2021年12月14日公開
2021年12月14日更新
ここは今から倫理です。の名言集!人生に役立つ言葉と名シーンをネタバレ紹介
2021年1月にドラマ化され、話題を集めた漫画「ここは今から倫理です。」は、高校の倫理の授業を舞台に、担当教師・高柳と生徒の対話を描いたオムニバス作品です。本文では、哲学者の名言の引用や高柳の優しさが人気に火をつけた、漫画「ここは今から倫理です。」から、人生に役立つ名言集や名セリフや名シーンランキングTOP10や、作品の見どころ・感想などを、ネタバレ紹介します。
目次
ここは今から倫理です。とは?
倫理教師・高柳と高校生の対話をオムニバス形式で描いた「ここは今から倫理です。」は、哲学要素を用いた作風や、生徒の悩みや問題に真摯に向き合う高柳の姿が見どころの注目作品です。以下では、漫画「ここは今から倫理です。」から、人生に役立つ名言集や名セリフ・名シーンのランキングTOP10や、作品の見どころなどをネタバレ紹介します。
ここは今から倫理です。の概要
雨瀬シオリ先生の漫画「ここは今から倫理です。」は、2016年に「グランドジャンプ」で連載開始され、2019年からは「グランドジャンプむちゃ」にて連載されています。哲学のエッセンスを盛り込んだ「ここは今から倫理です。」は、みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018・ネクストブレイク部門にて2位に選ばれ、累計発行部数は、2021年10月時点で、電子版を含めて160万部を突破しました。
また、「ここは今から倫理です。」は、2021年1月~3月にかけてNHK総合の「よるドラ」枠にて、山田裕貴さん主演による実写ドラマ版が放送されました。
ここは今から倫理です。のあらすじ
高柳が受け持つ倫理の授業には15人の生徒が集まり、彼らは自分の人生や人に言えない悩み・葛藤、心の闇を抱えていました。高柳は、様々な悩みを持つ生徒たちに寄り添い、哲学者の名言を引用しながら対話を重ね、より良い人生を送るためには何をすべきか、どのような考えを持つべきか、共に考えながら解決策を模索していきます。
ここは今から倫理です。の名言集や名セリフや名シーンランキングTOP10~4
以下では、漫画「ここは今から倫理です。」から、人生に役立つ名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP10~4を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
10位:「相手を変えたければ…」
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフランキング第10位は、お互いがより良い関係を築くためのヒントを与える倫理教師・高柳の名言です。みんなで仲良くというクラスの指針に疲れ、グループチャットを脱退した逢沢は、一部のクラスメイトからいじめを受けるようになり、高柳の授業では、それらを下敷きにしたディスカッションが行われ、全体主義(クラス主義)と個人主義(逢沢の主義)の議論が交わされました。
高柳が、ディスカッションの時間を設けた理由は、物事の見方を変えることの大切さに気づかせるためでした。自分も相手も不完全な人間であり、お互いに他人に批判されるような欠点は持っています。他人は自分の思い通りに変えることはできないものの、自分が変わることで、相手に対する見方にも変化が生じ、結果、相手も変わったと思えるようになるでしょう。
相手を変えたければ自分も変わらなければいけない。
9位:「貴方じゃ無理です…」
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフランキング第9位は、自分に告白してきた逢沢いち子へ放った高柳の名言です。離婚した経緯から、人を好きになれずにいた高柳は、逢沢の告白を断わる理由として、花魁を例に挙げます。妖艶さと華やかさが目を引く花魁は、男性陣の憧れの的であり、彼女達が人々を魅了できた理由は、性的な魅力だけでなく、当時の女性としては高い教養を身に付けていたことでした。
花魁の教養とは、舞踊や三味線・琴、茶道・華道のように、女性らしい芸事や礼儀作法だけでなく、古典や文学、囲碁将棋も嗜み、美しい文字を書いたと言われています。高柳の好みの女性とは、花魁のように教養の高い女性であり、逢沢の告白を断わったのも、彼女の教養の低さもあったでしょう。しかし、逢沢はこの一件を機に、教養を身に付けるために勉学に励み、その影響は素行の改善にもつながりました。
貴方じゃ無理です。花魁になるには"教養"が必要です
8位:「貴方の目には私が見下してる…」
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフランキング第8位は、自分の知識を鼻にかけ、他人を無知だと見下す酒井美由紀の欠点を指摘する、高柳の名言です。人より知識が多いゆえに、他人の欠点に目が行きやすい酒井に対し、高柳は、ショーベンハウアーの名言を引き出します。他人が自分より劣っているのではなく、自分が他人を劣っているように見えていることに気付くことで、人に対する見方も変わると訴えているでしょう。
