2018年03月31日公開
2018年08月29日更新
メジャーの登場人物の成績とその後まとめ!セカンドのキャラクターも紹介
漫画『MAJOR』(以下『メジャー』)と『MAJOR 2』(以下『メジャーセカンド』)には、数多くの魅力あふれる登場人物が登場します。この記事では、そんな登場人物の成績と、メジャーセカンドの登場人物について紹介していきます。
目次
メジャーの魅力あふれる登場人物
メジャーには数多くのキャラクターが登場します。その中でもメジャーとメジャーのその後の世界を描いているメジャーセカンドに登場するキャラクターを中心に、それぞれのキャラクターの成績とその後をまとめています。紹介する画像は漫画とアニメのものが混在します。下記はアニメ『メジャー』の画像です。
メジャー登場人物:茂野吾郎(しげの ごろう)・本田吾郎(ほんだごろう)
『メジャー』のキャラクターで主人公である茂野吾郎の元の名前は本田吾郎です。プロ野球横浜マリンスターズの選手である本田 茂治(ほんだ しげはる)の息子で、母は吾郎の幼少期に病気で若くして他界しています。下記は漫画『メジャー』の第1巻表紙です。
子供の頃から野球一筋だった茂野五郎は、もともとは右腕ピッチャーでしたが、野球のし過ぎで方を壊し右腕ではピッチャーとして投げることが叶わなくなります。しかし持ち前の熱血根性で左腕投手としてピッチャーに復活し、血の滲むような努力の末に、ジャイロボールを操る剛速球を投げるピッチャーとなりました。他のキャラクターを圧倒的に凌駕する野球一筋の根性魂で苦難を乗り越え、米国メジャーリーグでも華麗な成績を残す活躍をしています。
野球においてはピカイチの茂野吾郎は、勉強は苦手で、学校の成績は良くないです。恋愛面においては、野球一筋のまま恋には目もくれず大人になりました。付き合った彼女の人数は1人という成績で、モテるはずの野球部のエースとしては芳しく無い成績ですが、その1人と結婚に至るので勝率は100%です。結婚という面においては一発必中の良い成績です。
アメリカでのメジャーリーグではワールドシリーズを制しますが、苦労して鍛えた左腕も、右腕と同様に故障させてしまい、ピッチャーとしての人生には終止符が打たれます。しかしそれでも野球を諦めない茂野吾郎は、その後も野球のトレーニングを続け、バッティングに磨きをかけて野手に転向しました。
他人にやらされてた練習を努力とは言わねえだろ。好きな野球して将来飯食おうなんて図々しい特権、与えられた宿題こなした程度で手に入るわけねえじゃん。まあでも自分で努力したってんならいいんじゃねえか?本当の努力なんて、他人には知るよしもねえんだからな。
茂野吾郎は、努力と根性が際立つキャラクターで、努力については名言を残しています。この名言は日本一と言われている海堂高校をやめようとしているチームメイトに向かって言われたセリフです。
下記画像も茂野吾郎の名セリフの一つです。茂野吾郎自身が度重なる身体の故障を乗り越え、右腕ピッチャーというキャラクターから左腕ピッチャーというキャラクターに転向し、さらに左腕を故障してバッター茂野というキャラクターへの転向を成功させるという成果を自身で築き上げ、セリフを有言実行しています。
茂野吾郎の日米通算成績は以下の通りです。投手:65勝21敗、227セーブ、防御率1.97、699奪三振、野手:ホームラン43本、217打点、12盗塁。米国での活躍成果は下記の通りです。
茂野吾郎は、メジャーリーグで最多勝、最多セーブ賞、ワールドシリーズ制覇という素晴らしい成績を実現するだけではなく、栄誉あるサイ・ヤング賞を2度も受賞する成績を残しています。サイ・ヤング賞について馴染みが浅い読者のために説明すると、サイ・ヤング賞は、最も若い(Young)プレーヤーを讃える新人賞のようなものではありません。
サイ・ヤング賞(Cy Young Award)は、米国球史に残る大投手『サイ・ヤング』の名誉を称えて、ナショナルリーグとアメリカンリーグからそれぞれ、その年に最も活躍した投手1人に与えられる大変栄誉ある成績なのです。上記はサイ・ヤング賞(Cy Young Award)の画像です。
メジャー登場人物:小森 大介(こもり だいすけ)
「こもリン」という愛称で親しまれている、メジャーの登場人物の中でも早期から登場するキャラクターです。小学生時代から茂野吾郎の速球を受け、小柄な体つきでありながら強肩で抜群の野球センスを持ちます。小森大介の野球センスの良さも父親ゆずりで、小森大輔の父は元横浜マリンスターズで、ポジションも捕手です。
