【鬼滅の刃】鉄地河原鉄珍（てっちん）は刀鍛冶の里の里長！鋼鐵塚との関係は？

「鬼滅の刃」の登場キャラクター・鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）とは、刀鍛冶の里長を務める人物です。炭治郎の担当刀鍛冶である鋼鐵塚（はがねづか）の育ての親でもあります。口の部分が長いひょっとこのお面をつけた小柄な老人で、里一番の技術力を持っています。

そのため、作中に登場する特殊な日輪刀は彼が担当しています。恋柱の甘露寺蜜璃、蟲柱の胡蝶しのぶの日輪刀は、彼が担当しています。甘露寺蜜璃の刀は非常に長くしなやかな形状をしており、胡蝶しのぶの刀は鞘の中で毒を調合することが可能です。いずれにしても、一般的な日輪刀とはかけ離れた非常に特殊な日輪刀です。素顔は、数字の「3」の形をした目をしており、太くて短い眉毛、額にはシワがよっていました。

「鬼滅の刃」とは、福岡県出身の漫画家・吾峠呼世晴が手がけたダークファンタジー漫画です。本作において、2020年野間出版文化賞、第50回日本漫画家協会賞大賞など数多くの賞を獲得しています。集英社の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で2016年11号から連載がスタートし、2020年24号で最終回を迎えています。全23巻あるコミックスの累計発行部数は、すでに1億5000万部を記録しています。

テレビアニメ「鬼滅の刃」第1期は、2019年4月6日から9月28日の2クールで放送されました。「無限列車編」を原作として制作されたアニメーション映画は、2020年10月16日に公開され、日本歴代興行収入第1位を記録しました。「遊郭編」を原作としたテレビアニメ第2期は、2021年12月から放送が予定されています。

炭焼きの家庭の長男である炭治郎は、貧しいながらも仲の良い家族とともに幸せな生活を送っていました。ある日、炭を売るため、住んでいる山を降りて街へと出かけます。近所の住む男性の家に一晩泊まり、家に帰ると、家族は外から侵入した鬼に殺されていました。唯一息があった妹の禰󠄀豆子を抱え、助けを求めて街を目指します。しかし、鬼の血液が体内に入り込んだことにより、鬼化が進み炭治郎に襲いかかります。

「鬼滅の刃」に登場する鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）とは、刀鍛冶の里の長を務める老人です。里で一番の技術力を持っており、蟲柱の胡蝶しのぶや恋柱・甘露寺蜜璃の担当刀鍛冶でもあります。蟲柱の胡蝶しのぶは、藤の花から精製した毒を使って戦う隊士です。そのため、鞘の中で毒を調合する特殊な形状の日輪刀を使用しています。

恋柱・甘露寺蜜璃の刀は新体操のリボンのように長くしなやかで、非常に個性的なデザインとなっています。どちらも非常に特殊な日輪刀であり、彼の技術力の高さがうかがえます。口の長いひょっとこのお面をつけた小柄な人物です。大正コソコソ噂話というおまけページにて、素顔が明かされました。目は「3」の字の形をしており、眉毛は太く短め、額にシワがよっていました。

面倒臭い性格ゆえに親が育児ノイローゼとなった鋼鐵塚（はがねづか）を引き取り、育てています。鋼鐵塚（はがねづか）に蛍という名前をつけたのも彼ですが、可愛すぎるためか本人はあまり気に入っていないようです。鋼鐵塚（はがねづか）に会いに刀鍛冶の里にやってきた炭治郎にかりんとうをあげるなど、子供好きでフレンドリーな性格です。

「鬼滅の刃」に登場する鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）とは、刀鍛冶の里一番の技術力を持つ職人です。蟲柱の胡蝶しのぶ、恋柱の甘露寺蜜璃の日輪刀は、鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）が担当しています。胡蝶しのぶは、非力で鬼の首を斬って落とせない代わりに、藤の花から精製した毒を使って戦う珍しい隊士です。使う日輪刀は、鞘の中で毒を調合できる特殊な構造をしています。

恋柱の甘露寺蜜璃の日輪刀は、新体操のリボンを想起させるしなやかで長い変異刀です。鞘に入れる時は、巻くように折り返しています。どちらも一般的な日輪刀とかけ離れた特殊な構造をしており、里一の技術力を持つ鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）でしか務まらないと推測されます。技術力に加え、若い娘が大好きという趣味趣向も関係しているようです。

