【キングダム】蛇甘平原の戦いをネタバレ!信の活躍や王騎との出会いを解説

「キングダム」の蛇甘平原編(コミック5巻52話~7巻)で描かれた蛇甘平原の戦いについて紹介します。秦と魏が蛇甘平原で激突したこの戦いは、主人公の信の初陣でした。ここでは、蛇甘平原の戦いをネタバレで紹介すると共に、初陣だった信の活躍を見ていきます。また、信はこの戦いで王騎将軍と出会いますが、その時の信と王騎将軍のエピソードを紹介します。さらに、馬陽の戦いについても見ていきます。

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目次

  1. 蛇甘平原の戦いが話題のキングダムとは?
  2. 信の初陣となった蛇甘平原の戦いをネタバレ!王騎との出会いは?
  3. 信の初陣となった蛇甘平原の戦いの結末をネタバレ
  4. 飛信隊の初陣となった馬陽の戦いとは?
  5. 蛇甘平原の戦い(蛇甘平原編)のその後は?
  6. 蛇甘平原の戦いに関する感想や評価
  7. 蛇甘平原の戦いまとめ

蛇甘平原の戦いが話題のキングダムとは?

キングダムの概要

作者・原泰久による「キングダム」は古代中国・春秋戦国時代の末期、初めて中国統一を成し遂げた秦の始皇帝と李信将軍の生涯が描かれています。週刊ヤングジャンプで連載中で、コミックは2021年11月に最新刊・63巻が発売。アニメ版は、第1シリーズでは信と政の出会いから「王都奪還編」、「蛇甘平原編」、「馬陽攻防編」まで描かれ、第2シリーズでは「山陽攻略編」が描かれました。

2020年4月に始まった第3シリーズでは「合従軍編」が描かれ、2021年10月に終了しています。2022年の春に第4シリーズが放送予定となっています。また、2019年には山崎賢人主演、吉沢亮、長澤まさみ出演による実写映画「キングダム」が公開されました。

キングダムのあらすじ

古代中国・春秋時代の秦国で王弟による王位継承争いが勃発します。その頃、秦の片田舎で下僕として働く少年、信と漂は、いつか大将軍になるという大望を抱いています。ある時、王宮に仕官した漂が争いに巻き込まれて死亡。信は漂の遺した言葉に従い、秦王・政と出会います。政は中華統一という壮大な志を持っており、信は政の下で大将軍を目指す戦いに挑んでいきます。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

信の初陣となった蛇甘平原の戦いをネタバレ!王騎との出会いは?

ここから「キングダム」の主人公・信の初陣が描かれた「蛇甘平原編(だかんへいげんへん)」を紹介します。信は紀元前245年、秦と魏が戦った「蛇甘平原の戦い」で初陣を遂げました。この戦いは、東方への領土拡張を狙う秦が魏の「滎陽城(けいようじょう)」攻略を目指したのがきっかけで始まりました。それでは、蛇甘平原の戦いをネタバレで見ていきます。

ネタバレ①両国の総大将

蛇甘平原の戦いは、当初滎陽城を巡る秦と魏の戦いでした。両国の総大将は、秦は麃公(ひょうこう)将軍、魏は呉慶(ごけい)将軍です。両者とも総勢15万の兵を従えており、紀元前245年、中華最大の戦乱となりました。麃公は戦が生きがいで、直感で戦況を見極めて敵陣に突進していく「本能型」の武将です。六大将軍である王騎将軍と互角の実力を誇ります。

一方、魏の「魏火龍七師(ぎかりゅうしちし)」の一人、呉慶将軍は信陵君(戦国四君)の食客頭です。優れた軍師である呉慶は「知略型」と言われる武将です。滎陽城へ進撃を開始した麃公率いる秦軍は、第一軍と第二軍を最前線である亜水城に配置し、信が所属する第四軍を丸城に向かわせます。丸城の城主は黒剛将軍です。

黒剛将軍は「星眼の黒龍」と呼ばれ、激戦になればなるほど血が騒ぐという武将です。そんな勇ましい将軍が守る丸城が、呉慶の襲撃にあっさりと陥落。黒剛将軍は首を取られてしまいました。この報せを受けた秦軍は、信のいる第四軍を亜水に向かわせることにします。