“小森大介(三船)の能力をパワプロ2016で再現 ※パス・パワナンバーあり - パワプロ廃人ブログ” https://t.co/V6e1RJzoTG
— パワプロ廃人 (@pawa_cripple) January 20, 2018
茂野吾郎が速球投手として良い成績を残すことが出来たのは同時期に小森大介がいたからで、このことは、小森大介が怪我をして茂野吾郎が持ち前のパフォーマンスを出せなくなっているシーンで描写されています。小森大介は、他の登場人物がアメリカのメジャーでも活躍する中、高校で野球選手としてのキャリアに終止符を打っていて、具体的な成績は残っていません。上記は穏やかなこもリンが珍しく茂野吾郎に叱責している画像です。
メジャー登場人物:眉村 健(まゆむら けん)
海堂高校の野球部特待生組のエースピッチャーとして登場する登場人物です。茂野五郎等はチームメイトとはいえ1軍・2軍の関係でライバル同士で、茂野吾郎が海堂高校を退学したその後は完全なるライバル関係となります。高校時代の成績としては、甲子園大会でノーヒットノーランを1度達成する好成績のみならず、春夏連覇という素晴らしい成績を残します。海堂高校卒業後はドラフト1位指名で横浜マリンスターズに入団しました。
国内での成績は、初年度に11勝8敗、防御率3.21という好成績を残します。2年目には、最多勝・最優秀防御率、沢村賞を受賞し、FA権を取得したその後、アメリカのメジャーリーグに移籍しました。メジャーリーグではテキサス・レイダースへ入団し、ジョー・ギブソンJr.とはチームメイトです。眉村健の日米通算成績:投手:228勝81敗、防御率1.48、1342奪三振です。下記画像は険しい目つきがトレードマークの眉村健です。
メジャーのその後の世界を描いたメジャーセカンドで活躍する登場人物
メジャーに登場したキャラクターたちの子どもたちが活躍する、メジャーのその後の世界が描かれた漫画が『メジャーセカンド』です。メジャーセカンドで活躍するキャラクターは主にメジャーで活躍したプロ野球やメジャーリーグ選手の子どもたちです。アニメ版も存在します。
メジャーで活躍したキャラクターも数多く登場し、メジャーセカンドに大人の姿となってその後の姿を披露しています。こちらもアニメ版の『メジャー2nd』が存在し、下記画像は小学校時代に活躍するキャラクターたちを描いた画像です。
メジャーセカンド登場人物:茂野 大吾(しげの だいご)
野球マンガの名作「MAJOR」の続編がアニメ化決定!来年4月より放送開始#週刊少年サンデー #メジャー #茂野吾郎 #茂野大吾https://t.co/4FH3Rs4ciB pic.twitter.com/PZJk87ihgw
— クールジャパンメディア (@cjm_info) November 3, 2017
メジャーセカンドのメインキャラクターです。茂野吾郎の息子です。他のメジャーセカンドに登場するプロ野球選手の子供キャラクターたちが皆才能溢れるのに対して、主人公の大吾だけは肩が弱く、野球センスがないです。下記画像は父茂野吾郎からボールを受け継ぐ息子茂野大吾のイラストです。
はぁ💜かわいい💜好き💜はやく、おとさん(吾郎)みたいになってね💜#茂野大吾 pic.twitter.com/1uz6g3YItW
— 仮面ライダーずみこ (@toukibitabetai) June 30, 2016
肩が弱くピッチャーや外野手としてなかなか活躍できない大吾は、父が両腕でピッチングができなくなった後にバッターに転校したように、バッターとして活躍することを試みますが、バッターとしても大事な場面で活躍できません。そんな大吾は野球から遠ざかった生活をし、メジャーセカンドの序章は大吾が野球を始めるまでのストーリーが描かれています。下記は打順で期待を一新に受ける大吾の画像です。
【MAJOR】
— RinKa (@rinrin_nana630) March 5, 2015
主人公は茂野吾郎の息子‼︎‼︎‼︎
茂野大吾#MAJOR #RT#大吾#茂野大吾 pic.twitter.com/lp59BZVCen
茂野大吾は肩が弱くピッチャーも外野手も務まらない上、バッターとしてもセンスがない大吾はキャッチャーとして野球人生を歩み始めます。父茂野吾郎の良きラバルであり友人であった佐藤寿也の息子、佐藤光と出会い、佐藤光がピッチャー、茂野吾郎がキャッチャーという図式で物語は進み、メジャーとメジャーセカンドではメインキャラクターのポジションが入れ替わっています。上記はバッター茂野大吾の画像です。
