【東京卍リベンジャーズ】東京卍會の創設メンバーは？結成理由やチーム名の由来は？

和久井健の人気漫画「東京卍リベンジャーズ」に登場する東京卍會の創設メンバーや、結成理由などについてご紹介する前に、東京卍リベンジャーズ作品情報について簡単にご紹介します。

• 作品名：東京卍リベンジャーズ
• 原作：和久井健(わくいけん)
• ジャンル：SF不良漫画
• 掲載誌：週刊少年マガジン
• 発表期間：2017年3月〜

東京卍リベンジャーズは、2017年3月〜週刊少年マガジンで連載中の人気漫画です。不良要素とタイムリープというSF要素をあわせた新しいタイプの不良漫画として高い人気を獲得し、2021年7月には電子版を含めた累計発行部数が3200万部を突破している漫画家・和久井健の人気不良漫画です。

高い人気を獲得している東京卍リベンジャーズは、2021年4月〜東京リベンジャーズとしてアニメ放送をスタート、2021年7月には実写映画東京リベンジャーズが公開された話題人気作品です。実写映画も高い人気を獲得しており、コロナ渦の中の公開で、公開からの3日間で興行収入7億円に迫るほどの大ヒット映画です。

東京卍リベンジャーズは、冴えない26歳のフリーターの花垣武道が主人公の物語です。ある日、不良時代の元恋人が東京卍會の抗争に巻き込まれて亡くなったニュースを見た後に、タイムリープする能力を身に着けます。武道は、現代を変えて元恋人を救うためにタイムリープ能力を使って、過去に戻り奮闘していく姿を描いたSF不良物語です。

東京卍會(とうきょうまんじかい)は、東卍(トーマン)といった通称で呼ばれている構成員が100人程度の暴走族チームです。東京卍會は、総長がマイキーこと佐野万次郎・副総長がドラケンこと龍宮寺堅が務めている結成から2年程度のまだ若い暴走族チームです。

東京卍會の創設メンバー一覧・1人目が、マイキーこと「佐野万次郎(さのまんじろう)」です。マイキーは、1990年8月20日生まれ・身長162センチ・愛機がCB250T(バブ)の東京卍會の総長です。マイキーは、人を引きつけるカリスマ性と、喧嘩の強さを併せ持ち、無敵のマイキーといった異名を持つ頼れる東京卍會の総長です。

マイキーは、無邪気な性格の持ち主で子供っぽい一面がある一方で、仲間がヤラれると相手を容赦なく叩きのめしてしまう冷静で冷酷な一面も持っているキャラクターです。仲間のためなら自己犠牲を厭わない男らしく優しい一面がある一方で、過去に大切な人を亡くしてしまったことで精神的な不安定さがあり、危なっかしい東京卍會の総長です。

東京卍會の創設メンバー一覧・2人目が、ドラケンこと「龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)」です。ドラケンは、1990年5月10日生まれ・身長185センチ・愛機がKAWASAKIゼファー400カスタムの東京卍會の副総長です。ドラケンは、金の辮髪スタイルで、左のこめかみにドラゴンのタトゥーが入った特徴的なファッションスタイルの持ち主です。

ドラケンは、マイキーと同じく喧嘩が強く、持ち前の体格を活かして戦うスタイルで、雑兵なら100人相手に勝ててしまうほどの強さを持っています。その一方で、無愛想ながらとても優しい性格の持ち主で、仲間の為には自己犠牲を厭わないキャラクターです。筋の通った常識的な考えを持っており、中学生とは思えない大人っぽい性格の東京卍會の副総長です。

東京卍會の創設メンバー一覧・3人目が、バジこと「場地圭介(ばじけいすけ)」です。バジは、1990年11月3日生まれ・身長175センチ・愛機がSUZUKIGSX250E(ゴキ)の東京卍會の壱番隊隊長です。バジは、黒のロングヘアが特徴的なヘアスタイルのキャラクターです。腹が立ったから車を燃やすなど狂った点があり荒っぽい性格の持ち主ですが、仲間思いで実はとても優しい性格の持ち主です。

バジは頭が良く頭がキレる一方で、中学を留年している勉強はできないキャラクターです。仲間思いで、仲間のためなら自身の命をかけても戦い抜く・仲間を守ろうとする気持ちが人一倍強い、東京卍會の壱番隊隊長です。

東京卍會の創設メンバー一覧・4人目が、ミツヤこと「三ツ谷隆(みつやたかし)」です。バジは、1990年6月12日生まれ・身長170センチ・愛機がSUZUKIGSX400FS(インパルス)の東京卍會の弐番隊隊長です。ミツヤは、仲間思いな優しい性格で、東京卍會のメンバー同士の喧嘩などを率先して解決させることができる世話焼きで頼れるキャラクターです。