ネタバレ②最弱の伍の活躍

初陣の信は、一歩兵として第四歩兵隊に所属します。戦場への道中、「伍」を作ることになりました。「伍」とは、5人の歩兵からなるチームで、5人の中でリーダーが伍長と呼ばれます。古代の中華では基本、「伍」のメンバーが一つになって戦います。信が入った「伍」は伍長・澤圭の下、姜瘣(きょうかい)、尾到、尾平というメンバーになりました。

澤圭伍長は弱さを指摘されている兵士で、しかも信、尾到、尾平が初陣です。そのため、彼らは最弱の「伍」と呼ばれます。今回の蛇甘平原の戦いで澤圭伍長率いる伍は、毎回多数の戦死者を出す縛虎申(ばくこしん)隊の指揮下に入ります。戦端が開かれ、信がただ一人で敵陣へと突っ込み、秦軍の侵入口を作ります。この侵入口から攻め入った秦軍は魏の防衛隊の指揮官を討ち果たします。

勢いを増す秦軍の攻撃に、たまらず魏は装甲戦車隊を繰り出したため、秦の歩兵たちは総崩れとなります。危険が迫る中、信が戦車の車輪を狙って槍を投げつけると戦車隊に乱れが生じ、それを見ていた他の歩兵たちも戦車隊を狙って攻撃を仕掛けます。ついに戦車隊を殲滅することに成功。信ら歩兵隊の活躍によって第四軍は第四騎馬隊を迎えることになりました。

ネタバレ③滎陽城での戦いのはずだった

滎陽城を目指していた秦軍ですが、魏軍が蛇甘平原へ侵攻したため、秦軍は蛇甘平原で魏軍と激突することになります。突如戦場が変わったのは、魏軍が自国の地に侵入しようとする秦軍を阻むためと、戦車隊を機能させるためには平地が最も有効だからです。戦場が滎陽城から蛇甘平原に変わったことで、秦軍は致命的な遅れをとってしまいます。

戦いでは、より高い場所を占拠することで勝利を得る可能性が高まります。戦況を高い場所から見ることで、敵の動きが手に取るように分かり、様々な作戦を立てることができるからです。さらに、高所にいれば下から上がって来る敵を容易に退治することができます。秦軍は遅れをとったことで魏軍に丘を占拠されてしまいました。

ネタバレ④秦軍は15万の半分の兵力で戦いが始まる

総大将・麃公将軍率いる15万の秦軍は、6つの部隊に分かれていました。滎陽城を目標としていたはずが、突如、蛇甘平原に向かうことになったため、6部隊のうち半分に遅れが生じました。最初に蛇甘平原に到着したのは第1軍で、その後第2軍、信がいる第4軍という順番で到着。全秦軍の半分の兵力で始まった戦いは、信の第4軍が到着したとき、すでに第2軍の半分の歩兵が戦士していました。

全軍の到着を待って攻撃を仕掛けるべきところを、麃公将軍は到着してすぐに突撃を開始します。魏軍15万、秦軍15万の戦いになるはずが、魏軍の半分の兵力で戦うことになった秦軍。しかも魏軍に丘を占拠されたことで、秦軍は非常に不利な状況に陥ります。

ネタバレ⑤魏軍の戦車隊

とうとう魏軍の戦車隊が到着します。戦車隊の襲撃によって秦軍の歩兵たちは蹴散らされ、壊滅状態になります。この時、魏軍は14万、秦軍は2万8千という圧倒的な兵力差となってしまいます。ただし、信がいる第4軍は信と姜瘣の活躍によって戦死者を最小限に止めることができました。

ネタバレ⑥縛虎申の活躍

第4軍の指揮を執る千人将・縛虎申は毎回無鉄砲な進撃で多くの部下を戦死させています。この蛇甘平原での戦いでも多くの部下を失った縛虎申は、生き残ったわずか100人ほどの兵士だけで丘の上を占拠する魏の副将・宮元の首を取りに行きます。宮元の首を取れば、秦軍が丘を占拠することができるからです。数万という魏軍の兵が守る丘を目指して進軍を始めた縛虎申は、激しい攻撃にさらされながら丘の真下に到着します。