メジャーセカンド登場人物:佐藤 光(さとう ひかる)
佐藤光は茂野大吾の通う学校に転校生としてやってきた佐藤寿也の息子です。メジャーリーガーの息子として注目を浴びるが、実は茂野大吾に出会う前は、野球をやったことはありませんでした。初心者である佐藤光はメジャーリーグでも活躍した父、佐藤寿也の才能を受け継ぎ、抜群の野球センスを誇り、強い肩を活かしてピッチャーとしてすぐに頭角を現し始めます。
しかし、ドルフィンズ対東斗との試合中、佐藤光はキャッチャーの茂野大吾と激しく接触する事故に見舞われます。この事故により選手生命が危ぶまれるほどの怪我に見舞われた佐藤光は入院の末転校し、車椅子生活となってしまいます。茂野大吾は佐藤光の怪我が自分との接触プレイのせいであるとの責任を感じて一時は野球を辞めてしまうほどふさぎ込みます。
あああああ頑張った!肩こったww
— Suzu.低浮上 (@1101_gintama) November 8, 2015
てかさMAJOR好きな人他にいないんかな、喋りたいんだけど❤笑#MAJOR #茂野大吾 #佐藤光#MAJOR2nd pic.twitter.com/QazJNCjDIL
そんな茂野大吾の様子を気遣った佐藤光は、リハビリを頑張り野球のボールを再び投げられるようになった姿を茂野大吾に見せて、茂野大吾に再び野球をプレイすることを決心させるという、二人の友情が描かれるエピソードがありますが、茂野大吾と佐藤光のバッテリーのストーリーは一旦ここで終止符が打たれます。上記画像は友情の絆を結んだ茂野大吾と佐藤光のイラストです。
メジャーセカンド登場人物:茂野 吾郎(しげの ごろう)
前作の『メジャー』の主人公であり、『メジャーセカンド』では、茂野大吾の父親として登場します。茂野吾郎はアメリカのメジャーリーグの後、世界中の野球界に挑戦し、メジャーセカンドでは台湾の球団でプレイするため、日本の自宅には不在がちです。そのためか、茂野吾郎はピッチャーで、息子の大吾はキャッチャー志向なためか、大吾に対する野球選手の育成においては積極的には関わりを持ちません。
しかし、メジャーリーグでキャッチャーとして大活躍した友人の佐藤寿也に大吾の指南を依頼したり、妻を通じて大吾が通う野球チームにチームメンバーが移動するための送迎バスを寄付したりと、影から大吾の野球人生をサポートしています。
バッター茂野吾郎としての成績は不明ですが、メジャーの他のキャラクターたちが現役を退く中、『メジャー』のその後の世界を描いている『メジャーセカンド』でも各国の野球界で、なお現役の野球選手として活躍している描写があり、、バッターとしても悪くない成績を収めている事を彷彿させる描写となっています。下記画像は『バッター』茂野吾郎のイラスト画像です。
メジャーセカンド登場人物:佐藤 寿也(さとう としや)
前作のメジャーで主人公の茂野吾郎と共に大活躍したメインキャラの一人である佐藤寿也は、メジャーセカンドにも登場します。茂野大吾の同級生である佐藤光の父親として登場する佐藤は、肩が弱くピッチャーに向かない大吾にキャッチャーの魅力を伝えます。佐藤寿也との出会いにより、茂野大吾は外野手からキャッチャーへ転向し、チームの中で活躍するきっかけを掴むことになります。
佐藤寿也は野球解説者として多忙である中、友人の息子である茂野大吾のために、バッティングセンターでキャッチャーのコーチ役をしてあげるなど、茂野大吾を選手の精神面と技術面の両面において献身的にサポートします。下記画像はメジャーリーグで茂野吾郎と同じチームで活躍する佐藤寿也の画像です。
メジャーセカンド登場人物:小森 大介(こもり だいすけ)
メジャーで茂野五郎の女房役のキャッチャーとして活躍した小森大介はその後サラリーマンとなるが、野球には関わり続ける人生を歩んでいます。『メジャーセカンド』では茂野大吾が試合する相手チーム『虹ヶ丘ビートルズ』の監督として、高校時代からの特徴の、得意のデータ分析や頭脳プレイを駆使した作戦で茂野大吾が所属する三船を追い詰めます。
メジャーの登場人物には個性豊かなキャラクターがいる!
メジャーとメジャーセカンドに登場するキャラクターについて紹介いたしました。他にも数多くのプレイヤーが登場し、メジャーとメジャーセカンドは単なる野球漫画にとどまらない、ヒューマン・ドラマです。メジャーセカンドではメジャーに登場したキャラクターが多く登場するので、メジャーから読むのがおすすめです。