鋼鐵塚（はがねづか）は、炭治郎担当の刀鍛冶です。刀鍛冶としての腕は確かですが、プライドが高く癇癪持ちで非常に面倒臭い性格です。過去に担当した隊士たちとトラブルも絶えなかったらしく、何度も担当を外されていました。炭治郎も、戦いの中で刀を折ったり、紛失させたり、刃こぼれをさせるなどして、鋼鐵塚（はがねづか）を怒らせ、包丁を持って追いかけ回されたこともありました。

しかし、それでも担当を外さない炭治郎の気持ちを嬉しく思っており、自分が創った刀のせいで危険な目に合わせたことに責任を感じていました。悪い人ではありませんが非常に面倒臭い性格ゆえ、鋼鐵塚（はがねづか）の親は育児ノイローゼになっています。

そのため、鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）が彼を引き取り育てています。ファーストネームの「蛍」も鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）がつけた名前でした。しかし、可愛すぎるとして本人は気に入っていないようです。癇癪起こして行方をくらませるのは、幼い頃から変わらないといいます。

鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）とは、刀鍛冶の里の長を務める人物です。炭治郎は、先の戦いで刀を折ったり紛失させたり刃こぼれさせるなどして、担当刀鍛冶の鋼鐵塚（はがねづか）を怒らせてしまいました。新たな刀を作ってもらうため、刀鍛冶の里にいる鋼鐵塚（はがねづか）に会いにやってきます。まず最初に、鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）に挨拶することにしました。

鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）は、かなりフランクな口調で炭治郎に挨拶しています。元気よく挨拶する炭治郎に、かりんとうを渡していました。日輪刀を折ってしまったことを申し訳なく感じている炭治郎に対し、「折れるような刀を作った方が悪い」と一喝しています。真剣なこの時の口調や、少し世間話した時の口調も大阪弁でした。刀鍛冶の里は、鬼退治の必須アイテムである日輪刀を創る場所です。

この場所を襲撃されたら厄介なので、隊士たちでさえも目隠しした状態で隠の人に連れて行っており、所在地は謎に包まれています。しかし、鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）が大阪弁を喋っていることから、所在地は関西付近なのではないかという意見もあります。

刀鍛冶の里は、鬼退治に必須な日輪刀を創る場所です。隊士ですら所在地は知らされておらず、里を訪れる時は目隠しされ、隠の人におぶわれながら連れて行ってもらいます。このように所在地は、徹底的に隠匿されていました。しかし、上弦の伍の鬼・玉壺がその場所を突き止め、上弦の肆の鬼半天狗とともに襲撃にやってきます。

鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）は、玉壺の血鬼術 「壺」で召喚された金魚に捕まり、殺されそうになります。しかし、恋柱・甘露寺蜜璃に助け出され、一命を取り留めました。怪我を心配して抱き抱える彼女に、「若くて可愛い娘に抱きしめられて幸せ」と発言しています。

鋼鐵塚蛍（はがねづかほたる）は、炭治郎担当の刀鍛冶です。年齢は37歳、独身、使っている笠には縁にたくさんの風鈴をつけています。太陽を想起させる模様の羽織を着ており、頭には手ぬぐいを巻き、ひょっとこのお面をつけています。素顔は、非常に整った顔立ちをしています。アニメ「鬼滅の刃」の声優は、声優事務所・ステイラックの代表取締役を務める浪川大輔でした。

刀鍛冶としての腕は確かですが、短気でプライドが高い性格です。刀を折る、刃こぼれさせる、紛失するなどした炭治郎を包丁を持って追い回すなどしています。遊郭編の後は、ついに堪忍袋の緒が切れたのか、恨みつらみの手紙を送り付けます。非常に面倒臭い性格ゆえ、今まで担当した隊士たちともトラブルがあったらしく、担当を外されるケースも珍しくなかったようです。

決して担当を変えようとしない炭治郎の気持ちを嬉しく思っていた反面、自分が創った刀のせいで危険な目に遭わせてしまったことに責任を感じていたようです。プロ意識が高く集中力もあり、上弦の鬼が襲撃した時も逃げずに刀を研ぎ続けていました。癇癪を起こすと手がつけられなくなりますが、弱点の脇をくすぐる、大好物のみたらし団子をあげるなどで対処することができます。

