【推しの子】父親がアイを殺した真犯人？正体や姿を現さない理由を考察

原作を『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の赤坂アカ、作画を『クズの本懐』の横槍メンゴが務め、今、超話題になっている人気漫画といえば『推しの子』です。そんな『推しの子』とは一体どのような作品なのでしょうか？まずは、『推しの子』の作品概要とあらすじについてチェックしてみましょう。

『推しの子』は、原作を赤坂アカ、作画を横槍メンゴが務める漫画であり、週刊ヤングジャンプにて、2020年21号より現在も連載中の漫画です。『推しの子』の原作を担当する赤坂アカは、漫画作品執筆の他、イラストレーション・キャラクターデザインなどの多岐にわたる分野で活動を展開しており、『ib インスタントバレット』や、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の漫画家として知られています。

『推しの子』の原作を担当する赤坂アカは、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』を2015年5月から現在も連載中であり、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』と『推しの子』を異例の『2作品同時週刊連載』となり、世間を驚かせました。

『推しの子』の作画を担当する横槍メンゴは、『君は淫らな僕の女王』や『クズの本懐』を手がける漫画家です。そんな最強タッグが織りなす作品・『推しの子』は、1週遅れでウェブコミック配信サイト・少年ジャンプ+でも毎週木曜更新で連載されています。2021年11月現在の単行本既刊数は6巻となっています。

赤坂アカと横槍メンゴが手がける『推しの子』の単行本1巻は、2020年7月1日〜9月30日に発売された単行本第1巻としては、同期間に日本でもっとも売れた作品となりました。2021年8月時点、単行本の累計発行部数は200万部を突破しています。

田舎の産婦人科医・ゴローの元に、活動休止中のゴローの推しアイドル・星野アイが双子を妊娠した状態で現れます。ゴローはアイの妊娠出産に立ち会うことになるものの、出産直前に命を落としてしまいました。そして再び目が覚めた時、ゴローはアイの子供・星野愛久愛海（アクア）として生まれ変わっていました。

『推しの子』では、ある程度序盤の方で、アクアとルビーの母・アイが殺されてしまいます。そして、そんなアイを殺した犯人は未だ明かされていません。『推しの子』読者の間では、アクアとルビーの父親がアイを殺した真犯人ではないかと推理する声もあるようです。

本当にアイを殺したのはアクアとルビーの父親なのでしょうか？お次は、『推しの子』・アクアとルビーの父親がアイを殺した真犯人と言われている説や、アイを殺した犯人の正体を過去ストーリーで明かされた伏線から推理していきましょう。

『推しの子』のアクアとルビーの父親がアイを殺した真犯人？正体をネタバレ考察1つめは、『父親は鏑木雅也？』です。アイを殺した犯人はアクアとルビーの父親という説が浮上していますが、そんな中で多くの読者達がまず目をつけていたのが『鏑木雅也（かぶらぎまさや）です。鏑木雅也とは一体どのような人物なのかというと、鏑木雅也はインターネットテレビ局『ドットTV！』所属のプロデューサーです。

また、生前、アイに営業先や事務所に内緒で彼氏に会うお店を紹介したりしていたようで、アイともかなり親密な関係であることが予想されています。実際にアクアも一番怪しんでいた存在が鏑木雅也です。アクアは鏑木雅也がアイの元恋人であり、アクアとルビーの父親ではないかと推理しており、鏑木雅也が吸っていたタバコの吸い殻をDNA鑑定に出しました。

しかし結果としては、鏑木雅也がアクアやルビーの父親という事実は判明しませんでした。鏑木雅也がアクアとルビーの父親ではないと判明しましたが、鏑木雅也はアイの過去についてかなり詳しい人物でした。アイと鏑木雅也は何度も一緒に仕事をしてきたり、良い営業先をアイに紹介したこともありました。

また、前述したように鏑木雅也は事務所に内緒でアイが男の子と会う際にはお店を紹介したりしていたようです。アクアはアイを殺した犯人探しのため、鏑木雅也から話を教えてもらい、父親に近づくヒントを得ようとしています。