貴方の目には私が見下してる様に映るかもしれないが世界中の人が果たして私の態度をそう見るだろうか、決めつけはいけませんね、貴方はきっととても聡明な人だから周りの人々が酷く稚拙に見える事も多いのでしょう
7位:「集団(ムラ社会)になると…」
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフランキング第7位は、全体主義の恐ろしさについて語る高柳の名言です。古来より農耕文化が根付いてきた日本にとって集団(ムラ社会)は、生きるために欠かせないシステムとされ、その民族性は現代にも受け継がれています。ムラ社会は、みんなが同じ思想を持つことで、結束力をたかめ、個人間の争いを防ぐメリットがあります。
ムラ社会は、全体主義とも言いかえられ、時には暴徒化することもあり、それは第二次世界大戦時の日本の風潮や、ドイツで圧倒的な勢力を誇ったナチス党のように、悲惨な結果をもたらす危険もはらんでいます。
集団(ムラ社会)になると個人は消える
すると気が大きくなり始めて
わずかでも道を外すと暴徒という名の怪物と化す
個人ではとてもできない むごいことを集団はできてしまう
個人主義の対になる全体主義が顔を出してしまう
6位:「同調しろと…」
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフランキング第6位は、クラスメイトの方針と、自身の考えの相違に悩む南香緒里へアドバイスを送る高柳の名言です。狭く深い関係を望む南は、広く浅い関係を望むクラスメイトの考えに違和感を覚え、グループチャットに来る大量の通知にもうんざりしていました。
そんな中、高柳は社会主義と資本主義を例に取り上げ、主義・主張が違う者同士でも、最終的に目指す先は幸福であり、どうすればより多くの幸福を獲得できるのか、その方法を考えてみることが大切だと教えます。それは、自分とは異なる考えや価値観にも理解を示し、どうすればお互いに良い関係を築けるのかを考えさせられる名言です。
同調しろと言ってる訳じゃない受容です。
5位:「私はきっと…」
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフランキング第5位は、いじめっ子を救えるような良い教師を志す谷口恭一に対し、良い教師になるために心がけるべきことを教える、高柳の名言です。過去にいじめを受けた経験から教師を目指す谷口でしたが、これまで良い教師に巡り合うことができず、倫理の授業でようやく理想の教師を見つけることが出来ました。
いい教師だと見ていた谷口でしたが、高柳が同僚に気を遣って社会準備室で煙草を吸っている光景を目の当たりにし、幻滅します。一方、高柳は、谷口のいじめられっ子を救える教師になることへ理解を示すと同時に、いじめっ子にも善の心があると諭します。谷口にとって、高柳はいい先生ではなかったものの、こんな先生もいいなと思える存在へ変化していきました。
私はきっと “いい先生“じゃないけれど あなたにはなってほしいな。 いじめっこも いじめられっこも すべてを信じ、教える先生に
4位:「倫理は…」
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフランキング第4位は、倫理を学ぶ意義について問いた、倫理教師・高柳の名言です。大学での哲学科目に相当する高校の倫理は、選択科目として提示されることが多いですが、聞きなれない科目名から難しいイメージや、内容の想像がつかなくて退屈そうと思った方も多いでしょう。
実際に、倫理の授業はソクラテスをはじめとする著名な哲学者の考えを学ぶ授業でもある一方、実生活で使用することはないため、学んでも意味がないとも思われるでしょう。しかし、以下の高柳の名言や彼と生徒との交流からは、倫理を学ぶことは、人生をより良くするためのヒントを見つけるものであると訴えているでしょう。
倫理は選択科目ですが実は人生の必須科目です
ここは今から倫理です。の名言集や名セリフや名シーンランキングTOP3
以下では、漫画「ここは今から倫理です。」から、倫理とは何かを考えさせられる、高柳の名言集や名セリフや名シーンランキングTOP3を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
3位:「それがどんな理由でも…」
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフランキング第3位は、人生に絶望し、学校の屋上で飛び降り自殺を図ろうとする八木まりあを引き留めた高柳の名言です。大学生の彼氏のサークル仲間から暴行を受けた八木は、ショックのあまり自ら命を絶とうとします。現場に駆けつけた酒井は、八木の傷が受けた心の傷は、命の重さと比べたら小さいものだと言い放ち、思い留まらせようとします。
一方、高柳は、八木にとっては命を投げ出したいほどショックな出来事だったと言い放ち、八木の気持ちに寄り添いながら、彼女の説得にあたりました。自分が他人の気持ちを分からないように、他人も自分の気持ちはわからないもの、しかし、相手の立場になって物事を考えれば違った見え方ができ、相手の気持ちを少しは理解できるでしょう。
それがどんな理由でも 命に換わる程重い絶望になるんです!!