鉄穴森鋼蔵は、鋼鐵塚（はがねづか）とは異なり穏やかで常識のある刀鍛冶です。年齢は26歳、垂れ下がった楕円型の眉毛、まん丸の目、丸いほっぺ、口が上を向いたひょっとこのお面をつけています。書生風のシャツの上から、黒い羽織を羽織っています。鋼鐵塚（はがねづか）とは付き合いが長いのか扱いに慣れており、癇癪を起こした時は弱点である脇をくすぐると良いとアドバイスしています。

素顔は、細長い輪郭、太い眉毛とアーモンド型の目をしています。アニメ「鬼滅の刃」の声優は、青二プロダクションに所属する竹本英史でした。嘴平伊之助の刀を作りましたが、石で刃をぼろぼろに砕かれた時は、怒りをあらわにしていました。

鉄井戸（てついど）の亡き後、霞柱・時透無一郎の担当刀鍛冶となりました。鉛という容姿端麗で首が柔らかい妻がおり、一目惚れして結婚しています。非常に仲の良い夫婦であり、一緒に過ごすうちに顔も似てきました。

小鉄は、刀鍛冶の里に住む10歳の刀匠の見習いです。まん丸の目、太い眉毛、赤いほっぺのひょっとこのお面をつけています。長い髪を後ろで一つに結んでおり、素顔はお面と瓜二つで、周囲からはつけなくてもいいのではないかと評されています。父親は他界しており、先祖より戦国時代から代々受け継いできた戦闘用絡繰人形「縁壱零式」の所有者でもあります。非常に毒舌でいじっぱりな性格ですが、頭がよく洞察力に優れています。

自分の力では「縁壱零式」が壊れても直せないと理解しており、他人に貸し出すことを頑なに拒んできました。しかし、無一郎から自分を助けようとしてくれた炭治郎に恩を感じ、「縁壱零式」を貸して稽古をつけてあげます。その稽古は7日間食事も水も休息も与えないという非常に危険なものであり、炭治郎は三途の川の幻覚を見ています。

日輪刀を創る刀鍛冶たちは、見習いの子供さえもひょっとこのお面をつけています。「鬼滅の刃」本編では、刀鍛冶たちがなぜみんなひょっとこのお面をつけているのか、説明されていません。考えられる理由は、2つあります。1つ目は、フェイスシールドとして使っているというものです。刀は、高温で溶かし何度も打ち付ける作業工程があります。顔を熱風から守るため、フェイスシールドとして使用している可能性もあります。

考えられる2つ目の理由は、個人情報保護のためです。現時点で、鬼は太陽の光に当てるか、日輪刀で首を切り落とすしか倒す方法がありません。そのため、日輪刀を製造する刀鍛冶の里は、厳重に隠匿されていました。その場所は、鬼殺隊の隊士ですら知らされていませんでした。どこから日輪刀の製造方法や刀鍛冶の里の所在地がバレるかわかりません。念には念を入れ、身バレしないように、素顔を隠す目的があるとも推測できます。

鋼鐵塚（はがねづか）は、癇癪もちでプライドが高く、非常に面倒臭い人物です。その面倒臭さは親が育児ノイローゼになるほどであり、鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）が引き取って代わりに彼を育てています。今まで担当した隊士たちとのトラブルも多かったようで、しょっちゅう担当を外されていました。

彼をよく知る鉄穴森鋼蔵は、鋼鐵塚（はがねづか）が癇癪を起こしたら弱点の脇をくすぐるといいと炭治郎たちにアドバイスしています。その他の対処法として、大好物のみたらし団子を与えると良いことが、大正コソコソ話で明かされました。毎日食べたいほど大好きな食べ物であり、みたらし団子を与えることで機嫌を直してくれるようです。

刀鍛冶の里編では、炭治郎のために新たに刀を研いであげました。しかし、上弦の鬼に襲われたことで、大怪我を負い非常に機嫌が悪い状態でした。刀を渡した後、この先一生自分にみたらし団子を献上するよう要求していました。

