲーム」は、2017年に実写化され、吉沢亮さん主演によるドラマ版と映画が放送・公開されました。主人公・片切友一の友人・美笠天智役には、企画段階時の吉沢亮さんの提案により、山田裕貴さんが起用されました。

トリビア③主題歌を歌う天月がマナブ君役を担当

主題歌を担当するマナブくんの声優・イメージ画像

「トモダチゲーム」の実写版の主題歌及びエンディングテーマは、実写作品の出演キャストが歌っており、ドラマ・劇場版の主題歌「Mr.Fake」を歌う天月-あまつき-さんは、ゲームの進行役を担う謎の人形・マナブくんの声を演じています。また、エンディング曲「友達ごっこ」を歌う上野優華さんは、トモダチゲーム運営側の人間・水瀬マリア役です。

トリビア④東條レンは逆輸入キャラ?

実写から漫画へ逆輸入される東條レン・イメージ画像

「トモダチゲーム」の漫画に登場する月野は、実写版では「東條レン」というオリジナルキャラクターに差し替えられており、久保田悠来さんが演じました。また、東條レンは、原作版の大人のトモダチゲーム・第2ゲームにて登場しており、実写版から原作漫画への逆輸入されたキャラクターとなっています。

トモダチゲームのあらすじや駆け引き・黒幕や裏切り者をネタバレ考察

トモダチゲームの漫画あらすじ等をネタバレ紹介・イメージ画像

トモダチゲームをクリアするコツは「友達を疑わずに信じること」、しかし、1人でもルールを守らなければゲームクリアならず、裏切り者をあぶりだすべく、全員が疑心暗鬼に陥ります。以下では、「トモダチゲーム」の漫画あらすじや駆け引き・黒幕、裏切り者について、ネタバレ考察しました。

1巻あらすじネタバレ

幼い頃から「金より友達」という教えを守り続けてきた片切友一の信念は、ある出来事をきっかけに揺らぎ始めます。ある日、友一の高校のクラスで修学旅行費が盗まれる事態が起き、友一と4人の友人・美笠・沢良宜・四部・心木が拉致され、「トモダチゲーム」への強制参加を余儀なくされ、マナブくんと呼ばれる謎のマスコットからゲームの説明を受けます。

実は、5人の誰かが借金2000万円を抱えており、1人につき400万円の借金が配分されたこと、盗まれた修学旅行費はゲームの参加費に充てられ、ゲームをクリアするごとに借金が減っていく仕組みでした。そして、トモダチゲームをクリアするコツは、友達を信じ抜くことであり、ゲームに勝てる自信のある4人はすぐさま参加意思を表明します。

一方、友一は、お金の恐さを誰よりも知っているがゆえに思い悩むものの、友達を優先して参加を決意し、5人は第1ゲーム「コックリさんゲーム」に挑みます。このゲームは、通常のこっくりさんと同じ手法で、5つの質問に対して、どれか1つでも全員が「はい」と念じて、はいの箇所に十円玉が進めばクリアとなります。また、このゲームにはペナルティや自分の報酬を多くするなど、あらゆる条件も隠されていました。

余裕でクリアできると思われていた仲良し5人グループの結果は、3回連続で失敗に終わり、それぞれが疑心暗鬼に陥る中、友一はこの中に潜む裏切り者をあぶりだそうと目論みます。

2巻あらすじネタバレ

友一の機転により、第1ゲームをクリアできた一行でしたが、お互いへの疑念が残ったまま、第2ゲーム「陰口スゴロク」に挑みます。ルールは、サイコロを振るかわりに、誰かの陰口を書き、視聴者の投稿で一番許されない内容の順にマスが進む、また、解答用紙は白紙も可能です。このゲームは、最初にゴールしたメンバーを強制的に第3ゲームに進めさせるという、恐怖のすごろくでした。

また、最初にゴールした者以外のメンバーには、借金100万円の減額や帰宅も許可される一方、嘘の内容を書いた場合は、ペナルティとしてすごろくの先頭へ強制移動させられます。友一たちは、全員白紙で提出することで、ゲームクリアを試みるも、沢良宜の好きな人は友一で、美笠とも昔付き合っていたとの内容が暴露されました。