2位:「悩む事は人間にしか…」
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフランキング第2位は、自分には何もないと思い詰める山野に対して放った高柳の名言です。このまま社会に埋もれたくない、目立ちたいとの欲求を持つ山野は、わざとトラックに轢かれることで、ニュースで報じられるような展開を期待します。山野自身は、重傷に至らなかったものの、この一件はニュースに取り上げられることはありませんでした。
事実を知った山野は、同じ事故でも普通の人間が起こしたものは大事件として取り上げてくれないのかと、自虐的な感情に陥っていました。しかし、お見舞いに来た高柳から、悩めるだけの思考力・選択肢があることは、人間にしかできない特別なことではないかと諭されます。
悩むことは人間にしかできない特別なもの
悩みながら生きましょう せっかく人間に生まれたのだから
1位:「倫理は人の心に触れ…」
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフランキング第1位は、高柳に想いを寄せる女子生徒・逢沢いち子が自分を変えるきっかけとなった、高柳の名言です。複数の男子生徒と関係を持つことや、素行の悪さから学校一の問題児と評されていた逢沢でしたが、彼女の素行の悪さは、相手に嫌われたくないという理由がありました。
しかし、高柳との出会いは、これまで他人を喜ばせるために、自分を犠牲にしてきたことにきがつかせ、逢沢は、自分の人生を歩み始めました。
倫理は人の心に触れ 自分の心に触れてもらう授業です
ここは今から倫理です。の漫画の見どころ
著名な哲学者の名言の引用や、生徒に寄り添い、彼らの問題を解決に導く高柳の優しさは、読者の心を温かくしてくれます。以下では、人気急上昇の漫画「ここは今から倫理です。」から、漫画の見どころについて、あらすじネタバレ紹介します。
見どころ①優しさが溢れている
高校の倫理の授業を舞台にした漫画「ここは今から倫理です。」の魅力は、著名な哲学者の名言を引用した作風だけでなく、生徒を1人の人間として接し、正しい道へ導いていく主人公・高柳の優しさも欠かせません。どんな生徒に対しても真摯に向き合い、たとえ自分とは異なる価値観があってもそれらを否定せず、生徒のありのままの姿を受け入れ、彼らの考えに理解を示します。
また、高柳の生徒との接し方は、教師という立場から自分の主義・主張を押しつけるものではなく、優しく語りかけるような温かいもので、原作者・雨瀬シオリ先生の人柄も感じられるでしょう。
見どころ②哲学
哲学と言えば、大学で専門的に学ぶ分野や、文章が難解すぎて頭の良い人間にしか理解できないなど、難しいイメージが浸透しています。漫画「ここは今から倫理です。」も、哲学者の名言を引用するなど、哲学をテーマにした作風が特徴で、一見すると難しそうな印象がありますが、ふたを開けると、程よく織り込まれた哲学要素に面白さを感じるでしょう。
また、「ここは今から倫理です。」は、哲学の知識がなくても楽しく読むことができ、老若男女問わず幅広い世代が楽しめる作風も特徴です。従来の哲学と言えば、1つのテーマに対して、どこまでも深堀していく展開が多いですが、「ここは今から倫理です。」では、読者が少し背伸びをすれば理解できるような、ほどよい深堀となっており、読者が置いていかれるようなことはないでしょう。
見どころ③主人公の解決方法
高校の科目でもっともマイナーな教科である倫理の授業は、酒井のように科目そのものに興味を持って入った生徒だけでなく、他教科の定員オーバーを理由にやむを得ず授業を受けざるを得なかった生徒もおり、生徒数も15人と非常に少ないです。しかし、高柳の授業を受ける生徒たちは、それぞれ人に言えない悩みや心の闇を抱えており、高柳との対話を通じて自分なりの答えを模索していきます。