縛虎申はこの時生き残っていた46人だけで丘を駆け上がろうとします。その途中、魏の黄離弦が放った矢が縛虎申の心臓に命中しますが、信の協力もあって丘の上に到着します。目も見えなくなっていた縛虎申ですが、宮元を討ち果たしました。しかし、縛虎申自身も宮元に致命傷を負わされており、死亡します。縛虎申の活躍によって秦軍は丘を奪い取ることができました。

ネタバレ⑦王騎の丘の上からの睨み

魏軍の副将・宮元を討ち取った秦軍でしたが、縛虎申の手勢はわずかだったので丘に陣を張るどころではありません。丘の下には魏の大軍が押し寄せています。秦軍は再び丘を奪われそうになりますが、その時、この戦いに参加していない王騎将軍が現れます。王騎は周りにいる魏軍を蹴散らし、信がいる第4軍がいる丘に到達します。王騎の圧倒的な存在感によって丘は秦軍のものとなりました。

信はここで初めて王騎将軍と対面することになりました。信については昌文君から聴いていた王騎は、初陣である信に「将軍」について語るのでした。一方、魏軍の呉慶将軍は突然の王騎の出現に脅威を抱き、防衛陣を敷く命令を出します。

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信の初陣となった蛇甘平原の戦いの結末をネタバレ

ここまで「キングダム」の蛇甘平原編で、信が初陣を果たした蛇甘平原の戦いについてネタバレで紹介してきました。ここからは、蛇甘平原の戦いの結末をネタバレで見ていきます。

ネタバレ①麻鬼と朱鬼の攻撃を阻止する信

王騎将軍の突然の出現に防衛陣を敷いた呉慶将軍。そこに麃公将軍が騎馬隊・5千騎を率いて襲撃します。秦軍15万、魏軍15万という規模で始まった蛇甘平原の戦いは、両軍ともにたった一人の将軍によって仕切られています。信は王騎将軍の話で「将軍」というものが、どれほど大きな存在であるかを知り、実践で見る将軍たちの凄さを目の当たりにします。

王騎ともっと話していたかった信ですが、敵軍の総大将である呉慶将軍を目にして、心の底から湧き上がるものに気づきます。呉慶を討ちたいという思いに駆られた信は麃公と合流し、魏軍の兵士たちを蹴散らしていきます。信は呉慶の本隊の近くに朱鬼、麻鬼という二人の魏軍の武将を見つけます。朱鬼と麻鬼は二人一組となって戦う武将で、これまでに多くの武将を討ち取っています。信は一目で二人を強者と見極め、戦いを挑みます。

朱鬼と麻鬼と対峙する信。まず麻鬼と戦うことになった信ですが、多くの武将を倒してきた麻鬼は手強く、苦戦を強いられます。一方、麻鬼も一歩兵である信に対して止めを刺すことができず焦り始めます。焦りから剣捌きが甘くなり、そこを見逃さなかった信が麻鬼の頭上から剣を振り下ろします。麻鬼は信の一撃で死亡。その様子を見ていた朱鬼は麃公が近づいていることに気づかず、麃公に討たれてしまいました。

ネタバレ②麃公と呉慶の一騎打ち

呉慶は「九重槍壁」で王騎の襲撃に備えますが、そこにやって来たのは麃公でした。麃公の突撃の威力は強く、呉慶が敷いた防壁で防ぐことはできません。しかし、呉慶も「魏火龍七師(ぎかりゅうしちし)」の一人で、秦の六大将軍に勝るとも劣らない強者です。武力だけでなく天才的な軍略家としても名を轟かせる呉慶は、麃公が敷いた錐行の陣を見極め、麃公軍の兵士たちに狙いを定めます。

元々、麃公の部下たちを殲滅し、朱鬼と麻鬼で麃公を討ち取る、というのが呉慶の策でした。ところが、朱鬼と麻鬼が倒されてしまうという事態に陥りました。冷静に考えれば魏軍の兵力の方が圧倒的に勝っており、ひとまず下がって陣を立て直せば巻き返すことはできます。しかし、呉慶は麃公との一騎討ちを決意します。