『推しの子』のアクアとルビーの父親がアイを殺した真犯人？正体をネタバレ考察2つめは、『ララライの所属男優？』です。アクアは、田舎から上京してきたアイに鏑木雅也が『劇団ララライ』を紹介したと知ります。さらに、鏑木雅也曰く、アイは同じ劇団に所属している男性と恋に落ちたそうです。

しかし、鏑木雅也はアイの恋のお相手について、名前や容姿など何も知らないようでした。とはいえ、アイの恋の相手に近しい候補は挙げられます。そこで浮上したのが、鏑木雅也がプロデューサーを手がけてきたドラマで主演として登場したイケメン俳優・鳴嶋メルトでした。

『推しの子』のアクアとルビーの父親がアイを殺した真犯人？正体をネタバレ考察3つめは、『アクアとメルトは異母兄弟？』です。アイの恋のお相手として浮上した鳴嶋メルトですが、鳴嶋メルトはアクアと異母兄弟ではないかという推理も出てきていたようです。

鳴嶋メルトはアクアとは雰囲気が違いますが、美形で演技もかなり上手い俳優です。
もしも鳴嶋メルトの演技力が、芸能界にいる父親譲りの才能だとしたら…鳴嶋メルトとアクアは異母兄弟である可能性も少なからずあるものです。

『推しの子』のアクアとルビーの父親がアイを殺した真犯人？正体をネタバレ考察4つめは、『アクア達の父親はアイ以外の女性と結婚した？』です。鳴嶋メルトとアクアが異母兄弟である可能性についても少なからずあるとしましたが、これによってアクアやルビーの父親はアイ以外の女性と結婚したという可能性も考えられます。

というのも、詳しくは明かされていないものの、鳴嶋メルトはアクアやルビーより少し年上に見えます。そのため、アクアやルビーの父親は、既婚者であることをアイに隠してアクア達を孕らせた可能性もあり得るのではないかと推測する声もあります。もしもアクアと鳴嶋メルトが異母兄弟だった場合は、父親がアイ以外の女性と結婚していた可能性はかなり濃厚になります。

『推しの子』のアクアとルビーの父親がアイを殺した真犯人？正体をネタバレ考察5つめは、『アクア達の父親が姿を現さない理由』です。アクアやルビーが誕生している以上、アイと関係を持った男性がいて、その男性こそがアクアたちの父親です。しかし、アクアやルビーの父親は、アイが亡くなってからも、まだ生きていた時にも姿を表しません。

アイが生前「子供達も結構大きくなったんだよ」「一度会ってみない？」と提案していましたが、アクアたちの父親は姿を見せていません。一体なぜ、アクアたちの父親は姿を現さないのかとても気になりますが、理由としては2つほど考えられます。まず1つ目の理由ですが、アクアたちの父親はスキャンダルを恐れており、姿を現せないのではないかという線です。

前述したように、もしもアクアたちの父親が劇団ララライの俳優だったり、鳴嶋メルトのような売れっ子俳優だとすると、父親とはいえ、アクアたちに会いに行くだけでもスキャンダルに発展してしまいます。アイとの隠し子という事が世に出てしまえば仕事にも支障が出ることから、ララライの俳優がアクアたちの父親であれば姿を現すのが現実問題難しいのは目に見えています。

もう1つの理由が、ただ単に人間としてクズだからという理由です。アイが子供に会わないかと提案しても会っていないこと、子供の養育費を支払っていないこと、母親であるアイが亡くなってしまえば父親がアクアたちを引き取って育てるのが当然ですが、どれも果たしていません。このことから、アクアたちの父親の人間性が元々クズということで子供の前に現れないだけだという単純すぎる理由も考えられています。

『推しの子』第1章ではアイがファンにナイフで刺されて殺されてしまいます。そんなアイを殺した犯人は一体誰なのか、気になっている方は多いでしょう。まだまだ明かされていないことが多いですが、お次は『推しの子』のアイを殺した犯人が誰かについて考察してみましょう。

『推しの子』のアイを殺した犯人は誰だった？あらすじからネタバレ解説1つめは『アイを殺した犯人はゴローを殺した人物と同一人物だった』です。過去のあらすじからネタバレすると、アクアは前世では産婦人科医・ゴローとして生きていました。しかし、何者かによってゴローは殺されてしまいます。

