【終末のワルキューレ】宮本武蔵が人類代表でない理由は？強さを佐々木小次郎と比較考察

今回は「終末のワルキューレ」の宮本武蔵の強さや佐々木小次郎との関係を考察し、なぜ宮本武蔵は人類代表に選ばれなかったのか、その理由をみていきます。さらに、宮本武蔵と佐々木小次郎のどっちが強いのかについても考察し、宮本武蔵のアニメ声優・最上嗣生さんについても紹介していきます。まず、ここでは「終末のワルキューレ」の作品情報をみていきます。

「終末のワルキューレ」は2018年からコアミックスの「月刊コミックゼノン」で連載されているバトル漫画です。原作は梅村真也先生、構成はフクイタクミ先生、作画はアジチカ先生が担当。番外編「終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝」も、オノタケオ先生の作画により発売されています。

また「終末のワルキューレ」はテレビアニメ化も実現しており、第1期全12話が2021年6月からNetflixで配信。同年10月からTOKYO MXなどでテレビ放送も始まりました。

万物の創造主である神々は1000年に1度の「人類存亡会議」にて、進歩が見られない人類を見放そうとします。しかし、そんな中、戦女神が「超特別条項神VS人類最終闘争」のタイマン勝負を開催したいと言い出したことで、自尊心が傷ついた神々はこの勝負を受けます。こうして、天界きっての最強神と、戦女神が率いる「神殺しの13人」こと人類最強の13人によるタイマン勝負が始まることとなりました。

「終末のワルキューレ」の宮本武蔵は、戦国時代末期の天正12年（1584年）から江戸時代初期の正保2年（1645年）までの、激動の時代を生き抜いた武士です。関ヶ原の戦いや大坂の陣にも参戦しています。そして、宮本武蔵は当初は円明流でしたが、それを「二天一流」として発展させ、二刀流の元祖となった人物でもあります。

また、宮本武蔵は佐々木小次郎のライバルであり、巌流島の戦いでは佐々木小次郎を制しています。そのことから、人類最強の剣士「神殺しの13人」の1人に当然、宮本武蔵も選ばれると思われていました。しかし、人類最強の剣士に選ばれ、第3戦に出場したのは彼のライバルの佐々木小次郎でした。

宮本武蔵は実在の人物で、ライバルの佐々木小次郎と同じ時代を生きた武士です。そして、その実力は相当なもので、日本の最強の剣士の名を挙げていけば、必ず上位に入ると言われています。また、多くのメディアや作品で描かれていることから、非常に知名度が高く、日本史上でかなり有名な剣豪の1人となっています。

さらに、宮本武蔵には多くの逸話が存在し、特に吉岡一門との決闘や、柳生新陰流との戦いなどの派手な活躍が後世に伝えられています。さらに、宝蔵院流高田派槍術の祖である高田吉次や、神道夢想流杖術の夢想権之助などに勝利したとも言われており、圧倒的な強さを誇っていたとされています。そのことから、宮本武蔵と言えば、最強というイメージが定着したようです。

「終末のワルキューレ」の宮本武蔵がなぜ人類代表ではないのかや強さの考察、1つ目は宮本武蔵と佐々木小次郎の関係についてです。宮本武蔵のライバルとして特に有名なのが佐々木小次郎です。宮本武蔵が二刀流の使い手だったのに対し、佐々木小次郎は自分の背丈ほどの長さのある愛刀「備前長船長光（物干竿）」により、「燕返し」という斬り下ろした刃を一瞬にして斬り上げる技を得意としていました。

そんな宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」は歴史に残る名勝負として、多くの逸話が存在し、長らく語り継がれています。

「終末のワルキューレ」の宮本武蔵がなぜ人類代表ではないのかや強さの考察、2つ目は佐々木小次郎が人類代表に選ばれた理由もついてです。最強の人類とされる「神殺しの13人」に選ばれたのが、なぜ佐々木小次郎を打ち負かし、最強の剣豪と称される宮本武蔵ではなく、ライバルの佐々木小次郎だったのでしょうか？

人類側も当初は、メンバーの中で最年長かつ老人の佐々木小次郎が「神殺しの13人」に、メンバー入りすることに難色を示していました。しかし、佐々木小次郎は相手の実力を完璧に脳内で分析し、瞬時に先読みできる特殊能力「先手無双」を持っていました。

さらに、佐々木小次郎は史上最強の敗者」と称され、自分でも自信満々に「今刻が全盛期」と豪語していました。そのことから、宮本武蔵ではなく、佐々木小次郎が「神殺しの13人」に選出されたようです。