この事実は、沢良宜に好意を寄せていた四部にも衝撃を与え、その後も、何者かによってメンバーの秘密が暴露される事態が発生します。内部崩壊を迎えた友一たちのゲームクリアは絶望的に見られ、その様子を裏切り者が楽しそうに見ていました。

3巻あらすじネタバレ

グループの裏切り者は、修学旅行費を盗んだ犯人でもあり、その正体を見破った友一は、美笠天智が裏切り者だと指摘します。実は、過去に付き合っていた沢良宜に恨んでいる美笠は、沢良宜を追い詰めて、第3ゲームに追いやろうと企んでいました。しかし、ゲームの攻略法を思いついた友一によって阻まれ、美笠は窮地に追い込まれます。

その時、友一は、嘘の内容を投票することで自ら第3ゲームへの駒を進め、同時にトモダチゲームの運営を壊滅させることを宣言します。あっけにとられる4人をよそに、友一は過去に人を殺めたことがあると暴露します。

4巻あらすじネタバレ

友達を切り捨てることになった友一でしたが、美笠だけは彼についていき、第3ゲームが開始されるまでの3日間、牢に閉じ込められます。極限状態の中、美笠は自身の過去や、前回のゲームで志法を陥れようとした理由を明かします。美笠は、ある友達の存在や、過去にトモダチゲームへ参加したこと、父親との死別、そして、そのすべてには、沢良宜が関わっており、ゲームを利用して女のバケモノの皮を剥がそうと企んでいました。

また、5人の借金の残高は、ネームプレートに書かれるも、他者に見せてしまうと、ペナルティとして見せた側の借金が膨らみます。そのため、仲間内では口頭のみの申告しかできない一方、美笠は5人の借金の合計額が合わないことに気が付きます。マナブ君によると、借金の合計額は1080万円であり、5人が口頭申告した額と合っていませんでした。

片切友一チームが抱える借金・イメージ画像

そこで、美笠は友一に信じてもらうべく、自らのネームプレートを見せることで、裏切り者が3人の中にいることを指摘し、その人物こそ沢良宜ではないかと推測します。友一も、美笠の意見も仮説の1つとして受け入れ、2人は初のチーム戦となる第3ゲーム「友情かくれんぼ」に挑みます。ルールは、対戦相手の隠れる役を見つけることでしたが、隠れる役は、一度隠れる場所を決めたらそこから離れてはいけない条件があります。

万が一に備え、隠れる役にはギブアップボタンが与えられるも、ボタンを押せばチームが敗北し、相手チームへ寝返る権利もありました。味方が多いほどの有利なゲームにて、たった2人で挑むことになった友一チームへ運営側から助っ人が入り、天才と呼ばれる人物がいるKグループとのかくれんぼが開始されます。

5巻あらすじネタバレ

人間関係の崩壊に関し、驚くような才能を秘める友一は、さっそくKチームの1人を味方に引き入れることに成功するも、さっそくKチームの司令塔・紫宮京の策にハマります。このゲームでは、相手チームへの暴力が禁止されており、自分のチームに寝返った者に対して危害を加えれば、その時点で友一の敗北が決定し、友一は相手を見張ることにしかできず、結果、友一の身動きも封じ込められました。

友一が策にハマったと知った京は、友一の助っ人・水瀬マリアを寝返らせ、美笠を発見することで友情かくれんぼを制します。しかし、第3ゲームの勝敗は、友一たちの勝利であり、その勝因は相手チームの隠れ役へ、降参ボタンを押させるように誘導したことでした。

6巻あらすじネタバレ

第3ゲームをクリアし、一時帰宅が許された友一・美笠でしたが、学校では修学旅行費を盗んだ犯人と疑われ、沢良宜と四部がクラスメイトからの壮絶ないじめを受け、いたずら書きされた2人の机を心木が掃除していました。また、四部の父親が殺害され、四部が犯人ではと疑われる事態も起き、戸惑いを隠せない友一は、陰口ゲームを引き合いに出し、心木をクラスの危険から遠ざけます。