アイを殺した犯人はストーカー男だと言われていましたが、この男性はゴローを殺した人物と同一人物であり、愛の握手会によく来ていた「リョースケくん」という男性でした。リョースケくんはアイを殺害した後、すぐ警察に逮捕されました。

『推しの子』のアイを殺した犯人は誰だった？あらすじからネタバレ解説2つめは『アイを殺した犯人に情報を教えた情報提供者がいる？』です。アイとゴローを殺害した犯人は、大学生であったリョースケくんというアイのファンでした。

しかし、アクアは何のスキルもない大学生であるリョースケくんが一体なぜ、引っ越したばかりのアイの新居を突き止められたのか疑問に思っていました。そのため、アクアは、アイに相当近い関係者の中に、リョースケくんに情報を教えた情報提供者がいるのではないかと推理しました。

アイとゴローを殺した犯人は「リョースケくん」というアイのファンだったとわかりましたが、アクアはリョースケくんに情報を教えた情報提供者がアイに相当近い関係者の中にいるのではないかと推理しています。では、一体どのような人物たちがリョースケくんに情報提供したと疑われているのでしょうか？お次は、リョースケくんに情報提供した人物について考察してみましょう。

『推しの子』の情報提供者は誰？考察1つめは、『所属事務所の社長？』です。アイが所属する苺プロダクションの社長・斎藤壱護（さいとういちご）は二章では連絡が付かなくなっていることから、情報提供者ではないかという推理も浮上していました。しかし、斎藤壱護にとってアイは事務所の大事な看板娘ですから、わざわざ殺害するメリットはないのではないかという線から、アクアの中で情報提供者の候補から外れました。

『推しの子』の情報提供者は誰？考察2つめは、『B小町のメンバー達？』です。アイは生前『B小町』というアイドルグループのセンターを務めていました。そんなアイとB小町メンバー同士の仲がそれほど良くはないようで、アイの住所すら知らないほどの薄い関係でした。そのため、B小町メンバーたちはアイの情報提供するほどの情報を持っていないということから候補から外されました。

『推しの子』の情報提供者は誰？考察3つめは、『双子の父親？』です。アクアとルビーの父親が情報提供者として候補に挙がっています。なぜアクアとルビーの父親が情報提供者として候補に浮上しているのかというと、アイは生前、アクアとルビーの父親と電話し、自分の新しい住所を教えています。

アクアはB小町メンバーたちの仲が薄い関係で、アイの交友関係が“極めて狭かったことをふまえ、犯人は『同業者（芸能人）』である可能性が高いと考えています。そして、父親は芸能界にいるのではないかと考えており、DNA鑑定で徐々に父親に迫っていこうと考えているようです。

『推しの子』の情報提供者は誰？考察4つめは、『情報提供者は1人だけではない？』です。アイのしに関係する黒幕やアクアとルビーの父親が1人だとしても、情報提供者が1人とは限らないと考える声もあります。もしも状況提供者が芸能関係者であった場合、協力者たちがいる可能性は大いにあります。また、アクアは鏑木雅也と会食中にアイの名前を出しながら会話していました。

このようなお店には多くの芸能人関係者も足を運んでいると考えられますから、お店のスタッフはもちろんのこと、スキャンダルに張り込んでいる記者もいるかもしれません。このことから、どこでどのような人物が情報提供者となっているのかわからないため、1人に絞るのはまだ早いと考える声もありました。

『推しの子』の第一章では、アイが殺されたり、アクアとルビーが生まれ変わる前の話などがありましたが、いよいよ第二章からはアクアとルビーが芸能界入りを果たしていき、物語は大きく動いていきます。お次は、そんな『推しの子』の第二章以降のあらすじをネタバレご紹介します！

『推しの子』のその後のあらすじをネタバレ！まずは『第二章 芸能界』についてのあらすじネタバレについてです。アクアとルビーは高校生になります。かつてから母のようにアイドルになりたがっていたルビーですが、その一方でアクアはルビーをアイドルにさせたくないと思っていました。そんな二人の希望をとって、かつて母・星野アイが所属していた苺プロダクションにルビーは所属するようになります。

