【呪術廻戦】五条悟の好きな食べ物は甘いもの？根拠となるシーンや公式プロフも紹介

呪術廻戦の中でも圧倒的な人気を誇るキャラクターが五条悟です。今回はそんな五条悟についてまとめて紹介していきます。

五条悟が活躍する呪術廻戦は2017年にジャンプGIGAにて連載された「東京都立呪術高等専門学校」を前日譚に2018年に週刊少年ジャンプにて連載が開始された茶見下々先生によるダークファンタジー漫画です。「呪い」や「呪術」をテーマとした作品で個性豊かなキャラクターや小気味よいストーリー展開で人気を獲得した作品になっています。

2020年にはアニメ化が行われさらにその人気を高めた他、2021年には劇場版映画にもなるなどメディアミックス展開も積極的に行われており、2021年現在のジャンプを支える人気作の1つになっています。

常人離れした身体能力を持つ虎杖悠仁は祖父を亡くした日の夜、呪術師を名乗る伏黒恵から接触を受けます。虎杖悠仁はオカ研の先輩と学校に安置されていた呪物を持ち出しており、その箱を持っていたのです。先輩が呪物の封印を解こうとしてしまった事で学校に呪霊が現れ始めます。虎杖悠仁と伏黒恵が交戦する中、助っ人として登場したのが今回紹介する五条悟です。

五条悟は東京都立呪術高等専門学校の教師で自他共に認める最強の呪術師です。呪術界の御三家の1つ、五条家の出身で五条家の者でも稀にしか持たない「六眼」を持っているのが特徴的です。整った顔立ちも特徴的ですが、六眼もあるので普段は目を布やサングラスで隠しています。その実力は五条悟の誕生によって呪術界のパワーバランスが大きく変わった程で、五条悟に恨みを持つ呪詛師、呪霊も多いです。

その他判明しているプロフィールとしては、年齢は28歳、誕生日は1989年12月7日の射手座、身長は191cm程度、大抵の事が出来てしまう為特定の趣味は持っておらず、その革新的な方針故に保守的な上層部に対してストレスを感じる事が多いです。

五条悟は本編では基本的には「僕」、上層部の前では「私」を使う事が多いです。ただ元々丁寧に喋っていたわけではなく、呪術高専の学生時代は「俺」を使っていました。一人称が変化したのは当時同級生だった夏油の指摘によるもので「年上に失礼で、年下にも怖がられる」と言われた事が理由になっています。

このように五条悟の場合は一人称は普段意識して変えているものなので、逆に今でも怒りなどで冷静で居られない時などは「俺」が出てしまうなどした一面も持ち合わせています。

呪術廻戦では日常回はそこまで多くなく本編中でプロフィールが明らかになる例は少ないですが、五条悟の甘党に関しては本編中でも分かる形で描かれています。

五条悟が甘党と分かる最初のシーンといえるのが実は初登場時です。この時、五条悟は両面宿儺の指を飲み込んだ虎杖悠仁に対し5秒だけ宿儺と変わるように言いますが、その前に伏黒恵にある袋を渡しています。その中身は仙台の名物である喜久水庵の「喜久福」でした。喜久福は実際に仙台名物の1つで普段東京に住んでいる五条悟にとってはまさにお土産といえるものと言えます。

喜久福を渡しただけなら好きな食べ物とは言いづらいですが、本編中で袋の中身が喜久福であると紹介すると同時に本編中でわざわざ「五条のオススメはずんだ生クリーム味」とわざわざ示しているのです。オススメの味があるという事はそれだけ喜久福を食べているという事でもあるのでこのシーンが五条悟が甘党である事を示すシーンであると言われています。

五条悟が甘党と言われる2つ目のシーンは歌姫との電話シーンです。この時は特別描写があるわけではありませんが、五条悟は電話をしながらコーヒーに最低でも4つの砂糖を入れているのです。通常は1個、多くても2個が一般的であるとされている為、当たり前のように入れている事から普段からそうしているのが分かるシーンであるともされるシーンになっています。