美笠天智の携帯に非通知が入る・イメージ画像

クラスの状況を整理するなか、美笠の携帯に非通知が入り、トモダチゲーム特別編の開催を聞かされます。心木の人質は、友一と美笠の強制参加を意味し、指定された場所に向かうと、クロキと名乗る人物が待っていました。クロキの指示の元、トモダチゲーム特別編「弱い者勝ちゲーム」が行われ、友一と心木のどちらかが苦痛を負う暴力を使ったものでした。

また、トモダチゲームも第4ゲーム「友情裁判」が行われ、友一の不在を受け、美笠と心木がゲームに挑むこととなりました。

7巻あらすじネタバレ

「友情裁判」は、四部誠の父親殺し事件を題材に、殺人の証拠が出揃い、有罪が決定的な四部から無罪を勝ち取るという難解な内容でした。一方、ゲームクリアの条件は、あらかじめ運営側からお金を渡された陪審員から、総額196万円を回収することでしたが、陪審員は、四部たちのクラスメイトであり、まずは彼らを説得することが重要でした。

四部の有罪を裏付ける3つの過去が提示される中、友一のアドバイスから3つの証言のうち1つは偽りである可能性を見いだし、美笠は友情裁判に挑みます。その頃、弱い者勝ちゲームで負傷した友一も、傷みを抑えながら独自の動きに出ていました。

8巻あらすじネタバレ

友一と合流した美笠は、四部や沢良宜が不在のクラスで発言力のある優等生・花宮満に接触することを提案します。実は、花宮は美笠に恋心を寄せており、それらを利用して陪審員のお金を回収しようと試みるも、作戦は失敗に終わります。その後も、美笠が責任を取る形で、自ら修学旅行費を盗んだことを自白するも、クラスの心は変わることなく、最終的には友一が担任教師を脅すことで回収に成功します。

友一の尽力もあり、友情裁判で無罪を勝ち取ることができたものの、四部家の借金・5億円が友一たちに課されます。トモダチゲームでの返済が難しいと見た友一は、より金額の稼げる「大人のトモダチゲーム」への参加を決めます。また、友一たちは、裏切り者とみなした沢良宜について議論し、四部誠の父親の死も、沢良宜が関与していたことが判明します。

9巻あらすじネタバレ

ハイリスクハイリターンが特徴の大人のトモダチゲーム・第1ゲーム「友情の檻ゲーム」は、監獄に収容された者同士が協力して12万個のドミノ倒しを成功させることで釈放される内容です。万が一、刑務作業をクリアできなかった場合は、約20年の刑期を終えなければ釈放が許可されないものの、脱獄用の鍵を用いて監獄を抜けだすことも可能です。

また、毎晩過半数の意見を集めてしまうと密告とみなされ、参加者はゲームオーバーになります。ゲームには、友一と四部、紫宮京やクロキを含めた12人がおり、友一と紫宮は、参加者の中にゲームの主導権を握っている者がいると察します。

10巻あらすじネタバレ

友情ゲームの主導権を握っていた者の正体は、2度にわたり大人のトモダチ―ゲームへ参加・勝利してきた詐欺師・種田で、彼は人とのつながりを作ることが得意とする、友一とは対照的な人物でした。このゲームは、人数が多いほど有利であることを悟った種田は誠に接触を図るも、その真意を見抜いた友一によって彼の計画は崩壊しました。

そして、友情ゲームは、友一・京・クロキ・不動みなみによる戦いとなり、ゲームを有利に進めるべく、クロキが暗躍を始めます。一方、友一は京と手を組み、共に脱獄に成功することで、ゲームを終わらせます。同時に、友情の檻ゲームは、友一・京の手で転がされており、ゲーム参加者の多くが鍵を持っていたことが判明します。

11巻あらすじネタバレ

第1ゲームを制した友一は、心木・美笠と再会を果たし、京が仲間に加わります。そして、始まった第2ゲームは前後戦に分れ、前半戦はギャンブル、後半戦は島へ移動する船を舞台にした、人間の価値を掛け金としたゲーム内容となっています。ギャンブルに関しては、友一よりも京の方が長けており、船のチケット代などを差し引いた2000万円が手元に残りました。

