【死役所】ハヤシの過去と出生の秘密とは？本当の父親や妻・まりあとの関係もネタバレ

人気漫画『死役所』のイケメンキャラクターとして人気を集めているハヤシ。そんな『ハヤシ』というキャラクターは一体どのような人物なのでしょうか？まずは、『死役所』の作品情報と、『死役所』に登場するハヤシのプロフィールについてチェックしてみましょう。

『死役所』とは、月刊コミック@バンチにて2013年11月号から現在も連載中のあずみきしによる漫画作品です。『死役所』の漫画は、2021年1月時点で電子版を含めた累計発行部数は400万部を突破している人気漫画です。また、2019年10月〜12月にかけてはTOKIOの松岡昌宏主演でテレビドラマ化もされました。

漫画『死役所』の作者・あずみきしは短大卒業後に初めて賞を受賞したのをきっかけに上京しました。担当編集がつき週刊誌連載を抱える漫画家のアシスタントをこなしながら原稿を描き続けるも、ボツ続きで挫折し、1年後に大分へ戻り別府市役所に臨時職員として勤務するようになり、この時の経験が『死役所』という作品作りに繋がりました。

此岸と彼岸の境界に存在する、市役所ならぬ『死役所』。ここには、自殺・他殺・病死・事故死・寿命・死産まで、ありとあらゆる人が訪れ、死後に自分の死の手続きをする場所です。そんな『死役所』の職員は全員死刑者であり、なぜ死後職員として働くことになったのか、そもそも死役所の存在理由とは…死役所を訪れる人や職員が死んでなお『自分の人生はなんだったのか』と考えているストーリーです。

ハヤシは死役所の生活事故死課を担当しており、生前の本名は林晴也です。生前は祖父と仲が良く、幼馴染のまりあと共によく遊んでいたのですが、ハヤシが中学生の頃、祖父の死をきっかけに実は自分が祖父と母との間に出来た子供であることを知ってしまい、出生の秘密に苦しみます。

後にまりあと結婚し、道場で子供たちに剣道を教えていたのですが、先述の出生の秘密を知ったまりあが不倫で子供を設けていたことに怒り、まりあと不倫相手・子供の3人を殺害して死刑となってしまいました。ハヤシの外見特徴は涙袋と長めの茶髪、それに加え、死役所職員のほとんどがスーツを着用している中、Tシャツにジャケット・スニーカーというラフな出で立ちです。

のちに死刑囚となり、死役所で働くことになるハヤシ。そんなハヤシは幼少期から辛いことがあり、さらには予想もしていなかった出生の秘密もありました。お次は、そんな『死役所』・ハヤシの幼少期の過去と出生の秘密についてチェックしてみましょう。

『死役所』・ハヤシの幼少期の過去と出生の秘密を紹介！本当の父親は？ネタバレ1つめは、『ハヤシの幼少期』です。ハヤシは幼い頃から、おじいちゃんっ子でした。そのため、幼少期には、幼馴染のまりあと一緒に祖父の家によく遊びに行っていました。ハヤシの祖父は時代劇の役者をしていたので、ハヤシとまりあは時代劇ごっこをして一緒に遊んでいました。

『死役所』・ハヤシの幼少期の過去と出生の秘密を紹介！本当の父親は？ネタバレ2つめは、『ハヤシを避ける父親』です。祖父の家によく遊びに行き、おじいちゃんっ子だったハヤシ。その一方で、ハヤシは父親とは不仲でした。

しかし、ハヤシ自身が父親を避けているのではなく、父親がハヤシを避けていることで2人の関係はあまりうまくいっていないようでした。ハヤシの父親は、ハヤシが祖父の家に遊びに行くことに対しても不快感を表していました。

『死役所』・ハヤシの幼少期の過去と出生の秘密を紹介！本当の父親は？ネタバレ3つめは、『祖父の突然の死』です。そんな中、ハヤシの祖父に突然の死が訪れます。ハヤシたちが悲しみの中迎えた通夜の夜、多くの弔問者がいる中でハヤシの父親があることを暴露します。

『死役所』・ハヤシの幼少期の過去と出生の秘密を紹介！本当の父親は？ネタバレ4つめは、『ハヤシの本当の父親は祖父』です。ハヤシの父親が暴露した内容というのが、ハヤシの本当の父親は自分ではなく祖父だということでした。

ハヤシの父親は、多くの弔問者がいる中で「こいつの本当の父親はじじいだ！」と暴露してしまいます。その時ハヤシは初めて自分の出生の秘密を知り、父親がなぜ自分を避けていたのかを瞬時に悟りました。突然の祖父の死で悲しみに暮れている中、ハヤシは母親と祖父の間の子供だという事実が突き付けられました。