余談ですが、このシーンアニメでは砂糖の数が2個に抑えられています。理由は不明ながら描写の問題か4つは入れすぎと判断された可能性もあります。中にはこのシーンがアニメで放送された時点では既に人気キャラだった五条悟の真似をする人がいる可能性を考慮したのではないかとさえ言われています。

ちなみに単行本1巻にて五条悟の甘いもの好きに関してはさらに捕捉がされており、五条悟が甘いものを好きになった理由まで明かされています。その理由は「頭を回すためによく食べていた為」です。五条悟の術式が複雑である事、また立場としても保守派の多い呪術界の革新を狙って様々な動きをするなど、頭を悩ませる事も多い事などが甘党になる程甘いものを食べる要因になったのではないかとも言われています。

五条悟は好きな食べ物とは逆に苦手な食べ物も明らかにされており、それはアルコールであるとされています。いわゆる下戸という奴で、本編中で飲んでいるシーンはありませんが、歌姫との電話の中で五条悟自身が「僕、下戸だから」と話すシーンなどもあります。ただ下戸については実際に飲めない下戸というよりも、その立場故に下戸としているのではないかという考察もあります。

上記でも紹介したように頭を回す為に甘党になる程甘いものを摂取している五条悟ですが、逆に頭が回らなくものの代表例とも言えるのがお酒だからです。いつ襲われるかわからない立場である点や複雑な術式である「無下限呪術」をいつでも使えるように敢えて下戸という事にして飲まないようにしているのではないかとも考察されています。

また術式以外にも上層部の事が嫌いな五条悟がお酒の席に呼ばれたりしない為に下戸としているのではないかという考察もあります。戦闘面的にも人間関係的にも下戸の方が都合がいいのではないかと考察されているのです。

呪術廻戦作中では喜久福以外に特定の商品の甘いものを食べているシーンは描かれていない五条悟ですが、女性人気が高い事もあり、バレンタインには多くのチョコが届いています。他のキャラクターはバレンタインでもチョコ以外の者が多く届いたのに対し、五条悟は圧倒的にチョコなどの甘いものが多かったというエピソードも残っています。

ただこの五条悟の女性人気に対し、作者の茶見下々先生は「悪いことは言わない。七海にしとけ」とコメントするなどしています。

五条悟のトレードマークとも言える目隠しですが、これにはいくつかの理由があります。1つ目は「見られている事で気づき襲ってくるタイプの呪霊がいるから」です。これは五条悟に限らず、呪術師が目を隠そうとする理由にもなっており、五条悟以外にも七海のサングラスなども同じ理由です。ただ五条悟の場合、サングラスであってもかなり色の濃いものを使用しており、他の者がかけると何も見えないとされています。

2つ目の理由としては五条悟が持っている「六眼」が関係しています。術式の情報を視認出来る特殊な目の六眼ですが、その能力故に見なくても良い情報まで見えてしまい脳に強い負担を与えてしまうのです。これを避ける為に視力を覆う事で少しでも情報を減らそうとするのが五条悟の目隠しの理由になっています。

五条悟というキャラクターにおいて1番大きな関係性といえるのが夏油です。学生時代に同級生であり共に特級術士として仲良くしていました。共に苦労が分かる為に五条悟に今でも「たった1人の親友」と言われる程の関係性を構築していたのです。それが夏油が呪詛師となって道を違えて以降、五条悟は教師になる道を選ぶ際にも意識するなど隣りにいてもいなくとも多大なる影響を与えている関係性になっています。

五条悟は非常に女性ファンが多いキャラクターで、呪術廻戦の女性人気を高める要因になっているとも言われています。ここからは何故五条悟がそこまでモテるのかを紹介していきます。

これは漫画のキャラクターとしての人気の大きな要因とも言えますが、やはり漫画のキャラクターは強いキャラクターの方が人気が出やすいです。特に女性ファンの場合、ギリギリで勝つよりも五条悟のように圧倒的な強さを持ってスマートに勝つ方が人気が出やすく、五条悟はまさにそのようなファン層からの人気を一手に担っていると言えます。