12巻あらすじネタバレ

突然現れた沢良宜は、四部・美笠に対して「本物の裏切り者」が分かったとほのめかし、再び行方をくらませます。また、京と心木は、神代という男に目を付けられ、心木が神代と手を結んだことが友一の耳にも入ります。しかし、友一は、心木を責めることなく、少し気になることを調べるべく、別行動を始めます。

そして、友一の不在を見計らって、心木は神代の裏切りにあい、危機的状況に陥ったと思われた矢先、神代を疑っていた友一の介入により、事態を免れます。その後、友一の提案でババ抜きが行われるも、友一が負け続け、追い打ちをかけるように、神代は友一の過去に触れていきます。

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トモダチゲームの主な登場人物・キャラ一覧

トモダチゲームの主な登場人物・キャラのイメージ画像

仲良しグループであれば、ゲームクリアも楽勝だと見ていた片切チームでしたが、ゲームの見えざる罠によって5人の信頼関係は崩壊し、裏切り者は誰かと疑いの目を向け始めます。以下では、片切チームに潜む裏切り者の正体や、ゲームの黒幕との関係が示唆される、漫画「トモダチゲーム」の主な登場人物・キャラ一覧を、ネタバレ紹介します。

片切友一

漫画「トモダチゲーム」の主人公で、Cチームのリーダー的存在の高校2年生です。性格は、努力家で友達思いであるが、トモダチゲームを通じて残忍な本性を露わにし、ゲーム運営を潰すべく、ゲームクリアを目指します。また、旧姓は「斯波」で、「先生」と呼ぶ者と共に何かしらの悪事に加担し、壮絶な幼少期や3人を殺めた経験が、友一の二面性を作り上げました。

美笠天智

友一のクラスメイトで友人、成績優秀で真面目かつ正義感ある性格の持ち主です。友一とは同学年でありながら、年齢は美笠の方が1歳年上であり、かつ高校1年生の時に別のメンバーでトモダチゲームに参加した経緯があります。また、検察官だった父親の死に関わる人物として、沢良宜志法を怪しんでおり、彼女の本性を暴くべく、友一たちを巻き込む形で2度目のトモダチゲームに挑みます。

沢良宜志法

友一のクラスメイトの友人で、成績優秀なクラスの副委員長、刑事の父親の影響で曲がったことが嫌いな性格の美少女です。美笠とは、父親が親友同士だったことから家族ぐるみの付き合いがあったものの、美笠の父親の死を受け、その疑念を美笠に持たれます。陰口スゴロク終了後から行方をくらまし、一時は大人のトモダチゲームの運営側にいたものの、後に片切チームに復帰します。

四部誠

友一のクラスメイトの友人で、スポーツ万能かつお調子者なくクラスの委員長です。実家は裕福であるが、両親は四部が幼い頃に離婚し、市議会議員の父親と暮らしていました。トモダチゲームへの参加中に父親が何者かに殺害される事件がおき、かつ父親の多額の借金を背負わされ、片切チームの大人のトモダチゲームへの参加のきっかけとなりました。

心木ゆとり

友一のクラスメイトの友人で、アニメや漫画が好きな、スタイル抜群の女の子です。トモダチゲーム序盤では、気弱な性格が目立つものの、後に大人のトモダチゲームにて、真の裏切り者であったことが判明し、片切チームの命を狙うなど、冷徹さを見せています。

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トモダチゲームのその他の登場人物・キャラ一覧

トモダチゲームのその他の登場人物の紹介・イメージ画像

登場人物の中には、トモダチゲームについて何かしらの情報や黒幕の正体を知る者も見られ、トモダチゲームの黒幕やゲーム開催の目的についても考察されています。以下では、トモダチゲームや黒幕との関係が示唆される、漫画「トモダチゲーム」のその他の登場人物・キャラ一覧を、ネタバレ紹介します。

マナブくん

トモダチゲームの運営者の1人で、片切チーム(Cチーム)の案内・進行役を務めています。外見は、深夜アニメのキャラクターをモチーフとし、登場回によって服装や「マナブ先生」など呼称を変えることがあります。

水瀬マリア

トモダチゲーム運営側の人間で、片切チームの監視員を担うツインテールの少女です。劇中では、トモダチゲームの進行を手伝ったり、友一の監視を目的に片切チームに参入するなど、友一に対し興味を持っている模様です。