ミツヤは、母子家庭であり、幼い妹の面倒を見ているため、全ての家事をこなすことができる珍しいタイプの不良です。特に手先がとても器用で、手芸部の部長をしており、東京卍會の創設メンバーの特攻服はすべてミツヤの手作りといった、お母さんのような一面がある暖かく優しい東京卍會の弐番隊隊長です。

東京卍會の創設メンバー一覧・5人目が、パーちんこと「林田春樹(はやしだはるき)」です。パーちんは、1991年2月24日生まれ・身長164センチ・愛機がCBX400Fの東京卍會の参番隊隊長です。パーちんは、金のモヒカンスタイルで、気性が荒くて短気で喧嘩早いキャラクターです。

パーちんは、物事を深く考えることができないタイプであり、自分が馬鹿なことを認めているキャラクターです。しかし、とても仲間思いであり、仲間の為なら自身が気絶をしながらも立ち続けて喧嘩をするといった強さを持っています。

東京卍會の創設メンバー一覧・6人目が、カズトラこと「羽宮一虎(はねみやかずとら)」です。カズトラは、1990年9月16日生まれ・身長174センチ・愛機がKAWASAKIKH400(ケッチ)の東京卍會創設メンバーです。一虎は、首元にはいった虎のタトゥーが特徴的なキャラクターです。幼少期に母親がDVに遭った姿を見ている為、性格が歪んでしまっているキャラクターです。

一虎は過去に、マイキーの兄を殺害してしまっており、それがきっかけで東京卍會を辞めて少年院に入っていました。少年院を出所後は、東京卍會の敵チーム「芭流覇羅(バルハラ)」のナンバー3を務めています。

東京卍會が結成された理由やチームの名前の由来をネタバレします。東京卍會のネタバレ1つ目が、「結成のきっかけは一虎」です。東京卍會が結成するきっかけを作ったのは、意外にも東京卍會と敵対している一虎でした。東京卍會は、2001年6月にまだメンバーが中学生のときに結成されたチームです。

中学生になった頃、一虎は地元の暴走族の「黒龍(ブラックドラゴン)」に目をつけられてしまい、一人でブラックドラゴンを相手にしていました。そのことを知ったバジは、マイキーに相談します。その相談がきっかけになり、東京卍會が結成されました。

東京卍會の2つ目ネタバレが、「創案者はバジだった」です。東京卍會の結成の原因は一虎ですが、東京卍會を結成するという考えを作った創案者はバジでした。マイキーは、一虎を助けるには大義名分が必要だと考えていました。そんなマイキーにバジが提案したのが、「自分たちで暴走族(チーム)を創る」という案でした。

東京卍會は、「一人一人がみんなの為に命を張れる」といった理念の元、このバジの案に賛成し総長になったマイキーを始め、副総長のドラケン、親衛隊長のミツヤ、旗持ちのパーちん、特攻隊のバジと一虎で結成されました。

東京卍會の3つ目のネタバレが、「チーム名の案をだしたのはマイキー」です。暴走族(チーム)を創るにあたって、チームの名前を決める際にマイキーはチームの名前を「東京万次郎會(とうきょうまんじろうかい)」にすると言い出します。しかし、その自分の名前をチーム名にする案を、ダサいと創設メンバーは全く受け入れられませんでした。

東京万次郎會という名前を却下した創設メンバーでしたが、マイキーの案とマイキーの名前を残す形で、もう少しマシな名前はないか？と、チームの名前をマイキー抜きで考えます。そんな中、作られた名前が東京卍會です。マイキーの名前の万次郎を卍(まんじ)に置き換える形で、チームの名前を東京卍會にすることに決定しました。

6人で結成された東京卍會は勢力を伸ばし、大きなチームに成長しました。そんな大きくなった東京卍會のメンバーを隊ごとに、一覧にまとめてご紹介します。

東京卍會の壱番隊・隊長が、東京卍會の創設メンバーであり、東京卍會の創案者でもあるバジです。バジを筆頭に、副隊長の千冬とともにしっかりまとまっていた隊員が約20人程度の東京卍會の部隊です。しかし、抗争の血のハロウィンでバジが亡くなってからは、東京卍リベンジャーズの主人公でもあるタケミチが隊長を務めています。

バジが亡くなった後に、東京卍會の隊長を務めているのが東京卍リベンジャーズの主人公でもあるタケミチこと花垣武道(はながきたけみち)です。タケミチは、1991年6月25日生まれ・身長165センチ・CB250T(バブ)を愛機にしています。

