2021年10月23日公開
2022年11月11日更新
【呪術廻戦】狗巻棘がもう一人の内通者?呪詛師と通じているスパイの可能性を考察
呪術廻戦の狗巻棘が内通者と言われている理由を考察!呪いの力を使って戦うキャラクターたちの物語が描かれている呪術廻戦。そんな呪術廻戦の作品概要・あらすじや、呪術高専東京校の生徒である狗巻棘のプロフィールを紹介していきます。また狗巻棘・家入硝子が呪詛師と通じている内通者と言われている理由や、その他の内通者候補はだれなのかをネタバレしながらまとめていきます。その他には、狗巻棘の死亡説などもネタバレしながら紹介していきます。
狗巻棘とは?
本記事では「呪術廻戦」に登場した狗巻棘のプロフィールや内通者説をネタバレしながら考察していきます。またアニメ「呪術廻戦」で狗巻棘の声を演じている声優のプロフィールや、狗巻棘の腕を落としたのはだれなのかをネタバレしながら考察していきます。
呪術廻戦の作品情報
呪術廻戦の概要
情報を流している内通者はだれなのか考察する前に、まずは「呪術廻戦」の基本情報を紹介していきます。呪術廻戦は2018年から連載されている漫画で、コミックの累計発行部数は2021年10月時点で5500万部を突破しています。原作者の「芥見下々」は2014年から活動している漫画家で、2017年に発表した「東京都立呪術高等専門学校」が呪術廻戦のプロトタイプになっているようです。
呪術廻戦のあらすじ
漫画・アニメ「呪術廻戦」の主人公は虎杖悠仁です。虎杖悠仁は普通の学校に通っていましたが、「両面宿儺」の指を飲み込んだ事で器になっており、処刑を回避するために呪術高専東京校の生徒になっています。作中では呪術高専と敵対している夏油傑一味に情報が流れていたため、この事から情報を流している内通者の存在が明らかになっています。
狗巻棘のプロフィール
狗巻棘は呪術高専東京校の2年生で、「準1級呪術師」の階級を持つキャラクターです。声に呪力をのせた言霊を増幅させて現実にする「呪言師」の末裔で、呪術のオンオフが出来ないため、普段は周囲に影響が出ないように「おにぎりの具」で会話しています。呪術廻戦のコミック0巻では乙骨憂太と任務を行っているため、乙骨憂太も狗巻棘の能力を真似していました。
狗巻棘がもう一人の内通者?スパイはだれ?
ここからは「呪術廻戦」で夏油傑一味に情報を流している内通者はだれなのかをネタバレしながら考察していきます。またすでに内通者である事が確定している与幸吉のプロフィールや、狗巻棘が内通者と言われている理由をネタバレしながら考察していきます。
1人目の内通者は与幸吉
呪術廻戦の作中では「2人の内通者」の存在が示唆されており、1人目の内通者は「与幸吉」だという事が判明しています。与幸吉は呪術高専京都校の2年生で、「準1級呪術師」の階級を持つキャラクターです。生まれながらの「天与呪縛」で強大な呪力を得る代わりに体が不自由になっており、普段は「究極メカ丸」という機械を使用しています。究極メカ丸は与幸吉が幼少期に見たアニメがモデルになっているようです。
与幸吉は不自由な体に苦痛を感じており、「真人の無為転変で体を治す事」を条件に内通者をしていました。また与幸吉は「大切な仲間である京都校の人間には手を出さない事」も条件にしていましたが、交流会で夏油傑一味の襲撃があった事で内通者を辞退しています。交流会ではパンダとの戦いに敗れており、自分と似た存在であるパンダに対して少しだけ心を開いています。
内通者をしていた与幸吉ですが、「真人の無為転変」で体を治させてから夏油傑一味を裏切っています。そのため与幸吉の本体がいた山中のダムで夏油傑一味との戦闘が起こっており、与幸吉は予め作っていた巨大ロボットに乗り込んでいます。そして夏油傑一味に猛攻撃を行っていましたが、最後は真人の攻撃を受けて死亡しています。
与幸吉は「天与呪縛」という不幸を抱えて生まれているため、悪意を持って内通者をしていた訳ではありません。また「五条悟の封印」がトリガーになって動く機械を仕込んでいたため、命を落とした後には虎杖悠仁たちに情報が伝わるようにしています。与幸吉は渋谷事変が起こる事を知っていたため、当日は京都校の人間が東京から離れた僻地で任務を行うように配慮していた事が分かっています。
2人目の内通者は狗巻棘?