小鉄は、刀鍛冶の里に住む10歳の刀匠の見習いの男の子です。刀匠の見習いである彼も、他の十人と同様にひょっとこのお面をつけています。彼がつけているお面の表情は、まん丸の目、尖った口、丸いほっぺ、太い眉毛が特徴です。大正コソコソ話にて、小鉄の素顔が明かされました。素顔は、お面とほとんど変わらないため、周囲からは「お面つけなくてもいいのではないか」と言われているそうです。

鋼鐵塚（はがねづか）とは、プロ意識が高く非常に腕の良い刀鍛冶です。しかし、刀を紛失したり、破損させた時は、包丁を持って持ち主を追いかけ回すなど、癇癪持ちで非常に面倒臭い性格をしています。幼い頃からこうした性格は変わらないようで、親は育児ノイローゼとなっています。

里長の鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）は、彼を預かり代わりに育てたといいます。さらに、鋼鐵塚（はがねづか）のファーストネームである「蛍」は、鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）がつけた名前でした。しかし、可愛すぎる名前であるとして、本人は気に入っていないようです。

鉄穴森鋼蔵には、首が柔らかい容姿端麗の妻・鉛がいます。鉄穴森鋼蔵の年齢は26歳、鉛の年齢は24歳で、結婚したのは5年前だと言います。鉄穴森鋼蔵の一目惚れで結婚に至った非常に仲の良い夫婦です。鉄穴森鋼蔵の素顔は、面長でアーモンド型の目をしています。一緒に暮らすうちに、鉛は夫の顔に似てきました。当初は丸顔でしたが、今は夫同様面長の輪郭になっています。

蛇柱・伊黒小芭内の日輪刀は、鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）の息子・願鉄（がんてつ）が創ったものです。刃渡りが蛇のようにゆらゆらと波打った形をしており、一般的な刀のような鞘では収めることができません。

そのため、全体がパカっと開き軽めの磁石でとめられる形をしています。鬼殺隊の隊士たちの中でも特殊な形状をした日輪刀であり、予測不能な軌道を描きます。願鉄は大正コソコソ話のおまけページに名前だけ登場しましたが、父親と同様才能のある職人であることがうかがえます。

「鬼滅の刃」に登場する鉄珍（てっちん）とは、刀鍛冶の里長を務める人物です。口が長いひょっとこのお面をつけた小柄な老人で、大阪弁を話すフレンドリーな人物でした。鉄珍（てっちん）が小さくてかわいいといった感想もありました。

刀鍛冶の里とは、日輪刀を創る刀鍛冶たちが暮らす場所です。鬼に所在地がバレないように徹底的に隠匿されています。隊士ですらその場所を知らず、訪れる時は目隠しをされ、隠の人に連れて行ってもらいます。鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）は、「鬼滅の刃」作中で大阪弁で会話しています。このことから、刀鍛冶の里は関西付近にあるのではないかと推測する感想もあります。

蟲柱の胡蝶しのぶは、小柄で非力なため鬼の首を斬ることができません。そのため、藤の花から精製した毒を使って鬼を退治します。毒を打ち込めればいいため、武器は日輪刀でなくても問題ありません。しかし、日輪刀は鬼殺隊の象徴ともいえる武器です。胡蝶しのぶにあえて日輪刀を創った鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）の心意気に感謝しているという感想もありました。

鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）とは、刀鍛冶の里長であり、里で一番の腕を持つ刀鍛冶でもあります。蟲柱の胡蝶しのぶ、恋柱の甘露寺蜜璃の日輪刀を担当しています。胡蝶しのぶの刀は鞘の中で毒を調合するもの、甘露寺蜜璃の刀は長くしなやかな刀で、どちらも非常に特殊な形状をした刀です。鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）のその他の作品も見てみたいといった感想もありました。

「鬼滅の刃」に登場する鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）とは何者なのか、鋼鐵塚蛍（はがねづかほたる）との関係や、作中での活躍などを紹介してきました。鉄地河原鉄珍（てっちかわはらてっちん）は、里一番の腕を持つ刀鍛冶であり、蟲柱の胡蝶しのぶ、恋柱の甘露寺蜜璃の日輪刀を制作しました。炭治郎の担当刀鍛冶である鋼鐵塚蛍（はがねづかほたる）の育ての親でもありました。