月野

水瀬マリアと共に片切チームの監視員を担う女性で、水瀬とは対照的に、ゲームの進行を冷静に見守っています。機転を利かせてゲームを有利に進めていく友一を高く評価する一方で、友一の過去も調べています。

玉井レイコ

玉井レイコのイメージ画像

トモダチゲームの運営側の人間で、紫宮京がいるKグループの監視を担う女性です。当初は、京のことを高く評価するも、第3ゲームで思わぬ活躍を見せた友一にも関心を寄せています。

東條レン

大人のトモダチゲーム・人生博奕ゲームから登場する監視員の男性で、グローリーデイズ号の責任者です。肩切チームの情報を把握しており、その中に潜む裏切り者の存在を知っている模様です。

門倉十蔵

バスケ部主将・門倉十蔵のイメージ画像

「友情かくれんぼ」に参戦したKグループのリーダーで、バスケットボール部主将の高校3年生です。ゲームでは、忍耐強さを強みに隠れる役になるも、暴力を受ける仲間の声に耐え切れず、降参ボタンを押しました。

鬼瓦百太郎

Kグループのメンバーで、バスケットボール部所属の高校2年生、柄の悪い外見とは裏腹に、素直で正義感ある性格の持ち主です。「トモダチゲーム」では、友一に寝返ったふりをして、相手チームを窮地に陥れるようとするも、友一に利用されてチームを敗北させました。

柱谷千聖

バスケ部部員・柱谷千聖のイメージ画像

Kグループのメンバーで、器用貧乏が玉にキズのバスケットボール部の2年生です。同期の百太郎をよくからかうも、内心では彼に憧れています。

紫宮京

Kグループの「天才」と呼ばれるメンバーで、バスケットボール部の1年生です。非常に頭が切れ、「友情かくれんぼ」でもチームを陰から操っていました。その後は、チームの借金返済のために、大人のトモダチゲームに参加するも、友一との協力体制から彼に興味を持ち、片切チームとしてゲームに参加します。

丹波万理

バスケ部部員・丹波万理のイメージ画像

Kグループのメンバーで、バスケットボール部の3年生です。紫宮京とは幼馴染の関係から、彼に意見できる人物であり、劇中では漫画のセリフの引用が特徴です。

沢良宜渉

沢良宜渉のイメージ画像

沢良宜志法の父親で現役の刑事、美笠天智の父親とは学生時代からの親友であり、彼の死を受けてトモダチゲームへの調査に乗り出します。また、トモダチゲームについて何か知っている素振りを見せるも、渉自身は捜査に踏み切れない模様で、部下をトモダチゲームに参加させることで、捜査を試みています。

美笠優高

元検察官・美笠優高のイメージ画像

美笠天智の父親で元検察官です。息子からトモダチゲームを聞き、親友で刑事の沢良宜渉に相談を持ち掛けた矢先、何者かに殺害されてしまいます。死因は自殺とされるも、後に美笠優高を殺害した犯人が須原岳だったことが判明します。

四部正一

元市議会議員・四部正一のイメージ画像

四部誠の父親で、市議会議員、妻とは息子が中学生の時に離婚しました。裏では、秘書へのパワハラや女性スキャンダル、反社会組織からの収賄などの悪事に手を染め、友情スゴロク終了後に事実が明るみに出て逮捕されました。その後、何者かに殺害されるも、生前はトモダチゲームについて何か知っている模様でした。

花宮満

花宮満のイメージ画像

友一のクラスメイトの女子で、真面目で成績優秀な性格から、クラスメイトからの信頼があつい女子生徒です。また、美笠天智に好意を抱いており、「友情裁判」にて友一にその点を利用されそうになりました。

クロキ

クロキのイメージ画像

トモダチゲーム・特別編を開催した人物で、友一・心木ゆとりに弱い者勝ちゲームを強制させました。後に大人のトモダチゲーム・友情の檻ゲームに参加するも、友一の策にはまり、ゲーム唯一の敗者となりました。