2021年10月時点では「2人目の内通者」は明らかになっていないため、「狗巻棘の内通者説」が浮上しているようです。狗巻棘の「狗」には「スパイ」「回し者」という意味があるようで、それが内通者説が浮上した理由のようです。また147話では「口元に布を巻いた男」が夜蛾正道と対峙しているため、狗巻家は闇を抱えているという考察がなされているようです。
呪術廻戦には呪術界で大きな力を持つ「御三家」が存在していますが、「禪院家は自分たちの利益だけを考える歪んだ思考」を持っています。その他にも利己的な考えを持つ一族が存在している可能性があるため、「狗巻家の末裔である狗巻棘も一族の闇に巻き込まれて内通者になった」という説が浮上しているようです。また主人公と近しい人間が内通者になるのは王道設定のため、それも狗巻棘の内通者説が浮上した理由のようです。
前述したように狗巻棘には内通者説が浮上していますが、読者・視聴者の間では反対意見も多く挙がっているようです。内通者は「限られた人間しか知らない情報を敵に流す事」に意味があるため、上層部ではない狗巻棘は貴重な情報を得る事が出来ないという声が挙がっているようです。また単純に狗巻棘は優しい性格をしているため、内通者になる想像が出来ないという意見もあるようです。
交流会では夏油傑一味が呪術高専を襲撃していますが、その時に狗巻棘は命懸けで花御と戦っていました。内通者だった場合には「ほどほどの攻撃を加えて逃げる可能性」が高いため、仲間のために命を懸けられる狗巻棘は内通者ではないのかもしれません。また狗巻棘に問題がある訳ではなく、狗巻家が何らかの弱みを握られて内通者になったという考察もなされているようです。
狗巻棘以外の内通者説をネタバレ考察
ここからは狗巻棘以外で内通者の可能性があるキャラクターをネタバレしながらまとめていきます。キャラクターのプロフィールや作中の行動をネタバレしながらまとめていきます。呪術廻戦には怪しいキャラクターが大勢登場しているため、読者の間で様々な考察がなされているようです。
内通者説①楽巌寺嘉伸
読者・視聴者の間では「楽巌寺嘉伸の内通者説」が浮上しているようです。楽巌寺嘉伸は呪術高専京都校の学長で、「準1級呪霊」に躾を施せる実力を持つキャラクターです。保守派の筆頭のため虎杖悠仁の処刑を望んでいましたが、それを止めた五条悟とは犬猿の仲になっています。そのため虎杖悠仁を処刑するために夏油傑一味の内通者になったという考察がなされているようです。
内通者説が浮上している楽巌寺嘉伸ですが、保守派として夏油傑一味の力が増す事も望んでいない事が予想できます。また五条悟が封印された後にも目立った行動は起こしていないため、楽巌寺嘉伸は内通者ではない可能性があります。
読者・視聴者の間では「夜蛾正道の内通者説」が浮上していたようです。夜蛾正道は呪術高専東京校の学長で、「1級呪術師」の階級を持つキャラクターです。夜蛾正道は上層部との繋がりを持つため内通者説が浮上していましたが、渋谷事変の後のエピソードで死亡しています。総監部は「パンダの作り方」を聞き出そうとしていますが、夜蛾正道は最後までパンダを守っています。
内通者説②家入硝子
読者・視聴者の間では「家入硝子の内通者説」が浮上しているようです。家入硝子は五条悟・夏油傑の学生時代の同級生で、現在は呪術高専の医師をしているキャラクターです。作中では虎杖悠仁が死を偽っていますが、遺体を解剖しようとした家入硝子はその秘密を知っています。そのような限られた人間しか知らない情報を知っている事で家入硝子が内通者という説が浮上したようです。
学生時代の夏油傑はまともな人間でしたが、任務で訪れた村で少女が迫害されている現場に遭遇しており、その時から「非術師を淘汰し、呪術師だけの世界をつくる」という思考を持つようになります。作中の夏油傑は偽物だという事が判明していますが、村人を皆殺しにした時の夏油傑は本物の可能性が高いため、この時に同級生の家入硝子が夏油傑の考えに共感した可能性があります。
呪術廻戦の五条悟は戦闘能力だけでなく、優れた頭脳・鋭い勘を持つキャラクターです。作中では偽夏油傑が五条悟に対して「夏油傑の遺体の処理を家入硝子にさせなかったろ」と言っていたため、学生時代から五条悟は家入硝子を疑っていた可能性があります。また五条悟の封印ですらブラフで、夏油傑・家入硝子・五条悟が同じ考えを持っている可能性もゼロではないようです。