使う術式の無限下呪術や六眼もカッコよくそれがまた五条悟の人気を高める要因になっているとも言えます。

女性ファンの人気を集める要因としてもう1つ大きな要因といえるのがビジュアルです。五条悟は普段は上記でも紹介したように目を隠していますが、その素顔はかなりのイケメンです。五条悟が初めて素顔を晒したのは15話、漏瑚に対して領域展開を使用した時ですが、それまで一切外す素振りも見せなかった為、外した時のインパクトがかなり大きかったのも大きな要因になっています。

強くてイケメンとあまりにも要素が揃いすぎている五条悟ですが、その性格は自他共「悪い」と表する程になっています。ノリが軽く、親しみやすい性格とも言えますが、目上の人である京都校の楽巌寺学長にタメ口で話したり、相手を挑発するような面を見せたりと下手をすれば嫌われそうな性格をしています。ただそんな性格さえも五条悟なら許されるどころか人気を高める要因になっているのです。

今回紹介した甘党である事なども含めて五条悟が人気の最大の理由はそのギャップ要素の多さです。目隠しをしている時の怪しそうな風体からのイケメンであったり、大人でお酒を嗜んでそうなのに苦手で逆に甘いものが好きだったり、軽い性格なのに最強の呪術師だったりと五条悟のギャップ要素は本当に数が多くなっています。

それだけ人気があるキャラクターだけに気になるとされているのが五条悟の恋人関係ですが、公式には明言されていないにも関わらず、ファンの間では様々なキャラクターとの可能性が考察されています。

1番可能性がありそうとされているのが京都校の教師である庵歌姫です。年齢的にも五条悟の1歳年上である点や度々電話などでやりとりをしているシーンが描かれているのが要因です。ただ五条悟は学生時代から歌姫の事をからかっており、歌姫としてはかなりのストレスとなっている事から異性として意識しているという可能性は限りなく低いです。

現時点では恋人関係ではなく今後恋愛に発展する可能性も低いとされていますが、ただ立場もあってやりとりは多い事もあり五条悟得意のギャップで一気に急展開なんて事があっても不思議ではないキャラクターであるとされています。

恋愛への発展性を考慮した上で1番可能性があるのではないかと言われているのが三輪ちゃんこと京都校2年の三輪霞です。アニメ「じゅじゅさんぽ」の中で好みのタイプを聞かれた五条悟が、名前こそ認識してなかったものの、三輪ちゃんの事をタイプだとしているのです。反対に三輪ちゃんの方も表立っては隠していますが五条のファンで、間近で見た際には大興奮するなどしているのです。

ただ三輪ちゃんの場合はミーハーな性質からの五条悟ファンであり、五条悟自身を見てファンになったわけではないという点がマイナスポイントであるとされています。本編の中では繋がりが薄い両者ではありますが、お互いに可能性がある事からも三輪ちゃんの卒業後に関係性が芽生える例などがあっても良いのではないかと考察されています。

これまでの関係性から恋人関係になってもおかしくないとされているのが家入硝子です。東京校に在籍する医師で呪術界でも貴重な「治療」を行う事が出来る人材として重宝されています。五条悟とは学生時代からの同級生であり、既に10年以上の付き合いがあります。

同級生という事もありファンの間でも五条悟と家入硝子が恋愛関係というのは可能性が高いとされていますが、趣向から合わなそうともされています。五条悟は甘党で下戸であるのに対し、家入硝子はタバコとお酒が好きなのです。この相反する要素が恋愛には致命的であるとされており、2人はどちらかといえば「信頼出来る仕事上のパートナー」でいるのが理想的であるとされています。

五条悟が信頼している女性として候補に上がっているのが冥冥です。高専に所属せずフリーで仕事をしている呪術師の冥冥ですが、五条悟が信頼している呪術師の1人で、個人的に依頼をするなどもしている関係です。年齢は不明ながら先輩であるともされています。

ただ冥冥といえば守銭奴と言われる程お金が大好きなキャラクターで、呪術師として活動するのもお金の為だったりするので恋愛に興味はなさそうとされています。ただそれ故に恋人がいる可能性は低いので、今後五条悟と発展する可能性があるキャラクターの1人とされています。