タケミチは現代では何をやっても駄目なフリーターでしたが、元恋人の死をきっかけにタイムリー能力を身に着けて過去にタイムリープを続け恋人を助けるために過去を変えようと努力します。その努力を積み重ねていくうちにたくましくなり、何度でも立ち上がる高い根性を持った周囲の人の為に頑張る優しい性格の持ち主です。

東京卍會の壱番隊・副隊長が、松野千冬(まつのちふゆ)です。松野千冬は、1991年12月19日生まれ・身長168センチ・愛機がゴキのキャラクターです。優しく仲間思いな性格の持ち主で、バジのことを尊敬している金と黒のツーブロックヘアスタイルが特徴的なキャラクターです。

東京卍會の壱番隊には他に、イヌピーこと乾青宗(いぬいせいしゅう)や、タケミチの中学の同級生の溝中五人衆のメンバーでもある、アッくんこと千堂敦・山本タクヤ・鈴木マコト・山岸一司(やまぎしかずし)などが所属しています。

東京卍會の弐番隊・隊長が、東京卍會の創設メンバーであり、東京卍會の創設時は親衛隊長を務めていた三ツ谷隆です。東京卍會の壱番隊と同じく、隊員は約20人程度の部隊であり、副隊長はミツヤの小さい頃からの幼馴染・柴八戒(しばはっかい)が務めています。

東京卍會二番隊の副隊長・柴八戒は、1991年9月4日生まれ・身長183センチのキャラクターです。柴八戒は、坊主で唐草模様のような剃りこみをいれた特徴的なヘアスタイルの人物で、兄は黒龍の十代目総長の柴大寿(しばたいじゅ)です。兄と姉を持つ末っ子で、末っ子体質で人懐っこい気さくな性格の持ち主です。

柴八戒はイケメンで高身長なため、女子から声をかけられることがあるものの、奥手で女性が苦手な為、話しかけられただけでフリーズしてしまうといった一面をもつキャラクターです。

東京卍會の参番隊・隊長が、東京卍會の創設メンバーであり、東京卍會の創設時は旗持ち役を務めていた林田春樹です。東京卍會の壱・弐番隊と同じく、隊員は約20人程度の部隊であり、副隊長はぺーやんこと、林良平が務めています。

東京卍會参番隊の副隊長・林良平は、身長176センチ・Z400FXが愛機のキャラクターです。林良平は、特徴的な濁声のキャラクターで、喧嘩っ早く短気な性格の持ち主です。隊長のパーちんのことを慕っており、喧嘩の強いパーちんの頼れる右腕です。東京卍會の参番隊には、清水将貴や赤石などが所属しています。

東京卍會の肆番隊・隊長が、かつて双悪(すごあく)というチームの総長を務めていた双子の兄・河田ナホヤが務めています。副隊長には、ナホヤの弟の河田ソウヤが務めています。東京卍會の肆番隊もまた、20人程度の部隊で構成されています。

東京卍會肆番隊の隊長・河田ナホヤは、1989年5月25日生まれ・身長170センチ・RZ250が愛機のキャラクターです。河田ナホヤは、オレンジのパンチパーマが特徴的な外見のキャラクターです。常に笑顔で、スマイリーと呼ばれていますが、笑顔で物騒なことを話す笑顔の下は鬼と言われ、マイキーからもぶっ飛んでいると言われているキャラクターです。
 

東京卍會肆番隊の副隊長・河田ソウヤは、1989年5月25日生まれ・身長170センチのキャラクターです。河田ソウヤは、青のパンチパーマが特徴的な外見のキャラクターです。兄と違い常に怒った顔をしておりアングリーと呼ばれていますが、心配性でとても優しい性格のキャラクターです。そのため、ブチギレ顔のエンジェルハートと呼ばれています。

東京卍會の伍番隊・隊長が、ムーチョこと武藤泰宏(むとうやすひろ)です。武藤泰宏は、とにかく大きな体格で、体格を活かした派手な喧嘩をするキャラクターです。東京卍會の伍番隊は、特務隊と呼ばれている特殊な部隊で、内輪もめが許されている裏切り者をマイキーの許可無しで罰する部隊です。副隊長は不明ですが、隊員は20名程度だと言われています。

東京卍會の陸番隊・隊長が、半間修二(はんましゅうじ)です。東京卍會の陸番隊は、血のハロウィンの抗争後の2ヶ月間だけ存在していた部隊で、元バルハラのメンバー約300人が所属していたと言われている部隊であり、副隊長は不明です。