高柳の解決方法は、主に哲学者の名言を用いた生徒との対話であり、高柳自身が問題に対して答えを言うことはありません。また、自分とは異なる意見の生徒に対しても、彼らを否定することはせず、考え方の1つとして受け入れ、彼らがより良い人生を歩めるためのヒントを送っています。
ここは今から倫理です。の登場人物一覧
「ここは今から倫理です。」は、主に高柳と倫理の授業を受ける生徒との対話を描いたオムニバスであり、自分の悩みと向き合い、1つの答えを導くまでの生徒たちの奮闘も見どころです。以下では、漫画「ここは今から倫理です。」の登場人物一覧をネタバレ紹介します。
高柳
漫画「ここは今から倫理です。」の主人公で高校教師、専門は倫理であるが、政経の授業も担っています。表情に乏しく、淡々とした口調が特徴で、問題を抱えた生徒へ真摯に向き合い、彼らの悩みを聞いたり、哲学者の言葉を引用してアドバイスを送っています。一方で、悩みを持つ人間にしか興味がもてないことを気にしており、自分は酷い人間だと評しています。
逢沢いち子
第1話の登場人物で、男子生徒との関係から教師間からは問題児として扱われている女子生徒です。2年生時に高柳と出会ったことを機に気になっており、3年生時の選択科目にて倫理を選びます。当初は、高柳に興味を持ってもらおうと色仕掛けにも出るも、高柳との対話から彼に見合う女性になるべく、教養を身に付けようと奮闘し、勉強へも関心を持ち始めるようになります。
酒井美由紀
第2話の登場人物で、学年トップクラスの成績を誇る女子生徒です。中学校時代に図書館の蔵書全て読み終えた経験から、自分は人より多くの知識を持っていると自負し、それゆえに他愛ない会話で盛り上がる同級生を無知とみなし、見下しています。また、教師や周囲の大人に対しても、先に生まれただけで偉ぶるような態度や、子供という理由で何も知らないと思われていることへ怒りを覚え、人を見下す傾向にありました。
倫理を選んだ理由は、どのような授業内容か知りたかったためでしたが、担当教師の高柳に対しても良く思っていませんでした。しかし、高柳からフランシス・ベーコンの名言を教えてもらったこと、八木まりあの一件を通じて、経験から得られる知識の大切さや視野の広がりを知りました。
八木まりあ
第2話の登場人物で、体育の選択授業の抽選に外れたことから、倫理の授業を受けることになりました。同級生とも距離を置く酒井とも分け隔てなく接するなど、明るく社交的である一方、繊細な性格の持ち主であり、大学生の彼氏のサークル仲間から暴行を受けたことにショックを受け、学校の屋上で飛び降り自殺を図ろうとします。
お嫁さんになることを夢見ており、暴行事件から夢を叶えられないと絶望的な心境に陥るも、高柳の説得を受けて立ち直り、同じく高柳との対話で改心した八木と一緒にカラオケに向かいました。
谷口恭一
第3話の登場人物で、プラモ同好会に所属する男子生徒です。小・中学校時代にいじめを受けた経験から、いじめられっ子を救えるような教師を志し、倫理の担当教師・高柳を理想の先生と見ていました。一時は、谷口がいじめから煙草嫌いになった経緯から、高柳が喫煙者であることを知り幻滅するも、老子の名言をもとに繰り広げられた対話を受け、谷口の理想の教師像に変化が表れました。
高柳は、理想の先生であったが、話をしようと社会準備室に向かうも、その先で煙草を吸う先生を目撃しました。教師になろうとしたきっかけは、自身がいじめを受けた経験だけでなく、親や教師に相談したことによるいじめのエスカレート化。また、いままで良い教師に巡り合えなかったのが、倫理の授業では自めて理想の教師に出会えました。