アニメ呪術廻戦にて五条悟役の声優を担当したのが中村悠一さんです。低音よりの中音な声質を武器に2001年から活動する声優さんで正統派主人公から爽やかな好青年、気狂いな悪役など幅広いキャラクターを演じられる声優さんです。また声優界の中でもかなりのゲーマーとして知られており、自身が出演した作品を演じている機会も多くなっています。

近年では特に兄キャラや父親キャラを演じる機会が多く、またそのイメージから子育てに関わるキャラを演じる機会も多いとされています。

中村悠一さんがこれまでに演じたキャラクターとしては「CLANNAD」の岡崎朋也役、「マクロスF」の早乙女アルト役、「おおきく振りかぶって」の阿部隆也役、「FAIRYTALE」のグレイ・フルバスター役、「鋼の錬金術師」のグリード役、「魔法科高校の劣等生」の司波達也役、「ハイキュー」の黒尾鉄朗役、「ワールドトリガー」の迅悠一役、「食戟のソーマ」の四宮小次郎役、「終わりのセラフ」の一瀬グレン役などがあります。

中村悠一さんが近年出演した作品としては「出会って5秒のバトル」の熊切真役、「うらみちお兄さん」の熊谷みつ夫役、「無能なナナ」の小野寺キョウヤ役、「ポケットモンスター」のサクラギ博士役、「歌舞伎町シャーロック」のジョン・Ｈ・ワトソン役、「Dr.STONE」の獅子王司役、「かつて神だった獣たちへ」のケイン/ヴァンパイア役、「消滅都市」のアキラ役などがあります。

ここからは既に呪術廻戦を視聴した人の五条悟に関しての感想を紹介していきます。五条悟の好きな食べ物が甘いものという設定に関しては五条悟のギャップ要素の1つとして人気を集める要因の1つになっています。宮城の名物である喜久福などを取り入れる部分などは作品の雰囲気を上げると同時に五条悟というキャラクターの一面を描くという意味でも良かったという声も多くなっています。

甘党も意外と言われる五条悟ですが、甘党以上に意外と言われるのが下戸であるという事です。なんでもそつなくこなしてしまうタイプだけにお酒も普通に飲めそうという声が多く、なんなら家入硝子と一緒に飲んでそうなんて考察もあった程でした。自身でも下戸であると発言しているだけに難しそうとはしながらも本編中どこかでお酒を飲んでいるシーンを描いてどれほどの下戸なのかというのを描いて欲しいという声も多いです。

ただ甘いもの好きというなら他にも似たキャラクターはいますが、五条悟の場合はやはりギャップによるところが大きいとされています。喜久福をわざわざ買いに行ったりする程に好きというのが良いという声も多くなっています。元々呪術廻戦は日常回が少なくキャラクターの意外の一面があまり描かれないだけに、五条悟だけが喜久福を含め何気ない形で描かれているのが良いという声も多いです。

特に呪術廻戦本編で登場した喜久福に関しては五条悟ファンの間ではかなりの人気を得ており、ネット通販が出来る事もあって喜久福を購入したという人も多くなっています。中でもやはり五条悟が好きとされた「喜久福ずんだ味」「喜久福生クリーム味」は人気が高く、五条悟の誕生日である12月7日に合わせて購入したという人もいる程になっています。

また喜久福を扱う喜久水庵と呪術廻戦のコラボは近年のコラボから予想出来たとはいえ嬉しかったという声もかなり多くなっています。コラボという事でグッズ目的で買ったという人も食べたら美味しかったという声も多くなっており、これは甘いもの好きの五条悟でなくとも好きになるとされています。

呪術廻戦の中でも大人なキャラクターの五条悟ですが、好きな食べ物は甘いものという意外な一面を持っているキャラクターです。甘党であると同時に下戸でもあるなどギャップが強いキャラクターであるともされ、それがまた五条悟の女性人気を高める要因になっています。特に喜久福などの作中でも登場した甘いものに関しては呪術廻戦絡みでさらに人気が出たとされる程になっています。

五条悟は呪術廻戦でも高い人気を誇るキャラクターなので今後も何気ないシーンで甘党である事や下戸である事が関連するエピソードが描かれる可能性もあるので五条悟ファンの人はぜひそういった何気ないシーンにも注目してみてはいかがでしょうか？