魏軍の部下は呉慶の勝利を疑わず、秦軍の部下も麃公の勝利を確信する中、両軍の総大将による一騎討ちが始まりました。麃公は六大将軍である王騎に「私と武力は互角」だと言われている強者です。麃公は圧倒的な攻撃力で呉慶を追い詰め、一刀両断。呉慶は麃公によって討ち果たされました。総大将であり、兵士たちにとって英雄だった呉慶将軍の死によって魏軍は気力を失い、蛇甘平原の戦いは秦が勝利します。

ネタバレ③呉慶が一騎討ちに負けた理由

呉慶将軍の死によって秦軍は勝利を収めました。総大将の死が軍に与える影響について知らないはずのない呉慶。それでは、何故麃公との一騎討ちを選んだのでしょうか?呉慶は朱鬼と麻鬼が倒れたとき、一度引いて、陣を立て直してから得意の策略で麃公を討てたはずです。しかし、呉慶は麃公との一騎討ちを選び、結果、麃公に討たれてしまいました。ここでは呉慶が一騎討ちで負けた理由について見ていきます。

呉慶は30年ほど前まであった小国「甲」の王族として生まれました。呉慶が幼い頃、趙の侵攻によって甲は滅亡させられました。呉慶は側近に連れられ、燃えさかる城を脱出。この壮絶な体験から、呉慶は侵略者を憎悪するようになったのでした。故郷を蹂躙された呉慶は、今や新たな故郷である魏を侵略する者を断じて許しません。侵略者を徹底的に排除したい呉慶に、引くという選択肢はありませんでした。

呉慶と対峙した麃公は「総大将としての責任よりも私情を優先させたお前には敗北が待っている」という意味の言葉を投げかけました。さらに麃公は、この騒乱の時代に呉慶が体験した事はどこにでもあると言い放ちました。そして麃公は呉慶を武力で圧倒。呉慶はあえなく討ち死にしてしまいました。総大将としては引くべきところを私情を優先させたことが、呉慶将軍が負けた理由でした。

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飛信隊の初陣となった馬陽の戦いとは?

ここまで「キングダム」の蛇甘平原編で、信が初陣を果たした蛇甘平原の戦いをネタバレで見てきました。初陣とは思えない活躍を見せた蛇甘平原の戦いの後、信は百人将に昇格し、百人隊「飛信隊」を結成することができました。ここからは、信が率いる飛信隊の初陣となる「馬陽の戦い」について見ていきます。

考察①馬陽の戦いとは?

飛信隊の初陣である馬陽の戦いとは、秦が韓を攻略している隙に趙が秦に侵攻してきたことで始まった戦いです。総勢12万で侵攻してきた趙軍に対して秦軍は10万で迎え撃つことになりました。秦軍の総大将は王騎将軍です。当初、蒙武が総大将の候補に上がりましたが、昌文君が反対します。この馬陽の戦いは防衛を軸にした戦いになるということで、攻撃型の蒙武には合わないと考えられたのでした。

王騎は六大将軍で「秦の怪鳥」と称される強者ですが、前王の昭王亡き後、戦から遠ざかっており、この馬陽の戦いが復帰戦ということになります。対する趙軍の総大将は、龐煖(ほうけん)将軍ですが、戦場で実際に指揮を執っているのは、李牧です。

考察②飛信隊の活躍

百人隊を率いることになった信は、隊を率いる心構えなどを王騎に教わりました。この馬陽の戦いで王騎は信に、趙軍の武将、馮忌(ふうき)将軍の首を取れという任務を与えます。馮忌将軍は趙でも名軍師として称えられる武将で、今回の戦いでは2万の趙軍を率いています。そんな将軍の首を取るという無謀な任務を信は引き受けます。信の決意に対して王騎は、褒美として百人隊に「飛信隊」という名前を与えました。

信は百人という小さな隊には身軽さがあり、結集すれば固い石にもなると、王騎に話します。飛信隊は小隊の特性を生かした戦い方で馮忌軍を翻弄します。馮忌軍は、たかが百人隊と侮っており、本陣にたどり着くことはないと思っていました。しかし、犠牲者を出しながらも飛信隊は本陣に到着し、信は馮忌の首を取るという手柄を立てました。こうして、飛信隊の初陣は大成功を収めるのでした。