「終末のワルキューレ」の宮本武蔵がなぜ人類代表ではないのかや強さの考察、3つ目は宮本武蔵が出場していた場合についてです。タイマン勝負の第3戦にて、佐々木小次郎はポセイドンと対決します。ピンチのシーンもありましたが「先手無双」によって、相手の動きを先読みした結果、佐々木小次郎が勝利を収めました。ここで、もし宮本武蔵がこの試合に出場し、ポセイドンと勝負していたとしたら、どうだったのでしょうか？

宮本武蔵も最強の剣士と言われるだけあり、もしかしたら名勝負を見られたかもしれません。しかし、宮本武蔵には佐々木小次郎のような特殊能力がありません。そのため、もし佐々木小次郎ではなく、宮本武蔵が出場していたとしたも、ポセイドンに勝つのは難しかったのではないかと予想されています。

宮本武蔵は二刀流の使い手で「最強の剣士」「生涯無敗」だと言い伝えられてきました。しかし、最近の研究ではその強さに疑問が生じてきていると言われています。実際、宮本武蔵の最強説の多くがフィクションや疑わしい言い伝えの類が元になっているようで、史実ではまったく異なる解釈も存在すると分かってきたそうです。

そのため、高田又兵衛や夢想権之助に勝利したのは事実でも、その強さは後世に脚色されて伝わっているため、実際にどれくらい強いのかは不明とされています。次にそんな宮本武蔵と佐々木小次郎のどっちの方が強いのかを考察していきます。

「終末のワルキューレ」の宮本武蔵と佐々木小次郎はどっちが強いのでしょうか？宮本武蔵と佐々木小次郎という2人の大剣豪の対決となった巌流島の戦い。しかし、このとき佐々木小次郎は50歳を超えており、当時では老人と言われる年齢でした。さらに、宮本武蔵が巌流島に遅れて到着し、佐々木小次郎の冷静さを失わせる作戦を使ったとも言われており、宮本武蔵が勝利を収めた巌流島の戦いにはこういった逸話が多く残っています。

また、佐々木小次郎は宮本武蔵ほどの武勇伝は持ち合わせていません。しかし、作中では少年時代の佐々木小次郎が強い相手と手合わせした際、これ以上はどうあがいても負けると分かった時点で、降参する姿が描かれていました。そして、佐々木小次郎はその後、負けた勝負の戦い方を何通りも脳内でシミュレーションし、それを繰り返すことで強くなっていきました。

そのため、史実では宮本武蔵に敗北した佐々木小次郎ですが、「終末のワルキューレ」ではどっちが強いのかと言えば、繰り返しシミュレーションすることで強くなってきた彼の方が、宮本武蔵よりも強いのではないかと考えられています。

WEBアニメ「終末のワルキューレ」で宮本武蔵の声優を務めた最上嗣生さんは、1980年1月18日生まれ、年齢は41歳（2021年12月現在）で、埼玉県出身です。所属事務所は賢プロダクション、2002年から声優として活動しています。次に、そんな宮本武蔵のアニメ声優・最上嗣生さんの主な出演作品をみていきます。

テレビアニメ「進撃の巨人」キース・シャーディス役、「D.Gray-man」クロス・マリアン役、「僕のヒーローアカデミア」脳無役、ハイエンド脳無役、「爆丸バトルブローラーズ」シャーマン役、「SHAMAN KING」ハン・ザンチン役、「フューチャーカード 神バディファイト」雷斧アギト役、吹き替え「ジャスティス・ウォー ～正義の代償～」ジョン役、「レディ・プレイヤー1」シクサー指揮官役などです。

こちらは「終末のワルキューレ」の宮本武蔵に関するツイートです。宮本武蔵が非常に強そうな雰囲気を醸し出しているという感想となっています。

こちらも「終末のワルキューレ」の宮本武蔵に関するツイートです。宮本武蔵がとても「ゴツイ」という感想となっています。

こちらも「終末のワルキューレ」の宮本武蔵に関するツイートです。宮本武蔵と佐々木小次郎の友情の深さが高く評価されています。

いかがでしたか？「終末のワルキューレ」の宮本武蔵の強さや、なぜ人類代表が選ばれなかったのかを考察し、佐々木小次郎には「先手無双」という特殊能力があることなどから、巌流島の戦いで勝利した宮本武蔵ではなく佐々木小次郎が「神殺しの13人」の1人に選出されたことが分かりました。

さらに、宮本武蔵と佐々木小次郎のどっちが強いのかを考察し、巌流島の戦いでは宮本武蔵が勝利したものの、その本当の強さは分かっておらず、脳内で戦い方を繰り返しシミュレーションしてきた佐々木小次郎の方が強いのではないかと考えられていることが分かりました。皆さんもぜひ「終末のワルキューレ」で佐々木小次郎との関係が注目を集める宮本武蔵に注目してみてください！