夏油傑は村人を皆殺しにして呪術高専を裏切った時に家入硝子と再会しています。この時に家入硝子は夏油傑を捕まえる素振りを見せていなかったため、夏油傑の考えに興味を持っていた可能性があります。また反転術式を使用できる家入硝子は稀有な存在のため、他の人間が知り得ない情報を得られる可能性があります。そのような立ち位置からも「家入硝子が内通者」という説が浮上しているようです。
内通者説③伊地知
読者・視聴者の間では「伊地知潔高の内通者説」が浮上しているようです。伊地知潔高は呪術高専で「会議の進行」「任務の割り振り」を担当している補助監督です。戦闘には関わらないため弱い事が予想できますが、「伊地知潔高は実は強い」という説が浮上しているようです。また上層部と現場の橋渡しを担当しているため、その立ち位置を利用して内通者になったという考察がなされているようです。
内通者説が浮上している伊地知潔高ですが、作中では子供である生徒たちを心配する心情が描かれています。また渋谷事変では重面春太に殺されかけているため、伊地知潔高が内通者という説は薄くなっているようです。
内通者説④冥冥
読者・視聴者の間では「冥冥の内通者説」が浮上しているようです。冥冥は呪術高専の協力者で、「1級呪術師」の階級を持つキャラクターです。金が全てという思考を持っており、五条悟から大金を振り込まれた事で実力を持つ生徒たちを「1級呪術師」に推薦しています。冥冥は「金次第で味方になるキャラクター」のため、夏油傑一味から大金を貰った場合は裏切る可能性があります。
冥冥を動かすには大金が必要ですが、夏油傑一味に継続的な資金源があるかは不明です。また冥冥は「命を懸ける縛り」で能力を強化しているため、命に対して執着がない可能性があります。作中では最強の呪術師である五条悟が「冥さんは強い」と言っているため、冥冥が裏切った場合には強敵になる事が予想できます。
内通者説⑤乙骨憂太
読者・視聴者の間では「乙骨憂太の内通者説」が浮上しているようです。乙骨憂太は呪術高専東京校の生徒で、「特級呪術師」の階級を持つキャラクターです。コミック0巻では優しく仲間想いな性格をしているキャラクターでしたが、本編では目のクマが目立つ不気味なキャラクターになっています。そのため姿が不気味な事が内通者説に繋がっているようです。
乙骨憂太は上層部から「虎杖悠仁の暗殺」を命じられていますが、封印前の五条悟から「他の生徒を任せる」と言われていた事で虎杖悠仁を助けています。この行動で内通者説は薄くなっていますが、更に大きな目的のために一時的に虎杖悠仁を助けた可能性があります。また夏油傑一味は両面宿儺の復活を望んでいるため、内通者として虎杖悠仁を助けた可能性があります。
呪術廻戦の五条悟が内通者である可能性は低いですが、皆殺しにしたいほどに上層部を嫌っています。また五条悟は上層部の情報を得る事が出来るため、「腐った呪術界を変えるために夏油傑一味を利用している」という説が浮上しているようです。2021年10月時点では封印されているため、復活後に何らかの行動を起こすかもしれません。
狗巻棘は死亡した?腕がない?
内通者はだれなのか考察した後は、「呪術廻戦」で描かれた狗巻棘の近況をネタバレしながら紹介していきます。作中で狗巻棘は腕を失っているため、狗巻棘の腕を落とした人物はだれなのかを考察していきます。また虎杖悠仁の暗殺を目論む上層部の動きなども考察していきます。
考察①狗巻棘はだれに腕を落とされた?
渋谷事変で呪術高専の生徒たちは痛手を受けており、狗巻棘は腕が無くなっている描写がなされています。また上層部は「狗巻棘の腕を落とした両面宿儺の器・虎杖悠仁の暗殺」を乙骨憂太に命じていますが、この情報は上層部の嘘の可能性があります。上層部は以前から虎杖悠仁の暗殺を目論んでいるため、渋谷事変を利用して別のだれかに狗巻棘の腕を落とさせた可能性があります。
本来ならば虎杖悠仁は両面宿儺の器になった時点で処刑される予定でしたが、五条悟が権力を使って処刑を引き伸ばしています。そのため「五条悟の封印」を好機と見た上層部が「虎杖悠仁の処刑」の建前を作った可能性があります。また犯人が両面宿儺・虎杖悠仁の場合には狗巻棘の友人である乙骨憂太が激怒する可能性がありますが、乙骨憂太は渋谷事変の後に虎杖悠仁を救っています。
考察②狗巻棘は死亡した?