考察③馬陽の戦いの結末

王騎はこの戦いの最中、趙の援軍が駆けつける可能性を考えていました。蝶の援軍が駆けつける前に勝敗を決しようと、急ぐ王騎。そして、馬陽の戦いも5日目となり、戦場では秦軍の総大将・王騎と趙軍の総大将・龐煖との一騎討ちが始まります。戦から離れて長い王騎に対して有利だと考えていた龐煖ですが、王騎の強さは健在で、劣勢に立たされます。

王騎が龐煖に最期の一撃を加えようとしていたところに、王騎が予想した通り、4万という趙の援軍が到着しました。王騎が龐煖に止めを刺そうとしたその瞬間、魏の魏加が放った矢が王騎の背中に突き刺さります。一瞬怯んだ王騎の胸を龐煖が突き刺します。それを見ていた信が、王騎を射た魏加を斬殺。秦軍は王騎の首を渡すわけにはいかないと、全軍が総力を挙げてその場から逃れます。

王騎を討つことが今回の趙の目的だったので、秦軍を追ってくることはありませんでした。王騎は最期に自分の矛を信に与え、息を引き取りました。こうして、信が率いる飛信隊の初陣となった馬陽の戦いは終わりました。

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蛇甘平原の戦い(蛇甘平原編)のその後は?

ここまで「キングダム」の蛇甘平原編で描かれた信の初陣となった蛇甘平原の戦いと、信が率いる飛信隊の初陣となった馬陽の戦いについてネタバレで紹介してきました。ここからは蛇甘平原の戦いの、その後についてネタバレで見ていきます。

ネタバレ①信が昇進する

信は初陣となった蛇甘平原の戦いで「伍」の仲間たちと縛虎申の隊に入り、初陣にも関わらず大きな働きを見せました。さらに、信は趙の麻鬼という手強い武将を討つという大きな手柄を立てました。その功績を認められた信は百人将に昇格し、王騎によって命名された「飛信隊」を率いることになりました。

ネタバレ②政の過去編に突入

「キングダム」の蛇甘平原編の後、コミック8巻で秦王・政の過去が描かれました。政が趙で生まれたことや、辛い幼少期を過ごしたこと、闇商人の紫夏(しか)と出会ったことなどが分かりました。秦に帰還し、王宮に入ってからは暗殺集団に襲われます。政は、伝説の刺客集団「蚩尤(しゆう)」の血を受け継ぐ羌瘣と共に暗殺を阻むことができました。

しかし、暗殺を指示した黒幕が丞相・呂不韋(りょふい)と判明しますが、彼の政治的権力にあらがうことができず、ただ静観するしかないのでした。ここまで「キングダム」の蛇甘平原編のその後について紹介しました。

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蛇甘平原の戦いに関する感想や評価

「キングダム」の蛇甘平原編の蛇甘平原の戦いが面白いという感想です。この戦いでは、わずかな手勢で敵の副将を倒した縛虎申の熱さや、信が馬で駆け回る姿もかっこいいということです。蛇甘平原編はとても濃い内容で凄いという感想です。

「キングダム」の蛇甘平原編で、信は初陣とは思えない活躍を見せました。蛇甘平原編は信と同じ「伍」の姜瘣の活躍や、信が配属された隊の将軍・縛虎申の想いなどが描かれています。この戦いを通して、戦について様々な事を考えさせられるという感想です。

「キングダム」の蛇甘平原編は信の初陣となった戦いが描かれています。こちらの方が感慨深いと思ったのは蛇甘平原の戦いの直前だということです。初陣を控えた信と仲間たちのシーンを観て、現実社会での成功者の初陣エピソードを集めたら、面白いだろうという感想です。

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蛇甘平原の戦いまとめ

いかがでしたか?「キングダム」の蛇甘平原編で描かれた、信の初陣である蛇甘平原の戦いについて見てきました。信はこの戦いで麻鬼という強敵を倒すなど、見事な武功を立てました。また、蛇甘平原の戦いは総大将である麃公と呉慶の一騎討ちなどもあり、コミック7巻にして非常に濃い内容に驚いたという感想や、戦について考えさせられるという感想も寄せられていました。

蛇甘平原の戦いの後、信は百人将となって「飛信隊」を率いることになりました。信は「飛信隊」と名付けた王騎将軍から「将軍とは」について学び、形見として矛をもらうなど感動シーンもありました。信が大将軍への道の第一歩となった蛇甘平原編を、どうぞお楽しみください。

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