半間修二は、メビウスの総長代理などを務めたこともあるバルハラの副総長兼総長代理を担っていた人物です。過去には東京の歌舞伎町を縄張りにしており、歌舞伎町の死神とさえも言われていた喧嘩の強いキャラクターです。なにを考えているか分からず、だりぃが口癖な謎が多いキャラクターです。

一人一人がみんなの為に命を張れるといった信念を元に創設された東京卍會ですが、タケミチがタイムリープする前の現代では、犯罪組織になっていました。そんな、東京卍會の現代と過去の違いや、解散してしまった理由をネタバレします。

東京卍會に関するネタバレの1つ目が、「東京卍會の現代と過去の違い」です。タケミチが26歳で冴えないフリーターをしていた現代では、強盗や殺人などをなんでもする巨悪な犯罪組織になっていました。過去は、全員が仲間の為に喧嘩をする・一般人には手を出さないといった男らしいチームだったため、巨悪に変化して知ったのは、現代の東京卍會のトップにいる稀咲が原因だと考えられています。

東京卍會に関するネタバレ2つ目が、「東京卍會が解散?」です。天竺との抗争の最中に、タケミチが未来からタイムリープしてきたことをマイキーは知ります。抗争が終わった後に、マイキーはタケミチに今までのことやタイムリープをしていたことを聞きます。

タケミチから現代の東京卍會が犯罪組織になっていることを聞いたマイキーは、未来を変えるために、東京卍會を解散することを選びます。誰にも相談せずに、マイキーが一人で解散を決め、2006年3月8日に東京卍會は解散しています。

東京卍會の敵チームとして、東京卍リベンジャーズに登場したチームを次にご紹介します。東京卍會の敵チーム一覧・1つ目が、「黒龍(ブラックドラゴン)」です。黒龍は、マイキーの兄の佐野真一郎が1995年2月22日に作ったチームです。

黒龍はマイキーの為に兄が作ったチームでしたが、八代目の黒川イザナが殺人や強姦など犯罪にまで手を染めるチームに変えてしまいます。その後、九代目の斑目獅音が創立当初の東京卍會と抗争を行い、壊滅させられています。その後、柴八戒の兄の柴大寿が十代目に君臨し、最強最悪の殺人集団になったチームです。

東京卍會の敵チーム一覧・2つ目が、「愛美愛主(メビウス)」です。愛美愛主は、長内信高(おさないのぶたか)が八代目総長を務めている暴走族チームです。稀咲が東京卍會を陥れるために幹部になり、稀咲のために東京卍會と抗争をするために、林田春樹の親友を襲う事件を起こしたチームです。8.3抗争の相手であり、抗争後は半間が副総長を務めましたが、芭流覇羅結成後に解散しました。

東京卍會の敵チーム一覧・3つ目が、「芭流覇羅(バルハラ)」です。芭流覇羅は、総長が不在で、副総長が半間修二・ナンバー3が羽宮一虎の暴走族チームです。元愛美愛主と反東京卍會の隊員で構成されています。血のハロウィンの抗争を巻き起こしましたが、血のハロウィンで羽宮一虎が逮捕・隊員が東京卍會の陸番隊になったため消滅しました。

東京卍リベンジャーズは、面白いと高い人気を獲得している漫画ですが、アニメとしてスタートした東京リベンジャーズも注目を集めています。アニメを見て、東京卍會がかっこいいとハマってしまい、原作を全巻購入するファンも少なくありません。しかし、かっこいいメンバーが揃っているのに、名前がかっこよくないと東京卍會の名前に不満がある人も多いです。

東京卍リベンジャーズを見て、東京卍會を好きになるファンが多くみんなかっこいいと東京卍會に所属するメンバーを支持する人が多いです。その中でも、総長のマイキーと副総長のドラケンをかっこいいと支持する人が多く、二人の信頼しあっている関係性がかっこいいと思う人も多く、主人公よりも好きといったファンもいます。

東京卍リベンジャーズファンの中には、東京卍リベンジャーズが好きなのではなく東京卍會が好きといった声も多く上がっています。東京卍リベンジャーズのストーリーの中心になる東京卍會のメンバーは、みんな仲間のために必死になるその姿がかっこいいといった声が多く上がっています。ただ、東京卍會は好きだけど、名前がダサいといった感想も多く上がっています。

東京卍リベンジャーズは、タイムリープといったSF要素と不良要素を組み合わせた新しいタイプの不良漫画として人気を集めています。東京卍リベンジャーズの大きな魅力が、かっこいいメンバーが所属する東京卍會と支持する人が多く、東京卍會のファンになる人が多いです。東京卍會が気になった方は、一度東京卍リベンジャーズを見てみてはいかがでしょうか？