何者かに腕を落とされた狗巻棘ですが、何らかの延命措置を施されているため生きている可能性が高いです。また呪言師である狗巻棘に腕の有無はあまり関係がないため、今後のエピソードで復活する可能性もあります。その場合には成長した呪術高専の生徒たちが黒幕と戦うのかもしれません。
狗巻棘のアニメ声優
内通者や狗巻棘の腕を落とした人物はだれなのか考察した後は、アニメ「呪術廻戦」で狗巻棘の声を演じている声優を紹介していきます。狗巻棘の声は様々な作品で主人公を演じている人気声優が担当しているようです。声優のプロフィールや過去に演じたキャラクターをまとめていきます。
内山昂輝のプロフィール
アニメ「呪術廻戦」で狗巻棘の声を演じたのは声優の内山昂輝です。内山昂輝は埼玉県出身で、2001年から声優活動を行っている人物です。元々は劇団の子役でキャリアをスタートさせており、ゲーム「キングダムハーツII」に出演した際に注目されています。プライベートでは映画鑑賞・読書を趣味にしており、「年齢と共に声が変化する事」を楽しんでいるようです。
内山昂輝の主な出演作品
内山昂輝はOVAアニメ「機動戦士ガンダムUC」で「バナージ・リンクス」というキャラクターを演じています。バナージは本作の主人公で、「ユニコーンガンダム」のパイロットです。登場当初は普通の学生生活を送っていましたが、オードリー・バーンと出会った事で「戦争を止める」という考えを持つようになります。バナージが登場した本作は2010年から2014年までOVAアニメが制作されています。
内山昂輝はアニメ「僕のヒーローアカデミア」で「死柄木弔」というキャラクターを演じています。死柄木弔は「超常解放戦線」のリーダーで、触れたものをボロボロに崩す「崩壊」の個性を持っています。幼少期に個性が暴走した事で家族を殺しており、仮死状態から復活した事で覚醒を果たしています。死柄木弔が登場した本作は2014年から連載されている漫画が原作で、2016年からアニメの放送がスタートしています。
内山昂輝はこれまでに「神さまのいない日曜日」「彼方のアストラ」「鬼滅の刃」「月とライカと吸血姫」などの作品でもキャラクターの声を演じています。陰のある落ち着いた声質が特徴的な声優で、2011年の声優アワードで新人男優賞を受賞しています。また先輩である入野自由・木村良平と仲が良いようで、木村良平からは弟のように可愛がられているようです。
狗巻棘に関する感想や評価
内通者や狗巻棘の腕を落とした人物はだれなのかを考察した後は、「呪術廻戦」に関する感想を紹介していきます。本記事で考察した狗巻棘・家入硝子や内通者に関する感想をまとめていきます。
感想:狗巻棘はかっこいい!
今更呪術廻戦見てるけど狗巻棘めためた可愛いしかっこいい伏黒恵と五条悟も良い…
— 鈴音Ø2 (@suzune_Le02) October 13, 2021
呪術廻戦の狗巻棘はイケメンキャラクターのため、読者・視聴者からかっこいいという感想が挙がっているようです。また何を言っているのかが分からない「おにぎりの具」の喋り方が面白いという感想や、早く復活して欲しいという感想も挙がっているようです。
感想:内通者がだれなのか気になる!
呪術廻戦24話一気に見る。今のところ五条先生一強だけど、夏油と脹相の実力がまだわからん。内通者が誰なのか、過去に京都であった百鬼夜行が気になる。役立たずの三輪ちゃんが好き。
— 能葉 礼太 (@KOKYTOSTABOO) July 10, 2021
本記事のネタバレで紹介したように2021年10月時点では「もう1人の内通者」はだれなのか分かっていません。そのため「内通者がだれなのか気になる」という感想が挙がっているようです。また内通者の与幸吉は最後に夏油傑一味を裏切っているため、もう1人の内通者も味方に戻って欲しいという感想も挙がっているようです。
⚠️本誌ネタ注意⚠️
— 蒼谷 (@miichi__tiara) February 1, 2021
狗巻棘の腕が無くなってたなんて知らんかったんだが.....
誰だよそんなことしたやつ......
やったやつが誰かは気になるけど、虎杖(宿儺)はなくね?って思ってるんだけど、、
内通者だけでなく、狗巻棘の腕を落としたキャラクターもだれなのか分かっていません。作中では虎杖悠仁に責任があるような描写がされていますが、腕を落としたのは虎杖悠仁ではないという説が浮上しているため、腕を落としたのがだれなのか気になるという感想が挙がっているようです。
感想:家入硝子が怪しい!
家入硝子絶対なんかあるよ怪しい
— rina (@rina_r03) April 25, 2021
本記事のネタバレで紹介したように読者・視聴者の間では「家入硝子の内通者説」も浮上しているようです。学生時代の家入硝子は夏油傑と近しい関係性だったため、それが内通者説が浮上した理由なのかもしれません。また家入硝子のような意外なキャラクターが内通者の方が物語が面白くなるという感想も挙がっているようです。
狗巻棘の内通者説まとめ
本記事では「呪術廻戦」の作中で情報を流している内通者はだれなのかを考察していきましたがいかがだったでしょうか?前述したように狗巻棘には内通者説が浮上していますが、家入硝子・乙骨憂太の方が怪しいという声も挙がっているようです。そんな内通者が暗躍している本作を見た事がない方も、本記事のキャラクター情報やネタバレを参考にしながら是非ご覧下さい。