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トモダチゲームの名言や名セリフ集

トモダチゲームの名言や名セリフ集の紹介・イメージ画像

「トモダチゲーム」は、二面性を持つ主人公・片切友一の活躍や、裏切り者・黒幕の正体だけでなく、登場キャラの本性が垣間見える名言や名セリフの多さも魅力の1つです。以下では、漫画「トモダチゲーム」の名言や名セリフ集をネタバレ紹介します。

名言①「友達を疑わないこと…」

トモダチゲームのクリアのコツ・イメージ画像

トモダチゲームの名言や名セリフ・1つ目は、ゲームをクリアするコツを教える案内役・マナブくんの名言です。このセリフは、トモダチゲームの基本的な攻略方法であり、固い友情で結ばれていたと思われていた片切チームは、ゲームのクリアなんて簡単だと信じて疑いませんでした。しかし、思うようにゲームがクリアができず、仲良しグループは、お互いを疑う目が交錯する羽目になりました。

クリアのコツはただ一つ、“友達を疑わないこと”。

名言②「なぜなら人間は…」

トモダチゲームの名言や名セリフ・2つ目は、コックリさんゲームに挑む片切チームにて、美笠・沢良宜・四部が「いいえ」を選んでいたことに気が付いた友一の心情を読んだ、月野の名言です。自分だけが我慢することは、誰でも耐えがたい者であり、3人の選択を知った友一が「はい」を選ぶことは難しいことだと見ていました。

なぜなら人間は… みんなが我慢しているから 自分も我慢できるという生き物 自分だけが 我慢を強いられると 我慢なんてできないものよ

名言③「俺が本当に好きなのは…」

トモダチゲームの名言や名セリフ・3つ目は、自ら第3ゲームに行く覚悟を決めた友一に対し、自らの思いを打ち明けた美笠天智の名言です。実は、美笠の告白は、友一と共に第三ゲームに進むための口実であり、美笠はわざと友一が好きであるかのように振舞うことで、周囲を納得させ、次のゲームに参加しました。

俺が本当に好きなのはユウイチだったんだ!!

名言④「超一流は…」

片切友一の名言・イメージ画像

トモダチゲームの名言や名セリフ・4つ目は、一流の詐欺師・種田を上回る策士・友一の自信にあふれた名言です。たった1人だけ敗北者を出すことに成功した「友情の檻ゲーム」は、終始、友一の意のままに操られていたことが判明し、相手を騙したこと自体を気づかせない友一の手腕の高さがうかがえるでしょう。

超一流は騙されたこと自体に最後まで気づかせない

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トモダチゲームの用語をネタバレ解説

トモダチゲームの用語をネタバレ解説・イメージ画像

トモダチゲームでは、各ゲームごとにあらゆる道具が登場し、どのように道具を利用していくかもゲームクリアの秘訣となっています。以下では、漫画「トモダチゲーム」の用語をネタバレ解説します。

用語①トモダチゲーム

トモダチゲームの概要紹介・イメージ画像

参加者の借金返済のために開催されているゲームで、借金額の10分の1を参加費として支払い、申込みます。ゲームは、1回のクリアごとに200万円の賞金が付与され、参加者は、ゲーム開始前にメンバーを決めることができます。借金は、参加者の人数に等分され、参加しない場合には元の借金主が全額背負うことになり、ゲームオーバーの場合は、それぞれのものとして借金が残される仕組みです。

用語②大人のトモダチゲーム

大人だけが参加できるトモダチゲームであり、借金額によっては未成年でも参加が認められます。ゲームクリアの報酬が高い一方、命をかけた過激な内容が特徴で、ゲームで負けた場合には一生かかっても返せない巨額の借金が課されるなど、ハイリスクハイリターンなゲームです。

用語③トモダチゲーム運営

トモダチゲーム運営サイドのイメージ画像

トモダチゲームの案内・進行役や、ゲームの様子を関する職員で、各チームごとに担当者が付きます。一方、大人のトモダチゲームでは、客船ごとの責任者が運営側の人間となります。

用語④ネームプレート

ネームプレートのイメージ画像

トモダチゲーム・第1「コックリさんゲーム」で登場し、プレートの裏面には個人の借金額が記されています。他人にネームプレートの裏面を見せると、ペナルティとして借金が2倍に膨らむ一方、口頭で教えることは認められています。