晴れて所属タレントとなったルビーは、芸能科のある『陽東高校』へと進学し、アクアは同校の一般科に入学するのですが、そこでアクアは元天才子役・有馬かなとの再会を果たします。この時、アクアは裏方として活動していたのですが、有馬かながドラマに出て欲しいとアクアに直接オファーし、アクアとルビーは芸能界入りを果たす…というのが『第二章 芸能界』のあらすじネタバレです。

『推しの子』のその後のあらすじをネタバレ！続いては『第三章 恋愛リアリティーショー編』についてのあらすじネタバレについてです。アクアは鏑木雅也のDNA検査に使える品を採取するために有馬かなのオファーを受け、再度芸能界入りを果たします。しかし、当初の目的だったDNA検査で、鏑木雅也との親子関係は否定され、鏑木雅也がアクアやルビーの父親でないことが判明します。

しかし、鏑木雅也は自分たちの父親やアイを殺した犯人を探しているアクアに、「アイの交友関係を知っている」と話します。そしてその話を教える代わりに恋愛リアリティーショーに出て欲しいという交換条件のもと、アクアは『今ガチ』という恋愛リアリティーショーに出演することになる…というのが『第三章 恋愛リアリティーショー編』のあらすじネタバレです。

『推しの子』のその後のあらすじをネタバレ！続いては『第四章 ファーストステージ編』についてのあらすじネタバレについてです。MEMちょの加入により、ルビー・有馬かなの3人は本格的に『B小町』の活動を進めていきます。

B小町メンバーたちはそれぞれ、目標や過去・生き様などに葛藤しながらもアイドルとしてジャパンアイドルフェスのステージに挑む事になります。そんな新生B小町メンバーたちをアクアが陰ながら支えていく…というのが『第四章 ファーストステージ編』のあらすじネタバレです。

人気漫画『推しの子』のストーリーとして、とても重要となってくるアクアとルビーの父親。そんなアクアたちの父親に対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『推しの子』の父親に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『推しの子』の父親に対して「推しの子最大の謎は、アクアの前世での死に様と遺伝子上の父親なんだけど、真相にたどり着いてほしいかというと、そんなでもない。過程があまりにも面白すぎて。あと、真相にたどり着いてしまったアクアの闇堕ちがつらい。」とツイートしています。ストーリー過程が面白すぎたり、アクアが闇落ちしそうであまり父親の真相にたどり着いて欲しくないと考える読者は多いようでした。

こちらの方は『推しの子』の父親に対して「推しの子、単に推しアイドル転生ものと思ったら、そのアイドルすら死んで、元凶であろう父親探すミステリーと芸能界で戦っていく話だったんね」とツイートしています。『推しの子』というタイトルから、父親を探すミステリーや芸能界の裏事情などが描かれているストーリーとは想像もしていなかった読者は意外にも多いようでした。

こちらの方は『推しの子』の父親に対して「アクアが犯人だと思ってる候補は大体大人の男性が多いけど、当時のアイより年下の子が犯人って説はないかなー？それでも「父親の名前は言えない」の理由になるし。色々と視点が広がりそうだ。どの辺で物語を加速させるのか気になるー！」とツイートしています。父親がアイより年下だという風に推理する方も読者の中にはいるようでした。

『推しの子』のアクアとルビーの父親の正体・アイを殺した真犯人のまとめについてはいかがでしたか？アイは大学生でよく握手会に来ていたファンのリョースケくんに刺されて亡くなってしまいました。そして、ゴローを殺した犯人もリョースケくんでした。このことから、リョースケくんに情報提供していた者がアイのかなり近い関係者であるのではないかとアクアは推測しています。

また、アクアとルビーの父親は一体何者なのか推測されていますが、劇団ララライの所属男優ではないかという推理が現段階では最も濃厚となっているようです。まだまだ多くの謎が散りばめられ、ストーリーが展開していきそうな『推しの子』、気になる方は是非一度チェックしてみてくださいね！