『死役所』・ハヤシの幼少期の過去と出生の秘密を紹介！本当の父親は？ネタバレ5つめは、『母親と祖父ができていた理由』です。なぜハヤシの父親は、ハヤシの母親と祖父ができていたのか知ったのかというと、父親がハヤシの母親が亡くなった後に見つけた手紙に書かれていたようです。何故、ハヤシの亡くなった母親と祖父ができていたのかというと、ハヤシの母親が役者だった祖父のファンだったことが関係していたようです。

ハヤシの母親が、もともとファンだったハヤシの祖父と関わりを持ちたくてハヤシの父親と結婚をしたのか、ハヤシの父親と結婚した後に祖父のことを知ったのかは明かされていませんが、ファンだった役者が義理の父となり、どんどん気持ちが高ぶってしまったのでしょう。

『死役所』・ハヤシの幼少期の過去と出生の秘密を紹介！本当の父親は？ネタバレ6つめは、『父親とハヤシは異母兄弟？』です。ハヤシの本当の父親は、これまで父親と思ってきた人物ではなく、ハヤシの祖父にあたる人物でした。

つまり、ハヤシとハヤシのお父さんは異母兄弟ということです。自分の子供と思っていたハヤシが、まさかの異母兄弟ということでハヤシの父親はハヤシとどう接すればいいのか分からなくなり、距離を置くようになったようでした。

『死役所』・ハヤシの幼少期の過去と出生の秘密を紹介！本当の父親は？ネタバレ7つめは、『ハヤシの母親が秘密を手紙に残した理由』です。ハヤシの父親が、ハヤシの母親が亡くなった後に見つけた手紙に書かれていたことで衝撃の出生について知ったハヤシと父親。そもそもなぜ、ハヤシの母親が秘密を手紙に残したのか気になってしまいます。

そこで考えられる理由が、ハヤシの母親は真面目な性格できちんと事実を伝えたかったというパターンと、実はハヤシの父親に恨みを抱いていたことから復讐するつもりだったパターン、天然な性格でちょっとした悪戯だったというパターンなどです。実際にどんな思いで母親が秘密を手紙に残したのかわかりませんが、いずれにしても母親が1人で秘密を貫いてくれたらハヤシが犯罪者になる事もなかったのではないかと思います。

『死役所』・ハヤシの幼少期の過去と出生の秘密を紹介！本当の父親は？ネタバレ8つめは、『ハヤシ家の本当の家族関係図』です。複雑ですが、元役者である祖父と結婚した祖母の間に生まれたのが、ハヤシの父親です。そして、ハヤシの母親と結婚してハヤシの姉・理花を設けました。本来ならここにハヤシも加わるのですが、ハヤシの本当の父親は元役者である祖父です。

そんな祖父と母親の間に生まれたのが、ハヤシです。これだけでもなかなか複雑な家族関係ですが、ハヤシがのちに結婚するまりあとの間に生まれたと思っていた娘・あや美もハヤシの子供ではなく、まりあと不倫相手である浅井の間の子供でした。ハヤシ自身、結婚前も結婚してからもかなり複雑な血縁関係を持つようになってしまいます。

『死役所』・ハヤシは幼馴染のまりあとのちに結婚したり、高校を退学になったりと、生前はとても波乱万丈だったようですが、ハヤシの高校時代の過去や妻・まりあとの関係はどのようなものなのでしょうか？お次は、『死役所』・ハヤシの高校時代の過去や妻・まりあとの関係について迫ってみましょう。

『死役所』・ハヤシの高校時代の過去や妻・まりあとの関係ネタバレ1つめは、『高校を退学になる』です。ハヤシは生前、高校を退学になっています。ハヤシが高校を退学になった理由は、のちに結婚して妻となるまりあが関係しています。ハヤシは、父親と思っていた存在とは異母兄弟で、祖父と母親の間に生まれた子が自分という、複雑な環境で育っていますが高校生になるまでは問題を起こすことなく生きていました。

そんなハヤシが高校を退学になった理由は、ハヤシとまりあの関係にありました。ハヤシとまりあは同じ高校に進学し、高校生になったハヤシはモテていたのですが、高校生になってもまりあとハヤシはよく一緒に過ごしていました。

モテるハヤシと一緒にいるまりあは、いつしか女子たちの標的になり、いじめられるようになりました。マリアはいじめをハヤシに隠していましたが、ある時ハヤシはまりあが女子生徒たちにいじめられていることに気付きます。

まりあをいじめていた女子生徒たちのことを許せなかったハヤシは、ある時、その女子生徒を学校の窓から突き落としてしまいました。突き落とされた女子生徒は軽傷で済んだものの、事件を起こしたハヤシは高校を退学することになってしまいました。

『死役所』・ハヤシの高校時代の過去や妻・まりあとの関係ネタバレ2つめは、『ハヤシとまりあの結婚』です。事件を起こしたことで高校を退学しなければいけなくなったハヤシですが、高校退学後は真面目に働き、ハヤシはまりあに求婚します。