本田奈津子
第4話の登場人物で、倫理の授業を受ける3年2組所属の女子生徒です。休憩時間のたびに鞄の中に忍ばせているウサギのぬいぐるみ・リュウくんと対話を重ねるも、事情を知らない同級生からは、本田の行為が気味悪く見え、彼女から鞄を取り上げ、リュウくんを床に叩きつける行動に出ます。本田は、怒りのあまり同級生に怪我を負わせ、その事件は教師間でも動揺が走りました。
本田は、家でも物静かな少女で、暴走の理由が分からず担任教師・母親が困惑する中、本田は何か事情があると察してくれた高柳に信頼を置き、事の真相を説明します。鞄に入れていたうさぎのぬいぐるみは、本田の心の拠り所であり、本田とぬいぐるみのリュウくんの関係に理解を示した高柳は、リュウくんのことは2人だけの秘密とし、母親と担任にはアイドルの写真が入っていたと説明することにしました。
ここは今から倫理です。に関する感想や評価
以下では、人生に役立つ名言が詰まった、漫画「ここは今から倫理です。」に関する感想や評価を紹介します。
感想1:「ここは今から倫理です。」が面白い
ここは今から倫理です。がめちゃくちゃ面白かったですね、もし高校生の頃に出会っていたら今私は違うことをしていたかも……と思うくらい面白かった
— ふぢさば (@Sabastic_yn) December 10, 2021
哲学ジャンルは、難しいイメージから手に取ることをためらう方が多いですが、漫画「ここは今から倫理です。」は、哲学初心者でも分かりやすい説明文や、高柳と生徒の対話が面白いと評され、人気が高まっています。また、漫画ファンの中には、高校時代にこの作品と出会っていたら、人生が変わっていたかもしれないとの感想も見られ、読者に大きな影響を与えています。
感想2:高柳のような先生が欲しい
ここは今から倫理です 1~2巻
— ワダ (@joker09225) November 2, 2021
話を聞いてくれる存在の大切さを感じる作品です。生徒の悩みや苦しみをしっかり聞き、倫理や哲学を通して解きほぐしていく。こんな先生がいて欲しい。#マンガ#ここは今から倫理です pic.twitter.com/wZ9cPoqSxx
漫画「ここは今から倫理です。」と言えば、主人公・高柳の生徒に寄り添う姿も人気に拍車をかけ、高柳のような教師がいてほしいとの感想も見られます。生徒の悩みに対して、高柳は一方的に自分の考えを押し付けることはせず、まずは生徒の考えや思いを聞くことから始めており、相手の話を否定せずに聞くことや、話を聞いてくれる存在の大切さを表現しているでしょう。
感想3:心に突き刺さる作品だった
気晴らしに、ここは今から倫理です。って漫画読んだけど、すげぇ刺さったな
— とら (@yaguchi_pua) December 4, 2021
哲学の勉強にも最適な漫画「ここは今から倫理です。」は、作中で引用される哲学者の名言だけでなく、主人公・高柳も、数多くの名言を残しており、心に突き刺さる名セリフの多さも、作品の人気を高めています。生徒に語りかける高柳のセリフは、人生をより良くするためのヒントはもちろん、当たり前だと思っていた事象について考えさせられる言葉もあり、人生を見つめ直すきっかけをもたらすでしょう。
ここは今から倫理です。の名言まとめ
漫画「ここは今から倫理です。」の名言集や名セリフ・名シーンや、作品の見どころや感想・評価などをネタバレ紹介しました。哲学要素を取り入れながらも難しすぎない作風や、高柳の言葉や哲学者の名言の引用は、これからの人生をより良くするためのヒントが隠されており、人生のバイブルとしても注目されるおすすめの作品です。