用語⑤問題用紙

問題用紙のイメージ画像

「コックリさんゲーム」の使用グッズで、用紙には「はい」「いいえ」で答えられる問題が書かれています。このゲームは、全員が「はい」を選べばクリアとなるものの、心木ゆとり以外の問題用紙には、借金が半減になると誘惑し、「いいえ」を選択させる仕掛けがかけられていました。

用語⑥陰口ペーパー

陰口ペーパーのイメージ画像

トモダチゲーム・第2「陰口スゴロク」の使用グッズで、友達の隠し事を書く用紙であるが、白紙での提出も可能です。また、陰口ペーパーは、個室に入って書くことや、個室に入ってから3分間は出られないという、条件があります。

用語⑦視聴者

陰口スゴロクに投稿する視聴者・イメージ画像

「陰口スゴロク」の視聴者で、参加者が書いた陰口ペーパーの内容の中から、誰が一番許せないかを投票し、投票数に応じて、参加者の駒を進めていきます。

用語⑧スペシャルチャンスマス

スペシャルチャンスマスへの到達・イメージ画像

「陰口スゴロク」の特別マスで、トモダチゲーム運営が調べた参加者の秘密を暴露するサプライズ企画です。このマスに止まった参加者は、暴露されて欲しい参加者を指定できます。

用語⑨隠れる役

森の中へ隠れる・イメージ画像

トモダチゲーム・第3「友情かくれんぼ」にて、各グループの1名が隠れる役となり、相手チームに見つからない場所に身を潜めます。また、一度隠れる場所を選ぶと、そこから移動することができず、ギブアップする場合には降参ボタンを押します。

用語⑩探す役

「友情かくれんぼ」にて、隠れる役以外のメンバーが該当し、相手チームの隠れる役を探します。探す役の特権として、相手チームに寝返る・スイッチを発動することで、ゲーム終了時に個人の借金を元グループへ押し付けることができます。

用語⑪陪審員

四部誠の友情裁判のイメージ画像

父親を殺した犯人として運営側に拘束された四部誠の罪を問うゲーム・友情裁判に登場する役の1つで、友一たちのクラスメイトが任命されました。友情裁判にて四部の無罪を勝ち取るには、四部が無実である証拠・動機をもとに陪審員を説得させ、陪審員全員から無罪票を回収する必要があります。

用語⑫無罪票

陪審員に配られた無罪票(お金)のイメージ画像

「友情裁判」にて、四部誠の無罪を勝ち取るため、友一たちが回収を命じられたお金で、クラスメイトには修学旅行費という名目で、7万円が返却されました。

用語⑬脱獄

大人のトモダチゲーム・第1「友情の檻ゲーム」の舞台である刑務所は、裏門の鍵を入手することで脱獄が可能、脱獄に成功した場合は賞金2億円が与えられます。一方、裏門には見張りがいることや、脱獄できる人数は鍵1個につき1人、万が一、脱獄者が発覚した場合は、残された者へ借金4億円がプラスされます。

用語⑭密告

密告のイメージ画像

「友情の檻ゲーム」のシステムで、毎晩の無記名投票により、全体の過半数の票を獲得した参加者をゲームから追放するものです。また、追放者には、1億円の借金が課されます。

用語⑮ストッパー

運営側から工具を借りる・イメージ画像

「友情の檻ゲーム」にて、友一が借りてきた工具の1つで、表向きは夜間にドミノが倒されることを防ぐ目的で利用されるも、裏では、裏門の合鍵作成のために使われました。

用語⑯念書

念書のイメージ画像

「友情の檻ゲーム」にて、脱獄用の鍵を手に入れたと思われる人物との取引にて、ゲームの報酬のうち9000万円を譲渡ことを約束する書類です。

用語⑰グローリーデイズ号

グローリーデイズ号のイメージ画像

大人のトモダチゲーム・第2の前半戦「人生博奕ゲーム」の会場で、ギャンブル施設を備えた豪華客船です。船には、片切チームをはじめ、神代・海童・魅島チームも乗り合わせ、4チームでギャンブル勝負を行ないます。一方、グローリーデイズ号の責任者は、東條レンです。