まりあに求婚した際、ハヤシは自分の出生の秘密も全てまりあに話しました。その後、無事にハヤシとまりあは結婚し、娘のあや美も誕生して幸せな生活を送っていました。しかし、まりあはハヤシを子育てに参加させず、ハヤシはなぜ自分が育児に参加させてもらえないのか疑問で、姉（血縁上は異父姉）の理花にも何度か相談していました。

まりあはというと、ハヤシの出生の真実について次第に悩み、小さな嫌悪感を感じるようになってしまいます。ハヤシの出生の秘密を1人で抱えきれなくなったまりあはある時、同僚の浅井という男性に相談を持ちかけ、相談をしているうちにお互いに魅かれあい、親密な関係になってしまいます。

既婚者でありながら他の男性と親密な関係になる時点でアウトですが、最悪なことにまりあは浅井の子供を宿してしまいました。ハヤシはもちろん、自分の子供と思っていましたが、まりあはハヤシに打ち明けずに、ハヤシの子供として産み育てました。そしてある日突然、ハヤシは愛していた娘が自分の子供ではないことをまりあに告げられ、知ります。

『死役所』・ハヤシの高校時代の過去や妻・まりあとの関係ネタバレ3つめは、『ハヤシの味方は姉だけだった？』です。姉（血縁上は異父姉）の理花は、ハヤシの出生の秘密を知っても以前と変わらず接してくれました。また、ハヤシが3人を殺めてしまった後に自分が祖父の子であることがそんなに気持ち悪いことなのか聞いた際にも「そんなことない」と優しく支えてくれました。

ハヤシが死刑判決を受けて拘置所生活をしていた時も、姉（血縁上は異父姉）の理花は何度もハヤシに会いに来てくれました。妻であるまりあが自分の味方であると信じていたハヤシですが結局裏切られ、ハヤシにとって一番の理解者であり、唯一の味方だったのは、悲しいけれども姉（血縁上は異父姉）の理花だけでした。

『死役所』は2019年10月〜12月にかけてTOKIO・松岡昌宏主演でテレビドラマ化もされました。そんな『死役所』の実写ドラマにてハヤシのドラマキャストを担当したのは一体どんな方だったのでしょうか？お次は、『死役所』の実写ドラマでハヤシのドラマキャストを担当した方のプロフィールや主な出演作品をチェックしてみましょう。

• 生年月日：1993年2月2日（28歳）
• 出生地：神奈川県
• 身長：185cm
• 血液型：O型
• 職業：俳優・モデル
• 活動期間：2013年〜
• 事務所：スターダストプロモーション

『死役所』・ハヤシの実写ドラマキャストを務めた清原翔の主な出演作品は、テレビドラマ『なつぞら』や『アライブ がん専門医のカルテ』・『東京ラブストーリー』、映画『リベンジgirl』や『パパのお弁当は世界一』・『うちの執事が言うことには』などがあげられます。

父親と思っていた存在は異母兄弟で、本当の父親は祖父だったという出生の秘密を抱える『死役所』・ハヤシ。そんな『死役所』・ハヤシに対して世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『死役所』・ハヤシに対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『死役所』・ハヤシに対して「この話は何回みても辛いし胸糞だしひたすらハヤシくんが可哀想なんだよなあ…。口悪くなるけど、まりあと不倫相手、何でこいつらが被害者ヅラしてんだって思う。んで、シ村さんに、「俺、全部受けとめますから！」って言うハヤシくん、ほんまええ子や…」とツイートしています。ハヤシが可哀想すぎて、まりあや不倫相手に対して怒りを抑えられない読者も少なくありませんでした。

こちらの方は『死役所』・ハヤシに対して「死役所はなんともやりきれない話多い…。ハヤシくんの過去辛い…」とツイートしています。『死役所』で描かれているエピソードはやりきれない話が多い中、ハヤシの過去は特に辛いと感じる読者が多いようでした。

こちらの方は『死役所』・ハヤシに対して「ほんまハヤシくんの過去はエゲツない…。死役所の女キャラでまりあ1番嫌いやわ」とツイートしています。ハヤシの重すぎる過去に心を傷める中、『死役所』に登場する女キャラでまりあが一番嫌いというほど、ハヤシを追い詰めたまりあに対する嫌悪感が読者たちの間では広がっているようでした。

『死役所』のハヤシについてのまとめはいかがでしたか？ハヤシは、出生から重すぎる過去を背負っており、終いには信じて結婚した妻・まりあからも裏切られ、3人を殺めてしまいました。『死役所』ではハヤシのエピソードを始め、考えさせられるエピソードが多いので、是非一度チェックしてみてくださいね。