用語⑱人間査定

人間査定のイメージ画像

グローリーデイズ号でのギャンブル資金集めの際に登場した用語で、その人の価値をお金で表したもので、金額は、両親とお金がない友一の0円から心木ゆとりの2億円まで幅があります。

用語⑲合意の書面化

人生博奕ゲームのルールを記した書面にサインする・イメージ画像

「人生博奕ゲーム」にて、勝負の前にお互いにルールを定め、それらを書面化したもので、万が一、ルールを破った場合には、10億円の罰金が科されます。このルールは、全チームのメンバーにメンバーに適用され、友一の提案によって生み出されました。

用語⑳金の亡者

金の亡者のイメージ画像

大人のトモダチゲームの第2後半戦「トモダチ殺し合いゲーム」にて、運営者側から雇われた刺客です。その正体は、多額の借金を抱える債務者で、参加者を捕まえることで債務を取り消してもらえます。

用語㉑黄の弾丸

黄の弾丸のイメージ画像

トモダチ殺し合いゲームの刺客・金の亡者の行動を一時的に止めることができる弾丸で、1発10秒を目安に動きを封じることが可能である一方、1発につき100万円が発生します。

用語㉒赤の弾丸

赤の弾丸のイメージ画像

トモダチ殺し合いゲームにて、金の亡者の動きを完全に止める威力を持つも、1発あたり1億円と破格の値段がついています。

用語㉓黒の弾丸

黒の弾丸を撃つ・イメージ画像

トモダチ殺し合いゲームのイベントのみ出現する購入不可のアイテムです。参加者に向かって撃つ弾丸で、標的の首輪から電流を流し、1分間動きを止めることが可能です。

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トモダチゲームに関する感想や評価

トモダチゲームに関する感想や評価・イメージ画像

一向に見えないトモダチゲームの黒幕の正体や、ある人物の裏切りにより窮地に陥った友一たちのその後、ゲームの開催の目的など、恐怖と謎が入り混じった世界観が読者の興味をそそります。以下では、漫画「トモダチゲーム」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:ドキドキが止まらない展開

漫画「トモダチゲーム」は、己の頭脳を武器に戦う壮絶な心理戦や、時には命の危険もある過激なゲームなど、主人公・友一とその仲間たちの奮闘や裏切り者・黒幕の暗躍が注目されています。危機的状況を持ち前の頭脳でひっくり返す想定外の展開や、思わぬ人物の裏切りや登場キャラたちの知られざる過去など、予測不能な展開に、ハラハラドキドキが止まらないとの感想が寄せられています。

感想2:友一の卑劣さが面白い

「トモダチゲーム」の片切友一は、友達を大切に想う優しさと、裏切り者に対する容赦のなさを秘めた、主人公らしからぬ性格である一方、ゲーム敗北が目に見えた矢先で起こすどんでん返しなど、ゲームに勝つためから手段を選ばない卑劣さが面白いと評されています。真の裏切り者や黒幕がすこしづつ明らかになった「トモダチゲーム」にて、友一はどのような動きを見せるのか、友一の頭脳戦にも注目が集まっています。

感想3:推しキャラの黒幕説を否定したい

トモダチゲームの黒幕の正体は長らく伏せられており、一部では友一グループで怪しい動きを見せていたメンバーの中にいると考察されましたが、単行本・15巻にて黒幕の1人が、友一の友人・心木ゆとりと判明しました。以外なキャラが黒幕だったという事実は、「トモダチゲーム」にて最大の衝撃展開となり、ファンの中には推しキャラの黒幕説を認めたくないとの声が寄せられています。

トモダチゲームの考察まとめ

漫画「トモダチゲーム」のイメージ画像

「トモダチゲーム」の漫画あらすじネタバレ、裏切り者や黒幕の考察、登場人物・キャラ一覧、トモダチゲームの用語などを、あらすじを交えながらネタバレ考察しました。一向に見えないゲームの黒幕や、裏切り者の出現による友一たちの友情の崩壊など、「トモダチゲーム」は、ゲーム内容の過激さだけでなく、ゲームを通じてバケモノの皮が剥がされた登場人物たちの本性からも、恐ろしさを感じさせるでしょう。

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